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2008年4月

『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)

○『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)

『ラジオ番組表 2008春号』(三才ブックス、2008年)が発売された。

ラジオ馬鹿なので、出ると必ず買ってしまう。発売日が近づくと、むしろ出る前から待ち遠しい。

ここ最近は、タレントの写真が表紙になることが通例だったが、今号の表紙は、野球場のマウンドにレトラジR3が置かれた写真。「レトラジ」とは、マイクロマガジン社からキット販売されている真空管ラジオのシリーズ。『ラジオ番組表』の広告でおなじみだったが、今号には広告が掲載されていない。その代わりのプロダクツ・インスタレイションなのだろうか? ちなみに、表紙の野球場は、われらが横浜ベイスターズのホーム、横浜スタジアム。目下、他の追随を許さぬ最下位独走中。

先日このブログでも触れたが、「爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)聴取の際には、『ラジオ番組表 2008春号』のおかげで面白さ倍増であった:

爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)

なんだったら、『ラジオ番組表 2008春号』とタイ・アップして、三才ブックス編集部の人をお目付け役にひとり付ければ、もっとラジオ馬鹿むけの放送になったかもしれないが、日曜日の昼にそんな味付けが求められているわけないか……。このあいだの木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(2008年4月17日(木)27:00-28:00)で、ふつうの人はふだんラジオを聴く習慣がなく、それどころか家にラジオがない人もいることを、まざまざと思い知らされたばかりではないか。

さて、『ラジオ番組表 2008春号』の記事の多くは、通例の号と極端に変っていないが、なぜか男性用下着の見開き2ページの広告が出ていたのには意表を衝かれた。

今号の特色は:

(1)巻頭特集:
「THEポッシボーロビンとキャナァーリ倶楽部みっきーのポッシきゃな?」(CBCラジオ、火23:00-24:00)、ロビンとみっきーへのインタヴュー。

……だそうですが、寡聞にしてどちらも存知あげません。CBCラジオは、ヤング・タイム・ゾーンが「タングショー」(2000年10月〜2002年3月)から「ハイパーナイト」(2002年4月〜)に変わってから、とたんにアイドル路線が顕著になったなぁ。「大槻ケンヂのタングショー」(CBCラジオ、2000年10月〜2002年3月)の馬鹿っぷりがなつかしい。おかどんは元気だろうか?

(2)巻末特集:深夜放送特集

(i)ラジオの殿堂「深夜放送」

「レコメン」(文化放送、月〜木22:00-25:00)、K太郎へのインタヴュー(2ページ)

「ラジオ深夜便」(NHK第一放送、月〜金23:20-29:00、土23:10-29:00、日23:15-29:00、第4日24:00-29:00)、迎康子アンカーへのインタヴュー(1ページ)

金曜JUNK2「加藤浩次の吠え魂」(TBSラジオ、金27:00-28:00)、加藤浩次へのインタヴュー(1ページ)

(ii)パーソナリティからの一言メッセージ付き!「全国珠玉の深夜ラジオ名鑑」(2ページ)

「アタックヤング」(STVラジオ、月〜金24:00-24:50) コメント:近藤麻智子(火曜担当)

「ミッドナイト東海21」(東海ラジオ、月〜金26:00-27:00) コメント:松原敬生(月曜担当)

木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、木25:00-27:00) コメントなし

金曜JUNK「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ、金25:00-27:00) コメント:おぎやはぎ

「あなたへモーニングコール」(TBSラジオ、毎日4:00-5:00) コメント:斎藤千夏(金土担当)

ハイパーナイト「モーニング娘。道重さゆみの今夜も♥うさちゃんピース」(CBCラジオ、火24:00-25:00) コメント:道重さゆみ

「ABC発午前1時 もうすぐ夜明けABC」(ABCラジオ、月〜金25:00-28:15) コメント:高野あさお(?)

「MBSサウンドキングダム 〜音楽王国〜」「MBSサウンドキングダムDEEP」(MBSラジオ、月〜木22:00-27:00) コメント:ヤナギブソン(ザ・プラン9)(月曜担当)

『ラジオ番組表 2008春号』が深夜放送をフィーチャーしていたのを受けて、また、「爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)で、「スリーキャッツナイト2008」(HBCラジオ:札幌、1287kHz、日24:30-25:00)やヤングキャベツ(「ゴゴラク」BSN北陸放送:新潟1116kHz、月〜金13:00-15:30。こちらは深夜放送ではないが)を聴いて、ローカル深夜放送について思うところがあった。この後に続けて書くつもりだったが、長くなったので別のエントリーで書くことにする。

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補足:大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)

○補足:「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)

先日、西川のりおがゲスト出演した「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)についてこのブログで言及したところ、 どういたしまして浜村淳です! さんから「もうちょっと内容を詳しく教えてほしい」とのご要望があった:

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)

ポッドキャスティングでの公開も放送後わずか1週間の期間限定であるため、このブログを見た方の中にも聴けなかった方がいらっしゃるかもしれない。よって、面白かったところを少しご紹介しようと思う:

浜村淳および「ありがとう浜村淳です」(MBSラジオ、月~金8:00-10:30、土8:00-11:30)について:

西川のりお [浜村が]映画の話するんですけど、普通、映画って評論で、「あの映画が面白かった」とか、「ここポイント」って話でしょ。ちゃうんですよ。全部筋をしゃべるんですよ。

西川 あの方歳いってますから、70回ってますから、ものすご早く来て、スタッフも迷惑らしいんですけどね。

西川 言葉が噛みそうになったらおんなじ言葉、2回繰り返すんです。「そこで、追い詰められました……追い詰められました」[……]。本人は流暢にしゃべってるつもりなんですけど、必ず2回3回しゃべってるときは、次の文脈にくるもんを探しとるわけですよ。

西川 浜村さんの車てすぐわかるんですよ。ちょっと人が乗ってないような色の車のってるんですよ。なんか、ものすご売れ筋の車なんですけど、なんかあのぅ、阪急電車のボディーみたいな――

山本モナ あっはははは。

西川 海老ゆがいたような、なんかね、小豆色みたいなね。

山本 (机を叩いて喜ぶ音)

西川  次、買う人、これ誰が買うんだ、と。どうせ下取り安いだろう、と。

西川 [車に]杉良太郎か松平健のディナーショーみたいなね、サテンのいっぱい入った、ラメの入った服がいっぱいかかってんですよ、後ろに。

大竹まこと 外から見えんの?

西川 車、こう乗るとき、後ろ、手持ちのやつあるでしょ?

大竹 はいはい。手で持つね。

西川 そこにいっぱい服、ぶら下げとるんですよ、フリルの入ったブラウスから。そんな車ないですよねぇ?

大竹 じゃぁ、もうほとんど、「あ! くたばりぞこないの車だ」って……。

西川 ほんで、それに[服が]いっぱいかかっててね、おまけに下、床見たら、靴がいっぱいドサ~って置いてあるんですよ。「家、帰ってないんかなぁ」て思うぐらいに。

西川 [ラジオの]ギャラがすごいんですよ。

大竹 ギャラ?

