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2012年9月

ショーパン(フジテレビ、2008年8月14日(木)25:35-25:45)※ゲスト:笑福亭鶴光

○「ショーパン」(フジテレビ、2008年8月14日(木)25:35-25:45)※ゲスト:笑福亭鶴光


「ショーパン」
(フジテレビ、2008年8月14日(木)25:35-25:45)

 

面白すぎるワぃ。

用意されたネタは普通だけど、話芸は磐石。

奇跡のあえぎ声をもつオジサン。

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ケロログの代表がネットラジオに登場!:「桜川マキシム」第345回 よそ行きマキシムの一 ケロログが好きになるラジオ(ネットラジオ、2012年9月27日配信)

○ケロログの代表がネットラジオに登場!:「桜川マキシム」第345回 よそ行きマキシムの一 ケロログが好きになるラジオ(ネットラジオ、2012年9月27日配信)

 

先のシステム障害でネットラジオ配信者とリスナーをヤキモキさせたケロログ。

ケロログ | VOICE BLOG PORTAL - Podcasting対応/声によるウェブログ -

その代表者・峰野和幸氏が「桜川マキシム」第345回 よそ行きマキシムの一 ケロログが好きになるラジオ(ネットラジオ、2012年9月27日配信)に登場。

桜川マキシム側がオファーしたらあっさり出演OKとなった模様。フットワーク軽いなぁ。峰野氏によると、そのようなオファーは今回が初めてとのこと。

「どうなってるんだ !?」とヤキモキしてないで、直接聞けばよかったという話。しかも番組にするなんてさすが。頼んでみるもんですね。

ちなみに、桜川マキシムはケロログを利用しておらず、独自サーヴァーで配信中。

大きな話としては、ケロログの運営主体が、株式会社ボイスバンクからどにち倶楽部ケロログに移行したとのこと。峰野氏は技術的な側面からケロログの立ち上げに関わったボイスバンクの元社員。ケロログから独立したかたち。

先のドタバタは、鶏と卵どっちが先かみたいな感じで、システム障害と運営主体の変更が同時進行していたことが原因の模様。

JUS そもそもユーザー側からの視点からすると、経営の母体となってはるところが変ったっていう話の前に障害がって話がどうしてもあったんで、障害きっかけで変らはったんかなぁっていうふうに思ってたところはありますねぇ。

峰野和幸代表 どっちもどっちですね。

一同 はははは。

JUS まぁ、ある意味トントン拍子な。

一同 はははは。

峰野 まぁまぁまぁまぁ。

JUS 子どもができたから結婚するみたいな。

一同 はははは。

JUS 前から結婚しようか言うてたけど——

峰野 だいぶ近いですね。

gyasya 結婚は決ってて、親への紹介も済んでたけど、妊娠したのが発覚して、その後結婚式したみたいな。

峰野 そうですそうです。

JUS 「その前に結婚式の見学とか行ってたんやで」みたいな。

えみ あったんだけどね、みたいな。

gyasya これ、ちなみに、彼[JUS]の妹の話なんですけど。

峰野和幸代表 トラブルはありましたけど、続けるためチャレンジしたことが失敗したっていう面がおっきいんですけど。

gyasya なんで続けようと思うんですか? イヤな質問ですけど。

峰野和幸代表 そんな難しいことじゃないんですけど、ケロログをつくった手前なのかもしれないですけど、好きなんですよね。

gyasya 好きというのは?

峰野 使ってくれるユーザーさんのコンテンツが面白いですし、なくなると寂しいじゃないですか?

gyasya おぉ! オレ、チョッと泣きそうやで。

ネット上で提供されているサーヴィスも、中の人が生身の人として人前に出て来るのと来ないのとでは、随分印象が違ってくるなぁと実感。チョッと応援しようという気分になる。

(オレが利用している某サーヴィスに障害について問い合わせたら、「障害は復旧したと認識しております」って木で鼻を括ったような返事のババが返って来たぜ。)

番組内では、サーヴィス開始の趣意、システム障害の話、ケロログのランキング算定方法などなど、興味深い意見交換が展開される。

なかなか聞けない貴重な話なので、ご一聴を。

第345回 「よそ行きマキシムの一 ケロログが好きになるラジオ」 - 桜川マキシム

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伊集院光と町山智浩が初顔合わせ:「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」、「小林悠 たまむすび」(TBSラジオ、2012年9月24日(金)13:00-15:30)

○伊集院光と町山智浩が初顔合わせ:「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」、「小林悠 たまむすび」(TBSラジオ、2012年9月24日(金)13:00-15:30)

 

伊集院光町山智浩の初顔合わせ。

好きなラジオの人が同じ番組にそろって出演ってのは贅沢でございます。

TBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!
※配信期間:2012年09月24日〜2012年10月12日

伊集院は水道橋博士経由で町山を知ったようで、町山のラジオも聴いているとのこと。でも、ふたりとも、ちょっと硬かったなぁ。

町山が紹介した作品は、ニール・ジョーダン[監督]『ことの終わり』The End of the Affair(1999年)。原作はグレアム・グリーン(Graham Greene)の小説。

この日のトークで一番おもしろかったのは、映画解説者とはどういう職業かを町山が説明するところ。

伊集院光 前にこの番組に水道橋博士をゲストに呼んだ時に、博士が、町山さんは映画の「正解」ってのをキチンと把握するべきだっていう考え方をもってると。

町山智浩 いや。普通の人は、そんなことする必要ないんです。

伊集院 あ、オレたちはやんなくていいけど——

町山 全然やんなくていいです。

伊集院 町山さんはそうしたい。

町山 だって、解説者だから。

伊集院 なるほど! 

博士の言ってたことを要約すると、監督は何を意図してこれを撮って、監督が伝えたかった意味はこれだと、それをみんなが間違えて取ってるかもしれないけれども、監督の当時の行動や書いたもの、前に撮ったもの後に撮ったもの、全部総合してくと、これは間違いなくこういうことを言いたいシーンなんだっていうのは、町山さん自身が知っとくべきだっていう……。

町山 それが仕事だからです。だから、一般の人は知らなくて全然いいんです。

だって、野球解説者と普通の人は全然違うじゃないですか?

町山 なるほど! とすると、出てきたこの人[グレアム・グリーン]の伝記っていうのは、もう町山さんにとってはメチャメチャしびれる。

町山 今ホームラン打ったけれど、実はあのカミさんが今朝逃げたばかりなんだとかねぇ。

伊集院・竹内香苗アナ はははは。

町山 それだけで、そのホームランの意味が全然ちがってくるじゃないですか。

伊集院 カミさんもサヨナラホームランなんだってことが解るだけで、相当面白いみたいな。

町山 そうそうそうそう。全然意味ちがってきますよね? それ知らなくてもいいんだけど、確かに普通の人は知る余地[由]もないんだけど、知ってる人にとっては全然違うホームランですよね。

なるほどと思う一方、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)の吉田大八監督は撮っている時には解らなかったことが編集して初めて解ったらしいし(「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」TBSラジオ、2012年9月22日(土)21:30-24:30)、デヴィッド・リンチは自身の著作で、『マルホランド・ドライブ』Mulholland Drive(2001年)の例の青い鍵と箱が何なのか自分にも解らないと言っていたし……。それに、言葉で十全に説明できることだったら、わざわざ映画に撮らないしね。

でも、観て解らない作品を理解するためには、同じ監督の他の作品を観ろっていうのは、聞いて以来実践している。ただ、レンタルビデオ屋の会員になっていないので、カネがかかるのと所蔵DVDがやたら増えるのは困りモンだけど。

ともあれ、伊集院相手に野球の喩え話ってところは絶妙。

※関連リンク

TBS RADIO 9/22 サタデーナイトラボ「桐島、あのシーン忘れてるってよ!」【前編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

デヴィッド・リンチ、『マルホランド・ドライブ』(2001年)の箱と鍵の正体について語る:David Lynch, Catching the Big Fish: Meditation, Consciousness, and Creativity (Tarcher, 2006)(当ブログ内)

 

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放送大学でラジオ番組制作の授業があったらしい:平成24年度(2012年度)第1学期面接授業「ラジオ番組制作実習」(2012年6月16日(土)〜17(日))

○放送大学でラジオ番組制作の授業があったらしい:平成24年度(2012年度)第1学期面接授業「ラジオ番組制作実習」(放送大学東京文京学習センター、2012年6月16日(土)〜17(日))

 

もうとっくに終ってしまったけれど、2012年6月に、放送大学で面接授業「ラジオ番組制作実習」が開講されていたらしい。面接授業とは、通常放送を通じで授業を行っている放送大学が、学習センターで実際に行う授業。

共通科目:人文系 | ラジオ番組制作実習(放送大学面接授業|( 東京文京学習センター ))

担当講師は、放送大学の佐治真規子アナウンサー。元NHKキャスターで、在籍時は「ラジオあさいちばん」(NHKラジオ第1)などを担当。宮城県仙台市出身。

授業内容はこんな感じだったらしい:

