麻衣的亜洲電波~Mai's Asian Wave~(TBSラジオ、2010年12月19日(日)22:00-22:30)にTBSラジオ武田記者が登場!
○「麻衣的亜洲電波~Mai's Asian Wave~」(TBSラジオ、2010年12月19日(日)22:00-22:30)にTBSラジオ武田記者が登場!
「麻衣的亜洲電波~Mai's Asian Wave~」(TBSラジオ、2010年12月19日(日)22:00-22:30)にTBSラジオの名物記者、「国会王子」こと武田一顯記者がゲスト出演。人気ですね。
○TBS RADIO - 麻衣的亜州電波~Mai's Asian Wave~
※武田記者と佐藤麻衣の写真が出ているよ。
番組サイトによると、
マーイーと王子は、TBSの廊下で初めて会った瞬間に
周りのスタッフが唖然として見守る中、
ものすごい勢いで怒涛の中国語トークを炸裂させるなど、
すぐに意気投合し、それがきっかけで今回の番組出演とあいなりました。
とのこと。
聴いてみた感想としては、とても面白かったっス。武田記者ファン必聴の内容。
武田記者は、いきなり北京語で挨拶し、颯爽と登場。貴重なナマ歌も披露。テレサ・テン(鄧麗君)「我只在乎你」(時の流れに身をまかせ)」や、ジャッキー・チェン(成龍)と陳淑樺(サラ・チェン)などが歌っているデュエット曲「明明白白我的心」などをチョッとだけ歌ったりもしていた。聴きどころ満載。
北京時代、那英(ナー・イン)とも時どき飲んだり、一緒にカラオケにも1回行ったことがあるとか。那英は酒が強いらしい。
那英「白天不懂夜的黑」

このタイトル、村上春樹?(元ネタはニーチェ)
それに、中国特派員として北京に駐在した経験のある武田記者は、北京の女性は「文化的観点から言うと、肌がみんなね、カサカサしている」と語ったり、チャイナ・ドレスの女性の話などもしていた。
番組内で、武田記者の好きな曲として、李香蘭「何日君再來」が流れた:
李香蘭「何日君再來」
曲のタイトルにある「君」と「軍」が同じ発音(jūn)であることから、当時、国民党軍を率いる蔣介石に早く来てくれという歌と読めるとして日本当局が神経過敏になったり、のちに、蔣介石の歌だとして中国共産党が歌うことを禁止したり、だからこそ台湾出身のテレサ・テンはこの歌を歌った、など、武田記者は、この歌の背後にある興味深い歴史を紹介していた。
いつもはアジアのスターがゲスト出演したりするのだけれど、残念ながら知らない人のほうが多い。今回のように知っている人がゲスト出演するだけで、格段に集中して聴けた。
最後に,武田記者のお言葉:
「漢学」というけども、中国に対する知識ってのはもともと日本人の文化の素養なんですよね。最近はみんな、アメリカ、アメリカになっちゃったから、そういうの知らない人が多くなりましたけども、やっぱり最低限のそういう知識はないと、まぁ、そうやって中国の文化も歴史もバカにしてると、結局そういう人たちは日本のことも何も解ってないということになるんだな。
13億人もいれば、そのぉ、非常に偉大な文化人もいれば、そうかと思うと、尖閣諸島の沖で船をぶつけてくるような船長もいるわけで、両方、いろんなのがいるわけですから、それと、どんなのともつきあっていかないと、お互いに引っ越しはできないんだということを、やはりいつも考えないといけないですよね。
自分の思想・信条がどうあれ、まずは他者を理解することから始めるのが大事。武田記者の、相手を知った上でのリアリズム路線がいいね。
最近、私がラジオを聴いている時間の登場が少ない武田記者。「ニュース探求ラジオ Dig」あたりにも、もっと出て欲しいなぁ。
ひょんなことから参加しました。よろしければ、ぜひクリックを。
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コメント
山中秀樹の後番組ですね。たまに途中から聴いているけど、この回は聞き逃しました。残念。「ストリーム」粛清以降、明らかに武田記者の露出は減っていますね。人気者なんだから、わざわざギャラを払って時事通信・某を使うよりも、政局談義なら武田記者の方が面白いしスージも取れると思うんですけどね。上部の力が働いているんですかね。まっ陰謀論ですけどね。
投稿: やきとり | 2010年12月23日 (木) 12時34分