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岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

○「岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜」(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

 

最近、面白いラジオ番組が少ない(ような気がする)なか、わりと好きなのが「岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜」(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

NHK 岡田惠和 今宵、ロックバーで ~ドラマな人々の音楽談議~ (公式サイト)

脚本家の岡田惠和が、自身と縁のある俳優や脚本家などをゲストに迎え、ゲストが選んだ曲を3曲かけつつトークする番組。とにかく静かな番組。ホストの岡田は聞き役に徹し、声も張らず、自分をそれほど前面に出さない。しかし、冒頭と終りに彼が選ぶ曲にささやかな自己主張が感じられ、この塩梅が丁度良い。

ちょっと変っているのは、まず、土18:00-18:50にNHK-FMで放送され、それから、翌週火21:5-21:55に同じ内容でNHKラジオ第1でも放送されるというところ。私はNHKラジオ第1で聴いている。

例えば、渡辺謙がゲストの回(9月4日(火))で、渡辺謙は次の曲を選んでいた:

トークのパートでは、体格が良いせいで「スポーツ、何やってました?」と聞かれることが多いものの、実はブラス・バンド部だった話とか、『ラストサムライ』The Last Samurai(2003年)撮影のとき車の中で Queen の "The Show Must Go On" (1991) を聴いて気合いを入れていた話、などなど(録音していたわけではないので、正確ではないかもしれない)。謙虚で気さくな人柄が印象に残った。


『御家人斬九郎』(フジテレビ)最終回
殺陣でも演技しているところがとても素晴らしいと思う。
Queenの曲も印象的だけれど、茶室の槍のところが私はいちばん好き。

 

俳優や脚本家は、ラジオ・パーソナリティーやお笑い芸人とは話の運びや雰囲気が一味違っていて面白い。後者の人たちは、良くも悪くもある種型にハマっていているところがあるけれど、前者の人たちはその傾向が薄いので、人となりが割とストレイトに出るような感じがする。

ここまで、この番組が気に入っているという話をしてきたけれど、実はちゃんと毎週聴いているワケではない。夜道でラジオをつけて、やっていれば偶然聴く、という具合。これを書くにあたって放送日時を初めて正確に知った。

「偶然聴く」とは言ったものの、不思議なもので「今日やってるんじゃないかな?」とピんと来ることがある。おそらく思い過ごしだけれど、電車の混み具合とか、街の様子とか、周囲の諸々の雰囲気でそう察するのである。

私にとっては、偶然も番組の一部。また偶然聴きたいので、今日憶えた放送日時はなるべく忘れるようにしようと思う。

これを書いている今日(2012年9月19日)も夜道で何となく偶然の臭いを嗅ぎ取って、わりと自信をもってラジオをつけたのに、やっていなかった。今週の放送は偶然休みだったらしい。

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