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高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

 

少し前の記事ですが:

高萩市 携帯ラジオ全戸配布へ(東京新聞、2011年6月17日)

 東日本大震災で被災した高萩市は、災害対策用の携帯ラジオを市内の全世帯に無償配布する。十六日開かれた市議会定例会で、ラジオの購入費約七百万円を含む一般会計補正予算案が可決された。

 同市は約一万一千八百世帯。携帯ラジオは既に日本財団や神戸のコミュニティFM局などから約六千三百台の寄付を受けている。市は残りの五千七百台分を購入し、準備が整い次第、津波が心配される沿岸地域の世帯から配布する。

 市では八日に臨時災害FM局を開局。土日祝日を除いて毎日、災害関連の情報を発信している。草間吉夫市長は「安全安心のためタイムリーな情報をラジオで提供していきたい」と話している。(永山陽平)

高萩市は2011年6月8日にたかはぎさいがいエフエムを開局している:

「たかはぎ災害FM」開局 市民に安心安全発信:茨城新聞ニュース

Togetter - 「★高萩市の災害FM開設について思うこと」
※高萩市出身のわりばし(@0ri84)さんがご自身のツイートをまとめたもの。

自治体の支出で各家庭にラジオを配るというアイディアには異論もあるだろうけれど、700万円の支出で、災害FMなどを通じて全家庭にきめ細かいライフ・ライン情報が届くのであれば、他の手段に比べればかなり安上がりかもしれない。

ともあれ、高萩市以外の自治体に住んでいる人は、なるべく自分で買って用意しておきましょう。

災害時に radiko をあてにするのはリスクが高いと私は思う。ラジオ受信機のほうが、スマート・フォンよりも遥かに電池の減りが少ないし、アクセス集中やサーヴァーのダウンの影響も受けない。


随時更新。被災地情報の取得・安否確認等にお役立てください。
 
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