FM

Early Morley Bird(J-WAVE、2009年11月8日(日)5:00-6:00)

○「Early Morley Bird」(J-WAVE、2009年11月8日(日)5:00-6:00)

最近の「Early Morley Bird」(J-WAVE、日5:00-6:00)は、モーリー・ロバートソンが不況下の地方を歩いて回って得た釣果を披露する放送が続いている。

チベットのときもそうだったけれど、自分で行って見てやろうという姿勢は良いと思う。でも、今日の放送の「南のほうの人は不況でもポジティヴで元気だ」みたいな話は、やや楽園幻想的かもしれない。

tibetronica.com

少し前の回(北海道からの回)で、地方には高い技術をもった人は沢山いるが、必要なのはプロデューサーだと語る地元の人が印象に残った。高い技術をビジネスに繋げ、東京からお金を持ってくる人がいれば、地元の浮上につながるとか何とか、そんな話をしていたように記憶している。

PWRLIVE! with Molitter(iTunes Music Store 内、無料)モーリー・ロバートソン - PWRLIVE! with Molitter - PWRLIVE! with Molitter
※放送でも使われた全国行脚の様子が公開されている。
「札幌・ススキノのバー「CHA CHA」で語らう」(2009年10月3日付)が当該の回。

その考え方が、地方の地盤沈下の元凶じゃないのかな。

出演している地元のふたりはそういう事実に気づいて指摘できるだけ、問題意識は高いのかもしれない。外部からトリックスターが来訪して攪乱しないと何も動かない地方の雰囲気というのは、地方出身者である私も実感としてよく解る。

* * *

長い前置きはさておき、今日の放送で印象に残ったのは、トークとトークの間でかかった曲のひとつ。調べたところ、ネーネーズ「あめりか通り」(1994年)という曲らしい。最近、「楽シーサー」というパチスロ機で、その曲のラップ・バージョンがフィーチャーされているとか……ギャンブルやらないからよく知らないけど。

放送でかかったのはオリジナル・ヴァージョン。

この歌詞が印象的。

・ネーネーズ「あめりか通り」(1994年)


ネーネーズ「あめりか通り」(1994年)

いろんな国の言葉たちが 街にあふれてる
アコークロー昼と夜のはざま パーンショップのにぎわい
オーディオ店のネオン インド人の洋服屋
異国の街のように 横文字が踊っている

あめりか通りのたそがれは ロックに島唄 ラップにレゲエ

我っ達島やコザの街
チャンポン チャンプルー チャンポン チャンプルー
あめりか通り

糸をひくよな飛行機雲 大空に絵を描く
アコークロー昼と夜のはざま 白いはだの女
黒いはだの男 茶色のはだの島の人
ガラスのショーウインドに 恋人たちを写している

あめりか通りのたそがれは ロックに島唄 ラップにレゲエ
我っ達島やコザの街
チャンポン チャンプルー チャンポン チャンプルー
あめりか通り

映画のセットのような店 街に輝いてる
アコークロー昼と夜のはざま GIたちの笑顔
風になびく金髪 物売りの変な英語
街はおもちゃ箱みたい 夢とロマンころがっている

あめりか通りのたそがれは ロックに島唄 ラップにレゲエ
我っ達島やコザの街
チャンポン チャンプルー チャンポン チャンプルー
あめりか通り

サビで「チャンポン チャンプルー」と繰り返されるように、おそらくは、クレオール主義というか群島論というか、沖縄の異種混淆性をポジティヴに歌っている歌なのだと思われる。

しかし、一聴しただけではどう判断してよいのか解らない。特に下記の部分:

映画のセットのような店 街に輝いてる
アコークロー昼と夜のはざま GIたちの笑顔
風になびく金髪 物売りの変な英語
街はおもちゃ箱みたい 夢とロマンころがっている

私は、どうしてもこの歌詞を逆説的に解釈したいという欲望に流されてしまう。素直に言葉通りに聴くことができない。心躍る異種混淆性を醸成しているのは、アメリカによる新植民地主義で、そのことが、いみじくも「あめりか通り」という名の通りとして象徴的に具現化されているような。

疑い深くてすみません。あくまでも私の解釈。ただ、作品が作者の意図のまったくの等価物であるとは限らない。曲の明るい雰囲気が、沖縄の影をより一層濃く見せているのかもしれない。

それはさておき、歌詞にある、黄昏時を表していると思われる「アコークロー」って「明こう暗ろう」から来ているのかな?

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宮崎哲弥「仏頂面日記」第155回、『週刊文春』2009年10月22日号

宮崎哲弥「仏頂面日記」第155回、『週刊文春』2009年10月22日号

「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、2009年10月28日(水)22:00-23:55)を聴いていたら、宮崎哲弥「仏頂面日記」第155回、『週刊文春』2009年10月22日号 が話題に上っていた。

宮崎哲弥が、「GROOVE LINE」(J-WAVE、月〜金16:30-20:00)の公開放送最終日に渋谷のHMVに行ったという話。

言及しそびれていたのでこれを契機にご紹介。既にバックナンバーになった号なので、該当箇所を引用:

そこで仕事の前に、最後の公開放送を一日観ておこうと渋谷に立ち寄った。

ところがHMV2階のフロア全体がファンで立錐の余地もない状況。

パーソナリティのピストン西沢氏や秀島史香さんの姿がまったく見えない。人気の高さに安堵しつつ、諦めて仕事に向かった。

宮崎哲弥「仏頂面日記」第155回、
『週刊文春』2009年10月22日号

私は行けなかったのだけれども、行ったとしても観られなかったのか、結局。

ちなみに、同じ号に気になる記述もあった:

ラジオなどの仕事も順次整理していく見込み。

「アクセス」のこと?

当ブログの関連エントリー:

宮崎哲弥「仏頂面日記」第152回、『週刊文春』2009年10月1日号

ナンテンマン「南天のど飴の歌」
(2009年)produced by ピストン西沢


 ・「南天のど飴の歌」single:ナンテンマン - 南天のど飴の歌 - Single - 南天のど飴の歌
 ・「南天のど飴の歌」PV:南天のど飴の歌

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Barakan Morning(InterFM、2009年10月5日(月)7:00-10:00)

○「Barakan Morning」(InterFM、2009年10月5日(月)7:00-10:00)

「Barakan Morning」

BARAKAN MORNING(番組公式サイト)

愉しみにしていた「Barakan Morning」(InterFM、月〜金7:00-10:00)がついに始まった。

英語でやるのか日本語でやるのか気になっていたが、日本語による放送だった。

アシスタントは、FMラジオ各局や、最近ではTBSラジオでおなじみの柳井麻希。ただ、InterFM での番組担当はこれが初めてとのこと。

ピーター・バラカン(公式ブログ)
Radio DJ 柳井麻希 MY Days(公式ブログ)

朝ワイドということで、どのくらいピーター・バラカンらしい選曲になるのか注目していたが、なかなかいい選曲だったような気がする。

1曲目は Tom Petty & The Heartbreakers の "American Girl" (1977) だった。当時本国ではヒットしていたものの日本では全く知られていなかったというようなエピソードが曲と一緒に紹介されていたが、ピーター・バラカンのスタンスをうまく表しているようで面白い選曲だった。

番組サイトにプレイ・リストも載っている。

音楽番組としてはかなりいいと私は思ったが、番組を聴いた他の人はどう感じただろうか。こんな音楽番組が月〜金で聴けるのなら相当に素晴らしいと思う。

ただ残念なのは、この時間帯の番組としてはニュース・情報系の話題が少ない。Jeff Potting のニュースのパートと、ピーター・バラカンが英語のニュース記事を紹介するコーナーがあるが、やや物足りない。それに、バラカンが英語でニュースを読み上げ、それを聴いて柳井が相槌を打ったり笑ったりしている間は、英語が聴き取れない人には手持ち無沙汰かもしれない。

もうひとつ言えば、7:00-10:00 という放送時間。土日ならよいが、平日の番組としてはちょっと聴きにくい。平日であれば、8:30ぐらいに終る番組でないとなかなかキツい。

かといって聴き逃したくないので、私は、番組を録音しておいて夜中や次の日の早朝などに聴くつもりだ。今日から寝る時間が遅くなること必至。困るやら、うれしいやら。

「猿」は「満期」(聴いた人には解る)。

 

Playing for Change, Songs around the World (2009)

Playing For Change | Peace Through Music(英語)

BANNER - REPLACE

この日の放送で一番印象的だったのは、Playing for Change というプロジェクト名義でリリースされている Songs around the World (2009) というアルバムの話。

このアルバムは「Barakan Beat」Vol.132(OTONaMazu:ネットラジオ、2009年5月17日配信分)でも既に紹介されている。

Archive List(過去番組のリスト)(OTONaMazu インターネットラジオエンタテイメント)
※上記ページ「Barakan Beat」の「Vol.132-May17.2009」が該当回。
 番組最後に "War: No More Trouble" が紹介されている。

この日の「Barakan Morning」でかかった曲はボブ・マーリー(Bob Marley)の "One Love"(1977)の カヴァー :


Playing for Change, "One Love"
Songs around the World
(2009)

この Playing For Change というプロジェクトは、音楽プロデューサー、マーク・ジョンソン(Mark Johnson)が、カリフォルニア州サンタ・モニカで、1ブロック先から聴こえてきたロジャー・リドリー(Roger Ridley)というストリート・ミュージシャンの歌を偶然耳にしたことから始まった。

ベン・E・キング(Ben E. King)の "Stand by Me" (1961) を歌う彼にインスパイアーされたマークが世界中を旅して、ロジャーの歌と演奏に世界各地のストリート・ミュージシャンの歌と演奏を重ねあわせてひとつの曲に仕上げた。録音を続け、やがて1枚のCDとしてリリース。現在も度は継続中。

マークは、音楽制作にとどまらず、The Playing For Change Foundation を設立し、発展途上国に子供のための音楽・芸術学校を建設する活動も行っている。

"Playing for Change" は「小銭のために演奏する」と「変化を求めて演奏する」の掛詞で、ストリート・ミュージシャンたちが音楽で世界を変えるこのプロジェクトをよく表現している。


Playing for Change, "Stand by Me"
Songs around the World
(2009)

これらすべての発端となったロジャー・リドリーの "Stand by Me" が収録されたのは 2005年3月であったが、残念なことに、同じ年の2005年11月16日に彼は他界している。


Roger Ridley, "Bring it on Home" (2009)
この曲は、Songs around the World (2009) には収録されていない。

ロジャーは、教会・クラブ・地下鉄構内などで歌い続けてきたが、メジャーでレコードをリリースしたことはないようだ。インディーズ・レイベルから Taking You Back (2004) という CD をリリースしている。

「音楽と人生」という言葉とイメージが頭をよぎった。

Roger Ridley - Roger Ridley/street performer(英語、ロジャー・リドリー公式サイト)
CDBaby | Roger Ridley | Taking you back(英語、ロジャー・リドリーのCDを販売しているオン・ライン・ショップ)

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Barakan Morning(InterFM、月〜金7:00-10:00)、2009年10月5日から放送開始。

○「Barakan Morning」(InterFM、月〜金7:00-10:00)、2009年10月5日(月)から放送開始。

私にとってはうれいニュース。

なんと、ピーター・バラカン(Peter Barakan)がInterFMに帰って来る!

2009年10月5日(月)から「Barakan Morning」(InterFM、月〜金7:00-10:00)という朝のワイド番組を担当するとのこと。日本語でやるのだろうか? それとも英語?

先日、東京圏の秋の改編についてリンク集と雑感のようなものを書いたが、FMの改編情報については疎いので、BLACKさんの FMブログ「BLACKGARDEN」を参考にしている。にわかに調べるよりも、普段からチェックなさっているかたの情報を頼りにしている。上記の「Barakan Morning」情報はそのブログで知った:

FMブログ「BLACKGARDEN」 : 10月改編情報

ピーター・バラカンのブログにも情報が出ている:

10/5〜インターFMで平日朝の新番組『Barakan Morning』スタート!!: ピーター・バラカン

上記ブログによると、「Barakan Morning」という直球な番組タイトルに、ピーター・バラカンご本人も照れていらっしゃるようだ。

「木曜日だけは、『ビギン・ジャパノロジー』の撮影が朝早くからあるので出られません」とのこと。NHK総合テレビでも木曜日の夜中にやってる番組ですね。

NHK WORLD TV | BEGIN Japanology

ひとつだけ残念なのは、スケジュールの都合で「BARAKAN BEAT」(OTONaMazu:ネットラジオ、日13:00-14:00;再放送、水21:00-22:00、金25:00-26:00)は9月20日で配信休止。過去の番組はアーカイヴ化されているので、これからも聴くことが出来る。

BARAKAN BEAT(InterFM、1995年4月〜2006年4月30日(日)19:00-21:00、ウェブラジオOTONaMazu、2006年10月29日(日)〜)(当ブログ内)

「Barakan Morning」では、

音楽的にはいわゆるクラシック・ロック(ソウルなども含む過去のヒット曲中心)になると思いますが、ぼくの好みをできるだけ反映するつもりです。

とか。

朝ワイドなので、ご本人でどのくらい選曲できるのか判らないが、私としては「ぼくの好み」の部分にとても期待している。彼のリスナーは私と同じことを期待しているはず。

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宮崎哲弥「仏頂面日記」第152回、『週刊文春』2009年10月1日号

○宮崎哲弥「仏頂面日記」第152回、『週刊文春』2009年10月1日号

今売りの『週刊文春』2009年10月1日号で、宮崎哲弥が「GROOVE LINE」(J-WAVE、月〜金16:30-20:00)を褒めていた。

内容としては、「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、2009年9月2日(水)22:00-24:00)内で語ったものと基本的には同じで、TBSラジオで他局の番組を褒めてしまった、という感じの書き方。

BATTLE TALK RADIO アクセス(TBSラジオ、2009年9月2日(水)22:00-24:00)(当ブログ内)

そして、

これこそラジオの面白さだよなあ、と思い知らされること頻り。本来のAMラジオ番組の持ち味で、いまAMラジオから失われてしまった軽やかな生動感がここには漲っている。

と番組を評価していた。

ナンテンマン「南天のど飴の歌」
(2009年)produced by ピストン西沢


 ・「南天のど飴の歌」single:ナンテンマン - 南天のど飴の歌 - Single - 南天のど飴の歌
 ・「南天のど飴の歌」PV:南天のど飴の歌

実を言うと、私は「GROOVE LINE」をちゃんと聴いたことがなく、聴いたとしても、ごくたまに番組の最後のほうをせいぜい30分〜1時間とか、その程度。よって、いっそ先の連休に SHIBUYA HMV STUDIO に観に行こう、と決心。しかし、すっかり忘れてしまっていた。

そうしたら、渋谷での公開生放送は9月いっぱいとのこと。たぶんもう観に行けないなぁ、残念。

放送でもお知らせしましたとおり、
10年以上に渡って「J-WAVE SHIBUYA HMV STUDIO」から
公開生放送スタイルでお届けしてきた「GROOVE LINE」ですが、
この10月からは六本木ヒルズのJ-WAVE本社スタジオから
お送りすることになりました!

「GROOVE LINE」は10月から六本木へ!(J-WAVE WEBSITE : GROOVE LINE)

ポッドキャスティングがあるのも知らなかった。

81.3 FM J-WAVE : GROOVE LINE Podcasting
 2009年4月24日で更新終了


※「GROOVE LINE」J-WAVE、2009年7月6日(月)
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2009年衆議院議員選挙開票速報番組(各局、2009年8月30日(日))を聴いた。

○2009年衆議院議員選挙開票速報番組(各局、2009年8月30日(日))を聴いた。

※当ブログ内の関連エントリー:

2009年衆議院議員選挙開票速報番組(各局、2009年8月30日(日))のリストをつくってみた(ウェブサイトへのリンクつき)(当ブログ内)

開票結果ならやっぱりココ:

衆院選2009 開票速報(NHK オンライン)

東京近郊ラジオ局の2009年衆議院議員選挙開票速報番組一覧:

◇NHK第一:衆院選2009 開票速報 19:55-29:00

◇TBSラジオ:TBSラジオ(JRN)衆議院選挙・開票スペシャル〜で、どうなる日本?総選挙でバトルトーク!〜 19:55-26:00

◇文化放送:衆議院議員選挙開票特別番組 『政権選択選挙SPECIAL〜決戦480議席〜』17:40-24:30

◇ニッポン放送:各党幹部総出演!話題の選挙区生中継! ニッポン放送 衆議院選挙開票スペシャル(専用ウェブサイトなし。「上柳昌彦のお早うGood Day!」サイト内)ナイター終了-25:30

◇ラジオ日本:なるか政権交代 衆議院選挙開票速報(専用ウェブサイトなし)21:00-23:00

◇TOKYO FM:クロノス衆議院選挙スペシャル〜列島縦断☆POWER TO THE PEOPLE(専用ウェブサイトなし)23:30-29:00

◇J-WAVE:衆議院議員選挙開票速報 24:45〜25:00

◇ラジオNIKKEI:日経CNBC特別番組「ザ・闘論『政権選択選挙』を超えて~模索する転換期の経済~」20:30-22:30


※放送時間の分布(作成・MasaruS)

朝イチで投票してきました

噂によると、投票所に一番乗りすると、投票前に投票箱が本当に空かどうか確認する役目を仰せつかるらしい。よって投票所オープンの10分前に投票所へ赴くも、すでに10人ぐらい並んでいた。7:00になるころにはすでに30人ぐらいの列が出来ていた。

選管の人が、時報らしきものをスピーカーで鳴らし、福引きみたいな鐘をガランガランと鳴らして開場。たぶん、あのスピーカーの音はNHKラジオの時報だと思う。

投票所に入ると投票箱は開けられた状態になっていた。一番乗りを果たした坊主頭にメガネ、鳩が豆鉄砲喰らったようなスットボケた顔の兄ちゃんを先頭に、投票用紙への記入を済ませた2〜3人が投票箱を改めて選管が施錠。噂は本当だった。

ジュラルミン製っぽい投票ブースはいつものように微妙に気持悪い高さで安普請、幅が妙に狭い。吉野家のカウンターの座り心地の悪さと同じで「早くしなきゃ」という気分になる。

投票を終えて帰るときに出口近くの長机を見ると、型の古いトランジスタ・ラジオらしきものが置いてあった。やっぱりあの時報はラジオだったんだなぁ。投票所を出る前に時計を振り返ると7:10。あっという間に国民の義務を果たす。

ラジオで選挙速報を聴く

以下は開票速報を聴きつつリアル・タイムで書く。

まずは文化放送を聴く。

投票後から夕方まで出かけて、帰りは東京メトロだったのでラジオが聴けない。都営地下鉄なら車内でAMラジオを聴くことが出来るのだけれども。地元駅に戻り、地上に出てラジオをつけるとすでに文化放送の速報番組が始まっていた。

AMラジオ再送信サービス | 東京都交通局

今回の文化放送は他局よりひと際早い17:40から速報をやるというので、「他所はナイターをやっているのに、勝負をかけてきたな!」と思っていた。しかし、聴いてみると結局ナイターをやっている。ナイターの合間にチョコチョコと、各党事務所の様子をレポートしたり、リスナーのメールを読んだりという程度。羊頭狗肉だ。ズルいぞ。大竹まことは開き直って野球の話をしたりしていたのは面白かった。あと『レッドクリフ』のテーマが可笑しい。

よく考えてみれば、投票終了の20:00までは有権者の投票行動に影響を与えるといけないので大したことは言えないのである。結局、あんまり早く開票速報番組を始めても意味がなかった。ナイターをやめて、色いろなゲストを読んで「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、月〜金13:00-15:30)オープニング・トーク「大竹メインディッシュ」的なトークでつないでリスナーに予備知識を与えたり復習させたりするような内容だったら、私はそのまま速報を聴き続けたかもしれない。番組を継ぎ接ぎにしたら、他局にチューニングするチャンスを与えるようなものだ。

TBSラジオの速報が始まるのでもうひとつのラジオをつける。出だしからテンポがよく、スリリングで愉しかった。

無音でつけていたテレビでは、20:00へのカウントダウンのあと出口調査の結果が出る。あっという間に政権交代確実。ハイ終了、って感じ。

TBSラジオの当選確実第1号が細野豪志だったのには笑った(山本モナと路チューの人ですね)。選挙もお強いんですね。落選確実第1号が赤城徳彦(バンソウコウの元農林水産大臣ですね)にはもっと笑った。矢継ぎ早に船田元野田聖子佐藤ゆかり中山成彬山崎拓太田誠一海部俊樹などのメジャー候補にガンガン落選確実が出てとてもスリリング。愉しいゼ。

