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第1回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです。」(渋谷、2011年5月11日(日9:00-19:00))

○第1回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです。」(渋谷、2011年5月11日(日9:00-19:00))

 

はじめまして、ラジオです。 | 第1回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン

ラジオを聴いたことがない、ラジオの存在すら知らない高校生をターゲットに、ラジオの魅力をアピールするキャンペーン。NHKと民放連が共同開催。

やるんだったら、高校生じゃなくて中学生をターゲットにすべきだと思うのだけれど。

これをきっかけに、なぜ自分が中学生のときラジオを聴き始めたのか考えてみた。

部屋にテレビがなかった、「基礎英語」(NHKラジオ第2)を聴くとかなんとか言ってラジカセをせしめることができた、ゲームに興味がなかった、クソ田舎なので夜遊びする場所がなかった、わりと真面目なほうの生徒だったので夜は家にいた、そしてなんといっても,ラジオで面白い番組をやっていた……こんなところかなぁ。

あとは、親のいる居間を脱出して自分の部屋に戻るという行為が、ラジオを聴くという行為とシンクロしていたので、ラジオがより意義深いものに感じられたのかもしれない。

いま私が東京に生まれていたら、ひょっとしたらラジオなんかに全く興味をもたないかもしれない。

以下、イヴェント詳細を公式サイトより抜粋:

開催日時
2011年5月15日(日)午前9時~午後7時
会場
(1)NHK敷地内会場
(2)渋谷の街内・拠点会場
企画コンセプト
ラジオを聴いたことがない若者、さらにはラジオの存在すら知らない若者に、ラジオの魅力をアピールすることを主眼に、放送とWebによる事前のキャンペーンを展開、当日は渋谷の街を巻き込んだ活気に溢れた一大イベントを実施する。
今回のキャンペーンでは若者の中でも高校生を中心とする10代世代をターゲットに想定し、以下のポイントに留意して企画を構築する。
(1) 企画段階から若者たちと向き合って、活発なコミュニケーションを交わしながら彼らの心に刺さるイベントの実現を目指す。
(2) 現在放送している番組を知っていただく。
(3) ラジオの存在そのもの、そしてラジオが有するラジオメディアならではの魅力・使命を知っていただく。
(4) キャンペーンを通して、ラジオを知らない若者も魅力を感じるコンテンツを制作する。
(5) キャンペーンを通して、若者たちが自らの意思で参加したくなり、口コミしたくなる仕掛けを作る。
実施企画案
(1) 番組SHIBUYAジャック!
各局の人気番組が集結、日頃の放送の魅力を再現するとともに、この日限定の番組コラボ企画を実現。その模様を渋谷エリア限定で放送実施。(参加番組及び参加出演者は未定。)

(2) 高校生放送企画
「自分たちならこんな番組を作ってみたい!」
この日だけの特設スタジオで高校生たちの夢を実現。ラジオ局のスタッフ・パーソナリティがサポートする。

(3) 高校生イベント企画
高校生たちが自ら企画したイベントショーを実現。音楽・ファッション・アニメ・ダンス…。果たしてどんな出し物が登場するか!?

(4) 激論バトル!!ラジオはここがイケてる!ここがイケてない!
各局代表パーソナリティと高校生を中心とする若者たちとの激論トークセッション。ラジオの魅力と今のラジオに欠けているものの両方を見つけ出す。

(5) イチオシらいぶ!
「今回イチオシ!」と参加局が推奨するアーティストによる音楽ライブ。

(6) ラジオ体験ブース出展
ラジオの魅力・面白さ・使命をわかりやすく体験してもらえる各種ブースを出展。「歴史に残るラジオの巨人たち」の紹介、「radiko」の体験、「ラジオCM」傑作選の紹介、歴代ラジオ受信機の展示など。また阪神淡路大震災においてラジオが果たした役割など、安心安全メディアとしてラジオが持つ重要性もアピール。

(7) トレジャーハンターIN渋谷!
一般参加型の渋谷の街全体で行うスタンプラリー的ゲーム企画。渋谷の街内・拠点会場で実施する特別放送と連動して進行。渋谷の街で営業する企業とのコラボレーションも検討する。
(8) グランドフィナーレ~次回に向けて
NHK敷地内会場に参加リスナーや各局代表パーソナリティが集結。
当キャンペーンのイメージソングライブ、第1回キャンペーン宣言、次回開催の発表など。

実施企画案の(3)(5)(7)は、「イベントはイベント、ラジオはラジオ」という感じになりそうで、ラジオの浸透に役立つのかどうかあまりわからない。

だけど、(6)は私もチョッと見てみたい。

基本的には、応援しています。


 
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コメント

今の10代の若い人は本当にラジオを聞いてないですね うちにも中学生の子供がいますが 普段はラジオを聞いていませんよ 一応 台所にはラジオがありいつもラジオがONになってますが食事が終わると自分の部屋に行ってテレビを見ています 学校でもラジオの話はしない様です また普段聞いている音楽も邦楽のヒット曲ばかりで 我々が中学生の頃聞いていた洋楽は全く聞いていませんよ(ビートルズも彼らにとってはベートーベンやモーツアルトをきくような感じで聞いている様です)小さな頃から完全にテレビで育ったのでラジオの本当の魅力がわからないのでしょうね

投稿: よっちゃん | 2011年2月 6日 (日) 01時48分

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