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ナインティナインのオールナイトニッポン(ニッポン放送、2008年9月4日(木)25:00-27:00)

○「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、2008年9月4日(木)25:00-27:00)

普段は「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、木25:00-27:00)を聴いている。

聴取率調査週間のこの日の「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2008年9月4日(木)25:00-27:00)は、裏番組の「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、木25:00-27:00)を意識した内容で、「オールナイトニッポン」がCMに入った途端に"Bitter Sweet Samba"(「オールナイトニッポン」のテーマ曲)が流れ、アンタッチャブルが急に「面白いこと」を始め、ナインティナインのリスナーを奪おうという目論見。

そう言われると逆に、「オールナイトニッポン」がどんな様子か気になるのが人情というもの。「シカゴマンゴ」はTalkMasterでタイマー録音中。ELPA ER-21Tで「オールナイトニッポン」を聴くと、聴き憶えのある声——

鶴光でおま!

ナンと!その日の「ナインティナインのオールナイトニッポン」は笑福亭鶴光がゲストで、「ミッドナイト・ストーリー」(だったかな?)という、まぁ、有り体に言えばエロネタのスペシャル。途中までエロい話と思わせておいて、オチで実はなんでもない話でしたとひっくり返すと言うネタで、おそらく「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」でやっていたコーナーなのだろう。不幸にも「鶴光のオールナイト」を聴くことの出来なかった世代としては、わずかながら往時の雰囲気を感じることができて良かった。

これがべらぼうに上手いの面白いの。いやらしく読む技術や、あえぎ声の出し方が絶妙。ベタななかにも技術あり。

基本的には、オチまでの部分の鶴光のネタ読みを愉しむコーナーで、「これは、オチは関係ないな」と思ったのと時を同じくして、岡村隆史が、オチは関係ない、師匠のテンションが上がっているところをずっと見ていたい、という趣旨の発言。考えることは同じか。

岡村も、鶴光と交互にネタを読むという企画だったが、やはり技量の違いは明らか。ともあれ、鶴光への敬意が伝わってきて微笑ましかった。

何だカンだで、「シカゴマンゴ」のことはすっかり忘れて、最後まで「オールナイトニッポン」を聴いてしまった。

こういう純粋に笑えるラジオというのはただただ愉しい。

昨今のお笑いブームも一長一短で、やるほうも見るほうもだんだんとテクニカルな笑いへと傾斜していき、気がついたら本当に面白いのか解らないようなネタでみんなが笑っていたりして、そら寒い思いをするなんてことがなくもない。

たまに、こういうベタな面白さに触れると、感覚がリフレッシュさせて気持ちがいい。

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» ラジオ番外編−3 今さら「オールナイトニッポン」でもないだろう・・・。 [とくながたかのりのSPECIAL Days]
 今回も番外編につき、ご容赦を・・・。 [続きを読む]

受信: 2008年9月21日 (日) 06時45分

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