他方、文化放送はゆったり気味。ココで完全にTBSラジオヘ移行。

無音のテレビを見ると竹内香苗アナウンサー小宮山洋子事務所(東京都世田谷区太子堂)からレポートしていた。オレ、ついさっきまで三軒茶屋にいたのに。そのままいればチラッとぐらい見ることができたかも。

TBSラジオは、あっという間に政権交代が確実になったため、はやくもまったりムード。よって21:00ごろもう一度文化放送に切り替えたら、まだナイターをやっていた。ナイターか選挙か、どっちかにしろよ。

ウチの選挙区がなかなか出ない。NHK のウェブサイトを見て、まだ当確が出ていないらしいと判る。接戦なのだろうか。

自民党の大臣経験者が次つぎに倒れ、首相経験者まで消えた。公明党は党首と幹事長が散った。東京12区では青木愛(民主党)太田昭宏を制し、兵庫8区では田中康夫(新党日本)冬柴鉄三を破った。田中康夫が勝ったのはチョッと意外だった。自公連立以前の東京12区はもともと、創価学会が大嫌いな八代英太(無所属・元自民党)の選挙区だった。よって、12区の自民党員・支持者には自公連立を是としない人も多いはず。その八代が青木支持を表明。偶然だとは思うけれど、選挙区では久びさに創価学会中傷ビラが飛んだとか。「プリンス太田、意外と……」と思っていたら、ホントに落ちた。

TBSラジオの速報が終ったのでNHK第1に。

正統派の開票速報。安定感・情報量ともに申しぶんないが、すでに結果はほとんど判っていることもあって、チョッとつまらない。

TOKYO FM にかえてみたら上杉隆が出ていた。

NHK第1は組織のネットワーク力をフルに使い拠点局をつないで各地の情報を伝えていたが、他方 TOKYO FM では上杉隆が自分の携帯電話で各地の候補者に直接電話していた。規模と方法は違うけれど、やっていることが全く同じというのが面白い。となると、判官びいきで TOKYO FM を聴く。深夜に聴く上杉隆の声が結構心地いい。やたら曲をかけるので情報量が少ないのは難。

上杉隆が終ったのでNHK第1に戻す。このブログをアップしたらそのまま聴きながら就寝しよう。


※開票結果
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2009年衆議院議員選挙開票速報番組(各局、2009年8月30日(日))のリストをつくってみた(ウェブサイトへのリンクつき)

○2009年衆議院議員選挙開票速報番組(各局、2009年8月30日(日))のリストをつくってみた(ウェブサイトへのリンクつき)

Googleのトップ・ページのロゴが「衆議院選挙の投票日」仕様になっていた。デザイン的にはちょっとムリあるね。でも、ロゴを見た人が「今日は選挙か」と気づくのならそれはそれでよい。試着室みたいでチョッと判りにくいけど:

衆議院選挙の投票日

まだ投票に行ってない人は2009年8月30日の午後8時までやっているので、ぜひ一票を投じましょう。何もしないより退屈しないぜ。


ラフィータフィー「目覚まし時計は歌う(選挙ソング)」(2000年)

さて、東京近郊のラジオの2009年衆議院議員選挙開票速報番組の一覧をつくってみた。

私はやっぱりTBSラジオかなぁ。文化放送の大竹まことも気になる。開始時間がやけに早い(17:40-)。ニッポン放送の上柳昌彦もチョッと気になる。

TOKYO FM(JFN)は「クロノス」(TOKYO FM、月〜金)の特別番組という体らしい。上杉 隆も出るけれど、全体としてはやや期待薄。「クロノス」の前にやっていた「SKY」(TOKYO FM、2006年10月2日~2008年3月31日、月〜金5:00-8:30)の石川實がやったら面白かったかも。

SKY(TOKYO FM、月〜金5:00-8:30)(当ブログ内)

TBSラジオの開票速報の番組宣伝で小西克哉も言っていたけれど、テレビの音を消してラジオを聴くのが一番愉しいと思う。

* * *

東京近郊の2009年衆議院議員選挙開票速報番組一覧(ウェブサイトへのリンクつき)

◇NHK第一:衆院選2009 開票速報 19:55-29:00
このあいだの東京都議会議員選挙のとき、ウェブデザイナーの人がNHKの選挙速報のサイトはよく出来ているとブログに書いていた。

◇TBSラジオ:TBSラジオ(JRN)衆議院選挙・開票スペシャル〜で、どうなる日本?総選挙でバトルトーク!〜 19:55-26:00
・総合MC:小西克哉麻木久仁子
・スタジオゲスト:上杉 隆(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者)、小沢遼子(評論家)
・武田一顕(TBSラジオ国会担当記者)

◇文化放送:衆議院議員選挙開票特別番組 『政権選択選挙SPECIAL〜決戦480議席〜』17:40-24:30
・メインパーソナリティ:大竹まこと阿川佐和子太田英明アナウンサー
・ゲスト:歳川隆雄(『インサイドライン』編集長)

◇:ニッポン放送:各党幹部総出演!話題の選挙区生中継! ニッポン放送 衆議院選挙開票スペシャル(専用ウェブサイトなし。「上柳昌彦のお早うGood Day!」サイト内)ナイター終了-25:30
・パーソナリティ:上柳昌彦アナウンサー
・スタジオ・コメンテーター:須田慎一郎(経済ジャーナリスト)、浅川博忠(政治評論家)、池上 彰(ジャーナリスト)
・電話出演:藤田正美(『ニューズウィーク日本版』元編集長)、大野元裕(中東調査会上席研究員)

◇ラジオ日本:なるか政権交代 衆議院選挙開票速報(専用ウェブサイトなし)21:00-23:00
・コメンテーター:長野祐也(政治評論家)
・聞き手:山本 治報道部長 進行:飯島理之アナウンサー

◇TOKYO FM:クロノス衆議院選挙スペシャル〜列島縦断☆POWER TO THE PEOPLE(専用ウェブサイトなし)23:30-29:00
・PART1「ニッポンが動いた!」23:30-25:00
 中西哲生(サッカー解説者)、柴田幸子アナウンサー
・PART2「上杉隆の列島リアルリポート」25:00-27:00
 上杉隆(ジャーナリスト)、村田 睦アナウンサー
・PART3「どうなるニッポン?!」27:00-29:00
 中西哲生村田 睦アナウンサー

◇J-WAVE:衆議院議員選挙開票速報 24:45〜25:00
・手島里華アナウンサー、比嘉憲雄ニュースデスク
なお、上記以外にも「HEADLINE NEWS」で随時速報を流し、翌日31日(月)に「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 衆議院議員選挙スペシャル」(2009年8月31日(月)5:00-9:00)の放送が予定されている。

◇ラジオNIKKEI:日経CNBC特別番組「ザ・闘論『政権選択選挙』を超えて~模索する転換期の経済~」20:30-22:30
・メインキャスター:谷本有香(日経CNBCキャスター)
・レギュラーコメンテーター:西川靖志(日経CNBC経済解説委員長)
・ゲスト:伊藤元重(東京大学教授・国際経済学)、伊藤洋一(住信基礎研究所主席研究員)、イェスパー・コール(コール&カンパニー代表)、岩崎日出俊(インフィニティ代表取締役)、中原伸之(景気循環学会会長・元日本銀行審議委員)、水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト)


※放送時間の分布(作成・MasaruS)
* * *

※蛇足 最高裁判所裁判官国民審査について

総選挙と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査。選挙公報に載っているデータには、最高裁で判決に関わった案件についてしか書いてないので、役に立つんだか経たないんだか判らない。

最高裁って、高等裁判所判決に手続き上の不備がなく、判決を覆すような新証拠が出なければ、基本的に高裁と同じ判決が出る。裁判官の資質やポジションを知るためには、高裁時以前の判決のデータも審査の材料として大事なのではないかと私は考えているのだけれど。

ところで、これまでは、愛読書に司馬遼太郎『坂の上の雲』(産經新聞、1968年〜1972年)塩野七生『ローマ人の物語』(新潮社、1992〜2006年)を挙げている裁判官が多く、「こいつもか。ホントに読んだのかよ? お仲間にサインを送ってるだけだろ」と思っていたが、今回は司馬・塩野率が下がっている。

マックス・ヴェーバー『プロティスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1904〜1905年)カール・R・ポパー『歴史主義の貧困』(1957年)を挙げている人もいてちょっと驚く。裁判官って近代主義者・歴史主義者ばかりだと思っていたのに(やや誇張)。

参考サイト:

国民審査のための最高裁判事紹介 2009年度

忘れられた一票 2009★最高裁判所 裁判官 国民審査 判断資料

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2009夏のタイムテーブルまつり(1):ラジオ局のタイムテーブルを集めてみた。

○2009夏のタイムテーブルまつり(1):ラジオ局のタイムテーブルを集めてみた。

 

最近、JRのポケモンのスタンプ・ラリーをやっている子どもをよく見かける。普段電車に乗り慣れない母子連れの予測不能な動きに戸惑ったりもする。

そういう子どもに対抗したわけではないが、私はラジオ局のタイムテーブルを集めてみた。

ご存じないかたのために言っておくと、ラジオ局は、その月のタイムテーブルや記事をを掲載したフリー・ペーパーを発行しており、CDショップや地下鉄の駅などで配布している。


※東京周辺各局の2009年8月のタイムテーブル
想像以上に、サイズ・スタイルともに様ざま。

写真上段がFM局で、左から InterFMbay fmNACK5TOKYO FMJ-WAVE。下段がAM局で左から TBSラジオ文化放送ニッポン放送

何かのついでに8月1日からちょこちょこ集め始めて、2009年8月7日(金)時点で、ニッポン放送、TOKYO FM、NACK5以外はゲット。土曜日にようやくそれらも入手。

せっかく揃ったので、次回以降、比較などをしていこうと思う。

ラジオ日本は配布場所が分からなかったので断念。郵送してもらうこともできるはずだが、そうすると今回のタイムテーブル・ラリーの趣旨に反する。東京近郊(できれば23区内)で置いてある場所をご存知の方は情報を下さい。

タイムテーブル配布場所リンク集:
TBSラジオ
文化放送
ニッポン放送

InterFM
bay fm
Nack5
TOKYO FM
J-WAVE

わざわざ四谷の丸正食品総本店に

ニッポン放送の『I AM 1242』が最後までなかなか手に入らなかった。

ひとつには、私の生活圏の配布場所が少ない。ニッポン放送のウェブサイトには配布場所としてampm各店と記載されているが、ウチから歩いて行ける距離にある ampm 4店でも、日頃通過する店でも一度も見たことがない。

「そういえば、スーパーの丸正に置いてあると書いてあったなぁ」と想い出して、四谷の丸正食品総本店に行ってみた。本店なら置いてあるだろうという発想。


※丸正食品総本店

残っている数は少なかったけれども、お目当てのタイムテーブルを発見。つい最近までは長澤まさみを表紙にフィーチャーしていたようだけれども、8月号は矢沢永吉だった。

これでようやくひと通り揃った。

帰りは四谷駅まで歩いたが、意外と遠い。

丸正-MARUSHO ホームページ

途中にこんなのがありました

新宿駅から丸正に行く途中、こんなものを見かけました。


※噂のサンミュージック


※居酒屋あぶさん

サンミュージック

マリンブルーの風:居酒屋『あぶさん』にとんでもないものが!

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クロスオーバーイレブン2009(NHK-FM、2009年8月3日(月)23:00-24:00)

○「クロスオーバーイレブン2009」(NHK-FM、2009年8月3日(月)23:00-24:00)

今、「クロスオーバーイレブン2009」(NHK-FM、2009年8月3日(月)23:00-24:00)を聴いている。

奇跡の声だ。

もやし君だ!

それで充分。今日はこれで。

クロスオーバーイレブン2009(NHK-FM、2009年8月3日(月)〜8月7日(金)23:00-24:00)(当ブログ内)

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クロスオーバーイレブン2009(NHK-FM、2009年8月3日(月)〜8月7日(金)23:00-24:00)

○「クロスオーバーイレブン2009」(NHK-FM、2009年8月3日(月)〜8月7日(金)23:00-24:00)

・Azymuth, "Fly over the Horizon", Light as a Feather (1979) Azymuth - Light As a Feather - Fly Over the Horizon


街も深い眠りに入り
今日もまた 一日が終わろうとしています
昼の明かりも闇に消え
夜の息遣いだけが聞こえてくるようです
それぞれの想いをのせて過ぎていく
このひととき
今日一日のエピローグ

クロスオーバー・イレブン

ミニコミ誌『ラジオ中毒』創刊号にご参加頂いたヨダレさんのブログ「ヨダレのじかんMGS」で、「クロスオーバーイレブン」(NHK-FM、1978年11月23日〜2001年3月29日)が期間限定で復活していると知った:

この夏、クロイレ期間限定復活 ヨダレのじかんMGS

2009 NHK-FM 40 YEARS(NHK ウェブサイト)
FM40年特別企画『クロスオーバーイレブン2009』Vol.1(NHK ウェブサイト)
FM40年特別企画『クロスオーバーイレブン2009』Vol.2(NHK ウェブサイト)
FM40年特別企画『クロスオーバーイレブン2009』Vol.3 (NHK ウェブサイト)

私は「JET STREAM」派だったので、たまにしか聴いていなかった。今の「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)は、今ひとつピンとこないので、「クロスオーバーイレブン」がレギュラー放送で復活したら乗り換えてしまうかもしれない。

「JET STREAM」のナレイションの「夜の静寂のなんと饒舌なことでしょう」もそうだが、「クロスオーバーイレブン」の「今日と明日が出会うとき」も印象的なフレイズだ。

NHK-FMのサイトのインタヴューによると、ナレイションの津嘉山正種氏は最近、脳梗塞を患われたそうで、レギュラー放送としての復活は負担も大きいかもしれないが、今回のような期間限定での復活を定期的にやってほしい。

先週7月27日(月)〜31日(金) は「クロスオーバーイレブン2005」の再放送、今週は「クロスオーバーイレブン2009」とのこと。「2005」は聴き逃してしまったので、「2009」は忘れないようにしようと思う。

もうすぐ時計の針は
12時を回ろうとしています
今日と明日が出会うとき

クロスオーバー・イレブン

参考:

クロスオーバーイレブン(nakami さんによるファン・サイト)

クロスオーバーイレブン2009(NHK-FM、2009年8月3日(月)23:00-24:00)(当ブログ内)

・Azymuth, "October", Outubro (1980) Azymuth - Outubro - October


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ラジオな一曲(12)Fourplay, "Li'l Darlin'" (1993)

○ラジオな一曲(12)Fourplay, "Li'l Darlin'" (1993)

Li'l Darlin'

※上の音源は mobicious のサンプルです。
・Fourplay, "Li'l Darlin'" (1993) Fourplay - Between the Sheets - Li'l Darlin'

「SUNTORY Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、土17:00-17:50)のエンディング・テーマです。

メロディーが美しく、リスナーのかたで気になっているという人も多いのではないでしょうか。

この曲は、ニール・ヘフティー(Neal Hefti)の作曲で、カウント・ベイシー・オーケストラ(Count Basie Orchestra)が最初に録音し、Basie (1957)に収録されているものがオリジナル。キノコ雲のレコード・ジャケットで "Atomic Basie" と呼ばれたりもします。名盤ですが、日本人としては複雑なジャケットです。

その後多くのミュージシャンが取り上げているスタンダードで、「Avanti」のエンディングで使われているのは Fourplay の演奏。アルバム Between the Sheets (1993) に収録されています。

Fourplay とは、ボブ・ジェイムス(Bob James)リー・リトナー(Lee Ritenour)ハーヴィー・メイソン(Harvey Masaon)ネイザン・イースト(Nathan East)の4人で結成された、フュージョン界のスーパー・バンド。のちにギタリストがリトナーからラリー・カールトン(Larry Carlton)に代わり現在に至っています。"Li'l Darlin'" 録音時のギタリストはリトナーです。

"Fourplay" というバンド名は、"Four play"(4人で演奏する)という意味と、同音異義語の "foreplay"(前戯)の掛詞です。いいバンド名ですね。

Amazon.co.jpのこのページでも、出だしの44秒間試聴できます。

ちなみに、2009年6月24日にSHM-CD版で再発されるそうです。「SHM-CDって何だ?」と思ったので調べると、Super High Material CD の略で、要はCDの盤の素材の透明性が高く、データの読み取りがいい感じになるCDだそうです。

私はもう持ってるので、古いCDで充分です。

SHM-CD SHM-CDとは?

Li'l Darlin'

※上の音源は mobicious のサンプルです。
・Fourplay, "Li'l Darlin'" (1993) Fourplay - Between the Sheets - Li'l Darlin'

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ラジオな一曲(11):忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)

○ラジオな一曲(11):忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)

・忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)


『忌野清志郎 ギター・ソング・ブック』(ドレミ出版、2009年)を注文してしまった今日この頃です。

上の映像は、2009年5月9日に青山葬儀場で行われた「青山ロックン・ロール・ショー」で「Oh! RADIO」が流れる様子を参列者の方が撮影して公開しているものです。

いま店頭に出ている『TV Bros.』2009年5月30日号(東京ニュース通信社)は清志郎の追悼特集でした。巻頭の細野晴臣のコメントの背景が「青山ロックン・ロール・ショー」会場の写真です。

この曲は、元もとはFM802の春のキャンペーン・ソングとして清志郎が書き下ろし、岸田繁(くるり)、スガシカオなどが RADIO SOUL 20 名義で歌っています。これが清志郎の遺作となりました。

A C C E S S !(FM802サイト内)

その清志郎ヴァージョンがリリースされるそうです。おそらくそのデモ・テープを元にしているのだと思われます。

私は清志郎のヴァージョンのほうが好きですねぇ。

・忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)


忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)

Oh! RADIO 聴かせておくれ あの頃が まんま蘇るあのナンバー

Oh! RADIO 遠い空の向こう 届くかな あのひとの胸に

繋がっているのは 曇った空だけじゃなくて
僕らの心、そう、いつも何処かでひとつさ、きっと、Woh,  Woh

Oh! RADIO 届けておくれ この愛をあのひとの胸に

繋がっているのは 星屑の空だけじゃなくて
ぼくらの心、そう、いつも何処かでひとつさ、ずっと、Woh, Woh

Oh! RADIO 聴かせておくれ あの頃が まんま蘇るあのナンバー
Oh! RADIO 運んでおくれ この愛のリクエストに
Oh! RADIO 聴かせておくれ この世界に 愛と平和のうたを

Oh! RADIO
Oh! RADIO
Oh! RADIO

・忌野清志郎「Oh! RADIO」(2009年)


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MANO-DELI(FM-FUJI、日16:30-16:55)

○「MANO-DELI」(FM-FUJI、日16:30-17:00)

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2009年5月20日(水)13:00-15:30)のポッドキャスティングでライムスター宇多丸が、真野恵里菜というアイドルをベタ褒めしていた。ハロプロ期待の新星みたいな人らしい。モーニング娘。のような仕掛けや、松浦亜弥のようなプロの技術に頼らなくても、そのままでアイドルとして成立する近年では稀な「天然希少種系アイドル」だそうで、そのへんがアイドル全盛期を知る、宇多丸のようなアラフォーにウケているらしい。楽曲のプロデューサーはつんく♂でなくKANが務めており、宇多丸によると、かかる真野の味を生かす「自然保護系プロデュース」らしい。

TBS RADIO 2009年5月20日(水) ライムスター 宇多丸 「ペラ☆ペラ」 - 小島慶子 キラ☆キラ

・真野恵里菜「はじめての経験」

 (2009年)真野恵里菜 - はじめての経験 - EP - はじめての経験


ハロプロにはめっぽう疎い私だが、どこかで聞いたことがある名前だと思っていたら、『ラジオ番組表 2009年春号』(三才ブックス)の表紙の人だった。

『ラジオ番組表』2009年春号(三才ブックス、2009年)(当ブログ内)

