コンデンサはアンテナのルーツ(ブログ:ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック、2009年3月19日付)
○「コンデンサはアンテナのルーツ」(ブログ:ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック、2009年3月19日付)
※サイトのリンク切れを解消。(2013年10月10日)
ラジオの仕組みが知りたくて、チョコチョコ調べている。
ある日、コンデンサーにについてネットで調べていたところ、たまたま行き着いたブログの1ページが非常に解りやすくて感心した。
そのブログとは、「ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック」と題するローム株式会社が運営していたブログ。ROHMの技術者を登場人物として、電子パーツやその周辺について解説している。残念ながら、2009年9月で更新終了。
その中の1ページに目から鱗:
○コンデンサはアンテナのルーツ (ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック)(Internet Archive 内)
ダイポール・アンテナがコンデンサーだったとは。
この1エントリーで、コンデンサーとアンテナと電磁波が一気に理解できた(ような気がする)。一兔を追って三兔を得ちゃったよ。
ラジオ周りのテクノロジーに明るい人にとっては周知の事実かもしれないが、私のような文系のラジオ・ファンにとっては、このように直感的に理解できる説明は非常にありがたい。エレクトロニクスやラジオ・テクノロジーに興味はあるけれど、今ひとつ取りつく島がないと感じている文系のラジオ・ファンにはうってつけの内容だ。
ROHMのブログを見る前に、コンデンサーを Wikipedia で調べても、結局何が何なのかよく解らなかった。ネット上に存在する誰もが参照できる百科事典というコンセプトは素晴らしいが、誰もが理解できなければ意味がない。数式から始まる説明は、原理の説明としては失格だと思う。いかにも知っている人向けと言う感じ。実態概念から整序概念へという流れで解説しないと、素人には絶対に理解できない。
その点で、上述のROHMのブログの解説は素晴らしい。こういう説明をしてくれれば、中学までの技術や理科の知識の残りカスが多少頭の中に詰まっていれば、それを引っ張り出してきて何とか理解できる。
ブログ内には他にも面白い解説が満載だ。見始めるとキリがなくなるので気をつけたほうが良いかもしれない。
たぶん、その道に通暁したひとが読んでも、愉しい発見に満ちているはず。
本にしたら売れるような気もする。
ぜひご参照あれ。
○ROHM PRESENTS 教えて!ローマンティック(Internet Archive 内)
※蛇足
ROHMと言えば、ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum)が出演していたCMを想い出す。ローランド・エメリッッヒ[監督]『インディペンデンス・デイ』(Independence Day, 1996)がヒットした頃に流れていたと思う。
ちなみに、『インディペンデンス・デイ』は、ユダヤ人技術者が練達者的直感と霊感で地球の危機を察知し、侵略者である宇宙人の生体的弱点をなぜか初見で見抜き、チンピラはだしの大統領率いるアメリカ合衆国によって世界が救われるという陳腐なご都合主義が全編を貫くクソ映画中のクソ映画。プロパガンダ映画かな。正常な民間人だったら、あんなストーリー思いつかない。
ROHMにもジェフ・ゴールドブラムにも罪はありませんけど。
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