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2011年6月

奈美悦子・辻よしなりのちなみに?(TBSラジオ、2011年6月26日(日)21:30-22:00)

○「奈美悦子・辻よしなりのちなみに?」(TBSラジオ、2011年6月26日(日)21:30-22:00)

 

このあいだの日曜日、ラジオを聴きつつ歩いていると、「奈美悦子・辻よしなりのちなみに?」(TBSラジオ、2011年6月26日(日)21:30-22:00)で香ばしいやりとりがあった。

「奈美悦子・辻よしなりのちなみに?」は、毎週ひとつの食材をテーマにして、栄養価などの情報とレシピを紹介するトーク番組。

その日は「豆乳」がテーマ。オープニングでこんな感じのやりとりが:

奈美悦子 今週の食材は豆乳です。

辻よしなり 豆乳——豆の乳ですね。

奈美悦子の前でそういうネタは……。

番組自体は、とてもためになるよ。

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ニュース探究ラジオ Dig(TBSラジオ、2011年6月23日(木)22:00-24:50)

○「ニュース探究ラジオ Dig」(TBSラジオ、2011年6月23日(木)22:00-24:50)

 

この日の「ニュース探究ラジオ Dig」(TBSラジオ、2011年6月23日(木)22:00-24:50)のテーマは「LGBTの現状と課題」。

念のために言うと、LGBTとは、レスビアン(Lesbian)・ゲイ(Gay)・バイセクシュアル(Bisexuality)・トランスジェンダー(Transgender)の頭文字を取った造語で、これらの人びとは総じてセクシャル・マイノリティー(sexual minority)と呼ばれることもある。

LGBTの問題が人権問題だという考え方があまり一般的になっていないという指摘のあと、荻上チキがこう発言した:

ニュースの報道などの反応などをいくつか見てみたりすると、「オレ個人的には別に同性愛者は差別しないが、社会に堂々と出てくるのはやめてくれ」とかですね、これは、僕としては、矛盾に聞こえるんですけども、それ自体は差別だと思わない人がたくさんいたりするわけですね、残念ながら。

普段から自分が心の隅にいつも置いているテーゼに似た話がラジオを通して他人の口から語られるという経験はなかなかエキサイティングだ。

ベルトラン・ドラノエ(Bertrand Delanoë)パリ市長も毎年参加して先頭を歩くゲイ・プライド(Gay Pride)は、LGBTの人権パレードであると同時に、全ての差別に対する闘争(la lutte contra toutes les discriminations)でもある。LGBTに関する運動は、当事者たち個別具体的な生の問題であると当時に、ジェンダー以外にも、民族・ネイション・階級など、あらゆる差別に対する闘争の最前線でもあるのだ。

「オレ個人的には別に同性愛者は差別しないが、社会に堂々と出てくるのはやめてくれ」が差別だと気付かない人は、例えば、

  • 「オレ個人的には別に中国人は差別しないが、社会に堂々と出てくるのはやめてくれ」
  • 「オレ個人的には別に在日は差別しないが、社会に堂々と出てくるのはやめてくれ」
  • 「オレ個人的には別に生活保護受給者は差別しないが、社会に堂々と出てくるのはやめてくれ」

も差別だと気付かないのだろうか。これは、「いてもいいから出てくるな」というゲットー化の思想。

自らを社会の中に可視化させて声を上げることや、黙して語らねども自分の生を生きることは人権の範疇に属する事柄であり、これを抑圧することは紛れもない差別であると知るべし。

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(50)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(50)

2011年5月のつづき:

Radio Mukaiya(ラジオNIKKEI、水22:30〜23:00;USTREAM、水22:00〜23:00)

藤井青銅『ラジオにもほどがある』(小学館文庫、2011年)

「カキューン!!」思春期こじらせバラエティ 青春カタルシス(関西テレビ、2011年5月5月、12日、19日(木)25:00-25:30)

藤城清治/太田光『絵本 マボロシの鳥』(講談社、2011年)

日垣隆センセイ、今度は映画評論家・町山智浩とバトルの巻。

オーディオ機器などのストレートコードをカールコードに加工する方法

「東電に入ろう(倒電に廃炉)」(2011年)

池袋のテアトルダイヤが2011年5月29日(日)で閉館、クロージング特集で27日(金)に『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を上映。

安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2011年5月1日(日)10:00-12:00)を聴いて、「ご褒美ロールケーキ」を食べてみた。

安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2011年5月22日(日)10:00-12:00)を聴いて、牛丼太郎に行ってみた。

川田亜子アナウンサーが亡くなって3年になります。

資生堂、被災地のラジオ局にオリジナルコンテンツを提供(AdverTimes(アドタイ)、2011年5月20日)

TBS竹内香苗アナ、晩酌は紙パックの「鬼ころし」。

祝&残念:「アダチ区民放送局」の北千住ゆうきさんが番組を卒業、山梨でアナウンサーになるそうです。

『日経エンタテインメント!』2011年6月号 特集 やっぱりラジオは面白い!(日経BP)

山田五郎「デイキャッチャーズ・ボイス」追悼・知られざる “文豪” 団鬼六、「荒川強啓デイ・キャッチ!」(TBSラジオ、2011年5月12日(木)15:30-17:50)

土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界(TBSラジオ、2011年5月28日(土)8:30-13:00)

2011年6月:

オリヴァー・ストーン[監督]『トーク・レディオ』Talk Radio(1989年)

ビクター ロボットコンポのCM(1987年?)

町山智浩「町山智浩の言霊USA」第97回「Rapture」、『週刊文春』(2011年6月9日号)

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(10)

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ウンベルト・エーコ「永遠のファシズム」、和田忠彦[訳]『永遠のファシズム』(岩波書店、1998年)

○ウンベルト・エーコ「永遠のファシズム」、和田忠彦[訳]『永遠のファシズム』(岩波書店、1998年)

 

ウンベルト・エーコ『永遠のファシズム』

先日、神保町の小宮山書店の店先に出ている本の背表紙に目を走らせていると、ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)の『永遠のファシズム』(1997; 岩波書店、1998年)が目に留った。

学者が一般向けに書いた本はガッカリなものが多いけれど、この著者でこのタイトルなのでチョッと期待して購入。まぁ、安かったってのもあるんですけどね。原題は Cinque Scritti Morali——イタリア語は解らないけれど、たぶん「モラルに関する5つの論稿」みたいな意味だと思う。こっちのタイトルだったら、たぶん買ってない。

エーコは世間では、記号学者としてよりも、『薔薇の名前』Il Nome della Rosa(1980年)などの小説の著者・作家としての知名度のほうが高いかもしれない。

だけれど、『開かれた作品』Opera Aperta(1967; 新・新装版:青土社、2011年)という本も、スポーツ実況の構造を「偶然と筋」という観点から記号論的に分析している章があって面白いよ。

ウンベルト・エーコのラジオ・ロンドン

さて、『永遠のファシズム』に収められている「永遠のファシズム」という論考にラジオの話が出てきた:

今日イタリアには、レジスタンス神話はコミュニストがつくった嘘だというひとがいます。コミュニストがレジスタンスで主要な役割を果たしたのは自分たちだと言って、レジスタンスを占有物であるかのように利用したのは事実です。けれどわたしは、赤だけでなく色とりどりのネッカチーフを巻いたパルチザンたちのすがたを覚えています。

ラジオにへばりつくようにして、毎晩——窓を閉め切った暗がりのなか、受信機のまわりだけがちいさな光の輪を放っていた——ラジオ・ロンドンがパルチザンに向けて流すメッセージに聞き入っていたものです。メッセージといっても、謎めいた詩のようなもの(「日はまた昇る」とか「バラの花咲くときもある」)も混じってはいましたが、大半は「フランキへのメッセージ」とよばれるものでした。フランキというのは、北イタリア最強の地下組織の指導者で、勇敢な人物として語り草になっているんだ、とだれかがそっと教えてくれました。そのときからフランキはわたしのヒーローになったのです。フランキという人物は(本名をエドガルド・ソーニョといって)王政主義者でしたから、戦後は反共主義者として極右勢力を結集し、反動クーデタに協力した罪で起訴されたりもします。それでもいっこうにかまいません。ソーニョがわたしの少年時代のヒーローであることに変わりありません。解放は、色合いのちがう人びとにとって共通の大事業だったのです。(pp.33-34)

ここに登場する「ラジオ・ロンドン」(Radio London)というのは、1960年代に北海沖から放送していた海賊放送局のことではなく、第二次世界大戦中にイギリスの PWE(Political Warfare Executive:政治戦争本部)が、ナチスおよびファシストの支配下にあったヨーロッパ各地に向けて行っていたプロパガンダ放送。

政治的な意図が濃厚な放送であったとしても、上の引用のように、ラジオの向こうから自由と解放の言葉が夜な夜な耳もとに届くという経験は、きっとエキサイティングなものであったに違いない。

この話は、単にラジオの話だから私の琴線に触れたというだけでなく、戦中の歴史的事実というものは戦後の人びとが安易に裁断できるほど単純なものではないということを確認させてくれる興味深いエピソードでもある。

日本の歴史論争も、歴史認識だ何だと言いながら、実は歴史的事実から浮遊した、今日的な生々しいデオロギー闘争に過ぎないことが多い。それぞれの陣営の人びとが自分の信奉するイデオロギーへの忠誠心を示すために歴史を横領しているだけのように見える。

「永遠のファシズム」とは?

上のラジオの話は、論稿の枕の部分に過ぎないのだけれど、本編も興味深い内容なので、せっかくだから概説しておこうと思う。

エーコは、言説の中に現れる提喩としての「ファシズム」という概念の曖昧さを指摘する:

アメリカのラディカルな人びとが、「ファシストの豚(Fascist pig)」という表現を、喫煙者を容認しない警官を指すときにまで用いるのはなぜでしょうか? どうしてたとえば、「ファランヘ主義者の豚」、「ウスタシーの豚」、「ルイスリングの豚」、「パヴェリックの豚」、「ナチスの豚」とよばないのでしょうか?(p.37)

同時に、エーコは、実在したファシズムそのものも曖昧模糊とした物であったと見立てる:

ムッソリーニにはいかなる哲学もありませんでした。あったのは修辞だけです。(pp.38-39)

このようにヨーロッパを徘徊する「ファジーなファシズム」の亡霊に対して、ファシズムの典型的な14の特徴を具体的に挙げることで「原ファシズム(Ur-Fascismo)」あるいは「永遠のファシズム(Fascismo eterno)」という仮説モデルを提示する。マックス・ヴェーバー風に言えば、「ファシズムの理念型」と言えるかもしれない。

このように精緻な理念型を構築する背後には、次のような目的がある:

原ファシズムは、いまでもわたしたちのまわりに、時にはなにげない装いでいるのです。[……]これ以上ないくらい無邪気な装いで、原ファシズムがよみがえる可能性は、いまでもあるのです。わたしたちの義務は、その正体を暴き、毎日世界のいたるところで新たなかたちをとって現れてくる原ファシズムを、一つひとつ指弾することです。(pp.60-61)

「原ファシズム」の理念型は、PCユーザーっぽく言えば、セキュリティー・ソフトのウィルス定義みたいなものかな。これによって初めて、日常に忍び寄るファシズムを検知することができる。

ちなみに、エーコが挙げたファシズムの典型的特徴のひとつに、こういうのがある(残りの13の特徴はぜひを手に取ってご確認を):

14 <原ファシズムは「新言語」(ニュー・スピーク)を話します。>[……]ナチスやファシズムの学校用教科書は例外なく、貧弱な語彙と平易な構文を基本に据えることで、総合的で批判的な思考の道具を制限しようと目論んだものでした。(p.58)

どっかで聞いたことあるわ、この話。

「円周率=3」はファシズムへの道。

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高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

 

少し前の記事ですが:

高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

 東日本大震災で被災した高萩市は、災害対策用の携帯ラジオを市内の全世帯に無償配布する。十六日開かれた市議会定例会で、ラジオの購入費約七百万円を含む一般会計補正予算案が可決された。

