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2015年9月

フェリックス・ガタリ「民衆自由ラジオ」(1978年):Félix Guattari, “Les Radios Libres Populaires” (1978)

○フェリックス・ガタリ「民衆自由ラジオ」(1978年):Félix Guattari, “Les Radios Libres Populaires”  (1978)

 

自由ラジオ/ミニFM実践理論の古典

フェリックス・ガタリ「民衆自由ラジオ」(1978年)という論文がある(Félix Guattari, “Les radios libres populaires” 1978)。

自由ラジオ/ミニFM実践理論の古典にして、ラディカルでハードコアなカッコイイ論文。

論文集 La révolution moléculaire (1980) 所収。

何年か前に恵比寿の日仏会館図書室にフランス語版を見に行った時には、蔵書検索には引っ掛かるけれど肝心の本がなかった。聞けば、前に借りたヤツがパクったまま連絡が取れないという話。返せよ! で、結局、買うハメに。

日本語版は、『分子革命——欲望社会のミクロ分析』(法政大学出版局、1988年)で読むことができる。

数ページの短い文章で難解なところもなく、「自由ラジオ」の概要を掴むのに役立つ。

ガタリが放つ電波(笑)にチューニングが合えば、君の心と脳ミソにも誘導電流がビリビリ流れて、何かの声が聴こえるゼ!

パンチ・ラインはココだ!

最後に、同論文のパンチ・ラインを紹介:

——ビデオや映画の場合、技術的指導権は本質的に巨大産業企業の手中にある。

——それに対して、自由ラジオの場合は、技術の大半は《器用仕事(ブリコラージュ)》の独創性、自由ラジオを促進する当人に依存している。

シビれるゼ!

フェリックス・ガタリ 民衆自由ラジオ 分子革命
フェリックス・ガタリ「民衆自由ラジオ」
『分子革命——欲望社会のミクロ分析』(法政大学出版局、1988年)

 

※参考

(Xchange) Fw: Felix Guattari: Popular Free Radio(英語)
※「民衆自由ラジオ」の英訳。英語が得意な人はここでタダで読めます。

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『現代思想』特集:フェリックス・ガタリ 2013年6月号 vol.41-8(青土社)

坂田謙司「メディア遊びとミニFM——マイナーメディアの文化論」、高井昌吏/宮本奈穂[編]『メディア文化を社会学する——歴史・ジェンダー・ナショナリティ—』(世界思想社、2009年)

馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1991年)。

梅村太郎/塚原一成[監督]『ガレキとラジオ』(2012年)を観た。

モブ・ノリオ『JOHNNY TOO BAD 内田裕也』(文藝春秋、2009年)


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坂田謙司「メディア遊びとミニFM——マイナーメディアの文化論」、高井昌吏/宮本奈穂[編]『メディア文化を社会学する——歴史・ジェンダー・ナショナリティ—』(世界思想社、2009年)

○坂田謙司「メディア遊びとミニFM——マイナーメディアの文化論」、高井昌吏/宮本奈穂[編]『メディア文化を社会学する——歴史・ジェンダー・ナショナリティ—』(世界思想社、2009年)

 


高井昌吏/宮本奈穂[編]『メディア文化を社会学する——歴史・ジェンダー・ナショナリティ—』(世界思想社、2009年)
 

高井昌吏/宮本奈穂[編]『メディア文化を社会学する——歴史・ジェンダー・ナショナリティ—』(世界思想社、2009年)という論文集に、ミニFMを扱った、坂田謙司「メディア遊びとミニFM——マイナーメディアの文化論」という論文が収録されている。

最近は、社会関係資本(social capital)という視点からミニFMをとりあげる論文がたまにあるけれど、坂田論文は、ユース・カルチャーあるいはカウンター・カルチャーという切り口からの考察。

何かを論証するというよりは、ミニFM小史といった趣。ミニFMの歴史のおさらいにとても役に立つ。

ミニFMブームは雑誌から火がついたと言われているけれど、雑誌からの引用が多く、脚注が記事目録としても使えて重宝する。

ミニFMに興味のある人はご存知かもしれないが、粉川哲夫は、「放送ごっこ」としてのミニFMと、アウトノミア的アクティヴィズムとしての自由ラジオを区別する。

もちろん、粉川の主張には理解できる部分もある。ただ、坂田論文を読んでみて、NHK・県域民放AM局・全国ほぼ同じ番組を流しているJFN系県域FM局という当時のラジオ界のメディア編成を考慮すると、自前の放送局を立ち上げて独自の価値を創造・発信しようというミニFMの試みにも、ある一定の自治の契機を認めることができるのではないかと確認した。

