小林信彦「本音を申せば」&町山智浩「言霊USA」、『週刊文春』2012年1月26日号
○小林信彦「本音を申せば」&町山智浩「言霊USA」、『週刊文春』2012年1月26日号
小林信彦「本音を申せば」連載684回「不安な正月と<呪われた映画>」
もうすぐ既刊になる今売りの『週刊文春』2012年1月26日号で、またもや小林信彦御大が伊集院光をほめておりました。
話題になっているのは、正月に放送された総集編。
「カルパッチョと仮出所を聞きまちがえて、牢屋のなかに消えてゆくデブ」が御大のツボにハマったそうだけれど、コラムを読んだだけでは何がハマったのかイマイチ解らなかった(ネタが面白くないとかいうことではない)。
つまるところ、
こういうレベルの笑いは、まず日本にはない。しかし、伊集院光は自分の好きなギャグが大衆に好かれないことを心得ているのが、他の人とちがう。
ということらしいのだけれど。
放送を聴いていない人にとってはなおさらナンダカ解らないんじゃないかなぁ。全国5局のみのネットだから、『週刊文春』の読者の中では聴けない人のほうが多い。
まぁ、パーソナルな愉悦がラジオの醍醐味ではあるけれど。
町山智浩「町山智浩の言霊USA」連載128「Believe」
ここしばらく「言霊USA 町山智浩」に類するキー・ワード検索でウチのブログに来て下さっている人が増えている。
調べたところ、たぶんコレが理由みたい:
おお、今日発売の週刊文春読でくれた! ファンモンよりAAAがいいって書いた問題原稿ですね。 RT @dooken6213: 歌と言えば、今週の言霊USA、まったく同感です。あの手の曲は僕も大嫌いです。うそくさ過ぎです(@TomoMachi、2012年1月19日)
![]()
みんな、キナ臭い話を期待しているのかもしれないけれど、至極真っ当なことが書いてあったよ、ここでは言わないけどね。『文春』で読みましょう。
ところで、最近、誰にでも当てはまるような生っちょろいことを平易な言葉で徒党を組んでユニゾンで歌うような歌多くない?
フォークもロックもパンクもヒップホップも、結局「青春」ネタに落とし込まれて金儲けの道具にされるんだ。
ちなみに、最近おいらがシビれた歌はコレ:
なぎら健壱「フォークシンガー」(1983年)
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