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2011年1月

ラジオ受信機向けテレビ音声放送、2011年6月30日で終了ってホントですか?

○ラジオ受信機向けテレビ音声放送、2011年6月30日で終了ってホントですか?

秋葉原のヨドバシカメラに寄ってラジオ売り場を覗いてみたら、ラジオ受信機向けテレビ音声放送(1〜12ch)が、2011年6月30日で終了する旨の掲示が。FMの端っこなどに付いてるアレですよ。


 

ホントなんですか? 知らなかった。

と言っても、まず聴くことなんかないけど。

地上アナログテレビ放送停波の2011年7月24日より約1か月早く終了。まぁ、テレビのアナログ放送だって、7月1日以降は今まで通り観られるかどうか判らないという噂もあるみたいだし。

ラジオの現行機種の在庫の値引きや、新機種の発売に期待。

SONY ICF-EX5 MK2 みたいにパネルだけ変更というオチかな?


SONY ICF-EX5 MK2 のCM(ラジオNIKKEI)
 

 
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TBSラジオがAMステレオ放送を終了するというので、滑り込みで聴いてみた。

○TBSラジオがでAMステレオ放送を終了するというので、滑り込みで聴いてみた。

今日日、テレビはアナログ終了。ラジオはステレオ終了。

TBSラジオが2011年1月31日(月)4:00いっぱいで地上派AMステレオ放送を終了するらしい。ついにキー局陥落:

AMラジオ放送モノラル化について|TBS RADIO 954 kHz トピックス&ニュース

TBSラジオ954

AMラジオ放送モノラル化について


2011年1月31日(月曜)の放送開始(※)より、TBSラジオのAM放送がモノラルになります。
(※午前4時から放送の「あなたへモーニングコール」)

現在、お使いになられている受信機(ラジオ)がモノラル受信機の方は、これまでと変わらず番組をお楽しみ頂けます。
また、現在お使いになられている受信機がステレオ受信機の方も、モノラル音声で番組をお楽しみ頂けますのでご安心ください。

なお、IPサイマルラジオ「radiko(ラジコ)」はステレオ音声での配信を行っております。
http://radiko.jp/

これからもTBSラジオの番組を、よろしくお願い致します。

私は、AMステレオ対応の受信機は DENON TU-1500SONY SRF-A300 を所有しているけれど、しまったまま使っていなかった。

これを機に、SONY SRF-A300 を引っ張り出してでAMステレオを聴いてみた。

SONY SRF-A300から MacBook にライン入力し、GarageBand で、「ミュージックナビ〜昨日と今日との交差点〜」(TBSラジオ、2011年1月27日(木)27:00-28:00)の一部を録音してみた:


ダウンロード
※約5秒おきにステレオ/モノラルを切り替えて録音
 

ステレオになってる?

内蔵スピーカーで鳴らすと微妙にしかステレオ感は得られないけれど、ヘッドフォーンで聴くとわかる。とはいえ、切り替わったのは判るけれど、劇的な変化があるわけではない。そもそも、AMラジオにステレオで聴きたい番組なんてないけれど。

1月31日(月)の「あなたへモーニングコール」(TBSラジオ、4:00-5:00)から完全モノラル化するそうなので、もしその時に寝ていなかったら切り替わる瞬間も聴いてみようと思う。

東京では、文化放送ニッポン放送がAMステレオ放送を継続している。しかし、『ラジオマニア2010』(三才ブックス、2010年)によると、AMステレオ関連のICは「そのほとんどが廃番となり、現在では入手不可能。わずかに入手可能なものでも、流通在庫のみ」(p.133)とのことなので、いずれ終了するにちがいない。

今日(2011年1月30日)現在、AMステレオ放送を続けているのは、以下の局:

  • TBSラジオ(1月31日(月)4:00終了)
  • 文化放送
  • ニッポン放送
  • CBCラジオ
  • 東海ラジオ
  • ラジオ大阪
  • 和歌山放送
  • 山陽放送
  • RCCラジオ
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園子温[監督]『冷たい熱帯魚』(2010年)を観てきた。

○園子温[監督]『冷たい熱帯魚』(2010年)を観てきた。

 

園子温[監督]『冷たい熱帯魚』(2010年)を観てきた。


 

『週刊文春』のレヴューを見て気になった園子温[監督]『冷たい熱帯魚』(2010年)を、テアトル新宿で初日の第1回目に観賞。

園子温監督作品「冷たい熱帯魚」公式サイト

園子温作品は、その時点では『愛のむきだし』(2009年)しか見ていない。

テアトル新宿は、若松孝二[監督]『キャタピラー』(2010年)を観て以来。『冷たい熱帯魚』は、その『キャタピラ-』を抜いて、テアトル新宿の初日観客動員数トップになったらしい。そういえば、後ろの通路にビッシリ立ち見が出ていた。

やったぁ-!|黒沢あすかオフィシャルブログ

パンフレットに水道橋博士がコメントを寄せていた。「小島慶子 キラ☆キラ」(TBS RADIO 2011年1月28日(金)13:00-15:30)でも紹介したらしい:

TBS RADIO 2011年01月28日(金) 水道橋博士 ペラ☆ペラ - 小島慶子 キラ☆キラ

「社本くん、ちょっと痛い。」

「冷たい熱帯魚」愛犬家殺人事件をモチーフにしているというので、東大阪大生集団リンチ生き埋め事件をモチーフにしている井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)と比較しつつ見始める。

井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)がスゴい!(当ブログ内)

ネットで見た予告編でイヤなモノがチラッと見えたので「オレ、大丈夫かなぁ」と不安だった。R18+。リアルな身体性を伴った暴力描写やグロテスク描写に対する耐性が、最近自分でもビックリするぐらい低下してきている。


園子温[監督]『冷たい熱帯魚』(2011年)
 

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)でもおなじみの高橋ヨシキが共同脚本。「切り株映画」どころではなく「唐揚げ映画」(観れば解る)。普通にネクロフィリアの客とかもいたんだろうなぁ。カップルで観に来ている客に「このあとメシでも食いにいくのかよ、ヘヘヘっ」と内心ほくそえんだ。

でんでん演じる熱帯魚店のやり手経営者・村田の、正気から狂気へ、冗談から暴力への移行のシームレスさが凄い。そして、例の「凶行」(「ボディーを透明にする」こと)は手順が徹底的に合理化されて、日常化している。でんでんの悪役ぶりが注目されているようだけれど、村田の内面には善悪の境目がないので、厳密には悪役とは言えないのかもしれない。押し出しの強い普通のエロおやじ(でんでん風に言えば「八百屋のおやじ」)っぷりが、「あぁ、こんなおやじ、身近にもいるワ」と思わせるリアリティーを担保している。

でんでんの快演もあって、血腥いシーンで客席から何度も爆笑が起こり、私も気付くと少し笑っていた。これが不思議。

 「社本くん、ちょっと痛い。」

また、合理化・日常化された「凶行」の手続きを観客もいつのまにか記憶して内面化していく。「一回そこで起こすんだな」「あそこに燭台を置くんだな」と。

血腥いシーンでの爆笑と「凶行」の内面化は、経験として希有で非常に興味深い。特に前者は、劇場で観ないと経験できない。

『ヒーローショー』は陰惨すぎて人にすすめにくかったたけれど、『冷たい熱帯魚』には、この経験の面白さがあるので陰惨だけど薦めやすい。逆に言えば、『ヒーローショー』ほどの衝撃はなかったかなぁ。まぁ、そこは人それぞれか。

いちばん好きなシーンは、山中で車が揺れるところ。この映画を象徴するカットかな。


 

生を弄ぶことと性を弄ぶことはパラレルだ。その向こうに愛が見えたときには、もう手が届かない。

ラストが自主映画っぽく萎んだのが、ちょっと……。でも、見る価値はある。面白かった。

帰りに松屋でビビン丼を食べた。ねらったわけではない。


ビビン丼
 

舞台挨拶

上映後、舞台挨拶が行われた。司会は、TOKYO FM などで番組を担当している小山ジャネット愛子。帰って調べると、元ラジオたんぱ(現・ラジオNIKKEI)のアナウンサーとのこと。意外だった。思いがけずラジオDJを生で観ることができてラッキー(このブログは「ラジオ批評ブログ」です)。

ナマでんでん・ナマ渡辺哲を見ることができたのが一番うれしかったかな。でんでんは1月23日で61歳になったとか。もっと上かと思ってた。

ナマ黒沢あすかの美しさには度肝を抜かれたけれど、吹越満はワリと普通で、スクリーン上のほうがオーラがある。


 

ラジオ特番

TOKYO FM で「是か、非か。映画『冷たい熱帯魚』緊急ラジオ特番!その男、園子温。」(TOKYO FM、2011年1月30日(日)26:00-27:30)というラジオ特番が放送されるとのこと。生放送と言っていた。吹越満とでんでんもゲスト出演するとか。

このブログは「ラジオ批評ブログ」です。


 
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『放送文化』2011年冬号(NHK出版)

○『放送文化』2011年冬号(NHK出版)


『放送文化』2011年冬号(NHK出版)
 

たまたま池袋のジュンク堂で見かけた『放送文化』2011年冬号(NHK出版)。特集は「つくる女性 見る女性」と題し、"テレビと女性"という切り口。

表紙に出ているマツコ・デラックスの「テレビは巨大化しすぎた」というインタヴュー記事に興味をもって手に取り、ラジオNIKKEIの掛原雅行氏による radiko に関する記事も載っているので購入。

1,000円也。季刊だから年間4,000円と考えればさほど高くはないけれど、NHKラジオの語学講座のテキストほどのヴォリュームで1,000円は、1冊の雑誌としては高いよ!

マツコ・デラックス「テレビは巨大化しすぎた」(pp.13-22)

マツコ・デラックスへの10ページにわたるインタヴュー。

巨大化して機動力を失った大手テレビ局が提供する番組がいかに視聴者のニーズと乖離してしまっているかを、TOKYO MX の「5時に夢中」(TOKYO MX、月〜金17:00-18:00)と対比させつつ指摘している。

「5時に夢中」は、視聴率でNHKに勝ったり、民放でも2番手3番手につけることもあるらしい。そんなに人気だったとは。マツコは「視聴者が、テレビで本当のことを言ったり、バカバカしいことをやったりしている姿を見たいっていうことなのよね」(p.14)と分析。


「5時に夢中」(TOKYO MX、月〜金17:00-18:00)
 

私がいちばん興味深いと思ったのはこの箇所:

[……]メディアの中で、テレビが一番、人もお金も集まってくる。だから中にいる社員たちも、特に男性の場合、制作者というよりは、権力志向の強い人たちが集まって、一種のマジョリティを代表する場みたいな感じになってしまった気がするのよね。

アタシは、メディアっていうのは絶対にマイノリティ側についてなきゃいけないし、反体制じゃないと面白くないと思っているのよ。[……]でないと、そこに刺激も新しいものも生まれないから。まあ、日本の大きなメディアなんてほとんど権力側についていて、それがメディアを面白くなくする要因のひとつだと思うんだけど。(p.22)

お金があると人は志が低くなるので、「テレビが儲かる」という図式が消えたらテレビはもう一度面白くなるという主張。

だったら、ラジオのほうが先に面白くなるワ、きっと。

掛原雅行「ラジオというハコにこだわらない radiko 戦略」(pp.84-87)

掛原雅行氏は、ラジオNIKKEIのインターネット事業部部長。古参のBCLファンにとっては「クリアキャッチレスキュー隊隊長」と言ったほうが通りが良いらしい。

記事では、radiko が新たなラジオ・リスナーを獲得することに成功した事実や、ソーシャルネットワークと radiko との親和性を紹介し、今後のラジオNIKKEIの戦略に言及している。リスナー拡大について言及している箇所の、

[radikoのiPhone用公式]アプリの公開初日のみで10万ダウンロードを超えたのは、1日でラジオが10万台売れたのに等しいといえる。(p.86)

という指摘には目から鱗。昨今の家電量販店のラジオ売り場の寂しさを考えると、実は画期的なことだったのだ。

リスナーに来ていただくよりも、こちらが出て行く。フットワークの軽さはラジオの最も得意なことだったはず。アウトプットの選択肢をより多く持ち、その選択権はユーザーに任せる。これが弊社のここ数年の方針であり、radikoもそのひとつとしての位置づけである。(p.87)

リスナー寄りな考え方がうれしい。

石井彰「AM/FMの垣根が消える?」(p.110)

放送作家・石井彰氏による radiko に関するコラム。

radiko による音質の均一化と選択聴取(ザッピング)の増加(=AM/FMの垣根が消えること)に対応した番組編成・内容の変更を行わない局は取り残されるという指摘。

別に地上派放送がなくなるわけではないから、そこまでは言い切れないと思うのだけれど。ただ、受信機リスナーよりも、PC・携帯リスナーが数で勝る日が来れば状況は変るかもしれない。

ちなみに石井氏は、佐藤忠男[編]『日本のドキュメンタリー 4 産業・科学編』(岩波書店、2010年)に「ラジオドキュメンタリー」という論文を寄稿している。


 
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「QIC」第744回 <ParaTが斬る!「テレビカルチャーの終焉」>(ウェブラジオFMC、2011年1月16日配信)

○「QIC」第744回 <ParaTが斬る!「テレビカルチャーの終焉」>(ウェブラジオFMC、2011年1月16日配信)

もう先週分の配信になってしまったけれど、「QIC」第744回 (ウェブラジオFMC、2011年1月16日配信)の「ParaTが斬る!/テレビカルチャーの終焉」が面白かった。

ナショナルス・ポンサーの消滅、テレビ番組の「小粒化」、地上派とBSデジタル放送、テレビショッピングの増加、ネットワーク料などなどを手がかりに、ビジネス面からテレビカルチャーの終焉について考察している:

FMC/QIC
※2011年1月16日放送分(第744回)をお聴きください。
配信後3週間聴取可能。

特に、キー局はBSデジタル放送を通じて地上派の番組を日本中に直接流すことでスポンサーを取り戻したいが、ネットワーク局の反対を受けて実現できないという話が興味深かった。

この図式を補助線にして、BSデジタル放送を radiko に置き換えて考えてみると、radiko に対する見方が少し変ってきて、当「ラジオ批評ブログ」としても興味深い。

以下は私の邪推なので、話半分で読んでください。

もし、radiko が日本中で接聴けるようになれば、地方のリスナーは直接東京の番組を聴くようになり、地方の番組が聴かれなくなるおそれがあるという考えがあるかもしれない。私のような一介のリスナーは、ラジオの問題をビジネスの問題として考える視点が希薄で、専ら放送文化の問題としてロマン主義的に考えがちなので、「だったら地方も負けないように面白い番組をつくればいいじゃないか」と考えるかもしれない。

しかし、これまで radiko の問題をこのような中央と地方の文化摩擦問題だと思い込んでいたけれど、実はネットワーク問題なのではないかと思えてきた。

もし radiko のサーヴィス・エリア制限がなくなり世界中(事実上は日本中)どこででも聴けるようになれば、スポンサーはネットワーク局を介さずに全国に向けてCMを流せるようになる。ローカル向けのCMも全国に流れることになれば、コストパフォーマンスの良さから、大手スポンサーがキー局・準キー局に戻ってくるかもしれない。

ラジオのIPサイマル放送の足かせになっているのが、著作権や放送法の問題というより、むしろネットワークの問題だ考えると、ネット局のないラジオNIKKEI がインターネット利用に関してフット・ワークが軽いもの、県域局がなかなかできなかった番組のネット配信をコミュニティーFM局がサイマルラジオでやすやすと実現してしまったのも納得できる。

パソコン | スタイル | ラジオNIKKEI

サイマルラジオ

まぁ、全て素人リスナーの勘ぐりですけどね。


 
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KDDI が「LISMO WAVE」で全国民放52FM局をエリア制限無しでサイマル配信へ。

○KDDI が「LISMO WAVE」で全国民放52FM局をエリア制限無しでサイマル配信へ。

 

take2-chanceさんのブログ「某放送関係者のヒトリゴト。 -別館-」で、KDDI が新サーヴィス「LISMO WAVE」を通じて全国の民放52FMラジオ局をエリア制限無しでサイマル配信すると知った。ビックリ。

