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ラジオのミニコミ紙をつくりたいんですけど……。(2)

ラジオのミニコミ紙をつくりたいんですけど……。(2)

ラジオのミニコミ紙をつくりたい——というか、もうつくっています。

今回は、本編と番外編の2本立てです。

本編

参加者募集の話。

リスナーが、いちリスナーとして縦横にラジオについて語り、愛すべき偏向が熱烈に歓迎されるような、ラジオを話題にしたミニコミ紙をつくることをコソコソと画策しています——という話は以前にしました:

○ラジオのミニコミ紙をつくりたいんですけど……。


ただいま編集中。上の紙面では、寄稿者の河内の政さん2児パパさんの記事をレイアウト中。

原稿がだいぶん集まり、どうやら出せそうな公算となってきました。

しかし、なるべく全方位的なミニ新聞にしたいので、もう少し強化したい分野があります。以下に該当する方は熱烈に歓迎・優遇します:

(1)第45回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティ賞の青山高治アナウンサーおよび「秘密の音園」(中国放送)について寄稿して下さる方。

(2)東北・北陸・中部・中国・四国・福岡・沖縄のラジオ番組やラジオ事情、FMラジオ、コミュニティーFM、短波放送について寄稿して下さる方。

(3)ラジオをネタにした4コマ漫画あるいは1コマ漫画を描いて下さる方1名。

なお、原稿料は出ません原稿料は出ません原稿料は出ません原稿料は出ません。この点、ことさらに強調しておきます。これで儲けるつもりもありません(できません)。全ては、この企画をおもしろがって下さるかたの心意気ひとつにかかっています。

「仲間に入れろ!」という方は、下の画像のアドレス宛にご連絡下さい。

一応エラそうに、編集ソフトなんぞは使っておりますが、手作り新聞ですのでお気軽にお声をかけて下さい。あまり立派なものを想像するとガッカリするかもしれません。

番外編

最近、街で見かけるチラシやフリー・ペーパーのようなものを「ミニコミの参考にしよう」という視点で見ることが多くなっています。

そうしたなか、「コレは!」と思う新聞を発見。

上野駅のいわゆるエキナカ書店である「BOOK EXPRESS ディラ上野店」が発行している『季刊 めくる』。創刊したばかりらしい。全6ページ。

何といっても自由さがいい。グリッドに囚われない自由なレイアウトは、紙面を動きのある愉しいものにしています。冒頭の宮武外骨の『滑稽新聞』からの引用もいいですね。

有り体に言えば、こういう雰囲気が好きで、私もこういう愉しげな新聞をつくりたいと思っていたのです。私は形から入り、型にはまりやすいタイプなので、きっちりつくろうとしすぎてしまいがちです(ミニコミのつくり方の本とかレイアウトの本とかを買ってしまう質です)。

思わず『季刊 めくる』を頂いて帰りました。レジ・カウンターの端のほうに置いてあります。本は買いませんでした。すみません。エキナカで崎陽軒のシュウマイは買いました。

参考になったのは、(1)手書きは意外と効果的だ、(2)筆ペンのタッチは意外と面白い、ということ。筆ペンは、POP描きに使う「書店員の7つの神器」のひとつなのだとか(『めくる』p.2参照)。

ところで、ミニコミからは外れますが、昨今世間を賑わせている『蟹工船』ブームの震源地は、実はこの「BOOK EXPRESS ディラ上野店」で、仕掛け人は誰あろう、上記の『季刊 めくる』の編集・発行人の長谷川仁美さんなのだとか。

思えば、私が『蟹工船』を読んだのは中1ぐらいの時でしたが、当時の印象は「蟹の匂いする本」という感じでした。他には、甲板に染み込んで腐敗した海水が発する異臭とか、とにかく匂いがしました。

ちなみに、長谷川さんは、ホセ・マルティを敬愛する書店員さんだそうです。


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