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2010年6月

安倍夜郎「深夜食堂」にあのラジオが登場(『ビッグコミックオリジナル』2010年7月5日号)

○安倍夜郎「深夜食堂」にあのラジオが登場(『ビッグコミックオリジナル』2010年7月5日号、小学館)

『ビッグコミックオリジナル』2010年7月5日号(小学館)の安倍夜郎「深夜食堂」にあのラジオが登場。

あのラジオというのは、ドラマ版「深夜食堂」の第2話・第3話に登場した SONY ICF-110 のこと。



第2話「猫まんま」より
 

第3話「お茶漬け」より
 

もともとコミックには出て来なかったけれど、ドラマの設定がコミックにフィード・バックされたかたち。今回は、ラジオ以外にも、作者が登場するメタ漫画的な表現も見られた珍しい回だった。

コミック版はこちら:


「店(うち)のラジオで聴きなよ。」
「深夜食堂」第81夜「炒めごはん」より
 

コミック版では向かって右の側面に何かの差し込み口のようなものが見えるが、実物にはない。その代わり、向かって左側面の同じような位置にトーン調節ダイヤルが付いている。

上部操作パネルのレバーの位置から、FMラジオを聴いていると思われる。

私も持っています

実はこのラジオ、私も所有している。

私が入手する直前にきちんと整備されたもののようで、とてもいい音で鳴る。気に入っております:


 

 

 

ロケ地:足立区都市農業公園
ゴールデン・ウィークだったので鯉のぼりが出ています。
 

以上、自慢でした。

鈴木常吉「思ひで」


鈴木常吉「思ひで」(2006年)思ひで

ドラマ版「深夜食堂」のテーマ曲・鈴木常吉「思ひで」——実は昨年、生で聴く機会があった。

発泡酒か何かの缶を片手にステージに登場する鈴木氏。途中の休憩では、客のほとんどが酒を買って戻ってくるというフリーダム。鈴木氏も新しい酒の缶を持って戻って来た。

アルコールの作用もあってかやや饒舌に語る鈴木氏に対して、淡々と不動で演奏するサックスの中尾勘二氏、関島岳郎氏のチューバのメカニカルな動きに異界の風情を感じる。

鈴木氏はちょっとザラっとした声質で、最初は耳の奥にびりびりとした違和感があったけれど、これがすぐに気持ちよくなる。「思ひで」の他には「アイオー夜曲」「サマータイム」がよかった。

私の記憶ちがいでなければ、鈴木常吉氏がMCで、「思ひで」は若くして亡くなった BO GUMBOS の久富隆司(どんと)氏のことを歌ったものだと、おっしゃっていた。

久びさにまた聴きたくなった。しばらく前に、福岡・熊本・鹿児島を廻って東京に戻っておられたようだが、昨日までは愛知、今日は長野とか。

常と吉捕物帖(鈴木常吉ウェブサイト)

CDは、新宿の模索舎さんでも売っていた。

模索舎

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ラジオの風景(ニッポン放送ウェブサイト)

○「ラジオの風景」(ニッポン放送ウェブサイト)

ニッポン放送のウェブサイトに、リスナーから募ったラジオの写真を掲載しているというページがある。

ラジオの風景 - AM1242 ニッポン放送

「垣花正 あなたとハッピー」(月〜金8:00-11:30)「テリーとたい平 のってけラジオ」(2008年3月31日〜2010年6月25日、月〜金13:00-15:30)番組内で募集したとかで、そのせいか、カー・ラジオが多いのが特徴的で、NHKで同趣旨の企画を行っていた時には見られなかった傾向。マニアックな受信機も少ない。それに、radiko で聴いている人もちらほら。

全体的に数が少なく、変ったラジオが少ないのが残念。

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ニッポン放送 2010年夏の改編

○ニッポン放送 2010年夏の改編

話には聴いていたけれど、ニッポン放送がこの時期に異例の番組改編。朝から昼にかけての番組が大幅に変わる。新番組は来週から。

ニッポン放送2010 夏の新番組 - AM1242 ニッポン放送

上柳昌彦アナが昼に移動、テリー伊藤が日曜に移動というのがいちばんの注目点だろうか。


 

よって、金曜は「上柳昌彦のお早うGood Day!」(ニッポン放送、6:00-8:30)の最終回を聴くことにする。

いつもこの時間帯は「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月〜金6:30-8:30)、ときどき「BARAKAN MORNING」(InterFM、月〜金7:00-10:00)を聴いているのだけれどね。

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談志なう(文化放送)、2010年6月27日(日)18:00-19:00に放送。

○「談志なう」(文化放送)、2010年6月27日(日)18:00-19:00に放送。

立川談志が文化放送の特番「文化放送ホームランナイターセンパツ!スペシャル 談志なう」(文化放送、2010年6月27日(日)18:00-19:00)に出演するとのこと:

文化放送 |  文化放送ホームランナイターセンパツ!スペシャル 談志なう

「死ねないね」と立川談志、声帯にコラーゲンを打ちラジオ復帰 ニュース-ORICON STYLE-

アシスタントは吉田涙子アナウンサー。「立川談志 最後のラジオ」(文化放送)のコンビですね。

ちなみに、同じ日の「山中秀樹 時泥棒」(TBSラジオ、2010年6月27日(日)22:00-22:30)にもゲスト出演予定。

山中秀樹 時泥棒
:: TBSラジオ スペシャルウィーク ::(6月27日 日曜日)

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来週の「シネマハスラー」は『アウトレイジ』と『ヒーローショー』らしい(「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」TBSラジオ、土21:00-24:30)

○来週の「シネマハスラー」は『アウトレイジ』と『ヒーローショー』らしい(「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」TBSラジオ、土21:00-24:30)

※若干加筆(2010年6月25日)

今週(2010年6月26日(土))の「シネマハスラー」(「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」TBSラジオ、土21:00-24:30)では、北野武[監督]『アウトレイジ』(2010年)と井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)が取り上げられるらしい。

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル: シネマハスラー

「らしい」というのも、このあいだの土曜日は、いみじくも夕方に北野武[監督]『アウトレイジ』(2010年)を観て、そのままハシゴしてレイト・ショーの『息もできない』を観ていたので帰宅が遅く、ラジオは聴いていなかった。

『アウトレイジ』——どうでしょう?

::: 6.12公開・北野武監督最新作「アウトレイジ」:::


『アウトレイジ』予告編
 

『アウトレイジ』を観た人で、面白かったという人いるのかな?

もしいたら、どこがどう面白かったのか聞いてみたい。

水道橋博士・町山智浩・大根仁などが褒めていたので、とても期待していたのだけれど、はっきり言って期待はずれ。

TBS RADIO 2010年4月9日(金) 映画評論家 町山智浩さん - 小島慶子 キラ☆キラ
※コレを聴いてから観に行くと、とても解りやすい。

6月18日(金)「DigTag 大根仁の言い逃げ番長」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

なんだか、筋書きだけの映画を観せられた感じ。エンターテインメント路線といえばそうかもしれないけれど、それほどエンターテインニングでもなかった。

確かに、タイトルの出るところや、新幹線のシーンや、歯医者のシーンや、椎名桔平のラスト・シーンなど、映像として印象的な所はあったけれど、作品としての面白さは、それとは別の話。

随所で怒号が飛び交う、全員悪人の映画のワリには、どの登場人物にも、街ですれ違うヤクザがもっているような威圧感や本職っぽい「匂い」がない。ストーリーを展開させるための駒という感じのフラット・キャラクター。まぁ、ラストのどんでん返しがあるので、個々のキャラクターの内面をあまり描き込めないというのはあるんだろうけれど。

それこそ、井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)の鬼丸兄弟のほうがよっぽど怖かった。北野作品のヤクザものなら『ソナチネ』(1993年)のほうがシビレるし、『BROTHER』(2001年)のほうが愉しめる。

個々の登場人物の内面に踏み込まないヤクザ映画は、私のようなカタギの人間にはやっぱり他人事。

あと、出てくる銃のいくつかがオモチャっぽく見えた。それに、本物のヤクザがどんな銃を使っているのかは知らないけれど、H&K MP5Kをぶっ放されても、なんだかしっくりこない。SWATっぽい。

劇場には、中高年、なかでも「高」のほうのお客が意外と多かった。往年のヤクザ映画のファンかな?

どうしてピントこなかったのか改めて考えてみたら、いつもの北野作品によくある心象風景を映すような不思議なカットがなかった。あれがダメだという人もいるかもしれないけれど、私はああうカットが醸成する字余りっぽい不安定さが意外と好き。

それに話がきちんと完結しているので、映画の魔法がエンド・ロールの前に消えてしまって、余韻を家に持ち帰ることが出来なかったというのも大きいかもしれない。

『息もできない』——コレはスゴい!

