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浜松町グリーンフェスタ 浜祭(文化放送、2011年11月3日(木・祝))で『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)を観てきた。

○「浜松町グリーンフェスタ 浜祭」(文化放送、2011年11月3日(木・祝))で『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)を観てきた。

 

ゆうに1か月以上経っていて今さらめいた感も否めないけれど、「浜松町グリーンフェスタ 浜祭」(文化放送、2011年11月3日(木・祝))に初めて足を運んだ。

浜松町グリーンサウンドフェスタ ー浜祭ー


 

山田洋次監督生活50周年と文化放送60周年のイヴェント、『男はつらいよ』の上映会に参加。シリーズの人気作、第25作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)を、文化放送12階のメディアプラスホールの大スクリーンでたったの1,000円で見れるというので応募してみたら席が取れた次第。

文化放送開局60周年記念 みんなの寅さん

文化放送に到着

JR浜松町駅に到着。駅のホームからすでに文化放送の社屋が見える。


「文化放送メディアプラス」が社屋ビルの名前。
 

文化放送がすぐそこだからって慌ててはいけない。まずはホームを文化放送とは逆方向に進んで、小便小僧に挨拶。


 

服が毎月変るらしい。 この時は「明治時代の出場用帽覆」を着用。要は明治時代の消防服。東京消防庁 芝消防署が火災予防を呼びかけるために着せ替えを行っている。

JR浜松町駅 小便小僧 ギャラリー(社会福祉法人 港区社会福祉協議会ウェブサイト内)
※2001年5月以降の小便小僧の着せ替え写真を見ることが出来ます。

駅を出ると文化放送。


 

壁には「QRソング」

YouTube - 文化放送 / QRソング ))ステレオ((  

東京タワーも見える。


 

噂通り、東日本大震災いらい先端が曲っている。
 

社屋わきにはラジオ・カー。アンテナは最大限に伸ばしているけれど、おそらく中継はしていないと思う。屋根の上に乗せられたスピーカーからオン・エア中の音声を流していた。


 

『寅さん』上映会の列に並ぶ。


 

その後、係の方の誘導で文化放送12階のメディアプラスホールへ。文化放送の局舎へ潜入だ! と言っても、エレベーターで直通。

場内は撮影できないので、例によって絵で再現。暗くなるまえにスケッチ:


実際はもうちょっと広びろしている。
スピーカーはJBLのSRXシリーズの何かでした。
 

SONY C-48 で会場の音声を収録。
 

上映会の前にトーク・ショー。娯楽映画研究家の佐藤利明氏と文化放送・石川真紀アナウンサー「みんなの寅さん」(文化放送、月〜金8:13-8:20)でついさっきラジオで聴いたばかりの声と、ラジオでおなじみの声の方がたが目の前でしゃべっているというのは、ちょっと感動。

上映開始。


山田洋次[監督]『寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)
寅さんが目を醒ましてからオープニングまで
 

例によって夢落ちの劇中劇から始まる。鼠小僧に扮した寅さんが登場。いわば三文芝居風の寸劇なのだけれど、その台詞ですでに目頭を押さえているお客がいた。確かに、チョッと気持ちを動かされる感じなのは私も解った。渥美清おそるべし。

寅さんもリリーさんも、ハッキリ言えばずいぶん浮世離れしたキャラクターで、あのふたりの同棲生活も決して地に足の着いた感じには見えないのだけれど、下町の駅前をあんな派手な服で歩いて浮いていたリリーさんも次第にリアルなキャラクターに感じられ、寅さんに関しては、渥美清が演じているというよりも寅さんという人が実在するとしか思えない存在感。

『寅さん』と言うと人情ものイメージだけれど、エンディングの掛け合いは、ウェルメイドなハリウッド喜劇みたいに粋で洒落ている。

松竹系のシネコンなどで、平日のレイトショーとかで毎日なにか『寅さん』が観られるようにすればいいのにね。大阪の新世界には、毎日『寅さん』を上映している映画館があるらしけれど……。

浜祭

『寅さん』を大きなスクリーンで堪能。私は2回しの1回目で観賞したので、昼過ぎに終了。せっかくなので、公開放送の様子を見に会場へ。


ピカチュウがお出迎え。
 

この入り方、どうでしょう?
 

ポケモンセンターがあるので子ども客も多いのだけれど、中高年率が異常に高い。

会場はもの凄い数の人で、ステージ前には近づけず。しかも、正面の良い場所は整理券が配られていたらしい。


 

したがって、会場をぐるりと囲む2階デッキに上がってみる。

ステージが見えた。でも小っちゃい:


 

左から、光浦靖子大竹まこと水谷加奈アナ・野村邦丸アナ
 

落ちついて見られないので退散。ラジオで放送を聴きつつ周辺の散策に変更。

芝離宮恩賜庭園

すぐ近くの旧芝離宮恩賜庭園へ。入るのは今回が初めて。大人150円。音がビルに反射しているせいか、会場よりも園内のほうが公開放送の音がよく聴こえたりして。


芝離宮から見る文化放送
 

近くに浜離宮もあるのだけれど、広くて時間がかかりそうなので、また今度。

旧芝離宮恩賜庭園 | 庭園へ行こう。

浜離宮恩賜庭園|公園へ行こう!

竹芝桟橋

そして、竹芝桟橋(東京港竹芝埠頭)へ。浜松町に来たときは必ず行っている。すぐ近くに水上バスが停まる日の出桟橋もある。まぁ、休日は閑散としているので特に何があるというワケではないけれど、田舎が海の近くなので、潮の香りがなつかしい。


 

 

敷石に舟へんの漢字いろいろ
 

ボズ・スキャッグスの Silk Degrees 風?
フジテレビとレインボーブリッジが霞んで見える。
 

竹芝桟橋からみた文化放送
わかるかな? クレーンの下のあたり。
 

ここで、上映会で頂いたお土産の中味をチェック:


 

 

タイムテーブル以外は、ラジオ的なものがなくてチョッと残念。

竹芝客船ターミナル

日の出桟橋 / 東京都観光汽船 - TOKYO CRUISE

時間に余裕がなくなり、増上寺会場には行けず。「走れ!歌謡曲」(火〜土3:00-4:00)の公開録音をやっていたらしい。残念。

Google

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