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2009年12月

輝く!僕のラジオ大賞 2009

○輝く!僕のラジオ大賞 2009

今年聴いた中で最も面白かったラジオ番組を勝手に発表しております。3回目です。別に賞金とかはありません。

輝け!金のラジオ大賞 2007(当ブログ内)
輝く!僕のラジオ大賞 2008(当ブログ内)

今年は、「誠のサイキック青年団」(ABCラジオ、1988年4月3日〜2009年3月8日、日25:00-26:45)があんなかたちで終って唖然としたり、27年半続いた「コサキン」(TBSラジオ)もひと区切りとなったり、ラジオ・ファンにとっては印象深い一年でした。

まずは第三位から——

「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2009年1月18日(日)10:00-12:00)

聴取可能な関連音源:
にち10ポッドキャスティング 2009年01月18日放送分「コーラのライトを飲んだときの気持ちだよ」
にち10ポッドキャスティング 2008年12月07日放送分「日田のスーパーで大声」

当ブログ内の関連エントリー
安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2009年1月18日(日)10:00-12:00)

なんと言っても安住アナの醤油トークには度肝を抜かれました。

もともとは前の年、2008年12月7日(日)の醤油トークが事の発端で、安住アナの醤油愛好趣味を「にわかブロガー」に馬鹿にされた事を受けて、スタジオに醤油のラベル・コレクションと醤油の実物を持ち込んでの熱弁と相成りました。

醤油について語ったかと思えば最近は味噌に興味が出てきていると言ったり、2009年11月1日(日)11月8日(日)の放送では自分の汗から塩をつくろうとした話をしたり。あとは砂糖と酢で「さしすせそ」コンプリートだ!

「にち10」は「味わうほどに奥深い」。

そしてもうひとつ第三位——

ラジオワールド「午前4時、微糖の缶コーヒー。男40代、父子家庭、職業はトラックドライバー」(TBSラジオ、2009年03月14日(土)20:00-21:00)

当ブログ内の関連エントリー:
ラジオワールド「午前4時、微糖の缶コーヒー。男40代、父子家庭、職業はトラックドライバー」(TBSラジオ、2009年03月14日(土)20:00-21:00)

ラジオ・ドキュメンタリーが放送される事はそれほど多くありませんし、放送されても割と硬派な内容のものが多い傾向がありますが、大きなテーマを大上段から斬るというのではなく、2人の子供を育てる父子家庭の44歳のトラック・ドライヴァーのカタギリさんという市井の人を見つめるという切り口がとても良かったと思います。

カタギリさんの好きなラジオ番組に話題が及んだのも、ラジオ・ファンとして愉しめました。

時間もお金もかかりそうなので当世向きではないかもしれませんが、ラジオ・ドキュメンタリーをもっと放送してほしいと思わせる番組でした。

つづいて、第二位は——

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2009年10月14日(木)13:00-15:30)

当ブログ内の関連エントリー:
大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2009年10月14日(木)13:00-15:30)(番組音源の埋め込みあり)

この日は、伊集院光がゲスト出演。

大竹まことvs伊集院光というだけで、ラジオ・ファンにとっては充分ニュースなのですが、オープニングの前半で語られた永六輔に対するエールが芸人さんらしくて印象的でした。

最近めっきり呂律が回らなくなった永六輔をいじりつつも、彼のラジオ界における存在意義を確認するトークとなりました。大竹の「オレは、永さん喋れなくなって、杖ついて歩いてて、で、永さんに何か質問したときに、杖でマイクをイエスは1回、ノーは2回叩くだけで、オレは永六輔支持するよ」という発言は可笑しくも感動的でした。

ネットでは「永六輔はもう辞めろ」などと心ないことを言っている人も少なくないようですが、当の永六輔も内心忸怩たる思いもあるだろうと推察します。それでも出続けているからには、何らかの意思や決意があるのでしょう。

永六輔の健康状態の変化に適わせてか、以前と構成が変わったり、共演者の面々が今まで以上に多く喋るようになったりという新局面も出てきました。微笑ましく見守りたい雰囲気です。

最近むしろ「土曜ワイド」が聴き逃せなくなっています。

第一位の前に、特別賞——

「マジ高ネットラジオ」(ネットラジオ)

聴取可能な関連音源:
マジ高ネットラジオ
第170回 「N-1グランプリ(仮称)の一 『マジ高ネットラジオ』さんを聞きました!」(桜川マキシム)

当ブログ内の関連エントリー:
マジ高ネットラジオ 第112回「Perfumeフライデー事件総括」(ネットラジオ、2009年7月3日配信)

「桜川マキシム」(ネットラジオ)の、推薦されたネットラジオを聴いて面白い番組に金券をおくる「N-1グランプリ(仮称)」をきっかけに知った番組。それ以降、ナンダカンダで毎回聴いています。

単なる直情的なアイドル崇拝でなく、アイドルという存在とその周囲の現象を客観視しつつ、それに加えてアイドルずきな自分自身をも相対化し、それでもやっぱりアイドルが好き——そういうマジ高さんのアイドルに対するアプローチが興味深いです。ポストモダン的なアイドル・ファンという感じ。

また、聴いていて気づくのは、構成がとてもしっかりしていること。事前にしっかり下準備して収録なさっているようです。それに、食レポートでも、単に何かを食べてダラダラしゃべるのではなく、「ひと口目」「ふた口目」「三口目」という具合にメリハリをもたせる細かい技も効いていると思います。こういう点は、ネットラジオをやっている人の参考になるのではないでしょうか。

また、夜中に聴いていると何だか癒されます。変ですかね? 「この人はきっと善人だ」と感じさせるところがいいのかもしれません。パーソナリティーの人間的な魅力にも溢れた好番組。

好調に登録者数を増やしているのも納得。

もうひとつ特別賞——

「QIC」第654回 ラジオについて語ってみる。(ウェブラジオFMC、2009年4月19日配信)

聴取可能な関連音源:
『QIC/第654回〜ラジオについて語ってみる〜』(ウェブラジオFMC)
第179回 「N-1グランプリ(仮称)の五 『QUEMULE INSIDER CLUB』を聞きました!」(桜川マキシム)

当ブログ内の関連エントリー:
QIC 第653回「今週は、全篇Para斬る!ラジオについて語ってみる。」(ウェブラジオFMC、2009年4月19日(日)配信)

今年はラジオ業界では色いろなことがあったのに、たっぷりとラジオについて語るラジオは地上波では案外やっていなかったような気がします。そういう意味ではとても貴重な番組だったと思います。

私は市井のいちラジオ・リスナーですから、ラジオ業界の中のことはまったくと言っていいほど解らないので、ラジオの裏事情がいろいろ聴けたのも良かったですね。

「桜川マキシム」の「N-1グランプリ」では厳しい評価が出てしまい、FMC リスナーとしてはかなり切ない思いもしました。どっちも好きな番組なので、引き裂かれる思いですね。