西川 ラジオのギャラって、いろいろまぁ、この文化放送も問題あるかわかりませんけどねぇ、始まってもう30数年、35、6年。35、6年ぐらいやっとるでしょうねぇ。

大竹 そいだけやったら、やっぱしねぇ。

西川 はい。正直言いまして、プロ野球選手のちょっとした、あの、高額年俸の給料に届くぐらい、年間ですよ。1か月すごいですからね。そら普通、あのぅ、「えぇ!」って思うぐらいのギャラなんですよ。[……]100万、200万だったら、正直僕言わないですよ。300[万]、400[万]でもないんですよ。500万でもないんです――

山本 あ~~!

大竹 わかりました、わかりました。

アベロク(安部憲幸)について:

西川 僕は朝日放送でアベロクさんて、この方と一緒にラジオやったんですけど、このかたテレビ向きじゃないですけどねぇ。

山本 はははははは。

西川 一応、饒舌で上手いんですよ。あの10・19て、あの、近鉄とロッテの引き分けになって、近鉄の迎木監督がやったときの、あの名解説を、「二ュースステーション」を、あの、ぶち抜いてやって、横のワイプで出てきたかたの……ときの、あの解説をした名アナウンサーなんですけども、非常にラジオむきで、テレビにむいてないんですね。

大竹 「ラジオむき」ってのはどう、どういう……?

西川 今時分、宮根[誠司]とかね、ちょっとテレビ流行顔があるじゃないですか?

大竹 あぁ、大阪「ミヤネ屋」[よみうりテレビ]。

西川 宮根は、調子こいてる部分ある。

山本 今ねぇ、日本テレビでもやってます。

大竹 ネットになって、東京も今。

西川 [宮根は]見てくれはイケメン風やけどね、[アベロクは]そういう感じじゃないんですよ。もう、ホント、実力派、と。

大竹 ふははは。

西川 昔のラジオの人ってあるぁないですか? 「ホントあんた、ラジオの人ですね」と。

西川きよしの選挙戦について:

西川 僕は実は選挙運動手伝うてるときにね、あのぅ、正直な話、ウチの師匠[西川きよし]、こない言うたんですよ――「いつもなぁ、横山[やすし]ばっかり目立っとたやろ、事件起こして。初めてや、オレ、芸能以外でマスコミの注目浴びたん」て言うのをね。

あの、上、サンルーフの天井開く車あるじゃないですか? 選挙カーから首出して。あんな師匠見たん初めてなんですよ。今までは、どっちか言うと堅苦しい人やなぁ思てたんがね、「オレはホンマなぁ、雑誌とかに追跡されたかったんや」て。「いつも「やっさん、やっさん」言われやがってなぁ。やっと、見てみ、オレのこのカメラ後ろついてる数、その雑誌社の数、腕章はめたん。俺はこれやったんや。オレ別にな、オレが……大阪府が全部、オレのイベント会場や!」て言うた瞬間――

大竹まこと わはははは。

西川 キレたな、キレたな、いいぞいいぞ思て。

横山ノックの選挙戦について:

西川 ノックさんがね、それこそ、あのう、初めて府知事になったときね、最後は大阪の梅田の阪急てあるじゃないですか? 梅田の中心街。あそこで、上岡[龍太郎]さんが選挙演説、普通ウソでもおだてるもんでしょ?

大竹 はいはい。

西川 「こんなアホに知事さしていいんですか? アホですよ」と。「私はこの男と長年付き合ってます。ホンともう、ホンマもんのアホです」と。

大竹 で、客、「わあああ」と。

西川 「わあああ」と喜んで。ほんで[横山が]「ちょっとょっと、お前、言い過ぎや」言いながら、[上岡が]「何が言い過ぎや? いい足らんぐらいだ、この男は。数かずの悪行三昧」

西川・大竹 はははははは。

西川 でも、通るんですよ。

山本モナ でも入れちゃうんですよねぇ、票を。大阪ってステキ。

橋下徹大阪府知事について:

山本 のりおさんからみた橋下府知事はどうですか?

大竹 橋下さんはどう?

西川 たしたことないと思いますね。

大竹 たいしたことない?

西川 いや、何でかと言いますとね、あの人、ただ自民党と公明党の顔色見てるだけですね。

これも正直言います、僕は、僕なんかのレベルで解んのは、元もと[自民党]大阪府連の会長で、中山太郎といった、元もと外務大臣の方がいらっしゃったんですよ。そのときに、あの人無所属でノックさんみたいな通り方するんだったら、僕は認めるんですけども、知名度もともとあるのにもかかわらず、大阪の自民党のほうに顔出して、公明党のほうに顔出して、「お願いします」と言って、まぁ正直、あの両党で当選したんですよ。

38[歳]で、おそらくこの両党からしたらね、手なずけて、「表向きは東国原のまねをしろよ」という風に見せててね、内うちは、この2つの党の言いなりだと思います、僕は。

橋下大阪府知事と東国原英夫宮崎県知事の比較:

大竹 東国原さんはアレだよね、いろんなそういうパッシング[バッシング?]のときに、一回も……あんまり怒んなかったね。

西川 そうですね。

大竹 橋下さんは、こう……ね、結構「NHKは何だ!」「ここは何だ!」みたいなことをやっぱし言ってたね。

西川 大竹さんね、芸人とやっぱり弁護士の違いなんですよ。

大竹 あ、そうか!

西川 東国原は芸人ですからね、あいつ。芸人の技量が出てますね

このブログで、「ストリーム」(TBSラジオ、月~金13:00-15:30)のポッドキャスティング・アーカイヴの充実ぶりについて何度か指摘したが、「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)も「大竹メインディッシュ」のコーナーだけでもアーカイヴ化してもらえないものだろうか?

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爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)

○「爆笑問題 日曜サンデー 爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)

※投票結果を加筆。2008年5月2日

今回の放送は、ラジオ馬鹿垂涎の放送だったかもしれない。

今週の「爆笑問題 日曜サンデー」(TBSラジオ、2008年4月27日(日)13:00-17:00)は、「爆笑問題プレゼンツ全日本ラジオ新番組選手権2008」と銘打って、JRN系列(TBSラジオ系列)のローカル局の春の新番組を紹介し、その中からリスナー投票でMVPを決するという内容だった。4時間の長尺ワイド番組ならではの企画。

企画としては、「伊集院光 日曜日の秘密基地」的なアイディアだが、どうして「平成のラジオ王」の番組でやらなかったのかが、今となっては不思議。

ちなみに、秋葉原の某書店(下の写真の中に書店名のヒントあり)でフライング販売していた『ラジオ番組表2008春』(三才ブックス、2008年)をいち早く入手し、これをペラペラめくりながら聴いた。ご存知ないかたに説明すると、『ラジオ番組表』とは、改編毎に発売される、AM・FM・短波全105局のタイムテーブルを1冊にまとめたもの。

この日は「全日本ラジオ新番組選手権2008」がぶち抜きのスペシャル企画としてフィーチャーされるのかと思いきや、G1の開催日でもないのに「田中裕二のサンデー競馬小僧」のコーナーも放送された。格別のポリシーがあるのだろうか。ただ、「伊集院光 日曜日の秘密基地」が手をつけていなかったリスナー層にアピールするので、このコーナーは必ずやるのかもしれない。

紹介された番組一覧:

北海道・東北ブロック(プレゼンター:テツ・アンド・トモ)

