「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ)が、上杉隆のポッドキャストのバックナンバーを、12月1日(水)を以ってゴッソリ削除するらしい。
○「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ)が、上杉隆のポッドキャストのバックナンバーを、12月1日(水)を以ってゴッソリ削除するらしい。
※若干の加筆(2010年12月3日)
2010年12月1日の未明あたりからウチのブログの下記のエントリーへのアクセスが異常に増えていた:
○平野博文・前官房長官が「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ)に抗議した件に関する追記(当ブログ内)
※問題視された上杉隆の発言を上記エントリーで文字起こししておりますので、何が問題なのか/問題でないのか、ご確認下さい。
「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2010年6月29日(火)13:00-15:30)で上杉隆が、平野博文・前官房長官が退任の際に官房機密費3億円をネコババした疑いがあるので、ジャーナリストはこれを追求すべきだと主張した件についてのエントリー。
「ついにネコババが白日の下に曝されたか?」と思ったら、話はむしろ逆。
「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)が、上杉隆のポッドキャストのバックナンバーを、12月1日(水)いっぱいを以ってゴッソリ削除するらしい。
今後は、最新回を1週間だけ配信するらしい。
そうだよね! とっとと消しておけば、5か月も経った後で平野に見つかることもなかったしね。
時事性の高いコーナーは各番組とも1週間で更新、というTBSラジオの方針により上杉隆さんのサウンドパティスリーも今週分から1週間の公開となります。過去分については明日(12/1)いっぱいの公開となります。()
信じる?
今日の放送では、この件について何か言ったのかなぁ?
ややこしい事情はさておき、単純に実用上の話として、1週間で消えるのはすこぶる不便。TBSラジオのポッドキャスティングは、アーカイヴが充実しているところがよいところだったのに。それをあてにして、何週分かまとめてチェックしていた人もいるだろうに。
ところで、多くのリスナーは誤解しているようだけれど、「キラ☆キラ」は報道番組ではないので、所詮、権力の監視や巨悪との闘争は彼らの仕事ではないのです(諦観)。それに、コンプイラアンスとかナントカ、いろいろ大人の事情があるだろうし、スタッフ個人個人にはそれぞれの思いもおありでしょう。番組やコーナーを維持するための面従腹背、死んだふりしてやり過ごす、ということも一種の闘い方かもしれない。
内心かなり失望はしたけれど、上記の理由で悪口を言うのも気が進まない。
でも、報道じゃないところで、コソッと権力に石礫を投げている感じがレジスタンス的で好きだったんだけどなぁ。
まぁ、上杉を切らなかったという点は積極的に評価していいのかもしれない。
ともあれ、平野博文・前内閣官房長官の官房機密費3億円ネコババ疑惑については、TBSラジオの報道部が、きっと追求することでしょう。
さもないと、TBSは二度死ぬ?
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コメント
はじめまして。ブログ主さんが「誤解」とまでおっしゃっているのが気になってしまい、意見を書かせていただきます。
>多くのリスナーは誤解しているようだけれど、「キラ☆キラ」は報道番組ではないので、所詮、権力の監視や巨悪との闘争は彼らの仕事ではないのです(諦観)。
だったら上杉さんのコラムをキラキラ内においておくのは不適当ではないでしょうか?上杉さんはTBSでの不満を文化で愚痴っているようですし、キラキラが報道番組ではないからこの対応でよかったという欺瞞は後でかなり響いてくると思いますよ。
それに今回の謝罪は番組内での発言をTBSラジオが謝罪しているわけでしょう。そうだとしたら謝罪してしまった時点で後追い取材などできるものなのでしょうか。後は報道部が追求するもなにもないのでは?
こんな風に安易に謝罪してしまう行為は局自身が出演者の発言の信憑性を著しく失わせる行為に等しいと思います。キラキラという番組が「巨悪と戦う」姿勢はもたない番組であれば中途半端な時評的コーナーはもつべきではないと私は思います。
投稿: まな | 2010年12月 4日 (土) 04時05分
結果的に、上杉のラジオでの発言にガセネタが含まれていたから、平野サイドに抗議されて、それ以外でも憶測や推測の内容を事実のように喋るから問題視されただけでしょ。
権力と戦いたいなら、ちゃんと裏づけ取材してから喋らないと。
投稿: | 2010年12月16日 (木) 05時38分
私もまなさんの意見に賛成。
投稿: とくなが | 2010年12月31日 (金) 20時41分