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博士の異常な鼎談(TOKYO MXTV、2010年1月7日、14日、21日(木)23:30-24:00)

○「博士の異常な鼎談」(TOKYO MXTV、2010年1月7日、14日、21日(木)23:30-24:00)

なぜかアクセス急増

最近なぜか、三年近くも前に書いた下記のエントリーへのアクセスが異常に増えている:

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2008年3月8日(土)21:30-23:30)および「みうらじゅんの「サブカルジェッター」〜2番目がいいんじゃない」(TBSラジオ、2008年3月15日(土)19:00-20:25)(当ブログ内)

調べてみると、「宇多丸」と「アポカリプト」を含む検索でお越し頂いている模様。「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)でおなじみのライムスター宇多丸が「博士の異常な鼎談」(TOKYO MXTV、2010年1月7日、14日、21日(木)23:30-24:00)に出演し、生涯ベスト映画として『アポカリプト』を紹介したらしい。

「博士の異常な鼎談」

YouTubeに動画がアップされていたので観てみた。

YouTube - 異常な鼎談 宇多丸 前編1/3
※このリンクをクリックすると前・中・後編が連続再生されるはず。

冒頭で、水道橋博士が宇多丸を「今この人、一番ラジオ界で財産だ」と紹介。博士は去年の3月に聴いてハマったとか。収録時(2009年末)時点で去年の3月ということは、2008年3月の回の事を言っているのかもしれない。それにしても、「新大久保清」って……。

番組の随所で「近田春夫のオールナイトニッポン」(ニッポン放送、1977年10月 〜1979年3月、火27:00-29:00;1979年4月〜1979年9月、金25:00-27:00)、「坂本龍一のサウンドストリート」(NHK-FM、1981年4月7日〜1986年3月18日)などの番組が話題に上るなど、観ているあいだ、ラジオを底流に感じる鼎談だった。

NHK 青春ラジカセ
※「サウンドストリート」の音源を聴くことができます。2010年3月末まで。

坂本龍一のサウンドストリート・リスト(未森幸月氏によるファンサイト)
※オン・エアー曲のリストや放送内容など、ものすごい情報量です。

「シネマハスラー」——林美雄の輪廻転生

後編で、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」(TBSラジオ、土21:30-24:30)の「シネマハスラー」の話題に絡めて映画の話になった。

水道橋博士が「映画とテレビのメディア・ミックスをこれだけ戦略的にやられて、あれだけ番組が組まれ、コマーシャル打たれ、ってなってくると、で、批評がないってなってくると、[メディア・ミックス映画に]人は集まりますよ」と言っていたが、批評の空洞化という現状にラジオの生きる道があるのかもしれない。宇多丸の番組の批評家精神はその空隙で輝きを放っているのだと思う。「つまらない映画をつまらないと面白く言える才能」という評価に納得した。

映画批評レボリューション21 アメリカ在住、映画評論家・町山智浩さんを迎えて、映画批評とは何なのか?を掘り下げます!(ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO ザ・シネマ・ハスラー「アマルフィ 女神の報酬」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル: シネマハスラー

終盤で「林美雄のパックインミュージック」(TBSラジオ)の話が出た。林美雄の話を聴くたびの、もっと早く生まれたかったと悔しく思う。残された音源をいま耳にする機会はあるが、その時の興奮は残念ながら伝わって来ない。番組が面白くないからではなく、同時代的な体験として初めて生命をもつ番組もある。

宮崎哲弥が宇多丸に「今ねぇあなたがやっていることは、林美雄の輪廻転生した姿だと言っても過言ではないくらい」と言っていた。

実は、私たちが発行しているミニコミ誌『ラジオ中毒』に今回広告を出して下さった Toy Paradaise のオーナーさんが、2009年6月に頂いたメールでほぼ同じ事を既におっしゃっていた。宮崎哲弥は決して大袈裟に褒めているわけではないのだと思う。

いま宇多丸の番組を聴いている10代の人たちが、その影響を受けつつ、後に評論家や芸人になったりすると面白い。


「林美雄のパックインミュージック」エンディング

※番組で話題になった映画:

相米慎二[監督]『セーラー服と機関銃』(1981年)

ジョージルーカス[監督]『スター・ウォーズ』(1977年)

本多猪四郎[監督]『怪獣総進撃』(1968年)

横山博人[監督]『純』(1980年)

長谷川和彦[監督]『青春の殺人者』(1976年)

ジョン・スタージェス[監督]『大脱走』(1963年)

フランク・ダラボン[監督]『ショーシャンクの空に』(1994年)

ジェイムズ・キャメロン[監督]『タイタニック』(1997年)

深作欽二[監督]『蒲田行進曲』(1982年)

ジョン・カーペンター[監督]『ハロウィン』(1978年)

宮崎駿[原案・脚本]『パンダコパンダ』(1972年)

宮崎駿[監督]『ルパン三世——カリオストロの城』(1979年)

宮崎駿[監督]『千と千尋の神隠し』(2001年)

メル・ギブソン[監督]『アポカリプト』(2006年)

ルイス・ブニュエル[監督]『EL』(1952年)

ピーター・イェイツ[監督]『ヤング・ゼネレーション』(1979年)

アルフレッド・ヒッチコック[監督]『めまい』(1958年)

『THIS IS IT』(2009年)

・ニール・ブロムカンプ[監督]District 9 (2009)(『第9地区』の邦題で2010年4月1日から日本公開決定)

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