 同市は約一万一千八百世帯。携帯ラジオは既に日本財団や神戸のコミュニティFM局などから約六千三百台の寄付を受けている。市は残りの五千七百台分を購入し、準備が整い次第、津波が心配される沿岸地域の世帯から配布する。

 市では八日に臨時災害FM局を開局。土日祝日を除いて毎日、災害関連の情報を発信している。草間吉夫市長は「安全安心のためタイムリーな情報をラジオで提供していきたい」と話している。(永山陽平)

高萩市は2011年6月8日にたかはぎさいがいエフエムを開局している:

「たかはぎ災害FM」開局 市民に安心安全発信:茨城新聞ニュース

Togetter - 「★高萩市の災害FM開設について思うこと」
※高萩市出身のわりばし(@0ri84)さんがご自身のツイートをまとめたもの。

自治体の支出で各家庭にラジオを配るというアイディアには異論もあるだろうけれど、700万円の支出で、災害FMなどを通じて全家庭にきめ細かいライフ・ライン情報が届くのであれば、他の手段に比べればかなり安上がりかもしれない。

ともあれ、高萩市以外の自治体に住んでいる人は、なるべく自分で買って用意しておきましょう。

災害時に radiko をあてにするのはリスクが高いと私は思う。ラジオ受信機のほうが、スマート・フォンよりも遥かに電池の減りが少ないし、アクセス集中やサーヴァーのダウンの影響も受けない。


随時更新。被災地情報の取得・安否確認等にお役立てください。
 
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町山智浩のアメリカ映画特電 第107回「『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら」(ネットラジオ、2011年6月15日配信)

○「町山智浩のアメリカ映画特電」第107回「『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら」(ネットラジオ、2011年6月15日配信)

※末尾に些細な追記(2001年6月26日)

 

第107回『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら(町山智浩のアメリカ映画特電、ネットラジオ)

「町山智浩のアメリカ映画特電(ネットラジオ)で、田中 誠[監督]『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(2011年)が俎上に。マイケル・リッチー[監督]『がんばれ!ベアーズ』The Bad News Bears(1976年)との比較が奏功して、解りやすい。

もしドラ 映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」公式サイト


映画『もしドラ』(2011年)予告編

映画『もしドラ』は、そもそも脚本に瑕疵があるだけでなく、主演のアイドルを輝かせることにも失敗していて、アイドル映画としての役割も果たせていないとのこと。

ここまで丹念に論じられたら、アンチ町山の人たちもぐうの音も出ないだろうという内容。それに、アイドル映画としても不充分ならば、AKBや前田敦子のファンの人は、町山に対してではなく、むしろ映画に対して憤慨したほうがいいんじゃない?

ただ、映画『もしドラ』評の内容は面白かったのだけれど、ネットラジオとしては、編集で間を詰めたりしたほうがもっと聴きやすくなると思った部分が結構あった(特に後半)。不自然な間は、やっぱり気になる。

動画も発見:


映画評論家町山智浩さん、映画「もしドラ」を鑑賞
新宿バルト9『もしドラ』鑑賞後の映像

そもそも町山が、映画『もしドラ』を観ずに、岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社、2009年)を読まずに批判し、それが発端で観に行くことになったらしい。

Togetter - 「町山智浩さん『ビジネス書のブームほどくだらんものはない』『やたら戦国武将とビジネスを比較する奴らとか、みんなアホ』」

Togetter - 「町山智浩さんの『もしもドラッガーが云々って、半年後には確実にゴミ』騒動に映画もしドラプロデューサーが参加」

町山も真摯さが足りず迂闊だったとは思うけれど、本のほうについては、「自己啓発書やビジネス書は書いて儲けるもので、読んでも儲からない」(TomoMachi, 2011/06/04 03:15:10)というのが町山の主張で、映画に関しては、町山本人は「作品評はしてません。状況を批判したまででした」(TomoMachi, 2011/06/05 02:33:57)と言っているので、『もしドラ』云々の話は提喩だったんじゃないの?

まぁ、かく言うオレも『もしドラ』読んでないんですけど。

どうせみんな、表紙に釣られて買ったでしょ?

オレは、読むとしたら、たぶん『マネジメント』のほうを読むと思う。こういうのは、本チャンのほうを読まないと結局解らないものです。

ただ、『マネジメント』も、書店でよく見かけるのは縮約版のよう。挿絵のない大部の著作を読み通す知的スタミナを欠いた顧客の満足度を考慮した素晴らしいサーヴィスだと思います。

『もしドラ』読んだ人のうちで『マネジメント』読んだ人、何パーセントぐらいいるのかな?

動物化?

※おまけ

日垣隆センセイとは、相変らずのご様子:

Togetter - 「現代版竹取物語!町山「日垣新刊の5刷目、100万円で買うよ」日垣「オッケー送るわ」【現在進行中】(@TomoMachi @hga02104)」

「懸垂100回も150名が3月に実施風景確認」(hga02104, 2011/06/09 19:58:54)とのこと。何なの、その集会?

※2001年6月26日現在、池袋のジュンク堂書店の棚にある日垣 隆『電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。』(講談社、2011年)は1刷でした。

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月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2011年6月20日(月)25:00-27:00)

○月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2011年6月20日(月)25:00-27:00)

 

伊集院の兄、「深夜の馬鹿力」にネタを投稿

この日の月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2011年6月20日(月)25:00-27:00)では、数か月前から番組に相当数のメールが寄せられているという話から、こんな話に展開:

その中に——おそらくもう47ですよ——ウチの兄貴のメールが入ってるんですよ、たまに。たまに入ってて、それも、兄としてじゃないヤツ、いちリスナーとして書いているヤツが入ってて、もう、ノヴェルティ希望のヤツ。

伊集院少年とラジオと兄

これに続く、伊集院のラジオとの出会いと兄との関係の話がおもしろかった:

僕はね、正直言いますけど、もう、全てのことはウチの兄貴のおかげで知りました。ラジオも兄貴のおかげで、兄貴がラジオを聴いているのを、ええと……それこそ最初はさぁ、なんか、おじいちゃんのお古か何かのラジオなわけ。子供みんな寝てる部屋でさぁ、兄貴がさぁ、独りでさぁ、クッククック笑ってるわけよ、何か布団かぶりながら。「うわぁ、気持ち悪りぃ! アレだけど、ついにアレだな!」と思って。

「アレな人だけども」って思ってたら、どうやらなんか兄貴が変な機械からチューブが出てて、それが耳に突っ込んであるから、なんか脳に汁をブチョブチョブチョブチョかけてるヤツだなと思うわけ、こっち知らねぇから、そのラジオっていうモノを知らないからさぁ。そしたら、汁が出るたびに「はっはっはっは」とかなってるわけ。

[……]

兄貴がいない時に、その、「同じ汁入れるんだったら穴のほうがいいだろう」って思って、イヤホンを肛門の中に入れて、「笑うより気持ちいいほうが」と思うんだけど「何も出てこねぇな」と思って。もうその肛門の中から「高嶋ヒゲ武の」って聴こえるだけだから、「大入りダイヤルまだ宵の口」みたいなのが聴こえるだけだから、「中島みゆきのオールナイトニッポン」とかが俺の肛門を通して聴こえるだけだから、ねぇ、全然だなぁと思ってたんだけど。どうやら、それがラジオだってものが判って。

その後、ふたりでラジオを聴くようになる。ラジオにはイヤフォン・ジャックがひとつしかないが、兄はイヤフォンで聴く習慣を堅持したいので、イヤフォンを中途半端に差し込んで、イヤフォンとスピーカー両方から音が聴こえる状態にして、兄がイヤフォン、伊集院がスピーカーという、珍妙なリスニング・スタイル。後に分配器(スプリッター)を買って、ふたりともイヤフォンで聴くようになったそうだが、それはそれで珍妙なことに変わりない。まぁ、少なくとも、仲が悪かったらムリ。

話のなかでひとつ懐かしかったのは、

昔のイヤホンってね、なんか肌色で、あの、コードが編んであるんだよね。編んであって、しかも耳の中に入れるところだけは、あの、透明のゴムみたいのになってて……肛門に入れちゃうでしょそんなの、どうやったって!

そのイヤフォン、耳が遠くなったウチのじいさんがテレビを見る時に使ってたわ。じいさんもオレも肛門には入れてなかったけれど。もちろん、モノラル。最近見かけない。色は違うけれど、雰囲気としてはコレがいちばん近い。クリスタル・イヤフォンをそのままひと回りふた回り小さくしたようなデザインのヤツ。

田中家のBCLブーム

そして、BCLブームが到来。

兄貴がそのあと、「BCLブーム」つって、短波放送みたいな、海外のスゴい短波放送をキャッチして、スカイセンサー何とかって、当時コレもやっぱスゴいもんで、BCLブーム——オレが小学校の低学年ぐらいのときぐらいに知ったのか、ぐらいから始まったのか、ぐらいに爆発したのか判んないけど——まぁ、今じゃ考えられない、いいラジオを買うブームなんですよ。小遣いを貯めていいラジオを買うブームなの。色んな雑誌のいちばんいい広告のところにラジオが、ねぇ、ホントに今見たら「軍か、お前は?」みたいなスッゴい微調整できるダイヤルのラジオみたいのが、もう。

で、スカイセンサー1600って言ったかなぁ、なんかその、ウチの兄貴が欲しかったのは、スカイセンサーのシリーズの何番何番何番ってあって、それのいちばん安いのでいいから自分のラジオが欲しいわけですよ。もはや、兄弟のラジオになっちゃったから、おじいちゃんからもらったラジオが、兄弟のラジオになっちゃってるから。ほいで、その、兄貴がついに小遣い貯めて買うんだよね。

話に出てくる「スカイセンサー1600」は、スカイセンサー(SONY)TRY-X 1600(東芝 RP-1600F)がゴッチャになっているのかもしれない。SONYの高性能ラジオのブランドが「スカイセンサー」シリーズになるのは、スカイセンサー5500(ICF-5500)・スカイセンサー5400(ICF-5400)以降のようだ。ちなみに、SONY にはCF-1600 という機種が存在したが、一般的なラジカセである(私はこの機種のデザインが好き)。

スカイセンサーでGo!

BCL受信機3(受信機博物館)
※TRY-X 1600ほか。

ソニー CF-1600(初期ラジカセの研究室)

田中建少年のラジオ・ライフ

伊集院光こと田中建少年は、ついに自分のラジオをゲット。

で、[兄がスカイセンサーを]買った後に自分のラジオに、そのおじいちゃんのラジオが自分のラジオになるじゃないですか。そいで、その自分のラジで番組聴いてて、で、オレがハマってたのは、「欽ちゃんのドンとやってみよう!」、「欽ドン!」の、ラジオの「欽ドン!」がけっこう好きで、その「欽ドン!」っていうのは、「高嶋ヒゲ武の大入りダイヤルまだ宵の口」っていうワイド番組の中のワン・コーナーとかで入ってる「箱番組」って言う、今で言う優香ちゃんのヤツみたいなヤツで。だから、優香ちゃんがハゲヅラをかぶって「良い子悪い子普通の子」みたいのをやってるって思ってくれればいいんですけど。その、優香ちゃんが、変に斉藤清六に冷たくあたってる、と思ってくれればまぁいいと思うんですけれども、そういう感じなんですよ、当時。で、それを僕聴いてたんだけど。

ラジオの「欽ドン!」の正確なタイトルは「欽ちゃんのドンといってみよう!」(ニッポン放送、1972年10月9日〜1979年4月6日、月〜金21:40ごろから10分間、ほか)。「欽ちゃんのドンとやってみよう!」はテレビ番組(フジテレビ)のほうのタイトル。


「欽ちゃんのドンといってみよう!」(ニッポン放送)
「黄金バットが笑い死に」のネタはなかなか。
今はなき『ロードショー』のCMには今は亡き小森のおばちゃまが出演。

 

それと前後して、伊集院の兄が、その日の「欽ドン賞」だか「ジャンプ賞」だかのネタを放送前に言い当てるという現象が起こり、「何だコレ? ウチの兄貴、アレでああなってるけど……アレなんじゃねぇの!?」と不思議がる田中建少年。