「スリーキャッツナイト2008」(HBCラジオ:札幌、1287kHz、日24:30-25:00)

○「知ったか仙台弁」(TBC東北放送:仙台、1260kHz、日12:15-12:30)

関東・甲信越ブロック(プレゼンター:U字工事)

「ゴゴラク」(BSN北陸放送:新潟1116kHz、月〜金13:00-15:30)

「おとなりラジオ あらら…」(SBC信越放送:長野1098kHz、月〜金14:05ー16:00)

中部・東海ブロック(プレゼンター:スピードワゴン井戸田潤)

「のもぴ〜プラスティックラジオ!」(CBC中部日本放送:名古屋1053kHz、日24:00-25:00)

近畿・北陸ブロック(プレゼンター:丁半コロコロ)

「しあわせの五・七・五」(MBS毎日放送:大阪1179kHz、土5:15-5:45)

「馬場章夫の新・大阪大発見」(MBS毎日放送:大阪1179kHz、日8:00-8:30)

中国・四国ブロック(プレゼンター:友近)

「赤ヘルだいすき! 広島市民球場 熱き戦いの記録 増刊号」(RCC中国放送:広島1350kHz、日17:00ー17:30)

「保岡栄二のナイトフライト」(JRT四国放送:徳島1269kHz、月21:30-23:30)

九州・沖縄ブロック(プレゼンター:弾丸ジャッキー)

○「山崎町 おとなの時間」(RKK熊本放送:熊本1197kHz、月19:00-19:50)
※インターネットでのライブ中継→インターネットラジオ局(RKKラジオ公式サイト)

MVPは「スリーキャッツナイト2008」(HBCラジオ:札幌、1287kHz、日24:30-25:00)となった。爆笑問題とスリーキャッツとのやり取りは、勢いがあるのに、妙に調子がズレていて可笑しかった(紹介された放送音源よりも面白かったかも)。一番目に紹介されたこの番組のインパクトが強すぎて、他の番組があまり印象に残らなかったというのが、私の正直な感想。田中裕ニの「大好き、こういう番組。これはオレの高校時代の放送部の頃」のようという感想も、正鵠を射ていると思った。

この番組を聴いていて、ローカル局の若者向け深夜放送について考えるところがあったが、これはまた今度。

投票結果:

3位:「おとなりラジオ あらら…」(SBC信越放送:長野1098kHz、月〜金14:05ー16:00) 268票

2位:「しあわせの五・七・五」(MBS毎日放送:大阪1179kHz、土5:15-5:45) 298票

1位(MVP):「スリーキャッツナイト2008」(HBCラジオ:札幌、1287kHz、日24:30-25:00) 356票

おまけリンク(なんとなく気になったもの):

石橋佳奈の本日快晴!気象予報士になりたいっ日記(「スリーキャッツナイト」HBCラジオ)

ヤングキャベツweb(「ゴゴラク」BSNラジオ)

モデラー"のもとけんいち"のホームページ(「のもぴ〜のプラスティックナイト!」CBCラジオ)

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キリスト教放送局FEBC(1566kHz)

○キリスト教放送局FEBC(1566kHz)

ある日曜日、荒川土手をぶらぶらと散歩。途中で土手を下りて町に入る。尾久、小台、荒川遊園の周辺をうろついていると、「教会」の看板が。戸口に目をやると「FEBC」の文字。

このブログを始めてからというもの、ネタ探ししようという気持ちがどこかに常にあり、この手の、ラジオ局を彷彿とさせるアルファベットの文字列にやたら敏感になっている。

まだ5:00台で人通りもないので思い切って教会の戸口に近づくと、チラシらしきものが置いてあった。「キリスト教放送局FEBC 2008年度春夏番組案内」とある。ビンゴ! ラジオ局だ。手に取ると、番組表が印刷された私製絵はがきだ。

FEBCとはFar East Broadcasting Company の略で、アメリカに本部を構え、東アジア数カ国に放送局を開設しているキリスト教放送局。財政的には、日本のFEBCは国内献金のみで自立運営されているとのこと。

FEBC日本語放送は、かつては短波で放送されていたようだが、現在は毎日21:30-22:45にAM1566kHz(250kW)で放送を行っている。また、インターネットでの番組配信も行っていて、全番組を聴くことが出来る(WEB限定番組もある)。ある火曜日にサイトを見たら、もう木曜日のぶんまでアップされていた。太っ腹なのか、せっかちなのか。あせらずに一日分づつ聴くのが世俗内禁欲か?

スタジオは東京都武蔵野市吉祥寺にあり、日本全国をカヴァーする送信所が大韓民国の済州島にあるようだ。というのも、日本の放送法では宗教放送局が認められていないからだとか。ただし、厳密に言えば、放送法には宗教放送局を直接禁止する条文はないそうだ。詳しくは下記を参照:

法的規制 - Radiofly

そういえば、文化放送は元もとは聖パウロ修道会により布教のためにつくられたと聞いたことがあるけれども、放送法に引っかからなかったのだろうか? 

ともあれ、こちとら無宗教で無神論者。でもラジオ馬鹿。とりあえず聴かざるを得ない。

月〜金の21:30〜21:48のあいだ2本続けて放送される、FEBCメイン・パーソナリティ吉崎恵子(日本FEBC代表)の「FEBC TODAY 今日の聖書・今週の賛美歌」「声のお返事 恵子の郵便ポスト」のみが帯番組で、残りはデイリー番組。

しかし、ここで問題発生。21:30に1566kHzにチューニングしたが、ちょっと聴こえづらかった。下記の方のように非常に良好に受信している人もいらっしゃる:

遥かなりアジア  4月5日 FEBC_HLAZ

よって、私はネットでいくつかの番組を聴いてみた:

「声のお返事 恵子の郵便ポスト」(FEBC、月〜金の21:30-21:48)

「FEBC TODAY 今日の聖書・今週の賛美歌」に続いて、FEBC代表、吉崎恵子が担当。

タイトルの通り、信仰における悩みや聖書の解釈など、リスナーからの便りに答える内容。牧師や神学者らしき大学教員が担当する他の番組がキリスト教信仰の応用編とすれば、この番組は入門・概論的。

ラジオ・リスナー的観点から言うと、この局の雰囲気をつかむために最初に聴くといいかも。

「魂のゆくえ——今、みことばに聴いて」(FEBC、火21:48-22:15)

石井基夫ルーテル学院大学準教授が、吉崎恵子を相手に、現代社会と死生観と信仰という観点から聖書の言葉を探求するという内容。

話が非常に聴きやすく、また、神学・聖書学としてだけでなく、社会学的なセンスでも聴ける内容で面白かった。

とりわけ、2008年4月7日(火)の放送で紹介された、墓前礼拝のエピソードが非常に興味深かった。ある宣教師の説教の紹介から話は始まる。墓前礼拝で宣教師が「なぜみなさんは墓前にあつまるのか? 死者は墓にはいないのに」という問から説教を始めた。そして、「では、天に召されるのが最後の救いか? いや、キリスト教の信仰は復活の信仰だ」と話は進む。また、キリスト教の信仰は、霊魂の不滅でなく肉体の復活で、霊魂の不滅はむしろギリシャ哲学の思想だというオスカー・クルマン(Oscar Cullmann)の講演の紹介には、クリスチャンでない私も、目から鱗。

参考:[PDF] Immortality of the Soul or Resurrection of the Dead?