この春からFM-FUJIで 「MANO-DELI」(FM-FUJI、日16:30-17:00)という番組を担当しているのだとか。FM-FUJIは三ツ峠から東京方面にも78.6MHz・300Wの出力で電波を出しているが、正直言ってFM-FUJIを聴く機会はほとんどない。さっきFM-FUJIにチューニングを合わせてみたが、ベランダではきれいに受信できたものの、室内では受信できなかった。

とはいえ、番組の様子は「無料動画配信サイト Dohhh UP!(ドアップ)」というサイトで動画配信されている。

この第一回の放送の動画がラジオ・ファンにとってはきっと面白いはず。放送前の打ち合わせから放送までの一連の流れが公開されていて。「ラジオ・パーソナリティー初心者のアイドルの番組はこういう風にディレクションしているんだなぁ」などと興味深い。

真野恵里菜 レギュラーラジオ番組
MANO−DELI #1
FM−FUJI 毎週日曜16:30〜16:55 ONAIR
11:03 Play

真野恵里菜 レギュラーラジオ番組 MANO−DELI#5 FM−FUJI 毎週日曜16:30〜16:55 ONAIR

声にエフェクトをかけてキャラクターを演じる構成作家等が相手役を務めるというのは時どきあるパターンだけれども、一種の定石なのだろうか。

それにしても、アイドル番組は放送を聴いているとちょっと照れくさくなる。イノセンスを認識できるということは、もはや自分はイノセントでないという証拠。おいらも汚れちまったってことかなぁ。

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JET STREAM(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)

○JET STREAM(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)

大沢たかおが、2009年4月から「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)の新機長になった。

私がこのブログを書くのに使っているココログ@nifty のココログニュースでも話題に登っていた。

“新機長”大沢たかおの魅力 ココログニュース:@nifty

やっぱりこの人選は、彼の「旅」のイメージに関係があるのだろうか。

上記記事では、タイトルでも判るように概ね大沢たかお新機長を好意的に評価するブログが紹介されている。

ちなみに、ネガティヴな評価の人は「城達也や伊武雅刀の味わいには到底及ばない」という意見が多いと推測される。ポジティヴに評価する人は「新しい機長には、新しい味わいがある」と感じているのかもしれない。まぁ、これは人それぞれで趣味の範疇。言っても仕方がない。

それでも、結論から言うと、私にとっては大沢新機長のナレイションはしっくりこない。概ね悪くないのだが、次のふたつだけはどうしても気になるのだ:

(1)平板アクセント

聴いていていちばん気になるのは、「満天の星をいただく」の「いただく」の語尾が平板アクセントになっていること。こういうのホントにダメなんです、私。今どき身の回りには平板アクセントを多用する人も少なくないし、もはや多数派かもしれない。平板アクセントを忌み嫌っている私でさえ、うっかりすると平板になっているときもある。しかし、フリー・トークならまだよいとしても、ナレイションで平板アクセントを使われると、興が殺がれる。いい感じのバラードを聴いている途中に急に音程がハズれてコケる感じに似ている。

いままで、色いろな人たちが「JET STREAM」のパーソナリティーを務め、番組のスタイルも様ざまに変遷して来た。正直言って好き嫌いもある。ただ、ナレイションのアクセントで引っかかったのは、今回が初めて。

(2)BGMの切れ目とナレイションの切れ目の齟齬

次に、曲とナレイションが一体になっていないのが気になる。BGMである溝口肇の「Mr. Lonely」は、1コーラス目が終ると、曲が盛り上がりつつ2コーラス目に入る。徐々に昂まる期待感が主題に戻るときにふっと解放される、曲のハイライトと言っても過言ではない部分だ。

この一番いいところが、「夜の静寂のなんと饒舌なことでしょう」と「光と影の境に消えていった」のあいだの中途半端なところに当たってしまっている。しかも、とって付けたようにBGMのレヴェルが上がりすぐに下がり、不自然極まりない。

オープニングのナレイションは詩的な部分とアナウンス的な部分(=「これからのひと時」以後の部分)で構成されている。詩的な部分が終り、曲が盛り上がり、主題に戻る開放感でひと呼吸置いて、アナウンスに戻るのが最も美しい構成ではないかと思う。ナレイションの切れ目と曲の切れ目が揃っているほうが、聴いていて安定感がある。

ただ、この点については、城達也と伊武雅刀の時どうだったか定かではない。YouTubeでいくつか聴いてみたら、アップされている音源ごとにまちまちだった。ちなみに、40周年特番「JET STREAM 40th Anniversary Around the oneworld」(TOKYO FM、2007年7月3日(月)23:00-24:55)で使用された城達也時代の第1回の音源では、「日本航空が、あなたにお送りする音楽の定期便、ジェットストリーム」までをフランク・プゥルセル・オーケストラ(Franck Pourcel Orchestra)の "Mr. Lonely" の1コーラスに収めている。伊武雅刀の時どうだったかご存知の方は是非ご教示下さい。

このように考えるのは、単に私が偏執狂なだけだと思うので、気にしないで下さい。

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TOYOTA SOUND IN MY LIFE(TOKYO FM、2009年4月18日(土)15:00-15:25)

○「TOYOTA SOUND IN MY LIFE」(TOKYO FM、2009年4月18日(土)15:00-15:25)

鈴木万由香 vs エレファントカシマシ宮本浩次

「TOYOTA SOUND IN MY LIFE」(TOKYO FM、4月18日(土)15:00-15:25)の放送中に、DJの鈴木万由香とエレファントカシマシ宮本浩次がモメたとのこと。渋谷スペイン坂スタジオでの公開生放送で、インターネットでもライヴ中継されていたようだ。私はリアル・タイムでは聴いていない。

ちなみにこの件については、既に双方が自身のサイトで謝罪している:

4月21日  お詫び (蜻蛉日記)(鈴木万由香ブログ)

お詫び(エレファントカシマシOffcial Web Site)
※現在は削除されている。早くねぇ?

よって、何も今さら蒸し返す事もないのだが、動画がYouTubeにアップされていると聞きつけて、下衆な野次馬根性で早速聴取:

率直に言うと、聴いていて気分が悪い。私は気が小さいので、こういうのは本当に苦手だ。耐えられないよ、ホント。

どっちもどっち

ネットでは「どっちが悪いか?」という話で盛り上がったようだが、ファンの数で勝っている宮本に分があるのは明らかなので、「ここは、一丁逆張りしてみるか」と思ったが、残念ながら、鈴木を弁護する足がかりが何もない。

ずいぶん前から鈴木万由香(以前は「鈴木万由子」じゃなかったっけ)の名前は知っているので、それなりのキャリアを積んで来ている人のはずなのに。

鈴木は「またやられてしまいました。私いま、3年前ぐらい……何年前だったっけな……前の記憶が蘇ってきて、宮本さんにいつも冷や汗をかかされてしまうという現状なんですけども」と言っている。詳しくは知らないが、以前にも何かモメた、あるいはそれに準ずることがあったのだろうか。それにしても、さすがに、土曜の昼下がりの公開生放送で「喧嘩売られてます、今?」はないよ。

ともあれ、人格攻撃をしても仕方がないので、DJあるいは音楽レヴュアーとしての鈴木に軸を移して言うと、パンクを聴いて「オードヴル」だとか「フル・コース」に譬えるセンスに私はゲンナリした。

「わっ、食べにくい !!」をハイ・ライトにもってくるのも良い選択ではない。レトリックとしては、直後の「実際呑み込んでみると、こんな美味しいもんないや」という部分が強調されているのだが、音声言語による表現のインパクトの強さでは「わっ、食べにくい !!」に負けてしまう。洒落た巧い事を言おうとして策に溺れてしまった感じ。もちろん、通して聴けば真意は理解できる。ただ、話し言葉においては、相手によっては、論理だけで真意が伝わるとは限らない。

そして、アルバムを聴いたのであれば、もう少し具体的な批評なり感想なりをぶつけたほうがいい。モメなければ、そう展開したのかもしれない。1曲だけでも、歌詞の1行だけでもいい、自分がきちんと内在的に聴いたという形跡を言葉で伝えれば良かったのだ。音楽番組のDJってそういう稼業じゃ? そうすれば宮本もあんな感じにはならなかっただろう。

それでも仮に喧嘩になったら、白黒つくまでやればいい。きちんと曲を聴き込んでいて、確かな批評眼の裏打ちがあれば、感情的な反射に陥る事なく、二の矢三の矢がいくらでも打てるし、太刀打ちもできる。その時には、鈴木に理があると感じるリスナーも少くないだろう。「エレカシ宮本相手に一歩も退かなかった女」として、肝が据わっていると一目置く人すら出てくるはず。

ただし、問題になった箇所は、鈴木の発言のなかではむしろ多少は気が利いているほうだ。鈴木の他の質問を聴いてみるとわかるが、ほとんどが質問の相手が宮本である必然性がない。誰にでも聞けるような話ばかり。

この番組に限らず大半の音楽番組について言えることでもあるのだが、作品の内容に踏み込まない皮相的な感想や譬え話は、本人よりも聴いているほうが恥ずかしくなったり、鼻白んだりしてしまうことに、喋っている人たちはどうして気づかないのだろうか? ひょっとして、ふだんラジオを聴いてないのかなぁ?

もちろん宮本も大人げない。「悪気がねぇのは解ってるけど」と言うのなら、さすがに、土曜の昼下がりの公開生放送で「喧嘩じゃねぇだろ? おめぇが売ってんだろ、バカ」「ゲロで吐け」はないよ。少なくとも宮本がゴネるまでは、鈴木は、拙くても善意でエレファントカシマシの曲を紹介しようとしていたわけだし。

「食べにくい」音楽

私の場合、エレファントカシマシを初めて見たのはテレビで「奴隷天国」(1993年)という曲を歌っている姿だった。客に毒づくように歌う姿に、客はキョトンとして退き気味だった。全くテレビ向きではなかった。私は「怖いなぁ」と思ったし、今でも基本的にその印象のままだ。「今宵の月のように」(1997年)で大ブレイクしたとき、「こんな感じだったっけ? ずいぶん丸くなったなぁ」と思った。そういう経緯なので、この放送について知ったときには、「然もありなん」と思ったというのが正直なところ。


・先述の、私が見たテレビ番組は、たぶん上の動画だと思う。


でも、「わっ、食べにくい !!」で怒るのも少し変な感じがする。むしろ、エレファントカシマシは「食べにくい」音楽をやってきた人たちのような気がするし、そこにミュージシャンとしての彼らの妙味があると思う。

音楽番組にひと言

TOKYO FM の番組ではないが、ある放送局の番組の企画書やセールス・シートを見たことがある。今さらカマトトぶるなと言われても仕方がないが、その番組のゲスト・コーナーひとつひとつに値段がついているのを見てガッカリした。つまり、レコード会社なり何なりがお金を払ってゲスト・コーナー枠を買って、スタジオにミュージシャンがやって来るのだ。

番組全篇において、DJ自身が良いと思った曲を選んだり、ゲストを呼んだりできるようにしないと、質の高い音楽番組はつくれない。そういう番組もあるが、スポンサーがつかなくて終ってしまったりする。また、NHK FM の音楽番組が意外と人気なのは、そういうカネの磁場から少し離れたところにあるからではないかと思う。

カネでたまたまやって来たゲストをそつなく回せるDJばかりが生き残っては意味がない。DJは自分の名前で番組をやっているのに、自分で番組全体をコントロールできないのは不幸だ。何かが起きた時に矢面に立たされるのはDJなのに。

ミュージシャンとしても、レコード会社の都合でラジオのスタジオに放り込まれて、心のないDJに付き合わされ、音楽について身のある話ができないのでは、いい曲をつくってもその甲斐がない。

蛇足

番組に直接関係ないかもしれないが、バイリンガルDJに効用があるとすれば、彼/彼女が英語で喋っている時間は、それなりにカッコがつくと同時に、多くの日本人にとっては意味の空白になる。そつなく意味なく時間を埋めるには丁度いい。

もちろん、優れたバイリンガルDJもいる、少ないけど。人気のあるDJや評価されているDJは、やはり、そつなく意味なく時間を埋めてきた人たちではない。

ぶっちゃけ、聴き取れてるヤツなんてほとんどいないわけだから、英語を中途半端に混ぜる必然性ないでしょ。やるなら全部英語でやりなさい。

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DoCoMo THE VOYAGE(J-WAVE、2009年4月4日(土)24:00-25:00)

○DoCoMo THE VOYAGE(J-WAVE、2009年4月4日(土)24:00-25:00)

何となく、土曜の夜にラジオのダイヤルをいじっていると、カエルの鳴き声のような音がずっと聴こえている放送に出くわした。

「DoCoMo THE VOYAGE」(J-WAVE、土24:00-25:00)という番組で、国内外の様ざまな土地で録音した街の雑踏や自然の音を流しながら、時どきナレイションが入ったり、曲が流れたりする番組。この日は西表島の鳥のさえずりや、並の音や、カエルの鳴き声が放送されていた。

番組サイトに詳しい説明はないが、SOUND BUM というプロジェクトと連動しているようだ:

SOUND BUM | サウンドバム

放送から数日後に番組のダイジェストがポッドキャストされている

2009年04月04日【Podcast】沖縄、八重山諸島、西表島へ(THE VOYAGE)

とはいえ、ポッドキャストで聴くよりも本放送を聴くほうが良い。

このような放送が1時間続くのを聴いていると、短縮版にはない意味や味わいが生まれて来る。昼間に聴くよりも夜に聴くほうが良い。部屋を暗くして聴くともっと良い。

AMのトーク・ラジオが好きで、その上楽園幻想には極めて懐疑的な私だが、たまにはこういうのも良いと思ったので紹介した次第。

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ラジオな一曲(5):佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年)

○ラジオな一曲(5):佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年)


 佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年):
 佐野元春 - COYOTE - ラシ?オ・テ?イス?


現在、NHK-FMで「サウンドストリート・アーカイブス」(NHK-FM、3月2日(月)〜3月26日(金)24:00-25:00)が放送されている。

NHK青春ラジカセ

NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)(当ブログ内)

NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)その2(当ブログ内)

第1週目は「元春レイディオ・ショー」だ。上記のNHKウェブサイトで聴いたのが最初だが、完全な番組のかたちで聴くのは初めて。

端正に構成されたタイトでクールなプログラム。しかし同時に、赤熱のハートも感じさせ、聴いているとじわりと高揚感が押し寄せてくる感じ。

以前にも書いたかもしれないが、村上春樹の小説に出て来るDJのようで、日本のラジオ番組っぽくなく、他者からの手紙を受け取っているような感覚にとらわれてしまう。

3月3日(火)の放送で、Dire Straits のマーク・ノップラー(Mark Knopfler)がデヴュー前に大学で教鞭をとっていたことについて、元教師だったスティング(Sting)に触れつつ次のように語ったのが可笑しかった:

「元春レイディオ・ショー」のリスナーの中にもし先生がいましたら、第2のマーク・ノップラー、第2のスティングを目指して、ロック・ミュージックに挑戦してみてはどうでしょうか?

つづいて、この人は、もし音楽をやっていなかったら一体どんな職業についていたのか全く見当もつかないボブ・ディラン。曲は "Tight Connection to my Heart"

確かに見当もつかない。

番組をお聴きになったかたはご存知のように、オープニングとエンディングで萩原健太の口上がある。再放送という性質上、何らかの解説が必要なのは理解できる範囲内だが、せめてエンディングはそのまま終ってほしい。番組の余韻を大事にしたいので。

このエントリーに貼ったNHKの番組の一部らしき動画で、佐野が自分の子供でもおかしくないような二十歳そこそこと思われる若造と(とあえて言う)屈託のない笑顔でフランクに語り合う姿に私は嫉妬している。

Tolerance, Justice, Criticism——佐野元春は、私の欲しいものをすべてもっている。


 佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年):
 佐野元春 - COYOTE - ラシ?オ・テ?イス?


佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年)

君は忘れてしまっているかもしれない
夜のしじまに流れていた
あの思い出のレイディオショー

あの時君が信じていたもの
あの時君が焦がれていたもの

あれから時が経って
どれくらい声が届いて
報われぬ夢もあって
ラジオから聞こえてくるあのメロディー
思い出のレイディオショー

イノセントな日々
かけがえのない日々

いつだって君のそばにいた
思い出のレイディオショー

いつだって君の味方だった
思い出のレイディオショー

君は忘れてしまっているかもしれない
夜のしじまに流れていた
あの思い出のレイディオショー

あの時君が見つけた真実
時のしじまに永遠に刻みつけて

あれから時が経って
どれくらい声が届いて
眠れぬ夜もあって
ラジオから流れてくるあのメロディー
思い出のレイディオショー


 佐野元春「ラジオ・デイズ」(2007年):
 佐野元春 - COYOTE - ラシ?オ・テ?イス?

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JET STREAM (TOKYO FM、月~金24:00-24:55)

○「JET STREAM」(TOKYO FM、月~金24:00-24:55)

「夜な夜なニュースいぢり X-Radio バツラジ」(TBSラジオ、2003年9月29日(月)〜2008年9月25日(木)24:00-25:00)が終わり、JUNK ZERO(TBSラジオ、月〜金24:00-25:00)も水曜日しか聴いていないので、「JET STREAM」(TOKYO FM、月~金24:00-24:55)を聴く機会が増えた。

フラ・ダンスの「フラ」は「ダンス」の意味なんですね〜(リスナーには解る)。

それはさておき、「JET STREAM」の一番の聴き所はオープニングとエンディングだと言っても、同意してくれる人はいるはずだ。こう言い換えれば同意してくれる人はもう少し増えるだろうか——オープニングとエンディングを満喫しなければ、この番組を聴く意味は著しく損われる。よって、始まる一歩前にはチューニングして待たなければならない。搭乗手続きみたいなものだ。

現在オープニングとエンディングで流れる溝口肇の "Mr. Lonely" のシンプルなアレンジは、「JET STREAM」に、流行り廃りとは関係ない万世不易さを醸成している。その点は良い。

しかし、ダークでリッチなチェロの音色は少し重たく響き、飛行感は薄い。少なくともジェット機の飛行とは少しイメージが違う。また、「満天の星を頂く果てしない光の海」というよりは、曇の中のを通り抜けながらの飛行も想像させる。


よって、私は、フランク・プゥルセル(Franck Pourcel)のヴァージョンのほうが好きだ。キラキラしたサウンドが、星の瞬きや、窓のはるか下の街の灯をも想像させ、夜間飛行の気分をより一層醸成してくれる。

また、不思議な感覚だが、オープニング・テーマのあいだ、リスナーの私はジェット機の中にいるが、エンディングの時にはさっきまで搭乗していたはずのジェット機が夜空に消えてゆくのを見送っているような気分になる。

城達也がパイロットの時はオープニングとエンディングの曲が別の曲だったので、そういう感覚をもつのも故あることだが、同じ曲が使われている現在でも、この感覚は変らないのが不思議だ。

単に「夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは、遠ざかるにつれ次第に星の瞬きと区別がつかなくなります」というナレイションせいだろうか。

「JET STREAM」のエンディング・テーマで私が一番好きだったのは、金曜日に放送していた「Midnight Odyssey」のエンディング・テーマ、Art of Noise, "Robinson Crusoe" (in Below the Waste, 1989)

最近やっと曲名をつきとめた。

※Art of Noise,

 "Robinson Crusoe" (1989) Art of Noise - The Best of the Art of Noise - Robinson Crusoe

例えば、あなたと私——
それは永遠の目的地なのかもしれません。
でもこの星を包む風のように、
ウイークエンドの夜は
静かに2人の中を飛びつづけています。
ジェットストリーム、ミッドナイトオデッセイ。
スクリプト、原田宗典。
お相手は、城達也。
この番組は日本航空がお送りしました。

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ラジオな一曲(3):THE TIMERS「FM東京」(1989年)

○ラジオな一曲(3):THE TIMERS「FM東京」(1989年)

「歌っちゃいけない歌なんてないんだ!」

井筒和幸[監督]『パッチギ!』(2004年)

「ラジオな一曲」、洋楽続きでしたので、ここらで日本語の歌を一曲。

ただし、変化球というか、むしろ危険球です。

忌野清志郎に瓜ふたつの(?)ZERRY が率いる THE TIMERS が「夜のヒットスタジオR&N」(フジテレビ、1989年10月13日(金)24:40-26:00)出演時に、予定されていた「偽善者」の代りに突然歌い出した曲。

