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永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように〜 第12回 ゲスト:泉谷しげる(FM COCOLO、2013年6月23日(日)18:00-19:00)

○「永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように〜」第12回 ゲスト:泉谷しげる(FM COCOLO、2013年6月23日(日)18:00-19:00)

 

下の動画は、FM COCOLO で放送された「永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように〜」の第12回目。この回のゲストは泉谷しげる。

同番組は、2013年4月〜6月の日曜日18:00-19:00に全13回にわたって放送された。


「永遠のザ・フォーク・クルセダーズ~若い加藤和彦のように〜」
第12回 ゲスト 泉谷しげる MC 田家秀樹
(FM COCOLO、2013年6月23日(日)18:00-19:00)

 

興味深かったのは、フォーク・ブーム当時、アングラフォークの世界にはレコーディング技術に通暁したミュージシャンが加藤和彦しかおらず、ミュージシャンたちから大いに頼りにされていたという話。

確かに、シンガー・ソング・ライターが音楽界に登場するまでは、音楽制作において絶大な力をもっていたのはプロデューサー・作詞家・作曲家で、シンガーはパフォーマーに過ぎなかった(演歌や歌謡曲などでは今でも同じ)。

従って、自分で作詞作曲して演奏しながら歌う人たちが登場しても、インディーズにはレコーディングの知識をもっている人がいなかったというのは納得のいく話。

その他、泉谷しげるの敬慕の情に溢れる証言を通じて加藤和彦の偉大さが明らかになるだけでなく、泉谷しげるの音楽に対する深い洞察が浮き彫りになる素晴らしい放送。

乱暴者の外皮の下は、知的で繊細な音楽家。


 

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