息もできない(公式サイト)


『息もできない』予告編
朝鮮語の予告編では、例の「シーバルマ」にピー音が入ってた。
 

「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年5月28日(金) 22:00- 24:50)でTBSの水野真裕美アナウンサーがヤン・イクチュン[監督]『息もできない』(2008年)は面白かったけれど、『ヒーローショー』は怖くて嗚咽して泣いたという話が紹介されてた。

5月28日(金)「Digテーマ3、DigTag 大根仁の言い逃げ番長」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

理由は違うかもしれないけれど、私も、『息もできない』の暴力描写に比べて、『ヒーローショー』のそれのほうがキツかった。

『息もできない』の暴力は確かにエグい。しかし、あの暴力そのものは許容できなくても、あの暴力の背後にある心情は理解できるように描かれているので、サンフン(ヤン・イクチュン 양익준)に感情移入できる。もっとも、暴力を肯定するつもりはないけれど。

『息もできない』の暴力はなんらかの内面の発露であるのにたいして、『ヒーローショー』の暴力は、言わば、からっぽの暴力、暴力が暴力をよぶ暴力、暴力のための暴力。行為者本人のコントロールを離れて、暴力が行為者を支配するに至るところが怖い(そこが『ヒーローショー』の面白さ)。

閑話休題、宇多丸が言っていたように、女子高生のヨニ(キム・コッピ 김꽃비)が、ストーリが進むにつれてどんどん可愛く見えてくるのが不思議だった。最初は「ビミョ〜だな」と思ってたのにね。

こういう作品が興行的にも作品的にも成功を収めるあたり、韓国映画の地肩と強さを感じた。

忘れられない映画になりそう。みんなも観たほうがいいよ。

『ヒーローショー』——宇多丸の評が気になる

このブログでは、さんざん『ヒーローショー』を推してきたので、宇多丸の評が愉しみ。

映画「ヒーローショー」公式サイト

井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)がスゴい!(当ブログ内)

でも、作品としては『息もできない』のほうが上かな。

土曜日が待ち遠しい。

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TalkMaster の予約タイマーに若干の余裕がある今日この頃。

○TalkMaster の予約タイマーに若干の余裕がある今日この頃。

実は、この春からラジオを聴く時間が減っている。

ラジオ・チューナー付きICレコーダーTalkMasterを愛用中で、私が使っているのは初期型なのでタイマー予約出来るのは10件なのだけれど、春までは目一杯使っていたのに対して、春からは6件しか登録していない。

ナイター・シーズンということもあるけれど、面白い新番組も少ない。

ウェブラジオFMC桜川マキシムマジ高ネットラジオなど、インディーズのネット・ラジオのほうが心躍る昨今。

「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、月〜金22:00-24:50)は徐々に面白くなってきているような気はする。あるいは、こちらが愉しみ方を解ったきたのかもしれない。ただ、放送時間が長いのが難。一応タイマー予約しているけれど、ライヴで聴けなかったときにはそのまま聴かないことのほうが多い。

何処かを聴きたい トークの花が咲いている
面白いラジオなら何処へでも行く


村下孝蔵「踊り子」(1983年)
 
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ニュース探求ラジオ Dig(TBSラジオ、2010年5月20日(木)22:00-24:50)

○「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年5月20日(木)22:00-24:50)

アップし忘れていたエントリーをアップ。

2010年5月20日(木)の「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ)のテーマは、「セクシュアルマイノリティとは何かを知ろう。」だった。

5月20日(木)「セクシュアルマイノリティとは何かを知ろう。」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

この日の放送全編を通して語られていた(と私が思う)内容を、端的に表現している動画を発見したのでご紹介:


「徹子の部屋」(テレビ朝日、2010年4月23日(金)13:20-13:55)
 

上掲動画全編興味深いのだけれど、特に、後半のマツコ・デラックスの発言が秀逸。メジャー・シーンで発言する「オネェ系」の中では最もラディカルでプログレッシヴな認識かもしれない。こういう価値観が遍く共有されることを望む。

また、黒柳徹子の「言ってみれば、私だって女装してるっちゃ女装してる」という発言も、他意なく言ったのだろうけれど、ジェンダー論的には、かなり味わい深い。

ちなみに、マツコ・デラックスのような発言の先駆者は、キャロル・スミス-ローゼンバーグ(Carroll Smith-Rosenberg)ではないかと思う。1975年の論文。早いね。早い。

Carroll Smith-Rosenberg, "The Female World of Love and Ritual: Relations between Women in Nineteenth-Century America", Signs, Vol.1, No.1. (Autumn, 1975), pp.1-29(PDFファイル、英語)
※19世紀アメリカの女性同士のあいだで交わされた手紙を多数引用しつつ分析した論文。ジェンダー研究に興味のある人にも、百合モノずきの腐女子の人も愉しめるよ。

この論文の日本語訳が存在することをつい先日知った。カール N. デグラーほか『アメリカのおんなたち』(教育社、1986年)という本に収録されている。しかし、邦題が「同性愛が認められていた十九世紀アメリカの女たち」となっていて、論文の射程を著しく狭めていて残念("ritual" はどこへ行ったよ?)。

この論文の最終段落は、ほんとうにシビレた:

[...] Based on my research into this nineteenth-century world of female intimacy, I would further suggest that rather than seeing a gulf between the normal and the abnormal we view sexual and emotional impulses as part of a continuum or spectrum of affect gradations strongly effected by cultural norms and arrangements, a continuum influenced in part by observed and thus learned behavior.  At one end of the continuum lies committed heterosexuality, at the other uncompromising homosexuality; between, a wide latitude of emotions and sexual feelings.  Certain cultures and environments permit individuals a great deal of freedom in moving across this spectrum.  I would like to suggest that the nineteenth century was such a cultural environment.  That is, the supposedly repressive and destructive Victorian sexual ethos, may have been more flexible and responsive to the needs of particular individuals than those of mid-twentieth century.

[※強調は引用者=MasaruSによる]

ところで、この日の「Dig」で、セクシャル・マイノリティー への理解を示すことを自分のリベラルさを喧伝する道具に使っている人もいるのではないかという趣旨のメッセージが紹介されていた。

コレを聴いて私は、ずいぶん余裕のある人の考え方だなぁと思った。

2001年以降、個人の自由や公正な社会の価値は、国際的にも国内的にも著しく目減りした。具体的には、911と第1次小泉純一郎内閣成立以降ということ。「兎角にこの世は住みにくい」——21世紀的な意味で。

そういう世界で生きるからには、組める人となら誰とでも組む。使える知的構えであれば何でも借りる。個人の自由を愛する人であれば、何ぴとであろうとも共闘可能な味方だ。

そのような関心でジェンダー論に触れることが道具的ジェンダー論だといわれれば、それまでだけれどね。

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小林信彦「本音を申せば」第706回「冷やし中華進化論」、『週刊文春』(2010年6月24号)

○小林信彦「本音を申せば」第706回「冷やし中華進化論」、『週刊文春』(2010年6月24号)

『週刊文春』今週号の「本音を申せば」の終盤で、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、月〜金13:00-15:30)が話題に。

文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ!」は大竹さんと太田アナウンサーの政治談義がリベラルなので、毎日きいているのだが、いつまでも続いて欲しい。

とのこと。

てことは、やっぱり、「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)は聴いてないのね。

続けて小林御大、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」に出演なさったとのご報告。ポッドキャストをチェックしたら時すでに遅し。前回のご出演に続き、また聴き逃してしまった。2010年5月26日(水)だった模様。

「キラ☆キラ」および「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、月〜金22:00-24:50)リスナーのあいだで大幅に評判を落とした感のある小林御大。個人的にはちょっと残念。もちろん、大御所であっても正論で対峙した小島アナや大根仁の意見は道理だと思う。

TBS RADIO 2010年4月9日(金) キラ☆キラ オープニング☆トーク - 小島慶子 キラ☆キラ

5月21日(金)「DigTag 大根仁の言い逃げ番長」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

小林信彦「本音を申せば」第599回「春はお別れの日々」、『週刊文春』2010年4月14日号(当ブログ内)

小林信彦「本音を申せば」第603回「地球の上にうつがくる」『週刊文春』2010年5月27日号(当ブログ内)

でも、なんというか、ラジオ・リスナーは、強い風がひと吹きふた吹きした程度では、簡単になびいたりしない足腰の強さをもった人たち、考える強い葦だと信じたかったのだけれど。御大をかばいたい気分の、今日この頃。

いま、小林御大の『怪物がめざめる夜』(新潮社、1993年)を読んでいるのだけれど、まだ途中。けっこうハード・ボイルドなピカレスク。御大に対して漠然と抱いていたイメージと異なる作風が興味深い。御大のマスメディアに対する諦観と期待がないまぜになったような内容。たぶん、いま(だに)ラジオが好きな人は、かなり面白く読めるはず。


小林信彦『怪物がめざめる夜』(新潮社、1993年)

だいたい、ぼくがこの世界に入ったころは、ラジオのほうがテレビよりも自由にものが言えるという錯覚があったんだ。<解放区>なんて、今は死語だけど、ラジオがそうだという人もいた。ぼくはそこまで楽天的ではなかったけれど。(p.14)

など、シビレる表現も多数。

御大に一旦ガッカリした人にこそおススメ。

『怪物がめざめる夜』を読んでいて、小林御大が、TBSラジオの武田一顯記者や上杉隆が好きな理由がちょっと解ったような気もする。

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大沢たかおのあなたに朗読(ネスカフェ ゴールドブレンド ウェブサイト)

○大沢たかおのあなたに朗読(ネスカフェ ゴールドブレンド ウェブサイト)

 