要は、スカイセンサーの威力にモノを言わせて、東京よりも放送時間の早い地方のネット局で聴いていただけなのだけれど、

「スゲェなこの人」と思うワケ。「何なのその予知するヤツ?」と思って、で、こっちは……兄貴はそういうの意外に教えてくんないのよ、兄貴ってのは。でも、なんかやってる作業を見て、「あいつも「欽ドン!」を聴こうと思って部屋に入ったはずなのに、早くからラジオに向ってるのは何だ?」みたいことで。

また、兄貴がいない日とかあるわけ。何かの都合でいない日に、いったんスカイセンサーのイヤホンを肛門にこうやって入れてから、「良し!良し!コレも良し!」と思って、それを抜いてから、こう細かく兄貴の合わせっぱなしのダイヤルとか聴いてみると、「なるほど、あいつの予言は……なんだよお前! たいてい、そうな。たいてい、予言者の類ってそういうのな!」っていうので、兄貴のことが判ったりとか。

「兄貴の踏んだところ」

兄の影響はラジオだけではなかったようで、

兄貴が先にマンガを描き始めたりとか。だって兄貴のエロ本をずっと盗み続けたわけだから、コッチは。だから、そうすると変な話、兄貴の入れた……その後兄貴とは袖を分かつわけですけど、袖が分かれるわけですけど、最初のエロ本は兄貴の好みに染まってますもんね、どうやっても。

ただ、兄貴が、その、オレがあんまり兄貴のエロ本を盗むんで、兄貴が宗旨を変えるっていう。ふふふ。間逆になってくわけですよ。オレの好まない、これは盗まれないっていう統計をたぶん兄貴は出してくるんですよ、静かに。普通だったら怒っていいわけですよ。その、世間で言う兄貴だったらば「お前、何オレのエロ本盗ってんだよ!?」でいいんだけど、ウチの兄貴はスゴい静かな人だから、そこを、静かに努力してく。いろんな、こう、バリエーションのエロ本を買った上で、統計的に「建が——本名の建が——持ってかないヤツはこの系統だな!」みたいなヤツ、ね。「パンストやぶくの持ってくな」と思って、それで、パンストやぶくヤツは持ってかないようにしよう。でいて、「オレはいつか自分で手に入れられるようになったら、パンストやぶき放題でいこう」みたいな。

そういうのも、兄貴の踏んだところを踏んでくるし、その、何だろうね、兄貴がマンガ描き始めればオレもマンガ描きたいと思うしっていうのが、兄貴の部屋で見たマンガに最初は染められて、「コレ違うんじゃないか?」と思ってカウンターが当っていくみたいなことなわけ。その兄貴です。

エロ本を弟に盗られないために自分が宗旨を変えるっていうのも、この兄にしてこの弟という感じ。

しかも、「「パンストやぶくの持ってくな」と[兄が]思って、それで、パンストやぶくヤツは持ってかないようにしよう。でいて、「オレはいつか自分で手に入れられるようになったら、パンストやぶき放題でいこう」みたいな」って、何なの、その心理戦?

伊集院兄の投稿職人スピリッツ

その兄貴だから、いいけど! ふふふ。別に[投稿してくる]権利はあんだけど。なんだろうね、そのさあ、兄貴のネタを見る恥ずかしさって解ります? 兄貴がガチで書いて来るネタを見る恥ずかしさで、兄貴のスピリットとしては「別にお前に「深夜の馬鹿力カード」をくれなんて言わないけど、オレは自分」——。

あの人はね、元もと、その、ラジオ・リスナーとしての面白さもオレに教えてくれてる人だから、変な話、その、もらいたいんじゃないのよ。読まれて——コレたぶん逆に言うと、オレなんかよりずっと、投稿してくれてる人のほうが解ると思うけど、そのスピリッツなんですよ。

例えば、あのカードをYahoo!オークションで買いたいとも思わないし、拾いたいとも思わないし、偽造したいとも思わない。あと、何かコネを使って欲しいとも思わないんだけど、あの、「書いて読まれたい」って意識が強いから、ペン・ネームとか書いてんのね。恥ずかしいだろ? だって、実の兄貴で、しかもオレ、10……20年くらい会ってないんだよ。20年はちょっと大袈裟か? 十何年会ってない。18年……いや20年会ってないわ。20年ぐらい何の音信もしてないのに、ネタを書いて来るっていうこの感じ。

この感じと、それとね、コレ兄貴に言っとくよ、ね。兄貴も色いろ、会ってないから考えること多いと思うけど、あんまり面白くないから採用してないだけだから。別にそれは、全部フラットな。

だって、ダメじゃん! 変な話、兄貴が兄貴って名乗ってないのにだよ、名乗ってないのに「コレ、兄貴だから」って採用したら、コレ、不公平。コネ、コネ入社じゃないですか、コレ完全な。コネ入社じゃないですか。だけど、ウチの兄貴は「ちゃんとノベルティはもらう」っていう、ね。オレはネタだけが書きたいわけじゃなくて、ちゃんとネタを読まれた証も欲しいからって言うんで住所が書いてあるから。実家は判るよオレだって、そりゃぁ! 行ってなくたって、コレ、実家と、あとお前の名前書いてあるし、わかるよ。

ほいで、これはまだいいわな。でいて、今日も正々堂々と——今日も正々堂々と書いてくれよ! 頼むぞ、ねぇ。

兄はそれだけでは飽き足らず、他の番組にも投稿しているらしい:

全然違う番組のスタッフから、「あの、伊集院さんの兄を名乗る人からのメールが来たんです」っていう話、「なりすましのメールが来たんです」って言われて、「どんな?」って聞いてみると、これ本物なんだよ、どう考えても! 判るもん、だって。笑いのセンスとかも、オレ、あんたに影響されてできてるモノだから、最初は、スタートは。だから、あんたの書きそうなこととかもスゴい判るわけ。

「ラジオに先にいたのは誰かって言ったら、ウチの兄貴が絶対先にいた」

それで、その……なんだろうこの感じ、ドキドキする感じ。

でも、何つうのかなあ……元もとラジオに先にいたのは誰かって言ったら、ウチの兄貴が絶対先にいた。今の流れからは、先にいた人だから、何でしょうね、書くなとも思わないし、もっと言えば、オレ、「オールナイトニッポン」にスゴい無名でいきなり起用されたときに、最初に来たハガキの、よく冗談で半分とか90%って言うけど、それまではいかないまでも、5%くらいは兄貴のネタなのよ。まぁ、スゴい勢いで兄貴がネタ書いてくれるから。まぁ、その頃から、そんなに面白くはないんだけど。だけど、まあ、まぁまぁ面白いのとかもあったりとかもして。

オレからしてみたら、兄貴のネタが減っていくの、割合が減っていくことっていうのが、ちょっとずつメジャーになっていくっていうイメージの時もあったから、あの、その時ず〜っと兄貴はラジオが好きでラジオに投稿するってスタンスは、まぁ変わってないんだろうなって思うんだけど。なんだろうね、この、この恥ずかしさ。

この恥ずかしさと、この歳になってくるとイヤではない感じっていうのか、何て言うのかねぇ……あの、よく言う、自分のバイト先にお袋が来るヤツよりはイヤじゃないんだよね。

それは何か、スゴいチャンと……兄貴がオレに教えてくれたラジオ道からも反さず、何かそういう、当然その、そこから流れを汲んでいる僕の思う温度みたいなところから外れずに来るし、みたいな。

ただ、なんだろうねぇ、この感じはねぇ。

ていうことで、兄ちゃんね——ふふふ、私信だったら家でやれよ。あとゴメン、恥ずかしかったのが、「兄ちゃん」なんて呼んだこともないし。あと、「兄貴」っていうのもたぶんあんまり呼んでないから、何か、まぁ、それはまぁ、気恥ずかしいんですけども。

家族と音信不通と言いながら、けっこう頻繁に饒舌に家族の話をする伊集院。この日も兄の話題で約15分。いい話。

馬鹿なラジオのなかに良い短編が埋め込まれていた回でありました。

私も田舎では弟とふたり部屋だったので、「オールナイトニッポン」などラジオは一緒に聴いていた。ただ、マンガの趣味は合わなかったし、弟のエロの志向は未だに知らない。

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小林信彦「本音を申せば」第656回「非常事態 5」『週刊文春』2011年6月30日号

○小林信彦「本音を申せば」第656回「非常事態 5」『週刊文春』2011年6月30日号

 

小林信彦御大が、『週刊文春』のコラムで、 カンニング竹山をチョッとほめていた。

このあいだの聴取率調査週間の「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2011年6月13日(月)22:00-23:50)の福島からの中継の回(「震災から3ヶ月。カンニング竹山が見た福島の現状は?」)。

感情のこもったレポートが御大の心をとらえた模様。

ちなみに、この日の「Dig」の放送後記を見ると、

放送後記6月13日(月)「竹山が見た福島の現状は?」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

RFCラジオ福島のラジオ・カーやスタジオの写真が載っていて、ラジオずきも注目。『放送技術』2011年4月号(兼六館出版)のAMラジオカー特集にはRFCラジオは載っていなかった。

スタジオでひとりぼっちの竹内香苗アナが、どこか寂し気。

「Dig」とは色いろあった小林御大ですが、結局「Dig」を聴いているらしい。ニュースずきでラジオずきなら、結局そうなるでしょう。

小林信彦「本音を申せば」第706回「冷やし中華進化論」、『週刊文春』(2010年6月24号)(当ブログ内)


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伊集院光 日曜日の秘密基地 秘密基地VIPルーム ゲスト:大江健三郎(TBSラジオ、2007年3月2日(日)13:00-17:00)

○「伊集院光 日曜日の秘密基地」秘密基地VIPルーム ゲスト:大江健三郎(TBSラジオ、2007年3月2日(日)13:00-17:00)

 

伊集院光が、月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2011年6月20日(月)25:00-27:00)で、Amazon.co.jp が、Amazon.co.jp は法人か倉庫かという問題で国税とモメた話(2009年)をしていた。

国税がアマゾンに140億円追徴 日本事業は課税対象 - 47NEWS(よんななニュース)

ここで、伊丹十三[監督]『マルサの女』(1987年)のテーマを歌おうとして思い出せず、ラーメン屋のチャルメラを歌っていた。

正しい「マルサの女」はこれ:


本多俊之「マルサの女」(1987年)
カッコいい。
 

伊丹十三といえば、伊集院は伊丹が監督した『スーパーの女』(1996年)『マルタイの女』(1997年)に出演していて、ラジオでも時どき話題に上る。

ここで、数年前、伊集院が日曜の昼にやっていた番組に大江健三郎がゲスト出演したとき『マルタイの女』の話をしていたのを想い出した。


伊丹十三[監督]『マルタイの女』(1997年)予告編
若手刑事役の伊集院も一瞬映るよ。
  

伊丹は『マルタイの女』が公開された1997年に死去。死因は自殺ということになっているが、様ざまな憶測を呼んだ。

幼なじみで、義理の兄弟でもある伊丹と大江が電話で最後に交わした話は、『マルタイの女』の伊集院出演シーンの話だったらしい(多少サーヴィスして喋っている気配もなくはないけれど、嘘ではなさそう)。

それ以外にもエキサイティングな話が展開され、聴き応えのある回。特に、大江が三島由紀夫と自分の作風を比較・分析している部分などは、なるほどと膝を打った:

伊集院光 日曜日の秘密基地VIPルーム ゲスト:大江健三郎 - にこ☆さうんど#

※蛇足

ついでだけれど、大江健三郎はこの度の福島第一原子力発電所の事故についてこう発言している:

原子炉建設を通じて、相も変わらず人命軽視を誇示することで過ちを繰り返すことは、ヒロシマの犠牲者の記憶に対する、考えうる最悪の裏切りである。

Kenzaburo Oe, "History Repeats", The New Yorker, March 28th, 2011

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『TVBros.』2011年6月11日号、特集「そしてまたラジオが歌いだす♪」(東京ニュース通信社)

○『TVBros.』2011年6月11日号、特集「そしてまたラジオが歌いだす♪」(東京ニュース通信社)

 

「通りすがりの者です」さんから頂いたコメントで、『acteur(アクチュール)』2011年7月号No.24(キネマ旬報社)『TVBros.』2011年6月11日号でラジオを特集しているとご紹介頂いた。『acteur(アクチュール)』のほうは、既にレヴューした:

『acteur(アクチュール)』2011年7月号No.24(キネマ旬報社)(当ブログ内)

よって今回は『TVBros.』のほう。


「復活!ラヂオブロス」の文字が!
 

