12月から1月に巨大地震が再び東日本を襲う? FM電波で地震を予知する北大の博士の話:「QIC」第789回(ウェブラジオFMC、2011年11月27日放送分)
○12月から1月に巨大地震が再び東日本を襲う? FM電波で地震を予知する北大の博士の話:「QIC」第789回(ウェブラジオFMC、2011年11月27日放送分)
※リンク切れを修正しました(2012年1月1日)
「QIC」第789回(ウェブラジオFMC、2011年11月27日放送分)で、リスナーからの投稿をお題に、FM電波の伝播異常を元にした地震予知が話題に上っていた。ネットの記事を紹介しつつ、その記事を補足・展開させるトーク。
○FMC/QIC
※▼2011年11月27日放送分(第789回)
A枠「文化祭トーク+お便り(談志死す+第2の震災?)」をお聴きください。
配信後3週間聴取可能。
C枠のウェブラジオFMC労組の話も可笑しかったなぁ。上記で聴けない場合はココ:
○ウェブラジオFMCポッドキャスト支店 : "QIC"第789回(2011/11/27放送)A枠/談志死す+第2の震災?
※こちらも一定期間経過後削除されます。
北海道大学理学研究院附属地震火山研究観測センターの森谷武男博士が、210年12月から2012年1月にかけて、宮城県南部沖から茨城県沖の日本海溝南部付近を震央とするマグニチュード9クラスの巨大地震が起こる可能性があると予測しているのだとか。
その予測の理屈は以下の通り——FM放送の電波(VHF電磁波)は、AMや短波と違って通常は遠くまで届かないが、地震が発生する前には本来到達しない地域まで届く現象が起こるとかで、この伝播異常「地震エコー」を観測して地震を予測するとのこと(大気圏内VHF電磁波散乱体探査法による地震予報の研究)。
ネットでチョッと調べたところ、地震の活動によって地表などが正に帯電し、そこを回折点としてFM電波の散乱が起こる……みたいな話らしい。同博士は、この説を紹介する著書『地震予報のできる時代へ——電波地震観測者の挑戦』(青灯社、2009年)も上梓している。
もしFMラジオの遠距離受信が人命を救うのなら、ラジオずきにとっては興味深い話。
※参考リンク
○大気圏内VHF電磁波散乱体探査法(地震エコー観測法)による地震予報の研究(北海道大学地震火山研究観測センターの森谷武男博士のウェブサイト)
○M9(北海道大学地震火山研究観測センターの森谷武男博士のウェブサイトのウェブ魚拓)※これが閉鎖されたページ?○元通信総合研究所 高橋耕三「FM電波の伝播異常に基づく地震予知について」(公益社団法人日本地震学会 - 会員の声)
※森谷博士の著書の書評、森谷説への批判の紹介と検証。○NEWSポストセブン|研究者「12月から1月、第2の東日本大震災が東北を襲う!」
○大震災“的中”の博士「関東近海でM9」と警告!その恐るべき根拠 - 政治・社会 - ZAKZAK

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