月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」（TBSラジオ、2010年4月26日（月）25:00-27:00）

○月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」（TBSラジオ、2010年4月26日（月）25:00-27:00）

伊集院が、

すげぇなって思うのがさあ、今さぁ、ネットでラジオ局がやってるネットでさぁ、AKB［48］のさぁ、全員のさぁ——もう、言うんだオレこれ——ねぇへへへ、あの、全員が番組をやるわけ。でいて、あのぅ、自分のお好きな人のヤツをダウンロードで、105円でダウンロードできますと。

それで、1,000ダウンロードになった人しか次のヤツを録りません、っていう。［……］

と言っていた。そんなのやってるんだね。

105円×1,000ダウンロード＝105,000円という数字の、10万出せば次が聴けるというリアルさにも言及していた。ヘタすると、ひとりで出すヤツが出かねない。

検索してみたら「AKB48のオールナイトニッポンモバイル」（モバイル1242、ニッポン放送）と判明：

○AKB48のオールナイトニッポンモバイル　─48人の声を携帯電話からあなたにお届け！！─

コレに対して、伊集院曰く、

うわぁ〜、AKB商法って相変わらずスゴい。オレ、もう経済の教科書に載せればいいじゃんって思うんだけど。

本放送って何？　［……］なんかさぁ、ラジオじゃ聴けないトークとかをさぁダウンロード販売しますっていうCMしてる人ってさぁ、何？　ラジオってこの世でいちばん面白いトークものだってオレは聞いてたけど。オレは聞いてたけど。

ラジオでしゃべれないけどダウンロード販売はできるような特殊な感じのトークとかは……があるとするならばだよ、オレがいま渡っちゃってるこの危ない橋は何？　ね？　オレのこの、何、ボロボロのパスタでできた、賞味期限切れの白い鬆の入ったパスタでできたこの橋は、なぜオレは無料で渡ってる？

意味があんまり……逃げろ〜。伏せろ〜。***さんゴメンなさ〜い［CM］

※***の部分は聴きとれず。

私はアイドルにハマったことがないので解らないけれど、ファンの人は結構お金をつぎ込んでしまうのかねぇ。それとも、ファンによるシヴィアな事業仕分が行われるのだろうか。前者も笑えないけれど、後者だったら切ないね。

聴きたいファンもいるだろうから、こういうのをやること自体は別に反対じゃないけれど、やりかたがチョッとえげつないかも。

帰りに見た電車の中吊りによると、明日（4月28日）売りの『週刊文春』2010年5月6日・13日ゴールデンウィーク特大号に「AKB48は現代の「女工哀史」」という記事がでるらしい。以前に、足立区民放送の宮﨑誠弥氏も同趣旨のことを言っていたっけ。AKB48の人たち本人にはいくらぐらい入るのかね。

アイドルずきのマジ高さんはどんな意見なのだろうか？　気になるなぁ。

※マジ高さんが、この件について放送で語って下さっています。お金ブッ込まない自由かぁ。面白い。
○AKB商法は悪徳か？〜マジ高ネットラジオ第155回放送

そもそも私は、AKB48がホントに48人とは知らなかった。ていうか、ひとりも判らないし。全員おぼえている人いるのかね？　新幹線の駅を全部言える小学生みたいな感じで。

伊集院は劇場に観に行ったりするぐらいだからAKB48自体はそれほどきらいじゃないみたいだけれど、配信方法の売らんかな精神がお気召さない模様。

伊集院の有料放送観の一端を知ることのできる放送だった。

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