ラジオ番組とは関係ないけれど、ネスカフェ・ゴールドブレンドのウェブサイトに、「大沢たかおのあなたに朗読」というコンテンツがある。

大沢たかおのあなたに朗読 | ネスカフェ ゴールドブレンド 違いがわかるクラブ


 

文章や言葉を入力すると、そのテキストを大沢たかおの声に変換して、例の「♪ダバダ〜」をBGMにして読み上げてくれるというもの。

以前、伊集院光が、ラジオ・パーソナリティーの音声データをとられたら、パーソナリティー自身はいらなくなる日がくるかもしれないという話を冗談めかして言っていた。

一本調子だが、意外とスムーズな朗読で、あながちそれが冗談とも言えない。

朗読された(音声変換された)音声のリンクをブログに貼ることもできる。私もやってみた:


憂歌団「おそうじオバチャン」(1975年)
 

そのまま入力するとイントネイションが不自然になることもあるので、多少工夫は必要。

また、お上品でない言葉は変換されない。同音意義語やアルファベットやカタカナにすると回避できる場合もある。(例:肛門→校門)


憂歌団「おそうじオバチャン」
(ラストライブ、1998年12月19日)

 

日給2000円で、クソにまみれたつらい労働を歌をうたってこなすオバチャン。そんなオバチャンにも夢がある——美しい歌。聴くたびに感動する。

「掃除婦に対して差別的な歌」ということで民放連が放送禁止にしたらしい。そういうことを言うヤツは、クソにまみれて死ねばいいのにね。

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火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火25:00-27:00)

○火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火25:00-27:00)

今日は暑かったので妙に体力を消耗した。

帰りながら聴いた「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年6月17日(木)22:00-24:50)の税金の話はおもしろかった。個人的にメモしておきたい内容もあったけれど、疲れたので今日はもう寝る。

私は、木曜日の深夜は聴いている番組は特にないのだけれど、無音で寝るのもちょっと寂しいので、録音してある火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火25:00-27:00)を聴きつつ寝ることにした。

今聴いているラジオ番組の中でいちばん面白いと思う、いちばん好きな番組は月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、月25:00-27:00)なのだけれど、こういうときに聴いてしまうのは「爆笑問題カーボーイ」とか「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ、日13:00-17:00)だったりする。

不思議なもんですな。

爆笑問題のラジオは、じっくり集中して聴いても、寝ながら聴き流しても、どっちでも愉しめる感じがする。

それでは、おやすみなさい。

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ニュース探求ラジオ Dig(TBSラジオ、2010年5月28日(金) 22:00- 24:50)

○「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年5月28日(金)22:00-24:50)

最近は、井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)をイチ推ししている私。

井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)がスゴい!(当ブログ内)

しかし、上映終了館が出始めている。東京では10館中7館が6月18日(金)で上映終了。キビシいなぁ。確かに、オレが観に行ったときも10人ぐらいしかお客いなかったもんんなぁ。

ゼッタイ観たほうがいいから。

映画「ヒーローショー」公式サイト

ずいぶん前の回だけれど、「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年5月28日(金)22:00-24:50)で大根仁が、井筒和幸監督をゲストに呼んで『ヒーローショー』をイチおししていた。

5月28日(金)「Digテーマ3、DigTag 大根仁の言い逃げ番長」(Dig | TBS RADIO 954kHz)

大根仁のページ : 井筒和幸監督最新作「ヒーローショー」を観た。昨日はDOMMUNEに行ってきた。

大根の見解としては、賛否が分かれるだろうけれど自分は「賛」というもので、私と同じ。

大根は、勇気が家に帰るシーンで勇気の母親が○○○していたシーンに強い印象を受けたようだけれど、私は、勇気が家を出て借りたアパートのガランとした感じにグッときた。

私がいちばん好きなシーンは、そのガランとした部屋での勇気とあさみのキス・シーン。私が今まで観た映画の中で、いちばん切なく、いちばん美しいキス・シーンだと思う。

「Dig」に話を戻すと、この回の放送でいちばん面白かったのは、水野真裕美アナウンサー

ヤン・イクチュン[監督]『息もできない』똥파리(2008年)の暴力描写もエグいという噂を聴いていたけれど、『息もできない』を良かったと言っていたらしい水野アナが、『ヒーローショー』を見て、怖くて嗚咽するぐらい泣いて、見終わったあとでお母さんの声が聞きたくて電話したとか。

いい話。ちょっとだけ、水野アナの人柄の片鱗を垣間見ることができた。

でも、まだガードが固い印象。まぁ、ノー・ガードな竹内香苗アナ外山惠理アナと比べるからそう感じるだけかもしれない。

「出ているヤンキーのかたたちは俳優さんですか? 本当のヤンキーさんですか? どっちですか?」と水野アナが監督に聞いていたけれど、その気持ちよくわかる。本当にリアルだった。

井筒監督が言う通り、見終わった後、いま自分が生きていることに、これまで真っ当に生きてきたことに感謝する映画。

みんなも早く観ろ!

※ラジオとは関係ないけれど

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試験電波(TBSラジオ、2010年6月13日(日)25:35ごろ-28:00?)

○「試験電波」(TBSラジオ、2010年6月13日(日)25:35ごろ-28:00?)

2010年6月13日(日)の夜中に目が醒めると、TBSラジオが試験電波を出していた。一瞬だけ起きてまたすぐ寝てしまったので、放送開始・終了時間は不明。内容は、以前にこのブログでご紹介したものとほぼ同じ(のはず):

試験電波(TBSラジオ、2009年11月8日(日)25:35ごろ-28:00)(当ブログ内)

この時、試験放送で流れた曲のうち曲名が不明のものが3曲あった。今回の試験電波でも流れていた。

上掲のエントリーにmizukiさんから頂いたコメントで、不明だった曲名が判ったので、遅ればせながらこの機会にご紹介。その節はほんとうにありがとうございました。

クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)だったんですね。クインシー・ジョーンズというと、この曲とかこの曲のイメージだったので想像もつきませんでした。"Airmail Special" がカッコいい:

曲名が判らなかった曲:

・Quincy Jones, "Airmail Special" (1959) Airmail Special - Quincy Jones and His Orchestra at Newport '61

 

・Quincy Jones "Exodus" (1963) Exodus - Take Five

 

 ・モーツァルト「フルートとハープのための
協奏曲 K299 ハ長調 第2楽章」
 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299~第2楽章 アンダンティーノ(モーツァルト) - ザ・モーツァルト 70


前掲の3曲以外の音源についてはコチラをどうぞ:

試験電波(TBSラジオ、2009年11月8日(日)25:35ごろ-28:00)(当ブログ内)

mizukiさんから頂いていたもうひとつのコメントに興味深い記述が:

Quincy JonesのExodusと言う曲のようです。

YouTubeでこの不明の3曲を含む動画を投稿した際に
YouTube側のフィルタリングで判明しました。

私は投稿したことがないので知らなかったのですが、フィルターで弾かれる時に曲名まで判るんですね。

おそらく、波形で——厳密には音楽データをパターン認識して曲を判別していると思われます。パソコンに音楽CDを入れると iTunes に曲のタイトルなどのデータが出るのと同じ原理。CDDBというデータ・ベースと照合しているらしい。

柔らかいデジタル 第8回〜音楽生活広げる魔法の音楽データベース - ニュース - nikkei BPnet

※おまけ

ちなみに、「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ、日13:00-17:00)の「27人の証言」のコーナーで証言の後に流れる「チャ〜ッチャチャチャチャチャチャ」(これで解るかな?)は、前掲のモーツァルト「フルートとハープのための協奏曲 K299 ハ長調」の第1楽章の出だしの部分だということもこのたび偶然判明。

 ・モーツァルト「フルートとハープのための
協奏曲 K299 ハ長調 第1楽章
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299~第1楽章 アレグロ(モーツァルト) - ザ・モーツァルト 70

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radiko関連:2010 FIFAワールドカップ実況中継・日本×カメルーン(民放各局)、radikoでは配信休止。

○radiko関連:「2010 FIFAワールドカップ実況中継日本×カメルーン」(民放各局)、radikoでは配信休止。

「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、2010年6月14日(月)22:00-22:40)が「2010 FIFAワールドカップ実況中継 日本対カメルーン」放送のため40分間の短縮放送。

サッカーに興味がないので他局にチューニングしてみたら、軒並みワールド・カップ。どうやら同じ音声をサイマル放送しているらしい。

一局一局確認するのも面倒くさいので、久しぶりに radiko にアクセスしてみたら、ワールドカップの局はすべて配信休止。radiko は地上波の放送をそのまま流すんじゃなかったっけ? 「話が違うゾ!」と思った人もいるんじゃないかなぁ。

配信しているのはワールド・カップを放送していない InterFM だけ。エラいゾ、InterFM。外国語FM局は最近何かとタイヘンみたいだけれど頑張れよ。

でも、日本の試合は、東京の外国人の皆さんには関係ないので道理といえば道理。

今は、「BAM!」(InterFM、月〜金21:00-23:00)が終って、ビートルズの番組をやっている。しばらく InterFM を聴くことにする。

ニッポン放送文化放送はどちらもNRNなのだから、ワールド・カップはどっちかでやればいいんじゃないの?