清志郎が作詞したTEARDROPS「谷間の歌ーー素敵な泉」(1989年)がFM仙台・FM東京(現TOKYO FM)で放送禁止になったことに対するプロテストらしい。

下の動画の2分15秒あたりから始まり、3分あたりとその後2回、放送禁止用語が炸裂。

※左のアルバムには「FM東京」は

 収録されていません。

THE TIMERS「FM東京」(1989年)

FM東京 腐ったラジオ
FM東京 最低のラジオ
何でもかんでも放送禁止さ

FM東京 汚ねぇラジオ
FM東京 政治家の手先
何でも勝手に放送禁止さ

FM東京 馬鹿のラジオ
FM東京 コソコソすんじゃねぇ
おまんこ野郎 FM東京

FM東京 腐ったヤツら
FM東京 気持ち悪いラジオ
何でもかんでも放送禁止さ

FM東京 汚ねぇラジオ
FM東京 政治家の手先
おまんこ野郎 FM東京

おまんこ野郎 FM東京

組織を憎んで人を憎まず。

そして、清志郎の恢復を心の底から願う。彼がいなければ「市営グランドの駐車場」が歌詞になるなんて気づきもしなかった。

※左のアルバムには「FM東京」は

 収録されていません。

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NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)その2

○NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)その2

このブログで「NHK青春ラジカセ」(NHKウェブサイト)について言及したことがある。今回は、いわばそのつづき。

「NHK青春ラジカセ」(NHKウェブサイト)(当ブログ内)

このブログのエントリーに、私が読んでいるブログ「謙遜と謙譲の音楽」やきとりさんからコメントを頂いたのをきっかけに、改めてサイトを見た。

謙遜と謙譲の音楽

NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)

番組情報

「NHK青春ラジカセ」のサイトに、今後の放送に関する以下の情報が公開されていたのでちょっと引用:

『サウンドストリート・アーカイブス』放送決定!
 2009年3月3日(火)〜3月28日(土)20回シリーズ
 4週連続火〜土0:00〜1:00 NHK-FMでオンエア

『元春レイディオ・ショー』が帰ってくる!
 2009年3月31日(火)から、
 毎週火曜23:00〜0:00 NHK-FMでオンエア

新音源

さらに、新たな音源が公開されていた。烏丸せつこの「サウンドストリート」に今は亡き筑紫哲也がゲスト出演している回の音源だ。ちょっとだけ「オス」な感じの筑紫が面白い。

NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)

この放送は今からでも聴くことができるので、ここでは関連した違う話を。

筑紫と烏丸が親しいということは、下記のブログを見て知っていた:

モノログ: Tさんのこと
※店で居合わせたスゴいメンツと偶然飲むことになったという話なのですが、そのメンツがすごいです。

JAZZ SPOT J
※上のブログで言及されているジャズ・クラブ

「多分、Jでの会話もこんな感じだったんだろうなぁ」と想像させる放送だ。

雑談における筑紫は、「NEWS23」のスクウェアーな(キャラやケレン味だけで人を判断したがる人にとっては「退屈な」)感じとは違い、意外と面白いのではないかということは、薄うす想像できていた。

いつだったか、「NEWS23」のオン・エアーで佐古忠彦キャスター(当時)に「佐古ちゃん」と呼びかけたことがあり、「普段はそう呼んでいるのかぁ」と思うと同時に、放送の向こう側にある視聴者の知らない人間関係の味というか柄というか——これもある意味で「月の裏の顔」——がちらりと見えた瞬間だった。

また、「鴻上尚史の博愛ライダー」(TBSラジオ、2001年4月5日(木)〜2002年3月29(木)25:00-27:00)にゲスト出演したときの筑紫の雀鬼ぶりについての話なども可笑しかった。

そうこう考えてみると、筑紫が沖縄で「沖縄の恩人」として慕われているのには、単にテレビで沖縄の米軍基地問題を積極的に取り上げたという事実だけでなく、現地の人びととのとの交流の中で見せたであろう人間味も関係しているはずだと想像する今日この頃。

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NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)

○NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)

NHKのウェブサイトを見ていたら面白いコンテンツを発見。

NHK-FMの音に聞く伝説の音楽番組「サウンドストリート」(NHK-FM 1977年11月23日〜1987年3月20日、月〜金22:00-22:50(番組終了時))の音源をサイト上で公開しているのだ。私は、この番組を聴くのは初めて。

『Quick Japan』Vol.63<総力特集 ラジオ>(2005年)の欄外コラム「私とラジオ」でこの番組を取り上げている論者が数名おり、佐野元春のロング・インタヴューでも言及されていたので、一度聴いてみたいと思っていたのだ。噂に聞いていた「Motoharu Radio Shooow」というジングルも聴くことができた。

NHKがリスナーからエアチェック・テープを募り、デジタル化して公開しているようだ。NHK-FM開局40周年記念番組でも「エアチェック文化」として紹介されるのだとか。

NHK-FM「サウンドストリート」の録音テープをネット配信(INTERNET Watch)

公開ラインナップは以下の通り(2009年1月16日現在):

・佐野元春 佐野元春特集(前編)(1982年5月17日)

・佐野元春 佐野元春特集(後編)(1982年5月24日)

・坂本龍一 第1回放送(1981年4月7日)

・坂本龍一 2年目の初回(1982年4月5日)

・佐野元春 リスナーが選ぶ元春ナンバーベスト10
 (1983年5月30日)

・渋谷陽一 クイーン特集(1)(1978年12月14日)

・坂本龍一 ゲスト:大島渚(1982年4月27日)

・佐野元春 元春レディオ・ショー in NY 第1回
 (1983年6月6日)

・烏丸せつこ 第1回放送(1980年10月1日)

・坂本龍一 ゲスト:村上龍(1983年4月12日)

・烏丸せつこ ゲスト:湊剛(番組担当ディレクター)
(1980年12月3日)

・渋谷陽一 ゲスト:忌野清志郎(1981年3月19日)

リスナーのエアチェック・テープを音源としているワリにはかなり音がいい。きっと調整しているだろうから、これもNHKの技術力のなせる業ということだろうか。

トークの際のBGMはそのまま残っているし(技術的に消すことができないためだと思われる)、通常ネット配信ではバッサリ切られるオン・エア曲もイントロの部分だけは少し残している点が意外と画期的。NHKらしからぬ思い切った力技で、「この手があるのか、NHKも意外とやるなぁ」と感じた。コレに民放も追随し、ポッドキャストでも楽曲の出だしの一部なら配信可という流れになっていくと良いと思う。

「サウンドストリート」は音楽番組なので、イントロだけでは寂しいといえば寂しいのだけれども。

ともあれ、かなり面白い。

烏丸せつこの放送は、今の基準からしてもNHKにしてはかなり尖っているし、佐野元春は、村上春樹の小説(たぶん『風の歌を聴け』だったかな)に出てきたDJみたいでカッコいい。ニュー・ヨークのヤギとの競演はユーモラスで可笑しかった。

有り体に言えば、NHKの手持ちの知的財産の単純な再利用に過ぎないのだが、提示の仕方によってここまで心躍るコンテンツになるのかと感心した。これはいい。アクセスして聴くべし。絶対愉しいはず:

○NHK青春ラジカセ(NHKウェブサイト)

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「ラジオの時代」 第2部 あのとき あの場で、『朝日新聞』夕刊(2008年12月1日(月)〜12月26日(金))総目次

○「ラジオの時代」 第2部 あのとき あの場で、『朝日新聞』夕刊(2008年12月1日(月)〜12月26日(金))総目次

『朝日新聞』夕刊で2008年12月1日(月)から始まった、編集委員・隈元信一による連載「ラジオの時代」の第2部が終了。

以前に第1部の総目次をつくった。

「ラジオの時代」 第1部 いまどこかで何かが、『朝日新聞』夕刊(2008年6月30日(月)〜8月1日(金))総目次

同様、第2部の総目次もつくってみたので、週末の時間のある時などに、図書館などで『朝日新聞』夕刊のバックナンバーを繰る際にお役立て下さい。

第2部を読んだ感想としては、日本の戦中・戦後とラジオ、植民地主義とラジオ、といった感じの切り口が私ごのみでなかなか面白かった。

コール・サインJOAKはNHK東京放送局、BKは大阪、CKは名古屋、ではDKは? という問の答が、福岡でも札幌でもなく、京城放送局だとは寡聞にして知らなかった。東京放送局開局からわずか2年にも満たない1927年2月16日の放送開始だったそうだ。

植民地近代性に関わる話で面白い。

2009年3月からはの第3部では、民間放送以降に話が進むのだとか。これも愉しみ。

「ラジオの時代」第1部総目次(2008年12月1日(月)〜12月26日(金))

凡例:

日付
サブタイトル
言及された番組・放送局など
言及されたパーソナリティーなど

第1部 あのとき あの場で

2008年12月1日(月)
1 それはヤマから始まった
NHK愛宕山送信所、放送博物館、「ラジオ体操」
青山敏彦(元ラジオ体操指導者)、黒田勇(関西大学教授『ラジオ体操の誕生』(青弓社)


2008年12月2日(火)
2 綱渡りだった玉音放送
玉音放送
礒崎咲美(放送博物館学芸員)、半藤一利


2008年12月3日(水)
3 いま語る「玉音放送の真実」
玉音放送
天皇裕仁、玉虫一雄・春名静人(元NHK技術職員)

2008年12月4日(木)
4 戦地に流れてきた先輩の声
玉音放送
河原武雄・和田信賢(元NHKアナウンサー)、中道風迅洞(詩人)、西沢実(放送作家)

2008年12月5日(金)
5 「玉音」に背中押されて研究へ
玉音放送
竹山昭子(元昭和女子大学教授、『玉音放送』(晩聲社)『戦争と放送』(社会思想社)

2008年12月8日(月)
6 「遺された声」を求めて
新京放送局(満州国)、「遺された声」(NHKハイビジョン放送、NHK総合テレビ)
野村優夫(NHKアナウンサー)、辻田文雄(軍事評論家・軍事考古学者)

2008年12月9日(火)
7 消えたコールサインはいま
京城放送局(JODK)
鄭恒坵・張道亨(韓国放送人同友会理事)、津川泉(放送作家、『消えたコールサイン』白水社


2008年12月10日(水)
8 浸透した大衆文化
京城放送局(JODK)
金栄熙(ソウル大学言語情報研究所教授)、張道亨(韓国放送人同友会理事)

2008年12月11日(木)
9 激動の歴史伝える元放送局
玉音放送、台北228記念館、台北放送局(→台湾ラジオ局) 、「台湾便り」(台北放送局)
曽仁志(元台北放送局局員)、陳清河(政治大学教授)

2008年12月12日(金)
10 耳に残る日本の歌
台中放送局 「さくら倶楽部」「台湾版紅白歌合戦」(毎日放送:台中のFM局)
頼静嫻(大千ラジオ社長) 張林禎慧(元台中放送局) 周進升(毎日放送DJ)

2008年12月15日(月)
11 戦時を生きた女性アナウンサー
京城放送局(JODK)
古賀登恵(元京城放送局アナウンサー「JODKの花」)

2008年12月16日(火)
12 音の文化をつなぐ一族
琉球の声
川平朝清(元・琉球の声、琉球放送アナウンサー、ジョン・カビラ、川平慈英の父) 川平朝申(元沖縄民政府芸術課長、琉球の声創設者)

2008年12月17日(水)
13 スポーツ実況 受け継ぐバトン
NHK
河原武雄・和田信賢・志村正順(元NHKアナウンサー) 深水道敬(元NHKプロデューサー)

2008年12月18日(木)
14 語りのドラマにかけた心意気
「ボブと口笛」「マイクの旅」「三太物語」「架空実況放送」(NHK)
西沢実(放送作家) ボブ・イーガン(米軍伍長 ) 中川忠彦(元NHKプロデューサー) 北出清五郎・福島幸雄(元NHKアナウンサー)

2008年12月19日(金)
15 言葉を食べる人間として
「文芸選評 おりこみどどいつ」「街頭録音」「二十の扉」(NHK)
中島風迅洞(詩人・「文芸選評 おりこみどどいつ」選者) 藤倉修一(元NHKアナウンサー)

2008年12月22日(月)
16 女性の台頭は戦中から
「婦人の時間」(NHK)
竹井照子・三沢はま・仁平武雄・赤沼つや・浅沼博(元NHKアナウンサー)

2008年12月24日(水)
17 戦前も戦後も検閲のもとで
「婦人の時間」(NHK)
竹井照子(元NHKアナウンサー) フランク馬場(GHQ) オルソン軍曹(GHQ) 江上フジ(元NHKディレクター) 中島風迅洞 柳沢恭雄(『検閲放送』けやき出版


2008年12月25日(木)
18 自主規制と新聞の影
玉音放送
竹山昭子(元昭和女子大学教授) 島村宏(海南)『終戦秘史』講談社


2008年7月26日(金)
19 音悪くても聴いていた
NHK
玉虫一雄(元NHK技術職員)

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月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、2008年12月29日(月)27:00-29:00)

月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、2008年12月29日(月)27:00-29:00)

AM派の私としては珍しく気に入っていたFMの番組、月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)

DAYBREAK(TOKYO FM、2007年11月26日(月)、12月3日(月)27:00-29:00)(当ブログ内)

月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)(当ブログ内)

DAYBREAK TOKYO FM
※月曜日から木曜日までの「DAYBREAK」でかかった全曲リストを作成している、daybreak-friendさんによる非公式ブログ。頭が下がります。

木崎義二と岩橋由起がのDJを務める放送は今日で最後となった。

TBSラジオの JUNK2 が改編によって24:00台に移って以来、私にとって平日の27:00時以降に聴く唯一の番組でもあった。

古い曲が多くかかるところが今どきの番組としては珍しく、気に入っていた。

中でもオーティス・レディングの曲がかかるとうれしかった。

私は特にオーティスの曲詳しいとか、ファンだとかいう訳ではないが、ラジオから聴こえてくるオーティスの声が何故か好きなのだ。なかでも、夜中にラジオを通して聴こえてくるオーティスの "Security" (1964) には、えも言われない味わいがあった。

ラジオを通すと歌の浸透圧は高くなるらしい。別にカッコつけて言っている訳ではない。本当に心にしみるのだ。"Security" は彼が23歳の時の曲だと知って、驚いている。

アシスタントの岩橋由起が何者かを確認するために、わざわざ浦和までコミュニティーFMの放送を聴きに行ったこともあったっけ:

Sabado Siesta(REDS WAVE:さいたま市浦和区周辺78.3MHz、2008年2月2日(土)12:00-13:55)(当ブログ内)

また、私たちが発行しているミニコミ紙『ラジオ中毒』で、私は、「深夜27時のアメリカン・ポップス講座」と題して、番組について言及もした:

ラジオのミニコミ紙を発行しております(13):Lilmag さんで『ラジオ中毒』をお求めいただけるようになりました。(当ブログ内)

思い過ごしかもしれないが、最近では時代を遡って洋楽を聴くという習慣が失われつつあるような気がしている。それどころか、洋楽を聴くという習慣をもつ人そのものが減ってきているかもしれない。

そういう状況で、木崎が番組内で語った「アメリカン・ポップスはつながっている」という言葉に触れて、ただ単に今心地よい音楽を反射的に右から左へと消費していくのではないリスニング・ライフ、そしてまた単なる懐古趣味でもないリスニング・ライフの奥深さを垣間見た。(「DAYBREAK」自体はけっこう懐古趣味的かもしれないけれども。)

また、私事を多く語らないにもかかわらず、木崎の人柄がじんわりと伝わる番組の雰囲気も、他では得難いものだった。ラジオ的な味わいの深い番組だった。

残念だ。

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第45回ギャラクシー賞(特定非営利活動法人放送批評懇談会、2008年6月3日)

○第45回ギャラクシー賞(特定非営利活動法人放送批評懇談会、2008年6月3日)

2008年6月3日に第45回ギャラクシー賞が発表された。が、今日たまたま書店で見かけた『GALAC』2008年7月号(NPO法人放送批評懇談会、2008年)で知った。

テレビ部門の受賞作はほっといて、ラジオ部門の受賞作品は以下の通り:

ラジオ部門

大賞

文化系トークラジオ Life
(TBSラジオ&コミュニケーションズ 2007年6月3日放送)

●優秀賞●

がん難民の戦い〜まだ救える命のために
(中国放送 2007年5月26日放送)

ラジオ生ドラマ「火焔太鼓」
(文化放送 2007年11月23日放送)

マンデースペシャル ラジオドキュメンタリー「おれは闘う老人となる〜93歳元兵士の証言」
(毎日放送 2007年11月26日放送)

●選奨●

ASAHI SUPERDRY「MUSIC FLAG」
(エフエム東京)

あなたは人を裁けますか? 宮台真司と考える裁判員制度
(TBSラジオ&コミュニケーションズ)

ドラマスペシャル「通天閣」
(毎日放送)

試験に出るコント・日本史編・冬休み集中講座
(日本放送協会)

●DJパーソナリティ賞●

青山高治
「秘密の音園」(中国放送)パーソナリティとして

『GALAC』の受賞作講評では「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ、最終日曜日25:30-28:00)について、深夜放送ブームのころの番組と比較して、深夜放送世代には懐かしく、ブームを知らない人には新しい番組としてベタぼめだった。

私が気になったのは、DJパーソナリティ賞の青山高治(中国放送アナウンサー)。講評ではものすごい高評価。一度聴いてみたい気がしている。番組本も出ているようだ。もし聴いている人がいたら、どんな感じか教えて下さい。

追記

大賞受賞作「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ、2007年6月3日放送、テーマ「運動」)のダイジェスト版が下記の通り放送される模様:

「文化系トークラジオLife 特別再放送ギャラクシー賞大賞受賞作・濃縮版」(TBSラジオ、2008年6月29日(日) 20:00-21:10)

受賞した回の放送は、現在もポッドキャストで聴くことができる:

文化系トークラジオ Life: 2007/06/04 「運動」 アーカイブ

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Early Morley Bird(2008年6月8日(日)5:00-6:00)

○「Early Morley Bird」(J-WAVE、2008年6月8日(日)5:00-6:00)

今回は番組の本題に関係ない枝葉末節な話。ジンジャー・エールについて。

番組冒頭でモーリー・ロバートソンが次のように話した:

僕は決まって、オーダーするものが決まってまして、だいたい、飲み物は辛口ジンジャー・エール、ウィルキンソン・ジンジャエールという輸入物の非常に辛い生姜の味がするジンジャー・エールがありまして、大人の味。子供の飲みのもではありません。それをお酒がわりにたのみます。

実は、私も「ウィルキンソン・ジンジャエール」の愛飲者。コレが辛口で美味いのなんの。ホントに大人の味。おすすめです。

ウィルキンソン・ジンジャエール
オシャレに撮れているのではないかと自負していますが、撮影場所はアイルランドの草原、ではなく荒川土手です。緑色を鮮やかにして、シロツメグサの花を足したり微妙に加工してあります。

ジンジャー・エールと言われてすぐに思い浮かぶのは、日本コカ・コーラが販売している「Canada Dry」だが、これは "dry" とは名ばかりで、べらぼうに甘い。昔はあれほど甘くなかったような気がするのは気のせいだろうか。それとも私の味覚ほうが変わったのだろうか。

ちなみに、日本コカ・コーラのサイトでも紹介されているが、ジンジャー・エールの本家本元は 、"Canada Dry"。1904年にカナダ人実業家 John J. McLaughlin が「ノン・アルコールのシャンパン風飲料」として開発したとのこと。禁酒法の時代ですね。

他方 「ウィルキンソン・ジンジャエール」は、イギリス人 Clifford Wilkinson が鉱泉水のボトリング会社を日本でつくり、その会社が製造・販売していたようだが、現在はアサヒ飲料のブランドとなっている。したがって、モーリーが「輸入物」と言っていたのは誤り。

一時は缶入りのものが自動販売機で売られていて容易に入手できた——私はこのときに Wilkinson ブランドを初めて知った——が、現在は見かけない。アサヒ飲料のサイトにも缶入りは現行商品としてはラインナップされていない。この缶は広口ボトルで、はじける気体が鼻にダイレクトに入ってくるため、時にはむせかえる程で、この刺激がクセになっていた。