ただ、「桜川マキシム」でJUSとgyasyaのふたりが言っていた内容には一理あるなと思わせるところがなかったわけではないと思っています。

しつこいですが、もうひとつ特別賞——

秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「闇に流れる声」の巻、『週刊少年ジャンプ』51号(2009年11月30日号)

当ブログ内の関連エントリー:
秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「闇に流れる声」の巻、『週刊少年ジャンプ』51号(2009年11月30日号)

中学卒業以来はじめて『週刊少年ジャンプ』を買いました。

ラジオを応援している人はそこかしこにいるのだということを知ることの出来る事件でした。よってラジオ番組ではありませんが入れてみました。

ただ、ラジオ局をつくってしまった両さんに対して「ネットラジオでいいじゃん」というブロガーの反応が多いようで残念でした。

情緒的に言えば、地上波のラジオにしかない魅力を共有できる人が減ってきているという思いを強くしました。

論理的に言っても、両さんは「ラジオを聴く人が少なくなったらしいな」という認識に基づき地上波のラジオを活性化することを目的に行動したわけですから、「ネットラジオでいいじゃん」という感想は、ストーリーに内在的でない読解に基づく的外れな感想だと思います。

最近は、反射神経だけをたよりにネタっぽいことしか言えない人が増えているのかもしれません。

栄えある第一位は——

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)

聴取可能な関連音源:
TBS RADIO 2009年9月16日(水) キラ☆キラ オープニング☆トーク - 小島慶子 キラ☆キラ(小島アナvs宇多丸のバトル・トーク)
TBS RADIO 2009年10月27日(火) ジャーナリスト 上杉隆さん - 小島慶子 キラ☆キラ(「ソコダイジナトコ」に出るという謀議)
TBS RADIO 2009年10月28日(水) キラ☆キラ オープニングトーク - 小島慶子 キラ☆キラ(「ソコダイジナトコ」に出たという報告)
TBS RADIO 2009年11月12日(木) キラ☆キラ オープニング - 小島慶子 キラ☆キラ(聴取率1位獲得の話)
TBS RADIO 2009年12月29日(火) キラ☆キラ オープニング - 小島慶子 キラ☆キラ(「GROOVE LINE」に出た話)

当ブログ内の関連エントリー:
吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、2009年10月28日(水)6:00-8:30) (放送の一部の動画埋め込み・ネット上の音源へのリンクあり)
小島慶子 キラ☆キラ(TBSラジオ、2009年11月12日(木)13:00-15:30) (聴取率1位の話の回)
GROOVE LINE(J-WAVE、2009年12月25日(金)16:30-20:00)(番組音源の埋め込みあり)

ライムスター宇多丸とオン・エアー中に本気の論争を繰り広げたり、「吉田照美 ソコダイジナトコ」(文化放送)に乱入したり、放送開始半年で「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)を聴取率で上回ったり、「GROOVE LINE」(J-WAVE)にリスナーとして電話出演したり、今年の東京圏のラジオに関する話題を席巻した番組と言ってよいでしょう。

なんと言っても、小島アナの新たな側面が炸裂した番組です。「アクセス」でファンになった私にとっては、「こんな人だったのか!」と意外なよろこびでした。……といっても、「アクセス」時代もきっと、番組の前後に出演者やスタッフの方たちとこんな調子でしゃべってたんだろうなぁ。

意外と情にもろい人なのかなと思わせると同時に、その情が理論化されているところが面白いと思います。

まとめ
選んでみたら、昼の番組が多くなってしまいました。

深夜放送は去年同様、普段通りの面白さをキープしているものの、残念ながら心躍る新しい深夜放送の登場は今年も皆無。

第一位
「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)

第二位
「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2009年10月14日(木)13:00-15:30)

第三位
「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2009年1月18日(日)10:00-12:00)

ラジオワールド「午前4時、微糖の缶コーヒー。男40代、父子家庭、職業はトラックドライバー」(TBSラジオ、2009年03月14日(土)20:00-21:00)

特別賞
「マジ高ネットラジオ」(ネットラジオ)

「QIC」第654回 ラジオについて語ってみる。(ウェブラジオFMC、2009年4月19日配信)

秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「闇に流れる声」の巻、『週刊少年ジャンプ』51号(2009年11月30日号)

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安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2009年12月20日(日)10:00-12:00)

○「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2009年12月20日(日)10:00-12:00)

この日は「一都九県リスナー確認調査」だった。

にち10ポッドキャスティング 2009年12月20日放送分「一都九県リスナー確認調査」

にち10ポッドキャスティング 2009年12月27日放送分「一都九県リスナー確認調査・結果報告」

これまではTBSラジオのみの放送だったので「一都六県リスナー確認調査」であったが、この日はイレギュラーでTBSラジオ以外に青森放送・信越放送・山陽放送にも番組がネットされたため、「一都九県」に拡大して調査が行われた。

ちなみに、山陽放送は6つのすべての送信所から同じ周波数(1494kHz)で放送しており、これを「同期放送」(精密同一波放送)と呼ぶそうだ。山陽放送は、この同期放送を日本で初めて成功させた局とのこと。「世界一キレイな電波」の局で、「業界では大変信じられないこと」なのだとか。

さて、私は「にち10」リスナー歴が浅いほうなので、「リスナー確認調査」を初めて聴いたのは2008年だったと思う。

にち10ポッドキャスティング  2008年12月14日放送分「一都六県リスナー確認調査 2008」

にち10ポッドキャスティング  2008年12月14日放送分「一都六県リスナー確認調査2008・結果報告」

このとき「ウマい企画だなぁ」と思った記憶がある。

というのも、自分の家の近所の市町村名がラジオで読み上げられると親近感をおぼえ、番組が気になってしまうからだ。都心に住んでいる人はそれほどの感慨はないかもしれないけれど、地方在住の人はなおさら感ずる所があると思う。私は東京23区在住だけれど、マイナーな区なので、ウチの区が話題になると結構うれしい。

そういえば、放送作家の鶴間さん(鶴間政行)の著書にも、投稿を読むときは市区町村まで読み上げるようにするとリスナーの側の親近感が高まるというようなことが書いてあった。

ただ、2008年に比べると、2009年のリスナー確認調査はやや低調で盛り上がりに欠けたかなぁという印象。

善人ぶるつもりはないけれど、「青森・長野・岡山の人たちがこれを機会にこの番組を気に入って、あわよくばネットされればなぁ」「前回はもっと盛り上がったのに」などと、いつのまにか「にち10」を応援するような気持ちで聴いていた。

