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徳川夢声市民賞

○徳川夢声市民賞

 

昨日の「土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界」(TBSラジオ、2011年2月25日(土)9:00-16:30)を聴いていると、永六輔が「徳川夢声賞をもらったことがある」「このあいだは堀尾正明がもらった」という趣旨の発言をしていた。

そういえば以前、永六輔が、徳川夢声の日記に「永六輔、不愉快なり」と書いてあったと言っていたことがあるけれど……。

「徳川夢声賞」について、気になったので調べてみた。

徳川夢声市民賞とは、活動弁士として知られた夢声の出生地である島根県益田市と徳川夢声市民賞実行委員会の共催で、夢声を顕彰し、話芸に秀でた個人を表彰する賞として2001年から始まった。第8回(2008年)以降は、同委員会の単独主催。

第1回の受賞者は小沢昭一、最新回の第10回は堀尾正明。

第10回をもって終了。徳川夢声市民賞実行委員会が、これまでとは違うかたちで継続してゆく意向との話。

山陰中央新報 - 堀尾さんに徳川夢声賞授与

益田市の研究/堀江清一のブログ : 徳川夢声市民賞

歴代受賞者

  • 第1回(2001年) 小沢昭一(俳優)
  • 第2回(2002年) 中村メイコ(女優)
  • 第3回(2003年) 加賀美幸子(フリーアナウンサー)
  • 第4回(2004年) 永六輔(放送作家・タレント)
  • 第5回(2005年) 山川静夫(フリーアナウンサー)
  • 第6回(2006年) 浜村淳(タレント)
  • 第7回(2007年) 宇田川清江(フリーアナウンサー)
  • 第8回(2008年) 平野啓子(フリーアナウンサー)
  • 第9回(2009年) 山根基世(フリーアナウンサー)
  • 第10回(2010年) 堀尾正明(フリーアナウンサー)

ちなみに、この日の「土曜ワイド」では、酒の飲めない永六輔が、ゲストの松崎菊也が持参した手造り苺酒を飲んで調子がおかしくなり、番組の終盤に「自分の言っていることが全然聴こえない」と言っていたのが可笑しかった。生放送っておもしろい。


 
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