もともとはバーなどの業務用に販売していたようで、190ml瓶入りのものは現在も販売されている。瓶で飲んでもピリリとする刺激が舌に心地よい。そういえば、「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、土17:00-17:55)でジンジャー・エールとビール1対1でつくるカクテル、シャンディ・ガフ(Shandy Gaff)が話題に上っていたのを想い出した。

アサヒ飲料 | ウィルキンソン

アサヒ飲料 | ニュースリリース2006 | 0548

ジンジャー・エールは好きだが甘いのは嫌なので、一時は自分でジンジャー・エールをつくっていた時期もあった。しかし、「ウィルキンソン・ジンジャエール」を知ってつくる必要もなくなった。

「ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会」というサイトの情報により、酒屋で入手できる場合があると知り、いろいろ探してカクヤスという酒屋で見つけて購入している。1本73円也。「ウィルキンソン・ジンジャエール」には2種類あり、ロゴの色が薄い(オレンジ色)「ウィルキンソン・ドライ・ジンジャエール」は辛くないので気をつけろ! 間違って買ってしまった時に私は「チッ、ハズレか」とつぶやいている。ロゴの色が濃いほう(小豆色)が辛い、そして美味い。

ウィルキンソン・ジンジャエール
ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会

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在京民放ラジオ5社共同広告:バージョン2(東京5社ラジオ強化委員会・都営地下鉄、6月2日(日)〜6月7日(土))

○在京民放ラジオ5社共同広告:バージョン2(東京5社ラジオ強化委員会・都営地下鉄、6月2日(日)〜6月7日(土))

先日の下記話題の続き:

都営地下鉄車内広告とラジオスポットがタイアップ|東京都

在京民放ラジオ5社共同広告(東京5社ラジオ強化委員会・都営地下鉄、バージョン1:2008年5月25日(日)〜6月1日(日))(当ブログ内)

2008年5月25日(日)〜6月1日(日)のバージョン1に続き、第2弾が都営地下鉄に掲示された。

乗客がいるなか地下鉄の中吊り広告を撮影するという行為は、我ながらイタい感じ。でも頑張りましたよ。前回同様、早朝に撮影するも、そこそこの乗客数。人の少ない車輛を選ぶ。こんな早くから出勤とは、職住分離も度を越すのはよくない。

新型車両では、広告と吊り革との距離が近く撮影に不向き。よって旧型車輛を待つ。ちなみに、土曜日に用事で都営大江戸線に乗ったが、大江戸線は他の路線より車輛が小さい。よって、車高の低さを考慮して、横から見ると2枚の広告が「Y」の字を成すように広告を途中で折り曲げて掲示している。これまた撮影に不向き。

左から:

・TBSラジオ:安住紳一郎(「安住紳一郎の日曜天国」日10:00-12:00)
・文化放送:玉川美沙(「玉川美沙 たまなび」
月〜金15:00-17:50
・ニッポン放送:テリー伊藤(「テリーとたい平 のってけラジオ」月〜金13:00-15:30)
・TOKYO FM:チャットモンチー(「SCHOOL OF LOCK!〜チャットLOCKS!〜」火23:05-23:30、
 箭内道彦「風とロック」
24:30-25:00)
・J-WAVE:ジョン・カビラ(「JK RADIO Tokyo United」金6:00-11:30)

今回のヴァージョン2には、引用できる中吊り広告の公式な画像がない——と思っていたら、とくながたかのりさんからの情報で、『宣伝会議』のサイトにヴァージョン1、2両方の画像が掲載されていることが判明。ありがとうございました。さっそくふたつともダウンロード。

在京ラジオ5局、初の共同広告|宣伝会議ヘッドラインニュース

ついでに……

「地下鉄でラジオの宣伝したって聴こえないじゃん、地下だし」と思ったあなた、なかなか鋭い。でも甘い。都営地下鉄では、1994年11月からAMラジオ再送信サーヴィスを行っており、地下であるにもかかわらず車内でAMラジオを聴取することができる。

AMラジオ再送信サービス | 東京都交通局

今回の撮影がてらに聴いてみた。確かにNHKも民放も聴取可能で、神奈川県に送信所のあるラジオ日本は、家で聴くよりもクリアーだ。「好きな番組が、受信環境が悪くて聴けない」というかたは、都営地下鉄で行ったり来たりするというのもアリかもしれない。ないか……。

聴いていて気付いたのだが、島型のホームの中央あたりよりも線路に近付いたほうが良く聴こえたり、ホームを離れてエスカレーターや連絡通路に出ると聴こえなくなったりする。これは、線路の天井や壁面に渡してある誘導通信線からラジオの電波を出しているからのようだ。

再送信についての詳細や技術的な話は『ラジパラ』(三才ブックス、2007年)の記事「突撃企画!勝手に表彰状 地下鉄でAMラジオが聞けるなんて素晴らしいじゃないか! 都営地下鉄に表・彰・状!」(pp.134-137)に詳しい。AMラジオ再送信システムが模式図を用いて解説されている。

ただ、残念なことに、810kHzにチューニングしてもAFNは聴こえなかった。都営地下鉄内に攘夷派の動きか?

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在京民放ラジオ5社共同広告(東京5社ラジオ強化委員会・都営地下鉄、バージョン1:2008年5月25日(日)〜6月1日(日))

○在京民放ラジオ5社共同広告(東京5社ラジオ強化委員会・都営地下鉄、バージョン1:2008年5月25日(日)〜6月1日(日))

在京民放ラジオ局5社が共同でキャンペーンを行っている模様。TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、TOKYO FM、JーWAVE の5社。InterFM が参加していないのは何故だろう?

○都営地下鉄車内広告とラジオスポットがタイアップ|東京都

都営地下鉄に中吊り広告が出るとのことで、ぜひ写真を——と思ったが、地下鉄の車内で中吊り広告を撮影している姿は、どう見てもバカ丸出し。じゃぁ諦めるか? ご冗談を。よって、始発なら乗客が少ないだろうと見込んで出発。ちなみに、ふだんはJRで、地下鉄は使わない。その日は、JRの代わりに三田線と新宿線に乗車。

しかし、見込みが甘かったようで、始発にもそこそこ人が乗っている。さすが東京の都心。

三田線には件の広告がなく、新宿線でようやく発見。人の少ない車輌へ移動し、挙動不審ぎみにシャッター・チャンスを虎視眈々と狙い、どうにか撮影:

加筆(2008年6月1日)

コメント欄でご指摘いただいたように、上の写真が見にくいので以下を加筆。吊り革が邪魔なのと、車内の蛍光灯の光が反射するのとで、きれいに撮れなかった。吊り革を避けると反射し、反射を避けると吊り革がかぶさってくるという感じ。豪腕映画監督よろしく、「吊り革どけろ! 電気消せ!」ともいかないので。

よって、東京都のウェブサイトの画像も併せて引用:

左から:

・TBS:爆笑問題(「爆笑問題カーボーイ」火25:00-27:00
         「爆笑問題の日曜サンデー」日13:00-17:00)
・文化放送:大竹まこと(「大竹まこと ゴールデンラジオ!」月〜金13:00-15:30)
・ニッポン放送:中川翔子(「中川翔子のG(ギザ)サイエンス」金24:10-24:40)
・TOKYO FM:八代英輝(「クロノス」
月〜金5:00-8:30
・J-WAVE:木村カエラ(「OH! MY RADIO」火24:30-26:00)

2008年6月2日(月)〜6月7日(土)には、バージョン2の掲示が予定されている。

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DoCoMo東京REMIX族(J-WAVE、2008年5月24日(土)17:00-17:54)

○「DoCoMo東京REMIX族」(J-WAVE、2008年5月24日(土)17:00-17:54)

先日、久しぶりに「DoCoMo東京REMIX族」(J-WAVE、2008年5月24日(土)17:00-17:54)を聴いたら、「スカシカシパン」(菓子パン)の第2弾が出たとのこと。第1弾が出た時もこのブログで言及した:

DoCoMo東京REMIX族(J-WAVE、土17:00-17:54)

ローソンのニュース・リリースによると、第1弾のほうは、「発売から1週間で約50万個を販売するヒット商品となりました」とのこと。ちなみに、今回のニュース・リリースにも「DoCoMo東京REMIX族」への言及は一切ない:

スカシカシパン 第2弾|新商品・おすすめ商品|ローソン

中川翔子さんの「しょこたん ぶろぐ」で話題に! しょこたんプロデュース菓子パン第2弾(ニュースリリース - ローソン)


今回もQRコード付き。


表面はよくある感じのビスケット生地。みなさんご存知メロンパンの皮。


中の生地にはチョコレートが練り込んである。

第2弾は第1弾よりやや小ぶり。また、第1弾は表面のシュガー・コーティングがベトベトして少し食べにくかったが、今回のは食べやすくなっている。

取り急ぎご報告まで。

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BARAKAN BEAT(InterFM、1995年4月〜2006年4月30日(日)19:00-21:00、ウェブラジオOTONaMazu、2006年10月29日(日)〜)

○「BARAKAN BEAT」(InterFM、1995年4月〜2006年4月30日(日)19:00-21:00、ウェブラジオOTONaMazu、2006年10月29日〜)

「BARAKAN BEAT」(InterFM)

ピーター・バラカンの「BARAKAN BEAT」(InterFM、1995年4月〜2006年4月30日(日)19:00-21:00)が好きだった。というより、ピーター・バラカンが好きで聴いていた。

番組の内容はNHK-FMの「WEEKEND SUNSHINE」(NHK-FM、土7:15-9:00)と近似していて、ブルーズあり「ワールド・ミュージック」ありで、そのレパートリーは、他のDJにはないワン・アンド・オンリーのものだった。

それだけでなく、私にとっては、ピーター・バラカンによる英語のDJがとても価値のあるものに感じられた。アメリカのGAよりも、ブリティッシュ・アクセント好きだったので、この番組は週末のリスニングの練習も兼ねていた。音楽番組におけるトーク・パートは、基本的にはとアーティストの紹介なので、予め内容が予想できる。また、仮に聴き取れないところがあっても、数分おきに音楽がかかるので気持ちが愉しくリセットされる。そういう意味で、リスニングにむいていると感じていた。

脱線だが、以前、とある雑誌のプレ創刊イヴェントにピーター・バラカンが招かれ、「抵抗の歌」をテーマにDJを務めた。DJブースの設備もないステージ上で、ラジカセで曲をかけながら解説してくれた(その内容は、その雑誌の創刊号に掲載)。そのときのDJは日本語だったので、生「WEEKEND SUNSHINE」という感じだった。お母上がイギリス人とビルマ人のハーフだそうで、そのせいか日本人にも親近感の湧く顔だちだが、曲がかかっているあいだずっと足でリズムを取りながらノッている姿を見て、「やっぱり西洋の人だなぁ」と思ったりもした。

さて、ある日、InterFMにチューニングしたら、「BARAKAN BEAT」をやっていない。一向に始まらない。ただただ呆気にとられてその週の放送時間は終了。

その週からしばらくのあいだ、「BARAKAN BEAT」の時間には「METRO MIX」というフィラー番組が放送され、ノンストップで音楽が流れた。

InterFM のウェブサイトを見ると、番組終了後しばらくのあいだ、次のような文章が掲載されていた:

Originally Posted by Peter Barakan

In case you are wondering why you were unable to hear Barakan Beat on Inter FM, unfortunately the show was discontinued at the end of April, owing to the lack of sponsorship.

I am still hoping that this situation can be rectified. If you know of any corporation that would realistically be interested in supporting a radio programme that provides a wide selection of popular music without a commercial bias, I would love to hear from you and them.

My sincere thanks go out to all who have given your support to the show over the 10 years that it ran, by the pure and simple act of listening to it. I have valued greatly the sense of community that I have savoured through my regular broadcasts on Inter FM, and I hope that my listeners have shared in that feeling.

If you would like to know more about other broadcasts with which I am involved, please feel free to contact me.

My personal email address is: barakan@c04.itscom.net

「バラカン・ビート」を聴こうと思って放送がないので驚かれた方がいる かも知れません。大変残念なことにスポンサーが見つからない結果、4月末に放送休止状態になったことを報告しなければなりません。

番組の復帰を諦めたわけではありません。単純にリスナ ーの数を増やせばいいという発想の番組ではありませんが 、こういう番組を支えたいという企業がどこかに存在するものだと今も夢を抱き続けています。そういった情報 があったらいつでもご連絡を歓迎いたします。

また10年の間番組を聴いてくれた方々に心から感謝します。放送を通した皆さんとのやりとりから私自身は共同 体のような深い満足感を得ることができましたし、皆さんにもそんな 喜びを少しでも還元できたなら私は嬉しいです。

私が今も行っている他の放送に関して知りたい方は是非 ご連絡ください。

メール・アドレスは barakan@c04.itscom.net です。

○出典:BARAKAN BEAT(Internet Archive のキャッシュ)

また、ピーター・バラカンのファンの方で「BARAKAN BEAT」の復活を望んでいる方のサイト(詳細失念。検索するも発見できず)では、ピーター・バラカン本人からの情報として、InterFMの財政状況が悪いことや、日本語での放送をスポンサーから要求されているが英語で続けたい意向だということや、続けられるのならノー・ギャラでも構わないという番組に対する意気込みが紹介されていたように記憶している。

InterFM開局から10年、紛れもなく看板番組であったはずの「BARAKAN BEAT」は、そのようなかたちで放送休止状態に追い込まれ、InterFmで復活することはなかった。


2004年ごろの『JAZZ LIFE』(三栄書房)誌上の広告
左から、Charles Glover、Lucy Kent、Peter Barakan。
現在、InterFMに残っているのはLucy Kentのみで、
土曜日の朝に日本語で放送を行っている。

現在、InterFMは日本語放送の比重が増し、テレビ東京系の資本が入ったそうでテレビ東京のアナウンサーがDJを務める番組もある。また、松浦亜弥やモーニング娘。のメンバーの番組も放送されている。

英語放送がリスナーを遠ざけ、広告収入の減少につながるのは理解できる。民放局である以上、スポンサーからの収入は生命線だ。それにもちろん、番組制作に携わる方たちは、最高の成果を上げるために最大限の努力を続けているはず。

それは理解した上で敢て言うが、英語を初めとする外国語放送は、InterFMの固有の価値であり、それが局のアイデンティティーとなっていたはず。アイデンティティーを掘り崩すような修正を続ければ、放送局のカルチャーは必ず失われ、コンテンツの質は下がる。

「BARAKAN BEAT」(ウェブラジオOTONaMazu)

ソウル・ミュージック論の名著として名高いものの、長らく絶版状態であったピーター・バラカン『魂(ソウル)のゆくえ』が復刊され書店に並んでいるのを偶然見かけて購入。その余勢で、夜にピーター・バラカンについてネットを検索していると、「BARAKAN BEAT」がウェブラジオで1年半あまりも前に復活していることを遅まきながら知った。不覚もいいところだ。

「OTONaMazu」という、ウェブラジオとSNSをあわせたサイトのなかのコンテンツとしての復活だ。

OTONaMazu インターネットラジオエンタテイメント

SNSに登録すると、最新の放送をオン・タイムで聴くことができるようだ。しかし、私はこの手のサイトに登録するのが非常に億劫で二の足を踏んでいた。

しかし、よく見ると、過去の放送がアーカイヴ化されており、登録しなくてもオン・デマンドのストリーミング放送で少し遅れて聴くことができると判った。

聴いてみると、「ボボッ、ボッボボボ、ボッボッボ〜」というサックスで始まるオープニング曲も昔のまま(リスナーにはわかる)。"Hello.  Welcome to 'BARAKAN BEAT'...."。 InterFMの頃とまったく同じでうれしい。1年半の空白が一瞬で埋まる。

パソコンからの音声をわざわざトランスミッターで飛ばして、ラジオで聴いた。

以前、TOKYO FMが「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」(TOKYO FM、放送期間不詳、日5:00-5:45、現在はCSラジオのMUSIC BIRDのcross cultureチャンネルで放送中)を終了させたことを批判したことがあるが、どの局にも簡単に終了させてはならない番組が必ずある。

放送室(TOKYO FM、2007年8月18日(土)26:00-27:00)

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『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)

○『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)

『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)が発売された。

ラジオ馬鹿なので、出ると必ず買ってしまう。発売日が近づくと、むしろ出る前から待ち遠しい。

ここ最近は、タレントの写真が表紙になることが通例だったが、今号の表紙は、野球場のマウンドにレトラジR3が置かれた写真。「レトラジ」とは、マイクロマガジン社からキット販売されている真空管ラジオのシリーズ。『ラジオ番組表』の広告でおなじみだったが、今号には広告が掲載されていない。その代わりのプロダクツ・インスタレイションなのだろうか? ちなみに、表紙の野球場は、われらが横浜ベイスターズのホーム、横浜スタジアム。目下、他の追随を許さぬ最下位独走中。

先日このブログでも触れたが、「爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)聴取の際には、『ラジオ番組表 2008春号』のおかげで面白さ倍増であった:

爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)

なんだったら、『ラジオ番組表 2008春号』とタイ・アップして、三才ブックス編集部の人をお目付け役にひとり付ければ、もっとラジオ馬鹿むけの放送になったかもしれないが、日曜日の昼にそんな味付けが求められているわけないか……。このあいだの木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(2008年4月17日(木)27:00-28:00)で、ふつうの人はふだんラジオを聴く習慣がなく、それどころか家にラジオがない人もいることを、まざまざと思い知らされたばかりではないか。

さて、『ラジオ番組表 2008春号』の記事の多くは、通例の号と極端に変っていないが、なぜか男性用下着の見開き2ページの広告が出ていたのには意表を衝かれた。

今号の特色は:

(1)巻頭特集:
「THEポッシボーロビンとキャナァーリ倶楽部みっきーのポッシきゃな?」(CBCラジオ、火23:00-24:00)、ロビンとみっきーへのインタヴュー。

……だそうですが、寡聞にしてどちらも存知あげません。CBCラジオは、ヤング・タイム・ゾーンが「タングショー」(2000年10月〜2002年3月)から「ハイパーナイト」(2002年4月〜)に変わってから、とたんにアイドル路線が顕著になったなぁ。「大槻ケンヂのタングショー」(CBCラジオ、2000年10月〜2002年3月)の馬鹿っぷりがなつかしい。おかどんは元気だろうか?

(2)巻末特集:深夜放送特集

(i)ラジオの殿堂「深夜放送」

「レコメン」(文化放送、月〜木22:00-25:00)、K太郎へのインタヴュー(2ページ)

「ラジオ深夜便」(NHK第一放送、月〜金23:20-29:00、土23:10-29:00、日23:15-29:00、第4日24:00-29:00)、迎康子アンカーへのインタヴュー(1ページ)

金曜JUNK2「加藤浩次の吠え魂」(TBSラジオ、金27:00-28:00)、加藤浩次へのインタヴュー(1ページ)

(ii)パーソナリティからの一言メッセージ付き!「全国珠玉の深夜ラジオ名鑑」(2ページ)

「アタックヤング」(STVラジオ、月〜金24:00-24:50) コメント:近藤麻智子(火曜担当)

「ミッドナイト東海21」(東海ラジオ、月〜金26:00-27:00) コメント:松原敬生(月曜担当)

木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、木25:00-27:00) コメントなし

金曜JUNK「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ、金25:00-27:00) コメント:おぎやはぎ

「あなたへモーニングコール」(TBSラジオ、毎日4:00-5:00) コメント:斎藤千夏(金土担当)

ハイパーナイト「モーニング娘。道重さゆみの今夜も♥うさちゃんピース」(CBCラジオ、火24:00-25:00) コメント:道重さゆみ

「ABC発午前1時 もうすぐ夜明けABC」(ABCラジオ、月〜金25:00-28:15) コメント:高野あさお(?)