「これがホントの文化包丁」
この回で気になったのは、安住アナが披露した次の話。

荒川区は文化放送の送信所(埼玉県川口市)が近いため文化放送の電波が強く、「ホントに荒川・川口のスゴい所では、台所で奥さんが、こう、偶然包丁2本をまとめて持って、こう何か、俎の上でアジのなめろうなんかをつくろうと、俎の上をポンポンポンポンたたいていたら、2本の包丁がアンテナ代わりになって、俎のあたりから文化放送が聴こえたっていうぐらいなんですから」「これがホントの文化包丁」とのこと。

文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号)(当ブログ内)

川口桜まつりin文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号、2008年4月4日(金)〜6(日)) (当ブログ内)

おそらくこれは、「これがホントの文化包丁」という単なる落し話なのだとは思うけれど、以前にこのブログでも「人間の体がアンテナ代わりとなり電波を受信する事は起こり得る」という話を取り上げたことがある:

不可思議事件ファイル 悪霊の声が聞こえる「特命リサーチ200X II」(日本テレビ、2003年6月15日(日)19:58-20:54) (当ブログ内)

さて、安住アナの話では、「2本の包丁がアンテナ代わりになって」いるということになっていた。

しかし、この「文化包丁」話が仮に事実だとすれば、包丁はアンテナではなくバリコン(可変コンデンサー)の機能を果たしたのではないかと思う。ラジオ受信機で言えば、選局するためのチューナーの部分。

以下、電波や電子の素人で文系の私が書いていることなので、言い回しが不自然だったり、内容が微妙に事実と異なる可能性もあるのでご容赦を。お詳しい方がいらっしゃれば、是非とも教示ください。

コンデンサーとは、導体(電気を通す物体)でできた2枚の板などを、接触しないように空間を空けたり絶縁体を間に挟んだりして重ねあわせたもので、導体部分の重なりあう面積の大小によってコンデンサーに溜まる電気の容量が変化し、回路に流れる交流電流の周波数が変化する(のかな?)。

ラジオを作ろう3手作りバリコン

ただ、アジをたたきにする場合、2本の包丁が交互に絶えず動いている状態である。よって、2つの導体(包丁の刃の部分)の重なりあう面積は絶えず変化している。すなわちこれは、ラジオのダイヤルを絶えずコロコロと動かしている状態であり、安定して文化放送が受信できるかどうか疑わしい。

百歩譲って、送信所の近くなら、過変調が起きて、文化放送にピッタリとチューニングが合っていなくても文化放送が入感することも起こりうるかもしれない。

以上は、あくまでも仮定に基づく論理上の可能性の話で、実際に起こりうるかどうかは疑問だ。

それに、「俎のあたりから文化放送が聴こえた」ということは俎がスピーカーとして機能していることになるが、回路につながっていないので、やはりこれはあり得ない話だと思う。

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ショウアップナイターバッテリー(ニッポン放送、2009年12月30日(水)17:30-20:50)

○「ショウアップナイターバッテリー」(ニッポン放送、2009年12月30日(水)17:30-20:50)

正確な時間は忘れたけれど、20:30ぐらいに何となくラジオのダイヤルをいじっていると、ニッポン放送で飯田浩司アナウンサーが、ジョン・カビラっぽいしゃべり方の「KG飯田」というキャラクターとしてしゃべっていた。

爆発的に面白いというわけでもないのだけれど、飯田アナのトークの端ばしの言い回しや抑揚の付け方が特徴を良くつかんでいて、ジョン・カビラのトークをかなり研究しているなぁと感心した。

聴いたことのない人は、一回ぐらい聴いてみると面白いかもしれない。いつもやっているのか判らないけれど。

「KGがいちばん好きな地下鉄は——浅草ラ〜イン!」とか言っていた。じんわりツボにハマったぞ。そういえば飯田アナ、鉄ヲタだったっけ。


ラジオ向きなふたり
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GROOVE LINE(J-WAVE、2009年12月25日(金)16:30-20:00)

○「GROOVE LINE」(J-WAVE、2009年12月25日(金)16:30-20:00)

小島アナ、「GROOVE LINE」に登場!

TBSの小島慶子アナウンサーが、めでたく「GROOVE LINE」(J-WAVE、2009年12月25日(金)16:30-20:00)出演を果たしたようだ。

と言っても、私は実際に番組を聴いたわけではなく、「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2009年12月29日(火)13:00-15:30)のオープニング・トーク「GROOVE LINE」に出たと言っているのを聴いて初めて知った。

TBS RADIO 2009年12月29日(火) キラ☆キラ オープニング - 小島慶子 キラ☆キラ

今回の出演は、「吉田照美 ソコダイジナトコ」(文化放送、2009年10月28日(水)6:00-8:30)のときと違って、TBSには内緒で、小島アナ自ら「DREAM WORKER」という残業中の人を励ますコーナーのフォームから申し込んで、いちリスナーとして出演したようだ。「時事放談」(TBSテレビ、日6:00-6:45)の「忘年会勤務」中だったとか。

吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、2009年10月28日(水)6:00-8:30)(当ブログ内)

小島アナが YouTube で聴けると言っていたので聴いてみた:


「GROOVE LINE」(J-WAVE、2009年12月25日(金))

この年末、「GROOVE LINE」(J-WAVE、月〜金16:30-20:00)を聴くチャンスがあった。ラジオ・ファンとしては興味のある番組だし、実際に聴くと面白いのだけれど、意外と聴かないなぁ。何でだろう、微妙にツボがちがうのかなぁ。

ナンダカンダで「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(TBSラジオ、月〜金15:30-17:50)を聴いていたりする。AM体質なのかねぇ。

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安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2009年12月13日(日)10:00-12:00)および 第76回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会「安住紳一郎の日曜天国」

「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2009年12月13日(日)10:00-12:00)および 第76回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会「安住紳一郎の日曜天国」

少し前の放送になるが、「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、2009年12月13日(日)10:00-12:00)によると、TBSラジオの番組審議会で「にち10」が議題に上ったとか。審議対象になった回は、11月8日(日)の自分の汗から塩をつくる話の回。

にち10ポッドキャスティング 2009年12月13日放送分「あれがお上品です」
※「にち10」が番組審議会の議題になったという話。

にち10ポッドキャスティング 2009年11月8日放送分「俺の塩」
※自分の汗から塩をつくる話。

第76回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会 「安住紳一郎の日曜天国」

ああいう話は、ラジオ・ファンごのみの話題なのではないかと思う。

審議会議事録を見てみると、安住アナと小島慶子アナを比較する発言があり、とても興味深かった。誰の発言かは明記されていないが、内容から推測するに萩原健太の発言と思われる:

★とても面白かったです。局アナの方がメインでやっている番組ということになると、小島慶子さんの番組(キラ☆キラ)と、どうしても比較してしまいます。
小島さんが、アナウンサーなのにと思うような形で突然暴走し始めて、それがめちゃくちゃ面白いのとまったく真逆で、安住さんはプロとしての、アナウンサーとしての話術みたいなものから絶対に踏み出さない中で、めちゃくちゃ面白い。これは、小島さんと安住さんと、すごい武器をそれぞれ持っていらっしゃるなと つくづく感じました。僕の好みからすると、この安住さんの、絶対にアナウンサーというところから踏み出さない形でやるという方が、難易度が高そうな感じがして、聞きながらすごく感心してしまうというか、僕も一応ラジオで喋ったりすることもあるものですから、こういう芸風というのは並大抵のものではないなと 感じました。