エリア制限無しのFM放送サイマルサービス、開始。 | 某放送関係者のヒトリゴト。 -別館

LISMO WAVE オープニングキャンペーン

リスナーにとっては、良いニュース。

先を越されるかたちになった radiko にも影響するだろうか? 「影響しろ!」と念を送ってみる。

音楽ストリーミングサービス「LISMO WAVE」の提供開始について

No. 2011-021

KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
 
2011年1月25日
  

KDDI、沖縄セルラーは、いつでも手軽に音楽をお楽しみいただける、音楽ストリーミングサービス「LISMO WAVE」の提供を、2011年1月26日 (水) より開始します。

「LISMO WAVE」では、auのAndroid搭載スマートフォンおよびau携帯電話の対応機種で、3GおよびWi-Fi (注1) を利用して、全国民放52局 (注2) のFMラジオ放送を、放送エリアに制限されることなく、全国どこでも (注3) クリアな音で聞ける「ラジオチャンネル」と、Wi-Fiを利用して音楽映像を楽しめる「音楽映像チャンネル」を提供します。

全国民放52局のFMラジオ放送を、放送エリアに制限されることなく、聞くことができるサービスの提供は、携帯電話事業者で初めてのことです。

FM放送や音楽映像から、現在流れている楽曲の楽曲名、アーティスト名を自動的に表示するほか、auの総合音楽サービス「LISMO Music」にシームレスに連携して、手軽に楽曲を購入することができます。

「音楽映像チャンネル」は、サービス開始当初、KDDIが提供するPC向け音楽動画配信サイト「au Exclusive Live」で配信するライブ映像などを楽しめる「LISMO WAVE Channel」を月額情報料無料で提供します。
さらに、2011年5月より株式会社レーベルゲート (本社: 東京都港区、代表取締役: 佐藤 亘宏) との協業により、音楽ビデオクリップや、こだわりの音楽映像など、充実した3チャンネルの提供を開始する予定です。

また、「LISMO WAVE」のサービス開始にあわせて、お客さまにサービスを手軽にお試しいただくため、「ラジオチャンネル」の月額情報料315円 (税込) を無料にするキャンペーンを、2011年1月26日 (水) から2011年5月末まで実施します (注4)。

詳細は、別紙をご参照ください。

  • 注1) 家庭内のWi-Fiをご利用の場合、固定ブロードバンド回線はお客さまでご用意いただく必要があります。
    au携帯電話をご利用の場合、別途「Wi-Fi WIN」へのご契約が必要です。
  • 注2) J-WAVEは、2011年3月15日 (火) から配信を開始する予定です。
  • 注3) 日本国内でのご利用となります。3Gのご利用時はau携帯電話のサービスエリアとなります。
  • 注4) 3Gをご利用時は、別途パケット通信料が発生します。
 
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竹中直人 月夜の蟹 <ゲスト:石原さとみ>(TBSラジオ、2011年1月24日(月)21:30-22:00)

○「竹中直人 月夜の蟹」ゲスト:石原さとみ(TBSラジオ、2011年1月24日(月)21:30-22:00)

家についてラジオをつけると、「竹中直人 月夜の蟹」(TBSラジオ、2011年1月24日(月)21:30-22:00)石原さとみが出演していた。

ゲストは、女優の石原さとみさん!! 放送日 2011年1月24日(TBS RADIO 954 kHz │ 竹中直人〜月夜の蟹〜)

石原さとみ 公式サイト

番組冒頭で、ニッポン放送で5年間担当していた「石原さとみ SAY TO ME!」(ニッポン放送、2005年4月9日〜2010年4月4日、日23:30-24:00)についての話題。

あの番組は基本的にフリー・トークで、キュー・シートもほぼ白紙、「プライベートトーク」「仕事トーク」程度しか書いていなかったのだとか。かける曲も自分で選んでいたそうだ。

私も数回聴いたことがあり、「愉しそうにしゃべるし、結構トークが上手い。しゃべるのが好きなんだろうなぁ」という印象を受けた。なかなかの好番組だった。

今回の話によると、当然テレビも見ていたけれど、子供の頃はラジオっ子だったそうで、将来はラジオ・パーソナリティーになるのが夢だったとのこと。納得した。

藤原紀香がテレビ・ドラマ「WITH LOVE」(フジテレビ、1998年4月14日〜1998年6月30日、火21:00-21:54)でラジオDJを演じているのを見て、「女優になれば何にでもなれる」と気づき女優を目指すようになったらしい。

学業に専念させたかった母親が、あきらめさせるために受けさせたホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得し、15歳でデヴュー、現在24歳とのこと。

元をたどればラジオがきっかけというのが、ちょっと意外で面白い話だった。

またラジオやればいいのにね。

来週も出るらしいよ。


「WITH LOVE」第1話(フジテレビ、1998年4月14日(火)21:00-22:09)
藤原紀香が TOKYO FM の人気DJ役で出演。
DJシーンは上掲動画の2:25あたりから
ベタすぎてちょっと笑うかもよ。

 

 
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ニュース探求ラジオ Dig(TBSラジオ、2011年1月17日(月)22:00-24:50)

○「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2011年1月17日(月)22:00-24:50)

この日の「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2011年1月17日(月)22:00-24:50)は「受験シーズン到来!大学ブランドって何?今後、生き残る大学とは?」がテーマ。

最近の大学受験動向、大学の特色化・差別化によるブランディング戦略などなど。

受験動向の話の中で、受験方法の多様化の話が出ていた。私立大学によるセンター試験の利用、AO入試・多様な推薦入試など。最近では、お勉強のできない受験生もそこそこ名の知れた大学に入り込めるルートが増えている。

推薦入試のための小論文を、教師や親などが手伝うという話にカンニング竹山が驚いていた。まぁ、それが普通の感覚。小論文って、会場で時間内に書くもんじゃないの? もはや入試の体を成していない。

と言いつつ、実は私も受験生の小論文を手伝ったことがある。

知人の中国人から、後輩の小論文を見てやってほしいと頼まれて、会うことに。その受験生は初対面の中国人。

挨拶をすませ「じゃぁ、書いたやつ見せて?」と言うと、受験生曰く「マダ書イテナイてス」。

——What?

てっきり、日本語として自然かどうかをチェック(いわゆる「ネイティヴ・チェック」)する役目かと思っていたら、書くのを最初から手伝えということらしい。

なんだかなぁと思いつつ「……じゃぁ、問題見せて?」というと、カバンから募集要項だか何だかの冊子を取り出す受験生。見てみると、ほぼ「志望動機を書け」に毛が生えた程度の問題。「これで大学に入れるのか?」と呆れつつ、「志望動機は?」と訊くと——「ワカラナイてス」。

——What?

「それは、オレが言ってることがわからないってこと? 志望動機がわからないってこと?」と尋ねると、「言テルコトハ、たィタィワカリマス」とのこと……ってことは、志望動機がわからないんだね。タイヘンだぁ。

そこで「どうしてこの大学なの?」「どうして他の学部じゃなくて○○学部なの?」「○○学部には、××学科と△△学科と◇◇学科があるけど、どうして××学科なの? △△学科じゃないのはどうして?」……などなど、彼と志望大学・学部・学科を結びつける糸口を徐々に掘り下げる。自分では何も思いつかなかった彼も、質問してあげればそれなりに答える。

メソディックな産婆術をしばらく続けたところで、私は、あることに気づいて彼に訊いてみた——「メモ取らなくていいの?」

口をポカンと開けて目をまん丸くしてコッチを見つめる中国人受験生。オレが代りにメモしてやるとでも? 冊子の余白に何やら書き込み始めたものの、筆が進まないご様子。「ここまでの話、憶えてる?……じゃぁ、最初からやろっか」。

ある程度材料が出揃ったところで、「あとは、これを構成して文章にするだけだから、頑張ってね」と言うと、再び口をポカンと開けて目をまん丸くしてコッチを見つめる中国人受験生。オレに書けってか?

知人の顔を立てるため我慢していたものの、「そこは自分でやりなよ!」と少し語気を強めて言うと、——「とウヤテ書クハ良イカ、ワカラナイてス」。そう言ったっきり黙ったまま動こうとしない。

仕方がないので、彼が取ったメモの項目に番号を振って「この順番に並べて文章にすれば、それなりの小論文になるんじゃないの? これ以上は手伝えないよ、悪いけど。オレの受験じゃないから」と言うと、たいそう不満気なご様子ながらも、ようやくお開き。後日、でき上がった文章をチェックしてあげた時も色いろあったのだけれど、話が長くなるので割愛。

おそらく、大学受験に小論文が導入されたり、選抜方法が多様化したのは、通常の筆記試験では測ることのできない個性とやらや創造性とやらをすくい取ることが目的だったはず。人に手伝ってもらうことを容認している小論文なんて、自分の小論文じゃないじゃないか。個性もクソもないワ!

私が手伝ったのはたまたま中国人だったけれど、日本人受験生もたぶん似たり寄ったりだと思う。

ちなみに、彼は現在、首都圏の某私立大学の1年生。


 
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海の男たちに愛された本屋さん(FMヨコハマ、2010年5月29日(土)22:00-23:00)

○「海の男たちに愛された本屋さん」(FMヨコハマ、2010年5月29日(土)22:00-23:00)

「海の男たちに愛された本屋さん」(FMヨコハマ、2010年5月29日(土)22:00-23:00)は、エフエム横浜25周年特別番組にして、第6回日本放送文化大賞・ラジオ部門グランプリ受賞作

トピックス|海の男たちに愛された本屋さん|Fm yokohama 84.7 (FMヨコハマ)

同賞の受賞作は、原則表彰から3か月以内に、ネットワークの垣根を越えて全国的に再放送される。AM/FMの垣根は越えない模様。「海の男たちに愛された本屋さん」は全国のFM局で再放送中。ラジオNIKKEIの番組が受賞したらどうなるのだろうか?

日本放送文化大賞/第6回入選・事績 - NAB LOCAL
※受賞作・再放送のスケジュールなどを掲載

備忘録:第6回日本放送文化大賞(ラジオ関連)(当ブログ内)

船員たちに本を配送する全国で唯一の書店・イセザキ書房(横浜市・伊勢佐木町、昭和31年創業)の社長・佐藤智子さんと船員たちの手紙のやり取りを端緒に、関係者のインタヴューの合間にジャズを挟みつつ、港町・横浜の過去・現在・未来を見渡す内容。佐藤さんは、知的で、77歳とは思えない矍鑠とした語り口。

イセザキ書房 横浜の書店 伊勢佐木町の本屋さん 新刊書 雑誌 紙芝居

開店当初の昭和30年代、イセザキ書房はとりわけ特徴もない普通の書店だったが、ある日、船員相手に書籍・雑誌が売れるというニーズを偶然発見し、船員からの注文を受けて停泊中の船に本を届けるというアイディアにたどり着く。

読み物以外にも、海事関係の専門書や、旺文社の英会話教材とコロンビアのテープ・レコーダーのセットも販売し、英会話教材は日本一の売り上げだったとか。


※COLUMBIA TRC-718SO
番組で言っていたコロンビアのテープ・レコーダーはコレ?
たまたま所有。
 

※Obunsha(旺文社)とCOLUMBIAのダブル・ネイム。
古道具屋で、ルックスが気に入って購入。
 

当時は、南氷洋捕鯨・北洋鮭鱒漁も盛んで、船員たちで賑わう横浜は「シャッターを開けたらカネが飛び込んできた」と言う人もいるほどの好景気。

やがて、佐藤さんの手紙の中にこんな言葉が——

 横浜は、もう港町ではありません。

ここから視点がミクロからマクロに変わり、横浜の過去と現在が対比される。

朝鮮戦争・南米への移民・ベトナム戦争の時代、横浜は米兵・外国航路の船員でにぎわった。

やがて、外国船の入港も減り、駐留米軍のプレゼンスも低下。海運ビジネスの潮流も変化し、コンテナ船の基地は東京に、アジアのハブ港の地位は上海・シンガポールに取って代わられる。

過去に対するノスタルジックな語りは、現在の退潮と表裏一体ではあるが、港町から観光地へという未来への展望が提示されて番組は終る。

夜、ベッドの中でゆっくり聴くと心地良さそうな番組だった。

私は、NACK5の再放送(2011年1月16日(日)25:00-26:00)を聴取。

ウチは室内ではNACK5が入りにくい。でも玄関ではものすごくよく聴こえる。玄関で聴いてもよかったのだけれど、外に出て、荒川土手を歩きつつ聴取。

荒川の水面を横浜港に、遠くに見える東京スカイツリー横浜ランドマークタワーに見立てて、ちょっとした横浜気分。時おり首都高を近づいては遠ざかる自動車の音が、波の音にも聴こえてくる。さすがに、下町なのでみなとみらいっぽさはないけれど。

真っ暗な場所で聴くラジオは、音の世界に没入できてなかなか良い。


 
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「ラジオは変わるのか」ゲスト:TBSラジオ「Dig」プロデューサー・鳥山穣(談話室沢辺、2010年6月14日)

○「ラジオは変わるのか」ゲスト:TBSラジオ「Dig」プロデューサー・鳥山穣(談話室沢辺、2010年6月14日)

 

ラジオはテレビが登場した何十年か前に一度殺されていることです。テレビが出てきた後は細々とやっていて、途中なだらかなアップダウンはありつつ、基本的には低空飛行を続けていたのが、さらに死のうとしている、というのがラジオの現状だと思います。それについては、「だから他のメディアよりさらにヤバイ」 と思っているし、一方で楽観視するところもあるし、ちょっと複雑な見方をしています。

鳥山穣(TBSラジオ&コミュニケーションズ)

ポット出版ウェブサイト内のウェブマガジン「マガジンポット」の記事。半年も前の記事ながら、私はさっき読んだ。鳥山プロデューサー、帰国子女でジャズ・マンだったんですね。

談話室沢辺 ゲスト:TBSラジオ「Dig」プロデューサー・鳥山穣「ラジオは変わるのか」 | ポット出版

聴取率・営業・社員の給料・プロデューサーから見た番組制作など、ラジオ局の社員の視点から、具体的な数字なども出しつつ仔細に語られている。私のような一介のリスナーには興味深い内容。

ラジオの出演料もわかるよ。

「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、1998年10月5日〜2010年4月2日、月〜金22:00-23:55)終了の理由は、「やっぱりそうか」と膝を打った。

他に、興味深かったのは、

もう収入を得ている人がPleasure(=喜び、楽しみ)の部分で出てくれたり、喋りたいことはあるけど出し所がない方が出てくれたりします。

まるでミニコミみたいだ。テレビでは聴けない話を、テレビでは不可能なヴォリュームでじっくりきけるのがラジオの良いところ。

TBSラジオではどんどん企画書を出す若手は少数派とか。ラジオでやりたいことがあるからラジオ局に入社するんだとばかり思っていたけれど。

やる気のあるやつも、どうしたらいいのかわからないという子が多いです。ぼくは直撃が好きなので、紙を書いて直接渡しに行きます。

鳥山プロデューサー非常に意欲的な方のようです。応援しています。

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ネットラジオの歴史・光と闇「白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五」(桜川マシキシム:ネットラジオ、2011年1月17日配信)

○ネットラジオの歴史・光と闇「白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五」(桜川マシキシム:ネットラジオ、2011年1月17日配信)

「白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五」(桜川マシキシム:ネットラジオ、2011年1月17日配信)でネットラジオが話題になっていた:

白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五 - 桜川マキシム

「BS@もてもてラジ袋」のぶたおさんを中心としたネットラジオの歴史の話、とりわけ、ネットラジオの歴史を技術的変遷と関連づけて第1期〜第4期に区分している話を非常に興味深く聴いた。パラダイムが変るたびに、新技術に対応できずに脱落者が出るという話も面白い。

自分用のメモもかねて、内容をまとめてみた。

第1期:ネットラジオの発明

  • 音声コンテンツをインターネットで配信するという着想
  • ネットラジオを聴いてネットラジオを始めた世代ではない。
    ミニFMからの参入組も
  • Real Audio(8kbps)
    圧縮しても音が良かったので、小容量サーバー時代に適合
    mp3は8k・16kでは音質が低く、ラジオには不充分。まともに聴けるのは32kbpsから。
  • Windows Media Audio(16kbps)も登場

第2期:mp3による配信

  • ブロードバンド化(ADSL・光)・サーヴァーの大容量化
    mp3(32kbps)がアップロード可能に。
  • ウェブサイトにアクセスして聴取
  • ストリーミング・ねとらじも登場
  • 音声ブログが一瞬だけブームに

第3期:ポッドキャスト

  • ウェブサイトからiTunesへ
  • iTunes Storeがポッドキャストをmp3に一元化(Real Audio・WMAには非対応)。
  • iTunes Store上での扱いで有利不利が決定。
  • ZOOM H2 に代表されるハンディICレコーダーの登場

第4期(現在):ポッドキャストの一般化

  • リスナーと iTunes の関係が強化。
  • ポッドキャストが事実上 Apple のコンテンツ化。
    ウェブサイトへの誘導ができず、発信者に人気・利益が還元されにくい。

今後の展望

  • iTunesのアンチテーゼとしてのUSTREAM
  • 発信したい人とラジオをやりたい人の違い
    技術的な制限からラジオをやっていただけの人(ラジオではなく発信することに関心)とラジオがやりたい人
  • ネットラジオのニッチ化

話の流れで語られた内容を自分なりにまとめたので、番組の話とズレているところもあるかもしれない(特に,第2期と第3期の切れ目)。レジュメにしたものが物象化するのは本意ではない。あくまでも理念型ということで。

直接番組でご本人の話を確認するのが吉:

白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五 - 桜川マキシム

「さばラジオ」の射導送水、グッド・ジョブ! 近くに真面目な話をしている人がいたら茶化すのが礼儀です。おかげで、番組としての聴きやすさが増した。

それにしてもマシン語、懐かしい。そういえば小学生のとき、「宮野くんの兄ちゃん、マシン語ば喋りきってった(マシン語を喋れるんだって)」とか言ってるアホがいたなぁ。R2-D2みたいなイメージ?