「MeguのCCM insight!」(FEBC、 第3および4金21:30-22:45のうち20分間)

パーソナリティーの大半が、牧師・大学教員で占められるなか、この番組のみが若い女性パーソナリティによる放送で、タイム・テーブルの写真はひと際目立つ。この Megu という人物は Genuine Grace という音楽ユニットのヴォーカリストとのことで、野口五郎に見いだされ、CDも出しているよう

けっこう明るい雰囲気の番組で、カタい感じはない。リスナーの質問に答えたりしながらトークが展開され、曲もかかったりする。この番組が一番聴きやすいかな。同時に、神の啓示という観点で世界や生活を見ると、こういうトークになるのか、こういう曲ができるのか、と興味深かったりもする。

以前「CBSドキュメント」(TBSテレビ、水25:55-26:50)で、ロックを通じて福音を広めるクリスチャン・ロックというジャンルがあることを知った。彼女らの活動はこれに近い感じなのだろうか。番組名にある "CCM" とは Contemporary Christian Music のことなのではないかな? 敢えて訳せば「現代キリスト教音楽」とカタいが、古くからの讃美歌などに対して、教義に則ったポップスやロックということだろう。

私は無神論者だがAOR好きなので、クリス・イートン(Chris Eaton)の"Wonderful World" などにはなじみがある。誰もが知っている曲では、ロッド・スチュアート(Rod Stewart)の "Sailing" も実はCCMだ(キーボードのアルペジオの練習でよく弾いたなぁ)。日本人も、CMMを、それと知らずに意外と耳にしている。

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クラブ954スペシャル(TBSラジオ、4月20日(日)25:00-28:00)

○「クラブ954スペシャル」(TBSラジオ、4月20日(日)25:00-28:00)

スペシャル・ウィーク(聴取率調査週間)2週目ということで先週に続き、今週も日曜深夜は「クラブ954スペシャル」だった。

1部:楠葉絵美

聴いているうちに想い出してきたのだが、この方(楠葉絵美)は、去年ぐらいにアニメ・ソング特集を担当した人じゃないかな?

今回は、学園ドラマ・アニメ主題歌特集。

少し脱線。先日、某古本市に80年代あたりの『明星』『平凡』の付録の歌本が大量に出ていた。ヒット曲の歌詞とコード進行が掲載されている小冊子のこと。ウクレレのレパートリーを増やそうと思い、適当にひと掴み購入。1冊\300也(高い気もする)。松田聖子の「Rock'n Rouge」のイントロは、弾くと気持ちいい。そんな歌本のなかに、今回かかった、麻倉未稀の「ヒーロー——Holding Out For a Hero」も入っていた。

ひとつ発見だったのは、「ラムのラブソング」が結構いい曲だということ。実は、ちゃんと聴くのは今回が初めて。基本的にはラテン・ポップだが、ティンバレスなどの生の感じといっしょに、打ち込みっぽいサウンドが上手く混ぜてあって、絶妙のバランス。間奏のモントゥーノも愉しげでいい感じ。キレよく終るエンディングもいい。古さがまったくないレヴェルの高いポップス。

楠葉のちょっと声優っぽい声と、しゃべりの独特のテンポが、最初は「合わないかな」と思ったが、聴いているうちにそのテンポに合ってきて、最後にはその可笑し味が愉しく感じられた。話題がわりと普通だったのは残念かなぁ。でも、あんまり突飛な話をすると、他の番組のまじめなリポートのときに、リスナーから「あ、白米の人だ」とか思われてしまうかもしれない。

2部:一場麻美

洋楽の2部の担当はおなじみの一場麻美。「洋楽デヴュー」をテーマに、そろそろ洋楽も聴いてみようという人向けに、「超有名な曲たち」の特集。「洋楽ファンの皆さんにはちょっと物足りないかなぁと思いながら選曲」したとのこと。

週末の終わりともウィーク・デイズの始まりともつかない宙ぶらりんな時間の虚ろさには、知らない曲のほうが合うと思っていたのだが、ほとんどが歌えるぐらい知っている曲だった(上手く歌えるという意味ではなく、歌詞をそらんじているということ)。とはいえ、結構愉しんで聴けた。素直に「こういう選曲もアリだなぁ」と思った。

「超有名な曲たち」と言いつつも、名曲のカヴァーを取り上げたパートでは一場のこだわりが出ていたような気がする。Marcus Miller は、メジャーだけれどもラジオではあまりかからない印象があるので、Good Job だったと思う。

ところで、テーマである「洋楽デヴュー」という言葉を聴いて思ったのだが、最近の音楽リスナーにとって「洋楽デヴュー」という感覚にどのくらいリアリティーがあるのだろうか? 「音楽ファンたらんとする者は、洋楽にも通暁すべし」という強迫観念あるいは自意識は、たぶん10代の音楽リスナーには希薄なのではないかと思われる。ましてや、洋楽を歴史を遡ってまで聴く人はもっと少なそうだ。20代以上でも、洋楽を聴く習慣のある人は、私の周りには意外と少ない。そういう人は決まって「いや〜、英語わかんねぇし」みたいなことを言う。そういうことじゃねぇんだよなぁ、もう。

聴けてよかった曲ベスト3:

3位:Earth,   Wind and Fire, "After the Love is Gone"
でも個人的には Airplay (David Foster と Jay Graydon によるユニット)のアルバムに入っているヴァージョンのほうが好き(名盤!)。トミー・ファンダーバーグのちょっと硬質でハイ・トーンのロック・テイストなヴォーカルがいいのです。一場は「私自身、Earth Wind and Fire ですごく好きな曲が多いので、何をかけるか本当に迷った」とのこと。ちなみに、私は "Reasons" (in That's the Way of the World, 1975)がフェイヴァリット。

2位:Bobby Caldwell, "What You Want Do for Love"
単に、Bobby Caldwell ずきなので。

1位:Donny Hathaway, "What's Going On"
これは、夜中に聴くととてもいい感じ。このイントロはキーボードでよく弾いたなぁ。

たぶん、AORファンは泣いてよろこんだ一夜だったのではないかと思う。

* * *

2部のプレイ・リスト(今回は持っているCDが多かったので作成がラクだった):

オープニング

-Philip Bailey & Phil Collins, "Easy Lover" in Chinese Wall (1985)

-Earth, Wind and Fire, "After the Love is Gone"in I am (1979)

954 Music Up

-The Carpenters, "(They Long to Be) Close to You" in Close to You (1970)

-Chicago, "Hard to Say I'm Sorry" in Chicago 16 (1982)

-Ray Parker Jr. & Raydio, "Woman needs Love" in A Woman Needs Love (1981)

-Sting, "Englishman in New York" in Nothing Like the Sun (1987)

お出かけ情報:三井アウトレットパーク入間

-Sixpence None the Richer, "Kiss Me" in Sixpence None the Richer (1997)

-Bobby Caldwell, "What You Want Do for Love" in What You Want Do for Love (initially reliesed as Bobby Caldwell) (1978)

-Roberta Flack, "Feel Like Making Love" in Feel Like Making Love (1975)

Music Style(ライヴ・ヴァージョンの名曲特集)

