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吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送、2009年8月28(金)6:00-8:30)

○「吉田照美 ソコダイジナトコ」(文化放送、2009年8月28(金)6:00-8:30)

書きたいことが多すぎて時間が追いつかない。タイミングを逸した感もあるけれど、少し前、2009年8月28(金)の放送について書いてみる。

朝はだいたいTBSラジオを聴いている。

その理由は、深夜にTBSラジオを聴いているので、朝ラジオの電源を入れるとTBSラジオにチューニングが合っているから。積極的に選択して聴いているといわけではない。

それでも聴いているうちに好きなコーナーができたりして、いつのまにか定番のローテイションになっている。自発的にではなく、何かが何となく何時のまにか決まって行く感じ。大袈裟かもしれないけれど、人生や人の運命の最も非劇的な部分の縮図のようにも感じられて、悪い感じはしない。アダム・スミスやジョン・ロックが仮構したほど、人間は自己決定的ではない。

ただ、この日はいつもと気分を変えて、何となく「吉田照美 ソコダイジナトコ」(文化放送、月〜金6:00-8:30)を聴いてみた。

番組が始まった2007年4月に試しに聴いてみたとき、とにかく明るいのが印象的だった。ラジオの早朝ワイドは概して静かで落ち着いたイメージがあり、いかにもニュース・情報番組という風情がある。それに対して「吉田照美 ソコダイジナトコ」は、早朝ワイドに昼ワイドのヴァラエティー番組的な雰囲気を持ち込んでいて画期的だった。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月〜金6:30-8:30)や、当時放送していた「森永卓郎と垣花正の朝はニッポン一番ノリ!」(ニッポン放送、2006年4月8日〜2007年9月28日、月〜金5:00-8:30)と比べても、段違いに明るかった。当時アシスタントだった枦山南美のキャラクターも含めて、こういう感じのAM早朝ワイドは、今まであるようでなかった。

雰囲気以外にも、時間の進みかたの感覚にも違いがあった。あくまでも主観的な印象に過ぎないが、ラジオの早朝ワイド番組は動く歩道に乗って進む感じ、昼ワイドは徒歩で進む感じがする。「吉田照美のソコダイジナトコ」には、早朝ながらも徒歩感覚の時間の流れがある。

ただ、聴いているうちに「吉田照美のソコダイジナトコ」は情報量がやや少なめに感じられるようになってきた。その点では「森本毅郎・スタンバイ!」が華はないけれど質量ともに充実していて、いつの間にかTBSラジオに戻っていた。

まず、「吉田照美のソコダイジナトコ」聴いていて気づいたのは、当然ながらいつもと番組の内容が違うので、時間の感覚がつかめないということ。自営業のかたなどが時計代わりにラジオを聴いているという話をよく聞くが、私にはあまりそういう感覚がなかった。しかし、いつもと違う番組を聴いてみると、自分が朝のラジオを暗黙裏に時計代わりにしていたことがわかる。

この日印象的だったのは、アシスタントの唐橋ユミがリスナーのメールの内容に泣いてしまったこと。娘さんの思春期ならではの心のゆらぎで家庭内に不和が生じていた時に、歴史好きなその娘とふたりで山口県萩市を旅しつつ、歴史の話をするうちに心が通うようになったというのがメールの内容。

いみじくもこの日の「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」(「吉田照美のソコダイジナトコ」内)で、武田鉄矢が「しらじらしい言いかた、隣の番組の人みたいな物の言いかた」と言っていた。しらじらしいかどうかは別として、森本毅郎の番組でああいう感じの展開はあまり考えられない。

ときどき気分転換に 「吉田照美のソコダイジナトコ」を聴く、というのもいいかもしれない。

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