※等ブログ内の関連エントリー:

最古のネットラジオ


 
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最古のネットラジオ

○最古のネットラジオ

「桜川マキシム」(ネットラジオ)内で配信された「白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五」でネットラジオの歴史およびネットラジオの光と闇が話題になっていた。かなりの聴き応え。みんなも聴いたほうがいいよ:

白鯨ラジオもっこもこパレード 平成22年12月号 音声 その五 - 桜川マキシム

そこで、世界および日本で最初のネットラジオは何かちょっとだけ調べてみた。行政や企業による活動であれば文書が残るが、個人や任意団体の活動に関しては情報源が少なく、客観的に真偽を確認する方法がないので、今のところ状況証拠のみ。

世界最古のネットラジオ

Wikipedia 情報で申し訳ないけれど、世界最古のネットラジオは、カール・マラマッド(Carl Malamud)による "Internet Talk Radio" らしい:

インターネット・ラジオ初期である1993年に、カール・マラマッド(Carl Malamud)は、"Internet Talk Radio" を開始した。これは、「毎週コンピューターの専門家にインタヴューする、最初のコンピューター・ラジオ・トーク・ショー」だった。
(In 1993, the early days of Internet radio, Carl Malamud launched Internet Talk Radio which was the "first computer-radio talk show, each week interviewing a computer expert.")

件の世界最古のネットラジオ番組は下記ウェブサイトにアーカイヴ化されており、同ページには「Internet Talk Radio は、1993年にインターネット上の最初のラジオ局として放送を開始した」(Internet Talk Radio started broadcasting in 1993 as the first radio station on the Internet.)とある:

museum.media.org: Internet Talk Radio

日本の場合

日本で最初に配信されたインターネット・ラジオが何かは不明だが、現存最古は「ウェブラジオFMC」らしい。1996年9月開局:

"FMC_KOMBINAT"Web-Site

1996年5月26日に第1回がミニFMで放送され、同年9月からネット配信され始めた、同局の「QIC(QUEMULE INSIDER CLUB)」が現存最古のネットラジオ番組のようだ。

FMC//SINCE1976/ヒストリー

種田守倖『聴かせてやんない!——ウェブラジオFMCインサイドストーリー』くまざさ出版、2003年

少なくとも日本最初期のネットラジオのひとつであることは間違いないだろう。

その他、情報をお持ちの方はご教示ください。

※当ブログ内の関連エントリー

Chris Vallance, "Podcasts send mixed signals to radio", BBC NEWS (13 November 2005, 01:51 GMT)
※2005年現在のポッドキャストに関するBBCウェブサイトの記事の翻訳


当ブログ内の人気記事


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ラジオ・ドラマのシナリオ公募リスト

○ラジオ・ドラマのシナリオ公募リスト

 

ラジオ・ドラマといえば、NHK-FMの「青春アドベンチャー」で放送された、「カラマーゾフの森」(2002年10月7日〜10月18日、月〜金22:45-23:00)、もう一回聴きたいなぁ。独り言です。

* * *

例年の締切順
※注意:正確な締切・応募要項等は主催者発表の情報をご確認ください。

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備忘録:2010年(平成22年)日本民間放送連盟賞(ラジオ関連)

○備忘録:2010年(平成22年)日本民間放送連盟賞(ラジオ関連)

日本民間放送連盟賞/2010年(平成22年)入選・事績 - NAB LOCAL

日本民間放送連盟賞について

 日本民間放送連盟賞(連盟賞、英文名:NAB Awards)は、番組、CM、放送技術の向上と、放送活動のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が1953(昭和28)年に 創設した賞です。民放連の会員である全国の民放各社から参加のあった番組・事績を対象に毎年1回実施し、優れた番組、優秀と認められた事績を顕彰していま す。表彰は、毎年秋に開催する「民間放送全国大会(民放大会)」の式典席上で行います。
 このように長い歴史を持つ連盟賞ですが、平成18年に「青少年向けのテレビ番組」とラジオ・テレビ共通の「放送と公共性」の2種目を新設しました。この うち、「青少年向け番組」は、青少年への影響やメディアリテラシーの向上など、民放に対して求められている放送活動に照らして、新たな種目として設けたも ので、現在、全国のテレビ各社で選定・放送している「青少年に見てもらいたい番組」を対象としています。また、「放送と公共性」は、放送の公共性を強く意 識しながら民放各社で取り組んでいる企画や開発の事績に対して賞を贈ります。

※メモ:番組部門以外に、CM部門、放送技術部門、特別表彰(青少年向け番組・放送と公共性)も顕彰。番組部門もいくつかのカテゴ リーに分類。ラジオに関しては、ラジオ報道番組・ラジオ教養番組・ラジオエンターテインメント番組・ラジオ生ワイド番組の4つに別れている。放送技術部門 があるのも特徴的。民間放送全国大会で表彰。

ラジオ関連部分のみ抜粋&関連リンク貼付:

番組部門

ラジオ報道番組

ラジオ教養番組

ラジオエンターテインメント番組

ラジオ生ワイド番組

CM部門

ラジオCM 第1種(20秒以内)

  • 最優秀 <エフエム熊本> みのる企画 焼肉屋元気カルビ/熊本の男に育てる!(20秒)
  • 優 秀 <TBSラジオ&コミュニケーションズ> アートファニチャー 職人技 篇(20秒)
  • 優 秀 <TBSラジオ&コミュニケーションズ> 読売新聞東京本社 読売新聞 編集手帳/選ばれた言葉 篇(20秒)
  • 優 秀 <文化放送> 川光物産 玉三(たまさん)白玉粉/大当たり(20秒)
  • 優 秀 <エフエム東京> セコム 留守番電話(20秒)
  • 優 秀 <朝日放送> 日本製粉 オーマイまぶして焼くだけからあげ粉/楽しいフライパンの世界(20秒)
  • 優 秀 <和歌山放送> 和歌山県国民健康保険団体連合会 特定健診受診促進/「特定健診」とかけまして(20秒)

ラジオCM 第2種(21秒以上)

  • 最優秀 <福井放送> 自社媒体PRスポット/守りたい ふるさと ふくいの音(90秒)
  • 優 秀 <北海道放送> 小田島水産 特製いか塩辛木樽仕込(120秒)
  • 優 秀 <ニッポン放送> 伊勢・安土桃山文化村 ちょんまげワールド伊勢(60秒)
  • 優 秀 <ニッポン放送> 日本音楽著作権協会 才能のリレー 篇(120秒)
  • 優 秀 <エフエム東京> NTTドコモ・富士重工業 運転中のケータイ使用防止/同時CM(40秒)
  • 優 秀 <中部日本放送> 鈴木バイオリン製造 バイオリン/2カ国語(50秒)
  • 優 秀 <山口放送> 公共キャンペーン・スポット/キャンペーン・スポット 地震への備え 篇(60秒)

技術部門

 

受賞作詳細:

番組部門

ラジオ報道番組

最優秀
<山形放送> 飲むか、生きるか〜断酒会につながって〜

2010ラジオ報道.jpg

プロデューサー:伊藤清隆
ディレクター:青山友紀
録音・編集:伊藤善隆

山形に住む諸川幸二さんと倫子さん夫妻を結びつけたのは、断酒の経験だった。「アル中」という偏見をもって見られがちなアルコール依存症だが、実は飲酒の欲求を抑えきれなくなる病である。番組は、依存症に苦しんだ倫子さんの体験と、酒害体験を語り合うことで依存症から回復するための断酒会の活動を中心に取り上げる。「依存症は治癒はできないが、回復はできる」という専門家の発言も紹介され、希望のメッセージを感じることができる。地元の問題を発掘した構成のしっかりした作品である。

優 秀
<文化放送> 文化放送スペシャル にいちゃんのランドセル 悲しい記憶・やさしい気持ち

プロデューサー:奥山拓也
出演・朗読:平松愛理
企画立案:関根英生
構成:山崎 純

阪神・淡路大震災から15年。「悲しい記憶を風化させない」ために制作された作品。震災で被災した家族を取り上げた児童書『にいちゃんのランドセル』(城島充著)を、神戸出身のミュージシャン・平松愛理が朗読する。震災当時の文化放送報道部の現地取材音や、現在のその家族へのインタビューなどを交えて構成。こうした悲劇が6,400人分あったことを実感させる番組である。

優 秀
<山梨放送> YBSラジオスペシャル ぼくらは農業で幸せになる〜農業生産法人サラダボウルの農業革命

プロデューサー:浅川俊介
ディレクター:石川 治
ナレーター:塩澤未佳子

外資系保険会社の敏腕営業マンから農業に転身した田中進さんに焦点を当てて、日本農業の未来へのヒントを考える。田中さんが6年前に設立した農業生産法人サラダボウルでは、消費者目線でのモノづくり、生産管理方式として提唱される5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の導入、農業ができる身体づくりをめざすエクササイズなど、新しい試みが次々に行われている。ユニークな人物を丁寧に取材した番組で、閉塞感のある日本のなかで未来を感じさせてくれる。

優 秀
<北日本放送> 阿吽の呼吸の真実〜生と死のはざまで〜

プロデューサー:桐谷真吾
ディレクター:数家直樹
ナレーター:武道優美子
編集:荒山知徳

射水市民病院で発覚した人工呼吸器取り外し問題を、当事者である伊藤雅之医師への長時間インタビューなどをもとに検証した番組。2006年3月に地方紙一面トップで報じられた直後の過熱した取材の状況や、殺人容疑で書類送検された伊藤医師が2009年に不起訴になったことを紹介する。バッシングされた人物の言い分を伝えている点が貴重であり、終末期医療のあり方が問われるなかで、生と死の境目を改めて考えさせる作品である。

優 秀
<和歌山放送> ほんまもんの幸せを求めて〜こどもの寺・童楽寺(どうがくじ)

プロデューサー:柘植義信
ディレクター・取材:小川真由
ナレーター:寺門秀介

過疎地の若い住職・安武隆信さんは、自身の子どもが生まれたことをきっかけに、「こどもの寺・童楽寺」を2007年につくった。安武さんは、県の認定を受けた里親として、不登校に悩んだり、虐待を受けたりした子どもたちを預かっている。子どもたちの暮らしから、子どもは社会が育てるということが感じられる。無事に高校進学した子どもだけでなく、非行に走ってしまった子どもも描くことで、この問題の難しさを伝えている。

優 秀
<広島エフエム放送> 特別番組「音が消えた街〜あの日、広島・長崎は〜」

プロデューサー:山本幹雄
ディレクター・出演:笹原綾乃
制作協力:佐藤伊佐雄
出演:藤原新也

映画カメラマンの関口敏雄さんは、原爆投下直後の長崎を「まったく音のない世界」とかつてラジオで語り、写真家・藤原新也さんはこの言葉をエッセーに書きとめた。エッセーをきっかけに、24歳の女性ディレクターが改めて原爆の問題を考えようとこの番組を企画した。関口さんや被爆者へのインタビュー、広島を初めて訪ねた藤原さんへの同行取材をもとに構成される。原爆の怖さが無音のイメージをとおして伝わってくる作品である。

優 秀
<九州朝日放送> この命救済に捧ぐ〜カネミ油症42年 被害者たち闘いの記録〜

プロデューサー:濱田克則
ディレクター:花田明男
編集:日野香織
録音:中嶋知広

1968年に発生したカネミ油症事件の被害者は1万4,000人に上るといわれるが、被害者への公的な救済は行われていない。番組は、7年前に油症と認定され末期ガンを患う嶽博幸さん、油症と思われる症状が子どもに現れた認定患者の下田順子さんの2人をとおして、救済を求める患者たちの姿を描く。被害者救済法制定の動きが国会で始まっているが、未認定患者の認定などをめぐり課題は多い。未解決の問題を丁寧に追った報道番組である。

 

ラジオ教養番組

最優秀
<静岡放送> SBSラジオギャラリー It's a wonderful world〜心は伝わる〜

2010ラジオ教養.jpg

プロデューサー:伊藤圭介
ディレクター:菊池 勝・菅原智里
ナレーター:中村こずえ

登場するのは視覚に障害を持つ人たち。視覚特別支援学校に通う間千夏さんは、小学4年生の時に投稿したメッセージが読まれたことでそれまで以上にラジオに興味を持ち、スタジオ見学にも訪れた。中学2年生の今は一人で校内放送のパーソナリティを務める。37歳で中途失明した全盲のイラストレーター・エムナマエさんは、現在もイラストレーターとして活躍している。日常の番組に寄せられた1通の手紙から始まったパーソナリティとリスナーとの心のつながりや中途失明者が語るそこに至る体験などを通じて、障害のとらえ方や音だけのラジオがこれから目指すべき方向や可能性が浮かび上がる。作り手の問題意識がまっすぐに反映され、リスナーの参加意識を喚起する。

優 秀
<青森放送> 津軽弁の日 in 東京

プロデューサー(構成・演出・出演):伊奈かっぺい
ディレクター:渡辺英彦
出演:田中耕一
音声:山崎秀尊

青森県の民間文化活動団体「津軽弁やるべし会」は、津軽弁による俳句、川柳、短歌、詩、体験記を募集し、年に一度青森で「津軽弁の日」を開催し、作品を紹介している。番組は、同会が2010年12月の東北新幹線全線開業を前にこれまでの傑作を引っ提げて行った東京公演の中継録音。観客の多くは青森県出身者やゆかりのある首都圏に住む人たち。そこで披露される津軽弁による作品に笑い、涙した。番組は公演の熱気とともに津軽人の遊び心と熱意を伝えている。津軽弁が分からない人にも面白さは伝わり、一般的なイメージとは異なる東北の明るさも感じられる。

津軽弁の日を聴こう。|津軽弁の日
※DVDなどを販売

優 秀
<エフエム東京> Panasonic Melodious Library

プロデューサー:砂井博文
ディレクター:氏家美佳
構成:野村康子
出演:小川洋子

作家・小川洋子がパーソナリティを務めるFM的文学ガイド番組。「文学」と「音楽」の遭遇による、作品の世界観にふさわしい音楽も届ける。101冊目を紹介する記念となった今回は太宰治の『人間失格』を取り上げ、読み継がれている作品の魅力に迫っている。また、肉筆原稿が出版されていることにも注目し、推敲の跡から作家の苦悩を読み取ろうとしている。短い番組だが、2週間先までの番組で取り上げる作品を紹介しており、読書体験を促すという目的が明確に感じられる。