-Donny Hathaway, "What's Going On" in Live (1972)

-Christopher Cross, "New York City Serenade" Greatest Hits Live (1992)

-The Isley Brothers, "Between the Sheets" in Live! (1993)

-Chaka Khan, "What Cha' Gonnna Do for Me" in What'Cha Gonnna Do for Me (1982)

一場セレクション(名曲のカヴァー特集)

-Batti Bass feat. Aaron Blackmon, "Loving You" in Cafe'dge (2001)

-The Fugees, "Killing me Softly with his Song"in The Score (1996)

-Marcus Millerfeat. Corinne Bailey Rae, "Free" in Free (2007)

エンディング

-Angie Stone, "Bottles & Cans" Stone Hits: The Very Best of Angie Stone (2005)


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『再び始めるBCL——世界のラジオを楽しむ!』(三才ブックス、2008年)

○『再び始めるBCL——世界のラジオを楽しむ!』(三才ブックス、2008年)

『ラジオ番組表2008年秋号』(三才ブックス、2008年)の発売日が4月28日(月)ということで、秋葉原のラジオセンター(ガード下のあたりの店舗群)の本屋はいつも、ちょっとフライング気味で売っているので試しに覗いたら、さすがにまだだった。

そのまま御茶ノ水→神保町へと進路を取り、三省堂書店へ。いろいろ見て回っていると、『再び始めるBCL——世界のラジオを楽しむ!』(三才ブックス、2008年)というムックを発見、そして購入。

BCLブームが再燃しているのだそうで(ホントですか?)、往年のBCLファンのための再入門を助けることが同書のコンセプトのよう。しかし、BCLブームを知らない私のような読者にとっては、入門書としても充分機能しうる本だ。昔のファンにとってのあるあるネタも、私にとっては新鮮な驚きだ。

以前、このブログで紺野敦/工藤和穂『簡単BCL入門——世界の放送を受信せよ!』(CQ出版、2007年)についてレヴューしたが、そちらでは記述の薄かった、BCLの歴史などのの情報が、『再び始めるBCL』では充実している。そういう意味では、前者がすでに手許にある人は、後者とあわせて読むといいかもしれない。BCLに興味があるがどちらも持っていない人であれば、私としては『再び始めるBCL』をまず参照するのがおすすめ。

紺野 敦/工藤和穂『簡単BCL入門——世界の放送を受信せよ』(CQ出版、2007年)

『再び始めるBCL』の紙面構成は雑誌的で、ひとつの話題について詳述するという感じではないが、豊富な話題で読み物として飽きない。私が気になった記事は、例えば、「心に残るアナウンサー10傑」(pp.10-15)、「BCLラジオのレストアに挑戦!」(pp.85-89)など。

ひとつ驚いたのは、寄稿者の山田耕嗣(往時のファンにとっては「BCLの神様」とのこと)のアマチュア無線用のQSLカードが、「ラジオはアメリカン」の斉藤洋美との2ショット写真だったということ。写真の斉藤洋美は、20代前半ぐらいではないだろうか。

別冊付録として「BCLラジオ周波数データBOOK for Broadcasting Listeners」という小冊子が付いていて、表紙には「海外ラジオ放送の周波数を3200以上掲載」とある。周波数の低いほうから高いほうへ、周波数・出力・曲名などのデータが網羅されている。しかし、放送時間についての記述は省略されている。売り場の棚のとなりに置いてあった、Passport to World Band Radio 2008 (International Broadcasting Service, 2007)の周波数表は、縦軸が周波数、横軸が時間になっているので、実際に聴くときにはこっちのほうが使いやすそうだ。

それはさておき神保町といえば、エチオピアの並びに2軒も別のカレー屋ができている。エチオピアの客をあてこんでコバンザメ効果を狙っているのだろうか?

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(7)

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

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「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(6)

2008年2月のつづき:

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、土21:30-23:30)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)130:0-17:00)

クラブ954スペシャル(TBSラジオ、2008年2月17日(日)25:30-28:00)

追加:伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)130:0-17:00)

大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2008年2月25日(月)13:00-15:30)

2008年3月:

リンク:伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)13:00-17:00)

週刊タケダ記者(仮)vol.8

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、2008年3月1日(土)21:30-23:30)

A & G SUPER RADIO SHOW アニスパ!(文化放送、2008年3月1日(土)21:00-23:00)

図解:簡単な外部アンテナを作って、東京で感度よく「誠のサイキック青年団」(ABCラジオ、2008年3月2日(日)25:00-26:45)を遠距離受信してみた。

大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2008年3月11日(火)13:00-15:30)

TBS戸田送信所(埼玉県戸田市氷川町3丁目3番51号)

週刊タケダ記者(仮)vol.9

斉藤洋美・中野ダンキチの秘密基地トーク

木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2008年3月6日、13日(木)25:00-27:00)

「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、2008年3月8日(土)21:30-23:30)および「みうらじゅんの「サブカルジェッター」〜2番目がいいんじゃない」(TBSラジオ、2008年3月15日(土)19:00-20:25)

SKY(TOKYO FM、月〜金5:00-8:30)

文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号)

週刊タケダ記者(仮)vol.10

2008年4月:

TBSラジオ「ストリーム」[編]『コラムの花道——2007傑作選』(アスペクト、2008年)

過去の総目次:

「ラジオ批評ブログ——僕のラジオに手を出すな!」総目次(1)

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クラブ954スペシャル(TBSラジオ、2008年4月13日(日)25:30-28:00)

○「クラブ954スペシャル」(TBSラジオ、2008年4月13日(日)25:30-28:00)

少しだけ加筆。2008年4月25日(金)

「誠のサイキック青年団」(ABCラジオ、2008年4月13日(日)25:00-26:45)を聴いていると、時どき日本の音楽が混信してきたので、何かと思ったら「クラブ954スペシャル」(TBSラジオ、2008年4月13日(日)25:30-28:00)。すっかり忘れていた。そういえば、スペシャル・ウィークだ。

一応説明すると、「クラブ954スペシャル」は、スペシャル・ウィークの月曜日の未明(気持ちの上では前日日曜日の深夜)に放送される音楽番組で、954情報キャスターがDJを務める。2部構成で、1部は邦楽、2部は洋楽の曲がかかる。

1部:新崎真倫

担当は、新崎真倫。正直言って、初めて聞く名前だった。「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ、日10:00-12:00)「お出かけリサーチ」のコーナーなどに出演中とのこと。

TBSラジオのサイトのプロフィールにもあるが、白米ずきだというエピソードが披露された。一食に2合おかずなしで食べるのだとか。炊きたての白米に指を突っ込みたくなるほど好きらしい。解るような気もするが、私はやらない。でも、面白い。

あまり型にはまっていないざっくばらんな感じの話し方は、結構いい印象を受けた。

面白そうな人だという印象を受けたので、番組の8割ぐらいが、曲とTBSラジオのスペシャル・ウィークの番組宣伝で占められていたのが残念。

ちなみに、「新崎真倫」をネットで検索したところ『考える読書——第47回青少年読書感想文全国コンクール入選作品(中学・高校・勤労青少年の部)』(毎日新聞社、2002年)に新崎真倫(北海道帯広柏葉高等学校2年)「「聞いて、ヴァイオリンの詩」を読んで」(全国学校図書館協議会長賞)という感想文が収録されているようだが、彼女のことだろうか?

