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2012年6月

高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー「故郷の空に」(RABラジオ、2010年)

○高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー「故郷の空に」(RABラジオ、2010年)

 

新藤兼人[監督]『竹山ひとり旅』(1977年)

ご存知のことではありましょうが、2012年5月29日に映画監督の新藤兼人が亡くなった。享年100歳。

株式会社 近代映画協会

川崎市市民ミュージアムで新藤監督の業績を回顧する追悼企画が行われている。この情報、たぶん月本夏海さんのTwitterで知った。元もとは、生誕100年記念として企画されていたらしい。

2012年6月 | 映画上映 | 展示・上映・イベント | 川崎市市民ミュージアム

同監督の『竹山ひとり旅』(1977年)を大画面で観たいと思っていたので、行ってみた。


新藤兼人[監督]『竹山ひとり旅』(1977年)予告編
 

あわてて電車を下りたら、武蔵小杉じゃなくて武蔵小山だった。そのせいで上映開始に遅れそうになったけれど、なんとか間に合った。

公営ということもあり、大人600円と料金は安いけれど、シアターそのものは非常に立派。あの青いライトがカッコいいんだよなぁ。ちなみに、6月30日にこのブログが公開されているであろう頃には、『裸の島』(1960年)を観るために再び川崎にいると思う。


川崎市市民ミュージアム
左半分は水門がモチーフ?
 

前庭にはトーマス転炉(経済産業省近代化産業遺産
心臓みたいだ。
 

 

映像ホール入口
270人収容で、テアトル新宿池袋のシネマ・ロサより広い。
 

『竹山ひとり旅』は、津軽三味線奏者・初代高橋竹山の半生を林隆三が演ずる伝記映画。制作時現在の竹山も登場し演奏シーンもあるのだけれど、スクリーンに映し出されるのは、音楽家というよりも、人間・高橋竹山。よって、竹山を脱神格化する筆致なのだけれど、それがかえって竹山を崇高な存在に感じさせるから不思議だ。ときにユーモラスで、ときに荘厳。このバランスが絶妙。

観賞しながら、宮本常一網野義彦の著作、そして、山本おさむの漫画『Hey!!ブルースマン』(2003〜2004年)などを思い出した。

ちなみに、劇中で竹山は2回結婚するのだけれど、ひとり目の妻を演ずるのは島村佳江、ふたり目が倍賞美津子。「ズルいぞ!」と思った。

他にも、乙羽信子は言うに及ばず、殿山泰司・川谷拓三・絵沢萠子・小松方正・大泉滉・浦辺粂子など、豪華キャスト。

高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー「故郷の空に」(RABラジオ、2010年)


高橋竹山生誕100年記念番組
ラジオドキュメンタリー「故郷の空に」
(RABラジオ、2010年)

 

高橋竹山生誕100年記念番組 ラジオドキュメンタリー「故郷の空に」(RABラジオ、2010年)は、第37回放送文化基金賞ラジオ部門本賞、平成22年度文化庁芸術祭大賞を受賞。CDが出ているので購入。購入当時 Amazon.co.jpでは売り切れていたので(現在は買えるようです)、『邦楽ジャーナル』の通販で購入。

純邦楽CDショップHOW

しばらく買ったままになっていたのだけれど、映画を観たこの機会にようやく聴取。

先に『竹山ひとり旅』を観ておいて彼の半生をある程度知っていたおかげで、『故郷の空に』が倍たのしめたと思う。

存命中の人物の半生を描く『竹山ひとり旅』と、没後に故人を偲ぶ『故郷の空に』とではトーンが違う。

また、『竹山ひとり旅』が新藤兼人による竹山とするならば、竹山自身の語りがふんだんに収録されている『故郷の空に』では一人称の竹山も感じることができる点も異なる。

番組の前半で流れる地元の民謡会の音源が素晴らしい。

竹山の語りと演奏、客席の和やかな熱気・歓声・笑い声。津軽三味線・津軽民謡は、究極的には津軽のものなのだと思い知った。

体調を崩し全ての公演をキャンセルしていた時期も続けていた地元の民謡会。竹山は生前、地元の民謡会では木戸銭を取るなと弟子たちに言付けていたとのこと。

最近は日本の伝統音楽を今風にアレンジしている奏者たちもいる。意欲は買うけれど、正直言って、フュージョンのいちリード楽器になってしまっている例が多いような気がする。

ローカルな芸の個別性が突き抜けたその先に、個別・普遍を止揚し得る演奏があるのだろうなぁと得心した。

公演スケジュールをカセット・テープに自身の肉声で吹き込んで記録していた話や、愛宕神社の話などは、今回初めて知った。

このドキュメンタリーのCDジャケット写真が、どうして太竿を構えた竹山でなく、横笛を吹く竹山なのだろうかと不思議に思っていたけれど、作品を聴き終ったらその意味が解ったような気がする。

私が高橋竹山を初めて知ったのは高校の頃。何かのきっかけで演奏の音源を聴いた。前の音を次の音が弾いてグイグイ押し出すような力強さが、理屈抜きでカッコよかった。

これは、津軽のハード・バップだ。


 

上野公園で見かけた津軽三味線奏者
輝&輝のおふたり。
 
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トランジスタの日(6月30日)

○トランジスタの日(6月30日)

 


RCサクセション「トランジスタラジオ」(1981年)
 

アメリカのベル研究所(Bell Laboratories)のジョン・バーディーン(John Bardeen 1908-1991)とウォルター・ハウザー・ブラッテン(Walter Houser Brattain 1902-1987)は、トランジスター開発につながる現象を発見した。

ウィリアム・ブラッドフォード・ショックレー(William Bradford Shockley 1919-1989)と研究を進め、3人の連名で1948年6月30日にトランジスターの発明を発表。1956年にはノーベル物理学賞を受賞した。

トランジスター(transistor)の名付け親は、ノーベル物理学賞受賞者のジョン・R・ピアース(John R. Pierce 1910-2002)。

トランジスターの発明者は日本人?

ちなみに、トランジスターの発明者は日本人だという説もある。

その説とは、NHK技術研究所の内田秀男が、上記3名に先立ってトランジスターの原理をすでに発見していたというもの。

「鉱石ラジオの鉱石は検波しかないが、真空管は検波用もあれば増幅用もある。ならば鉱石でも増幅用ができないだろうか?」という学生時代の着想が元になっているという。思考の流れとしては筋が通っている。1943年にはトランジスター発明の確信を得て、戦後には開発に必要な条件を満たした鉱石の調達の目処も立っていたという。内田はこのトランジスターを「三極鉱石」と命名。

画期的なアイディアであったが、上司の無理解で発表の機会が得られず、GHQの検閲によりこの情報がアメリカに漏れたと言われている。ベル研究所の3名がトランジスターの発明を発表したのは、検閲の半年後だったという。

ただ、当時の日本では、トランジスター開発に必要な高純度のシリコンやゲルマニウムの結晶は入手できなかったとの理由で、日本人発明説を否定する声もある。

これらの話を聞いた素人の私の感触では、内田秀男はトランジスター原理を発見し、発明直前までアイディアを練っていたものの、実際に現物をつくるところまでは至らず、ベル研究所の3人に先を越されてしまったということなのかもしれない。

ちなみに、秋葉原のラジオセンターの2階に「内田ラジオアマチュアショールーム」という店がある。クラシックなラジオが所狭しと並べられた店内におばあさんが座っている。この方が内田秀男夫人の久子さん。内田秀男が開いた店とのこと。

ラジオセンターにそのような店が存在するというのも象徴的だ。この話を聴くまでは店の前を何の気なしに通っていたけれど、この話を知って以来、特別な店のような気がしている。

NSの歩きかた 第10回 アキバに見た ヴィンテージ・ラジオの宝庫(「NipponStyle JKヴィジュアルアーカイブ」内)