NHKラジオ日本は通常の放送だったけれど、radiko エリア外でウチで聴くことの出来るFM局(NACK5bay fmFMヨコハマFM-FUJI)もすべてワール・ドカップ。

なんだコレ!

radiko公式サイトより引用:

「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」試合中継に関するお知らせ

「IPサイマルラジオ」実用化試験配信サービス(radiko.jp)を行っている13局のうち、
TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、TOKYO FM、J-WAVE、朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪の8局は、
6月11日に開催される「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」の下記日本戦3試合を地上波アナログラジオ放送にて、試合中継を実施する予定です。
しかしながら、当サービス(radiko.jp)では、権利の関係で同時配信されませんので、事前にご了承下さい。

「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」の日本戦3試合の試合中継につきましては、ラジオ受信機でお楽しみいただきますようお願い申し上げます。

■6/14(月)22時40分-25時10分(対カメルーン戦)
■6/19(土)20時10分-22時40分(対オランダ戦)
■6/24(木)27時10分-29時40分(対デンマーク戦)
(※6/25(金)3時10分-5時40分と同義)

※蛇足

サッカーの解説者が使う「モチベーション」「メンタルが強い」「フィジカルが弱い」などの珍英語が気持悪い。何でもない話も英語(っぽい何か)で言えば意味ありげな良いこと行ったように聴こえると思ってんのかね。

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井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)に出てきたラジオ番組:「ラヂウス」(YBSラジオ)

○井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)に出てきたラジオ番組:「ラヂウス」(YBSラジオ)

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、土20:00-24:30)「シネマハスラー」のコーナーでは、二分の一の確率にもかかわらず、またしてもサイの目が外れて、井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)は先送り。残念。番組スタッフも宇多丸に観せたがっている模様。

映画「ヒーローショー」公式サイト

さて、『ヒーローショー』のパンフレットを見直していたら、クレジットに、

《DJ》
ラヂウス
酒井康宜(山梨放送アナウンサー)
塩澤未佳子(山梨放送パーソナリティー)

とある。

DJ?

おそらく、ユウキが田舎の両親のもとに戻った時に鯛焼きの屋台でかかっていたラジオ番組のことと思われる。

実在する番組だとは思わなかったのでしっかりは聴いていなかった。「ラジオ批評ブログ」と銘打っておきながら、なんたる失態。

エンディング・ロールも最後までキッチリ観たけれど、ピンク・レディーの「S・O・S」(1976年)にスッカリやられてしまっていて、気付かなかった。

「ラヂウス」(YBSラジオ、土11:00-14:50)

「ラヂウス」とは山梨放送(YBSラジオ)で毎週土曜日の11:00-14:50に放送されているワイド番組:

YBSラジオ ラヂウス

番組サイトはあったけれど、最終更新日が2010年3月20日(土)で、映画に関する記載は発見できず。

しかし、他の番組(「765morning」月〜金7:30-8:57)のブログで、塩澤未佳子が映画について言及しているのを発見:

YBSラジオ 765モーニング ~きょうもしおらしく~: ヒーローショー

ブログによると録音は2月に東京で行われた模様。既存の音源ではなく、映画用に新たに録ったようだ。

もっと集中して聴いておけばよかったなぁ。不覚。

※等ブログ内の関連エントリー:

井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)がスゴい!

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木村剛のGOGOトーク!(TBSラジオ、2010年4月11日〜5月30日、日18:00-18:30)

○「木村剛のGOGOトーク!」(TBSラジオ、2010年4月11日〜5月30日、日18:00-18:30)

先週の日曜日にラジオを付けっぱなしにしていたところ、「Listen HEART!」(TBSラジオ、日18:00-21:00)の放送時間が拡大し、スタート時間が18:30から18:00になったとのこと。

「何の番組が終ったのかな?」と思っていたら、「木村剛のGOGOトーク!」(TBSラジオ、2010年4月11日〜5月30日、日18:00-18:30)。スポンサーは日本振興銀行だった。番組ウェブサイトも削除されている。仕事が速い。

直接的には、日本振興銀行の会長を退任したことが番組終了の理由だろうけれど、行政処分(一部業務停止命令・業務改善命令)、メール削除による捜査妨害容疑(木村は関与していないと言っている模様)へと続く。

日本振興銀行 : Incubator Bank of Japan, Limited


同行ウェブサイトより

一度だけ番組を聴いた時は竹中平蔵がゲストで、経済の話だったけれど、何だか内輪ネタたいに聴こえて、ふたりだけの世界で共感を増幅させているようなトークだった。流線型の言葉が右の耳から左の耳にツルっと通り抜けて行った。

木村剛・竹中平蔵——ひと昔前の番組みたいな組み合わせ。

ちなみに、往時の平蔵は「ITが雇用を創出し、失業を吸収する」と言って政界進出。ついでに言うと、舛添要一は「福祉が雇用を創出し、失業を吸収する」と言って政界進出。いかにも新自由主義的。

吸収してます?

番組タイトルは、木村剛の「剛」の音読みと「GO」が掛けてあるのね。いま気付いたよ。

10年前は金融界・メディア界の寵児だったのにねえ。


「銀行の嘘と裏を徹底告発!」だってさ。
 
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ラジオな一曲(24):小沢昭一「父チャン音頭」(1974年)

○ラジオな一曲(24):小沢昭一「父チャン音頭」(1974年)


小沢昭一「父チャン音頭」(1974年)
 

「父チャン音頭」(1974年)は、小沢昭一の曲。歌唱の他に作詞・作曲もご担当。

「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBSラジオ、2006年6月18日(日)13:00-17:00)の企画「夏先取り!日本全国バカ音頭スペシャル」で取り上げられて第1位に輝き、現在は、月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、月25:00-27:00)のエンディング・テーマとして使われている。

夏先取り!日本全国バカ音頭スペシャル(「 伊集院光・日曜大将軍 発言集」内)

言うまでもない話ではあるけれど、小沢昭一の「口演」による「小沢昭一の小沢昭一的こころ」(TBSラジオ、月〜金12:20-12:30、ほか)は、1973年1月8日から続く長寿番組、ラジオ界の至宝。

さて、このあいだ、ネット・オークションに「父チャン音頭」のアナログ盤シングルが出ていたものの、その後スッカリ忘れていて入札しそこねた。意気消沈している。

CD化されていないとばかり思っていたら、小沢昭一『小沢昭一的こころの歌(オリジナル編)』(2008年)というCDに収録されていると知って購入。もともとは『小沢昭一的こころBOX』という3枚組 CD BOX のうちの一枚らしい。

「いきお〜いぃが ワルインダヨ〜」のところが絶妙。

* * *

小沢昭一「父チャン音頭」(1974年)

四十五十は ハナタレ小僧
まだまだ ひと花咲かせてやるぜ
とはいうものの ご同役
勢いが ワルインダヨ
落ち目かな 落ち目だネ
アア 前立腺肥大症

高度成長は われらの腕で
築いた花の 管理職
とはいうものの ご同役
勢いが ワルインダヨ
落ち目かな 落ち目だネ
アア 四十肩 五十肩

節約耐乏 どんとこいどんとこい
慣れたものだぜ 戦争体験
とはいうものの ご同役
勢いが ワルインダヨ
落ち目かな 落ち目だネ
アア 円形脱毛症

腰抜け腑抜けの 若僧どもに
見せてやりたい 土性っ骨
とはいうものの ご同役
勢いが ワルインダヨ
落ち目かな 落ち目だネ
アア 椎間板ヘルニア

* * *

併せて聴きたい一曲。吾妻光良& The Swinging Boppers の「齢には勝てないぜ」(1991年)


吾妻光良& The Swinging Boppers
「齢には勝てないぜ」(1991年)
吾妻光良&The Swinging Boppers - Sweatin' Ballroom -Jumpin' at the Cuckoo Valley- - 齢には勝てないぜ
 

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概ね日刊ケムール・テレビ Vol.14~泥酔御三家トーク~ (月テレ:ウェブラジオFMC、 2010年6月3日配信)

○「概ね日刊ケムール・テレビ」Vol.14~泥酔御三家トーク~ (月テレ:ウェブラジオFMC、 2010年6月3日配信)

超おもしれぇ!


