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町山智浩のアメリカ映画特電 第107回「『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら」(ネットラジオ、2011年6月15日配信)

○「町山智浩のアメリカ映画特電」第107回「『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら」(ネットラジオ、2011年6月15日配信)

※末尾に些細な追記(2001年6月26日)

 

第107回『もしドラ』と『がんばれ!ベアーズ』を比べてみたら(町山智浩のアメリカ映画特電、ネットラジオ)

「町山智浩のアメリカ映画特電(ネットラジオ)で、田中 誠[監督]『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(2011年)が俎上に。マイケル・リッチー[監督]『がんばれ!ベアーズ』The Bad News Bears(1976年)との比較が奏功して、解りやすい。

もしドラ 映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」公式サイト


映画『もしドラ』(2011年)予告編

映画『もしドラ』は、そもそも脚本に瑕疵があるだけでなく、主演のアイドルを輝かせることにも失敗していて、アイドル映画としての役割も果たせていないとのこと。

ここまで丹念に論じられたら、アンチ町山の人たちもぐうの音も出ないだろうという内容。それに、アイドル映画としても不充分ならば、AKBや前田敦子のファンの人は、町山に対してではなく、むしろ映画に対して憤慨したほうがいいんじゃない?

ただ、映画『もしドラ』評の内容は面白かったのだけれど、ネットラジオとしては、編集で間を詰めたりしたほうがもっと聴きやすくなると思った部分が結構あった(特に後半)。不自然な間は、やっぱり気になる。

動画も発見:


映画評論家町山智浩さん、映画「もしドラ」を鑑賞
新宿バルト9『もしドラ』鑑賞後の映像

そもそも町山が、映画『もしドラ』を観ずに、岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社、2009年)を読まずに批判し、それが発端で観に行くことになったらしい。

Togetter - 「町山智浩さん『ビジネス書のブームほどくだらんものはない』『やたら戦国武将とビジネスを比較する奴らとか、みんなアホ』」

Togetter - 「町山智浩さんの『もしもドラッガーが云々って、半年後には確実にゴミ』騒動に映画もしドラプロデューサーが参加」

町山も真摯さが足りず迂闊だったとは思うけれど、本のほうについては、「自己啓発書やビジネス書は書いて儲けるもので、読んでも儲からない」(TomoMachi, 2011/06/04 03:15:10)というのが町山の主張で、映画に関しては、町山本人は「作品評はしてません。状況を批判したまででした」(TomoMachi, 2011/06/05 02:33:57)と言っているので、『もしドラ』云々の話は提喩だったんじゃないの?

まぁ、かく言うオレも『もしドラ』読んでないんですけど。

どうせみんな、表紙に釣られて買ったでしょ?

オレは、読むとしたら、たぶん『マネジメント』のほうを読むと思う。こういうのは、本チャンのほうを読まないと結局解らないものです。

ただ、『マネジメント』も、書店でよく見かけるのは縮約版のよう。挿絵のない大部の著作を読み通す知的スタミナを欠いた顧客の満足度を考慮した素晴らしいサーヴィスだと思います。

『もしドラ』読んだ人のうちで『マネジメント』読んだ人、何パーセントぐらいいるのかな?

動物化?

※おまけ

日垣隆センセイとは、相変らずのご様子:

Togetter - 「現代版竹取物語!町山「日垣新刊の5刷目、100万円で買うよ」日垣「オッケー送るわ」【現在進行中】(@TomoMachi @hga02104)」

「懸垂100回も150名が3月に実施風景確認」(hga02104, 2011/06/09 19:58:54)とのこと。何なの、その集会?

※2001年6月26日現在、池袋のジュンク堂書店の棚にある日垣 隆『電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。』(講談社、2011年)は1刷でした。

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