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訳してみた:北アイルランド紛争で父を亡くした番組司会者がイスラエルとパレスチナの人たちに贈ったことば。

○訳してみた:北アイルランド紛争で父を亡くした番組司会者がイスラエルとパレスチナの人たちに贈ったことば。

アイルランドの公共放送 RTÉ One の番組、The Late Late Show の司会者パトリック・キールティ(Patrick Kielty)氏がイスラエルとパレスチナの人たちに贈ったことばが話題になっています。

彼は北アイルランド出身で北アイルランド紛争でお父さんを亡くした経験をもっています。

全訳してみました。

* * *


Patrick Kielty on Israel & Palestine | The Late Late Show
 

今夜もそろそろお時間ですが、お別れの前に申し上げておきたいのは、「レイト・レイト・ショー」に関わる私たちの多くは、キム・ダムティさんの家族と、今週イスラエルとパレスチナで人生を引き裂かれたすべての家族に愛を送りたいということです。

しかし、常に政治的な善と悪の文字が大きく掲げられた紛争の最中に育った者として、ひとつの当たり前の真実だったのは、悲しいことに双方の傷と痛みには同じだということでした。私たちは共有しているものがあったのに、当時はそのことに気が付きませんでした。これはいつまでも終わらないと思った日もありました。

今夜も、イスラエルとガザには、これはいつまでも終わらないと思って、奇跡が起きてこれを終わらせてくれますようにと祈っている親子がたくさんいます。

絶望の最中に奇跡を信じるのは難しいものです。しかし、思い出す価値があるのは、私たちは平和に暮らしていて、この小さな島で現在、奇跡を生きているということです。

イスラエルとパレスチナのすべての人たちは、今夜、そんなふうには思えないかもしれません。しかし、どんな時にも希望はあります。そして、あなたにもまもなく奇跡が起こると私たちは願っています。

お送りしてきた番組は「レイト・レイト・ショー」。パトリック・キールティーでした。また来週。おやすみなさい。

※当ブログ内の関連エントリー:

仏ル・モンド紙の坂本龍一追悼記事を訳してみました。

「我々は労働力を呼んだが、やってきたのは人間だった」(マックス・フリッシュ)の出典の文章を訳してみた。

フランスの通信社AFPの記事「東京2020五輪キーマンの判事に対する苦しい言い訳」を訳してみました。

菅直人の脱原発フランス訪問に関する仏『ル・パリジャン』紙の記事を訳してみました。

『ル・モンド』紙の『この世界の片隅に』評を訳してみました。


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