秋葉原ラジオセンター各店舗のご案内 内田ラジオアマチュアショールーム


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ニッポン放送・上柳昌彦アナ、塚越孝アナを偲ぶ:「上柳昌彦 ごごばん」(ニッポン放送、2012年6月27日(水)13:00-16:00)

○ニッポン放送・上柳昌彦アナ、塚越孝アナを偲ぶ:「上柳昌彦 ごごばん」(ニッポン放送、2012年6月27日(水)13:00-16:00)

 

ニッポン放送の上柳昌彦アナウンサーが、「上柳昌彦 ごごばん」(ニッポン放送、2012年6月27日(水)13:00-16:00)で、2012年6月25日に亡くなった塚越孝アナウンサーの想い出を語った。

上柳アナによると、番組には多数のリスナーからのメールが届いていたとのこと。


「上柳昌彦 ごごばん」
(ニッポン放送、2012年6月27日(水)13:00-16:00)

 

上柳昌彦アナ そして、私たちニッポン放送の社員としては本当に、あの、今朝驚いてしまったんですけども——

増山さやかアナ えぇ。

上柳アナ 私たちのね、増山・上柳の先輩でもありました、今フジテレビに転籍をしていた塚越孝さんがですね、亡くなっていたということが判って——

増山アナ びっくりしましたねぇ。

上柳アナ その訃報を突然知ったわけですよ。そうしましたらねぇ、あの、ホントにどんな時にもですねぇ、メールを必ず頂いている、本当にニッポン放送を支えて頂いているこの常連の方がたから、沢山メールをこの番組に頂きました。

というのは、塚越さんは、この昼の時間帯もね、今仁哲夫さんの後を受けまして永くやっていましたんでねぇ——

増山アナ そうですねぇ。

上柳アナ もうその頃からず〜っと聴いてて頂いて、今仁さんのときから聴いて、塚ちゃん聴いてっていう歴史があって、僕の番組までずっと付き合って頂いてるって方がたなんだってことも逆に判ったんですが[……]。

ここで、リスナーから寄せられたメールで以下のような話題に話が及んだ:

  • 大洋ホエールズのファンだった話
  • 「つかちゃん・のりこのGOGO!ヒットパラダイス」(1996年4月1日~1997年5月、月〜金13:00-16:00)
  • 「オールナイトニッポン」(1978年4月〜1979年3月、木26:00-28:00)、南こうせつと「塚ちゃん音頭」の話
  • 落語と立川談志の話
  • 「大入りダイヤルまだ宵の口」(1980年4月〜1981年10月、金21:10[21:00]-24:00)
  • 「塚たんくろうのくるくるダイヤル ザ・ゴリラ」(1981年11月2日〜1983年4月29日、月〜金21:00[21:10]-25:00)

その後、上柳アナが塚越アナの想い出を語った。

上柳アナ あの、入社したのが、僕、1981年で、もう塚越さんは夜の番組をやっている、ワイド番組の担当をしている、くり万[くり万太郎]さんが月〜木やって、塚越さんが金曜日やってるみたいな、もう行け行けドンドンの時ですよ。

で、平日は塚越さんも泊り、宿直勤務をやっていて、で、先輩に付いて泊るんですよね、宿直勤務を憶えるんで。

増山アナ はい。

上柳アナ まぁ、そりゃ緊張ですよ、ド緊張。自分ではまだニュース読むとかそういうんじゃなくて、先輩の仕事をただ付いて見るだけなんですけど。

増山アナ えぇ。

上柳アナ で、初めて、その、会社に宿直をするという経験をして、もう周りを見渡しゃぁ先輩ばっかで、報道部の人はみんな怖いオジサンばっかで——

増山アナ そんな時代あったんですねぇ。

上柳アナ どうしていいんだか判んない、もう、じ〜っとしてるような。

で、仕事が終るのが10時で、「じゃぁ、ちょっと飯でも食いに行こうか」って誘って頂いて、で、日劇がまだあったんですよね。日劇はもう、あの、公演は終って、一部取り壊しも始まってたんですが、地下の部分の飲食店街はまだやってたんですよ。

増山アナ ふぅん。

上柳アナ そのなんかね、奥のほうをねゴニョゴニョゴニョゴニョ入って行って、で、蕎麦屋かなんかあって、「ここは朝から飲めるんだよ」つって、そこで蕎麦とビールをごちそうになったんスよね、うん。で、「頑張れよ」って声かけて頂いたんですけどねぇ。はい。

まぁ、あんなに、まぁホントにあの、ガッツがあってねぇ。

増山アナ そうですよねぇ。常に前向きな発想のかたでしたもんねぇ。

上柳アナ 前向きでねぇ、勇気というかただったんで、ちょっといまだに信じられないなという思いしかホントにありません。

上柳アナ・増山アナ ご冥福をお祈り致します。

いい話。

ちなみに、オレも大洋ファン。

改めて、合掌。


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※当ブログ内の関連エントリー:

塚越孝アナウンサーが亡くなったそうです。

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塚越孝アナウンサーが亡くなったそうです。

○塚越孝アナウンサーが亡くなったそうです。

※若干の追記(2012年6月28日)

 

元ニッポン放送の塚越孝アナウンサーが、2012年6月25日に亡くなったとのこと。享年57歳。

ラジオ・パーソナリティーとして「つかちゃん」の愛称で親しまれていた。


 

【訃報】『つかちゃん』の愛称で親しまれた、元ニッポン放送アナウンサーでフジテレビの塚越孝さんが昨日お亡くなりになりました。57歳でした。謹んでご冥福をお祈り致します。

元ニッポン放送アナウンサーで、後にフジテレビで活躍。アナウンス部を離れた最近も、フジテレビの映像配信サイト「見参楽」の番組でナレイションなどを担当。

ご冥福をお祈りします。

つかちゃんコラム(ニッポン放送ウェブサイト)

<無料動画> フジテレビ 見参楽(みさんが!)


「朝からたいへん!つかちゃんです」
(ニッポン放送、1986年4月〜1993年4月)

 

※追記(2012年6月28日)

報道によると、塚越アナはフジテレビのトイレで首を吊って亡くなっていたとのこと。遺書も発見され、自殺と見られている。

塚越元アナウンサー、自殺か - MSN産経ニュース

※当ブログ内の関連エントリー

ニッポン放送・上柳昌彦アナ、塚越孝アナを偲ぶ:「上柳昌彦 ごごばん」(ニッポン放送、2012年6月27日(水)13:00-16:00)

 

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ラジオな一曲(44):カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)

○ラジオな一曲(44):カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)

 


カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)
 

長谷川和彦[監督]『太陽を盗んだ男』(1979年)劇中、ラジオの公開放送のシーンでオン・エアーされる曲。

最近、こういう感じのカッコいい女性ヴォーカリストはナカナカいないなぁ。映画を見た後しばらくの間、この曲をヘヴィー・ロウテイションで聴いていた。アナログ盤のシングルまで買ってしまった。

シングル・ヴァージョンのほうがシンプルでカッコいい。サッと吹き抜ける「気ままな風」って感じがする。

SHOW-YAのヴォーカルの寺田恵子はカルメン・マキに憧れていたそうで、彼女たちの代表曲「私は嵐」(1989年)は、カルメン・マキへのオマージュらしい。そうなんじゃないかと思ってたよ。


カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)

カルメン・マキ&OZ「私は風」(1978年)

あぁ もう涙なんか枯れてしまった
明日から身軽な私
風のように自由に生きるわ
ひとりぼっちも気楽なものさ

あぁ 目をとじて心もとじて
開いた本もとじてしまえ
あぁ 私は風 私は風
終わりのない旅を続けるの

あぁ 私を抱いて気のすむように
抱いたあとであなたとはお別れよ
どうせ私は気ままな女
気ままな風よ

※当ブログ内の関連エントリー:

長谷川和彦[監督]『太陽を盗んだ男』(1979年)はラジオ映画だ!(1)