こういうこともなさっているようです:

遊学舎 / 遊学舎カレッジ ゴルフスクール

TBSラジオ情報キャスター新崎真倫のレッスン日記(遊学舎 / 遊学舎カレッジ ゴルフスクール)

2部:近堂かおり

担当は、「全国こども電話相談室」(TBSラジオ、日9:00-10:00)でおなじみの近堂かおり。「近堂かおりおねえさん」のほうが、語感としてなんかしっくりくる。

リスナーと会うと「声でイメージしてたのと違う」とよく言われるそうだが、私が初めて近堂の顔をTBSラジオのタイム・テーブルで見た時は、想像していた通りの印象だった。でも、声も外見も感じが若いので、around 40 とは思わなかった。

話の中で、街で行う録音取材のことを「街録」(がいろく)と言うことも判り、ラジオ・ファンとしては収穫だった。

かおりおねえさんと洋楽がイメージとしてあまり結びつかなかいと思っていたら、"THE BEST HITS 100" というシリーズの、5枚組み100曲入りのコンピレイション・アルバムのなかから曲をかけるという感じだった。タイ・アップのよう。100曲で\3,980というのはわりといい感じ。60's70'sは、ちょっと買ってもいいかという感じもした。

洋楽の2部ではあったが、最後に、青春の1曲として、小沢健二「戦場のボーイズ・ライフ」(1995年)がかかった。

全体としては

全体としては、954情報キャスターファンの方にとっては興味深かっただろうと思う。基本的には、彼女たちは放送中にはフリー・トークすることがないので、ファンにとってはそれだけでも充分貴重な機会だったはず。

ただ、この番組は音楽番組なので、もう少し選曲にこだわりが欲しい気がした。かかる曲は、割とありきたりだった。よしんば曲はありきたりでも、彼女たちが選んだこだわりの曲で、「私の」感がほとばしっていれば、番組として面白い。聴いて得したという感覚は重要なのに。まぁ、そもそも、DJ自身が曲を選ぶ番組そのものが少なくなってきているので、難しいかもしれない。

2週目は、2008年4月20日(日)25:00-28:00の放送。1部の担当は楠葉絵美、2部は一場麻美とのこと。

2週目:クラブ954スペシャル(TBSラジオ、4月20日(日)25:00-28:00)

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QIC(ウェブラジオFMC、2008年4月7日(月)配信)

「QIC」(ウェブラジオFMC、2008年4月7日(月)配信)

※少しだけ加筆しました。2008年5月4日

ウェブラジオFMCの旗艦番組「QIC」(QUEMULE INSIDER CLUB)が、2008年4月7日(月)配信分で放送600回を迎えた。

第1回放送の1996年5月26日(ウェブ化は9月)から12年弱、聴いているコチラも時おりハラハラするような紆余曲折を経て今日まで続き、一節ではウェブラジオの国内最長寿番組とも言われている。詳細はFMC社主で「QIC」メイン・パーソナリティーの種田守倖氏の著書『聴かせてやんない!——ウェブラジオFMCインサイドストーリー』(くまざさ出版、2003年)を参照のこと。

通常は日曜日の配信だが、今回は2008年4月6日(日)に記念の公開収録が行われ、翌月曜日の配信となった。熊本県外からの参加者が多かったとのこと。放送内でも触れられていたが、(たぶん)全員が日帰りで収録を見に来たようだ。熱心なリスナーが、番組および局を支えている。

熱心なのも理解できる。私が、更新される毎に必ず聴くウェブラジオはウェブラジオFMCの「QIC」のみ。ウェブラジオで、時間と通信費を割いて聴くに値するものは、藁の中から1本の針を探し出すよりも難しい。まぁ、探す努力をあまりしていないのだけれども。何か、面白いのがあったら教えて下さい。

ちなみに、ときどき読んでいるブログがネットラジオをいくつかおすすめしていた。私とはちょっとストライク・ゾーンがちがうけれども、人のおすすめを聴くのはけっこう愉しい:

■[おすすめネットラジオ]おすすめネットラジオ(ラジオファンブログ)

第88回 「頑張って誉めてみようの三 あっし〜もとに〜ルパン〜三世〜」(桜川マキシム)は、わりと面白かった。

「QIC」は各15〜20分の4パートから成り、リスナーからのメールを題材にして「地雷原トーク」が展開される。3つ目のパート「ParaTが斬る!」のコーナーだけは、メインMCのParaT改め榎田信衛門が自らテーマを提示して語る。

メールは世界中から寄せられるが、放送内では味噌天神・堂免公園・九学通りなどの極めてローカルな話題も度たび登場する。最近は、リスナーから寄せられるザウジ情報が熱い。虚無僧の話題が最近少ないのは残念。また、地上派の放送では言ってはいけないとされている用語も時どき登場する(「気ちがい」は割と頻出)。

正直言って、榎田の話術が他の出演者を圧倒しているため、彼の主張にアシスタントがうなづくという放送になりがちだったが、最近は、エビアン元子の危険球、ジョー中山のにぎやかし(彼の声はえなりかずきに似ていると思う)、フェラリア井元の睡眠など、榎田以外の出演者の個性も存分にフィーチャーされている。2008年4月13日放送分(第601回)からは、「深夜快速」アシスタントのピナツボめぐみと、「明日の基礎知識/日刊FMC→neo」のレツゴー匠平も「QIC」の新アシスタントとなる。

とはいえ、榎田のワン・マン・プログラムの傾向は拭えないので、反米保守的な傾向がある榎田に対して、反米左翼のアシスタントを加入してぶつけ、ふたりがつかみ合いの激論を戦わせるも、最後は反米という一点で和解する——なんて新展開はどうでしょう?

FMCには、上で言及したようなレギュラー番組の他に、2007年の東京都知事選挙最強の泡沫候補、外山恒一との交流から生まれた「概ね日刊・深夜快速・臨時増発号『外山恒一・政府転覆首謀者のアーカイブス』」などのコンテンツもある。

「QIC」はトーク・ラジオが好きな人なら、絶対愉しめるはずなので、ご一聴を。

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中国国際放送局、2008年4月12日(日)

○中国国際放送局、2008年4月12日(日)

日曜日の朝はいつものように「Early Morley Bird」(J-WAVE、日5:00-6:00)を聴きつつ散歩。2008年4月13日(日)の話題もチベット。モーリー・ロバートソンがネットで集めたチベット関連のニュースを紹介。なかでも、2008年4月8日付『産経新聞』の記事は興味深かった。天安門の民主活動家たちが、チベット人と反権力連帯を築かないのは、反権力漢人インテリたちも中華思想からは自由でなく、チベット独立には反対なのだという内容:

チベット問題 中国の古来からの排他的な中華思想が背景(産経新聞、2008年4月8日)

「Early Morley Bird」が終ってからは、ダイヤルをあちこち回していたが、ここはひとつ北京政府の立場を聴いてみようと思い、中国国際放送局(いわゆる北京放送)にチューニング。こういう時は、短波も聴ける ELPA ER-21T は、とてもいい。もうちょっと小さければもっといい。

