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ラジオの音声周波数、その他に関する私的メモ&リンク

○ラジオの音声周波数、その他に関する私的メモ&リンク

※短波放送の音声周波数を加筆(2012年12月2日)

 

ラジオの音声周波数その他に関して、個人的にネット検索で調べた内容のメモ&リンク。

文系の素人なので、極めて恣意的でアット・ランダムです。何のためのメモか気付いた方はコメント欄にでも。何も出ませんけど。

※音声周波数

ラジオ放送の音声周波数:

  • AMラジオの音声周波数(例:NHK秋田放送局
    50Hz~10kHz
    (50Hz0.05dB, 1kHz0dB, 10kHz0.13dB)
  • FMラジオの音声周波数(例:NACK5
    30Hz~15kHz
    (出力される特性はフィルターを通すので50Hz~15kHz)
  • 短波放送の音声周波数(例:八俣送信所)
    50Hz~7.5kHz(フラットは150~3500Hz)
  • 人間の可聴音声周波数
    20Hz~20kHz

ラジオで実際に再生された音声周波数

TalkMaster を GarageBand にライン入力して録音。任意の時点をサンプリング:

  • AMラジオ(TBSラジオ)
  • FMラジオ(J-WAVE)

音声周波数関係あれこれ:アナログ編

音声周波数関係あれこれ:デジタル編

音声周波数関係あれこれ:アナログ・デジタル横断編

  • ラジオの音声周波数 - テレトンボ
    こちらのブログによると:
    • 「AMラジオ放送の音声周波数は7500Hzまで、FMラジオ放送の音声周波数は15000Hz(=15kHz)までなんだそうだ。オーディオ関連の本で読んだ。」
    • 「ということは、ラジオ放送をPCで録音する場合、録音ファイルのサンプリング周波数は、音楽CDの 44100Hz(音声を22050Hzまで録れる)よりも、低く設定してオーケーなのだ。AMなら16000Hz、FMなら32000Hz。データ量を幾分節約できる。」

※おまけ

ラジオの変調など

山下達郎による解説「リマスターとは何か」

---[……] 根本的な質問で恐縮なのですが「リマスターって何ですか?」[……]

録音された音楽1曲1曲が完璧に同じレべル、同じ聴感でミックスダウンされているとは限らないんです。Aという曲よりBという曲が甘かったりすると、A・B・Cと並んだときにBが地味に聴こえてしまう。そうならないようにAとCに合わせるとか。要するに“ならし”ですよね。例えばページレイアウトが1ページ目と2ページ目で全然違ったら、資料としては読みにくいから、きちっと枠を作って読みやすくしますよね?音楽的にそれと同じような作業をする事を基本的にリマスターと言うんです。

リマスターって本当に叫ばれ出したのはデジタルになってからの時代なんですよ。我々がロックンロールのグルーヴと呼ぶモノって基本的に“歪み”で、レコードの溝を針が引っかくエネルギーこそが“歪み”になるんですよね。デジタルっていうのはダイナミックレンジが全然違うので、歪まないんですよ。簡単に言っちゃうと情報量が全然違う。

例えるならアナログレコードって言うのはコップなんです。バケツでこのコップに水を入れようとすると溢れるじゃないですか?その溢れたモノが所謂グルーヴとか音圧なんですけど、デジタルってそれが風呂桶サイズなんですよね。風呂桶にバケツで水入れたって少ししかたまらないでしょ?つまり風呂桶を溢れさせるためにはとてつもないエネルギーが必要なんです。それが中々作れない。

そこで考えられたのが、デジタル・コンプレッサーってやつ。アナログ・コンプレッサーっていうのはピークを叩いて圧縮するんです。ではデジタル・コンプレッサーっていうのが何かと言うと下を上げる。なぜならデジタルって上が決まっているから。CDって44.1kHzの16bitでしょ?127dBまでしか入らない。127dB以上はクリッピングと言って潰れちゃうんですよ。それ以上いくらやっても上がらない。そこで何を考えるかというと下を上げる。今のヒット曲や海外のR&Bを聴くと、音が前に貼り付いてるんですよ。上の8bitくらいしか振ってないようなね。つまり下が無いんですよ。下があると、聴感的に弱く聴こえるから。だからデジコンかけまくって、どんどんどんどん前に出すんですよね。それが今のレヴェル戦争と言われるもので。

--- そういう事なんですね。

じゃあ何でそういうことをやるのか?アナログ時代でもシングルは「いかにレべルを切るか」を重要視したんですけど、それは何のためか?それはラジオプレイのためなんですよね。僕のサンデーソングブックも自分でプレスしてWAVデータにして直接サーバーにぶっこんでオンエアしてるから、いい音するんですよ。[……]

すごく解りやすい解説。

  • リマスターとはレヴェルの「ならし」。
  • リマスターと叫ばれ出したのはデジタル時代になってから。
  • ロックンロールのグルーヴとは「歪み」のことで、レコードの溝を針が引っかくエネルギーが歪みになる(だから「グルーヴ」って言うのかぁ)。デジタルは情報量が多いので歪まない。
  • アナログ・コンプレッサーはピークを叩いて圧縮、デジタル・コンプレッサーは下を上げる。
  • そのようにしてレヴェルを切る理由はラジオ・プレイのため。

でも、この記事、どうして「?」の後に全角スペース入れないんだろう?

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コメント

 毎度 御世話になっております。『桜川マキシム』のJUSです。

 今回の記事中に引用されていますサンプリング周波数についてですが、元音源の周波数と同じサンプリング周波数で臨むと、ぶっちゃけ音が歪むという話だったかと思います。
 僕も詳しい事はよく判らないのでその辺はWikipediaの“ナイキスト周波数”の項目を御覧頂ければと思いますが、結局は元音源の倍のサンプリングレートが必要って事になるんではないでしょうか。
 おそらく、人間の可聴音域が20khzまでであるのにCDのサンプリング周波数が44.1khzとして設定されているのはこの為かと思います。

投稿: JUS | 2012年11月 2日 (金) 17時46分

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