長谷川和彦[監督]『太陽を盗んだ男』(1979年)はラジオ映画だ!(2):劇中のラジオ公開生放送の現場に行ってみた。

長谷川和彦[監督]『太陽を盗んだ男』(1979年)はラジオ映画だ!(3):続・劇中の公開生放送の現場に行ってみた。

長谷川和彦[監督]『太陽を盗んだ男』(1979年)はラジオ映画だ!(4):完・劇中の公開生放送の現場に行ってみた。

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第49回ギャラクシー賞(ラジオ関連)

○第49回ギャラクシー賞(ラジオ関連)

 

第49回ギャラクシー賞が発表された。

ギャラクシー賞とは、放送批評懇談会が1963年に創設した、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞。毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間し、応募作品・委員会推薦作品の中から年間賞を選出。テレビ・ラジオ・CM・報道活動の四部門がある。

第49回ギャラクシー賞受賞作品(放送批評懇談会ウェブサイト)

ラジオ部門のみを以下に抜粋。番組サイト等の関連リンクを貼付:

ラジオ部門

●大賞●

ラジオドラマ「鉄になる日」(小松左京著「日本アパッチ族」より)
(毎日放送 2011年11月21日放送)

●優秀賞●

「久米宏 ラジオなんですけど」
(TBSラジオ&コミュニケーションズ 2011年6月18日放送)

ABC創立60周年記念ラジオ時代劇「元禄・堂島米市場螢舞〜平成に近松の幽霊が甦る」
(朝日放送 2011年12月30日放送)

ラジオドキュメンタリー「消えた月光仮面」
(北海道放送 2012年3月28日放送)

●選奨●

「浅川マキ〜ロング・グッドバイ」
(北陸放送 2011年5月29日放送)

「うんとこしょ、どっこいしょ〜株式会社『大宮産業』奮闘記」
(高知放送 2011年5月29日放送)

「J-WAVE SPECIAL VERMEER, 37STORIES〜光の王国」
(J-WAVE 2012年1月9日放送)

SCHOOL OF LOCK!「SCHOOL OF LOCK!×高橋優『もうひとつの卒業式〜福島県 南相馬』」
(エフエム東京 2012年3月8日放送)

●DJパーソナリティ賞●

吉田尚記
「ミュ〜コミ+プラス」(ニッポン放送)パーソナリティとして

前まえから思っていることなのだけれど、受賞作を放送批評懇談会のウェブサイトで聴けるように公開してくれるとうれしいのだけれど。せめてCD化を。

「ラジオドラマ「鉄になる日」(小松左京著「日本アパッチ族」より)」
(MBSラジオ、2011年11月21日)
は、2012年6月17(日)17:04からNHKラジオ第一で再放送されたらしいけれど、痛恨の聴き逃し。まぁ、近いうちに聴ける機会が訪れそうではあるけれど。

「元禄・堂島米市場螢舞〜平成に近松の幽霊が甦る」(ABCラジオ、2011年12月30日)については、スピンオフ作品、ラジオ時代劇「元禄・なにわの杜若」(ABCラジオ、2012年5月27日(日)20:00-21:00)も制作・放送されたらしい。

「浅川マキ〜ロング・グッドバイ」(MROラジオ、2011年5月29日放送)が前から気になっているのだけれど、聴ける機会があればなぁ。

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(63)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(63)

 

2012年4月のつづき:

受刑者が放送しているラジオ:"Prison Radio"

「受刑者のアイドル」Paix2(ペペ)のラジオ番組。

爆笑問題の日曜サンデー(TBSラジオ、2012年4月15日(日)13:00-17:00)ゲスト:愛川欽也

「川口満里奈」で検索してこのブログをご覧のかたが妙に増えているのですが……。

『GALAC』2012年5月号 特集:どうなるラジオ、どうするラジオ(放送批評懇談会;角川グループパブリッシング)

電車で見かけたラジオ局の中吊り広告(2012年4月)

ニッポン放送「THE ラジオパーク 2012 in 日比谷〜緑と、家族と、音楽と〜」(2012年4月29日(日・祝)・4月30日(月・休))

2012年5月:

小島慶子のオールナイトニッポンGOLD(ニッポン放送、2012年4月20日(金)22:00-24:00)

TBSラジオ池田卓生プロデューサー x バナナマン:金曜JUNK「バナナマンのバナナムーンGOLD」(TBSラジオpodcasting954、2012年3月30日)

「DTラジオ とにかくセックスがしたいんや!」Podcastingの配信の仕方(ネットラジオ、2012年4月8日)

「ニッポン放送“移籍”でほぼ決まり 小島慶子を起用した本当の狙い」、『週刊実話』2012年5月3日特大号

川村亜未 午前1時のシンデレラ(TBSラジオ、2012年4月8日(日)25:00-25:30)

YouTubeで観た1975~1990年のラジオ・ラジカセCM集が、なんかスゲぇいい。

ラジオ・ドラマ『羆嵐』(TBSラジオ、1980年3月23日(日)20:00-22:00)

横山美和「ラジオ番組制作者のための創造支援システム "miwa radio"」

TBSラジオ「X-Radio バツラジ」パーソナリティ 宮川賢の Podcast は、こう作れ!(Appleウェブサイト、2006年4月19日?)

無料の録音・編集ソフト Audacity で radiko をタイマー録音しよう。

東海ラジオ、2012年5月13日でAMステレオ放送を終了。

『ラジオ番組表 2012年春号』(三才ブックス、2012年)

仮面ライダーフォーゼ 第35話「怪・人・放・送」(テレビ朝日系、2012年5月13日(日))

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

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火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、2012年6月19日(火)25:00-27:00)

○火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、2012年6月19日(火)25:00-27:00)

 

この日爆笑問題は、ラジオの前に、漫才協会の漫才新人大賞で司会を務めたとのこと。

コンパスカントリーズ新宿カウボーイブルーセレブなど、東京の若手芸人の名前が次つぎに挙がったものの、東京に住んでいながら自分が東京のお笑いのことをほとんど知らないことに気づいた。その気になれば観に行けるのにね。

漫才協会(公式サイト)

お笑いナタリー - 「漫才新人大賞」でカントリーズが優勝

番組序盤でアンタッチャブル柴田英嗣がスタジオに登場。そのまま3人で漫才の話。

漫才が愉しいと言う柴田に対して、爆笑問題・太田光は、漫才をやっている最中に愉しいと思ったことが一度もないとのこと。

爆笑問題・太田光 「漫才と私」。漫才やりたい?

アンタッチャブル柴田英嗣 漫才やりたいですねぇ。

太田 ひひひひ。

柴田 超ツッコみたい。

爆笑問題・田中裕二 オレは、アンタッチャブルの漫才はねぇ、やってほしいねぇ。

太田 M-1は、最高だったろうなぁ。歴代……笑いの量的にはな。

田中 そうだね。

太田 オレはあん時、山里のほうが面白いと思ったけどさ。

田中 南海キャンディーズ。

柴田 まぁまぁまぁまぁ。

太田 南海キャンディーズと、アレだよな。

柴田 南海キャンディーズと戦いましたね。はい。

田中 それこそ、「検索ちゃんネタ祭り」[テレビ朝日、2009年12月25日]で、やったじゃん?

柴田 やりましたね。

田中 それが割と、テレビでけっこう最後の漫才じゃない?

柴田 あぁ〜、最後かもしれない。

田中 最後だと思うよ。

太田 それで捕まったんだっけ?

柴田 捕まってない!

田中 捕まってねぇよ!

太田 テレ朝の玄関に警察が——

田中 コイツは警察のやっかいになってないから!

太田 『砂の器』のラスト・シーンみたいに、ステージが終ってからにしてやるって。

田中 いやいやいや、そんな劇的なこと何にも起きてないから。

不動産屋のネタだっけ、そん時は?