【授業内容】
東日本大震災後、きめ細かな情報をいち早く届けるラジオの役割が改めて見直されています。ラジオはどんなワイド番組でも、少人数のチームで作ることが多いのが特徴です。その為、アナウンサーがディレクターを兼ねたり、ディレクターが番組の進行役になることもあるなど、ラジオの制作では「トータルな仕事」が求められます。この授業は、ラジオ番組制作の基礎的なことを学ぶ入門編です。授業の最後は実際に番組作りにも挑戦します。伝えることの面白さをぜひ、実感して下さい。

【授業テーマ】

  • 第1回 ガイダンス ラジオ番組とアンカーの役割
  • 第2回 放送とことば
  • 第3回 生き生きと伝えるために ~声の鍛錬~
  • 第4回 ラジオ番組制作実習  読んで伝える
  • 第5回 ラジオ番組制作実習  インタビュー
  • 第6回 ラジオ番組制作実習  リポート
  • 第7回 ラジオ番組制作実習  番組構成
  • 第8回 まとめ 番組の検討

2学期や来年度以降の予定は不明。

もちろん、放送大学の面接授業は、同大学に入学していないと受講できない。(余談だけれど、放送大学は正規の大学なので、入学すると adobe のソフトが学割で激安購入できるという話も……。)

災害時の災害エフエム開局を念頭に置くと、希望すれば誰でも入学できる放送大学のようなオープンな教育機関でラジオ番組制作の授業が行われることは、良いことだと思う。

他方、大学のメディア系の授業は番組制作実習はやっても、関連する法律や財政などメディアの制度的な側面にはあまり触れない。

災害エフエムを開局する場合、番組制作よりも局の運営・経営のほうが結構大変なんじゃないかという気もする。放送したい人やできる人と比べると、組織の運営ができる人や引き受ける準備のある人は意外と少ない。

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(67)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(67)

 

2012年8月のつづき:

伊集院光がほめていた宅配ピザ

またまた、ラジオを題材にしたAVを発見!:『DJつぼみのなんでもお悩み相談室』(クリスタル映像、2012年)

『声優ラジオの時間』(綜合図書、2012年)

「電波報國隊」を知っていますか?

8月15日は終戦記念日です:玉音放送と平和祈念展示資料館

生活保護バッシングを考える:「中島岳志のフライデースピーカーズ」(三角山放送局:札幌市西区周辺 76.2MHz、2012年8月3日(金)15:00-17:00)

さっきラジオで、竹原ピストル「父から娘へ~さや侍の手紙~」(2011年)がかかっていたので思わず聴き入った。

ラジオ焼きが御茶の水でも食べられるらしい。

秋葉原の牛丼専門サンボもハイテク化

駄菓子屋併設のサテライトスタジオ:あまみエフエム ディ!ウェイヴ(鹿児島県奄美市周辺 77.7MHz)

甲子園における熊本・済々黌高校の頭脳プレーについて:「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2012年8月19日(日)10:00-12:00)

カナダCBCラジオの番組を聴いて、英語で経済のお勉強: "The Invisible Hand" (CBC Radio One, Canada)

10分でわかるアール・エフ・ラジオ日本:「QIC」第824回(ウェブラジオFMC、2012年8月12日放送分)

オールナイトニッポン45周年 お笑いオールスターウィーク(ニッポン放送、2012年8月27日(月)〜9月1日(土))だそうです。

BBCラジオのリース・レクチャー(The Reith Lectures)がヤバい!

TBS竹内香苗アナウンサー、2012年9月いっぱいで退社へ。

竹島および尖閣諸島の領有権の国際法的根拠:「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(TBSラジオ、2012年8月17日(金)15:30-17:50)

井上智公「五輪なでしこ戦の裏で炸裂した、ラジオの王様の誠実な毒『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』」、「逆にラジオ」第3回『日刊サイゾー』2012年8月13日

2012年9月:

キミは「テレドーム」を知っているか?:かわさきエフエム(神奈川県川崎市周辺 79.1MHz)、2012年9月30日でテレドームでの番組配信を終了。

プロジェクトX〜挑戦者たち〜 第33回 町工場 世界へ翔ぶ〜トランジスタラジオ・営業マンの闘い〜(NHK総合テレビ、2000年12月12日(火)21:15-21:58)

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(8)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(9)

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コトブキツカサ×『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年):「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」、「小林悠 たまむすび」(TBSラジオ、2012年9月14日(金)13:00-15:30)

○コトブキツカサ×『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年):「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」、「小林悠 たまむすび」(TBSラジオ、2012年9月14日(金)13:00-15:30)

 

A lot of people never use their initiative because no-one told them to.

「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!」は、まず「週末これ貸りよ編」でゲストがおすすめ映画を紹介し、2週後の「先週あれ見たよ編」で実際に作品を観て感想を語り合う箱番組。「小林悠 たまむすび」(TBSラジオ、金13:00-15:30)内で放送。

TBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!

2012年9月14日(金)は、「映画パーソナリティ」のコトブキツカサが紹介したバンクシー[監督]『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』Exit Through the Gift Shop(2010年)について伊集院と竹内香苗アナと紹介者が、感想を語り合う回。

Banksy(公式サイト、英語)

Exit Through The Gift Shop(映画公式サイト、英語)
バンクシー監督作品 映画『イグジットスルーギフトショップ』公式サイト(映画公式サイト、日本語)


バンクシー[監督]『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』Exit Through the Gift Shop(2010年)予告編
 

伊集院が「先週あれ見たよ編」で、ひと通り「芸術作品とは何か?」「芸術家とは何者か?」的な話をした後で、芳賀ゆいの話を出してきた。そのネタをバンクシーにぶつけてきたというだけで充分面白い!!

「先週あれ見たよ編」がポッドキャスティングされないのが残念。

そもそも、コトブキツカサがくりぃむしちゅー有田哲平を介して伊集院と知り合いというのも意外だった。

そういえば、「オールナイトニッッポン 0(ZERO)」(ニッポン放送)のオーディションにも参加していた


オールナイトニッポンオーディション(コトブキツカサ)
 

彼は「井筒とマツコ 禁断のラジオ」(文化放送、金16:28-16:48頃)にも出ている。井筒和幸とマツコ・デラックスのふたりなので、もっと面白くなるのかと思っていたけれど、そうでもなかったので、今年の春以降タイマーから外してしまったので、もう聴いていない。

文化放送 | 夕やけ寺ちゃん | 禁断のラジオ

ところで、バンクシーは面白いのに、村上隆が面白くないのはなぜだろう? 一応既存のアートを換骨奪胎しているとは思うのだけれど、反権力っぽさが足りないとか、カネの臭いがするとかってのがあるかな。彼のマティス、ピカソ、ウォーホルの話はけっこう好き。

村上隆 『クール・ジャパン』なんて外国では誰も言っていません。うそ、流言です。日本人が自尊心を満たすために勝手にでっち上げているだけで、広告会社の公的資金の受け皿としてのキャッチコピーに過ぎない。

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靖國神社と遊就館について:桜川マキシム 第343回 靖国神社並遊就館訪問及批難乃巻(ネットラジオ、2012年9月13日配信)

○靖國神社と遊就館について:「桜川マキシム」第343回 靖国神社並遊就館訪問及批難乃巻(ネットラジオ、2012年9月13日配信)

 

「桜川マキシム」第343回 靖国神社並遊就館訪問及批難乃巻(ネットラジオ、2012年9月13日配信)で、JUS氏が靖國神社と遊就館を斬っていた。イヴェントで東京に来た折、両施設を訪れたとのこと。

第343回 「靖国神社並遊就館訪問及批難乃巻」 - 桜川マキシム

名言の連発でありました。

まずは、売店について軽快なジャブ:

JUS 戦争博物館やのに、自衛隊のDVDを置くのは日本国としてはどうなのって話もあるじゃないですか?

こんな風に、靖國神社と遊就館をいつもの調子で腐してゆく。白眉は次の箇所:

JUS でもな、日本という国を愛すことと、過去の戦争を肯定するってことって、まず別じゃないですか?

その戦争で死んだ人が大変やったし、その人たちは頑張ったんだということと、あの戦争が正しかったか間違ってたかってことも別じゃないですか?

武器カッコいいっていうのと、戦争やってもいいっていうのも別じゃないですか?

全編を通して、思想ではなく論理で斬っているところが良いと思う。イデオロギー対イデオロギーでは同じ土俵に立てないので、結局は不毛な論争に終る。イデオロギー闘争に与していないのは次の部分でも明らか:

JUS あっこ[遊就館]に平和学習で連れて行くのは、原爆記念館に連れて行くのと同じぐらい頭おかしいと思う。なんか、片側の思想をそんだけ出してる所に。

よって、語り口は辛辣だけれど、人の話を聞く準備のある人が聞けば、内容的には至って穏当。

むしろ gyasya 氏の

gyasya [靖國神社は]コスプレしてる人がいっぱいいるっていうイメージなんですけどね。軍人コスプレの人が。

の方が、よっぽど怒られそう。

ちなみに、遊就館の名前の由来は『荀子』勧学篇の一節:

君子居必擇郷遊必就士所以防邪僻而近中正也
(君子は居るに必ず郷を擇び、遊ぶに必ず士に就くは、邪僻を防ぎ中正に近づくなり。)

遊就館ウェブサイトの説明では「邪僻を防ぎ中正に近づくなり」の部分が省略されているのだけれど……確信犯?

