ラジオな一曲(16):Bob James, "Rush Hour" (1979)
○ラジオな一曲(16):Bob James, "Rush Hour" (1979)
・Bob James, "Rush Hour" (1979)
この曲を聴いてピンときた人は、なかなかのラジオ通かもしれません。
「いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜」(TBSラジオ、1974年9月3日~2001年9月29日)の番組中、オープニング・トーク直後の、広川太一郎によるナレイションのBGMとして使われていました。下記の音源で確認できます(2:07あたりから):
ボブ・ジェイムズなんて、「歌うヘッドライト」も意外とコジャレてますね。
ちなみにキーボードがボブ・ジェイムズ、ドラムスはスティーヴ・ガッド(Steve Gadd)、パーカッションは、"Just the Two of Us" の作曲者としても有名なラルフ・マクドナルド(Ralph MacDonald)、ベースがニール・ジェイソン(Neil Jason)、サックスはデイヴィッド・サンボーン(David Sanborn)、トランペットのひとりがランディー・ブレッカー(Randy Brecker)、ギターがエリック・ゲイル(Eric Gale)などなど……。想像以上にすごい顔ぶれのオール・スター・バンド。
わが田舎唯一の民放AMラジオ局では、25:00-27:00が「オールナイトニッポン」、27:00-29:00(のちに-28:00)に「歌うヘッドライト」が放送されていました。女性演歌歌手が小料理屋の女将テイストで話しかけてくる番組は子供の味覚ではなかったので、「なんで、オールナイトの2部やらないんだ!」などと思ったものでした。でも、番組後期には、ワリと聴くようになっていた気がします。
エンディングの「夜明けの仲間たち」を聴くと無闇に感慨ぶかかったりもした——べつに何の感慨もないのに不思議でした。
番組終了時のパーソナリティー陣に名を連ねていた水森かおりは、今やご当地演歌の女王としてNHK紅白歌合戦の常連ですが、おそらく「歌うヘッドライト」を契機に演歌ファンに浸透していったのではないかと思います。
○〓〓 「歌うヘッドライト」歴代パーソナリティー 〓〓
※この網羅っぷりはスゴい。
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