柴田 そん時そうだったかもしれないですね。

田中 あん時は、やっぱアンタッチャブルはスゲェなと。

太田 勢いがスゴかったもんね。

田中 で、柴田のツッコミが、もう最後、ただの暴力的な感じになってる、だんだん。

柴田 (笑)。

太田 もう、殴ってるだけ。はははは。

田中 蹴飛ばしたりとか。はははは。

太田 だからダメなんだ、お前は! だからザキヤマに嫌われるんだ!

柴田 嫌われてないっつうの。

田中 コイツも、テンション上がると、結局ザキヤマより冷静さ失うからね。

太田 「平成のやっさん」って言われてるから。

田中 そうそう、もう、そう、やっさんに近い。アドレナリンとか出ちゃうと、わけわかんないヤツだから。

太田 やすきよ的なところあるよね。

田中 そうなんですよ、やすきよ的なんですよ、アンタッチャブル。ホント、ハマったときのアンタッチャブル、ホントおもしろい。

太田 漫才やりたいっていうのが、だってオレなんか信じられないもんね。

田中 あぁ。

柴田 ホントですか?

太田 オレら……つうか、コイツ[田中]は知らないけれども、オレは漫才やってて愉しいと思ったこと一回もないからね。

柴田 えぇ! 本当ですか?

太田 苦しいとしか思ったことない。

田中 あ、でも、気持ちいいとか、そういうことはあるでしょ?

太田 ない。

田中 要は、何かパ〜っとウケてとか。

太田 ない。ないない。

田中 あるでしょ? うそだよ〜。あるって言ったよ、前。

柴田 手応えがあるとか。

田中 こう、わ〜っと、こう、笑いが、こう、呼吸が合って、お客さんと——

太田 それは気持ちいいんじゃなくて、こう、何て言うの、緊張度がどんどん増していくもん、ウケればウケるほど。

田中 あぁ。

太田 もっと、次行かなきゃ、次行かなきゃって。この空気を変えたくないって。

柴田 あ、そうか、じゃぁ、終ってから充実感がわ〜っと。

太田 それはあった。

田中 それはあるってことか。終ってからはな。やってる最中は、確かにね。

太田 ツラいとしか思ってないね。

柴田 ホントですか?

太田 だから、やすきよの往年の漫才観てると、途中からアドリブ入って、それぞれがボケとツッコミが入れ替わったりなんかして、完全に愉しんでるなっていう瞬間があるじゃない?

柴田 はい。

太田 ああいうのとか、スゲぇ羨ましいもん。

柴田 そうですか?

太田 きよし師匠に「漫才、愉しいんですか?」って言ったら、「愉しいワ、漫才はぁ」って言ってて、「あぁ、オレ、全然愉しいと思ったことないんです」。

そういえば、太田は本当はコントとか映画をやりたくて、漫才は世に出るために始めたと言っていたような、いなかったような。


アンタッチャブル
 

爆笑問題
 

横山やすし・西川きよし
同窓会のやつを探したけれど、見つからなかった。
 
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東京のミニFM局リスト(暫定版)2012年6月22日改訂

○東京のミニFM局リスト(暫定版)2012年6月22日改訂

ミニFM局の開局自体は違法ではありません。

 

※最新版はコチラから。

※素人の乱FMを追加。

先日公開した「東京のミニFM局のリスト」を更新してみました。

ミニFM局って何?
ミニFM局とは、免許を必要としない微弱電波による放送を行っているFM局です。コミュニティーFMとは異なります。


総務省ウェブサイトより引用
 

微弱な電波を利用した無線設備(総務省北海道総合通信局)

ミニFM局以外に、前身がミニFM、あるいは私が勝手に「ミニFM的」だと判断したネットラジオなども含まれています。

情報が少なく、たいして網羅できていません。「他にもこんな局がある」「情報が間違っている」「私がやっています」「ミニFM始めました」などの情報をお待ちしています。頂いた情報に基づき加筆・修正してゆきたいと思います。

* * *

掲載順は放送拠点所在地の全国地方公共団体コードに拠る。同一市区町村内では局名五十音順。

おちあいFM(東京都新宿区西落合1-31-24 西落合児童館2階 落合三世代交流サロン、86.9MHz、土曜日)
「メジラジ」(目白大学放送研究会、隔週土曜日13:00-15:00)・「林芙美子アワー」・「シャンティ・アフタヌーン」WERE-FM、第2土曜日午後)などを放送中。

あさくさFM(浅草花やしき内:東京都台東区浅草2-28-1、83.7MHz)
浅草の遊園地花やしきから放送しているミニFM局。生放送番組「Asakusa Catch UP」(月〜土は1日1回、日曜は1日2回)と、多数の録音番組を放送。生放送パートはUSTREAMでも放送していて、放送ブース内の映像を見ることができる。
Twitter: http://twitter.com/asakusafm/

コジマラジオ(東京藝術大学アトリエ:東京都台東区上野公園12-8)
局名は、かつて小島アートプラザ(旧台東区立小島小学校内)で活動していたことに由来する。
現在は、東京藝術大学のアトリエに拠点を置いている。毛原大樹を中心とするインカレ・ラジオ制作サークル。定期的に放送を行っているかどうかは不明だが、88.0MHzで放送している模様。

どすこいFM(両国国技館:東京都墨田区横網1-3-28、83.4MHz、初日〜千秋楽15:00-)
両国国技館内で場所中に聴取可能なオリジナル館内放送。ラジオの貸し出しも行っている。
この他に、下記番組音声の再送信も行っている:

  • 「NHK BS 大相撲中継・日本語放送」(76.6MHz、初日〜千秋楽13:00-)
  • 「NHK BS 大相撲中継・英語放送」(78.3MHz、初日〜千秋楽16:00-)

学大FM(東京都目黒区五本木2-15-12 五本木プロジェクトビル 五本木カフェ HANADA ROSSO、87.0MHz、火16:00-17:30)
伊藤清光氏の屋上パフォーマンスの一環として始められたミニFM局。番組のネット配信も行っている。

K-MEG4(東京都目黒区上目黒4-28-3、88.0MHz)
プレス・リリース配信サイト ValuePress! が運営する非営利のミニFM局。ポドキャスティングも行っている。
サイトによると、「ValuePlease!(バリュープリーズ)」(水18:00-)と、「The Day Of The Best」(月18:00-)の2番組を制作・放送している模様。後者はネット配信が更新されていないので、もう放送されていないのかもしれない。

さん茶FM(東京都世田谷区太子堂2-34-5、77.0MHz、第2・第4日曜日)
居酒屋「かめや」を拠点として活動するミニFM局。毎月第2または第4日曜日に生放送を行っているとのこと。放送時間は不明。かつては「しゃれなあど ふれあいひろば」で定期的にイヴェントも行っていた。

○下北FM(SHOT BAR VERTEX(旧BAR Likkle More):東京都世田谷区北沢2−24−5 柏ビルB1、ネットラジオ)
大蔵ともあきが代表・プロデューサー・DJを務める「ストリートラジオ局」。週1回のペースで木曜夜に公開生放送を行っている。女性アイドルのゲスト出演が多い。
元もとは88.8MHzのミニFM局としてスタートした模様。ウェブサイトには「是非FMラジオをご持参でのお越しをお待ちしております!」とあるが、現在もミニFMの放送を行っているかは不明。
USTREAMでのライブ配信も行っている。

ラジオぱお(駒沢大学:東京都世田谷区駒沢1-23-1、88.0MHz、毎月「8」「0」のつく日の12:10-12:50)
駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 金山智子ゼミが運営するミニFM局。駒沢大学内売店・食堂パオわきのテントから放送。


○素人の乱FM(杉並区高円寺北3-9-11 素人の乱五号店周辺、88.0MHz、毎週火曜22:00時ごろ-)
東京都高円寺・北中通商店街でリサイクルショップ・古着屋・飲食店・雑貨店を営んだり、脱原発デモをおこなったりしている素人の乱によるミニFM。アーカイヴをポッドキャストでも配信中。「FM放送をカセットで記録してそれをインターネットに上げている」とのこと。

