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『昭和40年男』vol.14 2012年8月号(クレタパブリッシング)

○『昭和40年男』vol.14 2012年8月号(クレタパブリッシング)


『昭和40年男』vol.14 2012年8月号(クレタパブリッシング)
 

発行から日にちが経ち過ぎてレヴューの体を成していないけれど、『昭和40年男』vol.14 2012年8月号(クレタパブリッシング)について。当ブログのコメント欄で、通りすがりの者ですさんからご紹介頂いていた。

ハッキリ言って、素晴らしい!

ただ、さっき Amazon.co.jp を見たら定価680円の雑誌に5,700円、少し前には最高9,749円などという馬鹿げた値段が付いていた。オレは通りすがりの者ですさんのおかげで定価で買うことができた。

ただ、内容はけっこう充実している。ボッタクリ価格で買う必要はないと思うけれど、機会があれば一見の価値はある。

デジタル版でよければ、そんな大枚はたかなくても下記サイトから定価で購入できるし、ちょっとだけ立ち読みもできる:

昭和40年男  No.14 (2012年07月11日発売)  | 【Fujisan.co.jp】の雑誌・定期購読

誌名の通り、昭和40年(1965年)前後生まれがコアなターゲット。この号全体がフィーチャーしているのは、昭和59年(1984年)。

AM・FMともに勢いがあり、まだ短波放送も人気があった1980年代は、昭和40年生まれの人の青春時代。このころの人気番組がフィーチャーされている。これに加えて、昭和40年生まれのラジオ・パーソナリティーのインタヴューなど。

少し前に出た『なつかしラジオ大全』(三才ブックス、2012年)がAMとラジオたんぱしか扱っていなかったのに対して、『昭和40年男』vol.14はFMも扱っているので、2冊合せると全方位が射程に入る。

私よりはだいぶ上の世代がターゲットだけれど、ラジオ・ファンとしてこの世代に憧れているので読んでいてなんだか愉しい。

気になった記事をいくつか:

Part.2 キングオブラジオ 笑福亭鶴光

笑福亭鶴光のインタヴュー。印象に残ったのは次の言葉:

オレの場合は落語家でしょ。だから落語は真面目にやる代りに、ラジオの世界では無茶苦茶やらせてくれよと言うとるんです。それがオレのはけ口であると、あくまでアルバイトや。だからこれはどう非難されてもええねん。でも落語の方を非難されると困る。これがオレの本職やから(p.31)

ラジオずきをこじらせると、「ラジオが本職だ」と言ってくれる人を礼讃しがちだけれど、こういう考えもあるし、こういう考えが却って面白いラジオ番組をつくることもあると得心した。

Part.3 ラジオに生きるタメ年男 長友仍世

このパートは昭和40年生まれのラジオパーソナリティーのインタヴュー。

「長友仍世のラジ王」(JFN系、1994年4月4日〜1995年2月28日、月25:00-27:00)、なつかしい。

パーソナリティーを務める infixのヴォーカル・長友仍世が使う大牟田弁がウチの田舎の方言に近いので、当時親近感をもって聴いた記憶がある。東京のラジオから九州の方言が聴こえてくるのは不思議でもあり、痛快でもあった。

九州のラジオについてもコメントしている:

各都道府県に、ラジオのローカルヒーローみたいな方が必ずいたじゃないですか。福岡・熊本なら、かなぶんやさん、竹内いづるさん。あと『RKBベスト歌謡50』の林幹雄さんとか。みなさん超憧れの存在で『こんな人になりたか!』って、ずうっと聴いてましたね。(p.36)

現在は、「infix長友仍世のくるめのめくるめくナイ2」(インターネットラジオ:RADIO-GAGA、土曜日更新)を担当。SPACE DiVA 経由で全国のコミュニティーFMで放送中。

infix長友仍世のくるめのめくるめくナイ2(くるめのめくるめくナイト、公式サイト)

Part.4 エアチェック大作戦!

エアチェック特集。ラジカセ、カセット・テープ、ウォークマン、FM雑誌の記事が12ページも続く。充実した内容。個人的には、このパートがいちばん好き。

山下達郎のmaxellの広告の写真が逆光な理由は……。

TEAC のメタル・リール採用のカセット・テープがカッコいい。その名も「SOUND COBALT SERIES」。このころは、放射性物質もオシャレだったんだなぁ。

やっぱり、カセットテープはカッコいい。

ラジカセについては、巨大ラジカセの大仰なデザインもおもしろいけれど、昭和50年ぐらいのものは、メカっぽいけれど無駄が少なくて丁度いいバランス。


 

性能の良いデジタル・レコーダーが安価で手に入る昨今だけれど、生録ブームが再燃しないのは何故だろう?

ラジオ特集目次:

■総力特集:ラジオ
Part.1 あの番組がスゴかった
・オールナイトニッポン
・スネークマンショー
・決定!全日本歌謡選抜
・MBSヤングタウン
・鶴瓶 新野のぬかるみの世界
Part.2 キングオブラジオ
笑福亭鶴光
Part.3 ラジオに生きるタメ年男
長谷川 太長友仍世DJ OSSHY
Part.4 エアチェック大作戦!

ちなみに、「ヤンタン」歴代出演者年表に「MAKOTO」を発見。まだローマ字表記の頃だね。

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コメント

この本私も良かったと思います。私はちょうど年代なので。だいたいのレジェンドっぽく言われる番組は聞いた事があるんですけど、スネークマンショーは私にとっても伝説だな。あの頃の勢いは今のラジオには無いですね。別の形での面白さはあるけど。

投稿: 河内の政 | 2012年10月 3日 (水) 20時51分

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