ぬくだまりの宿 みちのく亭(NHKラジオ第1、2011年5月11日(水)21:30-21:55)
○「ぬくだまりの宿 みちのく亭」(NHKラジオ第1、2011年5月11日(水)21:30-21:55)
家に向かう夜道、たまたま携帯ラジオを聴いていたら、伊奈かっぺいの「ぬくだまりの宿 みちのく亭」(NHKラジオ第1、2011年5月11日(水)21:30-21:55)に、さとう宗幸がゲスト出演していた。
さとうは現在、仙台市を拠点に地元のテレビ番組のホストなどとして活動しているとのこと。
2011年3月11日(金)14:46:18.1——東北地方太平洋沖地震の瞬間、彼は自動車を運転中で、携帯電話の緊急地震速報を受けて路肩に停車したが、姿勢を保てないほどの激しい揺れだったそうだ。
番組の終盤で、さとうが、彼の代表曲の「青葉城恋歌」(1978年)をギターの弾き語りで歌唱。ご存知のように、恋破れ、時は過ぎても、仙台の街は昔と変わらないという内容の歌。
しかし、震災後の今この曲を聴くと、意味深長な別の曲に聴こえる。
番組内でさとうは、車を走らせていると、これまでは海が見えなかったところから海が見えるようになってしまったと語っていた。海沿いの松林が津波で流されてしまったためらしい。
さとう宗幸「青葉城恋歌」(1978年)
広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
早瀬躍る光に 揺れていた君の瞳
時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 流れの岸
瀬音ゆかしき 杜の都
あの人は もういない七夕の飾りは揺れて 想い出は帰らず
夜空輝く星に 願いをこめた君の囁き
時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 七夕祭り
葉ずれさやけき 杜の都
あの人は もういない青葉通り薫る葉緑 想い出は帰らず
樹かげこぼれる灯に ぬれていた君の頬
時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 通りの角
吹く風やさしき 杜の都
あの人は もういない時はめぐり また夏が来て
あの日と同じ 流れの岸
瀬音ゆかしき 杜の都
あの人は もういない

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