優 秀
<北陸放送> 鶴彬(つる あきら)生誕100年特別番組「暁を抱いて闇にいる蕾」

プロデューサー:園田 誠
ディレクター・企画・構成:川瀬裕子
企画・構成:八田静輔
技術:山崎正敬

昭和初期、民衆の立場で反戦・反権力の「川柳」を詠み続けた石川県出身の川柳作家、 鶴彬。その句から当時の世相をうかがい知ることができる。彼は自由・平和・平等を希求し、プロレタリア川柳を貫いた末に、自分の信条を曲げず治安維持法で検挙され、29歳で短い生涯を閉じた。番組は彼の詠んだ句から時代を振り返り、彼がどう生きたのかをたどる。権力に媚びることのなかった生き方が丹念に調べられており、制作者の志の高さを感じさせる。

優 秀
<エフエム大阪> 運転代行〜50年の歴史と50年後の未来ビジョン〜

プロデューサー:須田 淳
ディレクター:藤田 建
出演:庄司 悟

飲酒運転撲滅を目指す「STOP! DRUNK DRIVING (=SDD) プロジェクト」を展開する同社のDJが、プロジェクトに密接に関連している「運転代行」が現在直面している問題などを業界のパイオニアや利用者たちのインタビューを交えてリポートする。運転代行業が定着している富山県の事例を参考に、まだ利用頻度が低い関西地区における問題点を明らかにし、運転代行の50年の歴史とこれからの課題をうまく分析している。

優 秀
<山口放送> 名のない人間として〜日系移民詩人 加川文一の足跡〜

プロデューサー:藤田史博
ディレクター:村田俊子
ナレーター:国本泰功
詩の朗読:渡辺三千彦

太平洋戦争中にアメリカ西海岸に設けられた日系人強制収容所の中では文芸活動が盛んに行われていた。カリフォルニア北部にあった「ツールレーク強制収容所」では、同人誌『鉄柵』が発行され、中心をなしたのが山口県出身の加川文一という人物だった。ほとんど知られていない彼の足跡を、ゆかりのある人たちが語るエピソードによって浮かび上がらせ、聴く者を引きつけている。

優 秀
<熊本放送> おじいちゃんの三池炭鉱

プロデューサー・ディレクター:中山 直
原作・脚本:村上雅通

日本の近代化をけん引した石炭産業を底辺で支えた人たちを描いたラジオドラマ。「復坑祭」でにぎわう史跡「万田坑」を訪れた東京の女子大生。彼女の目的は、与論島から移り住んだ祖父の半生をたどること。手がかりは、三池闘争が始まったときに写された一葉の写真のみ。ゆかりの人たちを訪ねるうち、彼女は日本の近代化の影の部分を知ることになる。語り継ぎたい社会史的問題をドラマ化することで分かりやすく伝えている。

 

ラジオエンターテインメント番組

最優秀
<高知放送> 中四国ライブネット「高知発!土佐のカツオは美味いぜよ」

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プロデューサー:井津葉子
ディレクター:越智義久
出演:土佐かつお・永見佳織

カツオの本場である高知県は、カツオの消費量が全国1位。スーパーでも新鮮なカツオが手に入り、県民は「高知のカツオ文化」にこだわりを持っている。身が温かいまま食べる「塩タタキ」をはじめとするカツオの料理方法や、地球環境にも配慮した「土佐の一本釣り」という伝統漁法など、カツオをめぐるエピソードを縦横無尽に紹介していく。番組に登場するゲストがいずれも魅力的な人物で、地元愛に溢れている。

優 秀
<IBC岩手放送> ダイスキ!イワテ!〜外国人と作るいわての未来予想図〜

プロデューサー:姉帯俊之
ディレクター:高橋典子
進行:照井 健・水越かおる

岩手県内に住む外国人の数は年々増加しており、同じ地域に住む者どうし、協力しあって生きていかなければならない。世界各地からやってきて、現在岩手で生活している8人の外国人がスタジオに集まり、住んでみて驚いたことや外国との習慣の違いを語り合う。それぞれのエピソードがいずれも興味深く、誰もが暮らしやすくするためのヒントがちりばめられている。進行役がゲストを的確にフォローし、番組をさらに充実させている。

優 秀
<日経ラジオ社> ラジオがやってくる! 谷川俊太郎と自由学園の子どもたち

プロデューサー・ディレクター:本多麻記子
スーパーバイザー:小西勝明
技術:隈元 聡
出演:谷川俊太郎

詩人の谷川俊太郎さんが、自身の詩の世界観を表現した音楽会の模様を伝える。谷川さんの表現豊かな朗読や、ハーモニカとピアノの音の重なりが伝わってくる。何よりも子どもたちと谷川さんとのかけ合いが楽しく、子どもたちと真剣に対決しようとする谷川さんのキャラクターも魅力的。群読や合唱による会場の一体感は、出演者と児童が奏でる和音となる。詩を読み、聴き、遊ぶ楽しさが実感でき、ラジオと詩の相性のよさを感じさせてくれる。

優 秀
<静岡放送> 出でよ!時代のニュースター

語り:田辺一邑
プロデューサー:小松正治
ディレクター:佐野有利

音楽ソフトの市場規模が縮小している。CDショップは次々と閉店し、かつては1年に何作も飛び出したミリオンセラーも減ってしまった。なぜCDの売り上げが減少してしまったのか、なぜ時代を象徴する音楽が生まれないのか。原因はデジタル機器やテクノロジーの発達だけではなく、人間どうしのコミュニケーション不足にもあるのではないか。現在なお多くの人々に支持されるビートルズの存在に思いをはせながら、新たな時代を背負うニュースターの登場を期待する。

優 秀
<東海ラジオ放送> 大根列車〜汽笛は時空を超えて〜

プロデューサー:角田功治
ディレクター:松波宏治
脚本・演出:麻創けい子
技術:坂口雅之

尾張地方は江戸時代から知られた大根の産地。第2次世界大戦中、保存食として切干し大根やたくあん漬けが量産され、中国大陸へ送るための「大根列車」と呼ばれる特別列車が東海道線を走った。大根列車という昭和の庶民の歴史を、一人息子を戦地に送り出した夫婦の物語で再現する。自分が作った切干しやたくあんを大根列車に載せることが夢だった、子の帰還を待つ夫婦。映像では描けないラジオならではの世界が浮かび上がる。

優 秀
<エフエム大阪> 阪神なんば線開通1周年記念ラジオドラマ〜三月の花嫁 on ドラマティックロード

プロデューサー:山本 靖・大久保佳昭
脚本・演出:武尾秀幸
音響:染井康孝

2009年3月20日、阪神なんば線開通。近鉄電車と阪神電車が「大阪難波駅」でつながり、神戸から奈良までを直通電車で行き来できるようになった。今まで行き来が乏しかった神戸と奈良、そしてそれをつなぐ大阪なんばに、新たな人の流れとドラマを生むことになる。奈良に住むさくらと尼崎に住むフィアンセの太一郎にも、結婚式に至るまでに阪神なんば線沿線を舞台に様々なドラマがあった。沿線の実在のショップやグルメの魅力を随所に織り込み、テンポよくストーリーが進行する。

優 秀
<琉球放送> 琉球放送創立55周年記念 Yuka Takara Broadway Night In OKINAWA 2009

プロデューサー:比嘉京子
ディレクター:比嘉奈津子
ナレーター兼イベント司会:狩俣倫太郎
出演・MC:高良結香

ブロードウェイの舞台で活躍するミュージカル女優・シンガーの高良結香さんが、ふるさとの沖縄の人々にブロードウェイの風を伝えたいという想いから「Yuka Takara Broadway Night In OKINAWA 2009」を実現させた。彼女の呼びかけで集まった本場ブロードウェイで活躍を続けているメンバーによる「歌」のステージを、観客の興奮とともにリスナーに届ける。一流アーティストによる圧巻のパフォーマンスに思わずリズムをとり、心で踊ってしまう。

 

ラジオ生ワイド番組

優 秀
<青森放送> あおもりTODAY 情報新鮮!筋野商店「竹山ありがとう」

プロデューサー:渡辺英彦
ディレクター:工藤美緒子
出演:筋野裕子
音声:中田康浩

あおもりTODAYは月〜金/11時55分〜16時の放送。「情報新鮮!筋野商店」は毎週木曜日の放送で、筋野アナが「店主」を務める趣向。この日は三味線奏者・高橋竹山生誕100周年の記念特番として、一番弟子の西川洋子さんらが出演。青森市内で行われた「竹山ありがとう会」の模様やリスナーから届いた竹山の思い出を紹介した。竹山が門付けをしていたころや亡くなる直前のエピソード、竹山が吹いていた鳥の声や笛の音など珍しい音源も紹介。竹山の幅の広さや自然に依拠した感性を存分に伝える。

優 秀
<J−WAVE > 〜JK RADIO〜TOKYO UNITED

プロデューサー:松尾健司
ディレクター:桐山直人・坂本彰範
構成:入江たのし

金曜日/6時〜11時30分の放送。ジョン・カビラがナビゲーターを務め、人と人、人と社会、人と世界をUNITEしていく。この日は番組中にマイケル・ジャクソンの訃報が飛び込み、番組内容を変えながら、「世界の今」を驚きと悲しみを持って共有し続けた約5時間の生放送となった。現地ロサンゼルスの通信員やラジオ局への取材、リスナーからのリクエストやマイケルに対する思いなどを随時紹介。生ワイド番組が KING OF POP の死とどう向き合ったかというドキュメントでもある。

優 秀
<静岡エフエム放送> K−MIX 2ストライク1ボール

プロデューサー:久保田克敏
ディレクター:安原明子
パーソナリティ:廣木弓子

月〜木/13時〜15時55分の放送。野球でピッチャー有利のカウントになぞらえたドキドキ感満載の生ワイド番組。リスナーからの口コミ情報をもとに、取材、電話出演のアポイントも番組と同時進行の、ラジオならではのリスナー参加番組。この日のテーマは「古き良き日本の面影…古民家スポット」。「古民家を使ったカフェやショップが多い気がする」「価値が見直されているのではないか」などという話が実際にはどうなのかをリスナーに聞いてみた。公開スタジオの雰囲気も定着し、口コミ情報で展開する構成が具体的で楽しい。

優 秀
<岐阜放送> 月〜金ラジオ2時6時「あんきに元気に暮らそまい」

プロデューサー:木村公一
ディレクター:竹林良樹
出演:本地洋一・吉田早苗

月〜金/14時〜17時55分の放送。「小笠原先生のあんきに元気に生きよまい」は月に2回放送するコーナー。「あんきに」は「気楽に、リラックスして」、「〜まい」は「〜しましょう」の意。小笠原医師が、病気になって体が弱っても住み慣れた自分の家で最後まで充実した生活を送る方法をアドバイスする。今回は4時間の番組を通じて「人生の最後をどこで迎えたいか」という設問に寄せられたリスナーの意見をもとに構成。「在宅医療」「在宅ホスピス」を紹介した。「老いる」「病む」「死ぬ」という避けがたくも難しいテーマを、レギュラー枠化していることも評価された。

優 秀
<毎日放送> 上泉雄一のええなぁ!

プロデューサー・ディレクター:川中恵一
放送作家:根宜利彰
出演:上泉雄一、奥野史子

月〜金/10時30分〜12時30分の放送。新聞や雑誌からの二次情報ではなく、オリジナル企画で2時間を構成。「ええなぁ」は、パーソナリティの上泉アナの口癖に由来。「記念日ええなぁ!」「留守電ええなぁ」「アカペラおのど自慢」などアイデアを尽くしたコーナーが満載。関西の人々の面白みが巧みに引き出されていて、その日常性が番組に反映されている。日常生活の延長線上に楽しく聞けるラジオの原点を教えてくれる。

優 秀
<中国放送> 俊雄と裕見子のおもいっきり土曜日

プロデューサー:井上英司
ディレクター:森下朋之
出演:田中俊雄、松本裕見子

土曜日/13時〜17時の放送。中国放送OBの田中俊雄アナと広島出身のタレント、松本裕見子の2人がパーソナリティを務める情報バラエティー。この日は産休中の松本さんの出産を機に「人生の節目スペシャル」と題して4時間の生放送。留守のパーソナリティがリスナーからいかに愛されているかが番組の隅々から伝わってくる。リスナーとパーソナリティが大きな「ファミリー」を形作っていることが強く感じられる。

優 秀
<宮崎放送> GO! GO! ワイド

プロデューサー:上岡信夫
ディレクター:河野崇徳
パーソナリティ:川野武文、加藤沙知

月〜金/13時〜16時05分の放送。地域に密着した生活情報とリスナーからのメッセージを中心に構成する。今回の放送日の5月19日は、宮崎県で口蹄疫の発生が確認されてからほぼ1カ月後。リスナーからのメッセージに普段の明るさが失われる中での放送となった。「がんばろう宮崎」のコーナーでは被害を受けた畜産農家をはじめ関係者に向けたメッセージを紹介。非常時のなかでの定例番組として、リアルタイムの情報を的確に提供。広報の役割を果たし、ラジオの機動力を発揮した。

 

CM部門

ラジオCM 第1種(20秒以内)

最優秀
<エフエム熊本> みのる企画 焼肉屋元気カルビ/熊本の男に育てる!(20秒)

プロデューサー:富岡弘展
ディレクター:松下和浩(U2)
コピー:佐々木一貴
出演:ふじわらたけひろ

「野菜をちゃんと食べなさい」と母の元気な口調で始まり、「と、言われて育った僕たちは」「りっぱな草食系男子になりました」と若い男が答える——野菜ジュースのCMかと思いきや、その後に「もぉ〜」という効果音。ひょっとしてお肉?。“野菜と肉をバランスよく”との健康への配慮も滲ませながら、「熊本の男に育てたいなら焼肉、元気カルビ」で締めくくる。肉を焼く音がなくとも、美味しい焼肉のイメージを想起させる、力強いCM。

優 秀
<TBSラジオ&コミュニケーションズ> アートファニチャー 職人技 篇(20秒)

プロデューサー:池田昭哲
ディレクター:小川 信(オガワマコトオフィス)
出演:関根正明(俳協)
録音技術:新籾洋介(テレコム・サウンズ)

突然、「ぶうぉ、ぶうぉ!」と鳴り響く音。何かと思えば、昔の音響効果マンが真似たロバの鳴き声。「職人技ですよね」のコメントに、「愛着のあるソファや椅子もリフォームすれば、まだまだ…。家具も職人技にお任せを」と応じ、モノを大切にするエコ感覚を促す。音響効果マンの「ロバの鳴き声」にのせて“職人技”を強くアピールするCM。

優 秀
<TBSラジオ&コミュニケーションズ> 読売新聞東京本社 読売新聞 編集手帳/選ばれた言葉 篇(20秒)

プロデューサー:池田昭哲
ディレクター:小川 信(オガワマコトオフィス)
出演:関根正明(俳協)
録音技術:新籾洋介(テレコム・サウンズ)

鐘の音に続いて「アメリカ独立のシンボル“自由の鐘”に刻まれた72文字」、鳩が飛び立つ音に「広島・原爆慰霊碑の21文字」——「選ばれた言葉が、時代に警鐘を鳴らす」とのナレーションがあって、『500文字で世相を斬る』で結ぶ。時代に影響を与えた“選ばれた言葉”を通して、500文字で表現する朝刊1面のコラムに込める熱い思いを見事に表現。

優 秀
<文化放送> 川光物産 玉三(たまさん) 白玉粉/大当たり(20秒)

プロデューサー・ディレクター:見目幸伸
ミキサー:上原裕司
プランナー:白石仁司
企画:高橋知之

商店街の福引き会場。店主と思しき男が「おめでとうございます!1等の白玉だんご1年分を差し上げます」。1年分って…?。「白玉だんご1年分で何個ですか」の問いに、「うーん、5、6個かな」と当選者のお客さん。「では、5、6個でーす!」と、とぼけたやりとりが楽しい。そして最後は、「もっと食べてね。玉三、白玉粉」。ストレートなナレーションが、明確なメッセージを効果的に表現している。

優 秀
<エフエム東京> セコム 留守番電話(20秒)

ディレクター:林屋創一
コピー:野崎賢一(電通)
出演:木村拓哉(ジャニーズ事務所)
演出補助:栗原学志(ジグノシステムジャパン)