表紙で大フィーチャーされているのは「HERO特集」だけれど、巻頭特集は「そしてまたラジオが歌いだす♪」と題したラジオ特集。タイトルの通り、音楽に軸足を置いた内容。


  

企画・構成は、川野将一・おぐらりゅうじ。川野将一は、かつて『TVBros.』で「ラヂオブロス」を連載していた……らしい。私は、連載中には読んだことがなく、後に単行本で読んだ。

さて、内容は:

そしてまたラジオが歌いだす♪

全国FMケンミンショー(p.4)

全国のFM局に下記の項目をアンケートした記事

  1. 現在プッシュしている、地元のアーティストや曲。
  2. (1)の理由
  3. 震災以降リクエストが増えた曲、またリスナーの反響が大きかった曲。
  4. アンケートに答えてくれたパーソナリティーの名前、担当番組、所見など。

インパクト弱いな〜。

記事のレイアウトがさらに弱さを助長しているような気がする。知名度の低い人たちを小さな写真で紹介するなんて。愛が足りない。「まだみんなが知らない、こんなミュージシャンが地方にいるんだよ」という感じで提示しないと。

いつも突然『○○三昧』が歌い出す(p.5)

NHK-FMで祝日などに放送される「今日は一日○○三昧」を川野将一が解説。過去放送のラインナップ(抜粋)と新企画案付き。

ちなみに、さっき番組サイトを見たら、2011年7月18日(月・祝)は「今日は一日“AOR”三昧」だってサ! 絶対聴くわい。

今日は一日 ○○三昧(ざんまい)(公式サイト)

川野将一「ラジオヘビーリスナーレコメンド 歌が聴こえる音楽ナビ」(pp.4-5)

川野将一が「歌が聴こえるレコメンドな音楽ラジオをざっくり駆け足で紹介」する記事。

REPRESENT AM RADIO 菊地成孔(pp.6-7)

1+1/3ページにわたる、けっこう長めのインタヴュー。

下記の発言が印象に残った:

でも今ってなんでも検索検索で、昔みたいに "なんか分んないけどおもしろい人" っていう立場をキープするのがすごく難しい。だからこそ、その喜びが僕のなかで価値を増しているんですね

「菊地成孔の粋な夜電波」(TBSラジオ、日20:00-20:55)は、いまのところ全部聴いている。ポッドキャストでも配信されている。初回の、歌舞伎町「ホストクラブ・クロスロード」のネタが可笑しかったなぁ。

ちなみに、番組で電子メールと郵便を「e-mailとp-mail」呼び分けているけれど、このあいだたまたま読んだ本に "snail mail" という表現が出ていたよ。

TBS RADIO 954 kHz │ 菊地成孔の粋な夜電波

REPRESENT FM RADIO ふかわりょう a.k.a. ロケットマン(p.7)

2/3ページの分量のインタヴュー。菊地成孔の記事の分量が多い分短め?

「参考にしているラジオ番組は?」の問いに、「ラジオではないですが、『サザエさん』ですかね」と答えていた。その理由がけっこう面白かった。本気かネタかは判らないけれど。

以前「EARLY MORLEY BIRD」(J-WAVE、2003年4月〜2009年12月27日、日5:00-6:00)を聴いていた頃には、「ROCKETMAN SHOW」(J-WAVE、土25:00-29:00)の最後のほうをチョッとだけ聴いていたことがある。ふかわりょうだと気付くまでけっこう時間がかかった。

ふかわりょう、太った? もうちょっとシュッとしてるイメージだったけど。

81.3 FM J-WAVE : ROCKETMAN SHOW

ピーター・バラカンが語るラジオ論 放送って誰のため?(p.8)

「BARAKAN MORNING」(InterFM、月〜金7:00-10:00)で2011年4月1日に起こった放送禁止騒動を受けた、ピーター・バラカン(Peter Barakan)へのインタヴュー。

リスナーのラジオ離れについては、

番組が自分のためにつくられていないってことを、それほど意識はしてないないかもしれないけれど、潜在的に感じてはいると思う。

世界中のラジオでDJが自分で選曲できなくなっている現状については、

でも僕は自分で選曲できない番組はやらないから、今やっている番組までもそういう空気に汚染されるようなことがあれば、僕はラジオを辞めますよ

もちろん、こういう気持ちは内に秘めて、表向きはおちゃらけているというのもカッコいいけれど、真っ当なことを真面目にやっている人の美しさは格別。

210円の大半はこの記事に対して払った感じ。

でもひと言。

★2011年4月1日のこと。ピーター・バラカン氏がDJを務める Inter FM 『BARAKAN MORNING』からは、RCサクセションの『サマータイム・ブルース』が流れていた。

って、4月1日(金)には「サマータイム・ブルース」は流れていない。データが間違っている。かかったのは4月4日(月)8:20ごろ。1日は、「ラヴ・ミー・テンダー」をかけようとしたら局に止められた、というのが正解。

04 » 4月 » 2011 »  BARAKAN MORNING – 76.1 InterFM

騒動摘出 忌野清志郎「反原発ソング」放送禁止騒動でピーター・バラカンに聞く「放送局の役割と風評被害」、『SAPIO』2011年5月4日・11日号(小学館)(当ブログ内)

放送におけるタブーとは ??(p.8)

石橋春海『封印歌謡大全』(三才ブックス、2007年)をベースにしたラジオ番組「Taboo Songs〜封印歌謡大全」(TBSラジオ、2007年7月22日(日)19:00~21:00、2007年12月27日(木)19:00~21:00)の紹介。

TBS RADIO 954kHz |Taboo Songs2 蘇る封印歌謡

大きな声では言えないけれど、この番組は今でもネットで聴けるとか聴けないとか:

封印歌謡大全 - にこ☆さうんど#
TABOO SONGS 2 蘇る封印歌謡 - にこ☆さうんど#

ウィキナオシ! やまだひさし(前編)(p.9)

Wikipediaの記述を本人が添削するというコーナー。ラジオ特集を受けて、やまだひさしが登場。

実は、私はやまだひさしの番組を未だ一度も聴いたことがない。金曜深夜のほう、1回聴いてみようかな。

シナプス TOKYO FM 80.0MHz EVERY Mon.-Thu. 13:00-16:00 やまだひさし
やまだひさしのラジアンリミテッドF

* * *

総じてインタヴューは面白い。特集全体の分量がもうちょっと多いと、もっとうれしいのに。


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「プルトニウムの場合」(2011年)

○「プルトニウムの場合」(2011年)

 

ラジオとは関係ないのだけれど、以前このブログで「東電に入ろう(倒電に廃炉)」(2011年)という曲をご紹介した。高田渡「自衛隊に入ろう」(1969年)YouTube)の替歌。

「東電に入ろう(倒電に廃炉)」(2011年)(当ブログ内)

その歌を歌っている方たちが、新しい曲「プルトニウムの場合」(2011年)を発表されました。新谷のり子「フランシーヌの場合」(1969年)YouTube)の替歌。今回は、前回コーラスだった女性のかたがリード・ヴォーカル。


「プルトニウムの場合」(2011年)
 

ほんとうに「おバカさん」だよ。


佐賀県主催プルサーマル公開討論会
「玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画の安全性について」(唐津ロイヤルホテル、2005年12月25日)

このとき嘲笑していた人たち、今も笑ってるのかな?
 

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第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞受賞作「ラストイニング 全国高校野球県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院」(ニッポン放送)、2011年6月23日(木)19:00から再放送。

○第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞受賞作「ラストイニング 全国高校野球県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院」(ニッポン放送)、2011年6月23日(木)19:00から再放送。

 

2010年12月23日に放送され、第48回ギャラクシー賞でラジオ部門優秀賞を受賞した「ラストイニング 全国高校野球県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院」(ニッポン放送)が、2011年6月23日(木)19:00から再放送されるとのこと。コミックのエピソードの架空実況中継。本放送時未公開の場面を加えた2時間30分の新ヴァージョンでの放送。

プレスリリースから。6月2日の「第48回ギャラクシー賞」でラジオ部門優秀賞を獲得した「ラストイニング 全国高校野球 県予選決勝 聖母学苑対彩珠学 院」を、6/23(木)午後7時から2時間30分に渡り放送する。前回放送時にカットした場面を復活させるなど、新バージョンでの放送となる。(@1242_PR、2011年6月16日

なんだよ、CD付きの単行本買っちゃったよ。もっと早く行ってよ。

※参考:

第48回ギャラクシー賞(ラジオ関連)(当ブログ内)

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『acteur(アクチュール)』2011年7月号No.24(キネマ旬報社)

○『acteur(アクチュール)』2011年7月号No.24(キネマ旬報社)

 


 

「通りすがりの者です」さんから頂いたコメントで、『acteur(アクチュール)』2011年7月号No.24(キネマ旬報社)がラジオを特集しているとご紹介頂いたので、買って読んでみた。この雑誌の存在を初めて認識した。

『acteur(アクチュール)』(キネマ旬報社)

「俳優」を前面にフィーチャーした映画雑誌。タイトルの "acteur" は、「俳優」を意味するフランス語の男性名詞。ただ、"acteur" を「アクチュール」と発音するのにはムリがある。日本人がもっているフランスっぽいイメージに改変してあるのだろう。

acteur pronunciation: How to pronounce acteur in French, Dutch
※フランス人男性による "acteur" の naturel な発音。

雑誌全体としては、線の細い若手俳優のグラビア多数で、美少年ずきな女子や、美少年ずきな男子にウケそう。

この雑誌でラジオ特集というのも唐突な感じがする。ラジオ特集をカンフル剤に使ってる雑誌、最近多くない? と言いつつ買ってしまうのだけれど。

まぁ、特集の内容がよければそれで良いので、さっそく中味を確認。

* * *

特集 ラジオのちから〜見直されだしたラジオの魅力〜

サンドウィッチマン "ラジオ大好き芸人" が初めて体感したたくさんの「力」(pp.22-23)

サンドウィッチマンのインタヴュー記事。東日本大震災以降のラジオ出演などを中心にした内容。

サンドウィッチマンが「オールナイトニッポン」(ニッポン放送、2011年3月19日(金)25:00-27:00)を担当したときに、

放送直前、他局TBSのラジオから、バナナマンが「この後、サンドウィッチマンさんが裏でラジオやるから聴いてください」と呼びかける、異例のメッセージが流れた。(p.22)

とのこと。知らなかった。バナナマンもなかなか漢よのぉ。

SCHOOL NINE WEDNESDAY
YouTube - サンドウィッチマンのオールナイトニッポン
fmいずみ サンドウィッチマンのラジオやらせろ!

JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD

大沢たかお ラジオは感性のメディア 言葉で伝える感覚が鍛えられる(p.24)

「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)に関しては城達也原理主義者の私は、大沢たかおになってからはほとんど聴いていないけれど、機長が大沢たかおだと、「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいませんか〜!?」みたいな時には便利だね。

記事の内容とは関係ないけれど、かつて「JET STREAM」の後に流れていた「Earth Conscious Dream」(TOKYO FM、放送期間不詳、月〜金24:55-25:00)と島根県のCMを唐突に想い出した。

JET STREAM

上地雄輔 みんながふらっと遊びにきてくれるような場所にしたい(p.25)

上地雄輔がNHK-FMで番組を始めたのだそうです。はい。

上地雄輔の ラジ音!|NHK

潜入!! 土曜夜の人気番組「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」を見学(pp.26-27)

しまおまほの動きを中心に「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)の生放送に密着取材した記事。


拡大しても読めません。買って読もう。

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル: シネマハスラー

私の好きなラジオ(pp.28-30)

以下の人たちに、好きな番組・ラジオの魅力・ラジオに期待することをアンケート:

小迎裕美子「ラジオと私と生活と」(p.31)

イラストレーター小迎裕美子が生活の中でどういう感じでラジオを聴いているかを綴ったエッセイ漫画。基本的にはTBSラジオ派とのこと。でも、荒川強啓は聴いてないっぽい。

これを読んでガゼン、「ザ DAVE FROMM SHOW」(InterFM、月〜金15:00-18:00)に興味をもった。「好みでないアーティストやゲストを前にした時の嘘のない態度がものっすごく信用できる男の中の男!」とのこと。機会があったら聴いてみたい。

そういえば、ウチの大学の生協では、作中に出てくる小林克也の「FUNKY FRIDAY」(NACK5、金曜日 9:00~17:55)がよく流れていた。埼玉でもなく、どちらかというとNACK5が入りにくそうな立地なのに。店員に小林克也ずきな人でもいたのかなぁ。

イラスト/コムカイユミコ/com.net

★ひび割れて、鏡餅2011★ : 『アクチュール7月号』キネマ旬報社!!(小迎裕美子ブログ)

小島慶子 フリーアナウンサーではなく"ラジオパーソナリティー"(pp.32-33)

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)パーソナリティー小島慶子アナウンサーへの取材記事。

ブログで言及する時、ついつい「小島アナ」と書いてしまう。「ラジオパーソナリティー」として活動しているのは知っているけれど、「小島アナ」が据わりがいい。「小島ラジオパーソナリティー」と書くと渋谷で婦人警官を車で甘引きした「稲垣メンバー」みたいでヘンだ。

さて、インタヴューの内容は、ワリと既に聞いた話が多い。色いろな雑誌などで取材されまくっているので、仕方ないのだけれど。その記事で初めて小島アナを知る人もいるかもしれないけれど、これから取材する記者は新しい話を引き出す腕や工夫も要ると思う。

巷間言われる最近の「ラジオ・ブーム」の大部分は、実はTBSラジオ・ブームで、その何分の一かは小島慶子ブームなのではないかと思う。

TBS RADIO 小島慶子 キラ☆キラ

藤井青銅「「ラジオのちから」というよりも」(p.34)

ラジオ・ドラマの話を枕に、「ラジオのちから」というけれど実は……という話。オチはオードリー春日俊彰の話。

このコラムの中にアーサー C. クラーク原作のラジオ・ドラマ「2061年宇宙の旅」(ニッポン放送、1994年1月1日(土))が登場。映画化はされていない作品のようだ。脚本は藤井青銅。主演はまだ売れる前の稲垣メンバー。他には、金子信雄・石橋蓮司・上條恒彦・小宮悦子などが出演しているとのこと。♪さあ今、銀河の向こうへ飛んでゆけ〜!


ニッポン放送開局40周年記念番組
スペースオデッセイ「2061年宇宙の旅」
(ニッポン放送、1994年1月1日(土))

 

ラジオ特集の他に、ラジオ・ファンが気になるポイントとしては、

  • 上杉隆「蚊帳の外からこんにちは」
  • しまおまほ「隔月 しまうま通信」

も連載中。

あと、定期購読するとオシャレなオリジナル・トートバッグがもらえるよ。

私にとっては、特集の半分ぐらいが興味のある内容という感じ。まぁ、女子向けだから男子のオレにはそんなところ。よく言えばオーソドックス、悪く言えば「コレだ!」というような軸足がない。雰囲気は『BRUTUS』2009年3月1日号(マガジンハウス)のラジオ特集に似ているけれど、あと一歩な感じが否めない。決して悪くはないけれど、私のようなラジオ馬鹿にしてみれば、もうチョット偏執狂的な味がほしい。バブル・バスの泡だけスッとすくったような感じ。

特集の副題「見直されだしたラジオの魅力」は、語感がもっちゃりしていてイマイチ。それに何よりも、第三者視点の物言いだよね。「オレが見つけたラジオの魅力」の話が聞きたいのだよ、こっちは。

この特集の中では、小迎裕美子「ラジオと私と生活と」がいちばん良かった。

全体的には、通りすがりの者ですさんから同時に教えて頂いた、今売りの『TVBros.』2011年6月11日号(東京ニュース通信社)のラジオ特集のほうが好み。

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東京のミニFM局リスト(暫定版)2011年6月11日改訂

○東京のミニFM局リスト(暫定版)2011年6月11日改訂

 

※最新版はコチラから。

※おちあいFM・WERE-FMに関する記述、日野エフエム放送のリンクを修正。

先日公開した「東京のミニFM局のリスト」を更新してみました。

ミニFM局って何?
ミニFM局とは、免許を必要としない微弱電波による放送を行っているFM局です。コミュニティーFMとは異なります。


総務省ウェブサイトより引用
 

微弱な電波を利用した無線設備(総務省北海道総合通信局)

参考:馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1991年)、DVD&Blu-rayで発売中。(当ブログ内)

ミニFM局以外に、前身がミニFM、あるいは私が勝手に「ミニFM的」だと判断したネットラジオなども含まれています。

情報が少なく、たいして網羅できていません。「他にもこんな局がある」「情報が間違っている」「私がやっています」「ミニFM始めました」などの情報をお待ちしています。頂いた情報に基づき加筆・修正してゆきたいと思います。

* * *

掲載順は放送拠点所在地の全国地方公共団体コードに拠る。同一市区町村内では局名五十音順。


おちあいFM(東京都新宿区西落合1-31-24 西落合児童館2階 落合三世代交流サロン、86.9MHz、土曜日)
「メジラジ」(目白大学放送研究会、隔週土曜日13:00-15:00)・「林芙美子アワー」・「シャンティ・アフタヌーン」WERE-FM、第2土曜日午後)などを放送中。

あさくさFM(浅草花やしき内:東京都台東区浅草2-28-1、83.7MHz)
浅草の遊園地花やしきから放送しているミニFM局。生放送番組「Asakusa Catch UP」(月〜土は1日1回、日曜は1日2回)と、多数の録音番組を放送。生放送パートはUSTREAMでも放送していて、放送ブース内の映像を見ることができる。

コジマラジオ(東京藝術大学アトリエ:東京都台東区上野公園12-8)
局名は、かつて小島アートプラザ(旧台東区立小島小学校内)で活動していたことに由来する。
現在は、東京藝術大学のアトリエに拠点を置いている。毛原大樹を中心とするインカレ・ラジオ制作サークル。定期的に放送を行っているかどうかは不明だが、88.0MHzで放送している模様。

どすこいFM(両国国技館:東京都墨田区横網1-3-28、83.4MHz、初日〜千秋楽15:00-)
両国国技館内で場所中に聴取可能なオリジナル館内放送。ラジオの貸し出しも行っている。
この他に、下記番組音声の再送信も行っている:

  • 「NHK BS 大相撲中継・日本語放送」(76.6MHz、初日〜千秋楽13:00-)
  • 「NHK BS 大相撲中継・英語放送」(78.3MHz、初日〜千秋楽16:00-)

学大FM(東京都目黒区五本木2-15-12 五本木プロジェクトビル 五本木カフェ HANADA ROSSO、87.0MHz、火16:00-17:30)
伊藤清光氏の屋上パフォーマンスの一環として始められたミニFM局。番組のネット配信も行っている。

K-MEG4(東京都目黒区上目黒4-28-3、88.0MHz)
プレス・リリース配信サイト ValuePress! が運営する非営利のミニFM局。ポドキャスティングも行っている。
サイトによると、「ValuePlease!(バリュープリーズ)」(水18:00-)と、「The Day Of The Best」(月18:00-)の2番組を制作・放送している模様。後者はネット配信が更新されていないので、もう放送されていないのかもしれない。

さん茶FM(東京都世田谷区太子堂2-34-5、77.0MHz、第2・第4日曜日)
居酒屋「かめや」を拠点として活動するミニFM局。毎月第2または第4日曜日に生放送を行っているとのこと。放送時間は不明。かつては「しゃれなあど ふれあいひろば」で定期的にイヴェントも行っていた。

○下北FM(SHOT BAR VERTEX(旧BAR Likkle More):東京都世田谷区北沢2−24−5 柏ビルB1、ネットラジオ)
大蔵ともあきが代表・プロデューサー・DJを務める「ストリートラジオ局」。週1回のペースで木曜夜に公開生放送を行っている。女性アイドルのゲスト出演が多い。
元もとは88.8MHzのミニFM局としてスタートした模様。ウェブサイトには「是非FMラジオをご持参でのお越しをお待ちしております!」とあるが、現在もミニFMの放送を行っているかは不明。
USTREAMでのライブ配信も行っている。

ラジオぱお(駒沢大学:東京都世田谷区駒沢1-23-1、88.0MHz、毎月「8」「0」のつく日の12:10-12:50)
駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 金山智子ゼミが運営するミニFM局。駒沢大学内売店・食堂パオわきのテントから放送。

ラジオぱちぱち(東京都杉並区善福寺3-13-10 善福寺北児童館周辺、88.0MHz、毎月第2土曜日10:00-公開生放送・同日夜再放送、ほか)
杉並区立桃井第四小学校および善福寺北児童館エリアのこどもたちが運営しているミニFM局。複数のレギュラー番組がある。

Amlux Campus Channel(東京都豊島区東池袋3-3-5 トヨタオートサロン アムラックス東京 B1サテライトブース、火〜金17:30-18:30)
毎週火曜日から金曜日まで、首都圏17大学の放送関係サークルが日替わりで行っている公開放送。電波は送信していない模様。

○FM千早88(東京都豊島区千早、88.0MHz、土15:00-)
現在放送中かどうかは不明。
日野エフエムが技術的なノウハウを提供して開局したとのこと。

○参考:小学生“女子アナ”活躍 豊島にミニ放送局 『FM千早88』 (東京新聞、2007年2月12日(月))


豊島区千早のミニFM「女子アナ」は小学生「TOKYO MX NEWS」
(TOKYO MXTV、2007年10月15日)

コミュニティラジオ きたくなるまち(東京都北区王子、ネットラジオ、毎月10日・20日・30日配信)
PAL-FM。現在はネットラジオのみの放送。

大東ラジオ・Click Fine T(東京都板橋区高島平2-26-3 高島平団地内さくら通り商店街「コミュニティ・カフェ サンク」)
大東文化大学の「らみらいネット高島平」の一環。学生と地域の住民でラジオ番組を作成。
FMおだわら(神奈川県小田原市、78.7MHz)での「Many Thanks 高島平」(日15:00-15:30;月23:00-24:00(再))の放送が2010年3月で終了し、ネットラジオに移行。

練馬放送(東京都練馬区、ネットラジオ)
生放送番組「ねりなま!」、他録音番組をネット配信。
ラジオネリマ・旧FMえすかれぇしょん(千葉県市川市大洲、埼玉県川口市芝富士、東京都練馬区南田中、東京都上落合などから放送していた)。


WERE-FM(東京都練馬区富士見台周辺、87.5MHz、放送スケジュール不詳)

2001年開局。土日祝日11:00-25:00、音楽中心の放送を行っているとのこと。
USTRAMにもチャンネルを開設
し新番組「シャンティ・アフタヌーン」(第2土曜日午後)などを配信中。「シャンティ・アフタヌーン」はミニFM・USTREAMの他に、おちあいFMでも放送中。
2010年8月1日には、埼玉県川越市の川越百万灯夏まつりにあわせて、ミニFMのイヴェント放送を主催し、連続テレビ小説「つばさ」(NHK総合テレビほか、2009年3月30日~9月26日)の「ラジオぽてと」「甘玉堂」が1日限りの復活を果たしたとのこと。

放送室からの戯言:ラジオぽてと、無事に終了しました☆

足立区民放送(東京都足立区、ネットラジオ、土23:00-24:55
足立FM開局準備会による放送。毎週土曜日「アダチ区民放送局」を公式サイトねとらじなどで生放送。
ニコニコ動画内にコミュニティあり。過去の放送の動画もアップされている:

