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QIC 第722回(ウェブラジオFMC、2010年8月15日放送)

○「QIC」第722回(ウェブラジオFMC、2010年8月15日放送)

「QIC」第722回(ウェブラジオFMC、2010年8月15日放送)で、電氣ブランが話題に登った。

電気ブランの写真
ちょっとだけ残ってた。
 

QIC/FMC
※上記サイトから「▼2010年8月15日放送分(第722回)」をお聴きください。
配信後3週間聴取可能。

デンキブランとは(神谷バー公式サイト)

確か、電氣ブランは足立区民放送の公式ドリンクでもあったような。

足立区民放送 - Radio Adachi Broadcasting

電氣ブランについては、名前の由来などの話はよく語られることがあるけれど、マスタード☆鶴田氏の、バーテンダーの立場からのトークが興味深かった。

「現代の味覚には合いません」としつつも、氷が貴重で材料も揃わなかった時に電氣ブランをブレンドした神谷バーのバーテンダーの人たちに想いを馳せつつ「歴史を飲まなきゃいけない」とのお話で、バーテンダーであれば、ちゃんと飲んでおくべきとのご意見。

サーヴする側から電氣ブランのことを考えたことがなかった。異なる立場の、その上プロである人の話を聴くのは純粋に愉しい。

「現代の味覚には合いません」とのことだったけれど、私はけっこう好き。甘いのに意外と強い。あがた森魚がそのことを歌にしている。本当に飲みながら歌っているような雰囲気がとてもいい:

一口天国二杯で地獄 三杯呑んだらあの世行き
あの娘のようにシビレてしまうぜ 電気ブラン


アルバム『乙女の儚夢』(1972年)収録。
「儚夢」と書いて「ロマン」と読ませる。
「赤色エレジー」も入ってるよ。

 

番組内ではストレートで飲むことを推奨していた。私はロック派——「歴史を飲む」精神からは外れるけれど。

電気ブランの写真
一応九州男児なので、三杯呑んでもあの世行きにはなりません。
 
Google

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