いちばん気に入ったのは次の箇所:

JUS 武器はメチャクチャかっこいい。でも使うヤツは馬鹿だ。

平和主義者でガン・マニアの私としては、溜飲の下がる思いでありました。

ちなみに、兵器展示についての

JUS [特攻魚雷回天は]カプセルホテルを長くした感じ。二泊はしんどい。

の部分では、心の中で「あれは0泊、現地解散」と思わずツッコミ。

終盤で、

JUS 基本的なとこで言うとね、僕ね、トイレのキレイさに民度が表れると思ってるんですよ。まぁ、靖國神社の便所が汚いね。でねぇ、僕はね、基本的に、大便所に入るところで自動販売機で紙売ってるところについてはヘドが出るくらい嫌いなんですよ。基本的に紙はフリーで、なおかつ石鹸もちゃんとあるっていうのが基本やて思ってるんで、そこが汚いくせに、何が靖國神社だと。

靖國をトイレの清掃と備品で斬る人、初めてだよ。

ちなみに、一番過激なところは編集でカットしたとのこと。これを受けて、最後は gyasya 氏が巧くまとめていた:

gyasya まぁ、歴史は編集されるわけですね。

そのキレ、東京イヴェントのときに欲しかったなぁ。

※関連リンク:

靖國神社(公式サイト)
遊就館(公式サイト)

西日本 Podcast 連合もっこもこパレード公開録音イベント〜東の方までもっこもこ!(東京カルチャーカルチャー、2012年7月27日)(当ブログ内)

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プロフェッショナルなラジオ制作の教科書について

○プロフェッショナルなラジオ制作の教科書について

※頂いたコメントを受けて加筆(2012年9月27日)

 

Robert McLeish, Radio Production, 5th edition (Oxford: Focal Press, 2005) という本を読んでいる。と言っても、時どきペラペラめくって面白そうなところを拾い読みしている程度だけれど。

同書はラジオ制作の教科書。パーソナリティーから、放送作家、ディレクター、技術職まで、ひと通りの指南が網羅され、1978年に世に出て以来、版を重ねて内容をアップデイトしつつ30年以上読み継がれているらしい。たぶんBBCの方法論がベースになっていると思われる。CD-ROM も付いている。

面白いところがあったら、このブログで抄訳してご紹介するかもしれない。

日本では、類書がほとんどないような気がする。ポッドキャストのハウ・トゥー本は多いけれど、プロフェッショナルなラジオ制作の教科書を私は見たことがない。出しても売れないのかな?

高等教育における実践的なメディア教育は日本よりも英語圏の方が進んでいるので、英語圏では教科書がビジネスになるのかもしれない。

ちなみに、最近では、Peter Stewart, Essential Radio Skills: How to Present a Radio Show, 2nd edition (2010) というDJの指南書が人気のようだ(表紙がポップでイケてる上に安い)。

しかし、日本にだって大学の放送学科や放送の専門学校はあるのだから、何らかの教科書はあるはず。しかし、一般人の目に触れることはほとんどない。それとも、日本ではラジオの仕事は職人の世界ので、基本的にOJTということなのだろうか?

また、疑り深い見方をすれば、ノウ・ハウをオープンにしないことが、放送業界の権力の源泉・商売の種銭になっているのかもしれないけど。

日本の大学や専門学校の放送学科では、どんな教科書使ってんの? 日本語で書かれたその手の本をご存知の方は、どうかご教示を。

※加筆(2012年9月27日)

田舎リスナー さんから頂いたコメントにある花輪如一『プロが教えるラジオの教科書』(データハウス、2008年)は、広範なラジオに関する話題をカヴァーしていますが、どちらかと言うと日本のラジオ史・ラジオ界のインサイド・ストーリーに重きが置かれている印象。残念ながら放送のノウ・ハウという感じではありません。

花輪如一『プロが教えるラジオの教科書』(データハウス、2008年)(当ブログ内)

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岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

○「岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜」(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

 

最近、面白いラジオ番組が少ない(ような気がする)なか、わりと好きなのが「岡田惠和 今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談議〜」(NHK-FM、土18:00-18:50;NHKラジオ第1、火21:05-21:55)

NHK 岡田惠和 今宵、ロックバーで ~ドラマな人々の音楽談議~ (公式サイト)

脚本家の岡田惠和が、自身と縁のある俳優や脚本家などをゲストに迎え、ゲストが選んだ曲を3曲かけつつトークする番組。とにかく静かな番組。ホストの岡田は聞き役に徹し、声も張らず、自分をそれほど前面に出さない。しかし、冒頭と終りに彼が選ぶ曲にささやかな自己主張が感じられ、この塩梅が丁度良い。

ちょっと変っているのは、まず、土18:00-18:50にNHK-FMで放送され、それから、翌週火21:5-21:55に同じ内容でNHKラジオ第1でも放送されるというところ。私はNHKラジオ第1で聴いている。

例えば、渡辺謙がゲストの回(9月4日(火))で、渡辺謙は次の曲を選んでいた:

トークのパートでは、体格が良いせいで「スポーツ、何やってました?」と聞かれることが多いものの、実はブラス・バンド部だった話とか、『ラストサムライ』The Last Samurai(2003年)撮影のとき車の中で Queen の "The Show Must Go On" (1991) を聴いて気合いを入れていた話、などなど(録音していたわけではないので、正確ではないかもしれない)。謙虚で気さくな人柄が印象に残った。


『御家人斬九郎』(フジテレビ)最終回
殺陣でも演技しているところがとても素晴らしいと思う。
Queenの曲も印象的だけれど、茶室の槍のところが私はいちばん好き。

 

俳優や脚本家は、ラジオ・パーソナリティーやお笑い芸人とは話の運びや雰囲気が一味違っていて面白い。後者の人たちは、良くも悪くもある種型にハマっていているところがあるけれど、前者の人たちはその傾向が薄いので、人となりが割とストレイトに出るような感じがする。

ここまで、この番組が気に入っているという話をしてきたけれど、実はちゃんと毎週聴いているワケではない。夜道でラジオをつけて、やっていれば偶然聴く、という具合。これを書くにあたって放送日時を初めて正確に知った。

「偶然聴く」とは言ったものの、不思議なもので「今日やってるんじゃないかな?」とピんと来ることがある。おそらく思い過ごしだけれど、電車の混み具合とか、街の様子とか、周囲の諸々の雰囲気でそう察するのである。

私にとっては、偶然も番組の一部。また偶然聴きたいので、今日憶えた放送日時はなるべく忘れるようにしようと思う。

これを書いている今日(2012年9月19日)も夜道で何となく偶然の臭いを嗅ぎ取って、わりと自信をもってラジオをつけたのに、やっていなかった。今週の放送は偶然休みだったらしい。

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ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、2012年9月15日(土)21:30-24:30)

○「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2012年9月15日(土)21:30-24:30)

 

「小島、「キラ☆キラ」やめるってよ。」

まぁ、思いついたから言ってみただけなんですけど。例の降板劇を各関係者の視点から描いてほしいものです。

それはさておき、ポッドキャストを聴きつつ寝ようと思っていたら、面白すぎて寝られない。

内容は、主に吉田大八[監督]『桐島、部活やめるってよ』(2012年)などについて。「来日中」の映画評論家の町山智浩も出演。

TBS RADIO 9/15 ザ・シネマハスラー「桐島、部活やめるってよ」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO 9/15 サタデーナイトラボ「人を殺して捨てゼリフ特集」【前編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO 9/15 サタデーナイトラボ「人を殺して捨てゼリフ特集」【後編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO 9/15 放課後Podcast【前編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO 9/15 放課後Podcast【後編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

そんなに面白いん映画だったら、『桐島、部活やめるってよ』(2012年)観ないと。ラジオと映画両方の感想など、そのうち何か書くかもしれません。

ところで、「人を殺して捨てゼリフ」で言うと、スティーヴン・セガール師匠の台詞で、敵が人質を取って「この女、殺すぞ」と言うのに対して、「やれよ。知らない女だ」(Go ahead, kill her.  I don't know her.  I don't care about her.)っていうのがあって、これが好き。

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東京圏民放AM局2012年秋の番組改編

○東京圏民放AM局2012年秋の番組改編

 

遅ればせながら、東京近郊のAMラジオ局の秋の番組改編について。

TBSラジオ 秋の新番組情報!
 番組表:TBS RADIO 954 kHz 週間番組表

文化放送 | 2012年 秋 文化放送の新番組
 番組表:AM1134kHz 文化放送 JOQR

2012 AUTUMN NEW PROGRAMS どんなときもニッポン放送
 番組表:AMラジオ 1242 ニッポン放送 番組表

TOPICS:ラジオ日本 2012年10月改編  開局55周年プレ・イヤー 平日ワイドを一新 改編率43%、新番組が続々スタート!|ラジオ日本 AM1422kHz
 番組表:タイムテーブル | ラジオ日本 AM1422kHz

* * *

以下、個人的に気になるところを。

TBSラジオ 秋の新番組情報!