エドワード・サイード(Edward W. Said)スチュアート・ホール(Stuart Hall)を引くまでもなく、文化とはそもそも政治的で、したがって、どのようなレヴェルにおいても権力闘争の契機を含んでいるものである。

この時代のミニFMは、放送業界に多くの人材を送り込んだ。好意的に評価すれば、ミニFMは民間に埋もれた才能を発掘・涵養する梃子と揺籃の役割を果たした。批判的に評価すれば、ミニFMは結局のところ既存のメディア状況を転覆・攪乱するには至らず、むしろそれを強化するブート・キャンプの役割を果たした。

カウンター・カルチャーが、マスコミと大資本による介入を経て、既存の消費社会のサブ・カテゴリーに収まって弱体化するという図式は、すべてのサブカル的事象に共通しているように思われる。馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1981年)も、まさにそういう話だった。

* * *

『メディア文化を社会学する』の他の論文

この論文集には、前掲論文の他、「「任侠映画」と『あしたのジョー』」「『スラムダンク』の「魅力」」など、社会学徒じゃない人も興味をもって読める論文も収録されている。気になったかたはご一読を。

なかでも、福間良明「『男たちの大和』と「感動」のポリティクス——リアリティのメディア論」が面白かった。福間は、安田武『戦争体験——1970年への遺書』(未來社、1963年)を引きつつこう言っている:

「他人の死に感銘を受ける」ということは、ときに「生者の傲岸」でもある。(p.261)

溜飲下りまくりであります。

目次
 はじめに
■第一部 視点を変えてみる
第一章 スポーツ中継とメディアの媒介性――実況放送の社会学(高井昌吏)
第二章 「見る」とは何か――三つの視覚モード(谷本奈穂)
第三章 「任侠映画」と『あしたのジョー』――「男らしさ」のメディア学(高井昌吏)

■第二部 歴史から現在を考える
第四章 『主婦之友』にみる台所と女性――生活空間の意味変容(村瀬敬子)
第五章 皇室イメージの戦前と戦後――大衆天皇制の文化社会学(石田あゆう)
第六章 「きょうの料理」にみる「伝統」の創造――テレビとジェンダーの社会学(村瀬敬子)
第七章 戦後沖縄と「終戦の記憶」の変容――「記念日」のメディア・イベント(福間良明)

■第三部 流行現象を読み解く
第八章 メディア遊びとミニFM――マイナーメディアの文化論(坂田謙司)
第九章 「若い女性」の誕生――雑誌が生み出す読者像(石田あゆう)
第一〇章 『男たちの大和』と「感動」のポリティクス――リアリティのメディア論(福間良明)
第一一章 『スラムダンク』の「魅力」――読者解釈と構造分析(谷本奈穂)

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『現代思想』特集:フェリックス・ガタリ 2013年6月号 vol.41-8(青土社)

馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1991年)。

ミニFM局をネット検索で見つける方法。

仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)

モブ・ノリオ『JOHNNY TOO BAD 内田裕也』(文藝春秋、2009年)

新幹線ミュージックチャンネルを聴き納めしました。


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Neil Young, "Harvest Moon" (1992) 。2015年9月27日は中秋の名月です。

○Neil Young, "Harvest Moon" (1992) 。2015年9月27日は中秋の名月です。

 

2015年9月27日は中秋の名月です。翌日が満月で、しかも月が地球に最も接近し、最も大きく見えるスーパームーンなのだそうです。

「中秋の名月」にあたる英語は "harvest moon"。

ということで、27日にかけて、いろんなFM局で、ニール・ヤング(Neil Young)の "Harvest Moon" (1992) がかかっていることでしょう。


Neil Young, "Harvest Moon" (1992)
 

たぶん、この曲は、タイヤ(ブリヂストンのREGNOだったと思う)のCMに使われていて、テレビのロードショー番組で流れていたはず。

僕は特にニール・ヤングの大ファンというわけではなく、特に詳しいというわけでもないのですが、先述のCMがとても良かったのでこの曲が好きで、寝入りばななどに聴くと最高だと思います。

