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「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)第1週をぜんぶ聴いてみた(3)

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)第1週をぜんぶ聴いてみた(3)

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)第1週を録音してぜんぶ聴いてみる企画の最終回。

御用とお急ぎでない方は、第1回、第2回もどうぞ:

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)第1週をぜんぶ聴いてみた(1)(当ブログ内)

「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)第1週をぜんぶ聴いてみた(2)(当ブログ内)

箱番組・CM・ニュース・交通情報・曲などは失礼ながら跳ばしたものの、料理番組ずきなので跳ばさなかった「ケンタロウのおいしいラジオ」を聴いて、小島アナはちゃんと料理できる人っぽいなぁという印象を受けた。

スクランブル・エッグは、箸ではなくヘラでやると上手くいくとのこと。日本の料理じゃないからとの理由に妙に納得。

木曜日(2009年4月2日)を聴いてみた

火曜日の日替わりパートナーは電気グルーヴのピエール瀧。15時台の日替わりコラムニストはフリー・ライター&エディター岡野宏文

「電気グルーヴのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)のときのピエール瀧を形容するならば、わざとバッターの頭を狙って豪速球を投げて来るような放送だったが、「キラ☆キラ」での瀧は、当時の面影を残しつつも、コーナーを丹念につくようなパーソアリティーぶり。

抑えた感じでややねっとりとした語り口が、この日のテーマ「セクシーフード認定委員会」というテーマに合っていた。

深夜番組でお馴染みの投稿職人「鮭缶〜」のメールが読まれていた。小島アナは鮭缶のことを知っているような雰囲気だった。

新生姜が話題に上り、ピンと来ない小島アナのために、新生姜が急遽スタジオに持ち込まれた。瀧が新生姜をかじる音が絶妙で、副調整室から拍手が沸き上がったとか。本当にいい音だった。

3時台のコーナの岡野宏文は、ストリームでお馴染みだったトヨザキ社長や永江朗に比べると地味な感じだったが、時どき急に静かに内向きな盛り上がる感じは嫌いではない。舌鋒鋭くというよりは落ち着いた感じ。この日は複数の太宰本の紹介に時間の多くを費やしていたので、今後一冊の本についてじっくり語る回を聴いてみてから判断、という感じ。

岡野によると、私小説でありながら時どき自己を相対化してはにかむ太宰治の作品は、日本初のポップ文学で、現代の作家では町田康のスタイルが太宰的なのだとか。

金曜日(2009年4月3日)を聴いてみた

火曜日の日替わりパートナーは浅草キッド水道橋博士。15時台の日替わりコラムニストは映画評論家・町山智浩

番組序盤から、博士は小島アナの木曜日マでのスタイルを「おやじ転がし」と評した。自身も金曜日のパートナーでありながら、番組を外から相対化する視線を番組に持ち込んでいる。

博士は「キラ☆キラ」日替わりパートナー陣においては、進行に参与するタイプ。もともと、メインの大者やゲストの意外な面白さを引き出すことに定評のある博士なので、多くの場合進行役を務めるそのスタイルが、このラジオ番組でも表れている印象。宇多丸も進行参与型のパートナーだが、博士は宇多丸ほど前には出て来ない(西寺郷太のコーナーでは、ほぼ宇多丸が進行して、小島アナはほとんど喋っていない)。

金曜日は最も安定していて最も落ち着いて聴ける。ただ、意外性にはやや欠ける。博士がこれから小島アナを巧く転がして知られざるキャラクターを引だしていけば面白くなりそうだ。

この日の町山智浩のコーナーは、TOKYO MXTV で始まる番組の宣伝と、同番組で5月にとり上げられる予定のドキュメンタリー映画、James D. Scurlock, Maxed Out: Hard Times, Easy Credit and the Era of Predatory Lenders (2006) を紹介。アメリカを代表する大銀行が闇金まがいのやりかたで、中産階級以下の市民を天井張り付き(maxed out)の状態にしているという内容だとか。アメリカ市民が借金漬けなのは、アメリカという国家が中国や日本のお金で maxed out 状態であることとパラレルなのだそうだ。

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コメント

ワタシもキラ☆キラ聞いてみました、今週も聞いてます。
つまらなくは無いけどタケダ記者のいない昼下がりはなんか物足りません。
ところで文化放送のスペシャルウィーク告知を聞いてびっくり、
勝谷誠彦氏が「大竹まことゴールデンラジオ」にゲストで出られるようです
「ストリーム欠乏症」に悩む身にはちょっと複雑な気分です。
http://www.joqr.co.jp/topics/special0904.html

投稿: ABF | 2009年4月 9日 (木) 22時20分

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