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Kakiiin(TBSラジオ、2008年12月4日(木)19:00-22:00)

○「Kakiiin」(TBSラジオ、2008年12月4日(木)19:00-22:00)

実をいうと、「Kakiiin」(TBSラジオ、火〜金19:00-22:00)は、帰りの電車のなかでたまに聴く程度。

この日は立ち寄った中野から新宿まで歩いた。せっかく外を歩いているのでラジオを聴いてみようと思い、TBSラジオに何となくチューニングした次第。

この番組のDJは、日替わりでTBSラジオのアナウンサー3名が担当しているが、この日聴いた土井敏之アナウンサーが、去年の秋と今年の「Kakiiin」DJ陣のなかではいちばんいい。ちなみに、土井アナをラジオで聴くのは初めて。スカしもせず衒いもせず(ちょっとカッコつけてる感じはするけれども)、普通の洋楽ずきのニイちゃんという感じがいい。アナウンス技術は、もちろん普通のニイちゃんじゃないけれども。「ちゃんと聴いてた人がしゃべっている」という感じは大事だと思う。

この番組は、古い曲ばかりかかるところがいい。クサいファンクとかソウルとかもかかるところがいい。

ちなみに、最近の歌で心に刺さったのはサンボマスターの歌ぐらい。初めて「歌声よおこれ」(2005年)のPVを見たときは、これは音楽というよりはもはや救拯だ、宗教だと感じたほど。実際、ギター・ヴォーカルの山口隆が「音楽で人に救いを与える」というようなことを言っていたのを、何かのインタヴューで読んだ。


よって、未だに聴かれている古い曲がもつ強度にひかれる今日この頃。

さて、この日はプロレスラーの蝶野正洋がゲスト。「カキーンセレクト」というコーナーで、テーマを決めてゲストが3曲選んでオン・エアーするというもの。渋滞の時に車の中で聴きたい曲、という感じのテーマだったと記憶している。

一曲目はフィル・コリンズ(Phil Cillins)の "One More Night"(1985年)。「さすがプロレスラー、狙ってきたな」とニヤリとしながら、「次はどんな手で来るのか?」と対戦相手の手を待つ棋士の気持ちでいると、「アンパンマンマーチ」(1988年)。完全にやられた。「最後は?」と待つと、カーペンターズ(The Carpenters)の "Sing"(1973年)。最後の最後まで意外な選曲。曲と曲のあいだのトークにもインテリジェンスが感じられてなかなか面白かった。

ところで、この番組の金曜日は「Kakiiin Mix Live!」と題してゲストがスタジオで生で歌う。11月28日(金)に根本要が登場。STARDUST REVUE のアカペラ・アルバム「Always」のプロモウションのようだった。Three Dog Night の"Joy to the World"(1970年)The Beatles の "Oh! Darling"(1969年)、そしてSTARDUST REVUE の「トワイライト・アヴェニュー」(1983年)を熱唱。「トワイライト・アベニュー 」は好きな曲で、カラオケでよく歌うので、聴けてうれしかった。オリジナル・ヴァージョンよりもテンポがゆっくりで、ライヴ・アルバム『FACE TO FACE』(1992年)の感じに近かった。私はこっちが好き。

根本要のラジオが聴きたくなった。

金曜日のDJの初田啓介アナウンサーは、生ライヴのゲストからもうちょっと面白い話を聞き出してほしいと思ったり思わなかったり。

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