アナウンサーから踏み出す面白さの小島アナ、アナウンサーから踏み出さない面白さの安住アナという対比に、なるほどと思った。

一時期、アナウンサーをパーソナリティーに起用する番組が増えたときに、「経費節減か?」などという意見があり、私も正直なところそう思わなくはなかった。

しかし、安住アナ、小島アナ、武田一顯記者——TBSラジオで今いちばん熱い出演者はみんなTBSの社員だったりする。

閑話休題
「さばいてにち10」のコーナーで、外山惠理アナウンサーが、オープニングの「お上品」の話に絡めて、「私は、カレー・ライスの食べ方がすっごく上手です」と言っていた。

そういえば、「にち10」が北京オリンピック女子マラソン実況中継で15分の短縮版になったとき(2008年2月17日)に、休みの外山アナに安住アナが抜き打ちで電話すると、朝からカレー食べてラジオ聴いてたなぁ。

にち10ポッドキャスティング 2008年08月17日放送分「15分でも生放送」

安住紳一郎の日曜天国 短縮版(TBSラジオ、2008年8月17日(日)11:45-12:00)(当ブログ内)

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ラジオのミニコミ誌を発行しております(45):『ラジオ中毒』2号を新宿の模索舎さんに納品しました&『ラジオ中毒』コミケに登場!

○ラジオのミニコミ誌を発行しております(45):『ラジオ中毒』2号を新宿の模索舎さんに納品しました&『ラジオ中毒』コミケに登場!


高田 渡「値上げ」(1972年)

 

『ラジオ中毒』最新号は290円です。40ページです。


※今回は、頑張って表紙をカラーにしてみました。

 

新宿の「模索舎」さんに納品しました。

新宿の模索舎さんに『ラジオ中毒』2号を20部納品致しました(2009年12月27日(日))。2009年は12月28日(月)までの営業、2009年12月29日(火)〜2010年1月4日(月)はお休みだそうです。

模索舎(東京都:新宿御苑新宿門むかい)地図 

新宿駅南口あるいは東南口を出て、大階段を降り、甲州街道沿いに世界堂方面へ向かって進みます。新宿御苑の新宿門向かいです。


いざ行ってみると、最初はひとりでは入りづらい雰囲気かもしれませんが、そういう場合は、道の向いのガードレールにでも腰掛けて、誰かが入っていった後にすかさず付いてゆくとよいでしょう。最初の何回かは、私もそうしていました。

中はこんな感じです:


John Blanche (1985) 

ウソです。でも、当らずとも遠からずです。

 

『ラジオ中毒』コミケに登場!

前回の臨時増刊号と最新の2号にご参加くださった、コサキンサークル「勤根関」代表の田野弘高さんのお計らいにより、コミックマーケット77で『ラジオ中毒』の委託販売をお願いすることとなりました。

人生こればっか

コミックマーケット77
開催地:東京ビッグサイト
出展日:2009年12月31日(木)
サークル名:「勤根関」
ブースの場所:東地区モ-25a

創刊号・臨時増刊号・2号(最新号)をそれぞれ20部づつお預かり頂く予定です。ここだけの話ですが、コミケ限定の特価となっております。

コミケにお出かけの方は、ぜひお立ち寄りください。

「勤根関」では、コサキンの同人誌を発行・販売なさっています。併せてお求めになることを強くお勧めします。

 

『ラジオ中毒』2号目次

巻頭企画 ラジオ馬鹿はコレを読め!「ラジオ中毒の10.0 冊」

特集 深夜放送
『深夜放送は青春の通り道』/2児パパ
伊集院光 深夜の馬鹿力「俺たちは草食系男子なんかじゃない。対人恐怖症だ!」/まゆう
 月金一時三時……ナカダヨーコさんの場合
ラジオの達人「増井孝子と朝までいっしょ」/とくながたかのり
伝えたいことなど何もない〜大森俊治のこしょこしょ話/ヨダレ
 月金一時三時……田野弘高さんの場合
今さら「オールナイトニッポン」でもないだろう・・・。/とくながたかのり
 月金一時三時……ヨダレさんの場合
ゆるいテレビの深夜放送みたいなゆるいラジオ番組「順子と涼のアシタヘストライク!」/MasaruS
 月金一時三時……MasaruS さんの場合
深夜放送がラジオの楽しさを教えてくれた。/河内の政
 月金一時三時……河内の政さんの場合
林原めぐみの Tokyo Boogie Night/ヨダレ
「カンニング竹山 生はダメラジオ!」/MasaruS
大好きな深夜放送パーソナリティー/2児パパ
看板の架け替え/kiku
4コマ漫画「ラジオくん」/365連休
「火曜JUNK・爆笑問題カーボーイ」/とくながたかのり
 月金一時三時……Free@Tokyo さんの場合
 月金一時三時……とくながたかのりさんの場合
芸人たちが深夜ラジオを愛する理由/好間烏合
 月金一時三時……好間烏合さんの場合
たまふる緊急批評、略して/百円イヤホン
 月金一時三時……kiku さんの場合
 月金一時三時……365連休さんの場合

本音のぶつかり合い 小島慶子 VS 大竹まこと/kiku
「QIC」/とくながたかのり
思いつき緊急企画「あなたのTalkMaster 見せて下さいっ!」第1回 talkmaster44 さん
完全な真空管ラジオ/スタミナツク・デブ
超簡単ループアンテナの製作/2児パパ

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ラジオのミニコミ誌を発行しております(44):『ラジオ中毒』2号が出ます。

○ラジオのミニコミ誌を発行しております(44):『ラジオ中毒』2号が出ます。

いまさらではありますが、ネットを通じて集結したラジオ・ファンのみなさんで記事を執筆して『ラジオ中毒』というミニコミ誌を発行しております。

最新号の特集は「深夜放送」です。

全40ページ、290円です。


※今回は、頑張って表紙をカラーにしてみました。

お取扱い頂けるお店が決まり次第、順次ご報告致します。直接販売は行っておりませんので悪しからず。

コミックマーケット77での委託販売も予定しておりますので、こちらの詳細も追ってご報告します。

目次は以下の通りです。「月金一時三時」とは、月曜日から金曜日の25:00-27:00に何を聴いているかを伺うという企画記事です:

巻頭企画 ラジオ馬鹿はコレを読め!「ラジオ中毒の10.0 冊」

特集 深夜放送
『深夜放送は青春の通り道』/2児パパ
伊集院光 深夜の馬鹿力「俺たちは草食系男子なんかじゃない。対人恐怖症だ!」/まゆう
 月金一時三時……ナカダヨーコさんの場合
ラジオの達人「増井孝子と朝までいっしょ」/とくながたかのり
伝えたいことなど何もない〜大森俊治のこしょこしょ話/ヨダレ
 月金一時三時……田野弘高さんの場合
今さら「オールナイトニッポン」でもないだろう・・・。/とくながたかのり
 月金一時三時……ヨダレさんの場合
ゆるいテレビの深夜放送みたいなゆるいラジオ番組「順子と涼のアシタヘストライク!」/MasaruS
 月金一時三時……MasaruS さんの場合
深夜放送がラジオの楽しさを教えてくれた。/河内の政
 月金一時三時……河内の政さんの場合
林原めぐみの Tokyo Boogie Night/ヨダレ
「カンニング竹山 生はダメラジオ!」/MasaruS
大好きな深夜放送パーソナリティー/2児パパ
看板の架け替え/kiku
4コマ漫画「ラジオくん」/365連休
「火曜JUNK・爆笑問題カーボーイ」/とくながたかのり
 月金一時三時……Free@Tokyo さんの場合
 月金一時三時……とくながたかのりさんの場合
芸人たちが深夜ラジオを愛する理由/好間烏合
 月金一時三時……好間烏合さんの場合
たまふる緊急批評、略して/百円イヤホン
 月金一時三時……kiku さんの場合
 月金一時三時……365連休さんの場合

本音のぶつかり合い 小島慶子 VS 大竹まこと/kiku
「QIC」/とくながたかのり
思いつき緊急企画「あなたのTalkMaster 見せて下さいっ!」第1回 talkmaster44 さん
完全な真空管ラジオ/スタミナツク・デブ
超簡単ループアンテナの製作/2児パパ

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The Chart Show with Reggie Yates (BBC Radio1, 16:00-19:00, 20th December 2009)

○"The Chart Show with Reggie Yates" (BBC Radio1, 16:00-19:00, 20th December 2009)

 


Rage Against The Machine, "Killing in the Name" (1992)

 

1992年発売のレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against The Machine) のデヴュー曲が、現地時間2009年12月20日(日)付けBBC Radio1シングル・チャート No.1に輝いた。

BBC - BBC Radio 1 Programmes - BBC Radio 1's Chart Show with Reggie Yates, The Christmas No 1 Countdown (公式サイト;英語)
※放送から6日間(次週の放送まで)ネット配信中

ネットのニュースによると、ここ最近の UKのクリスマス・チャートは "X Factor" (ITV) 優勝者が No.1 になるのが通例だったそうだ。これに辟易とした音楽ファンが Facebook 上で、Rage Against The Machine のデヴュー曲 "Killing in the Name" (1992) を No.1 にしようというキャンペインを展開。ダウンロードが50万件に達し、ダウンロードのみでこの曲を見事にUKチャートNo.1に押し上げた。

英チャート、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが“衝撃的1位” - MySpaceニュース:ミュージック

コンシューマリズム粉砕!

イギリスってステキな国だ。よりによってこの曲というところが胸のすく思い。

電話出演でコメントを求められた Rage Againt the Machine のヴォーカル、ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack de la Rocha)は、この現象を "this incredible organic grass-roots campaign"(この信じられない有機的草の根キャンペーン) と呼んで喜んでいた。

"X Factor" とは、イギリスITVで放送されているオーディション番組で、出演者がオーディションに臨む様子をドキュメンタリー・タッチで追いかけるリアリティーTV。FOXテレビの "American Idol" の元になった "Pop Idol" (ITV) の後継番組に該る。

The X Factor - Home(公式サイト;英語)

ちなみに、チャート2位は "X Factor" から世に出た Joe McElderry の "The Climb"、3位は Lady Gaga, "Bad Romance"

※これもおすすめ

Rage Against The Machine の "Sleep Now In The Fire" (1999) のPVは、マイケル・ムーア(Michael Moore)がウォール街のニュー・ヨーク証券取引所前でゲリラ撮影した映像とクイズ番組 "Millionaire" 風の映像で構成されている。

収録中にムーアとバンドのメンバーたちが逮捕される様子が収録されている。


Rage Against The Machine, "Sleep Now In The Fire" (1999)

 

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仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)

○仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)

※若干の加筆(2009年12月29日)


仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)
 

今回は、仰木 豊[監督]『FM89.3MHz(えふえむやくざ)』(AMGエンタテインメント/楽映舎、2006年;2007年劇場公開)をご紹介。

「FM89.3MHz」と書いて「えふえむやくざ」と読む。そこんとこ、4649。ミニFMラジオ局を舞台にしたヤクザ映画である。

ラジオとヤクザという組み合わせは、あのイヤな事件を想起させるので紹介を見送ってきたが、そろそろいい頃合ということでバーニング。

特典のメイキング映像における出演者の談によると、当初はVシネマとして制作されたようだが、2007年に劇場公開されている。

小沢仁志主演映画 FM89.3(ヤクザ)公式サイト


『FM89.3MHz』予告篇

ミニFM局を舞台にした映画といえば、中山美穂・織田裕二主演の『波の数だけ抱きしめて』(1991年)を思い浮かべる人もいるかもしれない。しかし、『FM89.3MHz』のほうが数倍パンチの利いたエンターテインメント作品になっている。

主演はVシネ四天王のひとりに数えられる小沢仁志アニキ。組長の息子の仇を取って服役し、15年ぶりに新宿・歌舞伎町に戻ってきた昔気質の任侠ヤクザ・工藤準次を演じている。

小沢仁志 オフィシャルブログ 顔面凶器の独り言

出所した準次が新たに与えられたシマは、組が借金のカタに取ったビルにテナントとして入っているミニFM局。かつては8人で運営していたが、現在では銀河系アイドル・ゆかタン(浅川稚広)が、弁当の移動販売のアルバイトをしながら独りで運営している。

浅川稚広 - ☆- ちっふぃ~のブログ - ☆-

準次とゆかタンは、最初は対立する。しかし、アルバイト帰りのトラブルで生放送に間に合わなくなったゆかタンに代って準次が急遽DJを務め、話は急展開。

その後、人生相談が人気を集めたり、刑期を終えた出所者を紹介する「出所だより」のコーナーを始めたり、ファッションヘルス・裏DVDショプ・非合法カジノなどをスポンサーに付けたり、生放送で抗争する組同士の手打ちを取り仕切ったりと、局の経営は軌道に乗り始めるが……という内容。

後は観てのお愉しみ。

ヤクザ映画なのに、監督のルックスが完全にアキバ系で意外だった。

浅川稚広 - ☆-  ちっふぃ~のブログ - ☆- : 【FM89.3(ヤクザ)HMz 】

押尾学や酒井法子にも見せたい作品(観れば意味が解る)。

実際の萌え系アイドルはイタいブサイクと相場が決まっているが、ゆかタンを演じる浅川稚広は美人だ。この映画で初めて知った女優さんだが、メイキング映像の彼女がとてもキュートで、チョッと好きになったかもしれない。ちなみに、李相日[監督]『フラガール』(2006年)や、店員のユニフォーム姿で紀伊國屋書店の「キノビジョン」に出演したりもしている。

小沢のアニキが自ら歌うエンディング・テーマ「新宿夢鴉」は、心にしみる名曲だ。

年末年始はコレを観ろ!