「概ね日刊ケムール・テレビ」Vol.14~泥酔御三家トーク~
(月テレ:ウェブラジオFMC)

 

どんなかたちであれ、柳昇師匠のお弟子さんとはうらやましい。大きなことを言うようですが、オレも「カラオケ病院」、好きです。

セントヘレンズ理恵女史がキュートでございました。

シリーズ化希望。

ウェブラジオFMC

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FM最長寿番組「ジェットストリーム」 JALが「1社単独提供」断念(J-CASTニュース、2010年6月5日)

○FM最長寿番組「ジェットストリーム」 JALが「1社単独提供」断念(J-CASTニュース、2010年6月5日)

「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)のスポンサーにイオンが加わったとか。

JAL がアレな状態なので、こんなことが起こりそうな予感はあったけれど、イオンとは意外。ビックリした。ヘタをすると近いうちに番組が終るのではないかと心配していたので、それが避けられたのは良かった。

なんだかんだで「ニュース探求ラジオ Dig」(TBSラジオ、月〜金22:00-24:50)を聴いているので、「JET STREAM」がどう変っているのか/いないのか確認できていない。放送上に何か変化は現れているのだろうか? 今日確認してみよう。

私見だけれど、「JET STREAM」はCMも番組の一部のような雰囲気があるので、違和感がないといいけれど。

ちなみに、JALは、Jリーグの清水エスパルスとのスポンサー契約も終了し、女子バスケットボールの JALラビッツも廃部へ。

FM最長寿番組「ジェットストリーム」 JALが「1社単独提供」断念(J-CASTニュース、2010年6月5日)

   会社更生手続き中の日本航空(JAL)が40年以上単独スポンサーを続けてきた有名ラジオ番組「ジェットストリーム」(JET STREAM)が、2010年6月から「スポンサー2社体制」に移行していたことが明らかになった。同社は広告経費を含むコストの削減が最重要課題だとされており、歴史ある「1社単独提供枠」の返上を迫られた。

   JALでは、広報関連の支出が次々に削減されている。サッカーJリーグ「清水エスパルス」とのスポンサー契約は10年1月末で終了し、10年3月には、映画化までされた女子バスケットボールチーム「JALラビッツ」の廃部が発表されている。

43年近くにわたって1社単独提供

JALは40年以上続いた「1社単独提供」を断念した(写真はイメージ)
JALは40年以上続いた「1社単独提供」を断念した(写真はイメージ)

   この流れは、有名音楽番組「ジェットストリーム」でも例外ではなかった。同番組は、月曜日~金曜日の深夜にTOKYO FM系列(JFN)で放送されており、放送開始はTOKYO FM(1970年開局)の前身にあたる実用化実験放送局「FM東海」時代の1967年にさかのぼる。TOKYO FM編成部によると、「FM番組では『最長寿』」だそうだ。旅と音楽をテーマにした内容で、故・城達也さんのナレーションで親しまれた。現在のパーソナリ ティーは5代目の大沢たかおさんだ。

   JALは番組スタート当初から43年近くにわたって1社単独提供を続けていたが、6月1日(5月31日深夜)放送分から、「1社で番組を続けるのが困難」(JAL広報部)として、これを断念。「パートナー会社でもあるイオンに声をかけ、賛同を得られた」(同)として、イオンとの2社体制に移行した。

イオンがJALに助け船

   両社は07年10月から業務提携を結んでおり、JALマイレージバンクとイオンの電子マネー機能を連携させた「JMB WAON」を発行したり、共同の旅行ブランド「ジャル ライフアンドスパイス」(JAL LIFE&SPICE)を立ちあげるなどしている。今回は、イオンがJALに助け船を出した形だ。

   なお、今回の措置でJALにもたらされたコスト削減効果については「先方との守秘義務のため、お答えできません」としているが、年に数千万円単位だとみられる。

   次に危ぶまれるのが、JALのスポンサー撤退や番組の打ち切りだが、

「イオン様と共同スポンサーになったばかりで、今後のことは予定しておりません」(JAL広報部)
「『JET STREAM』はTOKYO FM 開局当初から続く優良コンテンツであり、番組の打ち切りは検討しておりません」(TOKYO FM編成部広報担当)

と、そろって否定している。

日経にも出ていた。実はこの件はコッチの記事で知った:

日航、「ジェット・ストリーム」をイオンと共同提供長寿ラジオ番組 1967年からの単独提供終わる(日本経済新聞、2010年6月6日)

 日本航空が長寿ラジオ番組「ジェット・ストリーム」の単独スポンサーを降りたことが分かった。6月からコスト削減の一環で、イオンとの共同提供に切り替えた。

 同番組はエフエム東京系列で月~金曜日の深夜に放送しており、1967年の開始時から日航の1社提供で続いているFMラジオ界の最長寿番組。リストラを徹 底する意味合いから、管財人の企業再生支援機構はスポンサー契約を打ち切ることを検討したが、営業効果も大きいとする社内の声もあり、最終的には2社提供に切り替えることになったという。

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井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)がスゴい!

○井筒和幸[監督]『ヒーローショー』 (2010年)がスゴい!

※末尾に加筆(2010年12月19日)

※ネタバレを含みます。

映画「ヒーローショー」公式サイト

先日、偶然聴いた「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、2010年5月27日(木)25:00-27:00)と、いつも聴いている「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ、2010年5月30日(日)13:00-17:00)に、映画監督の井筒和幸が、最新作『ヒーローショー』(2010年)のプロモーションでゲスト出演していた。

『キネマ旬報』No.1557 2010年5月下旬号(キネマ旬報社)のインタヴューを読んで観に行こうと決めてはいたけれど、ラジオを聴いて一層観たくなり、池袋のシネマ・ロサで観てきた。

『パッチギ!』(2005年)でハートを射抜かれ、『パッチギ!LOVE & PEACE』(2007年)でガッカリした私は、最初は『ヒーローショー』を観に行くかどうか迷っていた。それに、シネカノンの破綻も重なり、ひょっとしたら井筒監督にとってモラトリアムな作品になってしまうのではないかと危惧していた。人気若手お笑い芸人が主演の『ヒーローショー』という映画なので、「コミカルな軽めの青春映画かなぁ」程度に思っていた。

実際に観てみたら全くの杞憂で、完全に度肝を抜かれた。

とても見応えのある映画だとは思うけれど、ヒットするかどうか心配。『パッチギ!』と違って、人に薦めるのに覚悟が要る。

とにかく後味が悪い。悪い意味で言っているのではない。あの内容で後味良く終られたらむしろ台無しだ。この映画は、後味悪く終らなければならないのだ。

ネット上の感想を見わたすと、評価はまっぷたつで、『岸和田少年愚連隊』(1996年)のような笑いや、『パッチギ!』のようなカタルシスをあてにしていた人は困惑している様子。

いずれにせよ、救いのない話ではある。

「一歩間違えば自分にも……」という感想もあるようだけれど、私にはその種の感情移入はできなかった。暴力描写が観客の内面に潜む暴力性を炙り出すこともあるのは確かだが、ここまでのものを見せられると「オレはあそこまで暴力的ではない」という気持ちのほうが先に立ってしまう。

そもそも感情移入する必要がないのだ。むしろ映画のほうから観客の心に強引に押し入ってくる。そういう迫力がある。

あらすじ


『ヒーローショー』予告編
 

何をやっても中途半端な芸人志望のユウキ(ジャルジャル福徳秀介)が、元相方の剛志(桜木涼介)から紹介されたアルバイトは、戦隊モノのヒーローショーの悪役。ある日、バイト仲間のノボル(松永隼)が、剛志の彼女(石井あみ)を寝とってしまい、ショーの最中なのにも関わらず、剛志とノボルは舞台上でリアルな大乱闘に。その後、ユウキも剛志やその仲間と復讐に加担するが、ノボル達も元自衛官で配管工の悪友・勇気(ジャルジャル後藤淳平)を巻き込み、奇襲作戦を計画。対立する少年たちの暴走はさらに過激になり、ついには、決定的な犯罪が起きてしまう。その後命拾いしたユウキと、全ての責任を押し付けられた勇気の間に奇妙な友情が生まれ始めるが……。

前掲の予告編はかなりミスリーディング。配給会社が「商品」として魅力的に見せようとしているのだろう。予告編に「青春」「バイオレンス」「エンターテインメント」とあったけれど、「エンターテインメント」なんてあったっけ? 軽い気持ちで観に行くと火傷するハード・コアな作品。カップル厳禁。観るなら絶対に独りで。

「日曜サンデー」であらすじ紹介の時に井筒監督が「全部言っていいよ」と言っていたが、納得した。あらすじを全部聞いても、鑑賞経験の価値が減じたりはしない。そもそも、あらすじに収斂するような映画なら観るに値しない。

ここから、本題。感想というか批評というか。

暴力を暴力的に描くという倫理

リアルな身体性を帯びた暴力描写に対する耐性が著しく低下してきている私には、作品前半の暴行シーンは正直言ってキツかった。とにかくエゲツナい。「日曜サンデー」田中みな実アナウンサーが「早送りした」と言っていた気持ちもよく解る。

確かに、コミカルな描写もいくつかあったけれど、前半の暴力シーンを見せられているので、全く笑えない。

それでも暴力を暴力的に描くということは、映画監督に課された倫理上の責任だと私は考える。井筒映画の暴力描写は、いつも痛そうだ。

『キネマ旬報』のインタヴューで井筒監督は、自分の映画がヒットしたあとでヤンキー映画が一種のトレンドになったことに責任を感じているようだった。 CGまで使って暴力を格好よく見せるような作品に呆れ、嫌悪感を感じているようだ。その点で井筒監督は、自分の播いた種を刈り取ったかたちになっていると思う。

『ヒーローショー』と『木更津キャッツアイ』——ふたつのヤンキー的リアリズム

『ヒーローショー』は『木更津キャッツアイ』と好対照を成している、と感じた。

ヤンキー的リアリズムが基調になっているという点では『木更津キャッツアイ』シリーズと共通だが、『ヒーローショー』と『木更津キャッツアイ』の作品のトーンは裏表の関係になっている。

失われた青春を取り戻す契機が儚くもほのめかされる『木更津キャッツアイ』が、ある種のロマンティシズムを帯びているのに対して、登場人物たちが負の方向に徹底的に追い込まれて行く『ヒーローショー』は、希望ある解決の可能性が微塵もないニヒリズム。