単に美メロに弱いという話かもしれません。

この曲では、ほうきが楽器として使われています。3拍目の「スッ」という音。ミュージック・ビデオにも、音に合わせてほうきで掃いているカットがいくつか挿入されています。ほうきを演奏しているベーシストのティム・ドラモンド(Tim Drummond)は、2015年1月10日に亡くなりました。合唱。

ニール・ヤングの最近の話題

最近だと、アメリカ大統領選共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)が、出馬会見でニール・ヤングの "Rockin' in the Free World" (1989) を登場曲に使って話題になりました。曲の意味を完全に勘違いしてますね。防衛庁(当時)が、高田渡の「自衛隊に入ろう」(1969年)を自衛隊のPRに使いたいとオファーしてきたという話に似ています。

ニール・ヤング、大統領選共和党候補の"Rockin' in the Free World"使用について声明 (2015/06/19)| 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト


Donald Trump enters
 

ちなみに東京では、新宿のシネマカリテで2015年9月25日まで、ニール・ヤングがバーナード・シェイキー(Bernard Shakey)名義で300万ドルの私費を投じて監督した映画『ヒューマン・ハイウェイ』Human Highway (1982) が公開されていました。原発を題材にしたブラック・コメディー映画です。

この映画を観て、ニール・ヤングのことがまた好きになりました。

初公開!世界のどす黒い危険な闇映画「HUMAN HIGHWAY ヒューマン・ハイウェイ」


ニール・ヤング[監督]『ヒューマン・ハイウェイ』Human Highway (1982) 予告編
 

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ミニFM局をネット検索で見つける方法。

○ミニFM局をネット検索で見つける方法。

 

○地元のミニFM局をネット検索で見つける方法。

みなさんも、「地元にミニFMやってる人いないかなぁ?」って思うこと、ありますよね?

ないか……はい、終了!

じゃなくて、仮に思ったと仮定して、実際に「(地名) ミニFM」などで検索してみても、意外と見つからないものです。

今やミニFMをやっている人が少ないというのが最も大きな理由かもしれませんが、検索結果に県域FM局・コミュ二ティーFM局・ミニFM局が混ざっていたりして、狙った情報が意外ヒットしにくいものです。

「地名+ミニFMでよく使われる周波数」の組み合わせで探そう

そこで、「(地名) 88.0MHz」などのように、「地名」+「ミニFMでよく使われる周波数」の組み合わせで検索すると見つかりやすいです。

最近のミニFMで使われている周波数としては、88.0MHzがいちばん多いと思いますが、76.0MHz〜90.0MHzまでの空いている周波数すべてに可能性があります。ミニFMの送信に使われるFMトランスミッターを調べて、その機種の設定を見てみるのが良いでしょう。

Fantasy web online ミニFMトランスミッタ
※各種FMトランスミッターの紹介記事。

イベント放送局も忘れるな!

ミニFMには、定期的に放送しているものの他に、イベント放送局もあります。大規模イベント、スポーツ・イベント、地元の祭り、学校の文化祭などで、開催中の期間限定で開局されるミニFM局です。

近隣のイベント情報をチェックするとミニFM局が見つかることもあります。

ミニFMは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし

もちろん、この方法では、ミニFMをやっていることをネット上に公表している局しか見つかりません。人知れずやっている人や不定期にやっている人もいるかもしれないし。

また、始まったものの、ほどなく自然消滅してしまう局も少なくありません。

もっとも、フェリックス・ガタリ(Félix Guattari)の言うような「自由ラジオ」という観点から見れば、無数の台地のようにあちこちに屹立し、現れては消え、消えては現れるミニFMの性質上、ミニFMのリンク集をつくろうという発想自体が無粋なことなのかもしれません。

ミニFMは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ。

レッツ・エンジョイ無常。

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『現代思想』特集:フェリックス・ガタリ 2013年6月号 vol.41-8(青土社)

馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1991年)、DVD&Blu-rayで発売中。

仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)

モブ・ノリオ『JOHNNY TOO BAD 内田裕也』(文藝春秋、2009年)

新幹線ミュージックチャンネルを聴き納めしました。


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東京圏民放AMラジオ局2015年秋の番組改編:まとめとコメント※随時更新

○東京圏民放AMラジオ局2015年秋の番組改編:まとめとコメント※随時更新

※ニッポン放送について加筆しました。(2015年9月27日)