ラジオぱちぱち(東京都杉並区善福寺3-13-10 善福寺北児童館周辺、88.0MHz、毎月第2土曜日10:00-公開生放送・同日夜再放送、ほか)
杉並区立桃井第四小学校および善福寺北児童館エリアのこどもたちが運営しているミニFM局。複数のレギュラー番組がある。USTREAMでも生放送。

Amlux Campus Channel(東京都豊島区東池袋3-3-5 トヨタオートサロン アムラックス東京 B1サテライトブース、火〜金17:30-18:30)
毎週火曜日から金曜日まで、首都圏17大学の放送関係サークルが日替わりで行っている公開放送。電波は送信していない模様。

○FM千早88(東京都豊島区千早、88.0MHz、土15:00-)
現在放送中かどうかは不明。
日野エフエムが技術的なノウハウを提供して開局したとのこと。

○参考:小学生“女子アナ”活躍 豊島にミニ放送局 『FM千早88』 (東京新聞、2007年2月12日(月))


豊島区千早のミニFM「女子アナ」は小学生「TOKYO MX NEWS」
(TOKYO MXTV、2007年10月15日)

コミュニティラジオ きたくなるまち(東京都北区王子、ネットラジオ、毎月10日・20日・30日配信)
PAL-FM。現在はネットラジオのみの放送。

大東ラジオ・Click Fine T(東京都板橋区高島平2-26-3 高島平団地内さくら通り商店街「コミュニティ・カフェ サンク」)
大東文化大学の「らみらいネット高島平」の一環。学生と地域の住民でラジオ番組を作成。
FMおだわら(神奈川県小田原市、78.7MHz)での「Many Thanks 高島平」(日15:00-15:30;月23:00-24:00(再))の放送が2010年3月で終了し、ネットラジオに移行。

練馬放送(東京都練馬区、ネットラジオ)
生放送番組「ねりなま!」、他録音番組をネット配信。
ラジオネリマ・旧FMえすかれぇしょん(千葉県市川市大洲、埼玉県川口市芝富士、東京都練馬区南田中、東京都上落合などから放送していた)。

WERE-FM(東京都練馬区富士見台周辺、87.5MHz、放送スケジュール不詳)
2001年開局。土日祝日11:00-25:00、音楽中心の放送を行っているとのこと。
USTRAMにもチャンネルを開設
し新番組「シャンティ・アフタヌーン」(第2土曜日午後)などを配信中。「シャンティ・アフタヌーン」はミニFM・USTREAMの他に、おちあいFMでも放送中。
2010年8月1日には、埼玉県川越市の川越百万灯夏まつりにあわせて、ミニFMのイヴェント放送を主催し、連続テレビ小説「つばさ」(NHK総合テレビほか、2009年3月30日~9月26日)の「ラジオぽてと」「甘玉堂」が1日限りの復活を果たしたとのこと。

放送室からの戯言:ラジオぽてと、無事に終了しました☆

足立区民放送(東京都足立区、ネットラジオ、土23:00-24:55
足立FM開局準備会による放送。毎週土曜日「アダチ区民放送局」を公式サイトねとらじなどで生放送。現在ミニFMは放送休止中。
ニコニコ動画内にコミュニティあり。過去の放送の動画もアップされている:

足立区民放送-ニコニコミュニティ

FM LoveWAVE(東京都葛飾区柴又1丁目、88.2MHz)

柴又駅前からの不定期放送。
放送環境上の理由から、ネットでのストリーミング生放送に移行の予定。

○東京競馬場場内ミニFM(東京都府中市日吉町1-1、東京競馬場
場内で下記番組を放送・再送信中。

  • グリーンチャンネルEAST:87.0MHz
  • ラジオNIKKEI第1放送:87.5MHz
  • ニッポン放送:88.0MHz
  • ラジオ日本:88.5MHz
  • 場内実況:89.5MHz

2000年10月まで「TSS(Turf Sounds Station)」(87.0MHz)、2001年1月から2001年12月まで「Green WAVE」(87.0MHz)で場内限定オリジナル番組の放送を行っていた。

※参考:
東京競馬場の鉄人 [ TOKYO RACE COURSE ] :Anaba
※Green WAVE のスタジオ・ブースの写真あり。

TSS SUPPORT HOME PAGE
グリーンウェーブ(「篠崎菜穂子 応援サイト しのなお.com」内)
場内FMメモリアル(「篠崎菜穂子 応援サイト しのなお.com」内)

FM小金井(東京都小金井市本町6丁目周辺、88.8MHz)
2010年7月20日開局。大光寺邦彦氏が運営し、JR中央線・武蔵小金井駅南口シャトー小金井から放送。USTREAMでも配信中
レコーディングにも対応できるDJブースをもち、ミニFMとしてはかなり本格的。

※参考:
FM小金井(東京都小金井市本町6丁目 シャトー小金井周辺:88.8MHz)(当ブログ内)

さくらじょうすいマイクロFM(東京都小平市上水南町、76.8MHz)
各種災害時における地域密着型の防災支援放送を目的とする放送。平時は、木21:00-24:55および金21:00-23:55に、海外のネット・ラジオを再送信している模様。

局名は「さくらじょうすいマイクロFM」だが、最寄り駅は京王線・桜上水ではなく、JR国分寺駅か武蔵小金井駅。小金井市テニスコート、サレジオ小学校・中学校の付近で聴取可能のようだ。サレジオ学院(横浜市都筑区)・サレジオ高専(東京都町田市)ではない。

日野エフエム放送(東京都日野市新井、76.8MHz)
京王電鉄高幡不動駅周辺で原則毎週土曜日に放送していたが、現在の放送日は不明。ミニFM局では珍しい緊急地震速報を導入、 日野市内で震度4以上が観測されると自動放送される。

※参考:
夜のロフトスタジオ(日野エフエム放送:東京都日野市 京王電鉄高幡不動駅周辺 76.8MHz、2009年8月13日(木)21:00-23:00)(当ブログ内)

○JOUT-FM(FM百草)(送信所不詳、86.9MHz)
2011年7月17日に電波法違反で逮捕(同19日の警視庁発表による)。
詳細不明。休日祝祭日に音楽のみを放送しているとのこと。
livedoor のねとらじでの放送も行っていることがあるようだ。ねとらじの番組内容説明によると「UTさん」により「週末 FM  86.9MHz  高幡 百草周辺でオンエア中」とのこと。

※参考:
タレント鈴木蘭々さん兄を逮捕 無許可でFM局開設 蘭々さん、ゲストとして登場も(MSN産経ニュース、2011年7月19日)(当ブログ内)
今日もギンギン謎のFM(電波堂本舗)
JOUT-FM(86.9MHz)(パラかめタクシー、○○中!)
○2009年10月12日(月)に立川駅下りホーム上で放送を確認。
 ・ダウンロード 200910121718joutfm.mp3 (20.5K)
  (17:18ごろの10秒間)

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素人の乱FM88.0MHz「ついに石原都知事と橋下市長が立ち上がった!」(ミニFM:東京都杉並区高円寺北3-9-11素人の乱五号店周辺、2012年6月5日(火)22:00ごろ-?)

○「素人の乱FM88.0MHz」ついに石原都知事と橋下市長が立ち上がった!(ミニFM:東京都杉並区高円寺北3-9-11素人の乱5号店周辺、2012年6月5日(火)22:00ごろ-?)

