震災から2年後の宮城県:「深夜快速」Vol.839 水曜版 週刊突撃一番 拡大版・宮城訪問記(ウェブラジオFMC、2013年5月25日)
○震災から2年後の宮城県:「深夜快速」Vol.839 土曜版 週刊突撃一番 拡大版・宮城訪問記(ウェブラジオFMC、2013年5月25日)
少し前に配信された、「深夜快速」Vol.839 土曜版 週刊突撃一番 拡大版・宮城訪問記(ウェブラジオFMC、2013年5月25日)に心を動かされた。
必聴です。
聴けよ、マジで。
聴いた?
番組の出演者でバーテンダーでもあるマスタード☆鶴田氏が、宮城県を訪問した道中について語っている。ご本人を含む熊本のバーテンダー20人+アサヒビール熊本支社/ニッカウヰスキーからの2人による、大所帯の弾丸ツアー。
東日本大震災から2年経った宮城県について、ユーモアあり、感動的な所もあり、考えさせる所もあり、実際に現地を訪れた人だけが語りうる非常に貴重な話を聴くことが出来る。話が上手いというのは、改めて素晴らしい才能だと思う。
仙台空港、名取川、高速道路(仙台東部道路)、塩竈港、イオン多賀城店、石巻……当時の津波の光景を振り返りつつ、実際に目の当たりにした現状を語る鶴田氏。
話を聴いていると、私自身も不思議なほど当時の映像を憶えていることに驚く。それに比べて現在は、嘘のような穏やかさとのこと。しかし、震災・津波の爪痕は生々しい様子。
同じ宮城県でも地域によって復興の進捗が異なり、遅々として進んでいない所もある模様。話を聴きながら、「復興にガンガン国費をつぎ込めよ! 人助けの銭を渋るほどオレたちはしみったれてはいない」と、お役所仕事を呪詛する。
他方、権利者が行方不明ゆえに、解体申請が出ていない家屋が残されているという現状もあるようだ。
石巻まちなか復興マルシェの芸能人のサイン、門脇小学校における長渕剛の紅白歌合戦の話に関する現地の人たちと外部の人たちの温度差——鶴田氏の話を聴いて初めて解った。
オレはまだまだ人間として未熟だな。
さとう宗幸「青葉城恋唄」(1978年)
♪時はめぐり また夏が来て/あの日と同じ 流れの岸/
瀬音ゆかしき 杜の都/あの人は もういない
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コメント
おはようございます。
改めてじっくり聴きます。
投稿: 石崎亮史朗 | 2013年6月25日 (火) 09時52分