 

改編が近づいてまいりました。今回は各局いつもより発表が早い気がする。ワイドFM開始で気合いが入ってるのかなぁ。でも、FM始めるからって、音楽番組やんなきゃダメなのかなぁ。引き続きAMで聴いてる人には関係ないんだけど。

TBSラジオ 2015秋の新番組情報!
 番組表:TBS RADIO 954 kHz 週間番組表

「再発見」 文化放送 2015年 秋の改変番組のご案内
 A&G番組情報 | 超!A&G 文化放送
 番組表:AM1134kHz 文化放送 JOQR

ニッポン放送 秋の新番組2015
 番組表:AMラジオ 1242 ニッポン放送 番組表

○ラジオ日本(改編特集ページなし)
 TOPICS|ラジオ日本 AM1422kHz
 番組表:タイムテーブル | ラジオ日本 AM1422kHz

* * *

以下、ひとことコメントなど。

TBSラジオ 2015秋の新番組情報!

ひとことコメント

今期のTBSラジオはなかなか気合いが入っている感じ。

何と言っても、注目は永六輔の「土曜ワイド」降板と、「土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送」(土9:00-13:00)の開始。永さんは曜日と時間帯を移動して、新番組「六輔七転八倒九十分」(月18:00-19:30)に出演。

豪華な出演者で驚いたのは「SOUND AVENUE 905」(火〜金21:00-22:00)。(火)佐野元春、(水)鈴木慶一、(木)小西康陽、(金)週替わりという布陣。豪華すぎて、半年限りだろうなという感は否めませんが……。ワイドFM補完中継局の周波数をタイトルに含むこの番組が、これがワイドFMのフラッグシップ的番組にあたるのかな。

「ザ・トップ5」(火〜金18:00-21:00)はスッカリ定着してきましたね。蟹江一平はここの金曜日で初レギュラーか。相手は小倉弘子アナ。

個人的には、「水音スケッチ」(火~金17:50-17:57)に注目。堀井美香アナはすっかりオモシロ姐さんのイメージが定着してきたけれど、実は現役アナウンサー屈指の朗読の名手だと私は思っています。

改編情報ページ掲載番組

  • 六輔七転八倒九十分(月18:00-19:30)
  • 夢発信ラジオ「学スタ」~夢への一歩、スタートしよう~(月21:30-21:45)
  • 水音スケッチ(火~金17:50-17:57)
  • ザ・トップ5(火~金18:00-21:00)
  • SOUND AVENUE 905(火~金21:00-22:00)
  • 土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送(土9:00-13:00)
  • 辛島美登里 こころん、ふるさと(日23:00-23:30)
  • 小森谷徹の目撃!偉人伝(日23:30-23:55)

 

「再発見」 文化放送 2015年 秋の改変番組のご案内
A&G番組情報 | 超!A&G 文化放送

ひとことコメント

ビビる大木が担当する「ビビる大木のBrat!Brat!」(土18:00−20:00)が、ワイドFMのフラッグシプ番組とのこと。音楽ではなく中継番組というのが他局と違う切り口。かつて「キラ☆キラ」や「たまむすび」(TBSラジオ)でビビる大木のリスナーだった人が、この時間は文化放送に移ってくるのかな。足立梨花って、もろこしヘッドの人だっけ?

ところで、MAXって、いま3人なのか。

改編情報ページ掲載番組

 

ニッポン放送 秋の新番組2015 

ひとことコメント

改編情報ページには載っていないけれど、少し遅れて、ラジオドラマ「夜のドラマハウス」を32年ぶりに復活させるという情報が発表されました。「らじどらッ!~夜のドラマハウス~」(月〜金20:15-20:25)。発表されている出演者は、西山宏太朗原紗友里川島得愛赤﨑千夏とのこと。

「これが「オールナイト〜」と言えるのか?」みたいな話はさておき、ニッポン放送のワイドFMフラッグシプ番組は「オールナイトニッポン MUSIC 10」(月〜木22:00-23:50)。(月)森山良子、(火)名取裕子、(火月イチ)松田聖子、(水)鈴木杏樹、(木)斉藤由貴。個人的には、このなかでは斉藤由貴が気になるかな。

改編情報ページ掲載番組

  • オールナイトニッポン MUSIC 10(月〜木22:00-23:50)
  • 今夜もオトパラ(月〜金17:30-20:50)
  • 志村けんの美女対談(月〜金19:18-19:28)
  • ウィークリースポーツトーク マイチャレンジ(土18:00-19:00)

改編情報ページ非掲載番組

 

ラジオ日本

ひとことコメント

ナイター・オフに改編情報ページがないのは昨年と同じ。

改編情報ページなし

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無料の録音・編集ソフト Audacity で radiko をタイマー録音しよう。

Macに初めから入っている音楽制作ソフト GarageBand で radiko を録音しよう。


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調布FMの交通情報で流れるインストの「中央フリーウェイ」は誰の演奏か?