「あ、もしもし、この家に住む木村拓哉ですけど。今、誰かそこにいたりしませんか?。もう、泥棒でも誰でもいいので、ヤカンの火、消したか見てもらっていいですか?」——火の元の始末が心配になって思わず自宅に電話し、留守電に吹き込んでしまうキムタク。“そんな時”に頼りになる企業であることをユーモアたっぷりに表現した。

優 秀
<朝日放送> 日本製粉 オーマイまぶして焼くだけからあげ粉/楽しいフライパンの世界(20秒)

プロデューサー:野本友恵、立石紀雄
ディレクター・コピー:村上正道(ビー・ジー・エム・サービス)

フライパンで卓球の球を打ち合う音、小豆をフライパンに入れて作った波の音、フライパンをたたいて演奏した音で、フライパンの使い方を遊び心いっぱいに演出。そして、「ジュー、ジュー」と、美味しそうにからあげが焼ける音は食欲をそそる。フライパンで焼くだけで簡単に作れることを、音を楽しみ、想像力をかきたてさせながら伝えている。

優 秀
<和歌山放送> 和歌山県国民健康保険団体連合会 特定健診受診促進/「特定健診」とかけまして(20秒)

コピー:三宅良治
出演:福山秀見(グループ・エコー)・川西清平

「え〜、特定健診とかけまして、お笑い芸人と解きます」と、ブームの謎かけで構成。「そのこころは、受けることです」と、お笑いが“うける”ことと、健康診断を“受ける”ことをストレートにひっかける。あえて笑いのSEを控えめにし、女性の「うけてる!」の言葉で、年に1回、特定健診を受診することの必要性をシンプルに訴えた。

 

ラジオCM  第2種(21秒以上)

最優秀
<福井放送> 自社媒体PRスポット/守りたい ふるさと ふくいの音(90秒)

プロデューサー:重盛政史
ディレクター・企画・構成・録音:岩本和弘
出演:仲野 實

福井県小浜市を流れる、奈良東大寺のお水送りでも知られる遠敷(おにゅう)川(がわ)上流。ここに生息する「カジカ蛙」は、古くから和歌に詠まれるなど、美しい鳴き声で知られている。しかし近年、河川の護岸整備が進み、生息域が失われつつある。「ホロホロホロ〜」という、いとおしい鳴き声は、聞いたことがない人にも郷愁を感じさせ、同時に “ふるさとの音”を大切にし、“ふるさとを守ろう”とする自局の姿勢を明確に打ち出している。

優 秀
<北海道放送> 小田島水産 特製いか塩辛木樽仕込(120秒)

プロデューサー:壱岐 聰
ディレクター:澤出 寛(澤出企画)
出演:桜井 宏

子どもの頃、必ず食卓に上っていた母親手造りのいかの塩辛。そんな函館の朝の風景から始まり、当時はよくわからなかったその美味しさも、50年経った今では「あの時の塩辛が無性に食べたくなることがある」とナレーションは続く。そこに、塩辛造りの音が効果的に挿入される——思い出と、昔ながらの製法を守る姿勢を無理なくつなげた演出が光る。

優  秀
<ニッポン放送> 伊勢・安土桃山文化村 ちょんまげワールド伊勢(60秒)

ディレクター:高橋正文(サウンドマン)
コピー:萩本欽一(萩本企画)
出演:佐藤あつし(フリー)
ナレーター:増田みのり

「忍者からくり迷路、どうでした?」というリポーターの質問に、「建物がボロボロですね…」と答える来場者。その後のインタビューはどんどん怪しい方向に進み、とうとう「じゃあ、なんで今日来たんですか」という問いに、「人、入ってないっていうんで、ほっとけないだろ」と一言。自虐的な内容で強烈な印象を与えながらも、全体のトーンはほのぼのしているという、不思議な魅力を持つCM。

優  秀
<ニッポン放送> 日本音楽著作権協会 才能のリレー 篇(120秒)

プロデューサー:高橋晶子、林 尚司(電通)
ディレクター:松田哲雄(サウンドマン)
コピー:長谷川智子(電通)

ムソルグスキーがピアノ曲として作曲した「展覧会の絵」が、当時は演奏される機会もなかったというエピソードから展開。友人のリムスキー=コルサコフが楽譜の出版にこぎつけたものの評価されず、その後、ラヴェルが華麗な管弦楽曲に編曲して人気作品となった——時代を超えた“才能のリレー”を取り上げ、それを可能にするには楽曲と音楽家を保護することが大切、というメッセージを巧みに伝えている。

優  秀
<エフエム東京> NTTドコモ・富士重工業 運転中のケータイ使用防止/同時CM(40秒)

プロデューサー・ディレクター:林屋創一
企画・コピー:ラジオ活性化プロジェクト(電通)
録音:内田義男(エフエムサウンズ)

二つの異なるCMが同時に聞こえ、「聞き取れましたか?」というナレーションに続き、携帯電話と車のCMが一つずつ流れる——二つの音声が同時に聞こえてくると、それぞれの内容が理解できないだけでなく、集中力も乱されてしまうことをリスナーが実体験することで、“運転中のケータイの使用は危険”というメッセージを効果的に伝えるCM。

優  秀
<中部日本放送> 鈴木バイオリン製造 バイオリン/2カ国語(50秒)

プロデューサー:三浦景一
ディレクター:田中俊彦
エディター:安藤美国(テクノビジョン)
ナレーター:森合康行

バイオリンの音色は、喜怒哀楽すべての感情を表現できるといわれる。そこで、バイオリンが奏でた旋律で何を言っているのかを当ててもらう。正解は、ちょっと強引な「鈴木ビャーオリンだがや…」。名古屋弁の面白さに、日本でバイオリンが最初に作られたのがご当地であるという事実を織り交ぜながら、老舗メーカーが楽器に込める思いを表現する。

優  秀
<山口放送> 公共キャンペーン・スポット/キャンペーン・スポット 地震への備え 篇(60秒)

プロデューサー:藤田史博
ディレクター:高田知太郎、清水のり子(フリー)
ナレーター:中谷隆宏

ラジオというメディアで、大地震や防災をどう伝え、訴えていくかをテーマにしたキャンペーン・スポット。阪神・淡路大震災発生以来、ラジオ局として被災者の声を伝える活動の中で出会った、神戸市の視覚障害者団体の被災者たち。彼らが体験した大震災を音の世界で再現する——体験した人にしかわからないはずの“大震災の音”が、被災者の反応も相まって予想以上のリアリティを持ち、日頃からの備えの大切さを訴える。

 

技術部門

優 秀
<毎日放送> 中波ラジオの受信改善アンテナシステム

研究・開発担当者:田中豊広

平面状に巻いたコイルにコンデンサを接続した共振回路(シートアンテナ)を用いて目的の周波数を選択的に増幅して再輻射することにより、中波ラジオとの直接接続が不要な受信改善アンテナシステムを開発・実用化した。  これにより、鉄筋建築物の内部等において、効率的かつ安価に中波ラジオの受信状態を改善することが可能となり、ラジオ受信技術の高度化に貢献した。

『放送技術』2010年11月号(兼六館出版)に掲載


 
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こうせつと仲間たち(NHKラジオ第1、2011年1月11日(火)21:05-21:55)

○「こうせつと仲間たち」(NHKラジオ第1、2011年1月11日(火)21:05-21:55)

NHKラジオ第1の21時台周辺は充実している。

アヴァン・ギャルドな内容もないし、ラジオを相対化したり脱構築したりもしないけれど、既存のラジオの枠内で聴きやすくて内容があって安定感のある番組をキッチリと提供している。ハズレは少ない。

聴き応えのあるユルさ。

内容的には中高生にはピンと来ないかもしれないけれど、大人のラジオずきだったら高い可能性で愉しめる。とりわけ、「面白いラジオが減った」と感じている中高年の年期の入ったリスナーにとっては、確実にアジールとなっているはず。喩えるなら、NHK 紅白歌合戦における歌謡曲歌手・演歌歌手のような感じ。

例えば演芸番組はベテラン中心の出演。革新的ではないけれど、ウマい人ばかり。M-1は終ったけれど、ベテランによる百戦錬磨の話芸は死なず。

とはいえ実は、私も偶然たまに聴く程度で、今日まで、何曜日に何を放送しているのかちゃんと把握していなかった。

「こうせつと仲間たち」(隔週火21:05-21:55)

この時間帯は隔週や月1回の番組も多く、「こうせつと仲間たち」(隔週火21:05-21:55)もそのひとつ。

メインが南こうせつで、パートナーが石川ひとみ。基本的にはトーク番組だけれど、生で歌を披露したりもする。ラジオでの生演奏は、CDやテレビと違った味があって好きだ。

この日は、ゲストは、元赤い鳥で、元ハイ・ファイ・セットの山本潤子

電車から降りてラジオをつけると番組の途中で、「ここまでの流れだと、「竹田の子守唄」だね」という趣旨のこうせつの発言に促されギター弾き語りで歌が始まった。ここから聴き始めたので、どういう流れだったかは不明。

この曲は、京都の竹田地区で採集された民謡をフォークにアレンジしたもの。美しいメロディー:


山本潤子「竹田の子守唄」
 

岡林信康「手紙」(1971年)と並んで、被差別部落を歌った歌であるということで、長らく放送禁止歌とされていたが、森達也のドキュメンタリー『放送禁止歌~歌っているのは誰?規制しているのは誰?~』(1999年)により実際には放送禁止なのではなく放送局側の自主規制であることが判明:


森達也『放送禁止歌~歌っているのは誰?規制しているのは誰?~』(1999年)
「竹田の子守唄」関連の部分は上掲動画の3:10から。
 

この他に山本は、「卒業写真」(1975年)も弾き語りで披露。

これも良かったのだけれど、ユーミンつながりということで、山本潤子のギターで石川ひとみが「まちぶせ」(1981年)を歌った。


石川ひとみ「まちぶせ」(1981年)
2007年の映像?
 

現在51歳(!)なのだそうだけれど、声がアイドルの声で本当にびっくりした。今でもキーを変えずにサビの高音が出るのはすごい。

B型肝炎を発症し一時は芸能界を退いていたこともあるのだとか。

最近、この歌は、テレビでよく歌っているらしい。テレビを見ないので知らなかった。

* * *
 

※NHKラジオ第1 21時台周辺の番組リスト

月曜日

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日


 
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備忘録:第6回日本放送文化大賞(ラジオ関連)

○備忘録:第6回日本放送文化大賞(ラジオ関連)

日本放送文化大賞/第6回入選・事績 - NAB LOCAL

日本放送文化大賞について

 日本民間放送連盟(民放連)は、会員各社で質の高い番組がより多く、制作・放送されることを促すことを目的に、日本放送文化大賞(英文名:Japan Broadcast Culture Awards)を2005(平成17)年に制定いたしました。 “視聴者・聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与した”と評価される番組を顕彰し、ラジオ、テレビそれぞれにグランプリ1番組、準グランプリ1番組を選定します。
 審査方法は、民放各社から参加のあった番組を対象に全国7地区で地区審査を行い、中央審査に提出する候補1番組(グランプリ、候補番組)を選考した後、地区提出の7番組により中央審査を行い、グランプリおよび準グランプリを決定します。
 審査員は、視聴者・聴取者の視点で選考を行うため、民放各社の番組審議会委員、新聞社・通信社所属の記者、広告関係者らにより構成しています。
 審査結果の発表と表彰は、毎年秋に開催する「民間放送全国大会(民放大会)」の席上で行い、受賞番組を制作・放送した会員社に賞牌と報奨金(テレビ グ ランプリ1,000万円、準グランプリ500万円、ラジオ グランプリ300万円、準グランプリ150万円)を贈ります。また、番組制作を支えてくださる 関係者(製作協力会社・制作者、出演者など)や広告主にも賞牌をお贈りしています。
 番組のジャンルは問わず、すべての番組を候補として審査を実施することと、グランプリ、準グランプリ受賞番組については、多くの皆さんに視聴・聴取していただくために、原則として表彰から3ヵ月以内に全国放送を行うことが、本賞の大きな特徴です。

※メモ:番組が対象。広告主にも賞牌を贈るところが民放連の賞ならでは。受賞作が全国で再放送されるのも特徴。民間放送全国大会で表彰。

ラジオ関連部分のみ抜粋&番組名に関連リンク貼付:

グランプリ〔ラジオ〕

横浜エフエム放送「海の男たちに愛された本屋さん」

第6回ラジオグランプリ.JPG

〔番組内容〕
横浜の伊勢佐木町に開業して54年、戦後から今に至るまで、海で働く船員たちに本を配送しているイセザキ書房の店主、佐藤智子さん。番組では、佐藤さんから船員たちへ宛てた手紙の朗読を随所に織りこみ、当時の船員らが、イセザキ書房との心温まる交流を振り返る。
また、かつて外国船の船員たちが集った飲食店の経営者のほか、横浜からアルゼンチンへ向かう移民船の航海士、港湾関係者らのインタビューを交えて、横浜の 歴史と海運ビジネスの変遷を綴り、横浜の将来像や、イセザキ書房の今後を見据える。なお、この番組は横浜エフエム放送開局25周年記念特別番組として放送 された。

〔中央審査・審査講評〕
イセザキ書房の店主・佐藤さんをはじめ、関係者のインタビュー内容がそれぞれ興味深 く、当時の光景が目に浮かんでくる。書店と船員との小さなエピソードから、海運ビジネスの変遷にまで話題を展開する構成も秀逸。地元に生まれ育つ者にとっ ても、あらためて横浜の魅力を感じる内容であり、横浜を愛し、応援しようとする放送局の情熱が伝わってくる。

〔スタッフ〕
神戸竜太(プロデューサー)、今野悦夫(ディレクター)、松本耕一(構成)

〔出演者〕
小杉十郎太、石田芳恵

〔放送日時〕
2010年5月29日(土)22:00〜23:00

 

準グランプリ〔ラジオ〕

J-WAVE「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」

第6回ラジオ準グランプリ.jpg

〔番組内容〕
『UNITE=つながる』ということをコンセプトに、毎週金曜午前に放送する生ワイド番組。人と人、人と社会、人と世界をUNITEすべく、様々なツールを駆使して情報を収集し、“世界の今”に迫っていく。
このたび受賞した放送回は、通常どおり6時にスタートしたものの、約30分後に「マイケル・ジャクソンが心肺停止状態で病院に運び込まれた」との一報が入 る。次第に明らかになる詳細を逐次伝えるとともに、通常の番組構成の一部を大きく変更し、現地への電話取材を敢行。オンエア楽曲はマイケル・ジャクソンの ヒット曲を中心に、リスナーからのリクエストやコメントも随時紹介して、“King of Pop”の死を悼んだ。

〔中央審査・審査講評〕
刻々と事実関係が明らかになる中で、ラジオの機動性を最大限に生かした番組。衝撃的 なニュースに落ち着いて向き合い、臨機応変に対応し、スタッフの力量と瞬発力が遺憾なく発揮された。冷静さを装いながらも戸惑う出演者やゲストの様子から は、マイケル・ジャクソンに対する尊敬の念が伝わってくる。常にニュースソースの信憑性に配慮を心がけている出演者の姿勢にも感心。

〔スタッフ〕
松尾健司(プロデューサー)、神谷達生(アシスタントプロデューサー)、桐山直人、坂本彰範(ディレクター)、入江たのし、長谷川香苗(構成)

〔出演者〕
ジョン・カビラ

〔広告主〕
森永製菓、クリンスイ、キユーピー、東京電力、AGF 他

〔放送日時〕
2009年6月26日(金)6:00〜11:30

 

グランプリ候補番組・概要紹介〔ラジオ〕

〔北海道・東北地区〕

青森放送「あおもりTODAY 情報新鮮!筋野商店『竹山ありがとう』」

第6回ラジオ北海道東北.jpg

〔番組内容〕
盲目の三味線奏者、高橋竹山の生誕100年を記念した特別番組。生放送のスタジオにゆかりの人を招き、思い出話やリスナーからのメッセージ、記念イベントの模様を紹介。生前の声や演奏を交えながら、その魅力を語り継ぐ。