地方出身者でないとリアルには解らないかもしれないけれど、地方でくすぶることの閉塞感、精神的にも物理的にも出口がないという感覚は絶望的なものだ。

悪いほうに振れれば、内圧の高まった絶望感が些細なきっかけでおぞましい出口を求めてしまう。詳細は失念したが、何年か前に、トラブル当事者の知人が介入し他方を殺害する、似た図式の事件があったような記憶がある。

そういう光の射さない状況だからこそ、勇気とあさみの濃厚なキス・シーンが一層せつないものに見える。意に反して中断されるという点も暗示的だ。その生々しさは、ノボルと美由紀の医者とナースのコスプレというお気楽でフィクション的なセックスとは対照的。

勇気にはあさみが、あさみには勇気が唯一残された希望で、石垣島でふたりでレストランを開くという夢は文字通り、出口のない現実から楽園への逃避の夢なのだ。

とにかく救いがない

「このさい夢オチでもいい」と思いながら、少しでも希望のあるエンディングを待っていたが、とにかく救いがない。どんな顔で映画館を出ていいのか、正直言って困った。

ただ、ユウキが田舎の両親のもとに逃げ帰ったあと、富士山を仰ぎ見るカットで終幕を迎えるという点では、やや希望を残しているとも言える。

もし、あそこで灼ける鉄板をじっと見つめるようなエンディングだったら、全く救いのない今後が示唆されていたかもしれない。そうならなくて良かった。

しかし、勇気に凶行を加えた鬼丸兄弟たちが事情を知るユウキを追ってくる可能性も皆無ではない。何よりも、事件について両親に打ち明けなければならないという試練がユウキには待っている。何事もなく終るということは考えにくい。その意味では、掛け値なしのハッピー・エンドとは言えない。

エンディングで流れるピンク・レディーの「S・O・S」(1976年)。作品を反芻しながら歌詞に集中して聴いていると、とても意味深に聴こえる。陽気な曲なのに、観終った後の気分が全く中和されない。むしろ異化効果で余韻が一層強調される。そういう狙いなのかもしれない。

気に入った井筒作品はDVDを手許に置いておきたいので購入しているけれど、『ヒーローショー』の場合は悩むところ。禍々しすぎて所有することがためらわれるし、見直すことも忌避されるほど。

そのくらいスゴい映画。

映画館で観ておいてよかった。

ラジオ・リスナーとしては、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)の「シネマハスラー」で取り上げて欲しい。宇多丸の批評が聞きたい。2回続けてサイの目が外れて残念。

『パッチギ!』以降、井筒監督に対して一種の先入観をもっているアンチの人も少なからずいると思うけれど、そういう人ほど観て欲しい作品。反省すると思うよ。

とにかく全員上手い

爆笑問題のふたりがジャルジャルの演技を褒めていたけれど、ちょっと贔屓目に言っているのかなとも思ったが、実際に観てみたら本当に上手い。実は、ジャルジャルを見たのは今回が初めて。ネタも見たことがない。

ジャルジャル後藤の恋人のあさみ役のちすんも良い。

以前、演劇好きの知人と『パッチギ!』の話をしていたとき、「『パッチギ!』の最初のほうで沢尻エリカと一緒にいた女子、あの子が超いいんスよ」と言っていた。憶えてはいたけれど、「超いい」かどうかはあまり記憶になかった。DVDで見直した時も、出番も少なかったのでそれほど強い印象は受けなかった。しかし、今回の演技はとにかく素晴らしい。ファンになったかも。

以上の3人はもとより、この作品の出演者はびっくりするぐらいみんな上手い。光石研木下ほうかなど井筒作品の常連もいたけれど、ほとんどは今回初めて見る人。鬼丸兄弟(阿部亮平ジェントル)は本物のゴロツキにしか見えなかった。ホントに怖い。弟役のジェントルミルククラウンというお笑いコンビのボケとのこと。ボケているところが想像つかない。
(※JIJIさんのご指摘に基づき変換ミスを訂正。)

ちなみに、映画とは関係ないが、ちすんの姉の金明順(キム・ミョンスン、愛称「ミョン」)はFM802の「FUNKY JAMS 802」「MIDNIGHT STRUT」などでDJを務めていたとか。「ラジオ批評ブログ」である当ブログとして気になるところ。

チョッとだけイチャモン

(1)学食でノボルたちがゲームの通信対戦をしているシーンや、ヒロトと友人の解体工がバンを乗り回すときに聴いていた音楽が、ややステレオタイプ。

もちろん、ある種のステレオタイプを巧く使ってキャラクターの魅力を増幅させるというのは井筒監督がよくやる方法で、井筒作品の魅力のひとつでもある。しかし、リアリズムを追求したという今回の作品ではやや浮いた感じで、少し作品から心が離れそうになった。これらのステレオタイプはキャラクターを記号化・矮小化していて、いつもの作品とは逆の効果。

(2)勇気のラスト・シーン。ああいう場合は、たぶん、足がこっちむきの仰向けではなく、頭がこっち向きのうつ伏せになるのではないかと思う。そのほうが、あさみのために最後まで生きようともがいた過程を想像させる。

* * *

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2010年12月18日(土)21:30-24:30)の「ライムスター宇多丸のシネマ・ランキング2010!」を聴いていたところ、井筒和幸[監督]『ヒーローショー』 (2010年)が、構成作家・高橋洋二のランキングで1位、宇多丸は2位と好評価。

さて、『ヒーローショー』は私イチオシの映画だったのでウレシイなぁ。だからスゴイって言ったのに。当時、劇場ガラガラだったのにね。

ということで、そのときのエントリーを改めて公開してみる。

ちなみに、宇多丸の1位だった三池崇史[監督]『十三人の刺客』(2010年)を現在東京で観ることができるのは王子シネマだけ。12月22日まで(延長してほしい)。他には『スポーツマン山田』『悪人』を上映中。「タマフル」リスナー的には良いラインナップ。

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル: シネマハスラー

※当ブログ内の関連エントリー

井筒和幸[監督]『ヒーローショー』(2010年)に出てきたラジオ番組:「ラヂウス」(YBSラジオ)
※劇中に登場したYBS山梨放送のラジオ番組について。

ニュース探求ラジオ Dig(TBSラジオ、2010年5月28日(金) 22:00- 24:50)
※大根仁が井筒監督をゲストに呼んでトーク。『ヒーロショー』を観たTBSの水野真裕美アナは、怖くて嗚咽するぐらい泣いて、お母さんの声が聞きたくなって電話したとか。

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、2010年6月26日(土)21:00-24:30)
※『ヒーローショー』と北野武[監督]『アウトレイジ』(2010年)の回。

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経営苦しく正念場のコミュニティFM、災害放送で差別化や新たな収益源模索も/神奈川(神奈川新聞、2010年5月11日)

○経営苦しく正念場のコミュニティFM、災害放送で差別化や新たな収益源模索も/神奈川(神奈川新聞、2010年5月11日)

6月6日はコミュニティ放送の日。そんな日にこんな話題もなんですが:

経営苦しく正念場のコミュニティFM、災害放送で差別化や新たな収益源模索も/神奈川(神奈川新聞、2010年5月11日)

3月に開局した「むらラジやまラジ836」のスタッフ=清川村
3月に開局した「むらラジやまラジ836」のスタッフ=清川村

 県内のコミュニティFM放送局が正念場を迎えている。災害放送などで期待される半面、景気の悪化による広告収入の減少などで経営環境が厳しいためだ。新たな収益源を模索する動きも出てきた。

 清川村に3月、「むらラジやまラジ836」が開局した。県内では12局目。「災害情報の発信や地域住民の情報の共有と交流」(朝倉徳男社長)を目指す。

 放送区域内の世帯数は県内最少だ。第三セクター方式の局が多い中、自治体の出資を受けていない。加えて景気低迷の逆風下での開局。志村寧子放送局長は 「放送はボランティア2人が担うことで人件費を抑えている。広告収入で年間約400万円の運営費は確保したい」と意気込む。

 県内ではほぼ全局が放送対象地域の自治体と防災協定を結ぶ。緊急時の割り込み放送などが柱だ。

 FMおだわらは「災害時の放送に最も重きを置いている」。リスナー獲得競争は厳しいが「災害時に地域情報をリアルタイムに流せるのはうちだけ」と差別化を図る。住民からの期待も高いという。警報が出ると24時間態勢で対応し、公共交通などとの連絡網も構築。小田原市内在住の気象予報士とも独自に契約して いる。

 どの局も経営基盤の強化が課題だ。自治体から請け負う広報番組への依存度が高いところが多い。スポンサー企業からの広告収入は「昨年度は落ち込みはなかったが、本年度に入り余波が来ている」(湘南ビーチFM)など、不況の影響が出始めている。

 さらに1990年代に開局した放送局は設備更新も迫る。「売り上げの90%以上は年間運営費に充てられる。もともと利益が少ないため機材の更新がネック」(FM湘南ナパサ)という悩みもある。

