TBSラジオ特別番組〜野沢那智さん、ラジオでお別れ会(TBSラジオ、2010年11月27日(土)20:00-20:55)
○「TBSラジオ特別番組〜野沢那智さん、ラジオでお別れ会」(TBSラジオ、2010年11月27日(土)20:00-20:55)
2010年10月30日に亡くなった野沢那智の追悼番組がTBSラジオで放送された:
そのことを事前にこのブログに書いたところ、想像以上のアクセス数で、尋常ならざる関心の高さが伺えた:
○「TBSラジオ特別番組〜野沢那智さん、ラジオでお別れ会」、2010年11月27日(土)20:00-20:55に放送。(当ブログ)
白石冬美と山本コウタローの掛け合いが、ときどき噛み合っていなかったのはまぁご愛嬌。
ラジオで愛川欽也の声も久びさに聴けてよかったなぁ。
放送では、往時の「パックメイト」が今や立派な大人に立身していたり(山本コウタロー自身も、もとはリスナーだったと放送内で言っていた)、番組寄せられた メッセージの文章が妙に上手かったり。「小生」という言い回しににじむ含羞も、今や失われた美風としていとおしい。やっぱり、この時代のラジオってすごいなぁと思うことしきり。
ゲスト出演した、野沢那智の長男で俳優の野沢聡の声や話し方が野沢那智によく似ていたのも感慨深いところ。
明るい雰囲気の、すばらしいお別れ会だったと思う。
ただ、どうしても言っておきたいことがある。
番組を実際に聴いた人は察しがついているかもしれないけれど、番組のエンディングが「ナッチャコパック」の有料配信の宣伝って、どうよ? それまでの流れが全部吹っ飛んだワ。興が醒めた人は多かったのではないかと思う。
もちろん、有料配信そのものは悪いことではない。パックメイトの皆さんが、これを機に懐かしい放送を再び聴くことができるのはすばらしいことだ。
でも、宣伝の入れ方がヒドすぎる。
どうせなら、いったん「シバの女王」で番組を締めくくって、宣伝は番組とは区別した状態で放送すべきだったと思う。どうしても番組内で宣伝したいのであれば、TBSのアナウンサーが読むとか、スタッフが告知するとか、いくらでも工夫のしようがあっただろうに。
宣伝効果という意味では、番組内で白石冬美に読ませるというのが一番なのだろうけれど、葬式で喪主に物販させているようで、余韻が台無し。
「パックインミュージック」はTBSラジオにとっても特別な番組なのだから、もっとちゃんとした扱いをすべきだったと思う。
白石冬美がかわいそう。
最近ちょっとヘンだよ、TBSラジオ。
レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ「シバの女王」
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