 


 

高円寺北中通商店街の素人の乱5号店で毎週火曜日22:00ごろからミニFMを放送しているらしい。

実際に聴きに行ったことはない。ネットでの生放送もやっているらしい。

ポッドキャストでも配信している。ラジカセで受信したミニFMをテープで録って、それをmp3化しているらしい。そういうの、好きだなぁ。よって、時どきノイズが入ったりする。ラジオならではの味。

素人の乱FM 88.0MHZ

以前はもっとたくさん番組があったような気がするけれど、久しぶりにアクセスしてみたら、番組数がかなり絞り込まれていた。

2012年6月5日(火)の「素人の乱FM88.0MHz」が面白かった。

この回の内容としては、杉並公会堂での「脱原発杉並宣言」の話、「0円ハウス」坂口恭平がいま熊本市に住んでいるという話、原発事故以降九州に避難した人たちが避難先の人たちを巻き込んで面白いことを始めているという話ほか。番組終盤の、橋下徹と石原慎太郎をネタにした投稿もよくできていた。

なかでも面白かったのが柄谷行人の話。柄谷センセイもただの酔っぱらい扱いされてはカタなしですねぇ。でも爆笑でした。

ご一聴を。

素人の乱FM88.0MHz ついに石原都知事と橋下市長が立ち上がった! 2012年06月05日 配信(インターネットラジオ素人の乱のアーカイブ> 素人の乱FM88.0MHz)

そういえば、いとうせいこうも柄谷から気に入られて、酒席で「あいつは全部わかってるんだ」とか言われながらからまれたという話が、奥泉光/いとうせいこう/渡部直己『文芸漫談——笑うブンガク入門』(集英社、2005年)に載ってたなぁ。


 

柄谷行人 私がデモに行くようになってから、色んな質問を受けます。それは、たいがい否定的な質問です。そのひとつは「デモで何が変わるのか? デモで社会は変えられるのか?」というものです。

私はこう答えます。もちろん、デモで社会を変えることはできる。確実にできます。なぜならば、デモをすることで、デモをする社会をつくれるからです。

[……]

デモは、主権者である国民にとっての権利です。デモができないなら、国民は主権者ではない。

反原発デモ(新宿、2011年9月11日)
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日本ラジオ博物館(長野県松本市中央2-4-9)

○日本ラジオ博物館(長野県松本市中央2-4-9)

 

2012年5月3日に、長野県松本市に日本ラジオ博物館が開館した模様。

日本ラジオ博物館 放送の歴史と真空管ラジオ, Japan Radio Museum, history of broadcasting, antique wireless and tube radio(公式サイト)

オーディオ・メーカーのエンジニア、岡部匡伸氏が、天明元年(1781)に建てられた薬種問屋の土蔵を改装し、1000点にものぼるコレクションなかから一部を一般公開している。

公式サイトによると、展示の内容は、

当館では日本製のラジオを中心に約30年にわたり収集してきた資料を、放送の歴史の流れに沿って分類、整理して当サイト上で公開しています。
対象とする期間は放送開始後の1925年から1970年頃までですが、コレクションの中心は1935(昭和10)年から1955(昭和30)年までの20年間です。

とのこと。

新聞でも取り上げられたようだ。

「日本ラジオ博物館」開館 : ニュース : 新おとな総研 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

行ってみたいなぁ。

ラジオずきのかたで、松本市へお立ち寄りの際はぜひ。月曜休館。

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キミは高円寺の「エレックセンター」を知っているか?

○キミは高円寺の「エレックセンター」を知っているか?

※若干の修正(2012年6月23日)

 

キミは高円寺の「エレックセンター」を知っているか?

……かく言うオレも実は数年前まで知らなかったのですが。

今や東京で電子パーツやキットと言えば秋葉原と相場が決まっているワケでございますが、かつては高円寺にも電子パーツとキットの有名店があったようでございます。それが「エレックセンター」。

ラジオ工作系の雑誌に掲載された広告で、往年の「少年技師」たちの間では知られた存在だったようです。

私が「エレックセンター」の存在を初めて知ったのは、すがやみつる『マンガで挑戦 おもしろパーソナル・メディア――すがやみつるの作り方講座』(講談社、1985年)を読んだとき。時はすでに発行から20数年を経た21世紀でありました。現存する記録媒体で最も優れたものは、結局のところ紙とインクなのだと実感。

映画もラジオ、テレビでさえ、書物から何も奪わなかった。書物は何一つ「やすやすと」は失わなかった。

「エレックセンター」は、ご店主が亡くなった1995年を機に閉店したようです。

お店は閉じたものの看板がまだ残っているとのことで、確認しに行ってみました(実は3回目)。

行ってどうなるというワケではありませんが、リアル・スポットに足を運ぶことのかけがえのなさを軽んじてはいけません。

ネットで何でも手に入ると思うなよ!


高円寺に到着。
 

この日は駅周辺で大道芸のイヴェントをやっていました。


高円寺びっくり大道芸2012
 

Cocochi-kit(かな?)
 

SPEC
 

北口左手に北中通商店街
反原発デモのオルグ・素人の乱などがあります。
 

正面には純情通商店街
ねじめ正一の著書でおなじみ。
 

右手のガード沿いに進みます。


 

座・高円寺
 

座・高円寺前では大駱駝艦による前衛舞踏
 

環七で左折、座・高円寺のちょうど裏あたり、歩道橋の陰のビルが目的地。司法書士事務所とスナックに挟まれた店舗が「エレックセンター」だったものと思われる。


 

 

 

色いろなところに色いろな店が偏在している豊かさが失われるのは、じつに惜しいことです。

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ザ・シネマハスラー「テルマエ・ロマエ」、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2012年5月5日(土)21:30-24:30)

○ザ・シネマハスラー「テルマエ・ロマエ」、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2012年5月5日(土)21:30-24:30)

 

今や先月の放送になるけれど、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2012年5月5日(土)21:30-24:30)の「ザ・シネマハスラー」のお題は、武内英樹[監督]『テルマエ・ロマエ』(2012年)

TBS RADIO 5/5 ザ・シネマハスラー「テルマエ・ロマエ」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

この日の宇多丸の映画評は、おそらく今まででいちばん端正だったと思う。

「端正」というのは、クリップボード片手にチェック・リストの項目にひとつひとつ 「√」を入れて行くような、そういう感じ。

つまりは、お題の映画はそういう確認作業の枠をはみ出す魅力を充分に備えていない、理屈でぜんぶ処理できるような作品なのだと思う。

それが理由で、この回は評論としては必ずしも刺激的ではない。だけれど、宇多丸がどういうところに目を配りながら映画を観ているのかが解りやしかったし、自分が映画を観るときの参考にもなった。

「ザ・シネマハスラー」のコーナーは、枠からはみ出した映画がお題に上り、宇多丸がチェック・リストを放り投げるような評論になっているときがヤッパリ面白い。まぁ、「何を観るかはサイの目次第」だからしょうがないのだけれど、

例えば、『その街のこども 劇場版』の回(2011年1月29日とか、ついこのあいだの『この空の花——長岡花火物語』の回(2012年6月9日は面白かった。『その街のこども 劇場版』は実際に観に行ったし、『この空の花』も東京周辺に戻って来たら行こうと思っている。

理論派の批評家が理屈抜きの愉悦に揺さぶられている様子にリスナーは何かを感じ、それが劇場に足を向けさせる。

「だけど、上戸彩はかわいかった」とかバランスを取るようなことを言っていると、また町山智浩に怒られるゾ。

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最近「高橋芳朗 HAPPY SAD」(TBSラジオ)の番組宣伝でかかっている脱力な「スリラー」

○最近「高橋芳朗 HAPPY SAD」(TBSラジオ)の番組宣伝でかかっている脱力な「スリラー」

 

最近「高橋芳朗 HAPPY SAD」(TBSラジオ、日20:00-20:55)スペシャル・ウィークの番組宣伝でかかっている脱力な「スリラー」。これかしらん。


栗コーダーカルテット「スリラー」(2007年)
 

楽器店で配布されているウクレレのフリー・マガジン『Rolling Coconuts』発のアルバム、V.A.『BEST HIT UKE』(2007年)所収。


V.A.『BEST HIT UKE』(2007年)
 