足立区民放送-ニコニコミュニティ

2009年9月27日まではミニFMでも放送していた。
足立区民さんからの情報によると、「じつはまだミニFMが放送されています。イベント時以外のベリカードの発行を終了したので、いちおうミニFMは放送していないといってる「だけ」だそうです」とのこと。

FM LoveWAVE(東京都葛飾区柴又1丁目、88.2MHz)
柴又駅前からの不定期放送。
放送環境上の理由から、ネットでのストリーミング生放送に移行の予定。

○東京競馬場場内ミニFM(東京都府中市日吉町1-1、東京競馬場
場内で下記番組を放送・再送信中。

  • グリーンチャンネルEAST:87.0MHz
  • ラジオNIKKEI第1放送:87.5MHz
  • ニッポン放送:88.0MHz
  • ラジオ日本:88.5MHz
  • 場内実況:89.5MHz

2000年10月まで「TSS(Turf Sounds Station)」(87.0MHz)、2001年1月から2001年12月まで「Green WAVE」(87.0MHz)で場内限定オリジナル番組の放送を行っていた。

※参考:
東京競馬場の鉄人 [ TOKYO RACE COURSE ] :Anaba
※Green WAVE のスタジオ・ブースの写真あり。

TSS SUPPORT HOME PAGE
グリーンウェーブ(「篠崎菜穂子 応援サイト しのなお.com」内)
場内FMメモリアル(「篠崎菜穂子 応援サイト しのなお.com」内)

FM小金井(東京都小金井市本町6丁目周辺、88.8MHz)
2010年7月20日開局。大光寺邦彦氏が運営し、JR中央線・武蔵小金井駅南口シャトー小金井から放送。USTREAMでも配信中
屋上にダイポール・アンテナを設置しレコーディングにも対応できるDJブースをもち、ミニFMとしてはかなり本格的。

※参考:
FM小金井(東京都小金井市本町6丁目 シャトー小金井周辺:88.8MHz)(当ブログ内)

さくらじょうすいマイクロFM(東京都小平市上水南町、76.8MHz)
各種災害時における地域密着型の防災支援放送を目的とする放送。平時は、木21:00-24:55および金21:00-23:55に、海外のネット・ラジオを再送信している模様。

局名は「さくらじょうすいマイクロFM」だが、最寄り駅は京王線・桜上水ではなく、JR国分寺駅か武蔵小金井駅。小金井市テニスコート、サレジオ小学校・中学校の付近で聴取可能のようだ。サレジオ学院(横浜市都筑区)・サレジオ高専(東京都町田市)ではない。


日野エフエム放送(東京都日野市新井、76.8MHz)

京王電鉄高幡不動駅周辺で原則毎週土曜日に放送中。ミニFM局では珍しい緊急地震速報を導入、 日野市内で震度4以上が観測されると自動放送される。

※参考:
夜のロフトスタジオ(日野エフエム放送:東京都日野市 京王電鉄高幡不動駅周辺 76.8MHz、2009年8月13日(木)21:00-23:00)(当ブログ内)

○JOUT-FM(FM百草)(送信所不詳、86.9MHz)
詳細不明。休日祝祭日に音楽のみを放送しているとのこと。
livedoor のねとらじでの放送も行っていることがあるようだ。ねとらじの番組内容説明によると「UTさん」により「週末 FM  86.9MHz  高幡 百草周辺でオンエア中」とのこと。

※参考:
今日もギンギン謎のFM(電波堂本舗)
JOUT-FM(86.9MHz)(パラかめタクシー、○○中!)
○2009年10月12日(月)に立川駅下りホーム上で放送を確認。
 ・ダウンロード 200910121718joutfm.mp3 (20.5K)
  (17:18ごろの10秒間)


 
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サイマルラジオのiPhoneアプリ「コミュニティFM for iPhone(i-コミュラジ)」、2011年6月いっぱいで無料提供終了。

○サイマルラジオのiPhoneアプリ「コミュニティFM for iPhone(i-コミュラジ)」、2011年6月いっぱいで無料提供終了。

 

東日本大震災を受けて無料提供されていたサイマルラジオのiPhone・iPod touch向けのアプリ「コミュニティFM for iPhone(i-コミュラジ)」が、2011年7月1日から有料販売(350円)に戻る予定とのこと。

興味のあるかた、ダウンロードは今のうち?:

iTunes App Store で見つかる iPhone、iPod touch、iPad 対応 コミュニティFM for iPhone (i-コミュラジ)  コミュニティFM for iPhone (i-コミュラジ) - FLIGHT SYSTEM CONSULTING Inc.

念のために説明しておくと、サイマルラジオとは、Community SimulRadio Alliance加盟コミュニティーFM局の放送をインターネットでストリーミング配信しているサイト。一部の臨時災害放送局も配信されている。5月31日現在、30局を聴取可能。

サイマルラジオ

※参考:

「コミュニティFM for iPhone」の参加が30局に - ニュース:ITpro


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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(49)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(49)

2011年4月のつづき:

安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2011年4月24日(日)10:00-12:00)

現・元TBS954情報キャスターのTwitterアカウント

Twitterで「名古屋のCBCラジオですけど、何か質問ある?」だってさ。

日野エフエム放送(東京都日野市高幡不動周辺、76.8MHz)「がんばれ東北プロジェクト」、4月29日(金)17:00から高幡不動駅南口で路上ライブと募金活動。

地震発生の瞬間のラジオ

radiko.jp 復興支援プロジェクト、被災4県の県域AM・FM7局を2011年4月28日(木)12:00から順次全国配信

2011年5月:

『ラジオ番組表 2011年春号』特集:東日本大震災 そのときラジオはどう動いたか?(三才ブックス、2011年)

唐橋ユミ アナウンサーの実家が造っている日本酒が今、赤坂サカスで買えるらしい。

『放送技術』2011年4月号 特集:AM局のラジオカー(兼六館出版)

秋葉原のラジオ会館が2011年7月末で閉館するそうです。

吉田豪「コラ☆コラ」:水樹奈々、「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2011年5月5日(木)13:00-15:30)

騒動摘出 忌野清志郎「反原発ソング」放送禁止騒動でピーター・バラカンに聞く「放送局の役割と風評被害」、『SAPIO』2011年5月4日・11日号(小学館)

『オードリーのオールナイトニッポン一年史』(大修館書店、2011年)

足立に地域FMを 開局めざして進行中!! 『足立朝日』2011年5月5日号

山賀博之[監督]『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)

ぬくだまりの宿 みちのく亭(NHKラジオ第1、2011年5月11日(水)21:30-21:55)

追悼:「上原美優のALL外為ナビ!」(ラジオNIKKEI第1、月18:00-18:30)

love you & I need you ふくしま/勝手に熊本版(ウェブラジオFMC)が新聞で取り上げられたようです。

ラジオな一曲(33):T-SQUARE「RADIO STAR」(1990年)

ラジオな一曲(34):内田裕也&1815 Rock'n Roll Band「恋の大穴」(1973年)

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(8)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(9)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(10)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(11)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(12)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(13)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(14)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(15)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(16)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(17)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(18)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(19)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(20)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(21)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(22)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(23)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(24)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(25)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(26)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(27)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(28)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(29)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(30)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(31)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(32)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(33)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(33)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(34)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(35)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(36)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(37)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(38)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(39)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(40)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(41)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(42) 

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(43)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(44)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(45)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(46) 

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(47)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(48)


 
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月尾嘉男「日本全国8時です」自治体と被災住民をつなぐツール、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、2011年6月9日(木)6:30-8:30)

○月尾嘉男「日本全国8時です」自治体と被災住民をつなぐツール、「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、2011年6月9日(木)6:30-8:30)

 

今朝の「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、2011年6月9日(木)6:30-8:30)、「日本全国8時です」のコーナーで、東日本大震災を受けて開局されている臨時災害放送局(災害FM)が話題になっていた。

驚くような情報はなかったけれど、災害FMの予備知識として、日本のコミュニティーFM黎明期のについて概説もあり、興味のある話題なのでご紹介。下記サイトからポッドキャストで聴くことができる:

バックナンバー【2011年06月09日(木)】(TBS RADIO 954 kHz │ 森本毅郎・スタンバイ!)

よこてさいがいエフエム(=横手かまくらFM、秋田県横手市:77.4MHz、はなまきさいがいエフエム(=FM One、岩手県花巻市:78.7MHz:災害FMとしては4月3日廃止)、みやこさいがいエフエム(岩手県宮古市:77.4MHz)に言及。横手かまくらFMが、元もとは雪害対策の臨時災害放送局(2011年1月27日〜2月28日)だったというのは初耳。

横手かまくらFM

FM One(エフエムワン)  えふえむ花巻|岩手県花巻市のコミュニティFM

USTREAM: みやこさいがいエフエム [岩手県宮古市]

コーナーの中で、この日の出演者の月尾嘉男がコミュニティーFMの開局を手伝ったことがあると言っていた。

調べてみたら、エフエムもえる(北海道留萌市:76.9MHz)は、月尾が塾長を務めていた「萌州沿岸塾」をきっかけに開局したとのこと。彼は、エフエムもえる「月尾嘉男ホットライン」(エフエムもえる、2005年4月16日〜2007年12月29日、土8:00-8:30)という番組を担当していたこともあるようだ。ポッドキャストでも配信されていて、今でも聴くことができる。スタジオでパーソナリティーを務める青島なつきが電話で東京の月尾とトークする。「ホットライン」って、電話出演ってことなのね:

エフエムもえる(公式サイト)
エフエムもえるで唯一アカデミックな番組!月尾嘉男ホットライン(公式サイト)
「月尾嘉男ホットライン」のポッドキャスト


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第48回ギャラクシー賞(ラジオ関連)

○第48回ギャラクシー賞(ラジオ関連)

 

第48回ギャラクシー賞が発表された。

ギャラクシー賞とは、放送批評懇談会が1963年に創設した、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞。毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間し、応募作品・委員会推薦作品の中から年間賞を選出。テレビ・ラジオ・CM・報道活動の四部門がある。

第48回ギャラクシー賞受賞作品(放送批評懇談会ウェブサイト)

ラジオ部門のみを以下に抜粋。番組サイト等の関連リンクを貼付:

ラジオ部門

●大賞●

HBCラジオ開局60周年記念ドキュメンタリー「インターが聴こえない〜白鳥事件60年目の真実」
(北海道放送 2011年3月27日放送)

●優秀賞●

FMシアター「薔薇のある家」
(日本放送協会 2010年7月31日放送)

ニッポン放送ホリデースペシャル「ラストイニング 全国高校野球 県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院」
(ニッポン放送 2010年12月23日放送)

「ゴールデンアワー第一部 第二部」
(エフエム沖縄 2011年3月28日放送)

●選奨●

「J-WAVE SPECIAL RHAPSODY IN SPACE〜宇宙へ… 魅せられた人たち」
(J-WAVE)

「ニュース探究ラジオDig」
(TBSラジオ&コミュニケーションズ)

「この命救済に捧ぐ〜カネミ油症42年 被害者たち闘いの記録」
(九州朝日放送)

「おじいちゃんの三池炭鉱」
(熊本放送)

●DJパーソナリティ賞●

ピストン西沢
「GROOVE LINE Z」(J-WAVE)パーソナリティとして

前まえから思っていることなのだけれど、受賞作を放送批評懇談会のウェブサイトで聴けるように公開してくれるとうれしいのだけれど。せめてCD化を。

HBCラジオ開局60周年記念ドキュメンタリー「インターが聴こえない〜白鳥事件60年目の真実」(HBCラジオ、2011年3月27日(日)10:45-12:00)の白鳥事件(1952年)は、札幌市警察の白鳥一雄警備課長(当時)射殺事件で日本共産党関係者が逮捕・起訴された事件。冤罪説もささやかれている。松本清張『日本の黒い霧』(文藝春秋、1960年)を参照。HBCラジオのこの作品はどういう切り口になっているのかも気になる。ちなみに、一応言っておくと、番組タイトルにある「インター」ってのは革命歌・労働歌の「インターナショナル」L'internationale のことだよ。


ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
「インターナショナル」

 