「MBSサウンドキングダム 〜音楽王国〜」「MBSサウンドキングダムDEEP」(MBSラジオ、月〜木22:00-27:00) コメント:ヤナギブソン(ザ・プラン9)(月曜担当)

『ラジオ番組表 2008春号』が深夜放送をフィーチャーしていたのを受けて、また、「爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)で、「スリーキャッツナイト2008」(HBCラジオ:札幌、1287kHz、日24:30-25:00)やヤングキャベツ(「ゴゴラク」BSN北陸放送:新潟1116kHz、月〜金13:00-15:30。こちらは深夜放送ではないが)を聴いて、ローカル深夜放送について思うところがあった。この後に続けて書くつもりだったが、長くなったので別のエントリーで書くことにする。

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中国国際放送局、2008年4月12日(日)

○中国国際放送局、2008年4月12日(日)

日曜日の朝はいつものように「Early Morley Bird」(J-WAVE、日5:00-6:00)を聴きつつ散歩。2008年4月13日(日)の話題もチベット。モーリー・ロバートソンがネットで集めたチベット関連のニュースを紹介。なかでも、2008年4月8日付『産経新聞』の記事は興味深かった。天安門の民主活動家たちが、チベット人と反権力連帯を築かないのは、反権力漢人インテリたちも中華思想からは自由でなく、チベット独立には反対なのだという内容:

チベット問題 中国の古来からの排他的な中華思想が背景(産経新聞、2008年4月8日)

「Early Morley Bird」が終ってからは、ダイヤルをあちこち回していたが、ここはひとつ北京政府の立場を聴いてみようと思い、中国国際放送局(いわゆる北京放送)にチューニング。こういう時は、短波も聴ける ELPA ER-21T は、とてもいい。もうちょっと小さければもっといい。

最近、「Free Tibet」のバナーを貼ったブログなどをよく見かける。

私自身も、個人が幸福を追求する権利を国家権力が侵害することには強く反対する。しかし、チベットという個別の事例に責任ある判断を下せるほど、私はチベットを知らない。東欧で社会主義の墓場から民族主義が擡頭するのを幾例も見て来たが、チベットがそうならないとは断言できない。もちろん、基本的人権の一本で猛進することもできるかもしれないが、小心者の私は少し逡巡する。今の無知なままの私では、目を潤ませ、頬を紅潮させ、ヒロイックな陶酔を徒に貪るのがオチだ。もう少し調べたり考えたりしたい。跳ぶ前に見たい。

もちろん、ラサで命を落とした人たちには、そんな時間の余裕はなかったということは理解しているつもりだ。

以上のような関心から、中国国際放送局を聴いてみることにした。コチラの価値観でアチラの価値観を斬るだけではなく、アチラの内的理論を知ることには代え難い意義があるはず。反共保守の人たちは、これをやらない人が多い。当然、左翼にもそういう人はいるが。人の話を批判したいなら、まず人の話を聴いてからでも遅くない。

中国国際放送局は、1コマ1時間の番組を2コマ(うち1コマは前日の再放送)、朝晩に数回リピートしている。私は7:40-9:00ごろまで聴取。周波数は複数有り、時どき変更することもあるので、最新の情報は中国国際放送局のサイトで確認を

この日のトップ・ニュースは、胡錦涛中華人民共和国国家主席の発言を紹介。発言の内容は、チベット問題は、民族問題でも宗教問題でも人権問題でもなく、完全な内政問題だというもの。これは、日本の新聞やニュースでも報じられた:

胡錦涛国家主席、「チベットは完全な内政問題」と強調(中国国際放送局、2008年4月12日(日))

「時事解説」のコーナーでは、ドイツ外交政策協会研究所所長、エーベルハルト・サンドシュナイダー博士(Prof. Dr. Ebehard Sandschneider)のインタヴューを紹介:

DGAP研究所長 チベット問題で不事実な報道に遺憾(中国国際放送局、2008年4月12日(日))

局側は北京政府の主張のサポートとして博士の発言を取り上げたのだと思うが、サンドシュナイダー博士の「私は中国に関する報道をめぐり、現実と実用に適する原則を守っている」という言葉が印象的だ。

私の能力では、博士の元の発言がどうなのか、それがどう訳されているのかまでは知ることが出来ないし、サンドシュナイダー博士についても知らない。そこで、中国国際放送局で博士の発言がどのように引用されているのかを調べてみることにした。

このエントリー執筆時(2008年4月14日(月))現在、局の公式サイト内で "Sandschneider" を検索すると2件のヒット(アルファベット以外の表記体系のサイトは未検索)。いずれも英語サイト。そのうち、博士の主張を知る上で意味があると思われるものは1件。博士がドイツのテレビ番組に出演した際の発言を紹介する内容。ネット経由で寄せられた視聴者からの質問に答えている(ちなみに、博士はインターネットと中国社会の変容についての論文集の共著者でもある):

Asked what he thought the German government should react if China supports the independence of the southern German state of Bavaria, Sandschneider said the German government will make the same reaction if necessary. The German Government must reject with emphasis any interference in its internal affairs.

If demonstrators go on the rampage on May 1 in Berlin's district of Kreuzberg, vandalizing shops, setting cars on fire, the German authorities would also take rigorous action resolutely, Sandschneider said.

"It is important not just to look at China in a know-it-all manner, we should also hold up a mirror to ourselves occasionally...So what I really try to do is to suggest a change of perspective, which would hopefully lead to the conclusion that one-sided observation is not helpful and taking a solely critical view of the action by the Chinese forces may miss the fact," Sandschneider added.

German Scholar, Net Surfers Discuss Lhasa Riot (CRIENGLISH.com, March 19, 2008)

「もし中国がバイエルン州(他州と文化的に異質で、経済的にも潤っているため独立話がよく出る州)の独立を支持したら」「もしクロイツベルク(ドイツ最大のトルコ人街がある都市)でメーデーのデモ隊が暴徒化したら」など、「もしもドイツで」といった、やや位相の異なる話が引用され、チベット問題に直接回答したものではない。もし直接の発言があるならば、どうしてそれを引用しないのかと勘ぐられても仕方がない。また、引用符の付けられた部分は、研究者として当然採るべき立場を語っているに過ぎない。ヨーロッパの良識ある知識人であれば、おそらくこう言うだろう。または、サイードとかを読んでいれば、当然身につけている姿勢。

TIME (Jan. 11, 2007) の取材に対しては、博士はこうも答えている:

Sandschneider, the German China expert, says the Chinese "talk about peace and cooperation and development, which sounds great to European ears--but underneath is a question of brutal competition for energy, for resources and for markets."

"China Takes on the World", TIME (Jan. 11, 2007)

サンドシュナイダー博士については、情報が充分でないため断言できないがものの、おそらく親中派だと思われる。しかし、政府への政策提言のために正確な事実把握に基づいて,極端な偏向のない分析をするタイプのよう。まさに「中国に関する報道をめぐり、現実と実用に適する原則を守っている」タイプだろう。

中国国際放送局については、他人の主張を引用する際の精緻さには難があるというところまでは断言できるかもしれない。少なくとも巧くない。印象的な部分を抜くのではなく、クリティカルな部分を引用するべきだと思う。

とはいえ、放送を聴くことには絶対的な意義がある。少なくとも以上のようなことは判ったわけだし。まさに、サンドシュナイダー博士が言うように、"a know-it-all manner" な見方を避けるためにも、他者の話は聞いておくべきだろう。

ちょっとカタい感じになったので、最後に軟らかい話:

放送の最後の方に「エンタメ・キューブ」というコーナーがあり、中国のヒット曲を紹介していた。英語名の歌手がほとんどで、おそらく香港の歌手なのだろう。その中に混じって、1曲だけ台湾の曲が紹介された。「春泥」という曲名だけは憶えていたので、家に帰って調べたら「哈林」こと?澄慶(Harlem Yu)という人の曲だとか。台湾の曲が流れるのは少し意外だったが、これも「一つの中国」という主張の一端だろうか?


「春泥」

参考:

Voice of Tibet(ノルウェイのオスロにあるラジオ局:チベット語・北京語)

RFA: RFA Tibetan(Radio Free Asia のチベット語放送)

※このエントリーは、昨日の深夜にアップしようとしたところ、保存中にパソコンがフリーズし、タイトル以外の記事が全部消えてしまいました。一度は「やってられるか!」と思いましたが、想い出しつつ内容を復元して再度公開します。RSSリーダーなどをお使いの方、すみませんでした。

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SKY(TOKYO FM、月〜金5:00-8:30)

○「SKY」(TOKYO FM、月〜金5:00-8:30)
※加筆しました(2008年3月31日(月))。

普段あまりFMは聴かない。

とはいえ、最近は月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)にハマっていることは、このブログでも再三言及した。

DAYBREAK(TOKYO FM、2007年11月26日(月)、12月3日(月)27:00-29:00)

輝け!金のラジオ大賞2007

月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)

abado Siesta(REDS WAVE:さいたま市浦和区周辺78.3MHz、2008年2月2日(土)12:00-13:55)

ハマっていると言いつつも、たいていは聴きながら寝てしまう。一応タイマーで録っているので、別の機会に改めて最後まで聴くというリスニング・スタイル。しかし先日、いつまでも眠れず、ついに月曜「DAYBREAK」を最後まで聴いてしまった。

その後に続いて始まるのが「SKY」(TOKYO FM、月〜金5:00-8:30)。そのままこの番組を聴きながら身支度し、家を出た。

メイン・パーソナリティは石川實という人物。俳優でラジオDJだそうだが、FM局での仕事が多いようで、私は初めて聞く名前だった。

石川のトークは、いかにもFMっぽい喋り方だが、硬質の声で質実剛健とした男臭い風情がある。また、放送時間が早いということもあってか、現在充電期間中の某局DJの「Goooooood Mooooorning」と違って(あれはあれで愉しくて好きだけれども)、比較的落ち着いた低い声で番組が始まり、恭しく夜が明けていく雰囲気によく似合う。

構成は、朝のFMらしく、音楽・ニュース・音楽・トーク・音楽・ミニコーナーという感じのローテイション。

そんななかでも、石川が語る持論や、話題の選択、その話題につけるコメントには、朝のFMらしからぬ硬派さも漂う。決してお天気の話に毛の生えたようなゆるいトークではなく、新自由主義批判、個人と国家の関係などに話題が及ぶことも少なくない。また、その語り口も、話題をうまく丸めて時間内にまとめる予定調和とは異なり、なるべく自分の見解を言い切ろうとする。この時間帯のFMラジオ番組としては非常に希有な存在かもしれない。

朝からこのような話題が続き、DJが持論を熱く語るとなると、時計代わりに聴き流したい人の耳にはモタレるかもしれない。しかし、音楽が頻繁にかかることが程よい箸休めになっていて、決してしつこく聴こえない。

AMずきな私としては通常、「FMなんてどうせ、当たり障りのない小ジャレた軽いトークで音楽と音楽をつなぐんだろ、はいはいはい」と思うところだが、音楽に強いFMの特性がこのような形で巧く機能しうるというのは、新しい発見だった。「オシャレ・ノンポリ」偏重な朝昼のFMワイド番組が、やり方によっては実はオピニオンを前面に出すことに適しているかもしれないということに、この番組を聴いて気づいた。

およそラジオ聴取なんてものは暇つぶしに過ぎないが、どうせ暇つぶしなら、他人の思想を垣間見ることができるほうが私としては愉しい。喋り手が自らの考えを明かさないのであれば、わざわざ人が喋る意味なんかあるのだろうか。

また、石川の話を聴いていて感じるのは、彼が、行動を起こすことに重きを置いているという点だ。その姿勢と関連しているのか、番組ではアフガニスタンの子供たちにクレヨン・絵の具・色鉛筆・折り紙・ノートなどを送る「SKYレインボープロジェクト」など、いくつかのプロジェクトが進行している。

FMもちゃんと聴いてみれば、他にも面白いものがあるかもしれないと思わせる番組だった。TOKYO FM だけでなく JFN 系列局で全国ネットされているようなので、みなさんも、いちど聴いてみてはどうだろうか。

※加筆:
「SKY」は2008年3月31日(月)をもって突然の終了。何で?

と言いつつ、私は聴いたり聴かなかったりで、最終回も聴けずじまい。

石川の思想については賛否両論が真っぷたつのよう。彼の思想をどう考えるかは別として、個人的には多少えぐ味の強いパーソナリティーが好きなので、番組終了は残念。無菌番組反対! とはいえ、確かに、TOKYO FMの朝ワイド的でなかったかも。それが災したのだろうかと勘ぐってみる。熱狂的なファンも少なからずいるようなので、いずれ他局で声を聴くチャンスがあるのではないかとも思うけれども。


※「SKY」(TOKYO FM、2008年3月31日(月))
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Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"(TOKYO FM、日17:00-17:50)

○「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、日17:00-17:50)

ちょっと調べたいことがあり、都立図書館へ出かけてきた。

東京都立中央図書館は、東京メトロ南北線の麻布十番駅から見ると、仙台坂を登ったあたりにある。東京は元麻布、仙台坂上のこのあたりは古くからの屋敷町。 そしてその路地を曲がったところ、ほら、あそこがお探しの東京都立中央図書館——という具合。

本当に久しぶりで、このブログを始めてからは、初めて。せっかくなのでブログのネタとして写真を撮ってきた。東京から遠方にお住まいの方、仙台坂のあたりはこんな感じです。

元麻布へは1番出口から:

二の橋交差点を右に曲がると——

仙台坂:

下から撮ると坂っぽく見えないものの——

上から見れば立派な坂:

動画も撮ってみた(10秒):

もっといい場所で撮れば良かったが、坂の中腹に大韓民国大使館があるため、角ごとに警官が立っている。生まれながらの小心者で子供のときから損ばかりしている私は、比較的警備の手薄な(?)場所で撮るのがせいぜいだった。また、ゴム底のトレッキング・シューズだったので足音もせず、番組の雰囲気は全くもって再現できずじまい。黄昏どきであれば、あるいは少しぐらい雰囲気が出たのかもしれない。

右手に見えますのは~、元麻布ヒルズでございます:

写真を撮っていると、いつの間にか背後に警官が立っていたので——

仕返しに、警官の背後を撮ってやったぞ。

元麻布・仙台坂のあたりは、場所が場所だけに閑静な高級住宅街ではあるのだろうけれども、結構古い町で、山の手ながらも下町っぽい雰囲気が漂う一角もある——ざっくり言えば、比較的、何の変哲もない住宅街、ごく平凡な坂。特別な雰囲気を期待している人には、ちょっとガッカリかもしれない。

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月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)

○月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)

この番組は思いがけず出会ったものの、その後異常に気に入ってしまい、以降聴き続けている。

新しい曲よりも古い曲が多くかかる番組が好きなので、その点が私にあっている。古い曲が好きと言いながらも、実は60年代以前の曲にはめっぽう疎い。山下達郎の番組で、マニアックなリスナーのリクエストに山下が「カルトですねぇ」などと嬉しそうにはしゃぐ時、私にはそれがどの程度マニアックなのかカルトなのか見当もつかない。

そういう私には、何らかの先達が欲しい。月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)は、山下の番組ほどは選曲がマニアック過ぎないのでちょうど良い。

最近では、時代を遡って音楽を聴くという習慣が失われつつあるようだ。先日ネットを検索していたら、きっと中学生か高校生ぐらいの人だと思うが、「サザンオールスターズの「いとしのエリー」Ray Charles の "Elly My Love" のパクリだ」などと珍妙なことを書いている人がいた。少し調べれば判ることだと思うのだけれども……。今心地よいものだけを反射的に消費する習慣は、いかにも寂しいではないか。

ちなみに、サザンオールスターズの「いとしのエリー」がパクリであるのは間違いないのだが、元ネタはMarlena Shaw の "You Taught me how to Speak in Love"らしい。

さて、ここからが今日の本題。

この番組を聴いていていつも感じる疑問がある——木崎義二と「いわはしゆき」(現在のところ漢字は不詳)とは一体誰なのか? 初回には何らかの自己紹介があったはずだが、途中から偶然聴き出した私にとっては謎のままだ。

まず、木崎義二どのような方なのだろうか?

「DAYBREAK」(TOKYO FM、月〜木27:00-29:00)のDJの布陣から察するにベテランのDJないし音楽評論家ではないかと想像はつく。そこでネットを検索してみると、かつて『POP-CYCLE』『ティーンビート』という音楽雑誌の編集長あるいは発行人を務めていた方らしい。当時の若者たちにとっては、最新の洋楽の情報紹介者の草分け的な存在だったのではないだろうか。あるブログでは「木崎さんはタツローさんの洋学の先生とも言うべき偉大な先達」という記述も見られた。もし木崎義二氏にお詳しい方はご教示下さい。

POP-SICLE 1976年 Vol.1 No.1 -BACK TO THE60S-

『ティーン・ビート 創刊号』の紹介!20,000アクセス記念公開(^^♪
ベンチャーズ ♪THE VENTURES FOREVER

Sunday Songbook Playlist - letter from home

木崎が関わった本で、現在入手可能なものとしては、『ROCK & POPS STANDARDS 1955〜64年編——ロック&ポップス名曲徹底ガイド(1)名曲184 決定版CD 776』<CDジャーナル・ムック>(音楽出版社、2005年)があるようだ。

続いて、アシスタントの「いわはしゆき」(まだ今のところは漢字不詳)とは? 

「DAYBREAK」のサイトには特に紹介はない。

またもやネットで検索すると、ラジオの仕事をしている「岩橋由起」というかたがいる模様:

15年04月08日 FM えどがわ の取材を受けました。 当店から生放送してしまいました。 (かめたホット倶楽部)

REDS WAVE Website 週間番組編成表/土曜日(2007年10月1日〜)

果たしてこの「岩橋由起」が月曜「DAYBREAK」の「いわはしゆき」かどうか? 残念ながら、特定できる情報はそれ以上なかった。

となると、聴いて確かめるしかない。それこそが、ラジオ馬鹿を自認する者の採るべき道だ。

上記ウェブサイトのFMえどがわ(東京都江戸川区周辺、84.3MHz)のほうは5年弱前の情報で、現在も「岩橋由起」がこの番組に出ているかどうか確認できなかったし、出ていたとして平日の朝9時台という時間は、決して聴きやすい番組ではない。

他方、REDS WAVE(さいたま市浦和区周辺、778.3MHz)のほうの番組は、局のウェブサイトを見る限り現在も放送中で、「岩橋由起」がDJを担当中であることが確認できた。土曜の昼という時間も聴きやすい。そして何よりも、さいたま市浦和区は、東京23区北部在住の私としては出かけていくのに決して億劫な距離ではない。

答えは出た。もう聴きに行くしかない。ということで、2008年2月2日(土)に、私は愛用のTalkMasterを手に、浦和に向かったのだが——つづく

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DoCoMo東京REMIX族(J-WAVE、土17:00-17:54)

○「DoCoMo東京REMIX族」(J-WAVE、土17:00-17:54)

「DoCoMo東京REMIX族」(J-WAVE、土17:00-17:54)でスカシカシパン(棘皮動物門ウニ綱カシパン類)が話題になっており、「スカシカシパン情報局」というコーナーまで出来ている。スカシカシパンの写真はコチラ:

こちらスカシカシパン情報局(81.3 FM J-WAVE : 東京 REMIX 族 blog、2008年01月05日

○スカシカシパン(しょこたんぶろぐ、2007.04.07 [Sat] 21:13)
○スカシカシパン(しょこたんぶろぐ、2007.08.13 [Mon] 17:13)

このスカシカシパン(棘皮動物門ウニ綱カシパン類)をモチーフにしたスカシカシパン(菓子パン)がローソンで2008年1月29日(火)に発売された:

しょこたん♡ぶろぐ で紹介されたスカシカシパン「中川翔子プロデュース」の菓子パン発売決定(ニュースリリース - ローソン)

ちなみにこのニュース・リリースには「DoCoMo東京REMIX族」への言及は一切ない。

朝のテレビでスカシカシパン(菓子パン)が話題になっていて、ラジオのことを想い出したので買ってみた:


パッケージ真ん中にQRコードがあり、動画のサイトにアクセスできるらしい。


表面がうっすらシュガー・コーティングされている。


中には何も入っていない。

砂糖の甘さはそれほど好きではないので正直言って好みの味ではない。多分、今回が最初で最後の購入。一応、取り急ぎご報告まで。

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目次:ELPA ER-21T(ELPA 朝日電器株式会社)関連

○目次:ELPA ER-21T(ELPA 朝日電器株式会社)関連

ここ最近はこのブログの訪問者の皆さんは「サンドウィッチマン」「竹内香苗」(番組中に寝てしまったこと)を検索して来て下さっている方が多い模様。

しかしながら、上記のような特定のイヴェントに連動した検索とは別に、「ELPA ER-21T」は根強い人気で、本ブログの検索語の上位から落ちることがない。私のような電波・電子の素人が書いたものでもなんらかの参考にして頂いているのは嬉しい限り。

