« 祝:コラムニストの神足裕司が退院したらしい。 | トップページ | 小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年) »

東日本大震災から1年半が経ちます。

○東日本大震災から1年半が経ちます。

 

2011年3月11日の東日本大震災から1年半が経ちます。

東京では、デモの報道以外では、生活のなかで震災を思い出すことはほとんどない通常の生活に戻っている一方で、RFCラジオ福島ほか被災地ラジオ局のウェブサイトでは、環境放射線量の情報が毎日更新されています。戻れる人から順番に平時の生活に戻るべきだというのは百も承知ではありますが……。

さて、いつも拝見している放送作家でディレクターのトトロ大嶋。さんのブログ「よりぬきトトロさん~ととろぐ~」で、災害エフエムに関するいい話が紹介されていました。

大嶋さんが立ち上げ以来かかわっていらっしゃる女川さいがいエフエムで、深夜にさだまさしのライヴCDを流したとのこと。すると、

夜寂しくてしかたなかったリスナーの方があの歌と爆笑トークに励まされた。
次はいつ放送するのか?と問い合わせをいただいたことがあった。

美しいメロディーに人生の機微を感じさせるストーリー性の高い歌詞、可笑しくも味わい深いMC——深夜にラジオから聴こえてきたら思わず聴き入ってしまうこと必至。

ちなみに、さだまさしは、忙しいコンサートなどの合間を縫って、被災地に足しげく通って無料ライヴに積極的に出演しているとのこと(前掲の大嶋さんのブログで石巻でのライヴの映像が紹介されています)。

震災という非常時に、もっと心の深いところで愉しめる音楽やトークが必要とされていることが明らかになった。

しかし、それは平時でもそれは同じではないかと思うことがある。

「智に働けば角が立つ。情に棹せば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角にこの世は住みにくい」。


随時更新。被災地情報の取得等にお役立てください。
Google

|

« 祝:コラムニストの神足裕司が退院したらしい。 | トップページ | 小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年) »

コミュニティーFM、ミニFM」カテゴリの記事

番組評以外のラジオの話題」カテゴリの記事

ラジオ」カテゴリの記事

コメント

いつもありがとうございます。
そして、そんな想いが先日ひょんなことからさださんに届きまして(うちのスタッフが直接インタビューして伝えた)女川にさださんがやってきてくださることになったのでありました。FM主催で仮設でミニライブをやることになるかと

投稿: トトロ。 | 2012年9月20日 (木) 11時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東日本大震災から1年半が経ちます。:

« 祝:コラムニストの神足裕司が退院したらしい。 | トップページ | 小沢昭一『ラジオのこころ』(文春新書、2012年) »