『FM89.3MHz』、おススメです。ピチョ!!

※加筆
すけるさんから頂いたコメント
によると、「浅川稚広。大昔にラジオたんぱもやってましたね」とのこと。調べてみたところ、ペパーミント(浅川ちひろ、岡部令子)というユニット時代に「ペパーミントGO!」(ラジオたんぱ、放送期間不詳、土20:30-21:00)という番組を担当されていた模様。DVSゾーンの番組でしょうか。


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YAS5000の俺もそろそろしゃべりたい!(ラジオNIKKEI第1、2009年10月12日(月)16:00-17:15)

○「YAS5000の俺もそろそろしゃべりたい!」(ラジオNIKKEI第1、2009年11月23日(月)16:00-17:15)

yas5000.jpg

やきとりさんが、ご自身のブログ「謙遜と謙譲の音楽」で構成作家・YAS5000のラジオ番組を紹介なさっている。なんでも、やきとりさんの大学の先輩なのだとか。YAS5000という名前には、火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火25:00-27:00)のリスナーであれば聴き憶えがあるはずだ。

謙遜と謙譲の音楽: 告知

やきとりさんのブログは結構読んでいるけれど、第1回の放送の告知はなぜか見逃していた。よって、この番組を聴くのは今回の第2回が初めて。告知を見た時にはもう本放送は終っていたけれど、オンデマンドで聴くことができた。ラジオNIKKEIはネットと連動した情報発信に早くから力を入れている:

YAS5000の俺もそろそろしゃべりたい! | ラジオNIKKEI

そのYAS5000が、森羅万象いろいろな話題について語るというのが番組の内容だ。視点は基本的にリベラル。

はっきり言ってしまえば、彼のような視点に私は共感をおぼえる。

ただ、残念なのは、ひとつひとつの話題に割く時間が短く、時間が割かれている場合でも、話が充分深められる前に次の話題にどんどん移ってしまうことだ。

ひとことで言えば、放送内容の概要をまとめた項目レジュメを見ているような感じがする。

最初に提示された切り口で話題の最後まで突っ走るので、話に破綻はない。しかし、毒もない。また、本来は良い点であるはずの語りの流暢さが、この場合むしろ災しているかもしれない。それに、提示される視点の多くは、リベラリストにとってはそれほど珍しくない。

私に言わせれば、パーソナリティーの破綻や逡巡や毒やえぐ味に喋り手の人となりを見て取ることがトーク・ラジオの面白さだ。他でもないその人、その人の唯一性がそこに最も表れるからだ。

面白いラジオを聴いていると、パーソナリティーの声を通して伝わってくるその人の人格の一部が、自分の中にだんだんと貯まっていくような気がする。心の中に蓄積し、やがて中毒を引き起こすような愛すべき不純物が、この番組には少し足りない。


私なりの「YAS5000の俺もそろそろしゃべりたい!」に対する評価

とは言え、気に入った切り口もいくつかあった。それは、以下の2題:

・どうして安倍晋三はサッダーム・フセインを
 擁護しなかったのか。
・avex の松浦勝人社長が好きだ。

特に後者は、日ごろ漠然と私も感じていたことを上手くすくい上げてくれている。avex の松浦社長をこの話のインデックスにしたのは技あり。私のような avex的でない人間が一瞬「何を !?」と思い、聴いてみると納得する。この放送の中では、この話がいちばん好きだ。

現在のメディアにおいて、リベラルな視点は受難の時期にあるかもしれない。その一方で、勇ましい語り口や、特定の国家・団体・個人に対する面白可笑しい批判や、底の浅い中傷が人気を呼ぶ昨今だ。

その手の話の多くに私は辟易としている。よって、私はYAS5000のこの番組を応援しようと思う。

次回は12月23日(水)。天皇誕生日で祝日だ。月イチ・祝日の放送が定例化していくのかなぁ?

それにしても、ラジオNIKKEI主催のレースアナウンサー養成講座のCM、ニッチだなぁ。

レースアナウンサー養成講座 | ラジオNIKKEI

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ラジオのミニコミ誌を発行しております(43):最新号がそろそろ発行できそうです&バックナンバーも販売中です。

○ラジオのミニコミ誌を発行しております(43):最新号がそろそろ発行できそうです&バックナンバーも販売中です。

最新号がそろそろ発行できそうです

いまさらではありますが、ネットを通じて集結したラジオ・ファンのみなさんで記事を執筆して『ラジオ中毒』というミニコミ誌を発行しております。

編集作業がはかどらず発行が遅れておりますが、作業も終盤に入り、そろそろ発行のメドが立ってきました。

最新号の特集は「深夜放送」です。

表紙が9割がたできました。前号(臨時増刊号)につづいてオリジナリティーあふれる表紙です。当初、誌名案として「ラジオの雑誌」というのも考えていたので、今回の表紙は、そういう意味でのオマージュです。でも、さすがに今回は怒られるかもしれません:


※カラーで作っていますが、
予算の都合で、発行時はモノクロになります。

バックナンバーも販売中です

今まで、創刊号および臨時増刊号が出ています。直接販売はしておりませんので、悪しからず。在庫の有無は、下記の取り扱い店にご確認ください。

既刊の『ラジオ中毒』の内容はこんな感じ:

<創刊号>
A5版、16ページ。¥150。
目次(取り上げられている番組など)

1 ギャラクシー賞/「文化系トークラジオ Life」(TBS)
2 若者向けローカル番組について考える/
 訃報(山田耕嗣氏)
3 「日曜日の秘密基地」(TBS)/社説(舌禍事件)
4 「小沢昭一の小沢昭一的こころ」(TBS)
5 「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)
6 「ラジ魂!!」(HBC)/
 「ヤングタウン」・「オレたちやってま〜す」(MBS)
7 「土曜だ!! 江越だ!?」(RKK)・
「はやおきラジオ水谷ミミです」(東海ラジオ)/
  「ヤマヒロのアナPod Cafe」(関西テレビ)
8 電子工作(ミニコンポAM 受信感度UP 方法)
9 「鉄音アワー」(ネットラジオ)/
 「オレたちやってま〜す」(MBS)・
 「ミュージックパラダイス」(ABC)
10 誰のためのコミュニティーFMか/ FM なかしべつ/
 「安住紳一郎の日曜天国」(TBS)
11 大阪ラジオの魅力/「QIC」(ウェブラジオFMC)
12 「元気イチバン!芹沢誠です」(ABC)/
 「ゴチャ・まぜ」(MBS)・「ヤンピース」・
 「魂のラジオ」(ニッポン放送)
13 「集まれ昌鹿野編集部」(ラジオ関西)/
 月曜「DAYBREAK」(JFN)
14 ラジオ的想像力
15 笑福亭鶴光・
 「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)/
 4コマ漫画
16 ラジオ欄/執筆者紹介/編集後記
その他 TBS 武田記者語録

