MeguのCCM insight!(日本FEBC:1566kHz、2009年8月28日(金)22:20-22:40)
○「MeguのCCM insight!」(日本FEBC:1566kHz、2009年8月28日(金)22:20-22:40)
「Meguの塩谷達也研究!?」
2週に渡り、「Meguの塩谷達也研究!?」と題して、同じく FEBC の「塩谷達也のGospel Experience」(隔週火22:15-22:28)を担当している塩谷達也がゲストだった。
○キリスト教放送局 日本FEBC: MeguのCCM insight!
○キリスト教放送局 日本FEBC: 塩谷達也のGospel Experience
ネットでも最新の2回が配信されている。今日(2009年9月22日(火))の時点では「Meguの塩谷達也研究!?(2)」はまだ聴けるけれど、「Meguの塩谷達也研究!?(1)」のページはもう消えていた。音声ファイルは今のところサーヴァー上に残っているようなので、Googleのキャッシュ経由で聴くことができる。
「ラジオを研究している人」
さて、番組冒頭で「ラジオを研究している人」の話が枕に使われていた。どうやらこのブログのことを言っているような感じ。
確信はないけれど、そういうことにして話を進めてみる。
「MeguのCCM insight!」について取り上げたときの内容を、「牧師の中に、ひとりだけハジけている女子がいる」と見事に要約して頂いていた。
実のところ、そういう風にストレイトに書きたかったのだけれど、そのときは二の足を踏んで婉曲に書いた。というのも、FEBC のリスナーには、私のようなただのラジオずきやBCLファンだけでなく、「賛美」や「奉仕」の大切な一環として聴いている人もいるはずなので、非キリスト者の私には気が退けたのだ。
実際、メッセイジを伝える神父や牧師の中に、ひとりだけハジけた女子がいて、他の番組に比べると格段に聴きやすい。FEBC入門番組としておススメ。
Meguが、塩谷達也のアルバム『琴音』(2006年)には、歌詞に「愛」という言葉が一回しか出て来ないと指摘していた。目から鱗だった。そういう切り口で聴いたことなかったなぁ。
ゲストの塩谷達也は、自分の番組でひとりでしゃべっているときと感じが違っていた。昔聴いていた佐藤竹善のラジオを想い出した。
非キリスト者リスナー
番組内でも言及されていたように、私自身はキリスト者ではない。一応聖書は持っているけれど、調べものに使ったり、たまに読む程度。
どちらかと言うと、宗教社会学的な関心から FEBC を聴いている。解りやすく言うと、信仰をもった人には世界がどのように見えるのか、どのように思考・行動するのかを知りたいのだ。煎じ詰めて言えば、他者を知るということである。隣人を愛するということにも通底しているはずなので、反キリスト教的ではないつもりだ。こじつけか?
宮崎哲弥が『週刊文春』2009年9月24日号の「仏頂面日記」第151回で、仏教は「他宗教に比べて遥かに少ない前提から出発する」と説明していた。それに対してキリスト教は、「出発」までに踏まえるべき前提が確かに多い。
「神父さま、こんなこと聞いてもいいですか?」(月22:15-22:38)を聴くと、そういった前提が教義に内在的に解説されているので勉強になる。第24回で、「復活が信じられない」という信者の質問が取り上げられていた。解説を聴いて私が理解した範囲では、キリストの復活にふれることで、キリスト者は終末後に到来する神の国で自分自身が救われるという確証を先取りするという救拯観らしい。
放送内では、「これこそがキリスト教の神髄」と言っていたけれど、そうであればいっそう、「復活が信じられない」というのは重い悩みだと思う。
蛇足
クリスチャンに関連した話題として、「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2009年9月18日(金)13:00-15:30)の町山智浩が、マイケル・ムーア(Michael Moore)の最新作 Capitalism: a Love Story (2009) を取り上げていた。映画の後半はクリスチャン的な切り口の新自由主義批判になっているらしい。
○TBS RADIO 2009年9月18日(金) 映画評論家・町山智浩さん - 小島慶子 キラ☆キラ
○Capitalism: A Love Story(英語、公式サイト)
いつも通り面白かったのだけれど、ちょっと気になるところもあったので、近ぢか何か書くかもしれない。
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コメント
今更のコメント投稿失礼いたします。
20年ほど前だったでしょうか、佐藤竹善さんのFM横浜でのキリスト教がもたらした音楽や絵画などの芸術のすばらしさについてのコメントの文言を正確に知りたくてぐぐっていてこちらに辿りつきました。
宗教・新人の枠を越えての公の場でのある意味勇気ある発言。とても感動した事が忘れられません。
「昔聴いていた佐藤竹善のラジオを想い出した」は、その時の事でしょうか?
投稿: ミムラ姉さん | 2012年1月11日 (水) 14時38分
クリスチャン以外で、宗教に対する科学的関心からFEBCを聴いていらっしゃるのですね。
リスナーのほとんどが教会の人か、教会に行きたいけど事情で行けない人と思っていました。
23区北部にお住まいでしたら、ラジオ番組といえばTBSや文化放送、でしょうか?夜になると聞こえて来る遠距離の局もいろいろと聞いていらっしゃいますか?そこだけで聞こえる自社ものもいいですよね。
投稿: ようくん | 2015年12月 9日 (水) 17時05分