○調布FMの交通情報で流れるインストの「中央フリーウェイ」は誰の演奏か?

※記憶違いと思われる記述と人名の誤変換を修正しました。(2015年9月19日)

 

以前、調布の近くに縁があった頃、調布FM(東京都調布市、83.8MHz)をよく聴いていた。

朝、調布駅前のマクドナルドの窓際の席で、交差点を行き来する人たちを眺めながら、「調布・朝の光と風」(月〜金7:00-10:00)を聴くことが多かった。

調布FM(公式サイト)

調布FM交通情報の「中央フリーウェイ」

さて、調布FMでは、交通情報のBGMで「中央フリーウェイ」が流れる。初めて聴いたとき、いかにも調布っぽくていいなぁと感じた記憶がある。

ただ、この「中央フリーウェイ」は荒井由実のオリジナル(1976年)ではなく、ジャジーなインストルメンタル・ヴァージョンで、イントロのアルペジオが印象的だ。


調布FM ジングルA~天気&交通情報~ジングルB (2004年8月19日OA音源)
交通情報は上の動画の1:32から……ていうか、冒頭のサテライト・スタジオの写真、オレが撮ってブログに載せてるヤツだ(笑)
 

この「中央フリーウェイ」、いったい誰の演奏なのだろうと、ずっと気になっていた。

時どき思い出して、「中央フリーウェイ ジャズ」などで検索してきたけれど判らずじまいで、ついに先日、調布FMに問い合わせてしまった。

前田憲男&ヒズ・オーケストラ「中央フリーウェイ」(1985年)

答えは、前田憲男&ヒズ・オーケストラのヴァージョンとのこと。

前田憲男の「中央フリーウェイ」は、『スウィート・メモリーズ part 2~松任谷由実・中島みゆき作品集』(1985年)に収録されているとの回答を頂いたものの廃盤で、現在は『Swinging J-Pop』(2014年)に再録されている。


前田憲男&ヒズ・オーケストラ「中央フリーウェイ」(1985年)

 

若手〜中堅ぐらいの人を想像していたので、思わぬ大御所で驚いた。

前田憲男は、「オシャレ30・30」(日本テレビ)・「世界まるごとHOWマッチ」(毎日放送)・「象印クイズ ヒントでピント」(テレビ朝日)のテーマ曲や、「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」(日本テレビ)・「ミュージックフェア」(フジテレビ)の音楽などでも知られている。

個人的には『円楽のプレイボーイ講座 12章』(1969年)でおなじみ。


三遊亭円楽・前田憲男とプレイボーイズ
『円楽のプレイボーイ講座 12章』(1969年)

 

前田憲男と荒井由実の組み合わせが意外だと思ったけれど、最近たまたま読んだ木村ユタカ『Disc Collction JAPANESE CITY POP』(シンコーミュージック・エンタテインメント、2011年)に、前田憲男が Tin Pan Alley と作ったアルバム『Soul Samba』(1977年)が紹介されていて、つながりがあるんだなぁと知った。

「調布・朝の光と風」のジングル

ついでに、冒頭で言及した「調布・朝の光と風」(月〜金7:00-10:00)の番組内では、ジングルとして以下の曲の一部が使われている。


Orleans, "Dance with Me" (1975)
 

Meja, "Radio Radio" (1998)
 

Orleans, "Dance with Me" (1975) はすぐに判ったのだけれど、Meja, "Radio Radio" (1998) のほうは 「"radio radio" lyrics」などで検索してもリサ・ローブの "Stay (I Missed You)" (1994) ばかりが引っかかってきて、特定にちょっと苦労した。この曲は、1997年に日本でのライヴで初公開され、翌1998年にシングルとして発売されたとのこと。

調布FMは、サイマルラジオでも聴くことができる。

サイマルラジオ(公式サイト)