FMシアター「薔薇のある家」(NHK-FM、2010年7月31日(土)22:00-22:50は、大きな声では言えないけれど、ネットを探せば聴けるとか、聴けないとか。

ニッポン放送ホリデースペシャル「ラストイニング 全国高校野球 県予選決勝 聖母学苑対彩珠学院(ニッポン放送 2010年12月23日(木)13:00-15:30)は、『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の漫画の高校野球の試合を架空実況中継したものらしい。単行本29巻特別版には、この放送のCDが付いているとか。実況はニッポン放送の煙山光紀アナウンサー、解説はアンジャッシュ渡部建

「ゴールデンアワー第一部 第二部」(エフエム沖縄、月〜金14:00-15:50)は、「ラジオ局の中のラジオ局」という体の番組で、番組メール会員を「リスナー社員」と呼び、社歌もあるらしい。ポッドキャストでも配信されている。

そして、ピストン西沢。ついに受賞かぁ。

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コミュニティ放送の日(6月6日)

○コミュニティ放送の日(6月6日)

 

本日6月6日は「コミュニティ放送の日」。

日本コミュニティ放送協会(JCBA)が、2006年5月に、6月6日をコミュニティ放送の日と制定。この日は、JCBAが中間法人として設立登記された日に該る。

2011年6月2日現在、全国に248のコミュニティー放送局が存在する。

 JCBAの下部組織として東北コミュニティ放送協議会があり、JCBA以外のコミュニティ放送局の業界団体には、サイマルラジオのCSRA、青函コミュニティFMネットワーク協議会、おおすみ半島コミュニティ放送ネットワークなどがある。

言うまでもなく、東北地方太平洋沖地震に起因する東日本大震災(2011年3月11日)によって、コミュニティー放送局の役割は再評価されている。例えば、仙台市のRADIO3によるライフ・ライン情報の収集・提供は、東京からtwitterのタイム・ライン経由で見ていても目覚ましかった。

それ以前には、NHK連続テレビ小説「つばさ」(NHK総合テレビ、2009年3月30日〜9月26日、月〜金8:15-8:30; 12:45-13:00、ほか)で若干注目されることもあった。

しかし、やはり今回以前に最もコミュニティー放送局が注目されたのは阪神・淡路大震災(1995年1月17日)だろう。

とはいえ、阪神・淡路大震災から現在までの16年間に20局弱のコミュニティ放送局が廃局している。この両震災間には、コミュニティ放送ばかりでなく、2010年9月30日には県域局以上の出力もつ国際放送局・RADIO-i(愛知県周辺、79.5MHz)も閉局の憂き目に遭った。

名古屋のラジオ局を片っ端から見てきた(6+):RADIO-i(当ブログ内)
※RADIO-i閉局について。

経営苦しく正念場のコミュニティFM、災害放送で差別化や新たな収益源模索も/神奈川(神奈川新聞、2010年5月11日)(当ブログ内)

1990年初頭のバブル崩壊以降不景気はますます深化し、2001年以降日本も新自由主義へと大きく舵を切ることで経済構造が不可逆的に大転換したことの影響も大きいだろう。現在も、日本経済はその延長線上にあると考えてよい。

おそらく、この度の東日本大震災をきっかけに、新たに開局するコミュニティー放送局が増えると予想される。今回、確かに、災害時におけるコミュニティ放送の重要性は実証された。しかし、前途は多難と言わざるを得ない。16年後のコミュニティー放送に光あれ!

少なくとも、私は応援している。

※関連リンク

コミュニティFM放送の活動継続に向けて - 記者の眼:ITpro

赤い羽根・支援金、支援対象例に「コミュニティFM、インターネット」などの活動も - ニュース:ITpro

「資生堂、被災地のラジオ局にオリジナルコンテンツを提供」(AdverTimes(アドタイ)、2011年5月20日)(当ブログ内)

【明日開催】記者会見のご案内 宮城県内600カ所の避難所を独自調査 震災後1ヶ月 避難所生活の問題点 | 日本財団

コーエーテクモグループが被災地の「コミュニティFM放送」支援へ赤い羽根・支援金、2年で1億円:ITpro


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ラジオの街で逢いましょう+1 モーリー・ロバートソン×遠藤ミチロウ(ラジオデイズ:ネットラジオ、2011年5月30日)

○「ラジオの街で逢いましょう+1」モーリー・ロバートソン×遠藤ミチロウ(ラジオデイズ:ネットラジオ、2011年5月30日)

 

モーリー・ロバートソン遠藤ミチロウがネットラジオで原発について語っていた。

モーリー・ロバートソンが司会で、ゲストが遠藤ミチロウ、アシスタントは浜菜みやこ。期間限定の公開のようで、あいにく6月5日まで……って、今日までだ。後日有料配信されるとのこと。今のうちにどうぞ

※下の動画は全編公開が終了し、6月6日現在はダイジェスト版に差し替えられています。


「ラジオの街で逢いましょう +1」
(ラジオデイズ:ネットラジオ、2011年5月30日)
 

ラジオデイズ : シリーズ一覧 | 「ラジオの街で逢いましょう」 プラス1
※有料配信サイト

面白い話がいくつかあった。

原発の所在地である自治体とその隣の自治体との間には一瞥しただけで厳然とした経済格差があるそうで、原発のある町には誰も使わないナイター設備つきの野球場ができているのに対して、原発のない隣の町ではボウリングが廃墟になっていたりするのだとか。しかし、事故が起きれば、被害はどちらの町も甚大というのは全く笑えない話だった。

昨今、ネット上でモーリーは原発推進派と呼ばれているようだ。原発関係の仕事を結構やってきたらしい:

原発推進派モーリー・ロバートソン氏   直近の原発関係の仕事 - Radio blog

上の動画には、モーリーが原発関係の仕事を受けてきた理由や自分の立場を明らかにしようとしている場面もある。彼の立場やいかに。聴いてのお愉しみ。原発の仕事をした=推進派、という単純な話でもなさそうだ。

いずれにせよ、ペテンにかけられて原発を受け入れてしまった人たちが原発について無知のままで情緒に流されてしまっては、疑似科学的な言葉を弄する扇動的な反対派活動家によって次のペテンにかけられることになりかねないというモーリーの話は、原発反対派の私が聴いても一定の説得力があるとは思う。

上掲の原発関係の仕事リストに出ているイヴェントについてもいくつか、モーリー自身が放送内で言及しており、中でも中学生を原発賛成・反対に分けてディベートさせたという話が興味深い。

上の動画内で披露されている遠藤ミチロウ「原発ブルース」(2011年)は、原発を批判する自分自身を原発に喩えている点にユーモアがあり、なおかつ諷刺が利いている。カッコいい。上の動画の19:00ごろから。もう一曲の「早すぎた父親」(2005年)も凄味がある。

この曲は、遠藤ミチロウらが進めているプロジェクトFUKUSHIMA!のウェブサイトで有料配信されている。500円以上の金額を購入者が自分で設定する投げ銭形式のダウンロード販売。面白いシステム。プロジェクトFUKUSHIMA!の支援金に充てられるとのこと。

「オレのまわりは/原発ブルース」遠藤ミチロウ : プロジェクトFUKUSHIMA!

東日本大震災:芸術の祭典「FUKUSHIMA!」 集い、歌い、未来考える /福島 - 毎日jp(毎日新聞)


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NHK、NHKラジオのインターネット同時配信を開始、9月1日から(asahi.com、2011年6月3日)

○「NHK、NHKラジオのインターネット同時配信を開始、9月1日から」(asahi.com、2011年6月3日)

 

NHKが2011年9月1日からラジオのIPサイマル放送を開始するらしい。

9月1日にパソコン向け、10月1日にスマートフォン向け配信を順次開始予定。

NHK、NHKラジオのインターネット同時配信を開始、9月1日から(asahi.com、2011年6月3日)

 日本放送協会(NHK)は、パソコン向けに、NHKラジオのインターネット同時配信(IPサイマルラジオ)を9月1日から開始する。10月1日からは、利用者が拡大しているスマートフォン向けにも配信する。

 9月1日のサービス開始時は、番組情報はなし。10月1日のサービス拡充後は、番組表や番組のウェブサイトのURLなども表示し、番組情報など付加情報 も提供する。なお、通常のラジオ放送に比べ、若干遅れが生じるため、時報と緊急地震速報はカットする。また、政見・経歴放送と、権利処理できなかったコンテンツが含まれる番組は配信しない。

 配信するラジオ局は、ラジオ第1放送(関東広域・モノラル)、ラジオ第2放送(全国・モノラル)、FM放送(東京都域・ステレオ)で、配信エリアは国内限定。専用Webサイトに設置した各波ごとの聴取プレーヤーで再生する。

 今回のIPサイマルラジオの提供は、ラジオの難視聴対策が目的で、2年間の試行提供となる。NHKラジオのキャラクター「らじる」と連動したキャンペーンや、NHKと民放連の共同ラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです」を通じてPRしていく予定。

 IPサイマルラジオは、インターネットを利用し、地上波のラジオ放送と同じ内容をサイマル配信するサービス。PC・スマートフォン向けには、2010年3月から、関東・関西地区の民放ラジオ局が参加した「radiko」が試験放送を開始。12月1日から本放送を開始し、聴取可能エリア・参加ラジオ局が拡大している。

NHK INFORMATION「NHKトップトーク(会長  2011/6/2)」
会長記者会見要旨。「ラジオのインターネット配信・IPサイマルラジオについて 」の項目あり。

(報道資料)NHKラジオのインターネット配信開始日決定(NHK、平成23年6月2日)(PDFファイル)

NHK、ラジオネット配信を9月1日スタート - ITmedia ニュース

ITmedia ニュースの記事によると「難聴取対策として2年間の試行サービスとして実施する」とのこと。

日本全国で聴けるものの、ラジオ第1は関東広域向け番組を、FMは東京都域向け番組を全国に配信するようだ。

ということは、例えば、「FMトワイライト」(NHK-FM:東海・北陸向け、月〜金18:00-18:50)「夕べのひととき」(NHK-FM:九州・沖縄向け)などの番組を、地元の人たちはネット配信では聴くことができないということか。

また、radiko.jpと異なり、AMは地上派と同じモノラルで配信らしい。

そもそも、radiko.jp に参加してくれたほうが、リスナーにとっては便利なのですが……。

きっと誰かがNHKと民法をシームレスに全部聴けるプレイヤーやアプリを開発するに違いない。ラジオ受信機ってのは、そうあるべきだよ。

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安盛の暁でーびる(ラジオ沖縄、月~金5:10-6:55、土5:00-6:45)

○「安盛の暁でーびる」(ラジオ沖縄、月~金5:10-6:55、土5:00-6:45)

 

前まえから気になっていた「安盛の暁でーびる」(ラジオ沖縄、月~金5:10-6:55、土5:00-6:45)鍵穴経由でようやく聴くことができた。

カルチャー・ショック! その勢いで思わず書いとーびん。

「暁でーびる」は、琉球民謡リクエスト番組で、ウチナーグチによるトークも人気のようだ。

ラジオ沖縄開局50周年記念に出版された、ラジオ沖縄[編]『ラララ、ラジオ沖縄——♪ローカルに徹せよ』(ボーダーインク、2010年)による番組の説明は以下の通り:

「盛芸能」の吉田安盛・盛和子夫妻が担当する民謡リクエスト番組。1986年番組スタート。おしどり夫婦のうちなーぐちによる掛け合いが人気のラジオ沖縄の看板番組。吉田安盛さんは2009年12月にご病気で惜しくもお亡くなりになりましたが、その後、息子の安敬さんが後を継ぎ、現在は盛和子・吉田安敬の親子コンビで放送中。

吉田安盛の死去以降も、番組名に「安盛」の名を冠している。

吉田安盛さんが死去 ラジオ「暁でーびる」パーソナリティー -  琉球新報

「暁でーびる」という番組タイトルは、「朝ですよ」「夜明けですよ」を意味するウチナーグチ。「あかちちでーびる」と読む。

もともと吉田安盛のワンマン・ジョッキーによる1時間番組だったが、リスナーの人気を博し約2時間のワイド番組化。このとき盛和子が参加。番組には技術スタッフがいないのだとか(『ラララ、ラジオ沖縄』p.83)。