まずは、「ザ・トップ5〜リターンズ」(火〜金18:00-20:00)。去年人気だった「ザ・トップ5」が一部メンバーを変えて復活。ラインナップは:

そして、20:00以降の1時間はどうなるのかと思っていたら、「Wanted!」(火〜金20:00-21:50)。どっかで聴いたことのあるタイトルだけど……。悪くはないラインナップだけど、何だか不思議な並び。

現役のAV女優をキャスティングした「成瀬心美 もうすぐオトナの時間」(火〜金21:50-22:00) は、TBSにしては変化球。

そして、ヒロシがついに土曜日まで進出「生島ヒロシ サタデー・一直線」(土5:05-6:00)。

あと、エレファントカシマシの人と生放送でケンカした人の電リク番組も始まるよ。

興味深い改編だけど、「成瀬心美 もうすぐオトナの時間」を除いては、そんなに意外な感じがしない。おなじみの人たち中心という感じ。

 

文化放送 | 2012年 秋 文化放送の新番組

これといって注目の番組はないけれど、東京スカイツリーからの公開生放送番組「文化放送サウンドファクトリー 西山茉希 TOKYO SKY POP」(土18:00-19:00)が始まるらしい。

 

2012 AUTUMN NEW PROGRAMS どんなときもニッポン放送

特にこれと言って注目の番組はないのだけれど、「吉田尚記 BUZZ ニッポン」(土19:00-20:40)ぐらいかなぁ。吉田アナはすごい人だと思うけれど、オレの関心と番組内容が重なることがあまりない。

 

TOPICS:ラジオ日本 2012年10月改編  開局55周年プレ・イヤー 平日ワイドを一新 改編率43%、新番組が続々スタート!|ラジオ日本 AM1422kHz

ラジオ日本も特にこれと言って注目の番組はないのだけれど、「岩瀬惠子のスマートNEWS」(月~金6:30-8:50)が始まるということは、宮川賢とWコロンの「おはよう!スプーン」(月〜金6:30-9:00)は終るってことか。 

 

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DJつぼみのヘッドフォン

○DJつぼみのヘッドフォン

 

このブログで時どき、ラジオを題材にしたAVをご紹介しておりますが、ことのほか、下記が人気です:

またまた、ラジオを題材にしたAVを発見!:『DJつぼみのなんでもお悩み相談室』(クリスタル映像、2012年)(当ブログ内)


『DJつぼみのなんでもお悩み相談室〜わからないコトはなんでもつぼみに聞いてみよう!〜』(クリスタル映像、2012年)

実は、このパッケージに映っているヘッドフォンのデザインがおもしろいので気になっておりまして、調べたところ、なんと AKG でした。こんなポップな製品も出しているんですねぇ。

このヘッドフォンは、AKG Q701GRN。クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)のシグネチャー・モデルとのこと。「Q701」の「Q」は、「Quincy」 の「Q」のようです。

の3色。


AKG Q701GRN
 

AKG Q701GRNBLKWHT
 

ドライバーと構造は、アニメ「けいおん!」で人気が出た K701と同じだそうですが、Q701のほうが低音が強いというレヴューも見かけます。また、Q701のケーブルはミニXLRで、断線してもケーブルを換えればいいみたいです。ひょっとして、音の違いはケーブルの違いなのでしょうか?


Quincy Jones featuring Ray Charles and Chaka Khan,
"I'll Be Good to You" (1989)
I'll Be Good to You - Quincy Jones
 
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問題:秋葉原は東京都の何区でしょう?

○問題:秋葉原は東京都の何区でしょう?

※写真を少し追加しました。(2012年9月17日)

 

秋葉原は何区でしょう?

「秋葉原は東京都の何区でしょう?」と聞かれたら、たぶん、

千代田区でしょ?

と答える人が多いはず。

でも、話はそう単純ではない。

まず、通常私たちが秋葉原と認識しているエリアの大部分は東京都千代田区外神田を中心とする地域。ちなみに、秋葉原駅は千代田区外神田および神田佐久間町、ヨドバシカメラは千代田区神田花岡町に位置している。


JR秋葉原駅電気街口
千代田区外神田1丁目17-6
アキハバラデパートatréになってガッカリ。
 

中央通り
千代田区外神田4丁目5あたりからの眺め
 

ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
千代田区神田花岡町1丁目1
 

ドン・キホーテ 秋葉原店
千代田区外神田4丁目3-3
AKB劇場は8F。ところで、あのミニFM局はどこへ行った?
 

千代田区外神田4丁目7と4丁目11の間の路地
 

ガード下のパーツ街
千代田区外神田1丁目17
通路左が秋葉原ラジオセンター、右が秋葉原ラジオストアー
さらに左に電波会館がある。
  

「秋葉原」に電気屋は1軒もない:東京都台東区秋葉原

「秋葉原」は今や上記のエリアの呼称・通称に過ぎず、正式な地名ではないと思い込んでいた。でも先日、秋葉原界隈で路傍に目をやると「秋葉原」の住居表示が。


 

冒頭の問題の答え。秋葉原は「台東区」。

多くの人が秋葉原と認識している場所から少し北の外れ、秋葉原駅と御徒町駅のちょうど真ん中あたりの、東西200m x 南北100m ぐらいのごく限られたエリアが「台東区秋葉原」。丁目の区分はなく、地名の後ろにすぐ番地が続く。東京23区内では珍しい。

東京都台東区秋葉原
東京都台東区秋葉原
 

台東区秋葉原の半分は、道路、立ち入り禁止のガード下と空き地が占める。「肉のハナマサ 秋葉原店」が北西の端。全体としては寂しいオフィス街という感じ。ちょっとだけ再開発が始まっている。

ちなみに、台東区秋葉原に電気店は1軒もない。


肉のハナマサ 秋葉原店
台東区秋葉原4-14
 

JRガード下
台東区秋葉原4
 

JRガード下
台東区秋葉原4
 

スターベース 東京店
台東区秋葉原5-8
 

フェンスで囲まれた謎の空き地
台東区秋葉原4
 

台東区秋葉原5と秋葉原6の間の路地
 

台東区秋葉原3
消火器ボックスに「秋葉原町会」の文字。
 

台東区秋葉原5
 

JA新聞連ビルの背面
台東区秋葉原2-3
 

台東区秋葉原2
 

AKIHABARA BUSINESS CENTER
台東区秋葉原1-1
 

台東区秋葉原4-14
 

台東区秋葉原4
 

遠方から来た人に「秋葉原に連れて行って下さい」と言われてココに連れて行ったら、変な空気になると思うから気をつけろ。

※当ブログ内の関連エントリー

秋葉原の昔と今 1956/2014:川島雄三[監督]『洲崎パラダイス 赤信号』(1956年)

ラジオな一曲(39):吾妻光良 & The Swinging Boppers「秋葉原」(1991年)

秋葉原ラジオストアー閉館、64年の歴史に幕(2013年11月30日)

秋葉原ラジオセンターの階段

秋葉原の東京ラジオデパート豆知識

秋葉原無差別殺傷事件被告・加藤智大の軌跡:「中島岳志のフライデースピーカーズ」(三角山放送局:札幌市西区周辺 76.2MHz、2012年9月7日(金)15:00-17:00)

秋葉原の牛丼専門サンボもハイテク化 


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ラジオな一曲(45):Nick DeCaro, "Under the Jamaican Moon" (1974)

○ラジオな一曲(45):Nick DeCaro, "Under the Jamaican Moon" (1974)

 


Nick DeCaro, "Under the Jamaican Moon" (1974)
 

AORの早すぎた名曲。

「ジャマイカの月の下で」というロマンティックなタイトル、メランコリックなボサノバ。カリブ海の波音を聴きながら、ジャメイカン・ビール片手にチル・アウト……と思いきや、歌詞の内容はそんな単純な楽園幻想とは異なる。

ジャマイカでの女性との行きずりの恋、そして別れ。それに続けて、彼女が住む都会の不毛さを説くことで、去って行った女性への未練を語る:

Time and time and time again
You find yourself in chains
City blues and pain
It's always just the same

Every radio is blaring
A hole in the wall
On the streets the men, they are sweating
In dirty overalls

何度も何度も何度も
キミは鎖につながれていることに気づくだけさ
都会の憂さと苦しみは
いつだって変りはしない

そこかしこで鳴り響くラジオ
窮屈な狭い部屋
通りでは、汚れたツナギの男たちが
汗をかいている

ここで、ジャマイカを専ら楽園として描くだけでなく、それと異なる負のイメージもきちんと描かれている。

また、おそらく、主人公がジャマイカに来る前に自分の国で送っていた暮らし、見ていた風景もこれと大差ないものだろう。彼もまもなく都会に帰らなければならない。彼にとっても、「都会の憂さと苦しさは/いつだって変りはしない」。