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調布エフエム(東京都調布市周辺 83.8MHz)のサテライト・スタジオを見てきた。

ラジオを聴こう! 調布エフエム 83.8MHz ハミングハート、『182ch』第32号 (2009年1月31日発行)

FM川口(埼玉県川口市 86.5MHz)の局舎と送信所を見てきました。※2015年9月1日開局

かわさきエフエムを見てきました(神奈川県川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス)。

エフエム多摩(東京都多摩市周辺 77.6MHz)を聴いてきた。

名古屋のラジオ局を片っ端から見てきた(4):MID-FM


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FM川口(埼玉県川口市 85.6MHz)の局舎と送信所を見てきました。※2015年9月1日開局

○FM川口(埼玉県川口市 85.6MHz)の局舎と送信所を見てきました。※2015年9月1日開局

 

FM川口(FM Kawaguchi 856 studio)を見てきました。

FM川口は、埼玉県川口市に2015年9月1日に開局したコミュニティーFM。周波数は85.6MHz。サイマルラジオによるストリーミング配信もおこなっています。

FM Kawaguchi 856 studio (FM川口)(公式サイト)

演奏所および送信所の所在地は、セントラルグループ本社ビル(埼玉県川口市末広1-11-2)。川口市南部に多少土地勘がある人には、「あぁ、末広町ね」という感じです。

セントラルグループは、明治4年に川口市で創業した田中德兵衞商店を発祥とし、輸入車販売会社・流通会社・不動産会社から成る企業グループ。国登録有形文化財の和洋折衷建築・旧田中家住宅の田中家です。地元の名士・名望家という感じでしょうか。

旧田中家住宅ホームページ

ここから現地のリポートです。

FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
FM川口局舎のあるセントラルグループ本社ビル(東側から)
右側の構造物の屋上に送信アンテナが見える。
 
FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
FM川口局舎のあるセントラルグループ本社ビル
正面から
 
FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
 

スタジオは1階とのこと。残念ながら、スタジオはビルの中のみのようですが、「KISS IN THE SKY」(金13:00-16:00、DJ布施貴美子)は、TOKYO SKYTREE TOWN STUDIO からの生放送をおこなっているそうです。

ラジオ局の存在を示す看板・プレート等の掲示物も見当たりませんでしたが、エントランス・ホールには、開局祝のロビー花が飾られていました。

FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
エントランス・ホール
NACK5テレビ埼玉などから送られた開局祝花が飾られていました(反射で見えにくいかな?)。
 

ただし、ビルの裏手に回ると、真新しい電源装置が真新しいカラーコーンとバーに囲まれて設置されていました。FM用に新設されたものかもしれませんが、定かではありません。

FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
発電装置
 

送信アンテナは屋上にあります。全方向に電波が出るようになっていると思われますが、送信所は市のかなり南寄りです。出力は20Wで、総務省のプレスリリースによると、川口市の42.98%の世帯をカヴァーしているとのこと。

FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
送信アンテナ
3素子の八木アンテナを4面2段に設置。東西南北に向いています。
 

もちろん、携帯ラジオで放送を聴きながらの探訪。

2015年9月6日(日)の午前中においては、ほとんどの時間は音楽がエンドレスで流れていて、12:00から、局のジングルやイメージ・ソングを紹介する番組が始まりました(DJ吉田和美)。ジングルは洗練されたおシャレな感じです。

川口市民のかたはFMラジオの85.6MHzで、遠方のかたはサイマルラジオのインターネット配信で聴いてみてはいかがでしょうか?

おまけフォトアルバム

FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
川口市のゆるキャラ「きゅぽらん
やなせたかし作。鋳物の街・川口にちなんで、銑鉄溶解炉「キューポラ」をモチーフにしている。
 
FM川口 FM Kawaguchi 865 studio
川口オートのナイターレースのポスター
元SMAPでオートレーサーの森且行(LG川口)をフィーチャー。
 

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民放ラジオ放送開始記念日(9月1日)

○民放ラジオ放送開始記念日(9月1日)

9月1日は、民放ラジオ放送開始記念日。

1951年9月1日、6:30に中部日本放送(CBCラジオ)が、12:00に新日本放送(現在の毎日放送 MBSラジオ)が日本初の民放ラジオ局として本放送を開始。これを記念して制定された。

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民放の日(4月21日)


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