 

<臨時増刊号>
A5版、24ページ。¥200。
目次

表紙 イラスト/ 365 連休
不況と深夜放送 文/河内の政
TBS ラジオ「ストリーム」終了の背景に迫る 文/ Free@Tokyo
いま「ストリーム」終了から思う 文/朝起亭音箱
「松本人志の放送室」にみるノンスポンサー番組考 文/ kiku
夜な夜なニュースの答え合わせ 文/ MasaruS
データ・コーナー(1):景気編
「世界のトヨタ」と「AC銀座」
とくながたかのりのRadio Days 第3回 文/とくながたかのり
リスナーかスポンサーか? それが問題だ。 文/ MasaruS
データ・コーナー(2):広告編
ホシサンしょうゆと『BRUTUS』 文/ MasaruS
データ・コーナー(3):ラジオ編
コサキンの27 年とTBS 文/田野弘高
コサキンショック 文/まさぼん2号
パンクな70 男 文/ MasaruS
『深夜放送は青春の通り道』 文/2児パパ
ラジオのおくりびと〜旅立つ番組へのレクイエム〜 壱〜七

『ラジオ中毒』臨時増刊号取扱店

模索舎(東京都:新宿御苑新宿門むかい)地図通販購入方法 

タコシェ(東京都:中野ブロードウェイ3F)地図通販

貸本喫茶ちょうちょぼっこ
(大阪市西区北堀江1-14-21第一北堀江ビル4F)地図
※第一北堀江ビルは、地元では「鳥かごビルヂング」として親しまれているそうです。
 営業日にご注意ください(
第1〜第3週末のみの営業)。

ちんき堂
(兵庫県神戸市中央区元町通1-11-8 千成堂ビル2F)地図

キララ文庫(熊本県熊本市黒髪6-9-9)地図

Lilmag(オンライン・ショップ)通販

模索舎さん、タコシェさん、Lilmagさんには創刊号も置いて頂いております。

万一売り切れているというようなことがありましたら、「今度はいつ入荷しますか?」などと、あくまでも紳士・淑女的な物腰を保ちつつ、お店のかたにやんわりプレッシャーをかけてください。

執筆者[50音順、敬称略。()内は執筆なさっているブログなど]

創刊号
・安東三 (日々:文音体触 〜compose&contact〜)
・河内の政 (ラジオの雑談
・kiku (ラジオウォッチブログ
・365連休
・とくながたかのり(とくながたかのりのSpecial Days
・2児パパ (ラジオでクネクネ
・MasaruS ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!
・ヨダレ (ヨダレのじかん

臨時増刊号
・朝起亭音箱
・河内の政 (ラジオの雑談
・kiku (ラジオウォッチブログ
・365連休
・田野高弘(人生こればっか
・とくながたかのり(とくながたかのりのSpecial Days
・2児パパ (ラジオでクネクネ
・Free@Tokyo(冷静に、殴り書き!
・まさぼん2号(二代目 RADIO DAMACY
・MasaruS ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(24)

○「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(24)

2009年10月のつづき:

『Quick Japan(クイック・ジャパン)』vol.86(太田出版、2009年)

週刊タケダ記者(仮)vol.36(2009年7月5日(日)-2009年10月10日(土)分)

練馬区コミュニティFM設立準備会(ラジオネリマ)が、練馬まつりに出展するらしい。

『TV Bros.(テレビブロス)』2009年10月17日号、特集「ラジオの学校」(東京ニュース通信社)

大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2009年10月14日(木)13:00-15:30)

荒川強啓 デイ・キャッチ!(TBSラジオ、2009年10月5日(月)15:30-17:50)

大沢悠里のゆうゆうワイド(TBSラジオ、2009年10月2日(金)8:30−13:00)

東京のミニFM局リスト(暫定版)2009年10月20日改訂

MUSIC INSIDE OUT(FMおだわら:神奈川県小田原市周辺78.7MHz、再放送:2009年10月22日(木)22:00-23:00)

秋の夜長のおともにラジオ。ラジオって聞いてますか?「赤坂ブロガー祭り」(「小島慶子 キラ☆キラ」TBSラジオ×@niftyココログ)

宮崎哲弥「仏頂面日記」第155回、『週刊文春』2009年10月22日号

不可思議事件ファイル 悪霊の声が聞こえる「特命リサーチ200X II」(日本テレビ、2003年6月15日(日)19:58-20:54)

『ラジオ番組表』2009年秋号(三才ブックス、2009年)

2009年11月:

吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、2009年10月28日(水)6:00-8:30)

コンデンサはアンテナのルーツ(ブログ:ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック、2009年3月19日付)

Early Morley Bird(J-WAVE、2009年11月8日(日)5:00-6:00)

志の輔ラジオ 落語DEデート(文化放送、2009年11月8日(日)6:00-6:30)

試験電波(TBSラジオ、2009年11月8日(日)25:35ごろ-28:00)

ラジオな一曲(14):新居昭乃「鉱石ラジオ」(2001年)

小島慶子 キラ☆キラ(TBSラジオ、2009年11月12日(木)13:00-15:30)

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(2)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(3)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(4)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(5)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(8)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(9)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(10)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(11)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(12)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(13)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(14)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(15)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(16)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(17)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(18)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(19)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(20)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(21)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(22)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(23)

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秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「闇に流れる声」の巻、『週刊少年ジャンプ』2009年51号(11月30日号)

○秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「闇に流れる声」の巻、『週刊少年ジャンプ』2009年51号(11月30日号)

※若干の加筆修正(2009年12月6日、2010年12月5日)


「ラジオは自由なメディアなんじゃねぇのか!」

 

葛飾区亀有公園前派出所勤務の両津勘吉巡査長がラジオ局を開局したらしい。

その名も、FM両津(75.9MHz)。隅田川沿いのタワー・マンションの一室(=両さんの弟・両津金次郎宅)からの24時間生放送だ。無線マニアで、第1級陸上無線技術士の資格をもっている両さんの弟が、技術面をサポートしている。

これは、『週刊少年ジャンプ』51号(2009年11月30日号)での話。このエピソード、実を言うと、このブログで以前にご紹介したコジマラジオのブログの下記動画で偶然知った:

チャンネルクリーム2-コジマ ラジオ ブログ


チャンネルクリーム2(コジマラジオ)