But under the Jamaican moon
Everything is dim from view
Now you, now you can play the fool

でも、ジャマイカの月の下では
何もかもがかすんで見える
今だよキミ、今なら僕をだますことができる

ジャマイカの月の下では、都会の日常を直視せずにすむ。しかし、それも今だけ、ほんの束の間のこと。

夏休みって、すぐ終るなぁ。

* * *

Nick DeCaro, "Under the Jamaican Moon" (1974)

You were only near me
To enjoy the summer nights
And I was giving in to the feeling
I wasn't sure if it was right

But under the Jamaican moon
Everything is dim from view
Now you, now you can play the fool

I heard you went back to the east side
Of the city where we first met
But your heart is here
And all the lovin' you can get

But under the Jamaican moon
Everything is dim from view
Now you, now you can play the fool

Time and time and time again
You find yourself in chains
City blues and pain
It's always just the same

Every radio is blaring
A hole in the wall
On the streets the men, they are sweating
In dirty overalls

But under the Jamaican moon
Everything is dim from view
Now you, now you can play the fool

Oh, now you, now you can play the fool
Now you, now you can play the fool

※関連リンク

Leah Kunkel, "Under the Jamaican Moon" (1979)
※作詞者によるセルフ・カヴァー

Stephen Bishop, "Under the Jamaican Moon" (2009) Under the Jamaican Moon - Stephen Bishop
※作曲者によるセルフ・カヴァー。歌詞が少し異なる。

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川村亜未 午前1時のシンデレラ(TBSラジオ、2102年9月9日(日)25:00-25:30)

○「川村亜未 午前1時のシンデレラ」(TBSラジオ、2102年9月9日(日)25:00-25:30)

 

「川村亜未 午前1時のシンデレラ」(TBSラジオ、月1回、日25:00-25:30)が最終回と相成りました。結構愉しみに聴いていた番組なので残念。

2回目か3回目か、そのあたりで全6回だということが既に発表されていたけれど、正直言って、TBSラジオも「あなたが1番です」と選んでおきながら、ずいぶんしみったれたことをするもんだなぁと思ったものでした。そうでなくても、優勝者は何かの番組には出られるけれど、何の番組に出られるか、1位になってみなければ判らないという奇っ怪なオーディションではありましたが。

厳密に言うと最終回ではなく、なんでも、これからは週1回のポッドキャスト番組になるとのこと。重ねて残念。

やっぱり、月1回でも地上波でしょう。

それに、「月1回のお愉しみなのに30分で終りかよ」という感じも、まんざら悪くなかったので。

パーソナリティーご本人はナカナカ面白そうな人柄だったので、フリー・トーク中心のほうが良いのではないかと思うけれど、インタヴューとか取材とかをやるんだったら、新人パーソナリティーを育てるミッションっぽい仕立てを前面に出すとか、色いろ工夫できたのではないかと思うのですが。

それに、開局60周年記念オーディションの優勝者なのだから、もうちょっと大々的にフィーチャーしてもいいんじゃない?

TBSラジオ 川村亜未 午前1時のシンデレラ(公式サイト)

ラジオパーソナリティリスナー投票|ラジオ東京スピリッツ

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小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年)

○小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年)

 

小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年)は、「小沢昭一の小沢昭一的こころ」(TBSラジオ、月〜金12:20 - 12:30)が放送40周年を迎えるのを記念して出版された、小沢昭一による自選筋書き傑作選。これまでも、同番組は新潮文庫で書籍化されてはおりましたが、今回は新書。AKBからお墓まで、最近の作品の中から下記の10編の筋書きがラジオの口演そのままに収録されておりますな:

  • TPP、AKB、アルファベット三文字について考える
  • おじさんの秋葉原について考える
  • 大和撫子について考える
  • むかし婦人会、いま女子会について考える
  • あわてず騒がず、缶詰について考える
  • いらっしゃ〜い、暖簾について考える
  • 男子厨房に入るについて考える
  • 人生の始まりはじまり、おっぱいについて考える
  • ぼちぼちお墓について考える
  • 一万回記念、宮坂さんお訪ね旅

実際に読んでみますと、ひょっとしたら私だけかもしれませんが、不思議なことに、読んでも読んでもさっぱり内容が頭に入って来ないのであります。

放送で聴くとあんなに頭にスッと入ってくるのでありますが。

おそらく、話し言葉そのままのくだけた口語体の文章を読むことなんて日ごろほとんどありませんから、慣れていないというのが理由だとは思いますが、話芸と文章はこうもスタイルが違うものかと体感した次第であります。

「やっぱり「小沢昭一的こころ」は音声で聴くに限るなぁ」と思った刹那、ふと、「音読してみようか」と思い立ち、1編目をおずおずと声に出して読み始めますと、最初は小沢節が口になじむのに少々手こずりましたが、文末処理の類型などが徐々に判ってきたりすると、小沢グルーヴに身を任せ、時おりダミ声で唸ったりしながら、気分はスッカリ小沢昭一といったところでありますな。みんさんも、是非。

本に収録されている筋書き、果たしてどこまでが台本でどこからが小沢節なのか、気になるなぁと思いつつ、また明日のこころだァ。

※関連リンク

小沢昭一の小沢昭一的こころ(公式サイト)

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東日本大震災から1年半が経ちます。

○東日本大震災から1年半が経ちます。

 

2011年3月11日の東日本大震災から1年半が経ちます。

東京では、デモの報道以外では、生活のなかで震災を思い出すことはほとんどない通常の生活に戻っている一方で、RFCラジオ福島ほか被災地ラジオ局のウェブサイトでは、環境放射線量の情報が毎日更新されています。戻れる人から順番に平時の生活に戻るべきだというのは百も承知ではありますが……。

さて、いつも拝見している放送作家でディレクターのトトロ大嶋。さんのブログ「よりぬきトトロさん~ととろぐ~」で、災害エフエムに関するいい話が紹介されていました。

大嶋さんが立ち上げ以来かかわっていらっしゃる女川さいがいエフエムで、深夜にさだまさしのライヴCDを流したとのこと。すると、

夜寂しくてしかたなかったリスナーの方があの歌と爆笑トークに励まされた。
次はいつ放送するのか?と問い合わせをいただいたことがあった。

美しいメロディーに人生の機微を感じさせるストーリー性の高い歌詞、可笑しくも味わい深いMC——深夜にラジオから聴こえてきたら思わず聴き入ってしまうこと必至。

ちなみに、さだまさしは、忙しいコンサートなどの合間を縫って、被災地に足しげく通って無料ライヴに積極的に出演しているとのこと(前掲の大嶋さんのブログで石巻でのライヴの映像が紹介されています)。

震災という非常時に、もっと心の深いところで愉しめる音楽やトークが必要とされていることが明らかになった。

しかし、それは平時でもそれは同じではないかと思うことがある。

「智に働けば角が立つ。情に棹せば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角にこの世は住みにくい」。


随時更新。被災地情報の取得等にお役立てください。
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祝:コラムニストの神足裕司が退院したらしい。

○祝:コラムニストの神足裕司が退院したらしい。

 

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2009年3月30日〜2012年3月30日、月〜金13:00-15:30)で火曜日パートナーを務めていたコラムニストの神足裕司が、2012年9月1日に無事退院したとのこと。2011年9月3日にくも膜下出血で救急搬送されて1年が経つ。

Techinsight » 【エンタがビタミン♪】コラムニスト・神足裕司、“くも膜下出血”で緊急搬送されてから、1年ぶりに無事退院。

TBS RADIO 9月4日(火)オープニング - たまむすび

TBS RADIO 2011年09月06日(火) キラ☆キラ オープニング☆トーク - 小島慶子 キラ☆キラ

神足裕司氏 くも膜下出血で緊急入院「重篤な状態」(スポーツニッポン、2011年9月6日)(当ブログ内)

なにはともあれ、退院おめでとうございます。

でも、入院してる間に「キラ☆キラ」はなくなっちゃったけどね。元の番組に復帰できれば、いちばんいい形だったのに。これは、おめでたくない。

ただ、番組がなくなっても、たくさんの元リスナーが元パーソナリティーの容態をずっと気にかけているというのは、良い話だと思う。

それにしても、元リスナーのツイートにひとつひとつ応えている神足氏のご子息は本当にキチンとした方だなぁと感心しきり。ゴキブリの死骸の入った靴や、キ○タマがこぼれそうな短パンでスタジオに来る人の子とは思えないぞ!

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キミは「ハマラジ」をおぼえているか?:「ハマラジ」テレビCM(1993年)

○キミは「ハマラジ」をおぼえているか?:「ハマラジ」テレビCM(1993年)

 

キミは「ハマラジ」をおぼえているか?