 県外では3月、広告収入の減少などを理由にエフエム多摩(東京都多摩市)が閉局。4月には神戸市の県域局が破綻(はたん)するなど、取り巻く環境は厳しさを増している。

 新たな手法で収益を確保する取り組みもある。エフエム戸塚は「放送だけで生き残るのは難しい」(福原稔取締役)との判断から、イベントの企画・開催と番組をセットで販売している。当日は生中継も行う。「イベントなら『集客が100人』という形で宣伝効果を示せる」(営業担当者)との狙いもあるという。昨秋には二つ目のスタジオを開設。今期は黒字転換を見込んでいる。

 ◆コミュニティFM放送局 市区町村など狭いエリアを対象に、超短波放送用の周波数を使用する放送局。総務省の無線局免許が必要。地域情報の発信などに 特化し、災害放送の担い手としても期待されている。2004年の新潟県中越地震では地元局が被災者向けの情報発信に徹し、ライフラインや安否情報をきめ細 かく伝えた。

オールナイトニッポンのスポンサーがあれだけ減っているのだから、コミュニティーFMはもっと大変だろう。

「売り上げの90%以上は年間運営費に充てられる。もともと利益が少ないため機材の更新がネック」という話は、記事にもあるように、2010年3月31日に閉局したエフエム多摩を思い出させる。

「イベントの企画・開催と番組をセットで販売」というのがいちばん現実的な方法だと思う。イベントによって、ラジオ局の存在を周知させることもできる。地元の人は、地元にラジオ局があることを意外と知らない。

ラジオ・ファンとしては、放送しているところを見たいというのもある。有名人が出ているわけでもないラジオをわざわざ遠くから聴きにくるラジオ・マニアをあなどってはいけない。「排除の対象」とか言ってんじゃねぇぞ、バカ! 辞めちまえ! 人が動けばお金も落ちる。

コミュニティーFMの話になると、災害放送への期待が話題に上るけれど、災害が起きても、知らないラジオ局にチューニングする人はいない。いかに平時に住民に浸透しているかが重要。

私見だが、コミュニティーFM局がエリア内の学校を回って、小学校の総合学習などで「ラジオ番組のつくり方」的な特別授業を行い、その様子を番組にして放送すればいいのにと思う。メディア・リテラシーの授業になるだけでなく、とりあえず生徒と保護者は自分の学校に来た回は聴くはずだし、ラジオ局の存在と周波数ぐらいは憶えるかもしれない。

以前『ラジオライフ』2007年11月号(三才ブックス)のインタヴューでNHKの高山哲哉アナウンサーが小学校でFMトランスミッターなどを使ったラジオの出前授業を行ったら、子供たちが面白がって食いついてきたと語っていた。そのうちの何人かはラジオの面白さに目覚めてラジオ・リスナーになるかもしれない。三つ子の魂百まで。

ところで、記事によると、宮ヶ瀬ダムのほとりにできた出力2WのコミュニティーFM局・宮ヶ瀬レイクサイドエフエム(神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬、83.6MHz)の愛称は「むらラジやまラジ836」になったようだ。「みやがせレイクサイドエフエム」のほうが言いやすいと思うけれど。まぁ、地元の人が勝手に縮めて呼び始めるだろうけど。

宮ヶ瀬レイクサイドエフエム放送機構株式会社

「放送区域内の世帯数は県内最少」にもかかわらず、「第三セクター方式の局が多い中、自治体の出資を受けていない」というのもスゴい。頑張ってほしいなぁ。

記事の写真の放送ブースの設備のシンプルさが良いと思う。多くのコミュニティFMの放送設備は過剰だと思う。

サイト内の「受信報告書の受付について (BCLのみなさまへ)」の説明がとても丁寧。

宮ヶ瀬ダムを訪れるダム・マニアの皆さんは、ぜひラジオを持って行って欲しい。

ちなみに神奈川県のコミュニティーFM局の数は、北海道に次ぐ第2位。馬場康夫[監督]『波の数だけ抱きしめて』(1991年)の影響もあるのかなぁ。

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コミュニティ放送の日(6月6日)

○コミュニティ放送の日(6月6日)

日本コミュニティ放送協会(JCBA)が、2006年5月に、6月6日をコミュニティ放送の日に制定。6月6日は、JCBAが中間法人として設立登記された日に該る。

以上。

……これで終りではなんなので、関連した話題をもう少し。

現在は削除されているが、以前JCBAトップ・ページに「radio☆star」というバナー広告が掲載されていた。気になったのでクリックしたところ、そのとき既に「Not Found」。

調べてみると、「radio☆star」とは、ポッドキャスティングのポータルサイト Castalia を運営するキャスタリア株式会社JCBAが提携して、個人発ポッドキャスト番組をコミュニティーFM局向けに供給可能にするSNSだったようだ。同時に、放送コンテンツをポッドキャスティング配信するための管理ツールをコミュニティーFM局に提供していた。

Castalia -キャスタリア株式会社- 個人発ラジオ番組プロダクションサイト「radiostar」の開始ーネット経由でコミュニティFM約200局への番組提供可能

Apple Tips 第29回 ポッドキャストを活用したビジネスモデルに学ぶ、その2  すべてのものづくりの根源は「あったらいいな」というモノコト | 大塚商会
※Podcasting954(TBSラジオ)オリジナル番組「Apple Tips」サイト。音源公開は終了。番組内容の要約を掲載。

もう終了したものと思われる。

配信管理ツール「castplant」のサイトには、最近までradio☆starのログイン・ページが残っていたけれど、コチラも今はアクセスできない。

結果としてどのような番組がどのくらいコミュニティーFM局に供給されたのか興味があるところだが、定かではない。

面白い試みだったと思うんだけどなぁ。


当ブログ内の人気記事


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Hot Club Radio(ネットラジオ)

○Hot Club Radio(ネットラジオ)

パソコンでの作業中、いいラジオ番組がないときに、最近わりとよく聴いているのが Hot Club Radio というネットラジオ。Live365.comというサイトから聴くことができる。今も聴きながら書いております。

Hot Club Radio - Live365.com

Hot Club Radio は、ジプシー・スウィング(gypsy swing)とか、ホット・クラブ・スタイル(Hot Club style)とか、マヌーシュ・スウィング(manouche swing)などと呼ばれる音楽をノン・ストップで流している。

ピンと来ないかたも、ジャンゴ・ラインハルト(Django Reinhardt, Gt)とスファン・グラッペリ(Stéphane Grappelli, Vln)を中心とするクウィンテット(Quintette du Hot Club de France)の演奏を聴いたことがあるかもしれない。


Django Reinhardt & Stéphane Grappelli, "Minor Swing"
たぶん、これがいちばん有名。
 

Stéphane Grappelli Trio, "'S Wonderful" ほか。
サントリー「モルツ」のCMで使われていた
 

Django Reinhardt - J'attendrai Swing 1939
ジャンゴは火事による火傷で左手の薬指と小指が使えなくなった。
2本指で弾いていると知ったときはビックリしたなぁ。
 

Django Reinhardt "Dinah" をカヴァーしている人。
ジャンゴ流に
2本指のフィンガリングで演奏。
"Dinah" Sing Like Talking「Together」(1994年)
のイントロでも使われている。


Hot Club Radioでは、Swing Amor という、熊本を拠点に活動している日本のグループの曲もかかっていた。

Swing Amor


Swing Amor, "'Made in France"
番組では "Valse de Amor" という曲がかかっていた。
 

Hot Club Radio を聴き始めたきっかけは、ウッディー・アレン[監督]『ギター弾きの恋』Sweet and Lowdown(1999年)

以前にテレビで深夜に観た、ジャンゴ・ラインハルトに憧れるギタリストが主人公の映画を思い出して、もう一度観たくなって検索したところ、『ギター弾きの恋』と判明。ショーン・ペン(Sean Penn)主演。


『ギター弾きの恋』Sweet and Lowdown(1999年) より
 

とりあえず、映画のDVDジャンゴのCDは買ったけれど、他の人の曲も聴きたくなり、色いろ検索しているうちに Hot Club Radio を発見という次第。その後ちょいちょい聴いている。

そういえば、以前、飲んだ帰りにウッカリ電車の中で寝てしまい、上り電車で新宿を目指していたはずが、気が付くと橋本、ということがあった。何往復かしてしまっていた模様。終電だから降りろ、駅を出ろというアナウンス。仕方なく改札を出ると、ジプシー・スウィングを演っているストリート・ミュージシャンがいた。今も活動しているのかなぁ。

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御礼:@niftyココログのデイリーランキングで2位、人気ブログランキングで9位になったようです。

○御礼:@niftyココログのデイリーランキングで2位、人気ブログランキングで9位になったようです。

このブログを書くのに@niftyココログを利用しているのですが、このブログが、デイリーランキングで2位、人気ブログランキングで9位になってしまっていたようです。

見にくいですけど、画像をクリックすると別ウィンドウで大きく表示されると思います:


デイリーランキング
 

人気ブログランキング
 

こんなランキング・ページがあるなんて知りませんでした。

まぁ、すぐ落ちると思いますけど、よい想い出になります。

このブログを見て下さっているみなさま、ありがとうございます。

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ラジオな一曲(23):Franck Pourcel Grand Orchestra, "Mr. Lonely"

○ラジオな一曲(23):Franck Pourcel Grand Orchestra, "Mr. Lonely"


Franck Pourcel Grand Orchestra, "Mr. Lonely"
 

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を、音もなく流れ去る気流は
限り無い宇宙の営みを告げています。

満天の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば
煌く星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂のなんと饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。

これからのひと時
日本航空が、あなたにお送りする
音楽の定期便「ジェットストリーム」。
皆様の夜間飛行のお供を致しますパイロットは
わたくし、城達也です。

言わずと知れた「JET STREAM」(TOKYO FM、月〜金24:00-24:55)の初代オープニング・テーマ。

先日エンディング・テーマを話題にしたので、今回はオープニングという趣向。

ラジオな一曲(21):Colin Chin "The Alluvial Plains" (1988)(当ブログ内)

4代目機長・伊武雅刀以降は、溝口肇ヴァージョンの "Mr. Lonely" が使われている。もはやそっちのほうがおなじみかもしれないが、私はフランク・プゥルセルのほうが良いと思う。単なる懐古趣味ではなく、「満天の星を頂く果てしない光の海」の感じが出ているのは明らかに後者。

ご存知の方も多いと思うけれど、この曲は元もと次のような歌詞があるヴォーカル曲:

Lonely, I'm Mr. Lonely.
I have nobody for my own.
I'm so lonely, I'm Mr. Lonely.
I wish I had someone to call on the phone.