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J-WAVEを聴いていたら「Now transmitting from Tokyo Skytree」(東京スカイツリーより送信中)だってさ。

○J-WAVEを聴いていたら「Now transmitting from Tokyo Skytree.」(東京スカイツリーより送信中)だってさ。

 

夜に歩きながらラジオを聴いていたのだけれど、AMラジオが入りにくいところだったので、普段はあんまり聴かないFMに切り替えてみた。

J-WAVEに合せてしばらく聴いていたら「Now transmitting from Tokyo Skytree.」(東京スカイツリーより送信中)というジングル。

J-WAVEとNHK-FMは、送信設備を東京タワーから移し、2012年4月23日以降は東京スカイツリーから送信しているらしい。知らんかった。出力は7kWとのこと。東京タワー時代は10kWだった。高くなって電波が届きやすくなったぶん減力したのだろう。

81.3 FM J-WAVE : [TOPICS] J-WAVEは東京スカイツリーに送信所を移転しました!

東京スカイツリー TOKYO SKYTREE(公式サイト)

ちなみに、ウチのベランダから東京タワーは見えないけれど、東京スカイツリーは見える。遮るものがないってことは、前よりキレイに受信できているのだろうか? これといって違いは感じないけれどね。


ベランダから見た夜の東京スカイツリー
正直言って、東京タワーのほうがカッコいい。
 
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FMの日(6月13日)

○FMの日(6月13日)

 

6月13日は「FMの日」なのだとか。FMの「F」がアルファベットの6番目、「M」が13番目というのが由来とのこと。

FM(frequency modulation:周波数変調)の発明者はエドウィン・ハワード・アームストロング(Edwin Howard Armstrong, 1890-1954)。彼は、超再生方式、スーパーヘテロダイン方式の発明者でもあり、20世紀で最も偉大なラジオ技術者のひとり。

ちなみに、FMラジオの特許成立は1933年12月26日(アメリカ合衆国特許第1,941,066号)。

RADIO SIGNALING SYSTEM - Google Patent Search

以前、ローレンス・レッシグ『FREE CULTURE』(翔泳社、2004年)で、FMラジオについて、次のような印象深いエピソードを読んだことがある——

アームストロングは、1935年11月5日、エンパイア・ステイト・ビルディング(Empire State Building)で行われていた無線技術者協会の会合でFM放送の実証実験を行い、これまで聴いたこともないクリアーな音声で人びとを驚かせた。

アームストロングはRCA(Radio Corporation of America、AV機器用ケーブルのRCA端子でおなじみですね)からの依頼をきっかけに、このFM技術を発明した。

ただ、RCA社長のデイヴィッド・サーノフ(David Sarnoff, 1891-1971)は、アームストロングがAM放送のノイズ除去フィルターを開発するものと期待していた。意に反して、アームストロングはAM放送に対抗しうる全く新しい放送技術を発明してしまったのだ。即ち、アームストロングは、RCAのライヴァルになってしまった。

RCAは当時のアメリカ合衆国のラジオ業界を牛耳る存在。サーノフ社長は、FM技術を社内に封じ込めた。そして、連邦通信委員会(FCC)長官・AT&Tなども巻き込み、テレビ用の周波数調整の名目でFMラジオの割当周波数帯を変更し、出力も制限した。結果として、FMラジオの普及は遅れた。

テレビにもFM技術が使われているが、RCAはアームストロングにFM技術の特許無効を宣告、特許使用料支払いを拒否。

アームストロングはRCAとの訴訟のあと破産し、1954年1月31日、妻へ宛てた遺書を残して13階の窓から投身自殺した。

以上がローレンス・レッシグ『FREE CULTURE』で紹介されていたFM技術開発の裏話。

サーノフ社長は、アームストロングの訃報にふれて「私がアームストロングを殺したわけではない」(I did not kill Armstrong.)とコメントしたと言われている。

皆さんが日頃聴いているFMラジオの背景にはこのような話があることをぜひご記憶ください。

Edwin Howard Armstrong (1890 - 1954) - Find A Grave Memorial(英語)
※お墓検索サイトのアームストロングのページ。サイバーお墓参りをどうぞ。ヴァーチャル献花もできるようです。


Edwin Howard Armstrong, 1890-1954
 

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ラジオな一曲(43):徳永英明「壊れかけのRadio」(1990年)

○ラジオな一曲(43):徳永英明「壊れかけのRadio」(1990年)

 


徳永英明「壊れかけのRadio」(1990年)
 

徳永英明「壊れかけのRadio」(1990年)の主人公は、現在都会に住んでいて、故郷と思春期を思い返している。

曲は、故郷で過ごした思春期のパートと、都会で暮らす現在のパートから成る。曲の主人公は甘美な想い出に浸り、厳しい現実に引き戻され、その間を何度も行き来する。

「故郷」あるいは「ふるさと」とは、時間と空間の概念が内蔵された言葉である。

「故郷」「ふるさと」は、文字通り、「今いる新しい土地」の対義語であり、時間経過と空間移動を前提とする概念である。

「故郷」を想う人は、自分の生まれ育った土地を離れ、今はその土地にいない人である。人は「故郷を後にする」のではなく、後にした場所が故郷になる。他方、生まれた土地に終生住み続ける人は、自分のいる場所を「故郷」として懐かしんだりはしない。

曲の主人公である「僕」は、思春期のパートには登場するが、現在のパートには登場しない。そこで「僕」の代りに登場するのは「人波」である。曲の主人公は「壊れかけのRadio」に向って、「僕」にではなく、「飾られた行きばのない押し寄せる人波」や「帰れない人波」に「本当の幸せ教えてよ」と懇願する。「本当の幸せ」を見失いかけているのは「僕」であるにもかかわらず。

「人波」という言葉は、都会暮らしの匿名性に埋没した自分を言い表しているのかもしれない。あるいは、「僕」と言わないのは、「行きばのない」「帰れない」自分を認めたくないからかもしれない。

そして、思春期のパートの豊穣さに対して、現在の自分自身についてはほとんど何も語られない。これは、充実していた故郷の暮らしに対して、現在の都会での暮らしの空虚さを示唆しているのかもしれない。この歌の主人公は、都会で生活しながら、もはや故郷の想い出を生き始めている。

作詞作曲は徳永自身である。完全な創作なのか、彼自身がこのような気持ちを実際に味わったことがあるのか、定かではない。

「何も聞こえないんだったら、壊れかけじゃなくて、完全に壊れたラジオじゃないか!」——というのは、すでに風化ネタと化したツッコミである。

言うまでもなく、「壊れかけのRadio」とは、「壊れかけの」思春期の想い出、「壊れかけの」夢、「壊れかけの」「僕」の隠喩である。

まだラジオは完全に壊れていない。そこに、ささやかな希望とギリギリの矜持が聴こえる。


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VixenのラジオCMがちょっといい感じです。

○VixenのラジオCMがちょっといい感じです。

 

このエントリーが公開されているであろう2012年6月6日(水)は金星の日面通過であります。日本国内で見られるのは130年前ぶり、次回は2117年12月11日とのこと。

さて、「ニュース探究ラジオ Dig」(TBSラジオ、月〜金22:00-23:55)の放送時間が短くなったので、24:00から「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-25:00)聴くことが増えた。

4月以降、昼間は暑くても深夜は涼しいことが多いので、時には近所の公園で藤棚のベンチに寝っ転がって聴いたりして。もっとも、春霞で星は見えないことのほうが多いけれど。


4月上旬24:00、公園のベンチからの眺め
桜の花びらが散っております。
 

4月上旬には藤棚から空が見えたけれど……。
 

1か月後の5月上旬にはほとんど空が見えないほどに繁茂。
 でも、街灯に蒼く透ける若葉には趣がある。
 

「夏は夜。月のころはさらなり。」
コンデジにしてはよく撮れたのではないかと思う。
 

さて、本題。

毎週金曜日の「JET STREAM」が終った後で、天体望遠鏡や最近では日食グラスで知られる光学機器メーカーVixen のラジオCMが流れる。これがなかなか良いのです。

