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TOKYO FM 技術部長が語る 東京タワー頂上部 地上高333m 新アンテナの魅力

○TOKYO FM 技術部長が語る 東京タワー頂上部 地上高333m 新アンテナの魅力

 

2013年2月11日(月)から運用を開始した東京タワー塔頂部の TOKYO FM 新送信アンテナを、TOKYO FM 川島修技術部長が自ら解説。もっと無線オタクっぽい人かと思ってたけど、違った。やっぱり、第一級陸上無線技術士なんスかね?


TOKYO FM 技術部長が語る 東京タワー頂上部 地上高333m 新アンテナの魅力
 

まとめ

  • 運用開始は2013年2月11日(月)。
  • TOKYO FM 社員は、つらいことがあると東京タワーを見て励まされている。
  • 旧アンテナは、特別展望台下、地上200m付近に設置されていた。
  • 新アンテナは塔頂部の333m付近の赤く塗装されている部分。元もとNHK総合・教育テレビの地上アナログ放送のアンテナが設置されていた。
  • 塔頂部の細い柱の部分にスーパー・ターンスタイル・アンテナ(super turnstile antenna)、その下に双ループ・アンテナ(twin loop antenna)が設置され、この2種類のアンテナで送信している。
  • スーパー・ターンスタイル・アンテナが設置されている柱は、以前は丸かったが、新アンテナの設置にあわせて四角に変更された。
  • スーパー・ターンスタイル・アンテナはこうもりの羽に似ていることから「バット・ウィング」(bat wing)ともいわれる。
  • TOKYO FM のスーパー・ターンスタイル・アンテナは東西南北に各1枚×6段=計24枚。1枚の高さは約3m。
  • 施工は古河C&B。工事は人目に付かない夜間におこなわれた。塔頂部に登れる技術者は日本に数名しかいない。
  • 双ループ・アンテナは東西南北に各1つ×2段=計8つ。
  • スーパー・ターンスタイル・アンテナは、細い柱に設置できるハイ・パワーなアンテナである。双ループ・アンテナは、電波の指向性の細かい調整に適している。
  • 給電線はWX120Dという同軸ケーブルを4本使用。うち1本は予備。2本はスーパー・ターンスタイル・アンテナへ、2本は双ループ・アンテナへつながっている。

※当ブログ内の関連エントリー:

東京タワー塔頂部アンテナ工事の映像

TOKYO FM 新アンテナからのオンエアー1曲目は、山下達郎「ヘロン」(1998年)だったそうです。

TOKYO FM のPR動画:TOKYO FM 2014

「見えるラジオ」(TOKYO FM)がもうすぐ見えなくなるというので、見てみました。


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コメント

おはようございます。
記事を興味深く拝読しています。

投稿: 石﨑亮史朗 | 2014年5月 4日 (日) 08時29分

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