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概ね日刊ケムール・テレビ Vol.3「マスタード☆鶴田のウイスキー夜話2」(ウェブテレビ「月テレ」:ウェブラジオFMC)

○概ね日刊ケムール・テレビ Vol.3「マスタード☆鶴田のウイスキー夜話2」(ウェブテレビ「月テレ」:ウェブラジオFMC)

これから、テレビを褒める。

「ラジオ批評ブログ」などと銘打ってしょうもない文章を排泄しているクセに、テレビを褒めるなんて、あるまじき行為だ。

でも、「概ね日刊ケムール・テレビ マスタード☆鶴田のウイスキー夜話」(ウェブテレビ「月テレ」:ウェブラジオFMC)は面白い。特に、ハイ・ボールの回は勉強になった。


『概ね日刊ケムール・テレビ』Vol.3~マスタード☆鶴田のウイスキー夜話2~

 

「QIC」(ウェブラジオFMC、毎週日曜日深夜配信)を聴いている限りでは、安斎肇に声の似た、人当たりの柔かいおもしろオジサンだけれど、ハイ・ボールをつくるときのキレのある所作のひとつひとつがカッコいい。ズルいなぁ。さすがバーテンダー。プロってスゴい。

小雪で心が動かなかった私も、「ケムール・テレビ」を見てハイ・ボールをつくってみようという気になった。つくるのが愉しくて、サントリー角瓶がガンガン減っていく。

ソーダの栓の抜きかたがカッコいい。動画を見て以来、私も真似している。ときどき「カスッ」っと失敗するけど。


※ハイ・ボール&カレー・ライス
普通のカレーでもソース・ポットに入れると高級そうに見える。
そのためだけにわざわざ合羽橋に買いに行った。
スプーンがないのは、手に持っているから。
食べ終ったあとで写ってないのに気づいた。 

vol.2も面白い。


『概ね日刊ケムール・テレビ』Vol.2~マスタード☆鶴田のウイスキー夜話~

 

途中で言葉に詰まったりしないところがすごい。トークの訓練を受けたことのない人がひとりでずっとしゃべり続けるのは、意外と難しい。そういうご経験がおありなのだろうか。それともやっぱり、お店で鍛えた話術なのだろうか。だとしたら、さしづめ「トークのストリート・ファイター」だ。

紹介されていた富士山麓が近所のスーパーにあったので買ってみた。初めて飲んだけれど、想像以上にスモーキーで驚いた。けっこう好きかも。竹鶴は 180ml のミニ・ボトルしかなかったので買わなかった。アレじゃぁ足りん。ゼッタイ足りん。

早く「マスタード☆鶴田のウイスキー夜話」の新作が観たいなぁ。

「ラジオ批評ブログ」のソーダ水夜話

ここからは少し脱線。

ハイ・ボールに関連して、前まえからやってみたいことがある。ガソジーン(gasogene)という器具をつくってみたいのである。

アーサー・コナン・ドイル卿によるシャーロック・ホームズ譚のなかにガソジーンという器具が何度か登場する。先ほど調べたら、"gasogene" そのものが2回、"soda" が4回、合計6作品に出て来る。つまり、ホームズは作品中で6回ハイ・ボールを飲んでいる可能性がある。ただし、ヴィクトリア時代のイギリスの話なので、呼称は "high ball" ではなく "whisky and soda"。

Searching for Sherlock(英語)
※シャーロック・ホームズ譚60篇の全文検索が出来るサイト

MIXING IT UP(英語)
「ANTIQUE  BOTTLE PRICE  GUIDES FROM DIGGER ODELL PUBLICATIONS」

ガソジーンは、薬品の粉末を入れる部分(右上写真上部の球状部分)と水を入れる部分(下部)と、バルブ付きの注ぎ口で構成される器具。薬品から発生させた二酸化炭素で瓶内の気圧が上昇し、水に二酸化炭素が混ざりソーダ水が出来る(のではないかと思う)。ガス(gas)を発生(gene)させるから "gasogene"。

現在も似たような器具が市販されており、一般的に「ソーダ・サイフォン」と呼ばれる。しかし、これは、高圧の二酸化炭素が詰まったカートリッジをサイフォンの外から付けて使用するもので、ガソジーンのようなガスを発生させる機構を内包しているわけではない。

ガソジーンが化学と物理学の共犯ならば、今様ソーダ・サイフォンは物理学による単独犯。前者のほうが、ガスまで自分でつくってしまうという点で、よりDIY感が強いので魅かれている。

ペット・ボトルか何かを使って作れないかと頭をひねっているところ。


 ※ゴールデン・ペア「ソーダ水のむこうに」(1978年)

今日の夕方に買ったがもうすぐ空になる。


※「今日は売り上げがよかったので……」
手が若干赤いかも。

Bar:Colon(バー:コロン)日記
※マスタード☆鶴田氏のブログ

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コメント

おお、これが噂の「ソース・ポット」ですか! 確かに何だかうまそうですね。これならレトルトカレーも一味違って食べられそう。私も買おうかなあ。それにしてもカレーでウィスキーを飲るとは、なかなかオツな組み合わせですな。

しかし一晩で「角」を1本空けるとは恐れ入りました。さすがは体育会系!(笑) 20代の頃ならまだしも、とてもじゃないけど今では無理です。ちなみに私の場合ハイボールと言えば、柑橘系風味の焼酎のような原液を炭酸で割った「下町ハイボール(ホイス)」が好きです。

投稿: やきとり | 2009年9月21日 (月) 21時17分

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