〔スタッフ〕
渡辺英彦(プロデューサー)、工藤美緒子(ディレクター)、筋野裕子(アナウンサー)、中田康浩(音声)

〔出演者〕
田中忠三郎、西川洋子

〔広告主〕
青森県ほたて流通振興協会

〔放送日時〕
2010年5月6日(木)14:00〜14:50

 

〔東京地区〕

J-WAVE「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」

第6回ラジオ東京.jpg

〔番組内容〕
毎週金曜午前に放送する生ワイド番組。今回は、放送中にマイケル・ジャクソンが心肺停止状態で病院に運び込まれたとの一報が入り、通常の番組構成を一部変更。現地への電話取材などにより、次第に明らかになる状況を伝える。

〔スタッフ〕
松尾健司(プロデューサー)、神谷達生(アシスタントプロデューサー)、桐山直人、坂本彰範(ディレクター)、入江たのし、長谷川香苗(構成)

〔出演者〕
ジョン・カビラ

〔広告主〕
森永製菓、クリンスイ、キユーピー、東京電力、AGF 他

〔放送日時〕
2009年6月26日(金)6:00〜11:30

 

〔関東・甲信越・静岡地区〕

横浜エフエム放送「海の男たちに愛された本屋さん」

第6回ラジオ関東甲信越静岡.JPG

〔番組内容〕
海で働く船員たちの注文を受けて本を配送しているイセザキ書房。番組では、店主から船員たちへ宛てた手紙の朗読と、船員や関係者のインタビューを交え、横浜の歴史や海運ビシネスの変遷を振り返る。

〔スタッフ〕
神戸竜太(プロデューサー)、今野悦夫(ディレクター)、松本耕一(構成)

〔出演者〕
小杉十郎太、石田芳恵

〔放送日時〕
2010年5月29日(土)22:00〜23:00

 

〔中部・北陸地区〕

東海ラジオ放送「大根列車〜汽笛は時空を超えて」

第6回ラジオ中部北陸.jpg

〔番組内容〕
第二次世界大戦中、保存食となる切干大根や沢庵漬けを戦地へ輸送する「大根列車」。我が家で作った切干や沢庵を大根列車に満載させることを夢見る息子を、戦地に送り出した夫婦の機微を描く本格的ラジオドラマ。

〔スタッフ〕
角田功治(プロデューサー)、松波宏治(ディレクター)、森川美穂(アシスタントディレクター)、坂口雅之(ミキサー)、安蒜豊三(アナウンサー)、麻創けい子(脚本/演出)

〔ナレーター〕
石黒 寛

〔出演者〕
ながたひとし 他

〔広告主〕
宝石の八神

〔放送日時〕
2010年5月15日(土)14:00〜14:50

 

〔近畿地区〕

朝日放送「抑留兵、卒寿を生きる〜異国の丘に遺す最後の願い〜」

第6回ラジオ近畿.JPG

〔番組内容〕
京都市在住の元兵士、佐藤啓一さん(90歳)は、第二次世界大戦後、当時のソ連で抑留生活を強いられた一人。番組では、取材で得た抑留戦没者の新情報を、佐藤さんらの証言で綴り、いわゆる“シベリア抑留問題”の解決策を模索する。

〔スタッフ〕
戸石伸泰(プロデューサー)、阿部成寿、鈴木崇司(ディレクター)、村井信夫(ミキサー)

〔ナレーター〕
横内 正、堀 友理子

〔出演者〕
佐藤啓一

〔放送日時〕
2010年3月27日(土)21:00〜21:55

 

〔中国・四国地区〕

高知放送「そのままの君で 命を歌う」

第6回ラジオ中国四国.jpg

〔番組内容〕
全盲のシンガーソングライター、堀内佳。番組では、“生きる”こと自体の喜びを伝えようとする彼の歌とともに、ライブや取材の音源をふんだんに盛り込み、彼の生い立ちや亡き両親への想い、周囲の人々との交流をたどる。

〔スタッフ〕
井津葉子(プロデューサー)、浜田英弥(ディレクター/ミキサー)、丸山 修(構成/取材)

〔出演者〕
堀内 佳、丸山 修

〔放送日時〕
2010年5月30日(日)12:00〜12:59

 

〔九州・沖縄地区〕

琉球放送「RBCⅰラジオスペシャル 島袋千恵美のご長寿アイランド 400回記念」

第6回ラジオ九州沖縄.jpg

〔番組内容〕
朝ワイド「シャキッとⅰ」の名物コーナーの400回記念番組。ハブ獲り名人や戦争の語り部など、元気に活動する4組のお年寄りを紹介し、沖縄県で長寿研究に携わる医学博士の解説を織り交ぜ、沖縄の長寿者の秘訣を探る。

〔スタッフ〕
比嘉京子(プロデューサー)、真壁貴子(ディレクター)

〔出演者〕
島袋千恵美

〔広告主〕
テイチクエンタテイメント、沖縄ちゅらサウンズ、ユイワークス

〔放送日時〕
2010年5月17日(月)18:30〜19:30


 
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MUSIC BIRD が放送終了すると知って今頃ビックリの巻!

○MUSIC BIRD が放送終了すると知って今頃ビックリの巻!

CS-PCM 音声放送・MUSIC BIRD が、2011年7月で放送終了と知ってビックリ。コミュニティーFM局による再送信で番組に親しんでいる人も多いはず。

公式な放送終了理由は:

  • PCM放送暗号化委託先が2011年7月24日で同業務終了
  • PCM放送暗号解読用のチップの生産終了

2010年8月に発表されていたらしい。知らんかった。みなさん、ご存知でした?

【重要】 PCM放送サービス終了のお知らせ

2010年8月
株式会社ミュージックバード

拝啓

 平素はミュージックバードをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。さて弊社は1992年に非圧縮のPCM放送、2005年には多チャンネルのSPACE DiVAを開始し、以来この二つの衛星放送を通じ、ご契約者の皆様に良質なプログラムをお届けして参りましたが、PCM放送サービスをご契約者の皆様に限定受信していただく為の暗号化を行う財団法人放送セキュリティセンターが2011年7月24日をもって同業務を終了することとなり、更にチューナーの生産に必要なPCM放送独自の暗号解読用のチップ(コアテックチップ)の生産が終了したため、PCMチューナーの追加生産が事実上不可能な状況にございます。

 弊社といたしましては、PCM放送を継続すべく、放送セキュリティセンターの設備買取、運営等を独自で行う可能性、チューナーの生産に必要なチップの開発の可能性につき検討を重ねて参りました。しかしながら、いずれも多大なるコストと時間が必要であるとの結論に至りました。このような状況を鑑み、誠に残念ながら弊社の二つの放送サービスのうち、PCM放送サービスを2011年7月をもって終了せざるを得ないこととなりました。

 今後は当社もうひとつの衛星放送サービス「SPACE DiVA」をご愛顧いただけますようよろしくお願い申し上げます。

敬具
重要なお知らせ(MUSIC BIRD)

 

チップといえば、AMステレオ用のICも「そのほとんどが廃番となり、現在では入手不可能。わずかに入手可能なものでも、流通在庫のみ」(『ラジオマニア2010』三才ブックス、2010年 p.133)らしい。

PCM放送もAMステレオも、需要があればチップが廃番になんかならないワなぁ。

終了後については、

現在10-1ch「Rock」と11-2ch「GROOVE」を除いたPCM全チャンネルをSPACE DiVAでも放送しておりますが2011年8月以降の内容については未定です。

とのこと。

よって今のところは、SPACE DiVA に移行すれば、大半の番組はこれまで通り聴けるようだ。

ただ、高音質で音楽を愉しんでいたコアな音楽ファンにとっては PCM→デジタル圧縮はガッカリかもしれない。MUSIC BIRD のCMでは、CD並みの音質をウリにしていた。

それに、「2011年8月以降の内容については未定」という表現にもちょっと含みがある。これを機にチャンネルの整理もあり得るのだろうか?

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オハイオ州コロンバスの美声ホームレス男性、クラフト社のCMに声の出演。

○オハイオ州コロンバスの美声ホームレス男性、クラフト社のCMに声の出演。

オハイオ州コロンバスにいるラジオDJなみの美声ホームレス男性テッド・ウィリアムズ氏(Ted Williams)が世界中で話題になった:

オハイオ州コロンバスに、ラジオDJなみの美声ホームレスがいるらしい。(当ブログ内)

そのウィリアムズ氏が、チーズなどでおなじみの食品メーカー、クラフト社(Kraft Foods)のCMにナレイターとして声の出演:

Kraft Foods Corporate Home(英語)
※AIGと入れ替わりで、2008年9月22日からダウ平均株価の構成銘柄になったそうです。


※CM収録風景
 

※できあがったCM
後半のナレイションがウィリアムズ氏。
 

ますますのご活躍を。

できれば、コロンバスでラジオDJもやってほしい。彼がブレイクするキッカケになったコロンバス・ディスパッチ紙(The Columbus Dispatch)のビデオの最後のほうで "I love radio." と言っていたことだし。

Golden Homeless Voice (Dispatch Video | The Columbus Dispatch)
※公式サイトの動画には、冒頭にいつのまにか広告が付いている!


 
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大阪で聴取率No.1のFM802、売り上げは最下位らしい。

○大阪で聴取率No.1のFM802、売り上げは最下位らしい。

大阪で聴取率No.1のFM802、売り上げは最下位らしい。

情報源は下記ツイート:

京都にある放送局の東京支社長の話。大阪のFM802の12月売上げが伸びず、ついに大阪局の最下位になったという。驚いた、正直信じられない。聴取率No.1を謳ってきた802が最下位とは。聴取率に売上げが比例しない時代になったのだろうか。ラジオはまさに戦国時代だ。(abex851, 2:13 PM Jan 13th

ラジオ局の人気がビジネス的な成功につながらないというのは、西も東も同じらしい。

FM802の場合、自社制作番組がほとんどだとか、2010年8月までラジオ・ショッピング番組を放送しなかったとか(wikipedia)、そういう影響もあるのだろうか? そういえば、東京でもラジオ・ショッピングがやたらと多くなってきているし。

私は大阪に住んだことがないので、実際にFM802を聴いたことがないけれど、FM802が開局して人気ラジオ局になってゆく過程を、局の立ち上げに参加した当事者が描いた、森綾『読むFM802——OSAKAで一番HOTなラジオ局の軌跡』(日経BP出版センター、1994年)を通じて知った。

あの熱気を帯びた疾風怒濤の勢いで、再度頑張ってほしいなぁ。

放送局の人気が上がればそれに比例して売り上げが上がるという図式は、経済がシュリンクしている時期にはもはやあてはまらないのかもしれない。

でも、聴取率No.1なのだから、きっと活路はあるはず。

ラジオ界全体が、聴かれなくても儲かったほうが勝ちという風潮にならないことを祈るのみ。そうなってしまったら、ビジネス的には成功かもしれないけれど、放送文化としてはアウト。


 
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読了しました:佐々木中『切り取れ、あの祈る手を——<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)

○読了しました:佐々木中『切り取れ、あの祈る手を——<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)

 

When you believe in things
That you don't understand,
Then you suffer.
Superstition aint the way.

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」<番組恒例・秋のタマフル推薦図書特集>(TBSラジオ、2010年9月25日(土)21:30-24:30)で紹介されていた、佐々木中『切り取れ、あの祈る手を——<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)を年末年始に読むと宣言した。

TBS RADIO サタデーナイトラボ「秋の推薦図書」【後編】 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)
『切り取れ、あの祈る手を』の紹介は終盤

年末年始は、佐々木中『切り取れ、あの祈る手を——<本>と<革命>をめぐる五つの夜話』(河出書房新社、2010年)を読むことにした。(当ブログ内)

その時点では、序盤のいくつかのフレイズを抜き出して「ほんの出だしの20〜30ページのあいだにも、読む人・書く人・創る人ならきっとシビれるアジテイションで埋め尽くされている」と書いた程度。

しかし、読み終えてみると、こんなのは本の序の口に過ぎなかったと解った。確かに、それらは項を繰る推進力を得るための着火剤にはなったが、この後に訪れる本当の<革命>に比べれば些細なものだった。

上記エントリーに未だに継続的に少なからぬアクセスがある。砂浜の足跡を探すロビンソン・クルーソーのように、前掲書を読み終えた読者がセカンド・オピニオンを求めて、あるいは手っ取り早い要約を求めてネットの汀を彷徨しているのかもしれない——他ならぬ佐々木自身が本を情報として処理することの不毛さについて散々釘を刺しているにもかかわらず。

「受胎」(conception)としての「読むこと」「書くこと」

おそらくこの本は、第1夜を読んである程度の見通しが利けば、その後迷うことがないはずだ。おそらく多くの人にとってなじみのない宗教の話を題に採ってはいるが、残りの4夜は、大雑把に言えば、第1夜で提示されたモチーフの変奏になっている。ルター、ムハンマドとハディージャ、中世解釈学革命について事前に知っている必要もない(そもそもこれら全てに通暁している人がどれほどいるだろうか)。書いてある。佐々木が促すように、読めばいいのだ。

もっとも重要なのは、ニーチェの「受胎」、concept/conception についての議論かもしれない。肝心と思われる箇所を引用:

たとえば[ニーチェ]曰く、「妊娠の状態よりも荘重な状態があるだろうか?」「この荘重さのなかでわれわれは生きるべきである。生きることができる! そして期待されるものが思想であれ、行為であれ——われわれはあらゆる本質的な完成に対して、妊娠という関係以外の関係をもたない」と[……]。(pp.23-24)

ドゥルーズは、哲学とは概念(concept)の創造であると言いました。では概念とは何でしょう。それはそもそも「孕まれたもの(conceptus)」という意味です。「概念にする、概念化する(conception)」という言葉も「妊娠(conceptio)」という語に由来します。「マリアの受胎」は conceptio Mariae と言います。だからキリストはマリアの概念化(conceptio)によって生み出された概念なのです。(p.24)

哲学とは、そして書くこととは、「女性になること」の営みなのです。無論、ラカンが厳しく言っているように、生物学的に女性だからといってファルス的な享楽を自動的に免れる訳ではありませんよ。しかし、それ自体が男性中心主義的な理論だと指弾されることも多い精神分析理論の、もっとも先鋭的な理論家であったラカンが、フェミニストたるクリステヴァやイリガライを弟子に持ち、バトラーなどにも少なからず影響を与えている理由を、ひとはもう少し考えるべきでしょう。(p.25)

最近の映画好きな人たちに解りやすく言えば、コンセプション(conception)をひっくり返せばインセプション(inception)

哲学および書くことは「女性になること」というより、むしろ、両性具有者たることと言ったほうが、男のオレにはしっくりくる。

読書による発狂

You borrow my brain for five seconds and just be like dude, can’t handle it, unplug this bastard. It fires in a way that is, I don’t know, maybe not from this terrestrial realm.
(もしオレの脳味噌をたったの5秒借りだたけでも、「おいお前、手に負えねぇぜ。こいつを外してくれ、バカ野郎」ってな具合になるだろう。何つうか、この世の物とは思えない感じにブッ飛ぶぜ。)

Charlie Sheen

佐々木は本の序盤で、他人が書いたものを読むことの不可能生についてこう言っている:

グリューンヴェーデルが「わかった!」と絶叫した瞬間何がおこったか。カフカやアルトーやヘルダーリンの本を読んで、彼らの考えていることが完全に「わかって」しまったら、われわれはおそらく正気では居られない。(p.30)

話を具体化するために、私のコンセプション経験について話すと、例えば、エドワード・サイード、あるいはジュディス・バトラー(別に、ミシェル・フーコーでもいいんですけど)を読む前と読んだ後の変化は激烈で、ひと度これら著者たちとパースペクティヴを共有してしまったが最後、今まで何も見えていなかったところに、権力の作用が充満していることに気づいてしまう。一気にドカ〜ンと吹き出したかのように、あるいはドンデン返しのように世界が一転して見えてしまう。

一旦見えるようになってしまった権力の作用を視界から消すことは二度とできず、日常生活のあらゆる側面で権力の作用を感知し続けることになる。こんな状態、脳味噌が常にはたらいてしまっているわけですから、ものすごくしんどいですよ、鬱陶しいですよ。ある種の乖離・抑圧で抑制が利いている間はいいけれど、もしタガが外れてしまったら、これは発狂ですよ。佐々木が言うように、これは読書がもたらす発狂ですよ。終りなき日常をまったりと生きるということが、いかに楽チンだったことか。

読書とは、正であれ負であれ、強烈な電荷を帯びた他者の思想に素手で触れる行為であり、まともに受け止めたら感電してしまう。

自分だけがそうだと言っているわけではなく、おそらく、誰かの本から何らかの conception を得た人は、同じようにシンドイ日常を送っているはず。ことによると、発狂した人もいるかもしれない。

読書からは離れるけれど、ダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)[監督]『π』(1998年)劇中で描かれている主人公の発狂も、たぶん同種の発狂ですよ。

この本は本当に「保守的」か?

