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Early Morley Bird(2008年6月8日(日)5:00-6:00)

○「Early Morley Bird」(J-WAVE、2008年6月8日(日)5:00-6:00)

今回は番組の本題に関係ない枝葉末節な話。ジンジャー・エールについて。

番組冒頭でモーリー・ロバートソンが次のように話した:

僕は決まって、オーダーするものが決まってまして、だいたい、飲み物は辛口ジンジャー・エール、ウィルキンソン・ジンジャエールという輸入物の非常に辛い生姜の味がするジンジャー・エールがありまして、大人の味。子供の飲みのもではありません。それをお酒がわりにたのみます。

実は、私も「ウィルキンソン・ジンジャエール」の愛飲者。コレが辛口で美味いのなんの。ホントに大人の味。おすすめです。

ウィルキンソン・ジンジャエール
オシャレに撮れているのではないかと自負していますが、撮影場所はアイルランドの草原、ではなく荒川土手です。緑色を鮮やかにして、シロツメグサの花を足したり微妙に加工してあります。

ジンジャー・エールと言われてすぐに思い浮かぶのは、日本コカ・コーラが販売している「Canada Dry」だが、これは "dry" とは名ばかりで、べらぼうに甘い。昔はあれほど甘くなかったような気がするのは気のせいだろうか。それとも私の味覚ほうが変わったのだろうか。

ちなみに、日本コカ・コーラのサイトでも紹介されているが、ジンジャー・エールの本家本元は 、"Canada Dry"。1904年にカナダ人実業家 John J. McLaughlin が「ノン・アルコールのシャンパン風飲料」として開発したとのこと。禁酒法の時代ですね。

他方 「ウィルキンソン・ジンジャエール」は、イギリス人 Clifford Wilkinson が鉱泉水のボトリング会社を日本でつくり、その会社が製造・販売していたようだが、現在はアサヒ飲料のブランドとなっている。したがって、モーリーが「輸入物」と言っていたのは誤り。

一時は缶入りのものが自動販売機で売られていて容易に入手できた——私はこのときに Wilkinson ブランドを初めて知った——が、現在は見かけない。アサヒ飲料のサイトにも缶入りは現行商品としてはラインナップされていない。この缶は広口ボトルで、はじける気体が鼻にダイレクトに入ってくるため、時にはむせかえる程で、この刺激がクセになっていた。

もともとはバーなどの業務用に販売していたようで、190ml瓶入りのものは現在も販売されている。瓶で飲んでもピリリとする刺激が舌に心地よい。そういえば、「Suntory Saturday Waiting Bar "AVANTI"」(TOKYO FM、土17:00-17:55)でジンジャー・エールとビール1対1でつくるカクテル、シャンディ・ガフ(Shandy Gaff)が話題に上っていたのを想い出した。

アサヒ飲料 | ウィルキンソン

アサヒ飲料 | ニュースリリース2006 | 0548

ジンジャー・エールは好きだが甘いのは嫌なので、一時は自分でジンジャー・エールをつくっていた時期もあった。しかし、「ウィルキンソン・ジンジャエール」を知ってつくる必要もなくなった。

「ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会」というサイトの情報により、酒屋で入手できる場合があると知り、いろいろ探してカクヤスという酒屋で見つけて購入している。1本73円也。「ウィルキンソン・ジンジャエール」には2種類あり、ロゴの色が薄い(オレンジ色)「ウィルキンソン・ドライ・ジンジャエール」は辛くないので気をつけろ! 間違って買ってしまった時に私は「チッ、ハズレか」とつぶやいている。ロゴの色が濃いほう(小豆色)が辛い、そして美味い。

ウィルキンソン・ジンジャエール
ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会

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コメント

i-morleyが終了しました。
ただ、9月にまた放送があるらしいです。

投稿: talkmaster44 | 2008年6月15日 (日) 22時57分

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