あらすじは、前掲動画に任せるとしよう。

長らく『ジャンプ』を読んでいないので、不覚にも完全にノー・マークだった。上の動画を観て、矢も盾もたまらなくなった。しかし、51号は既にバックナンバー。どうしても読みたいし、単行本まで待てない。噂で、JUMP SHOP という店があり、そこでバックナンバーが手に入ることもあると聞いて、東京ドームシティ店と東京駅店を訪れたが、ダメだった。集英社にも問い合わせたが、『週刊少年ジャンプ』のバックナンバーは直販していないとの回答で、ダメだった。神保町古書センター2Fの中野書店漫画部にも出ていなかった。週刊漫画誌のバックナンバーを手に入れるのは、なかなか難しいですね。

いろいろ試して、ナンダカンダでようやく入手。


『週刊少年ジャンプ』2009年51号
 

中学卒業以来手に取るのも初めて。こういう製本の漫画誌を手に取るのも久しぶり。なんだか、線の細い、昔の『週刊少年サンデー』みたいな雑誌になってしまってるなぁ。

さて、肝心の「こち亀」は? ちょっとだけ引用:


「ラジオを聴く人が少なくなったらしいな」
「よし! ラジオのおもしろさをアピールしてくる」
 

ラジオ局に乱入。追い返される両さん。
マイクの形がTBSラジオと同タイプ。
パーソナリティーは、松本ともこ&小西克哉風?
 


ナンダカンダで、両さんはFM両津を開局。
 

続きは是非ご自身で読んでみて下さい。

途中まではいつものドタバタ喜劇の展開だが、終盤からはいつもと違う雰囲気を帯び始め、そして、しんみり終る。

「コサキン」リスナーや「にち10」リスナーであれば、秋本氏がラジオずきであることは周知の事実。このエピソードからは秋本氏のラジオに対する想いがじんわりと伝わってくる。本気なんだなぁ、きっと。巻末目次(似顔絵が変ってる。もうニット帽のアレじゃないんだね)では「同じ深夜ラジオ「コサキン」のファンだった臼井儀人さんが亡くなってとても寂しい」とコメントしている。


「コサキン」25周年(「サンケイスポーツ」より)
 

「秋本先生の好きなもの」2009年07月19日放送分 TBS RADIO 954 kHz > 安住紳一郎の日曜天国

「こち亀」史上に残る名エピソードの予感。

ただ、この回の感想をネットで検索すると、「ラジオは聴いてない」「ネット・ラジオでいいじゃん」「オチは?」というのが圧倒的に多い。隔世の感。これにも、ある意味しんみりした。

おまけ(2009年12月6日)

読み返していたら……


『週刊少年ジャンプ』51号の「こち亀」のひとコマ。
 

背景に「コサキン」をエア・チェックしたテープ(あるいは MD)がビッシリ。ちなみに、絵のラジカセは秋本氏の自宅のものと同じ型Panasonic RX-MDX81)。

追記(2010年12月5日)


※秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第172巻(2010年)
 

このエピソードが単行本に収録されました:

秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第172巻(ジャンプコミックス、2010年)※「闇に流れる声」の巻収録(当ブログ内)


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John Cage, "Imaginary Landscape No. 4" for 12 radios (1951)

○John Cage, "Imaginary Landscape No. 4" for 12 radios (1951)


John Cage, "Imaginary Landscape No. 4" for 12 radios (1951)
Performed by students of art and music classes
of Prof. Joachim Pissarro and Geoffrey Burleson,
Hunter College, The City University of New York
 

「Early Morley Bird」(J-WAVE、2009年11月22日(日)5:00-6:00)で、モーリー・ロバートソン(Morley Robertson)が、福井県の寂れた商店街に設置してある観光PR映像を流す装置の音と、店先から聴こえる地元コミュニティーFMの音とが混じって垂れ流しになっている様子を、ジョン・ケイジ(John Cage)のパフォーマンスに譬えていた。記憶はおぼろげだが、複数のラジオをそれぞれチューニングして同時に流すパフォーマンスで、"Imaginary landscape" とか言ったかな——みたいなことを言っていた。

ラジオ馬鹿としては、とても気になる。

調べてみたら、"Imaginary landscape No.4" for 12 radios (1951) というパフォーマンスあるいは曲と判明。この曲は、上の動画のように欧米のアート・スクールや大学の教材として使われることが少なくないようだ。

各おののラジオにひとりオペレイター/プレイヤーがつき、その場で任意の局にチューニングし、それらを同時に流したり音量を上げ下げしたりして、結果として偶然の音楽ができあがるというもので、この手法は、チャンス・オペレイション(Chance Operation)と名付けられている。細かいことを言えば、楽譜もあるし、ラジオで受信できる音しか流れないので、"Chance" というよりは "Contingency" という感じかもしれないけれど。

以前このブログでご紹介した粉川哲夫のラジオ・アートなんかも、ジョン・ケイジの一連のパフォーマンスの影響なのだろうか。

粉川哲夫インタビュー 放浪─自由ラジオからミニFMへ、そしてラジオアートへ」(Free Media Research Radio 88.0MHz in カルチュラル・タイフーン2009、2009年7月4日(土))(当ブログ内)

チャンス・オペレイションで思い出したことがある。私の高校時代の美術の先生が、1年生の授業初日にケント紙を1枚づつ配り「それでは、デタラメの絵を描いて下さい」とひと言。その後簡単な趣旨説明はあったが、それでもみんなポカンとしつつ描き始める。巡回しつつ生徒の絵を覗き込む先生は「まだ、作為があるな」とだけ言って行ってしまう。九州のクソ田舎の美術教師にも面白い人がいるものだと思い、特段に親しくはしなかったけれど(一匹狼的な先生だったのでそんな感じにならなかった)、好きな先生だった。

美術の授業の初日にこんなことをやる意味が何なのか気づいたのは、後のちになってからだった。

それはさておき、下の同趣旨の1982年のパフォーマンス "Speech" for 5 radios (1955) には、ジョン・ケイジ自身が参加している。


John Cage, "Speech" for 5 radios and reel (1955)
Performed in 1982
3:55あたりの曲が「Early Morley Bird」っぽい雰囲気。
 

参考:

Fw: Cage's "Speech 1955" (?)
※ヴァージニア大学(University of Virginia)の、あるメイリング・リストのログ。2003年3月30日付、アンドレ・ショウドゥロン(André Chaudron)からディオニシス・ブクヴァラス(Dionisis Boukouvalas)に宛てられたメッセイジ。

ところで、「Early Morley Bird」(J-WAVE、日5:00-6:00)が12月いっぱいで終了するらしい。talkmaster44さんのブログ「ラジオファンブログ」で知った。好きな番組が、またひとつなくなる。残念だ。

Early Morley Bird終了 - ラジオファンブログ

i-morley: 重大な発表

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