「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ、2010年12月26日(日)25:30-28:00)でも、この本が話題に上っていた。

2010年12月26日「文化系大忘年会2010」part2 (文化系トークラジオ Life)

鈴木謙介が語る関西の出版流通事情(首都圏で3万部も売れているこの本が、関西では梅田に出ないと店頭に置いていない)にも驚いたが、巷間、この本が「保守的」と批判されているらしいという話に愕然とした——「革命」の本なのにね。

「読むこと」「書くこと」を中世から長いタイム・スパンで説き起こしているこの本は、高度情報化社会においては、「保守的」なものとみなされるらしい。あるいは、中世の話するとアナクロ? 佐々木は本を情報として処理することがいかに不毛か再三主張しているというのに、思考のタイム・スパンが長いことを以って「保守的」と断ずるなど、それこそ安直な情報処理に他ならないじゃないか。

この本を「保守的」と感じる人は『レバレッジ・リーディング』でも読んでれば丁度いいんじゃない? 読書経験の価値が金融用語で語られる時代。「市場の社会的深化」は、とうとう読書にまで到達してしまったか。読書という実践は、新自由主義的な諸力に対する砦になりうると思っていたのに。

最後に語り下しという文体について

この本は語り下ろしとうスタイル、即ち話し言葉で書かれている。「跋」にあるように「ハードコアなまま間口を広げる」(p.211)実践なのだろう。

読んだ方、どんな印象でした?

話し言葉で書かれているけれど、話し言葉のグルーヴ感とは微妙に調子が違う。私に限っては、スピードに乗って読めるところと、つっかかるところがあった。

書かれていることが、真っ当で、原理的で、シンプルなぶん、もし論文調に書かれていたら、論理構成が図式みたいにパッパッと頭に浮かんで、あっという間に情報として処理できてしまっていたかもしれない。

そういう意味で、読書経験としてもなかなか面白かった。


 
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「ニッポン放送 批判」で検索してこのブログを見ている人がここ数日やたら多い件について。

○「ニッポン放送 批判」で検索してこのブログを見ている人がここ数日やたら多い件について。

※不正確なおそれのある記述を修正しました。(2011年1月13日)

ここ数日、このブログにアクセスして下さっているかたのなかに、「ニッポン放送 批判」などで検索している人がやたら増えている。しかも、アクセスは日本全国いろんなところから。

「ニッポン放送に何ごとか起きたのか?」と、調べてみると、提出期限間近のニッポン放送のエントリー・シートに「あなたが聴いたニッポン放送の番組をひとつ、徹底的に批判してください」という項目があるらしい。

さては、他の誰かのニッポン放送批判を検索して、コピペしようとしてるな。

さては、ラジオ聴いてないな。

悪口じゃなくて批判、しかも「徹底的に」——皮相的な悪口では、意外とネタが続かない。徹底的に批判するためには、少なくともその番組ぐらいは徹底的に聴かないといけない。 

でも、ラジオ番組に詳しくなくても、自分なりのアティチュードをもっている人は、どんな番組でもなにがしか批判することはできるかもしれない。重要なのは蘊蓄じゃなくて視点や方法論。先方は、どの番組をどういうアプローチで斬ってくるか見るんだと思う。ざっと考えてみても、切り口だけなら7〜8個ぐらいはすぐに思いつく。

むしろ、番組に詳しいだけの人は評点が低いかもしれない。ラジオに凝り固まっていない人のほうが、今までになかった新しいラジオ番組を創り出すこともあり得るし。

いずれにせよ、今ごろネットを漁っている時点で、終りだよ。

つまり、ラジオを聴いてない、あるいは、聴いたとしても自分では何も思いつかない人でしょ? 君がラジオ局の人事だったら、そんな人雇いたい?

ともあれ、この手の検索をしている人が多いということは、ニッポン放送の入社試験を受けようと思っている人は多いのだろう。ラジオ業界を目指す人が多いこと自体は、必ずしも悪いことではないかもしれない。

でも、ラジオずきじゃない人、提出の直前までろくにラジオのことを考えたこともないような人は、ラジオ局に入って頂かなくて結構。

こっちがどんだけ大事にラジオを聴いているのか少しは考えてくださいよ。ラジオ・ファンとして言っとくワ。


 
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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(41)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(41)

2010年12月のつづき:

TBSラジオ特別番組〜野沢那智さん、ラジオでお別れ会(TBSラジオ、2010年11月27日(土)20:00-20:55)

リック・アストリーは今、イギリスで人気DJとして活躍中らしい。

秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第172巻(ジャンプコミックス、2010年)※「闇に流れる声」の巻収録

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、2010年12月4日(土)21:30-24:30)

映画、ラジオ、テレビの発達史(SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム、2010年9月4日(土)〜12月12日(日)を見てきた。

ラジオのミニコミ誌を発行しております(57):先月、「全日本ミニコミサミットin新宿3」というイヴェントに参加しました。

「メキキの聞き耳」警視庁交通管制センターを見学!、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(TBSラジオ、2010年12月09日(木) 15:30-17:50)

東京のミニFM局リスト(暫定版)2010年12月11日改訂

名古屋のラジオ局を片っ端から見てきた(4):MID-FM

文化系トークラジオ Life <クリスマス資本論>(TBSラジオ、2010年11月28日(日)25:30-28:00)

松村邦洋『武将のボヤキ』(武田ランダムハウスジャパン、2010年) featuring「織田信長のオールナイトニッポン」

ラジオな一曲(29):The John Butler Trio "Treat Yo Mama" (2004)

「QIC」(ウェブラジオFMC)で2週続けてラジオ批評。

上杉隆がリツイートしてくれたようです。

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)の村沢青子プロデューサーが番組から外されたらしいとの噂。

いつも聴くネット・ラジオ

文化放送の学習教室

再:井筒和幸[監督]『ヒーローショー』 (2010年)がスゴい!

閉局エフエムの看板番組 中大生が継承(東京新聞、2010年12月8日夕刊)

麻衣的亜洲電波~Mai's Asian Wave~(TBSラジオ、2010年12月19日(日)22:00-22:30)にTBSラジオ武田記者が登場!

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(8)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(9)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(10)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(11)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(12)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(13)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(14)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(15)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(16)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(17)

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「東京ウェッサイ」なぜ地域のメディアが必要なのか?(FMたちかわ:東京都立川市周辺 84.4MHz、2010年12月17日(金)19:00-20:00)

○「東京ウェッサイ」なぜ地域のメディアが必要なのか?(FMたちかわ:東京都立川市周辺 84.4MHz、2010年12月17日(金)19:00-20:00)

密かに応援しているFM小金井。今まで2回ほど聴きに行った。

FM小金井 88.8Mhz ホーム地図

FM小金井(東京都小金井市本町6丁目 シャトー小金井周辺:88.8MHz)(当ブログ内)

そのFM小金井の方がたが「なぜ地域のメディアが必要なのか?」と題して FMたちかわ(東京都立川市 84.4MHz)の「東京ウェッサイ」(2010年12月17日(金)19:00-20:00)にゲスト出演していた。私は23区、いわば「東京イッサイ」の住民なのでポッドキャストで聴取。

なぜ地域のメディアが必要なのか? | 東京ウェッサイ(ソーシャル エンタテインメント ラジオ)
※上記ページからポッドキャストで番組を聴取可能。

ゲストはFM小金井の、加藤 創大光寺邦彦の両氏……ひょっとして、この加藤さん、廃局したエフエム多摩の番組企画をネットラジオで引き継いでいる中央大学の学生さん? 色んなところでご活躍中なんですね。

多摩むかし探訪

閉局エフエムの看板番組 中大生が継承(東京新聞、2010年12月8日夕刊) (当ブログ内)
「多摩の昔」学生が番組 風景、生活ぶり伝える 中大放送研・加藤さんら(讀賣新聞 東京多摩版、2010年12月26日)(当ブログ内)

放送内でミニFMキットをつくるといいですね、という趣旨の話が出ていたけれど、ぜひやってほしい。

ラジオに貴賎なし!

私は、こういう話を聴くのが愉しくてしょうがないのだけれど,このブログでミニFM・コミュニティーFM・ネットラジオの話題を取り上げたときは、普段よりもアクセス数がガクンと落ちる。逆に、人気お笑い芸人が出ている地上派のラジオを取り上げるとアクセス数が伸びる。

仕方のないことではあると諦観しつつも、「みんな結局、ラジオが好きなんじゃなくて、有名人が好きなんだな。豚は死ね、ラジオ狼は生きよ! ラジオに貴賎なし!」と心密かにうそぶいている。

だって、ラジオ・ファンとして、なんか悔しくない?

地域メディアの問題と方法

これは、私の印象でしかないけれど、地域メディアのいちばんの問題点は、地域にメディアがあることを地域の住民が知らないということではないかと思う。

多くの人のメディア的な関心は周辺→中央という磁場に引きつけられて、地域には耳目が集まりにくい。みんな東京の真ん中へんを遠く望んでばかりで、灯台下暗し状態。

この問題を解消するには、地域メディアの活動を、地域住民の前で可視化するしかない。

ラジオを聴く人自体が減ってきている昨今、電波を通じたファースト・コンタクトを期待するのはやや心許ない。中央のキー局などと違って、相対的に狭いエリアを対象にする地域メディアの場合、やっているところをその場で最初に見せてしまったほうが話が早いし解りやすい。

その点、FM小金井は頻繁にイヴェントを開催したり、誰でも見学できる場所にスタジを設置したり、地域への浸透に努力なさっている様子。

ミニFMはソーシャル・ネットワークの嚆矢だ

1980年代あたりから、それまでは個人がアクセスするには障壁が高く、官や企業が主たるユーザーだったテクノロジーが一気に大衆化・パーソナル化し家庭に浸透していった。パソコンなどはその最たる例。お上による権力・生産手段の独占を草の根の個人が掘り崩すことがクールな時代だった。

ここ数年来は、facebook や Twitterなど、ソーシャル・ネットワークが流行っている。ロバート D. パットナムを引くまでもなく、資本主義社会のここ数年の変容とリンクして、人間関係の横の広がりが価値を増し、世の関心が個人(パーソナル)から社会(ソーシャル)へ移ってきているのだろう。

後知恵ではあるけれど、ウェブサイトではなくリアル・サイトに人が集まって人間関係が生まれるという意味では、ミニFMは、今日的な視点に照らせば、パーソナル・メディアというよりもソーシャル・メディアだった。facebook や Twitter を四半世紀以上も先取りするソーシャル・ネットワークの嚆矢だったんだなぁと、想いを新たにした。

* * *

FM小金井は、JR武蔵小金井駅周辺、88.8MHzで聴取可能。東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井の1Fのスタジオから放送中。

カワイコちゃんも出演してるよ……って言うと、みんなも聴きに行くかなぁと思って。


※FM小金井スタジオ
 

東京のミニFM局リスト(当ブログ内)


 
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小林信彦「本音を申せば」連載第633回「二〇一一年、正月のおはなし」、『週刊文春』2011年1月12日・新春特別号

○小林信彦「本音を申せば」連載第633回「二〇一一年、正月のおはなし」、『週刊文春』2011年1月12日・新春特別号

小林信彦が、今売りの『週刊文春』2011年1月12日・新春特別号で、コラムの最後にラジオのことを書いていた。

小林御大のラジオ・ロウテイションが判る。

短いので引用:

テレビを観るより、ラジオを聞いた方がいい。文化放送の吉田照美(早朝なので、ぼくはめったに聞けないが、相手役の女性が良い)、同じ局の午後の大竹まことの番組、どちらも現内閣に批判的で、かつ面白い。

夕方からはTBSのニュース報道、日によってNHKの「ラジオ深夜便」TBS深夜の伊集院光(月)、おぎやはぎ(木)だけ聞けば、かなり面白い。

登場した番組:

「夕方からはTBSのニュース報道」というのは、「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(TBSラジオ、月〜金15:30-17:50)のことだろうか? いつだったか、「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、月〜金22:00-14:50)の竹内香苗アナをほめていたこともあったので、夕方ではないけれど「Dig」もたぶん聴いているはず。オレは最近、「Dig」は聴けていないなぁ。一応、録り溜めてはあるけれど。

小林信彦「本音を申せば」連載第615回「猛暑の中の<敗戦の日>」、『週刊文春』2010年9月2日号(当ブログ)

御大、唐橋ユミアナがお好きなんですね。好きかキライかって言われれば、まぁ、オレも好きですけど。


 

 
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ラジオパーソナリティ・小島慶子 オジキ、アゲイン『週刊プレイボーイ』No.1-2 2011年1月3-10日号(集英社)

○「ラジオパーソナリティ・小島慶子 オジキ、アゲイン」『週刊プレイボーイ』No.1-2 2011年1月3-10日号(集英社)

 

先頃、元TBSアナウンサーで「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)パーソナリティーの小島慶子アナが『週刊プレイボーイ』No.42 2010年10月18日号(集英社) でグラビアになって話題になり、このブログでも取り上げた:

元TBSアナウンサー小島慶子 38歳初ビキニ&インタビュー「私が水着になった理由(わけ)」『週刊プレイボーイ』No.42 2010年10月18日号(集英社)(当ブログ内)

その第2弾が出たとかで、買って見てみた。第2弾が出るということは、かなり好評だったのだろう。カラー・グラビアで全6ページ。「緊急撮り下しを敢行!」だそうです。

もうバックナンバーになっているようだけれど、今さらながらご紹介:

小島慶子 週刊プレイボーイ 水着グラビア
今回は袋とじではないらしい。
 
小島慶子 週刊プレイボーイ 水着グラビア
扉ページは、服がスケスケの『青い山脈』という感じ。
右隣ページのお嬢ちゃんは15歳だそうです。
 
小島慶子 週刊プレイボーイ 水着グラビア
半ケツお出しになられております。
 

「オジキ、アゲイン」ということで、「キラ☆キラ」リスナー狙いをより明確にしてきたご様子。知らない人のために言っておくと、小島アナは、あまりの男前っぷりに番組内では「オジキ」のニックネームで親しまれている。

※おまけ

「週プレnet×ケータイ週プレBook 2010年ダウンロードランキング BEST10」という記事によると、前回「週プレnet Deluxe」でスペシャル写真集も有料配信されたコンテンツが、AKB48の人たちなどに混じってベスト10に入ったのだとか。

小島慶子 スペシャル 写真集 | 週プレnet Deluxe
※サンプル写真と動画が見れるよ。

新しいネット・コンテンツも公開中:

小島慶子 小池里奈 逢沢りな | 週プレnet Extra

人気なんですね。

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月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)に出てきた「老眼めがね博物館」(東京都豊島区南池袋3-16-9)

月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)に出てきた「老眼めがね博物館」(東京都豊島区南池袋3-16-9)

最近の月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、月25:00-27:00)で、伊集院が老眼になってきたという話を度たびする。

その話の中で、「老眼鏡博物館」という店に行ったという話をしていた。正確な屋号は「老眼めがね博物館」。

実は、この店は前から知っていた。2〜3年前までは違う店だったと思う。何の店だったか忘れた:


 

ジュンク堂書店池袋本店あたりから脇道に入ってしばらく行ったところ。ここに行く前に、ジュンク堂の横のメガネドラックにも行ったのかなぁ。

テレビでも取り上げられたりしている店のようだ:


「地元応援バラエティ このへん !! トラベラー」
(テレビ東京、2010年6月15日(月)25:00-25:30)

 

