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ラジオ局が合コン主催:「出会いサポート ラジオ局×婚活 イベント相次ぎ開催 安心感が魅力、本業収入穴埋めにも期待」(MSN産経ニュース、2013年8月25日)

○ラジオ局が合コン主催:「出会いサポート ラジオ局×婚活 イベント相次ぎ開催 安心感が魅力、本業収入穴埋めにも期待」(MSN産経ニュース、2013年8月25日)

 

ラジオ局のなかに、ビジネスとして合コンを主催するところが出てきているようだ。

出会いサポート ラジオ局×婚活 イベント相次ぎ開催 安心感が魅力、本業収入穴埋めにも期待 - MSN産経ニュース

記事によると、

「ラジオ局主催なら大丈夫」という安心感があり、「番組」が共通の話題となるため安定した人気があり、局側も低迷する広告収入の穴埋めとして期待している。

とのこと。

紹介されているのは以下の3例:

そして、続きは皆さんお察しの通り:

 各局が婚活イベントに取り組む背景には、ラジオ業界の広告収入の減少がある。電通のまとめによると、昨年はピークの平成3年(2406億円)の半分の1246億円に落ち込んだ。各局は放送以外の新たな「放送外収入」を模索しているのが現状だ。

 あるラジオ局関係者は「婚活イベントだけで大きなビジネスにするのはまだ難しい」としながらも、「着実に利益を上げられるうえ、地域の活性化や少子化対策にもつながる。定番イベントとして育てていきたい」と語った。

ラジオ局主催のイヴェントは別に珍しくないので、その一種と考えればいいのかもしれないけれど……。

「もはや放送での挽回は無理」というのがビジネスとしてラジオに関わる人たちの実感なのかもしれない。

ただ、コミュニティーFM局が街コンなどを主催するのは、地域振興に寄与するという大義が成り立たないわけではないので、アリのような気もする。

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コメント

収入補填としてリスナー集会というのを催す場合がありますが、始めは純粋な集いだったのが、いつしかそれが商売になってしまって、番組のサイドビジネスもしくは、中心軸になっている場合があります。それだけならまだしも、その集会に来ているリスナーを番組が優先しはじめるようになってきて、番組が閉じたものになっているということもあります。電波を出している意味合いが破綻してしまっています。
(例[CBCつボイノリオの聞けば聞くほど])他

投稿: ビフォ | 2013年9月18日 (水) 03時12分

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