全編ウチナーグチによる放送で、最初は、聴いていてもほとんど解らない。しかし、聴いていると少しづつ理解できる部分が出てくるから不思議。例えば、「箸」は「うめーし」、「孫」は「うまがんちゃー」などなど、語彙の対照が文脈からぼんやり判ってきたりして。

もうひとつの驚くべき点はスポンサーの数。

以前にこのブログでオールナイトニッポンのスポンサーが異常に減っていることを話題にした:

オールナイトニッポンのスポンサーが異常に減っているのに気付いた。(当ブログ内)

「安盛の暁でーびる」は早朝の番組にも関わらず、私が聴いたときには17社のスポンサーが付いていた:

読み上げるのに1分ほどかかっていた。しかも、すべて地域密着。ビジネスとしてのラジオにとって、ヒントがありそうな感じがする。

番組の雰囲気はこんな感じ。吉田安盛時代の音源:


「安盛の暁でーびる」(ラジオ沖縄、2009年8月19日(水))
オープニング・エンディングの音源
 

当然、東京に住んでいる私がこの番組に心奪われるのは、単なる楽園幻想で、中心による周辺の恣意的な文化的搾取にすぎないのかもしれない。

でも、一度聴いてみる価値はある。おススメ。


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町山智浩「町山智浩の言霊USA」第97回「Rapture」、『週刊文春』(2011年6月9日号)

○町山智浩「町山智浩の言霊USA」第97回「Rapture」、『週刊文春』(2011年6月9日号)

 

映画評論家・町山智浩『週刊文春』に連載中の「町山智浩の言霊USA」。アメリカで話題の言葉を毎回ひとつ挙げて解説している。今回は、ラジオにも関係ある話。

今回のお題は「Rapture」というキリスト教用語。日本語では「携挙」と訳すそうで、審判の日に善き魂のキリスト者は天上に携え挙げられ、再臨するイエスと邂逅し、神の国に入るという終末論。福音派(Evangelical)のあいだで広まっているとか。

ちなみに、根拠になっている聖書の記述は下記の通り:

すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

記事によると、アメリカでこの「Rapture」に関する看板がいたる所で見られ、具体的に2011年5月21日という日付を挙げて、審判の日が訪れると喧伝していたのだとか。


「Rapture」に関する看板
画像は Live News Cetral より
 

……今日は6月3日です。

さかんにこの話を広めていたのは Family Radio というキリスト教ラジオ局とのこと。クリア・チャンネル系:

Family Radio Worldwide(公式サイト・トップページ:英語)


Family Radio 公式サイト英語版ページ
画像はWikipediaより

Family Radio——聞いたことのある名前だと思ったら、ロシヤから短波放送(7245kHz)で19:00-20:00に日本語放送も行っている。

Family Radio Japanese - 日本(公式サイト:日本語)

日本語サイトもまだ「Raputure」仕様のまま。「審判の日」、「その日その時は誰も知らない」、「もう一つの確実な証拠」といったmp3ファイルや、関連文献・資料のpdfファイルが公開されている。

「Rapture(携挙)」については、クリスチャンのあいだでも賛否が分かれているようだ。

Bible Basic Digression 14 - "The Rapture"(日本語)
Bible Basics Online 内の日本語ページ。「Rapture(携挙)」に対する異論の例。「間違った解釈14:空中で主に出会う'携擧'」。

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ビクター ロボットコンポのCM(1987年?)

○ビクター ロボットコンポのCM(1987年?)

 

この間このブログで、山賀博之[監督]『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)をDVDで観たという話をした:

山賀博之[監督]『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)(当ブログ内)

観るまでずっと、主題歌は、135「我愛你」(1987年)だと思い込んでいたのだけれど、記憶違いと判明。

おそらく、このCMと混同していたようだ:


ビクター ロボットコンポCM(1987年?)

VICTOR ROBOT COMPO CM:徒然なる酔っ払いの戯言
※このCMについて非常に詳しく説明なさっています。

バンド・デシネ(bande dessinée)的な絵の密度と豊穣さに、当時子供だった私は陶然とした。このアニメはりんたろうによるものらしい。

80年代は過剰な時代だった。「ピタリ、直感リモコン。」と言いながら、コンポ自体が大仰すぎて、とても直感で操作できる気がしない。

こんなのもあった。こっちは庵野秀明が関わっているらしい:


ビクター ハイパーロボットコンポCM(1986年?)
 

いまや、コンポよりも、携帯プレイヤーの時代。オーディオ機器はPCとiPhoneだけという人も多いんだろうなぁ。

なんだか、久びさに再生ボタンを「ガチャ」っと押してみたくなった。

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オリヴァー・ストーン[監督]『トーク・レディオ』Talk Radio(1989年)

○オリヴァー・ストーン[監督]『トーク・レディオ』Talk Radio(1989年)

 


 

月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2011年5月29日(月)25:00-27:00)で、伊集院が好きな映画として、オリヴァー・ストーン[監督]『トーク・レディオ』Talk Radio(1989年)に言及していた。

テキサス州ダラス(Dallas, Texas)の架空のラジオ局 KGAB の人気DJ、バリー・シャンプレイン(Barry Champlain)が主人公。

監督のオリヴァー・ストーン(Oliver Stone)は、『プラトーン』Platoon(1986年)『ウォール街』Wall Street(1987年)『JFK』JFK(1991年)『ブッシュ』W.(2009年)『ウォール・ストリート』Wall Street: Money Never Sleeps(2010年)などで知られている。言わずもがな。

主演はエリック・ボゴシアン(Eric Bogosian)。見憶えのある顔だと思ったら、スティーヴン・セガール主演の『暴走特急』Under Siege 2: Dark Territory(1995年)に出ていた人。衛星兵器をハッキングで乗っ取るイカれた科学者役。

一般に、ラジオをテーマにした映画やドラマといえば、ノスタルジックだったり、ハート・ウォーミングだったり、切なかったりするものが多いけれど、『トーク・レディオ』はまったくの対極。

バリーは、リスナーを挑発する発言で人気のユダヤ系のDJ。例えば、電話をかけてきたリスナーからホモ呼ばわりされると、"Your brother [...] is a pimp, and your wife is a fucker, isn't she?"(あんたの弟はポン引きで、カミさんは売女なんだろ?)などと応酬する。

リベラルなユダヤ系であることから、ジ・オーダー(The Order)を名乗るネオ・ナチ集団から脅迫状とネズミの死骸を送りつけられたりもする。

悪意が悪意を呼び寄せ、彼の番組は、人びとの心の闇と孤独の吹き溜まりになっている。

「それにしても、よくもこれだけ罵詈雑言を」と思っていたら、ブライアン・デ・パルマ(Brian De Palma)[監督]『スカーフェイス』Scarface(1983年)の脚本もオリヴァー・ストーンだった。スタジオのシーンではシビレる台詞の連続。

主演のエリック・ボゴシアンはオリヴァー・ストーンとともに脚本にも名を連ねている。実は、この映画は、元もとはボゴシアンによる戯曲で、オフ・ブロードウェイで1987年に初演、ピュリッツァー賞(Pulitzer Prizes)にもノミネートされた2007年にはブロードウェイで再演された。戯曲での舞台は、オハイオ州クリーヴランド(Cleveland, Ohio)に設定されている。

Talk Radio On Broadway(戯曲版公式サイト、英語)

The Pulitzer Prizes | Drama(ピュリッツァー賞公式サイト、英語)

話のほとんどはラジオ局のスタジオで展開する半密室劇。にもかかわらず、トークの上手さとカメラ・ワークの工夫で飽きさせない。三谷幸喜[監督]『ラヂオの時間』(1993年)のようなもったいぶったテンポのダレはない。

過激だが人気のあるバリーの番組に全国ネット(national syndication)の話が舞い込む。ビッグ・ビジネスを前に過激な内容を抑えるよう釘を刺すラジオ局と、今まで通りのスタイルで通そうとするバリー。

しかし、スタジオの外で自分に対する敵意を目の当たりにし、人間関係の破綻を経験し、スタジオに招き入れたリスナーとのトラブルを経て、限界まで追いつめられる。

これまでリスナーに丁々発止で言葉を投げ返していたバリーは、こう語りかける:


 

Yes, the world is a terrible place!  [...] Everything's screwed up and you like it that way, don't you?  You're fascinated by the gory details.  You're mesmerized by your own fear!  [...] You're happiest when others are in pain.  And that's where I come in, isn't it?  I'm here to lead you by the hand through the dark forest of your own hatred and anger and humiliation.  I'm providing a public service!
(そうさ、世界ってのは酷い所だ![……]何もかもメチャクチャで、お前らはそいうのが好きなんだろ? 血腥い話のひとつひとつにうっとりし、自分自身の恐怖にクラクラする。[……]他人の不幸は蜜の味。そこでオレのお通りだ。そうだろ? オレはお前らの手を取って、憎しみと怒りと屈辱の鬱蒼とした森の中を案内するのさ。オレの仕事は公共サーヴィスなのさ。)

Marvelous technology is at our disposal.  Instead of reaching up for new heights, we're gonna see how far down we can go, how deep into the muck we can immerse ourselves!
(オレたちは素晴らしい技術を手に入れた。新しい高みを探求する代りに、どれだけ地に堕ちることができるのか、どれだけ深く糞に埋もれることができるのかを、オレたちは身を以って確かめようとしている。)

そして、ついにバリーは本音を語り始める。

I come up here every night and make my case.  I make my point...I say what I believe in.  I have to, I have no choice.  You frighten me!  I come up here every night and I tear into you, I abuse you, I insult you...and you just keep calling.  Why do you keep coming back?  What's wrong with you?  I don't want to hear any more.  I've had enough.  Stop talking.  Don't call anymore!  Go away!
(オレは毎晩現れて、自説を唱え、力説する……自分の信念を語るのさ。そうせざるを得ない。それ以外の道はない。オレはお前たちが怖いんだ! オレは毎晩ここへ来て、お前たちをなじり、罵り、侮辱する……なのにお前たちは何度も電話してくる。どうして凝りもせずに戻ってくるんだ? お前らどうかしてるのか? もう何も聴きたくない。もうたくさんだ。話をやめろ。もう電話してくるな! あっちへ行けよ!)

しかし、バリーは気付いている。

We are stuck with each other.(オレたちは腐れ縁だ。)

きっと、毒舌を売りにしている喋り手には、誰しも同じような懊悩があるに違いない。かと言って、舌鋒が鈍ればたちまち「あいつ、終ったな」などと言われかねない。終りなきチキン・レース。

リスナーに本音を吐露したバリーに待ち受けている結末やいかに!

この映画はラジオの話だけれど、今観ると、通信技術と人間との関係一般や、インターネット時代の感受性について考えさせる映画でもある。

* * *

「ショック・ジョック」(shock jock)とは何か?

英語では、ショッキングな発言を売りにするDJを「ショック・ジョック」(shock jock)と呼び、彼らの番組を「ショック・ラジオ」(shock radio)と呼ぶらしい。ハワード・スターン(Howard Stern)ラッシュ・リンボウ(Rush Limbaugh)がその好例。

劇中の若き日のバリーは、ウェイヴィー・ヘアーの長髪で、ハワードを彷彿とさせる。ハワードのロゴ・マークも、この映画のポスターのデザインに似ている。ひょっとしたらはこの映画を意識しているのか、それとも単なる偶然?


HowardStern.com - Official site of The Howard Stern Show
 

実話に基づいた映画

この映画には実在のモデルがいる。コロラド州デンバー(Denver, Colorado)で人気を博したショック・ジョックのアラン・バーグ(Alan Berg 1934-1984)。劇中に登場する The Order というネオナチ集団も1983から84年にかけて実在した。映画のストーリーも、彼らの間に起きた実際の事件にインスパイアーされたものである。

ちなみに、KGAB というラジオ局も実在するが、放送エリアはワイオミング州シャイアン(Cheyenne, Wyoming)で、こちらは劇中の局とは異なる。


AM 650 KGAB Radio - Cheyenne's News Talk Leader
  
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