私は両目とも裸眼で2.0以上をキープしているので、当分メガネには縁がなさそう。

私の周りのメガネ・コンタクト連は、「目がいい人は老眼になるのが早い」などと負け惜しみを言うけれど、私の視力の良さは、単に運がいいだけではないのです。

中学時代の理科の教科書で、水晶体の厚みを変える毛様体筋というものがあると知って以来、論理的にはコレを鍛えれば視力が落ちないはずと心得て、オリジナルのトレーニングで鍛え抜いてきたのです。

マイ視力検査表とマイ遮眼子も所有。いつでも家で視力検査ができるのです。

そのへんの凡庸な目利きといっしょにしないで欲しいワイ。

老眼めがね博物館地図


 
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火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出てきた店「Milky Way」(東京都豊島区東池袋1-12-8 富士喜ビル2F)

火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出てきた店「Milky Way」(東京都豊島区東池袋1-12-8 富士喜ビル2F)

火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火25:00-27:00)で、投稿職人の藤田ハルが女性と初めて食事に行った場所として、池袋の「Milky Way」という店の名前を出していた。

爆笑問題のふたりも行ったことがあるらしく、なつかしいと言っていた。東口からサンシャインに行く途中にあるとか。

そんな店に、まったく憶えがなかったけれど、つい最近、やっと判った:


 

 

 

池袋の東口五叉路に面したビルの2Fにあった。

こんなとこのろだったとは。何百回となく前を通っているはずなのに、灯台下暗し。2Fだから、「下」じゃなくて「上」ですけど。

パフェテラス  ミルキーウェイへようこそ地図


 
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オハイオ州コロンバスに、ラジオDJなみの美声ホームレスがいるらしい。

○オハイオ州コロンバスに、ラジオDJなみの美声ホームレスがいるらしい。

 


 

アメリカ合衆国オハイオ州コロンバスのインターステイト・ハイウェイ71号線出口にいる、ラジオDJなみの美声をもつホームレスが全米で話題になっているらしい。

コロンバスの地元紙・ザ・コロンバス・ディスパッチ紙(The Colunmus Dispatch)のビデオ・カメラマンが撮影し同紙ウェブサイトに掲載したところ、YouTubeに動画が転載され、マス・メディアの後追い報道も加わり、一夜にして時の人に。

この美声ホームレス男性には各方面からオファーが殺到中とのこと。

いい話ね。

ただ、オファーした人はなるべく彼に仕事を。その気もないのに宣伝のためにバンドワゴンに乗っただけの企業・団体は、彼の人生を2度踏みにじることになる。

テッド・ウィリアムズに神のご加護のあらんことを。

気になったので、事の発端であるディスパッチ紙ウェブサイトの記事を訳出してみた。自信のないところ(&ちょっとごまかしているところ)もあるので、英語の元記事へのリンクも載せておきます。誤訳にお気づきの場合はご教示を:

ホームレスの声はおとぎ話の響き(ザ・コロンバス・ディスパッチ紙、2011年1月5日)

元記事:
"A homeless voice has the sound of a fairy tale", The Columbus Dispatch, Wednesday, January 5, 2011  02:54 AM(英語)

州間高速道路71号線北行きハドソン通り出口沿いで、
プラカードを掲げるテッド・ウィリアムズ│動画を見る
撮影:ドーラル・チェノウェスIII世(ディスパッチ紙)
 

その声だ。

テッド・ウィリアムズ(Ted Williams)のしなやかなバリトン・ヴォイスは昨日、インターネット上に衝撃を引き起こし、ディスパッチ紙ウェブサイトのビデオは、州間高速道路71号線北行きハドソン通り出口沿いで物乞いするホームレスに何百人もの閲覧者の目と耳を釘付けにした。

「神から授かった声」を宣伝する手書きのプラカードを持ってはいるものの、そうでなければボロを着た浮浪者にしか見えないウィリアムズという男は、先月、手持ち無沙汰の通勤者にスペア用ラジエーター・パイプを売りつけているところを撮影された。

When you're listening to nothing but the best of oldies, you're listening to Magic 98.9!

その声は届いた。

ウィリアムズの「天賦の才」に対して最初に感じた畏敬の念は、その後に続いた何本もの電話でかき消されてしまった——メディアからの問い合わせ、仕事につながる可能性のあるオファー、そのなかには、単発のラジオ・アナウンサーの仕事もあり、次のチャンスもありうるという。

「「彼を雇わなかったら君はクビだ」というのがボスのお達しです」と、NFL映像編集ディレクター、ケヴィン・マクローリン(Kevin McLoughlin)は語った。彼は昨夜、ディスパッチ紙にウィリアムズを探してコンタクトを取ってきたのだ。

「私には何も保証できないけれど、彼にはぜひ仕事してもらいたい。」

コロンバス・ディスパッチ紙ウェヴサイトに月曜に投稿され、昨日の朝に匿名のユーザーによって YouTube に転載されたた97秒の映像は、コロンバス・ディスパッチ紙のビデオ・カメラマン、ドーラル・チェノウェス III世(Doral Chenoweth III)の気まぐれで撮影された。

ブログのエントリー、Facebookの投稿、Twitter上の驚きはウイルスのように広がり、ABC・CBS・CNNニュースや全国放送のトーク・ショーのプロデューサーから電話がかかってくるまでに飛び火した。

「私たちは高速の出口で彼らに出くわしたけど、なんの気にもしなかった」とチェノウェスは語る。彼が最初にウィリアムズを見かけたのは、妻と雑貨屋へ行く途中だった。「この人は自分の才能を活かしていた」。

We'll be back with more, right after these words!

しかしながら、昨日は、その声は誰にも届いていなかった。

マウント・カーメルアウトリーチ(Mount Carmel Outreach)のボランティアでホームレス支援歴15年のヴェテランであるケン・アンドリュース(Ken Andrews)によれば、ハドソン通りのガソリン・スタンド廃墟の裏手で時おり野宿するウィリアムズは、シェルターへの入所を断った。  

「彼はいい人ですよ。だけど、私たちはあの人にあんな「声」があるなんて知りませんでした」。

数人が現地を訪れたが、高速出口にはウィリアムズのプラカードは現れなかった。しかし、ラジオ局・WNCI(FM 97.9)の営業スタッフに発見されたようだった。局は今日7:15の "Morning Zoo" でこの仮想世界のスターをゲストに迎える予定だ。

WNCIの番組ディレクター、トニー・フロレンティーノ(Tony Florentino)は、局としてはアゴアシつきでウィリアムズをダウンタウンのスタジオに迎える予定ではないけれど、以来 ESPN や MTV から問い合わせが来ている、と語った。「友だち」は、一宿は提供しても、電話番号までは教えないものだ、と彼は語った。

「私たちはヒヤヒヤです。これがどんな大きな話になるか、彼は実際まったく解っていないと思います」とフロレンティーのは語る。

疑う余地もなく複雑な——そして人を食い物にしようとする——目の前に広がる地形を案内してくれるエージェントを見つけることが必須だ、と語るのは、ロサンジェルスのエージェント事務所のオーナーのシェイン・コーミアー(Shane Cormier)で、フォード、スプリント、ウェスタン・ユニオンのナレイションの仕事を斡旋した事もある。彼は昨日ディスパッチ紙にeメールを送ってきた。

「私たちと組めば、億万長者も夢じゃない」とコーミアーは語る。

WBNS-TV(10 ch)の執行役員、フランク・ウィルソン(Frank Willson)は、1月31日に放送される、局始まって以来の大プロジェクト「ホームレス撲滅の日」(One Day to End Homelessness)テレビのCMナレイションをウィリアムズにやってもらいたいと語っている。(WBNSのオーナー会社はディスパッチ印刷(The Dispatch Printing Company)で、ディスパッチ紙のオーナーでもある。)

そして、ラジオ局・WNCIで今朝、オハイオ信用組合連合(the Ohio Credit Union League)のCMナレイションの仕事が1万ドルで提示されることになっていて、NBCの「トゥデイ」(Today)や他の全国ネットワークのカメラ・クルーも同局を取材する予定だ。

そういった仕事は身元調査次第だが、オハイオ信用組合連合のスポークスマン、パトリック・ハリス(Patrick Harris)によると、「彼の声はわれわれにピッタリかもしれない」とのこと。

Don't forget: Tomorrow morning is your chance to win!

その声には知られざる歴史がある。

ニューヨーク、ブルックリン生まれの彼は、14歳のときの社会科見学でラジオに魅せられた。見学には、局アナウンサーとの対話も含まれていた。声からは想像もつかない外見だった。

「彼は言ったんだ「ラジオは心の劇場だ」」とディスパッチ紙のビデオでウィリアムズは語っている。「役者はムリ、テレビもダメ。」

「この声でやっていくことにしたんだ。」

ウィリアムズによると放送学校に通ったそうだが、それ以上多くは語らない。当時はソウル・ミュージック専門局で今はカトリック番組を放送しているコロンバスのラジオ局 WVKO(AM 1580)で、深夜に代役を務めた事もあった。

彼によると、ドラッグ・酒・「その他のこと」に関する問題で、遥か昔に彼の野望は道を逸れたが、最近2年間は薬も酒も断っているという。

「必死に取り戻そうとしているんだ」とウィリアムズは言う。

Watch Family Guy , weeknights at 7:30 on Fox 28!

耳を澄ましてみて。

あなたがお聴きのその声は、ひょっとしたら彼の声かもしれない。

前掲記事にもある、"TODAY" (CBS) 出演時は、オープニング・ナレイションも彼が務めた。


Golden-voiced homeless man: This time I have God - TODAY People - TODAYshow.com(英語)

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DJインタヴュー 駒田健吾(TBSラジオ)、『ラジオライフ』2011年2月号(三才ブックス)

○DJインタヴュー 駒田健吾(TBSラジオ)、『ラジオライフ』2011年2月号(三才ブックス)

正月三ケ日は家で仕事。ラジオはつけていたけれど、集中していたので内容はほとんど頭に入らなかった。逆に、中学・高校のとき、いかに勉強そっちのけで聴いていたかが今さらながら判った。

4日が納期の仕事を片付けて郵便局の本局まで持ち込んで、帰りにスーパーで買い物。いろんなものが、いつもよりビミョーに高い。打倒、ボッタクリズム!

スーパー内の書店で『ラジオライフ』の最新号(2011年2月号、三才ブックス)を手に取る。

DJインタヴューは、TBSラジオで「Kakiiin」(月18:00-20:50;火〜金18:00-22:00)の月・火曜日を担当中の駒田健吾アナウンサー

TBS RADIO Kakiiin(公式サイト)

ラジオライフ2011年2月号(RL-Online!:ラジオライフ公式サイト)

インタヴューの内容としては、刺激的な発言が飛び出したりはしないけれど、「あぁ、この人ホントにラジオが好きなんだなぁ」というのが端ばしからじんわりつたわってくる地味さが逆に好印象。

駒田少年のラジオ・リスナー歴は、「夜眠れない」と母親に相談したところ、「ラジオでも聴きなさい」と促されたことで始まったらしい。

当時の駒田少年は、

  • 「OBCブンブンリクエスト」(ラジオ大阪)
  • 「HITACHI FAN!FUN!TODAY」(ニッポン放送)
  • 伊集院光のネット番組(おそらく「OH!デカナイト」(ニッポン放送)内の「光ファイヤー通信」?)
  • 「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)

という流れだったとか。

要はラジオ大阪のリスナーだったようだ。トーク番組よりも音楽番組が好きだったので、ABCやMBSよりもラジオ大阪、ということだったらしい。それにしても、アナウンサーになるようなイケメンにもAMラジオずきがいるんだねぇ。

「オールナイトニッポン」では、大人の雰囲気のビートたけしよりも、ストレートなとんねるずが、中学生の駒田少年の心を捕えたらしい。現在、火曜「Kakiiin」で共演しているデーモン閣下は聴いてなかったとか。蝋人形にされるゾ

音楽番組のDJは駒田アナの念願だったとかで、昼の時間帯などへ進出するよりも、今は「Kakiiin」をできるだけ長く続けたいのだとか。

実は、最近「Kakiiin」とはご無沙汰ぎみだけれど、このインタヴューを読んで、応援したくなった。

 

「Kakiiin」といえば、ノベルティーとして番組特製の音楽ギフトカードをつくった直後に、カード自体が2010年8月31日で利用終了との公式発表。笑ったなぁ。大盤振る舞いでプレゼントしていた。

株式会社ジャパン・ミュージック・ギフトカード

おかげで手許に死蔵していた音楽ギフト券を紙くずにせずに済んだ。ありがとうございます。

これから、6日が納期の仕事に取りかかりますワ。


※当時、買いたいCDがなかったので払戻申請した。
年末に通帳記入したら振り込まれてた。
ちょっとした臨時収入。うれしいなぁ。
 

 
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「多摩の昔」学生が番組 風景、生活ぶり伝える 中大放送研・加藤さんら(讀賣新聞 東京多摩版、2010年12月26日)

○「多摩の昔」学生が番組 風景、生活ぶり伝える 中大放送研・加藤さんら(讀賣新聞 東京多摩版、2010年12月26日)

2010年3月31日に放送終了したエフエム多摩(東京都多摩市周辺 77.6MHz)の番組「多摩の歳時記」を中央大学の放送研究会の学生がポッドキャスティング番組「多摩むかし探訪」として引き継いでいるという話は、以前このブログでもご紹介した。

昨年のラジオの話題では、数少ない明るい話のひとつ:

多摩むかし探訪

閉局エフエムの看板番組 中大生が継承(東京新聞、2010年12月8日夕刊) (当ブログ内)

今度は讀賣新聞でも紹介されたとの事。応援も兼ねてご紹介:

「多摩の昔」学生が番組 風景、生活ぶり伝える 中大放送研・加藤さんら(讀賣新聞 東京多摩、2010年12月26日)


峯岸さん(左)に話を聞く中央大学放送研究会の加藤さん(右)ら(多摩市鶴牧で)
 

 多摩ニュータウン開発が始まる前の多摩地区の風景や人々の暮らしぶりなどを紹介する番組「多摩むかし探訪」を、中央大学(八王子市)放送研究会の学生がインターネット上で配信している。音声だけの番組で、3月に閉局した「エフエム多摩」の看板番組が前身。同研究会メンバーで、番組の大ファンだった同大2年の加藤創さん(20)が、「何とか番組を残したい」と始めた。

 「多摩丘陵には『谷戸田』と呼ばれる棚田があった」「府中―東八王子駅間には玉南電気鉄道と呼ばれる鉄道が走っていた」「ニュータウン開発で川が埋め立てられ、今では道路の下の水路を流れている」――。

 放送は約20分で、多摩商工会議所前会頭の峯岸松三さん(88)が、ニュータウン開発前や開発中の様子などを語っている。5月から毎月1回配信され、これまで7回が放送された。

 同番組は、多摩市を中心にラジオ放送を行っていた「エフエム多摩」の看板番組で、12年間続いた「多摩の歳時記」を引き継ぐ形で始まった。加藤さんは、峯岸さんがレギュラー出演し、多摩の昔の風景を伝えていた同番組の大ファン。中学1年の頃から聞き始め、「普通のラジオで聞けない昔の生活の知恵などが聞けるのが新鮮だった」という。

 今年2月に閉局の話を聞き、「何とかこの番組を残したい」と、同局のディレクター・武藤洋子さん(35)に連絡を取った。自身が所属している放送研究会で「引き継ぎたい」と訴えると、武藤さんは「学生らしい番組を作ってくれるなら」と快諾。峯岸さんも二つ返事で引き受けてくれ、学生たちによる番組製作が始まった。

 現在、収録は峯岸さんの自宅で行っている。前半は、「多摩の歳時記」でパーソナリティーをしていた前岡洋子さんが聞き手を務めるが、後半は学生が出演。「(中央大近くを走る)『野猿街道』は昔どんな様子だったんですか」など、学生の視点から峯岸さんに質問をぶつけている。

 峯岸さんは「若い人たちが多摩の昔の姿に興味を持って、取り上げてくれるのはありがたい。今では私にとっても生きがいのひとつ」と目を細める。

 加藤さんは「多摩の昔を知らない人たちに、半世紀で多摩はこれだけ変わったということを知ってもらえたら」と話している。

 「多摩むかし探訪」の配信を行っている専用ホームページはhttp://chktama.seesaa.net/


 
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