そこで、本部ログ内でELPA ER-21Tに言及したエントリーを以下に抜き出してみた。よろしければご笑覧ください:

誠のサイキック青年団(ABCラジオ、2007年9月16日(日)25:00-26:45)

ELPA ER-21T(ELPA 朝日電器株式会社)

HCJB World Radio(2007年9月30日(日)7:30-8:00、15525kHz)

『大人の科学マガジン Vol.18 風力発電キット』(学研、2007年)およびELPA ER-21T(ELPA 朝日電器株式会社)

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Early Morley Bird(J-WAVE、2008年1月13日(日)5:00-6:00)および、i-morley(2008年1月5日(土)、2008年1月6日(日))

「Early Morley Bird」(J-WAVE、2008年1月13日(日)5:00-6:00)
 「モーリーのスズナリ通い」(i-morley、2008年1月5日(土))および
 「若旦那とお芝居」(i-morley、2008年1月6日(日))

※一部加筆しました。2008年1月20日(日)

「風刺を読み取って面白いですか?」——詳細は失念したが、この言葉だけは非常によく憶えている。何号か前の『週刊文春』の映画評で、とある評者がとある映画のエンターテインメント性の欠如と不親切さについて述べたひと言だ。ことによると、この言葉の印象が強くて他をすべて忘れたのかもしれない。それから折に触れては反芻し続けている。

※今回は長いです。3パートに分けました。

(1)「Early Morley Bird」(J-WAVE、2008年1月13日(日)5:00-6:00)

番組冒頭で、モーリー・ロバートソンが芸能界の「ある仕事人」とグローバリゼイション状況における現実世界と芸能界の関係について語った内容が紹介された。グローバリズムが芸能界のあり方を構造的に変えるのではないかというモーリーの提題に対して、件の「仕事人」は苛立ち、キレつつ次のように語ったとモーリーは要約した:

良い芸術をやることと911とかドキュメンタリーとかを考えることは、全く関係がない。[……]日本人はそんなものには興味がないんです。[……]アメリカで黒人の大統領が誕生しようが、日本人の生活には何も関係ないし、日本人の意識はそれで変わったりはしない。それは日本の文化のあり方なんだ。[……]つまり、そんな世界のことはイチイチもちこむな。芸能界というのは楽しいところなんだ。みんなが楽しいものを見たくて来ている。そのお客さまを精一杯楽しめる[楽しませる?]ことを芸能人は考えていればいい。それが表現の匠である、と。

同「仕事人」によると、ナインティナインとオバマの二者択一なら、みんなナインティナインを見る、のだとか。オバマで駄目なら海原お浜・小浜ならどうだ!?——と思ったが、ウェブラジオFMCの「QIC」2008年1月13日放送分(第588回)D枠でも同じネタを使っていた。

FMC/QIC

ウェブラジオFMCポッドキャスト支店:"QIC"第588回(2008/1/13放送)

さて、普段「Early Morley Bird」は聴くが、i-morleyは、「Early Morley Bird」で言及された時以外はほとんど聴いていない。今回は面白そうなので聴いてみよう。

(2)「モーリーのスズナリ通い」(i-morley、2008年1月5日(土))

「Early Morley Bird」で使っていた「仕事人」という表現はコッチの「仕事人」との掛け言葉だったのだろうか? ちなみに、この「仕事人」とは俳優・脚本家・演出家の松村武

松村自身の言葉で言えば「笑えない芝居はウケない」「お客さんが喜んでくれるものを書きたいという論理だから、お客さんが笑わないヤツを喜んでくれる世界であれば笑わないやつを書く」などなど。

話を聞き出すにあたって、モーリーと池田有希子が話のギアを噛み合わせようとする努力には頭が下がる。松村が説く「今ここの笑い」に対して、モーリーがローワン・アトキンソンを引きながら「今ここの権力に対する抵抗としての笑い」という切り口をぶつけて巧く話を聞き出そうとするくだりは、もはや泣けた。

ただ、語りにおける松村のアティチュードについては精査の余地がある。言葉通りの単純で逡巡のないポピュリスト宣言なのか、全て解った上でのシニシズムなのか? 後者を通って先鋭な前者に行き着いたという感じなのだろうか? 結局、本人にしか解らないが、松村を単純化して批判するのは危険かもしれない。ただ、「シニシズム」の語源は「κυνικ o´ ?(=犬のような)」、どうせ犬なら、吠えて噛み付く犬になれ!

いずれにせよ、ここでモーリーと松村が意気投合しなかったのは結果として良かったかもしれない。私個人としてはモーリー寄りの立場だが、松村の話を聴くことで、こちら側の立場をいったん相対化できた。おそらく日本のエンターテインメント業界に関わる人材および「消費者」の大勢は松村と同じ考えだろう。911などを題材に取ると、余計な尾ヒレがついてくるので「純粋な作品が作れない」という松村の言葉は象徴的。「余計なものって?」という池田のナイスな突っ込みも透かされ、話の深化にはつながらなかった。

つまりは、日本で時事問題をエンターテインメントにして成功した例はほぼないということだろう。逆に言えば、今なら誰でも先駆者になれる、席が空いているということか。でも大泉洋がサッシャ・コーエンみたいになるとも思えないし……。ザ・ニュースペーパーマッド・アマノCLUBKINGなどの例もあるにはあるが、グローバリゼイションや新自由主義の構造的な批判にはなっていない。爆笑問題の太田光はこのジャンルに一歩深く踏み込んだが、彼の場合は笑えない方に振れてしまった。

ここでふと思ったのだが、モーリーが日テレの五味一男と対談したらどうなるだろうか? いつだったか伊集院光のラジオで聞いた話だと、五味は、番組の成功の尺度として、いまや視聴率だけではなく「売り上げ」を云々し始めているらしい。これはこれで、別の意味で新自由主義対応だけれども。Wikipediaによると「ヒットを生むための「五味理論」はテレビ業界だけにとどまらず「リクルート」「アサヒビール」「Yahoo」など一般の企業からの講演も殺到している」のだとか

鑑賞者が諷刺を読み取るだけの鶏ガラみたいなものでなく、同時にエンターテインメント性を備えた肉もついている表現とは容易ではない。松村によると日本人は啓蒙的な内容は毛嫌いするそうだが、バカを笑うのは好きらしい。ならは、バカな啓蒙主義者を嘲笑する芝居でもつくって、芝居が進むうちうに、「アレ? バカなのはあいつ? それともオレ?」といつのまにか反転するような仕掛けにすればイケルだろうか?

とはいえ、私はその場限りの笑いも嫌いではない。最近、世界のナベアツのノンセンスさに心を打ち抜かれている私。アレは別の意味で世界で通用すると思う。イチ、ニ、サ〜ン、シ、ゴ、ロクゥ〜……。

(3)「若旦那とお芝居」(i-morley、2008年1月6日(日))

何か、ピロウ・トークみたいな放送だな、というのが第一の感想。

「「Across the View」じゃなきゃイヤなんだ!」と言う構成作家の話以降の部分はラジオ馬鹿として面白かった。

「Across the View」(J-WAVE、1989年-2001年9月)は本当に懐かしい。モーリーが担当しているときはよく聴いていた。リスナーと電話でセッションしたり、国際電話で海外の友人や恩師などと話したりしていた。当時はリスニング力がイマイチだったので電話の音質の英語は正直しんどかったし、番組内容も当時の私には時どきオーバーフロウ気味のときもあったが、聴き逃せない雰囲気の番組だった。

モーリーはあの番組に一期一会的なものとして取り組んでいたそうだ:

再演する『CATS』のような意識じゃないし、そういう四季のようなスケベなカネ取り主義じゃなくて禁欲的に、オレに入ったカネはすべて使っちゃってたからさぁ、全く発想が違うワケ。

受け手側が、そういう再演の芝居のように「まったく同じにやってほしい」っていうと、すっごい傷つくワケよ。[……]バカじゃねぇのか、お前は。

聴いてるやつも演ってるやつもバカじゃねぇか。エルビスのショーじゃネェんだ。

当時番組を聴いていた私も番組全体をインプロヴィゼイションというかインタープレイというか、そんな感じでとらえていた。今思えば、あんなに好きな番組だったのに録音したことが一度もないのが不思議。アヤシイ深夜に、アヤシイ番組で、アヤシイお兄さんが、アヤシイリスナーと、アヤシイ事件を起こしている、という感じで聴いていた。番組に充満していたあの訳のわからないエネルギーは、一回性の成せる業だったのかもしれない。

モーリーの言う通り、番組の企画を支える情報インフラも、社会・経済・思想などなど番組を取り巻く文脈も異なる。しかし、地上波のラジオであんな番組、他では未だに聴いたことがない。

番組(i-morley)の終盤で「Across the View」の音源などをマッシュ・アップしたトラックが流れた。過去の番組音源は、元の文脈から切り離された断片、換骨奪胎された音の素材となり、新しい表現に再構成されていた。モーリーが「Across the View」について語った内容を作品化したような感じだった。

解ってはいるものの、音の素材をいつのまにか「番組」として意味を求めて聴こうとする自分を戒めたり戒めなかったり。

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Early Morley Bird(J-WAVE、2007年12月30日(日)5:00-6:00)

「Early Morley Bird」(J-WAVE、2007年12月30日(日)5:00-6:00)


この日のゲストは、テルミン奏者の竹内正実だった。つい先日『大人の科学マガジン vol.17 テルミン』(学研、2007年)を入手したことをこのブログでも言及したばかりなので、寄寓と言えば寄寓。

QRソング featuring テルミンmini

上の通り、私の演奏ははっきり言ってネタの範囲内だが、下のような猛者もいらっしゃる模様:

番組に話を戻そう。竹内の生演奏もよかったが、やはり秀逸だったのはトーク。

うかつにも、マトリョーシカ形のテルミン「マトリョミン」の製造元の会社竹内の会社だとは知らなかった。

Mandarin Electron_Matryomin(ME03)

竹内が、大阪芸術大学出身だというのは知っていたが、音楽工学を学んでいたとは。この音楽工学的な話が白眉だった。テルミン普及のために「かわいさ」という要素を加味するこという策から出発したが、菩提樹でできたマトリョーシカは音響的にも優れていて、本家テルミンよりもむしろ音がよいとさえ言われているのだとか。

さらに、マトリョーシカは手工芸品であるためひとつひとつに固体差があり、同じものがふたつとなく、また、内部も純然たるアナログ回路であるため、近年のデジタル楽器にくらべて非常に不安定なのだとか。面白い。

また演者による差異もあり、心音によるバイアスや呼吸による振動も音に影響するのだとか。シンセサイザーで出した音のピッチは「定規をあてて引いたような直線」であるのに対して、テルミン、マトリョミンの音は「名手がフリーハンドでサッと引いた直線」のようで、マクロでは直線だが、ミクロで見ると演者固有の揺らぎがあるのだとか。

演者として竹内は、テルミンの今後について「テルミンはこれ以上何も進化させないのがよい」「あとは使う人の問題だ」と語った。テルミンは「同じ電子や電気の力を応用してる訳ですけど、人間の方により高いスキルとかより豊かな音楽性だとか、人間の中に、もっと高みに上げる、そういうようなものを求めてくる訳ですよ」と付け加えた。「マシンにはなってほしくない。このヒューマン・インターフェイス性ていうようなものはそのままにして[……]このままでよい」とのこと。

番組の最後にモーリー・ロバートソンが、レフ・テルミン博士がレーニンに芸術家として重用されたことや、スターリン時代に辛酸を舐めた個人史的背景を付け加えたが。レーニンによる重用ということは、やはり「ロシヤ・アヴァンギャルド」の文脈で考えていいのだろうか。キリスト教から科学的社会主義への移行期の電子楽器として未来派的に評価されたと思われるテルミンが、現代のテルミニスト竹内によって、むしろウィリアム・モリス的な関心で近代批判的に再定義されているところが非常に興味深かった。フューチャリズムとレトロ・フューチャリズムという感じだろうか。

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木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2007年12月13日(木)25:00-27:00)、木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(27:00-28:00)

木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2007年12月13日(木)25:00-27:00)、木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(27:00-28:00)

最近、「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、木24:30-26:00)がよいという話をしたばかりだが、先週は木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(2007年12月13日(木)25:00-27:00)の冒頭でアンタッチャブル柴田英嗣が急性肝炎で入院したと聞いて、ついついそのまま聴いてしまった。

アンタッチャブル柴田が急性肝炎で入院(日刊スポーツ、2007年12月08日)

 アンタッチャブル柴田英嗣(32)が急性肝炎のため都内に入院し、6日深夜のラジオ番組で「ご心配かけてすみません」とファンにメッセージした。所属事務所によると、5日に「だるい」と体調不良を訴え、検査したところ6日に急性肝炎と診断され、都内の病院に入院した。TBSラジオ「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」に電話出演した柴田は、相方の山崎弘也(31)に「肝臓の何かの数値がすごいらしい。おれは元気だけど、体が悲鳴を上げている」と話した。

そして、聴取率調査週間(スペシャルウィーク)は山崎弘也ひとりでどのような番組になるのかと思い、今週も聴いてしまった。

今週は、番組冒頭で柴田が登場——という体で、弾丸ジャッキーの武田テキサスが柴田のモノマネで登場。正直言って、出だしで判ってしまったし、時どき関西弁のイントネイションが出てしまっていたりしたが、「柴田だよ、柴田! ブッチギリで柴田だよ!」など、いかにも柴田っぽいフレーズなどは愉しかった。

このまま2時間通すのかと思いきや、最初の10-20分程度でテキサスは退場。バナナマンが引き継いだ。バナナマンにリレーされてしばらくは笑い通しでとても面白かったのだが、番組の最初の40分を過ぎたころから明らかにダレ始め、「アイアイ」「水の精のモノマネ」など時どき面白いポイントはあったものの、聴いているのが苦痛になってきた。

テキサスが柴田のモノマネでいつも通りの放送を最後までやり通しても良かったのではないだろうか?

ダイヤルをいじって他局へ。

文化放送では「奥井亜紀の手紙」(文化放送、木25:30ー26:00)を放送していた。この人は、以前TOKYO FM で「まんたんMUSIC」(JFN、1994年-1997年3月、火、放送時間は失念)という番組をやっていた奥井亜紀だと思う、たぶん。奥井亜紀の「まんたんMUSIC」は何となくいい感じだったので当時よく聴いていた。歌声とトークのギャップが面白かった。番組内で曲が流れるのでアーティストなのは判ったが、奥井亜紀が誰なのか当時はよく知らなかった。もう少し高刺激な放送がその日の気分だったので、「奥井亜紀の手紙」からニッポン放送へ。

ニッポン放送では、言わずと知れた「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、木25:00-27:00)。出川哲郎、ほっしゃんなど、テレビの人気者がゲストに来ていた。テレビの人気者の登場に気分が萎えて、J-WAVEへ。

J-WAVEでは「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、木24:30-26:00)が放送中。奥田民夫とトータス松本がゲスト。人によっては豪華と感じるかもしれないこの布陣も、私にとってはあまりワクワク感がない。テレビの歌番組が好きなひとにとっては愉しいのかもしれない。

結局、ダウンロードしておいたウェブラジオFMCのQIC vol.584(2007年12月9日(日)配信分)を聴くことに。今日聴いたなかでは、いちばん愉しめた。

聴取率調査週間(スペシャルウィーク)にテレビの人気者やメジャーなスターを登場させるやり方には、正直言ってガッカリさせられる。ラジオにはラジオ固有の面白味があると思っている私は、ラジオがラジオを捨てて聴取率を稼ぐやり方に失望する。ラジオはラジオなりの方法で証を立てるべきだと思う。

次の日の電車の中で、木曜日に録音しておいた木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(TBSラジオ、木27:00-28:00)を聴く。都内某所の河原からの生放送で、リスナーに代わって川に入って懺悔するという企画。最初は足だけ、徐々に全身、と「懺悔」がエスカレートしていく過程を竹山隆範自身が実況する内容で、ノンセンスさ、スケールの小ささ、ゲリラ性といい、非常にラジオ的で抜群の面白さだった。ニッポン放送とJ-WAVEは反省しなさい。

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DAYBREAK(TOKYO FM、2007年11月26日(月)、12月3日(月)27:00-29:00)

「DAYBREAK」(TOKYO FM、2007年11月26日(月)、12月3日(月)27:00-29:00)

月曜日は月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、月25:00-27:00)を聴き終わったら寝るようにしてきた。

しかし先々週、深夜までかかった作業が27:00ごろにやっと終わり、眠ろうにも目が冴えて無理だった。仕方がないので携帯ラジオを持って、小一時間ぐらい散歩することにした。いろいろとダイヤルをいじっていたが、生真面目な調子の甲高い男性の声と、古めの洋楽を中心にした放送がその時の気分に合う気がしたので、聴き続けることにした。それが、「DAYBREAK」(TOKYO FM、月〜金27:00-29:00)だった。

DJは日替わりで、その日の「生真面目な調子の甲高い」声の男性は、木崎義ニという人で、いわはしゆき(漢字は不明)という女性がアシスタントを務めていた。他の曜日は聴いたことがないので、以下ではあくまでも木崎義二の「DAYBREAK」について書くことになる。

放送は非常にオーソドックスなスタイルで、充実しているが過剰でない紹介を添えて曲が沢山かかる音楽番組。はっきり言って今どき流行りのスタイルでは全くない。黎明期の「オールナイトニッポン」(ニッポン放送、1967年10月1日〜)はきっとこんな感じだったのではないか、と勝手に想像しながら聴いた。他の音楽番組と違って、オールディーズから70年代の曲が中心で、最新のヒット曲はまずかからず、新しい曲がかかっても他の番組ではかからないような選曲になっている。洋楽中心だが、日本の曲もかかり、山下達郎の曲は「アメリカン・ポップスのつづき」として毎週かけているらしい。番組発のコンピレイション版も出ている:

そうしたスタイルに番組の明確なポリシーが窺えるものの、木崎の穏やかな語り口が大いに幸いして、排他的な感じが全くない。頑固だが頑迷ではなく、筋の通った哲学が感じられて、それがこの番組を特別なものにしている。

また、番組の区切りに、番組本編とは別にインストルメンタルの "The Look of Love"「夏の日の恋」がかかる(たぶんいずれもパーシー・フェイス・オーケストラのヴァージョンだと思うが、違ったらスミマセン)。これは、田舎で「オールナイトニッポン」を聴いていた時のことを想い出させる。キー局ではCMが入っているところに、私の田舎のネット局ではオールディーズがかかっていた。

先々週は佐野元春の「YOUNG BLOODS」がかかった。歩きながら荒川の水面をぼんやり眺めたり、都心の灯の消えたビル群の赤いライト点滅を数えたりしつつ聴いていたので肝腎の歌詞は上の空だったが、この曲から伝わるポジティヴな波動が疲労困憊した心身に温かく染みわたった。この経験を契機に聴き続けようという気になった。

今週かかった曲の中では、アート・ガーファンクルの "Traveling Boy" が印象に残った。大学時代、見た目も性格も三枚目だが後輩に人気のある部活の先輩が「おまえら、帰りは○×方向だろ。悪いけどこのCD返しといて」と頼まれたことがあった。道すがら「先輩は何聴いてんのかな?」と見てみたら、アート・ガーファンクルだった。普段の三枚目ぶりとアート・ガーファンクルの天使の歌声とのミス・マッチに思わずニヤけてしまった。そのCDに "Traveling Boy" が入っていたかは判らないが、曲を聴いてその時のことを想い出した。

木崎のDJを聴いていてもうひとつ想い出したのは、かつてTBSラジオで放送していた「ロック魂」(TBSラジオ、2001年10月〜2004年12月、土26:00-28:00)という番組のことだった。その番組のDJも今どき流行りのスタイルでは全くない人で、渡辺實という人だった。「オールナイトニッポン」初代DJのひとりとして伝説となっている糸居五郎の最後の弟子で、「タモリのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、1976年10月〜1983年9月、水25:00-27:00)のADも務めた人だと知ったのは後になってからのことだった。これまた充実しているが過剰でない紹介を添えて、毎週ひと組のアーティストやバンドを存分に紹介する内容で、個人的にはSteely Danを特集してくれてことにシビれた。