I'm a soldier, a lonely soldier
Away from home through no wish of my own.
That's why I'm lonely, I'm Mr. Lonely,
I wish that I could go back home.

Letters, never a letter,
I get no letters in the mail.
I've been forgotten, yeah, forgotten.
Oh how I wonder how is it I failed.

I'm a soldier, a lonely soldier
Away from home through no wish of my own.
That's why I'm lonely, I'm Mr. Lonely.
I wish that I could go back home.

戦争哀歌なんですね。故郷の恋人のもとを離れ、便りもなく、オレは孤独な兵士、オレはミスター・ロンリーだよ——そういう歌。

オリジナルのボビー・ヴィントン(Bobby Vinton)のヴァージョンは1964年。1964年で戦争——つまり、この曲はヴェトナム戦争(1960-1975年)の歌なんですね。


Bobby Vinton, "Mr. Lonely" (1964)
 

『グッドモーニング、ベトナム』Good morning, Vietnam(1987年)のエイドリアン・クロンナウアーは "Oh my God!  They're quick.  They're fast and small. I feel like a fox in a chicken coop!"(なんてこった。あの娘たち、すばしっこい。速い、小さい。鶏かごの中のキツネになった気分だぜ) とか言いながらヴェトナム人少女を追っかけていた。ロリコン&ストーカーですね。

『ミス・サイゴン』Miss Saigon(初演:1989年)のクリスは厭戦の憂さ晴らしに、友だちのおごりで売春宿に。しかも、そこで処女の売春婦(!)キムとの運命の出逢いを果たし、純愛を育むというご都合主義のウルトラC。それで結局身重のキムを残してアメリカに帰って、別の女と結婚する始末。

そう考えると、ひとりでウジウジ悩んでいる "Mr. Lonely" の主人公はなかなかストイックでございますねぇ。ういヤツよのぉ。

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(33)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(33)

2010年5月のつづき:

大人は判ってくれない 第2回「Goodbye, DJ」(フジテレビ、1992年1月23日(木)20:00-20:54)

インターネットラジオで音楽無断配信、逮捕(読売新聞、2010年5月12日)

アニメ以外の魅力も『発信』 ミニFM『ラジオ鷲宮』が開局(東京新聞、2010年5月14日)

「今、ラジオが面白い」『週刊SPA!』2010年5月18日号(扶桑社)

ラジオな一曲(21): Colin Chin "The Alluvial Plains" (1988)

PowerFilm社製太陽電池フィルム SP3-37 を使ってラジオを聴いてみた。

情熱大陸 600回記念シリーズ(1)非凡なる凡人 爆笑問題・田中裕二(毎日放送ほか、2010年05月16日(日)23:00-23:30)

鹿児島「フレンズFM」にお邪魔しました (i-morley、2010年5月7日(金)配信)

小林信彦「本音を申せば」第603回「地球の上にうつがくる」『週刊文春』2010年5月27日号

桜川マキシム 第208回「O3RPG」(ネットラジオ、2010年4月12日配信)

火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、2010年5月18日(火)25:00-27:00)

RADIKO関連:臼井俊介「ラジオの復権なるか!? radiko.jpへのアクセスが100万人超え」『Nielsen Online REPORTER』(メールマガジン、2010年5月10日号)

ニュース探求ラジオ Dig(TBSラジオ、月〜金22:00-24:50)

「ラジオLOVE」、『an・an』2010年5月26日号(マガジンハウス)

川田亜子アナウンサーが亡くなって2年になります。

ラッシャー木村、死去。(2010年5月24日)

情熱大陸 600回記念シリーズ(2)爆笑問題・太田 光(毎日放送ほか、2010年05月23日(日)23:00-23:30)

小島慶子 キラ☆キラ(TBSラジオ、2010年5月19日(水)13:00-15:30)

HITS! THE TOWN(NACK5、2010年5月22日(土)17:00-21:00)の公開放送を観てきました。

オールナイトニッポンのスポンサーが異常に減っているのに気付いた。

過去の総目次:

 「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(8)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(9)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(10)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(11)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(12)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(13)

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(16)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(17)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(18)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(19)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(20)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(21)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(22)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(23)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(24)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(25)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(26)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(27)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(28)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(29)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(30)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(31)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(32)

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『2011年 新聞・テレビ消滅』(文春新書、2009年)の佐々木俊尚氏が twitter でこのブログに言及して下さったようです。

○『2011年 新聞・テレビ消滅』(文春新書、2009年)の佐々木俊尚氏が twitter でこのブログに言及して下さったようです。

ここ何日かアクセス数が増えて不思議に思っていたのですが、このブログの下記エントリーが、はてなのトップ・ページに出たり、その他ポータル・サイトやリンク・サイトに載ったようです。もう、あらかた消えてますけど:

オールナイトニッポンのスポンサーが異常に減っているのに気付いた。(当ブログ内)

それで充分よろこんでいたのですが、再びアクセス数がアップし(というより「サージ」し)、何事かと思いアクセス解析してみると、ジャーナリストの佐々木俊尚氏が twitter で言及して下さった模様。ありがとうございます。『2011年 新聞・テレビ消滅』(文春新書、2009年)で有名なかたですね。私も読みました。

Twitter / 佐々木俊尚: そんな事態になっているのか。再生できるか、その前に破 ...

twitterってスゴいですね。「twitterなんて、どうせ2ちゃんねるを微分したようなヤツだろ?」ぐらいにタカを括ってました。まぁ実のところは、twitterがスゴいんじゃなくて、佐々木氏の影響力がスゴいんですよ。twitterを脱神話化してみた。

最近上梓された『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2010年)も興味深く拝読しました。ラジオのミニコミ誌を出したりもしているので、第3章「セルフ・パブリッシングの時代へ」のアマゾンDTPの部分が興味深かったですね。アマゾンDTPは日本語にはまだ対応していませんが、対応したらという想定で電子出版の手順などが解説されています。

同書によると、10タイトルぶんのISBNが16,800円で取得できるとか。けっこう安いですね。もっと払わされるのかと思っていました。

まぁ、私の場合は自前のメディアをもつことを目的にミニコミ誌を発行しているのであって、市場のダイナミズムや情報技術を梃子にして利潤の極大化を企図するボッタクリ資本主義には興味がありません。ただ、向学のためにISBNの取得などを経験してみたいという気はしています。

佐々木氏といえば、孫正義氏との対談がUstreamで生中継されて話題になりました:


 

 

孫正義×佐々木俊尚「光の道」対談
 

孫氏による愛国心についての言及や、SIMロックの話ばかりが注目されているようです。せっかくのロング対談が中途半端な新自由主義的関心でつまみ食いされて、あっという間に消費されてしまっている気がして勿体ないですね。

ちなみに、私がいちばん興味深いと思ったのは、SIMロックの話の後の質問で出てきた、情報技術と世論形成・政策決定プロセスの話。

東浩紀が「文化系トークラジオ Life」(TBSラジオ、2009年5月24日(日)25:30-28:00)で言っていた、Google とジャン-ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau)の「一般意志」の話を想い出しました。その後「一般意志2.0」として提示しているみたいですね。

文化系トークラジオ Life(TBSラジオ、2009年5月24日(日)25:30-28:00)(当ブログ内)

「一般意志2.0」という言葉で僕が何を言おうとしているか.... - takadat tumblr.

「人々は十分にinformationを与えられて,まったくcommunicationをせず,deliberateするとき,一般意志が立ち現れる」(東浩紀)と言われてしまうと、ブラック・ボックスっぽいし、「ホントに立ち現れるかよ?」と疑ってしまう。ルソーだけに、いかにも西洋近代主義っぽくないですか?

個人の deliberation の個別性や恣意性が完全情報ごときで雲散霧消するとは思えない。むしろ個人の私的利害が、密封状態で「発酵」してシュールストレミング状態になりそう。

よって、疑り深い私には、プロセスの透明性を担保しつつ私的利害の相克("communication" と呼んでもよい)を開示するやり方のほうが安心できる。

考え方が古いのかな、オレ。

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