「ハマラジ」テレビCM(1993年)
※出演:小橋めぐみ
 

1985年、「右へ数センチで、夏です」(ラジオのダイヤルを合せるとき、84.7MHzが既存FM局の右側に位置しているため)をキャッチ・フレイズに、洋楽中心の選曲でバイリンガルのDJが出演したりするオシャレな独立系FMラジオ局として、FM横浜が開局。この頃のオシャレな若者たちは、アメリカ西海岸に憧れていたらしい。

社屋を横浜ランドマークタワーに移転したのを期に、1993年10月11日から愛称を「ハマラジ」に変更。前掲動画は、その時のテレビCM。

こんなCMがあったなんて。

冒頭で「おぼえているか?」と言ったものの、このころ私はまだ九州のクソ田舎にいたので、観るのは初めて。テレビでラジオのCMなんて、斬新。

結局、局の愛称は1995年4月1日に「Fm yokohama 84.7/FMヨコハマ」に変更になり、1年半で元に戻った。

Fm yokohama 84.7 (FMヨコハマ)

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ヨーロッパの名作レトロ・ラジオのミニチュア復刻版

○ヨーロッパの名作レトロ・ラジオのミニチュア復刻版

Amazon.co.jp を見ていたら、往年のヨーロッパの名作ラジオをミニチュアで復刻した製品が出ていた。ちゃんとAM/FMラジオが聴けるらしい。個人的には、GelosoPhilips がカッコいいと思う。


Geloso 26G48(イタリア、1954年)
 

Allocchio Bacchini 53(イタリア、1933年)
 

Imca IF 51 Nicoletta(イタリア、1951年)
 

Philips 830A(オランダ、1932年)
 

Radiomarelli Vertumno II(イタリア、1934年)
 

Schaub SuPer 229/II(ドイツ、1937年)
 

探してみると、他の機種もあるようだけれど、FMの周波数帯が日本と異なるヨーロッパ仕様のものがあるらしいので注意。

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フランス誌で福島原発特集:Fukushima: et si le pire était à venir? Le Nouvel Observateur, du 23 au 29 août 2012.

○フランス誌で福島原発特集:<<Fukushima: et si le pire était à venir?>> Le Nouvel Observateur, du 23 au 29 août 2012.

 

ラジオと関係ない話だけれど、フランスのリベラルな有名週刊誌 Le Nouvel Observateur 2012年8月23-29日号の特集が福島原発。題して <<Fukushima: et si le pire était à venir?>>(フクシマ:もし最悪の事態が起こるのはこれからだとしたら?)。

現在、福島第1原発4号機の使用済み燃料冷却用プールが、ビニール1枚かぶせただけの野ざらし状態になっており、台風・地震など何らかの理由でこの水が無くなったり、プールが崩壊した場合、「控えめに見積もっても広島原爆5,000発分」(小出裕章)の放射能が放出される最悪の事態も起こりうるという背筋も凍る内容!

海外報道は貴重なセカンド・オピニオンのひとつ。既に日本語に訳している人たちもいるので、記事本編はそちらをどうぞ:

ウェブ版

Fukushima : et si le pire était à venir ? - Le Nouvel Observateur(公式サイト、フランス語)

日本語訳:

Canard Plus ♡ Tomos und Entelchens Blog: 仏ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール誌「福島の最悪事故が起こるのはこれから?」

Fukushima : et si le pire était à venir ?|PAGES D'ECRITURE


Le Nouvel Observateur
, du 23 au 29 août 2012
「福島:未だ隠されたもの」

前掲ブログで訳されている部分の後に、反原発デモを取材した短い記事 <<Vers une révolution antinucléaire?>> が掲載されていたので、私はそっちを訳してみた。記事は1段落構成けれど、読みやすいように適宜段落を切った。筆者は、本編と同じヴァンサン・ジョヴェール(Vincent Jauvert)。

果たして反原発革命につながるのか?

大惨事の一年半後、タブーは覆された。全能なる原子力ロビーに対して、反乱が唸りを上げている。7月16日、炎天下、日本の歴史は動いた。その日、「さようなら原発」の連帯の呼びかけに応じて、中産階級は大挙して東京の街頭に飛び出した。10万人以上の人びとが、ひとつのスローガンのもとに行進した——「原発再稼働反対」。1960年代以降、日本の首都では一度もデモが組織されることなどなかった。いらい政府は、かかる大衆動員に揺さぶりをかけられている。人呼んで「紫陽花(あじさい)革命」(日本で夏に花咲くことから)。

7月16日、老いも若きも、全国から代々木公園に集まった。28歳のナオキは、東京から電車で4時間の日本海沿岸、福井県で歯科助手をしている。彼によれば「デモに参加するのはこれが初めてです。総理は私たちに嘘をついてきました。彼が政権にいるあいだ、福島の事故以降、彼は原発の再稼働に反対すると断言しました。でも彼は、私の家のすぐそばの大飯原発を再稼働させました。でも、在野の専門家たちは、大飯は活断層の上にあると言っています」。

35歳のヒコノは東京郊外で教師をしている。彼女によれば、「福島の事故までは、むしろ原子力エネルギーに賛成でした。実際、疑問はありませんでした。その後少しづつ、震災後、政府が私たちにずっと嘘をついてきたことが判ってきたし、被曝地域からの避難を適切に組織しなかったことすら判ってきました。もう彼らを信用できません」。

建設業を引退したコウジは、第二次世界大戦の初めに生まれた。彼によれば、「40年間、政府は原発は絶対に安全だと繰り返してきたし、実際それを信じてきました。しかし、原子雲が上がった場所を知ろうと思ったら、アメリカのウェブサイトを見なければなりませんでした。政府は何も言わなかったのです。政府は原子力ロビーの利権に奉仕しています」。

年老いた反原発運動家たちは天にも昇る心地だ。「私が生きている間にこんな光景を目にするとは思ってもいませんでした」とチェルノブイリ以来全てのデモに参加している堀口邦子は感無量だ。「20年の間、私たちは荒れ野で説法しているようなものでした。私たちは今、論争の中心にいるのです」。

彼らの声を広めるのは、ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎だ。彼は演壇で怒りをあらわにする:「私たちは700万人分以上の原発再稼働反対の署名を集めました。6月末に、私はその署名を首相官邸に提出しに行きました。しかしながら、その翌日に、総理は大飯原子炉の再稼働を決めました。総理は国民の声に耳を傾けない」。

世論調査によれば、日本人の約80%が原発の早期廃止に賛成している。政府はといえば、原子力政策存続に未練を持っている。政府は、原子力比率25%(ほぼ全ての原発の再稼働と同等)、10%、0%の、3つのシナリオを考えている。政府は、8月末に結論を発表しなければならなかった。しかし、このデモはそれを先送りさせた。8月11日、反原発の市民たちは、首相官邸前で大規模集会を組織した。その翌々日、政府は最終的に、再度検討するつもりだと発表した。V.J.

※当ブログ内の関連エントリー:

上杉隆が Twitter で紹介していた『ニューヨーカー』の記事を翻訳しました(1):Evan Osnos, "Aftershocks: A nation bears the unbearable." The New Yorker, March 28, 2011

ル・モンド紙、震災と原子力ロビーに関する記事を翻訳してみました:「福島、罪深き沈黙」 <<Fukushima, silences coupables>>, Le Monde, 26 Mars 2011

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『サライ』2012年9月号(小学館)特集:〝民俗学放送人〟永六輔が語る 日本人とラジオ

○『サライ』2012年9月号(小学館)特集:〝民俗学放送人〟永六輔が語る 日本人とラジオ

 


『サライ』2012年9月号(小学館)
特集:〝民俗学放送人〟永六輔が語る 日本人とラジオ
※表紙では「永六輔が語る愛しのラジオ・デイズ」と紹介
 

このブログのコメント欄で通りすがりの者ですさんにご紹介頂いてからすっかり時間が経ってしまったけれど、『サライ』2012年9月号(小学館)の特集「"民俗学放送人" 永六輔が語る日本人とラジオ」を読んだ。

永六輔が、戦前から東日本大震災までのラジオを語り下ろす、貴重なオーラル・ヒストリー。

深夜放送ブーム以降のラジオの歴史には何かと触れる機会があるのだけれど、それ以前についてはぼんやりしか知識がない。これまで永六輔が「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」(TBSラジオ、土8:30-13:00)で三木鶏郎の話を始めると「もっとたっぷり語ってくれ」と思うことしきりであった。

したがって、今回の特集では、私が聞きたかった話が記事になっている感じ。

ただ、文章の量はあまり多くないのであくまでも日本ラジオ史概論という感じ。しかし、ページの上3分の2にふんだんに掲載された写真がそれをいくらか補っている。

内容は:

  • 戦前から昭和20年「玉音放送の後、日本にアメリカン・コメディがやってきた」
    「日曜娯楽版」(NHK)および三木鶏郎の話が中心。
     
  • 昭和30年代「落語が娯楽の王座になって迎えた、ラジオ黄金時代」
    アメリカのラジオ番組のコピーから、日本独自の番組へ(森繁久彌「日曜名作座」(NHK)、落語番組など)。
     