1年おきに男性と女性が交互にナレイションを務めているようだ。今流れているCMのナレーターは清水理沙というかた。

ちなみに、このCMが流れているのは TOKYO FM だけらしい。VixenのウェブサイトのCMギャラリーで聴くこともできるけれど、金曜日にラジオで聴くほうが愉しい。

いつでも聴けるものよりも、決まった時間にしか聴けず、たまたまその時間に自分がラジオを聴いていなければ聴けないという偶然な幸運にこそ価値があるのです:

ビクセンCMギャラリー|株式会社ビクセン/Vixen

アクセント http://aksent.co.jp: 清水理沙
もうすぐ春だ~: 清水理沙の「はんなりもよう。」

望遠鏡メーカーのCMをラジオでっていうところがなかなか良い。聴いている人がそれぞれいちばん美しいと思う星空を瞼に浮かべながら聴くことができるからね。

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TBSラジオで人気の女性アナウンサーをひとことで言うと……。

○TBSラジオで人気の女性アナウンサーをひとことで言うと……。

 

TBSラジオで人気の女性アナウンサーをひとことで言うと、

 外山惠理アナは、懐が深い。

 竹内香苗アナは、自然体。

 小林悠アナは、プロレスもできる。

何となくそんな気がいたしました。

以上。

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第38回(平成24年) 放送文化基金賞(ラジオ関連のみ抜粋)

○第38回(平成24年) 放送文化基金賞(ラジオ関連のみ抜粋)

 

放送文化基金賞(財団法人 放送文化基金|表 彰|)

放送文化基金賞

◆目 的◆

放送文化基金賞は、4月1日から翌年の3月31日までに放送された
①「視聴者に感銘を与えた優れた番組」
②「放送文化、放送技術の分野で成果をあげた個人・グループ」を表彰します。

※メモ:財団法人放送文化基金が授与。

ラジオ関連部分のみ抜粋&関連リンク貼付

【番組部門】ラジオ番組

【本賞】遠いふるさと〜フクシマの家族・2011〜(NHK福島放送局)

<概要>
海辺ののどかな町だった福島県大熊町。1971年に原発1号機が運転開始してから町の財政は原発に依存し、雇用も原発頼み、まさに「原発の町」だった。だが3月11日の東日本大震災と巨大津波、そして原発事故と放射能汚染という誰も経験したことのない事態が進行した。唐突に告げられた避難勧告の下、町民は転々と避難生活を余儀なくされた。齊藤智さん一家7人も30km離れた町の体育館に辿り着いた。原発の仕事を請け負う会社を経営していた智さんの収入が止まり、一家の収入のアテが無くなってしまった不安や、障害のある長女のための仮設住宅選び、進学か就職に悩む高校3年生の長男、住まいが定まらず志望校が決められない中学3年生の次男、心に傷を負ってしまった小学2年生の三男など、三世代7人の声を聞く。

<選考理由>
 「流浪」という今まであまり考えられなかった苦難を、一組の家族、三世代7人を追うことで表現した。
 一家に起きる様々な事柄を、各世代の声を通じて語らせ、ことの重大さ、深刻さ、悲劇性をあくまでそのまま聞かせた。

 

【優秀賞】山下達郎のTSUTAYAサンデー・ソングブック(TOKYO FM)

<概要>
 山下達郎がパーソナリティーをつとめるオールディーズ・プログラム。毎週日曜日14時~14時55分に放送。

 東日本大震災から一年の3月11日は、「東日本大震災一周年追悼と復興祈念プログラム」と題して放送。被災したリスナーからのお便りを紹介しながら、山下達郎自身の心の平安に役立っている洋楽曲と自分の曲、この日のために新たにスタジオレコーディングした「希望という名の光」をオンエアー。震災発生時刻の14 時46 分には追悼と復興祈念のメッセージと1 分間の黙祷を捧げた。

<選考理由>
 東日本大震災から1年という日にあえてレギュラー番組として放送。山下達郎の被災地への思いとリスナーとのつながりを感じさせた。20 年近く続く音楽番組のいつも通りの放送の中で、音楽の力によって鎮魂とひとときの癒し、希望を届けた。

 

【ラジオ番組賞】FMシアター 飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生(NHK-FM)

<概要>
 沖縄出身の長距離トラック運転手の比嘉(高橋和也)は、押し寄せる不況の中、過酷な労働状況で働いている。ある日、「LAまで」と、ヒッチハイクする初老の男・松田重一郎(原田芳雄)を乗せることになった。老人は、鞄の中に小さくなった妻・陽子(市原悦子)が入っていると言う。認知症かと疑っていた比嘉だが、やがて老人の妻の姿が見えてくる。

 家族…。失ったり、長く遠く離れて暮らしてみて、そのかけがえのなさに初めて気付くことがある。老人との出会いを通じて、仕事に忙殺されていた自分の人生を見つめ直し、新たに出発していくまでの姿を描く。

<選考理由>
重いテーマを斬新に表現し、大切な人を失うことの意味、そのあとを生きることの現代における可能性を巧みな脚本と出演者の声で表現した。

※2012年7月14日(土曜日)22:00-22:50に再放送予定。

* * *

【番組部門】個別分野

【出演者賞】山下達郎のTSUTAYAサンデー・ソングブック(TOKYO FM)

 東日本大震災から一年という日に、長年続いている番組を通して、自ら選曲した音楽で広くリスナーたちの心を癒し、鎮魂と希望を届けた。

* * *

【特別賞】東日本大震災後に開設された臨時災害放送局(29局)

東日本大震災の被災地で臨時災害放送局を立ち上げ、被災住民の救援や支援活動を続けた。


随時更新。被災地情報の取得等にお役立てください。
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短波ラジオ奏者・直江実樹

○短波ラジオ奏者・直江実樹

 

短波ラジオの音をレコーディングの際に効果音的に使用しているミュージシャンが時どきいる(例えば、稲葉浩志『志庵』(2002年)など)。

ラジオな一曲(15):稲葉浩志「TRASH」(2002年)(当ブログ内)

このような、チョッとしたスパイスとしてラジオの音の面白味を利用するにとどまらず、短波ラジオを楽器として演奏している「短波ラジオ奏者」がいる。直江実樹というミュージシャンだ。使用「楽器」は、SONY CF-5950。カセットデッキが付いているBCLラジオ。

m.n.通信blog(直江実樹公式ブログ)

カッコいいゼ。


浅野廣太郎自主企画ライヴ
原宿JETROBOT、2009年11月11日)
直江実樹(短波ラジオ)・小池実(b)・山崎怠雅(g)
 

ラジオエチオピア・ライヴ
(渋谷・バルキーニョ、2011年4月10日)
中西エチオピア(g)・直江実樹(短波ラジオ)・小澤敏也(per)
 

短波兄弟ライヴ
(仙台・ギャラリーチフリグリ、2011年12月10日)
小池実・直江実樹


月刊 直江実樹 第3話 ある桜に関する短いフィルム  
(2011年)
 
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電波の日(6月1日)

○電波の日(6月1日)

 

6月1日は電波の日。

1950年6月1日の電波三法(電波法・放送法・電波監理委員会設置法)施行に由来し、電波の利用が日本国民一般に開放されたことを記念する日。

1951年に電波監理委員会が6月1日を「電波記念日」とし、同委員会の廃止(1952年8月1日)を経て、1954年に郵政省が「電波の日」を制定。

総務省は、毎年この日に「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、情報通信の発展に貢献した個人及び団体を表彰している。

※関連リンク:

総務省|検索結果(総務省ウェブサイト内での「電波の日」検索結果)

○電波法

○放送法

○電波監理委員会設置法


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