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『声優ラジオの時間』(綜合図書、2012年)

○『声優ラジオの時間』(綜合図書、2012年)

 


『声優ラジオの時間』(綜合図書、2012年)
 

このブログのコメント欄でサトシさんからご紹介頂いた『声優ラジオの時間』(綜合図書、2012年)を読んでみた。

表紙に「「声優=ラジオ」という考え方」とあるけれど、声の仕事をやっている人がラジオをやるのは、確かに自然な流れのような気はする。

とはいえ、実は私、アニメも見ないし、ゲームもまったくやらないし、いわゆるアニラジもほとんど聴いていない。

あくまでも、以下、そういう人による感想ということでご了承を。

この本に掲載されている方たちを見て思うのは、女性の声優はお美しいかたが多いですね。そして、男性声優は顔面に脂が乗っている人が多いですね。

目次:

  • 巻頭インタビュー 堀江由衣
  • 鈴村健一
  • 芽野愛衣
  • 悠木碧×早見沙織
  • GRANRODEO
  • 小野坂昌也×小西克幸
  • 林原めぐみ
  • 水原薫
  • 福圓美里
  • 高橋美佳子
  • 金田朋子
  • 佐藤ひろ美
  • 佐咲紗花×原田謙太
  • 浅野真澄×鷲崎健
  • 三重野瞳×KENN
  • コラム
    • 杉作J太郎「杉作J太郎の沁みるぜアニラジ!」
    • 斉藤貴志「アンドロイドがラジオで話していた頃」
    • 古平伊織「取材後記、それが僕の最後の義務だ」
    • 倉田真琴「アニラジを聴けばどうすればモテるのかわかるかもしれない」
  • 構成作家インタビュー 諏訪勝

気になった記事についていくつか:

水原薫インタヴュー

いちばん面白かったのはこのインタヴュー。

この記事を読むまでは、この方のことを全く知らなかったのですが、ラジオずきなひとが読んだらチョッとうれしくなるような内容。

友だちと「SMAPの番組を一緒に聴かない?」という話になって、文化放送の斉藤一美アナウンサーにハマったという、なかなか見込みのあるかたです。「斉藤一美のとんカツワイド」(文化放送、1993年4月~1997年3月、月〜金21:40-24:30)が理想の番組とのこと。その後、リクエスト番組を入り口に、「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)・「コサキン」(TBSラジオ、1981年10月8日〜2009年3月28日)などにもネタを送るハガキ職人になっていったとか。今でもときどきラジオに投稿することがあるとのこと。

インタヴューのほかに、「水原薫のラジオと私」という1ページのコラムも掲載。「とんかつワイド」以外の好きな番組・影響を受けた番組について。下記の番組が話題に:

「クロスオーバーイレブン」(NHK-FM)についての想い出話が、子どもの頃「クロスオーバーイレブン」を聴いた人にとっては心当たりのあるとことのある内容。お母上とのやりとりが良いです。

それに、定番の挨拶・定番のスクリプトはやっぱり重要。番組の細かい内容は忘れても、こういう決まり文句はいつまでも憶えている。

超アニラジ対談1000字 浅野真澄×鷲崎健

ふたりが担当している「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜」(文化放送、土21:00-23:00)の番組の歴史を、前身となる「浅野真澄のスパラジ!」(文化放送BBQRおよびBBQR)から振り返るインタヴュー。

実を言うと、私は「スパラジ!」を聴いておりました。インターネットのブロードバンド化に伴ってネットラジオというものが広まり始めたころ、どんな番組があるのかなぁと思っていろいろ検索してみて、ピンと来るものはそれほど多くなかったなかで、群を抜いて面白かったのが「スパラジ!」で、ほぼ全回聴いたと思う。

ただ、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)が始まってからは、ご無沙汰ぎみ。

下記の発言が意外だった:

鷲崎 打ち合わせに関しては、浅野さんに任せていますから、僕はあんまりしないです。僕はスタジオで急にやる方が好きなので。

その他には、金田朋子語録が可笑しかったなぁ。

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