しかし件の渡辺氏、番組の途中で食道癌で入院、代役を挟みつつ番組を続けたが、結局は亡くなってしまった。そのとき感じたそこはかとない寂しさに、ラジオDJとリスナーの心の距離の近さを感じた。

さて、今週も、木崎義ニの「DAYBREAK」が、この後27:00から始まる。みなさんもその時間までもし起きていたら、是非聴いてみることをお勧めする。

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山口隆のOH MY RADIO!(J-WAVE、2007年11月23日(木)、30日(木)24:30-26:00)

○「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、2007年11月23日(木)、30日(木)24:30-26:00)

最近の木曜深夜は「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、木24:30-26:00)を聴くことが増えた。

普段は木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、木25:00-27:00)を聴いているのだが、オープニング・トークが今ひとつのときには、タイマーで録音中の「シカゴマンゴ」の音量を絞って、もうひとつのラジオでJ-WAVEにチューニングする。

ところで最近、高田渡を聴き始めた。偶然手に取った森達也の本で紹介されていた「系図」(1972年)という曲の歌詞(三木卓)に強い感銘を受けたからだ——というより、静かに打ちのめされたというのがむしろ実感に近い:

僕がこの世にやって来た夜
おふくろはめちゃくちゃにうれしがり
おやじはうろたえて質屋に走り
それから酒屋をたたき起こした

その酒を飲み終るやいなや
おやじはいっしょうけんめい
ねじりはちまき死ぬほど働いて
死ぬほど働いてその通りくたばった

くたばってからというもの
こんどはおふくろがいっしょうけんめい
後家のはぎしり 後家のはぎしり
がんばって僕はごらんの通り

丙馬のおふくろは
おふくろはことし60才
おやじをまいらせた昔の美少女は
すごく太って元気がいいが

実は先だって僕にも娘ができた
女房はめちゃくちゃにうれしがり
僕はうろたえて質屋に走り
それから酒屋をたたき起こしたのだ

僕がこの世にやって来た夜
おふくろはめちゃくちゃにうれしがり
おやじはうろたえて質屋に走り
それから酒屋をたたき起こした

書店からの帰りに立ち寄ったCDショップに高田のCDがなく、その日は泉谷しげるの初期作品のベスト・アルバムを買って帰り、今では高田・泉谷が家でのヘヴィー・ロウテイションである。

話を本題に戻すと、「山口隆のOH MY RADIO!」の番組最後に山口がテーマにそって話をするコーナーがある。「アーカイブ」とか言っていたような気がするので、そんなコーナー名なのだろう。先々週と先週は「東京」がテーマだったのだが、これが秀逸だった。

先々週は、憧れを抱いて東京へ出てきたが、自分の生活も、やっているテレビも田舎となんら変わりない、想像していたよりも東京はつまらない、でも東京は面白くあってもらわなければ困る、という田舎から上京してきた者にはどこか憶えのある焦燥感をズバリと語り尽くした。

この話を聴きながら想い出していたのは、自分の経験と同時に、泉谷しげるの「眠れない夜」(1974年)だった:

眠れない夜 風が窓をたたき
手招きして 誘い水をまく
眠れない夜
金色のネオン ピンク色の壁
都会の暮らしは 底無しで
眠れない夜

憧れにつられてやてきたら
自分だけが ただ憧れてる
眠れない夜がいつまで続くやら
北の汽車から
南の船へ 乗り急いだよ
ぼくの足は こんな所で疲れた

めずらしい見世物は すぐあきて
自分だけが 珍しくなってく
眠れない夜が いつまで続くやら
手紙も書いた 日記もつけた
だけど宛名はすべて ぼくのところ
眠れない夜 眠れない夜
眠れない夜 眠れない夜

泉谷の曲が呪詛に満ちているのに対して、山口はつまらない東京が人びととのふれあいなどをと通して捨てたものでないと思えるようになっていく過程を語って救いを残した。

先週は先々週とは逆に、東京が蓄積してきた粋の文化と当時自分がハマっていたジャズとを重ね合わせてポジティヴに語り始め、後に都会のストレスの話へ移項した。憧れて出てきた東京における、都会の愉しさと同時に感じる軽いストレスについての話。このストレスは、最初に感じたレヴェルでずっと続くと思っていたが、いつしか次第に大きくなり心を押しつぶしていく、という趣旨の話だったと思う。そのときバンドのメンバーの近藤洋一に紹介された岡林信康「私達の望むものは」(1970年)に打ちのめされたのだそうだ:

私達の望むものは生きる苦しみではなく
私達の望むものは生きる喜びなのだ

私達の望むものは社会のための私ではなく
私達の望むものは私達のための社会なのだ

私達の望むものは与えられるではなく
私達の望むものは奪い取ることなのだ

私達の望むものはあなたを殺すことではなく
私達の望むものはあなたと生きることなのだ

今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ

私達の望むものはくりかえすことではなく
私達の望むものはたえず変わってゆくことなのだ

私達の望むものは決して私達ではなく
私達の望むものは私でありつづけることなのだ

今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ

私達の望むものは生きる喜びではなく
私達の望むものは生きる苦しみなのだ

私達の望むものはあなたと生きることではなく
私達の望むものはあなたを殺すことなのだ

今ある不幸にとどまってはならない
まだ見ぬ幸せに今飛び立つのだ

私達の望むものは
私達の望むものは.....

正直言って、岡林のこの曲は、福音主義的で観念的すぎると思う。一瞬心を鷲掴みにするものの、曲がもたらす陶酔や恍惚は、自分の経験と結びついて定着せず、すぐに消えてしまう感じがした。曲そのものにはリアリティーを感じないが、自分の内面を掘りすすむつるはしにはなりそうだが。したがってこの曲については山口と想いを共有できなかったが、現代の生きにくさや焦燥や絶望を表現する手立てを、かつての日本のフォークの中から汲み取ろうとする山口の姿勢には強い共感を覚える。

今週の山口はどんな話をするのだろうか。

※加筆
2007年12月17日(月)早朝、テレビを見ていたら、サンボマスターが出ていた。山口が岡林から学んだのは「行動しろ!」ということだったと語っていた。岡林の曲は福音主義的だと私が指摘したのは、あながち間違いではなかったようだ。

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DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU(J-WAVE、2007年10月27日(土)17:00-17:54)

○「DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU」(J-WAVE、2007年10月27日(土)17:00-17:54)

「DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU」(J-WAVE、土17:00-17:54)を聴いた。聴くに至った経緯は、過去のエントリーでも触れた。ちなみに、普段は土曜日のこの時間にラジオを聴けるときは、大抵「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、土17:00-17:50)を聴いているので、この番組は初めて。

MCは山田五郎と中川翔子で、何かひとつの話題について掘り下げていく情報番組のようだ。この日は、国立天文台準教授で理学博士の渡部潤一がゲスト。しょこたんは渡部ファンおよび木星ファンなのだとか。山田に「木星木星うるさい」と突っ込まれていた。

木星の大赤斑が白くなってきているとか、また新しい赤斑ができたとか面白い話がいくつも飛び出した。また我われが生きている宇宙とは別の宇宙が存在する可能性についての仮説、multiverse論(多元宇宙論)の話は特に興味深かった。来週も、渡部準教授が引き続きゲストなのだとか。

最近、「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、土17:00-17:50)のパワー・ダウンが顕著だと感じているのは私だけだろうか。架空のバーの常連客である「教授」が、バーテンダーのスタン(最近出た番組のカクテル・ブックによるとフルネームは「スタン・マーロウ」だとか)や常連客とやり取りしつつ、他のお客の世間話を聴くという設定だが、最近、設定いじりや、番組発の本やCDについての話題の頻出など、設定そのものに関する自己言及性が高まってきている気がする。この番組の面白さの大部分は設定に負っていると思うが、この設定はあくまでも空気のようなものであってほしいので、設定が前に出てくる最近の傾向は、個人的には好きでない。

それにひきかえ、「DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU」(J-WAVE、土17:00-17:54)には勢いがある感じがする。何を置いても、山田五郎と中川翔子という組み合わせは、ラジオ・ファンにとって単純に魅力的だと思う。このふたり組みだと、年長の山田がメインで若いしょこたんがアシスタントかと思いきや、敢えて言えば、山田がゴール・キーパーで、しょこたんがリベロという感じ。このような布陣は、ありそうでなかったような気がする。二人のキャラクターを考えると絶妙の役割分担だと思う。

とはいえ「AVANTI」に愛着がなくはないので何となく惰性で聴き続けていたが、私と同じような「惰性AVANTI派」の方は、一度この時間にJ-WAVEを聴いてみることをお勧めする。

この日は台風が接近している影響で、雨風が強く、帰りに買い物を済ませるために途中でスーパーに泣く泣く入り、番組の後半は店内に電波が届かず聴くことができなかった。また来週のお愉しみだ。このまま、「DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU」(J-WAVE、土17:00-17:54)にシフトするかどうかはまだ未定。

ちなみに、鍋の季節がやって来たということで、水菜が安かったので買って帰った。その日の夕飯は水菜と豚肉の天ぷらにした。豚肉を天ぷらにする、と聞くとやや意外かもしれないが、これは驚くほど美味しいのでお試しあれ。レシピは以下の通り:

材料
水菜: 適量
豚肉: 適量
紅生姜:適量
薄力粉:適量

作り方
水菜と豚肉を半々ぐらい、味のアクセントのために紅生姜を適量、薄めの衣で揚げる。以上。

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『ラジオ番組表 2007秋』(三才ブックス、2007年)

○『ラジオ番組表 2007秋』(三才ブックス、2007年)

10月27日は『ラジオ番組表 2007秋』(三才ブックス、2007年)の発売日。

当日、午後にお茶の水でちょっとした打ち合わせがあったので、帰りに三省堂に同書を買いに行ったが見当たらず、東京堂で購入。ちなみに、知っている人は知っている話だが、秋葉原のラジオセンター(ガード下のパーツ・ショップ群)の万世書房では、発売日よりも少し早く手に入る。

年に2回のお愉しみということで、我慢できずに帰りの電車の中で読み始めてしまった。

ご存知ない人のために説明すると、『ラジオ番組表 2007秋』(三才ブックス、2007年)とは、日本全国のAM・FM・短波全104局のタイムテーブルが一冊にまとめられた、ラジオ馬鹿必携のバイブル。今回の表紙は「しょこたん」こと中川翔子。特集は「アキバ系ラジオ」。

内容的には、基本的にはいつも通り、改編情報・タイムテーブルなどなど。パーソナリティー名で番組を見つけることのできるインデックスは相変わらず便利。とはいえ、特に批評の対象になるようなことでもないので、読み物の内容を紹介。

巻頭は、「音楽ガッタスのGuts10ガッタス!!」(CBCラジオ、月23:30-24:00)の吉澤ひとみ・里田まいのインタヴュー。

巻末は「アキバ系ラジオ」特集で、次の人たちのインタヴュー。内訳は:

中川翔子
 「KYOCERA近未来story 中川翔子のG(ギザ)サイエンス!」(ニッポン放送、土21:30-22:00)
林原めぐみ
 「林原めぐみの Tokyo Boogie Night」(TBSラジオ、日24:00-24:30)
よゐこ
 「よゐこのアキパラ」(ラジオ日本、火23:30-24:30)
FANTASISTA
 「FANTA☆RADIO Welina」(ラジオNIKKKEI第1、水18:00-18:15)

その他「全国のアキバ系名番組!」と銘打って、各番組の簡単な紹介で「島本和彦のマンガチックにいこう!」(STVラジオ、土10:30ー11:00)「妄想♥ポンバシ系」(ラジオ大阪、金22:30-23:30)など13番組の紹介と、吉田尚記アナウンサー(ニッポン放送)による「アキバ系とラジオの相乗効果」と題するコメント。

電車の中でちょうど、表紙のしょこたんが出ている「DoCoMo TOKYO REMIX ZOKU」(J-WAVE、土17:00-17:54)の放送中と判り、初めて聴いてみた。この話は改めて。

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誠のサイキック青年団(ABCラジオ、2007年9月16日(日)25:00-26:45)

○「誠のサイキック青年団」(ABCラジオ、2007年9月16日(日)25:00-26:45)

まずは、りょうさん、良かったですね。

さて、今日はループ・アンテナをつくるための材料を買いに出かけ、ひと通り揃えたが、アンテナのコイルの巻数が判らず、結局、製作には至らず。何となく池袋に寄って本を見たあと、ビックカメラにも寄ってBCLラジオを見た。やっぱりラジオは値段も品揃えも秋葉原が充実している。吊しの安いラジオのコーナーに\2,480でAM・FM・短波が聴けるラジオを売っていた。勢いで購入。

ELPA という聞いたことのないメーカーのER-21Tという型番。チューナーの画面は液晶でデジタル表示だが、たぶんチューナ自体はアナログの模様。なかなかピタリと狙った周波数に合わず、しばらく行ったり来たりしてしまう。チューナーの操作性はあまりよくない。液晶画面のライトは、灯けた後だんだんフェイド・アウトするようになている。

結局今日も荒川土手で聴くことに。せっかくなのでELPA ER-21Tも持って出かける。

いつも通りでは芸がないと思い、途中のコンビニで飲み物などを買ってアメニティーの向上を図る。土手につくと、夏草がもさもさと茂っている。足で草を踏みならして、まずは巣作りから。寝っ転がると草のなかにすっぽり体が隠れる。今日も西から東へ吹く風が強い。雲のほとんどない漆黒の空。見上げると右の地平線近くにオリオン座が見えた。

やたら土手の下の道や対岸を原チャリの少年たちが通るなぁ、と思ったら、月曜も敬老の日で休みだ。

この日の受信は非常に安定していた。ELPA ER-21Tの感度は、いつも使っているTalkMasterと同等かそれよりやや上。「サイキック」を聴くには問題ない。イヤーフォンは疲れるので、今日はELPA ER-21Tのスピーカーで聴取。聴こえ方はこんな感じ:

◯TalkMasterで受信した音声
ダウンロード 200709162609.mp3 (19.5K)
(内臓マイクで録音、ヴォリュームがちょっと小さい)

◯ELPA ER-21Tで受信した音声
ダウンロード 200709162610.mp3 (23.5K)
(TalkMasterのマイクで録音、ノイズは風の音)

この日の放送は、全体的に昭和のエロを感じさせる内容。安定した面白さではあったが、「コレだ」という感じの話がなかなかなかった。

ただ、番組の一番最後に、先週の冒頭で取り上げられた山口県光市母子殺害事件の話題について再度語られたときは、思わず聴き入ってしまった。経緯としては、まず先週、竹内義和が被告である元少年の弁護団について批判的な論調でとりあげ、刑事裁判の問題点、弁護士の弁護活動の問題点などをアニキなりに論じた。その後、酔いどれ会社員さんのウェブサイトの掲示板でりょうさんという方が、ご自身の立場を書き込まれたところ、鉄さんという方がアニキも反論は歓迎するということで番組にメールを出してはどうかと促した。そのメールが読まれたのだ。

「サイキック」はちゃんと反論に応じるんだなぁ、と驚いた。アニキの話によれば、りょうさんのメールは長文の力作だったようで、想像するにデータなども充実した論理的な構成の、正当な反論としての形式と内容を備えたものだったのだろう。だからこそ応答がなされたのだと思う。りょうさんを満足させる解答だったかは判らないが、それにしても、東京の番組でこんなことがあるかどうか考えると、やや疑問。東京と大阪の差というよりは番組の個性の問題だとは思うが、こういうアツいのはナンか好きだ。

どうせ明日も休みだと思うと、すぐには帰りたくなくなった。荒川を渡って左岸(郊外側)を北上。途中、停車したビッグ・スクーターにまたがったカップルの女のほうが、急に何か羽織ってこちらに背を向けた。男が女を脱がせて乳でも吸ってたんだろうか? ジロジロ見るようなことはせず通過。紳士だな、オレ。新岩渕水門(青水門)の対岸あたりで寝っころがる。今度はオリオン座が左手に見える。相変わらず強い風、遠い空の闇の底、ラジオの音——「こんな時間がずっと続けばいいのに」とやや現実逃避気味。

AMは「ラジオ深夜便」(NHK第一、日〜土23:00ー5:00)しかやっていないので、仕方なくFMで選局。NACK5bayfmで人の声がしたのでウロウロしつつ、結局NACK5に落ち着く。パーソナリティーのがDragon Ashについて熱く語っていた。高校時代に「陽はまたのぼりくりかえす」がヒットしていたと言っていたので、20代中盤から後半ぐらいか? 他に、イタリア南部や中国・台湾ではコーヒーにレモンを浮かべた「レモン・コーヒー」というのが飲まれている、みたいな話もしていた。帰ったらやってみよう。

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Early Morley Bird(J-WAVE、2007年8月19日(日)5:00-6:00)、調布・朝の光と風(調布FM、2007年8月31日(金)7:00-9:00)

「Early Morley Bird」(J-WAVE、2007年8月19日(日)5:00-6:00)

「調布・朝の光と風」(調布FM、2007年8月31日(金)7:00-9:00)
  ※調布FMは、東京都調布市周辺で聴取可能なコミュニティFM局(83.8MHz)

今日の朝の移動中に調布FMを聴いていたら、たまたま WiKiScannerの話題が話題に上っていた。WiKiScannerとは、オンライン百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」の編集履歴をスキャンして解析するソフトの模様。「Wikipediaの執筆者を暴露するツール」(ITmedia News、2007年08月17日 13時02分)のほうがしっくりくる説明か?

「調布・朝の光と風」(調布FM、月〜金7:00-9:00)という朝の情報番組の中で、新聞各紙の記事やコラムを紹介しているのだが、その中で上述の話題になった。どうやら『サンケイスポーツ』の記事を紹介していたようだ。WiKipediaのエロゲームやアニメなどの記事の編集に勤しんでいる国家公務員がいるとのこと、しかも勤務中に各省庁内部の端末から。

一部を引用:

 舛添要一氏(58)がトップに就任した厚労省からはアダルトゲーム「ななついろ★ドロップス」の記述が編集されていることが判明。大臣が2人交代した農水省からは「ガンダム」関連や「北斗の拳」、首相官邸からは今年1月26日に「愛の戦士レインボーマン」について加筆・修正があった。

 政党なら政敵に関する編集があるかと思いきや、自民党からは「笑福亭鶴光」の編集が25件もあった。政党職員はセーフにしても、公務員は勤務時間内外は問わず業務外のネット使用はご法度。このため関係省庁が“捜査”を開始した。

 厚労省では昨年9月にWikipediaの記述に対し編集できなくしており、編集はそれ以前の話。担当者は「犯人が見つかれば国家公務員法に照らし合わせた処分が出ることになる」。農水省では「事実関係と調査方法を検討中。職員は地方事務所も含めて3万人強おり、個人まで特定をするのは難しいかも」と話す。ガンダムと農水省の関係について、担当者は「全く関係ない」とあきれた。

 首相官邸のレインボーマンについて、内閣広報室は「全容までは把握していない」と一部で問題視していることを認めた。安倍晋三首相(52)がレインボーマン好きで自ら書き込んだ可能性は「わかりません」と困惑気味。ただ一般論として「業務でも意外なところで接点がある」という。首相が♪インドの山奥で修行して…と考えていたりして?
『サンケイスポーツ』2007年8月31日(金

スポーツ紙らしい茶化し方がいい。

しかし、実はこのWiKiScannerの話、2007年8月19日(日)の「Early Morley Bird」(J-WAVE、日5:00-6:00)でもいち早くやっていた。マスメディアでは最速だったかも。この番組ではもう少し取り上げ方がシリアスで、企業が自らにとって不利な記述を削除していたことがWiKiScannerによって判ったというような話だった。その成り立ち上、信憑性に疑いがあることは論理的に必然なのだが、やっぱりWiKipediaは便利なので、これだけで済ましてしまう人も少なくないだろう。従って、企業も必死なんだろう。

『サンスポ』のやり方も悪くないが、茶化しに入る前に、先ずはモーリーのような紹介の仕方を経ないと、単なる官庁バッシングで溜飲が下りてしまって良くない。『サンスポ』の記事でも、松井証券の話が付録程度に紹介されてはいたが……。とはいえ、モーリーはモ