輝く!僕のラジオ大賞 2008
○輝く!僕のラジオ大賞 2008
今年聴いた中で最も面白かったラジオ番組を勝手に発表しております。
若干タイトルを変えましたが、昨年も同趣旨のことをやりました:
まずは第三位から——
「爆笑問題 日曜サンデー」(TBSラジオ、日13:00-17:00)
○爆笑問題 日曜サンデー(TBSラジオ、2008年4月6日(日)13:00-17:00)
○爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)
○爆笑問題 日曜サンデー(TBSラジオ、2008年5月4日(日)13:00-17:00)
「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBSラジオ、2000年10月8日〜2008年3月30日)の突然の終了を受けて始まった番組。
爆笑問題と友近というキャスティングにも驚きましたが、急遽始まる番組ということで、前番組と比較した場合のクオリティーについて勝手に心配していました。
強烈に面白い瞬間は少ないけれども、のんびりと飽きずに聴ける番組で、予想より面白くひと安心。太田光の芸談や評論もなかなか興味深く聴けます。
全日本ラジオ新番組選手権2008(2008年4月27日(日))はラジオ・ファンとしてかなり愉しめました。もうやらないのかなぁ。
つづいて、第二位は——
「上柳昌彦 土曜日のうなぎ」(ニッポン放送、土17:30-20:00)
○上柳昌彦 土曜日のうなぎ(ニッポン放送、2008年10月4日(土)17:30-20:00)
○実践編・大井町(1):「上柳昌彦 土曜日のうなぎ」(ニッポン放送、2008年10月4日(土)17:30-20:00)
○実践編・大井町(2):「上柳昌彦 土曜日のうなぎ」(ニッポン放送、2008年10月4日(土)17:30-20:00)
○実践編・大井町(3):「上柳昌彦 土曜日のうなぎ」(ニッポン放送、2008年10月4日(土)17:30-20:00) | トップページ
○実践編:両国(1)「上柳昌彦 土曜日のうなぎ」(ニッポン放送、2008年10月11日(土)18:00-20:00)
今年の新番組のなかではダントツの好番組。
ニッポン放送の上柳昌彦アナウンサーが、マイク片手に街を歩くという番組。シンプルといえばシンプルだけれども、上柳アナの街歩きが街をして語らしめるといった感じ。
ラジオから聴こえてくる雑踏が心地いい。
ただ、ゲスト・コーナーが第2回の両国から事前収録になってしまったのが残念。
録音した放送を聴きながら私も実際に街を歩いてみたこともありました。お茶の水の回では、たまたま近くに居合わせたため、神保町の「さぼうる」で放送中の上柳アナウンサーの姿を拝見することもできました。
ここで、第一位の前に、特別賞を発表——
月曜「DAYBREAK」(TOKYO FM、月27:00-29:00)
木崎義二と岩橋由起がDJを務める月曜「DAYBREAK」が2008年12月29日の放送で最終回となった。後任のDJは番組内では発表されなかったが、大物の登板が予定されているとのこと。
普段聴く機会の少ない古い洋楽を2時間たっぷり聴ける番組だったが、それだけでなく、なんといっても放送を通じてじんわりと伝わる木崎の人柄が一番の魅力。
「アメリカン・ポップスはつながっている」。
もうひとつ特別賞——
木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(TBSラジオ、2006年4月6日(木)~2008年9月25日(木)27:00-28:00)
ここまでバカっぽい深夜放送も久びさでした。
残念ながら、TBSラジオの資金難による深夜の生放送縮小の方針を受け、改編を機に今年の9月いっぱいで竹山は降板。
やっぱり、加藤めぐみは鮮烈でした。
いよいよ、栄えある第一位は——
「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、日10:00-12:00)
○安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2008年5月18日(日)10:00-12:00)
○安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ、2008年6月1日(日)10:00-12:00)
当初は完全にノー・マークの番組でした。このブログをご覧の方は基本的にラジオずきなかたが多いと思いますが、同じく、ノー・マークのかたもいらっしゃるかもしれません。私は、わっきいさんからのコメントをきっかけに今年の5月から聴き始めました。
当代きっての二枚目アナウンサー安住紳一郎のダーク・サイドを堪能できる番組。ロウ・テンションで偏執狂的な安住アナのキャラクターが、日曜のお昼のさわやかな生ワイド番組に深夜放送的なテイストを持ち込んでいます。
これまでの番組聴取率の変遷を詳細に語った2008年5月18日(日)の放送は画期的でした。
また、わずか15分間の短縮版(2008年8月17日(日))では、蜂のように刺す放送に度肝を抜かれました。
そういう番組の性質からか、リスナーから送られてくるメールやファックスも、この時間帯の番組としては、ネタとしての構築度を備えているものが多いようです。
また、亡くなった川田亜子アナウンサーについて涙ながらに語った2008年6月1日(日)の放送は、私にとってここ数年でもっとも印象に残る放送となりました。
昼のワイド番組をあまり聴かないという深夜放送ファンは、ぜひご一聴を。
まとめ
選んでみたら、週末の午後の番組が多くなってしまいました。
普段通りの面白さをキープしている深夜放送はあるものの、残念ながら、心躍る新しい深夜放送の登場がここのところ皆無。
東京圏の深夜放送の問題点は、不況による制作費不足というよりは、むしろコンテンツ力そのものの低下なのかもしれません。
新人の発掘を。
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