  • 昭和40年代「〝みなさんこんばんは〟ではなく〝あなたにこんばんは〟」
    トランジスタ・ラジオの登場でラジオが個人の物に。そこに深夜放送ブームが到来。
     
  • 昭和50年代から平成へ「日本の名もなき人たちがラジオの主人公になった」
    放送機材の小型化で中継番組の隆盛(「土曜ワイドラジオTOKYO」の中継、「ミュージック・プレゼント」(TBSラジオ))など。
     
  • 大震災を経て「ふたつの震災で、ラジオは人と人をつないでいった」

上の各項目が見開き2ページで掲載されている。扉を入れて全11ページの特集。


こんな感じのレイアウト。
昭和40年代の深夜放送ブームのパート
 

読者の年齢層の高い雑誌なので、私の個人史と内容が重ならないのが残念。昭和末期や平成のラジオを懐かしみたい20代〜40代の人には、ハッキリいってもの足りないかもしれない。

ラジオの歴史をサッとさらうのに重宝する資料としては満足。

とはいえ、個人的にはもうちょっと分量が欲しいところ。特に「昭和50年代から平成へ」が端折り過ぎの感も否めない。FMの話も出てこない。

ちなみに、この特集で捨象されている部分は、『昭和40年男』2012年8月号(クレタパブリッシング)のラジオ特集で大々的にフィーチャーされているのでそっちを。


若き日の男前な永六輔と渥美清
 
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デヴィッド・リンチ、『マルホランド・ドライブ』(2001年)の箱と鍵の正体について語る:David Lynch, Catching the Big Fish: Meditation, Consciousness, and Creativity (Tarcher, 2006)

○デヴィッド・リンチ、『マルホランド・ドライブ』(2001年)の箱と鍵の正体について語る:David Lynch, Catching the Big Fish: Meditation, Consciousness, and Creativity (Tarcher, 2006)

 

ラジオと関係ない話だけれど、映画監督デヴィッド・リンチ(David Lynch)の著書 Catching the Big Fish: Meditation, Consciousness, and Creativity (Tarcher, 2006) を読んでいる。

最近出た日本語版よりも、英語版のハード・カヴァーのほうが安く、表紙もカッコいい。読み終わったら、本棚にスカした感じでこれ見よがしに立てかけるのにちょうどいい。

 
 

映画の難解さに反して、著書の表現は驚くほど平易で、ひとつひとつの文章も短い。英検で言うと3〜2級ぐらいかな。

タイトルにある "the Big Fish" というのは、映画につながるような大きなアイディアの隠喩。水面近くを泳ぐ小さな魚ではなく、水面下を泳ぐ大きな魚を捕まえるための意識拡張の方法として彼が実践している瞑想(TM: Transcendental Meditation=超越瞑想)の話が多い。

よって、内容は万人ウケするかどうか不明。

まぁ、リンチ作品に驚嘆しつつも、心のどこかで半笑いしているような人は、意外と愉しめるかもしれない。

瞑想の話にまじって、作品の話も出てくる。リンチはDVDにオーディオ・コメンタリーを付けない主義なので、これは貴重。『インランド・エンパイア』Inland Empire(2006年)の話がいちばん多いと思う。出版と公開時期が重なっていたせいだろう。

そんななか、伊集院光も好きな『マルホランド・ドライブ』Mulholland Drive(2001年)の話も。

劇中に登場する例の意味深な謎の箱と鍵ついて本人が語っているではないか! 興味をもって読み進めると、

THE BOX AND THE KEY
I don’t have a clue what those are.
 
あの箱と鍵
私にも何なのか見当がつかない。

そりゃないゼ!

他には、腐乱死体へのこだわりについても語っているよ。

TEXTURE

I don’t necessarily love rotting bodies, but there’s a texture to a rotting body that is unbelievable.  Have you ever seen a little rotted animal?  I love looking at those things, just as much as I like to look at a close-up of some tree bark, or a small bug, or a cup of coffee, or a small pie.  You get in close and the textures are wonderful.

テクスチャー

別に腐りかけの死体が好きというわけではないけれど、腐りかけの死体の表面には信じられない質感がある。腐った小動物を見たことがあるかい? 私は見るのが大好きなんだ。木の皮や、小さな虫や、1杯のコーヒーや、小さなパイに近づいて見るのと同じぐらい好きなんだ。君も近づいてごらん、表面の質感が素晴らしいから。


デヴィッド・リンチ、プロダクト・プレイスメントについて語る。
The AFI Dallas Film Festival (25th March, 2007)
コッチでは、もうちょっと詳しく語る。
 
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メル・ギブソン[監督]『アポカリプト』(2006年)のラスト・シーンについて

○メル・ギブソン[監督]『アポカリプト』(2006年)のラスト・シーンについて

※匿名のかたのコメントを受けて末尾に加筆(2012年9月8日)

 

メル・ギブソン[監督]『アポカリプト』(2006年)のラスト・シーン


メル・ギブソン[監督]
『アポカリプト』Apocalypto(2006年)
予告編
 

自由にしてやるって言ったじゃないか! それに、走る前から脇腹が痛くて鬱……。

ホント意味でサバゲー。

バカな冗談はさておき、メル・ギブソン[監督]『アポカリプト』Apocalypto(2006年)の話。

ライムスター宇多丸のイチオシ映画。ほぼ全編が人殺しと追っかけっこですけれど、スペクタクルな映像とか、イデオロギーの説明に終始していないストーリーなど、アクション映画としてはなかなか良くできていると思う。

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2008年3月8日)のポッドキャストでは、ラスト・シーンの解釈で、映画評論家・町山智浩と宇多丸とで意見が分かれていた。町山は、最後のスペイン船の到来をキリスト教による文明化と解釈し、宇多丸とアートディレクターの高橋ヨシキはさらにその後に黙示録的な大惨事が起こると解釈していた。

配信限定!放課後DA★話(3/8)【町山編】 ゲスト・町山智浩さんにサプライズゲスト!その後のスタジオはスレスレの映画トークでカオス状態!

このラスト・シーンなどについて、自分なりの考察を。

舟上のスペイン人

おそらく、最後のスペイン船が示唆するのは、基本的にはキリスト教による文明化というのは間違いない。メル・ギブソンの監督・脚本という点でも、そこはカタいはず。主人公の村を襲った戦士たちの外見がならず者風であるのに対して、先端に十字架が付いた杖(信仰と権力の象徴ですね)を携えて、伝馬船で岸に近づいてくる白人たちは、身なりも整っていて、いかにも文明人然としている。

しかし、天気は嵐で、スペイン船は後光ではなく黒い雲を背にしている。伝馬船のスペイン人の中には鉄砲で武装している者もいる。

もちろん、宣教師だけで上陸するなんてありえないので単なるリアリズム描写と言われればそれまでだけれど、映し方が意味深長だ。まず追っ手の男の背中の右から宣教師にピントのあった映像を見せ、次に少しパーンして男の左から武装した男たちにピントのあった映像を見せる。

つまり、文明か暴力かどちらかではなく、両方をそれぞれキチンと見せることで、その後の展開を暗示しているように見える。

スペイン船を見た3人の反応

興味深いのは、スペイン船を見た3人の反応の違い。

主人公を追ってきたならず者風戦士の生き残り2人は、引き寄せられるようにスペイン船へ近づいて行く。これに対して主人公は、その場を後にして家族の元へ戻る。

追っ手たちは、スペイン船を目にして陶然と教化され、キリスト教によって野蛮な非人間性から解放されているようにも見える。

文明が野蛮で野蛮が文明

しかし、話はそれほど単純ではない。終始野蛮で非人間的な人物として描かれているマヤ人たちは、実際には都市に生活基盤を置く文明人であり、だからこそククルカンについて知り得るのだ。

他方、主人公は、文明とは程遠い原始的な暮らしを送っているが、健全な人間性を備えた存在として描かれている。何より、彼は、家族のために命を賭けて走るのである。

狩りの途中、森の中で他の部族と出会った際、主人公の属する部族はふだん他部族との交流がないことが示唆される。森から生活の糧を得ている集団は、川から生活の糧を得ている集団とすら交流がないのだ。

従って、主人公はククルカンだとか白い顔の男などと言うものについて全く知識がないはずだ。そんな主人公だからこそ、スペイン船を目にするや直感的に危険を察知してその場を離れる。

文明が野蛮で野蛮が文明——登場人物の描写がレイシズムと文明批判の奇矯な合成になっている。これも、ストーリー全体を貫く勧善懲悪とキリスト教優位の図式の成せる業。

「ヨハネの黙示録」

タイトル「アポカリプト」(Apocalypto)からの連想に促されて、映画が『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」(The Apocalypse of John;Aπōκάλυψις Ιωάννης)とどう対応するのか聖書を見てみよう。

すると、映画に関係ありそうなのは「ヨハネの黙示録」11章あたり。とりわけ注目に値するのはこの部分:

二人がその証しを終えると、一匹の獣が、底なしの淵から上って来て彼らと戦って勝ち、二人を殺してしまう。

「一匹の獣が、底なしの淵から上って来て彼らと戦って勝ち」という部分は完全に映画と一致する。主人公ジャガー・ポー(Jaguar Paw:豹の拳)は、底なし沼に落ちた後、泥で前身を真っ黒にしながら這い上がる。そして、逃げるのをやめ、自分の庭である森の知恵を以って追っ手を撃退する。彼はこのとき名実ともに「豹の拳」となる。

ただし、聖書では「二人を殺してしまう」だが、映画では最後に2人が残り「神の証人」になる。「二人の証人」については:

さまざまの民族、種族、言葉の違う民、国民に属する人々は、三日半の間、彼らの死体を眺め、それを墓に葬ることは許さないであろう。地上の人々は、彼らのことで大いに喜び、贈り物をやり取りするであろう。この二人の預言者は、地上の人々を苦しめたからである。

また、12章にはこのような記述もある。聖書の記述を映画に還元して読むのは良くないけれど、ちょと気になる:

女は身ごもっていたが、子を産む痛みと苦しみのため叫んでいた。

女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖ですべての国民を治めることになっていた。子は神のもとへ、その玉座へ引き上げられた。

この後、「ヨハネの黙示録」は、バビロンの崩壊→千年王国→サタンの敗北→新天新地という流れ。この部分はスペイン船到来以降の部分に対応すると思われる(マヤ文明の崩壊→スペインの支配→キリスト教化→新天新地)、映画では描かれていない。

白人じゃないけど白人?

キリスト教徒の暴力を明示しないまでも示唆しているという点で、メル・ギブソンほどのコテコテのキリスト教右派にしては、キリスト教の光と陰を立体的に誠実に描いているではないか……と感心したのも束の間、この映画には元ネタがあるとのこと。

町山智浩によると、『アポカリプト』コーネル・ワイルド[監督]『裸のジャングル』The Naked Prey(1966年)のほぼパクリリメイクなのだとか。『裸のジャングル』では、白人が黒人の原住民に追われる話になっているらしい。

バックナンバー第1回〜第67回 町山智浩のアメリカ特電 | EnterJam - エンタジャム - 映画・アニメ・ゲームの総合エンタメサイト
※第58回「コーネル・ワイルド製作監督脚本主演の『裸のジャングル』は元祖アポカリプト!」


コーネル・ワイルド[監督]
『裸のジャングル』The Naked Prey(1966年)
予告編
 

保守的な白人キリスト教社会に対するリアルな脅威を象徴する「敵の顔」が、40年の間にアフリカ系からヒスパニック系に代ったのだろうか。

ただし、公民権運動の真っただ中、キング牧師暗殺の2年前に南アフリカで撮影された『裸のジャングル』では、町山によれば、最終的には白人と黒人の融和が描かれているとのこと。他方、『アポカリプト』では、敵は敵のままで、一貫して奇矯な他者として描かれる。

この2作を対照させて気づくのは、『アポカリプト』の主人公は、白人でもキリスト教徒でもないけど、メキシコにキリスト教徒が到着するまでのあいだ、キリスト教的価値観を先取りする人物として、マヤ文明を野蛮なものとして際立たせるために映画の中に存在しているということだ。

実際のキリスト教徒が到達した時点で映画上の役割を終えた主人公は、スペイン人と直接対面する必要はなく、しかし最後に「新しい始まりを見つけるために」と、いかにもクリスチャン的修辞を口にして、家族を連れて森に帰る。

スペイン人が到達した後のメソアメリカの黙示録ぶりは史実の示す通り。あの先を『アポカリプト』本編と同じトーンでは描くことはメル・ギブソンには不可能だろう。史実は無視できず、アンチ-キリスト教的表現になりかねない。このあたりが彼の表現の限界だと思う。

蛇足:

タイトル "Apocalypto" について

ついでに言うと、ときどき、ネットで「"Apocalypto" は、ギリシャ語で「新しい始まり」の意味」という感じの記述を見かけるけれど、そのような意味はない。

"Apocalypto" が、英語で言う "Apocalypse"(黙示録) と関係ある言葉だというのは容易に想像がつく。ちなみに、「黙示録」は、元の古典ギリシャ語では "Αποκάλυψη" (Apocalypsee) 、スペイン語では "Apocalypsis"。

では、"Apocalypto"(Aποκαλύπτω)は何かと言うと、これは古典ギリシャ語の動詞の一人称単数現在形能動態。辞書の見出し語でもあるけれど、不定形ではない。"I reveal."(私は明らかにする、私は啓示を与える) の意味。主語は誰? 神目線? まぁ、単に英語と同じ感覚で辞書の見出し語を不定形のつもりで使っているだけかもしれない。

イラク批判かと思ったけれど……

「恐怖」に関するくだりや、映画の公開時期を考えると、メル・ギブソンはこの映画で婉曲にテロリズムやイラクを批判しているではないかとも思った。しかし、ある映画祭で、アメリカによる謂れなきイラク派兵をマヤ文明の人身御供に準えて批判していたようだ。話、ややこしくしてねぇ?

Mel Gibson criticizes Iraq war at film fest - Entertainment - Celebrities - TODAY.com(英語)

「新しい始まり」(a new beginning)について

匿名のかたのコメントで「新しい始まり」という表現について

何が「クリスチャン的修辞」だ
普通の言葉だろ
誰だって言う
バカバカしい

というご指摘がありましたので、この件について加筆。

「新しい始まり」(a new beginning)というフレイズは、一見何ということはない陳腐とも思える表現ですが、牧師など聖職者の説教や文章やなどで頻出する表現です。黙示録的な終末の後の新天新地は、クリスチャンの一大関心事だからです。

そのことを知らなくても、「"新しい始まり" キリスト教」「"a new beginning" christianity」などで検索すれば容易に確認することができます。

ついでに言うと、アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマは、2009年6月4日にカイロ大学でおこなった演説で、アメリカとイスラム世界の融和を説きました。 この演説の中で、オバマは "new beginning" という表現を3回繰り返しました。報道では、オバマがイスラム世界との歩み寄りの姿勢を強調していることに注目が集まりました。ただ同時に、"new beginning" という表現から、オバマがキリスト教の立場を譲っていないということも、判る人には判るのです。

Text -  Obama’s Speech in Cairo - Text - NYTimes.com

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プロジェクトX〜挑戦者たち〜 第33回 町工場 世界へ翔ぶ〜トランジスタラジオ・営業マンの闘い〜(NHK総合テレビ、2000年12月12日(火)21:15-21:58)

○「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」第33回 町工場 世界へ翔ぶ〜トランジスタラジオ・営業マンの闘い〜(NHK総合テレビ、2000年12月12日(火)21:15-21:58)

 


「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」第33回
町工場 世界へ翔ぶ〜トランジスタラジオ・営業マンの闘い〜
(NHK総合テレビ、2000年12月12日(火)21:15-21:58)

 

最近になってDVDで初めて観た。

戦争を知らない非国民気質な私から見れば、中高年泣かせの愛国的なトーンがやや過剰に見えるけれど、きっと戦争に負けたルサンチマンとはそういうことなのだろう。

若い社員だけで、何のツテもない状態から世界に打って出て、たった2年で結果を出したのはすごい。

パナマ運河の話、ヨーロッパの高級店&クリスマス戦略の話、どちらも興味深い。

番組に登場する時計メーカーのブローバ(BULOVA)は、現在シチズンの傘下。

今だに他社と比べてそこそこラジオに力を入れている SONY はそこそこエラいと思う。

でも、最近パッとしないね。

ソニー、過去最大赤字の「衝撃」:日経ビジネスオンライン(小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句)

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キミは「テレドーム」を知っているか?:かわさきエフエム(神奈川県川崎市周辺 79.1MHz)、2012年9月30日でテレドームでの番組配信を終了。

○キミは「テレドーム」を知っているか?:かわさきエフエム(神奈川県川崎市周辺 79.1MHz)、2012年9月30日でテレドームでの番組配信を終了。

 

キミは「テレドーム」を知っているか?

キミは「テレドーム」を知っているか?

テレドームとは、電話回線を使った音源情報提供サーヴィス。利用者は、0180で始まる番号に電話することで、提供者が用意した音源を聴取することができる。利用料金は通話料のみ。

テレドーム|NTT Com 法人のお客さま

かわさきエフエム、2012年9月30日でテレドームでの番組配信を終了

実は、神奈川県川崎市のコミュニティーFM局かわさきエフエム(神奈川県川崎市周辺 79.1MHz)は、テレドームによる番組配信をおこなってきた。電話をかけると、全国どこからでもかわさきエフエムが聴けるという寸法。

同局は、このサーヴィスを2012年9月30日をもって終了する。

サイマルラジオにより代替可能になったことが理由のようだ。

実は前まえから気になっていたのだけれど試したことがなかったので、2012年6月に川崎に行った時に公衆電話からかけてみた。別に川崎に行かなくても全国から利用できるのだけれど、なんとなく川崎から。


かわさきエフエム テレドーム(2012年6月30日(土)17:43ごろ)
 

テレドームの電話番号等、詳しくはかわさきエフエムのウェブサイトで:

かわさきエフエム 79.1MHz  K-city

※当ブログ内の関連エントリー:

かわさきエフエムを見てきました(神奈川県川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス)。

 

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