最近、「Free Tibet」のバナーを貼ったブログなどをよく見かける。

私自身も、個人が幸福を追求する権利を国家権力が侵害することには強く反対する。しかし、チベットという個別の事例に責任ある判断を下せるほど、私はチベットを知らない。東欧で社会主義の墓場から民族主義が擡頭するのを幾例も見て来たが、チベットがそうならないとは断言できない。もちろん、基本的人権の一本で猛進することもできるかもしれないが、小心者の私は少し逡巡する。今の無知なままの私では、目を潤ませ、頬を紅潮させ、ヒロイックな陶酔を徒に貪るのがオチだ。もう少し調べたり考えたりしたい。跳ぶ前に見たい。

もちろん、ラサで命を落とした人たちには、そんな時間の余裕はなかったということは理解しているつもりだ。

以上のような関心から、中国国際放送局を聴いてみることにした。コチラの価値観でアチラの価値観を斬るだけではなく、アチラの内的理論を知ることには代え難い意義があるはず。反共保守の人たちは、これをやらない人が多い。当然、左翼にもそういう人はいるが。人の話を批判したいなら、まず人の話を聴いてからでも遅くない。

中国国際放送局は、1コマ1時間の番組を2コマ(うち1コマは前日の再放送)、朝晩に数回リピートしている。私は7:40-9:00ごろまで聴取。周波数は複数有り、時どき変更することもあるので、最新の情報は中国国際放送局のサイトで確認を

この日のトップ・ニュースは、胡錦涛中華人民共和国国家主席の発言を紹介。発言の内容は、チベット問題は、民族問題でも宗教問題でも人権問題でもなく、完全な内政問題だというもの。これは、日本の新聞やニュースでも報じられた:

胡錦涛国家主席、「チベットは完全な内政問題」と強調(中国国際放送局、2008年4月12日(日))

「時事解説」のコーナーでは、ドイツ外交政策協会研究所所長、エーベルハルト・サンドシュナイダー博士(Prof. Dr. Ebehard Sandschneider)のインタヴューを紹介:

DGAP研究所長 チベット問題で不事実な報道に遺憾(中国国際放送局、2008年4月12日(日))

局側は北京政府の主張のサポートとして博士の発言を取り上げたのだと思うが、サンドシュナイダー博士の「私は中国に関する報道をめぐり、現実と実用に適する原則を守っている」という言葉が印象的だ。

私の能力では、博士の元の発言がどうなのか、それがどう訳されているのかまでは知ることが出来ないし、サンドシュナイダー博士についても知らない。そこで、中国国際放送局で博士の発言がどのように引用されているのかを調べてみることにした。

このエントリー執筆時(2008年4月14日(月))現在、局の公式サイト内で "Sandschneider" を検索すると2件のヒット(アルファベット以外の表記体系のサイトは未検索)。いずれも英語サイト。そのうち、博士の主張を知る上で意味があると思われるものは1件。博士がドイツのテレビ番組に出演した際の発言を紹介する内容。ネット経由で寄せられた視聴者からの質問に答えている(ちなみに、博士はインターネットと中国社会の変容についての論文集の共著者でもある):

Asked what he thought the German government should react if China supports the independence of the southern German state of Bavaria, Sandschneider said the German government will make the same reaction if necessary. The German Government must reject with emphasis any interference in its internal affairs.

If demonstrators go on the rampage on May 1 in Berlin's district of Kreuzberg, vandalizing shops, setting cars on fire, the German authorities would also take rigorous action resolutely, Sandschneider said.

"It is important not just to look at China in a know-it-all manner, we should also hold up a mirror to ourselves occasionally...So what I really try to do is to suggest a change of perspective, which would hopefully lead to the conclusion that one-sided observation is not helpful and taking a solely critical view of the action by the Chinese forces may miss the fact," Sandschneider added.

German Scholar, Net Surfers Discuss Lhasa Riot (CRIENGLISH.com, March 19, 2008)

「もし中国がバイエルン州(他州と文化的に異質で、経済的にも潤っているため独立話がよく出る州)の独立を支持したら」「もしクロイツベルク(ドイツ最大のトルコ人街がある都市)でメーデーのデモ隊が暴徒化したら」など、「もしもドイツで」といった、やや位相の異なる話が引用され、チベット問題に直接回答したものではない。もし直接の発言があるならば、どうしてそれを引用しないのかと勘ぐられても仕方がない。また、引用符の付けられた部分は、研究者として当然採るべき立場を語っているに過ぎない。ヨーロッパの良識ある知識人であれば、おそらくこう言うだろう。または、サイードとかを読んでいれば、当然身につけている姿勢。

TIME (Jan. 11, 2007) の取材に対しては、博士はこうも答えている:

Sandschneider, the German China expert, says the Chinese "talk about peace and cooperation and development, which sounds great to European ears--but underneath is a question of brutal competition for energy, for resources and for markets."

"China Takes on the World", TIME (Jan. 11, 2007)

サンドシュナイダー博士については、情報が充分でないため断言できないがものの、おそらく親中派だと思われる。しかし、政府への政策提言のために正確な事実把握に基づいて,極端な偏向のない分析をするタイプのよう。まさに「中国に関する報道をめぐり、現実と実用に適する原則を守っている」タイプだろう。

中国国際放送局については、他人の主張を引用する際の精緻さには難があるというところまでは断言できるかもしれない。少なくとも巧くない。印象的な部分を抜くのではなく、クリティカルな部分を引用するべきだと思う。

とはいえ、放送を聴くことには絶対的な意義がある。少なくとも以上のようなことは判ったわけだし。まさに、サンドシュナイダー博士が言うように、"a know-it-all manner" な見方を避けるためにも、他者の話は聞いておくべきだろう。

ちょっとカタい感じになったので、最後に軟らかい話:

放送の最後の方に「エンタメ・キューブ」というコーナーがあり、中国のヒット曲を紹介していた。英語名の歌手がほとんどで、おそらく香港の歌手なのだろう。その中に混じって、1曲だけ台湾の曲が紹介された。「春泥」という曲名だけは憶えていたので、家に帰って調べたら「哈林」こと?澄慶(Harlem Yu)という人の曲だとか。台湾の曲が流れるのは少し意外だったが、これも「一つの中国」という主張の一端だろうか?


「春泥」

参考:

Voice of Tibet(ノルウェイのオスロにあるラジオ局:チベット語・北京語)

RFA: RFA Tibetan(Radio Free Asia のチベット語放送)

※このエントリーは、昨日の深夜にアップしようとしたところ、保存中にパソコンがフリーズし、タイトル以外の記事が全部消えてしまいました。一度は「やってられるか!」と思いましたが、想い出しつつ内容を復元して再度公開します。RSSリーダーなどをお使いの方、すみませんでした。

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週刊タケダ記者(仮)vol.11(2008年3月30日(日)-4月14日(土)分

○週刊タケダ記者(仮)vol.11(2008年3月30日(日)-2008年4月14日(土)分

今回も、武田記者が登場するポッドキャスティング用コンテンツのリストがあります(「ストリーム」編。2008年3月分まで。結構な量です。本エントリーの後半)。

「週刊タケダ記者(仮)」バックナンバー:

週刊タケダ記者(仮)vol.1

週刊タケダ記者(仮)増刊号

週刊タケダ記者(仮)vol.2

週刊タケダ記者(仮)vol.3

週刊タケダ記者(仮)vol.4

週刊タケダ記者(仮)vol.5

週刊タケダ記者(仮)vol.6

週刊タケダ記者(仮)vol.7

週刊タケダ記者(仮)vol.8

週刊タケダ記者(仮)vol.9

週刊タケダ記者(仮)vol.10

国会担当、中国通として活躍する「タケダ記者」ことTBSラジオの武田一顕記者は、いまや同局の名物と言っても過言でない存在。国会で動きがあると颯爽と登場し、独特のアイロニーで辛口に調味された情報提供・分析で番組を盛り上げている。

小林信彦の『週刊文春』連載コラム「本音を申せば」でも好評価を受けている武田記者の、「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、月〜金22:00-23:40)における発言のなかで「これは!」と思ったものをご紹介。表現の面白さを重視した「タケダ節」収集といった趣を目指す予定。

* * *

「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、2008年4月7日(月)22:00-23:45)

「ところが、政治というのはタイミングですから。中味よりはむしろタイミングですね」

自民党による第三次日本銀行総裁案[白川方明副総裁(総裁代行)の総裁昇格・渡辺博史・一橋大大学院教授の副総裁就任]について:

渡辺真理 副総裁の、その、渡辺[博史・一橋大大学院教授]さん……そのポストとされる渡辺さんに、民主党内から意見が割れてるってことは、また不同意ってこともありうるんですか?
武田記者 ……あのぅ、これが判らない。これが判らなくて——
えのきどいちろう はい。
武田記者 もともと渡辺さんは、民主党が総理官邸に提出した「この人なら総裁でもいいよ」リストってのがあんですよね——
えのきど えぇ。
渡辺 そんなモンが最初にあるんですか?
武田記者 あるんです。それを出してる訳です。そのなかに渡辺さんの名前は、入ってるんです。したがって、えぇ、別に渡辺さんが総裁になっても、副総裁になってもいい。ところが、政治というのはタイミングですから。中味よりはむしろタイミングですね。
したがって、タイミングとして、そのぅ、福田さんはそれでも武藤[敏郎・日本銀行副総裁]さん、それでも田波[耕治・国際協力銀行総裁]さんと出して、二度恥をかいてる。あるいは武藤さん、田波さんに恥をかかた訳ですね。で、渡辺さんに至ったときに、リストには入ってるんだけど、もう民主党は戦闘モードに入ってますから、もう「財務省はダメだ」と、いう……なときにあえて渡辺さんを出してきてどうなのか?
鳩山[由紀夫]幹事長は——民主党の——個人的には「いいんじゃないかと思う」と言ってますが、逆に別の民主党の幹部は「いやぁ、小沢[一郎・民主党代表]さんが硬いんだ」と。つまり小沢さんは、週末のテレビ番組などで、そのぅ、「渡辺さん、財務省出身者ということは、党内で多数の同意が得られないんじゃないかと思う」と言う風に煙幕張ってるわけですから、そうなると、渡辺さんに同意しない。
それから、渡辺さん自身が、もう田波さんとか武藤さんみたいに、そのぅ、国会行って、所信を言って、って恥さらしたくないって言って、今日も半日ぐらい説得に手間取りましたからね。

「また2年か3年たったら自民党に戻るんだから。一回下野すると」

福田康夫内閣支持率%30割れを受けて:

早く解散して、その、全部、その、一旦リセットすると。そのうえで、ホントは政権交代して、また2年か3年たったら自民党に戻るんだから。一回下野すると、いう風にやってったほうが、普通の民主主義の考え方だと、私は考えますけど。

「人ころしちゃったところの自衛隊のが辞めなくて、年金の話[……]で辞めちゃうっていうわけにはいかないわけですから」

民主党議員による舛添要一厚生労働大臣の年金問題に関する責任追及について:

渡辺真理 これは、舛添さんはどうなるんですか?
武田記者 まぁ、辞めさせらんないでしょうね。これひとつはねぇ、石破[茂]防衛大臣が、あのうぅ、漁船と衝突事故。ところが、あのあとず〜っと、何度も説明して、石破さんやめるなってのはいまだに6割ぐらい——
渡辺真理 そうですねぇ。
武田記者 石破大臣支持率ってのはあるわけですね。そうなると、今度は、石破さん辞めさせられない。
渡辺 えぇ。
武田記者 舛添えさんも、内閣的には辞めさせられないんですよねぇ。人ころしちゃったところの自衛隊のが辞めなくて、年金の話が……で辞めちゃうっていうわけにはいかないわけですから。だから、その辺の兼ね合いがあって、内閣としては、舛添えさんも辞めさせられない。
今度逆に、舛添えさんも辞めさせない、石破さんも辞めさせない、道路特定財源でおかしな冬柴[鐵三・国土交通大臣]さんも辞めさせないとなると、じゃぁ、福田[康夫・内閣総理大臣]さんは、なん——つまり内閣総理大臣ってのは、究極の権力は人事ですから、それで何もやってないていうことになって、また支持率が低下するという悪循環に陥ってますよね。 

「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、2008年4月9日(水)22:00-23:45)

参考:4月9日 党首討論(国家基本政策委員会合同審査会) - 政府インターネットテレビ

「福田さんの地金はどちらかというとこっちですよねぇ〜」

福田 vs 小沢の党首討論(2008年4月9日(水))の福田康夫首相について:

渡辺真理 あの、福田[康夫]総理大臣、苛立つとけっこう丁寧な言葉になるっていうんでしょうね。「遅いんですよ!」やや丁寧になる。
武田記者 福田さんの地金はどちらかというとこっちですよねぇ〜。地金が出たってことがひとつ言えるんでしょう。[……]別にキレてた訳じゃなくて、これは作戦ですよね。
藤井誠二 ほぉ〜。
武田貴社 福田さんはわざと、そのぅ、小沢[一郎・民主党代表]さんに全部の質問をぶつけた。
藤井誠二 うん。
武田記者 言い方は地金が出てましたけど、例えば何度も「話し合って下さい」とか「道路の財源についてはもう一回やりましょう」とかいう、あの哀願口調。「可哀想なくらい苦労してますよ」って自分で言ってましたけど——
藤井誠二 ふんふん。
武田記者 これは、むしろその点は、福田さんのホントの性格とは違ってですね、プライド高い福田総理がここまで言うのかなぁ、と言うことから考えても、練りに練った作戦なんでしょうね。

「小沢さんは自民党幹事長までやった大狸ですからね、だから逆の表情をしてた」

福田康夫 vs 小沢一郎の党首討論の小沢一郎・民主党代表について:

武田記者 小沢さんはニコニコして——
渡辺真理 ニコニコなんですか?
武田記者 にやにやニコニコして席で聞いてて、まぁ、余裕という声もありましたけども、実はねぇ、あのぅその後すぐ記者会見、小沢さんやったんですけど、そのときはものすごい不機嫌。
藤井 ほぅ、なんで?
武田記者 小沢さんてのは不機嫌になるとすぐに記者にねぇ「あなたはどう思うんだ!」って聞くんですけど、それ言ってましたから。なぜかと言ったら、小沢さんというのは逆にいえば、満座の中で、公衆の面前で、面と向かって批判されるのが一番苦手なんですね。
渡辺 
じゃぁ、そのニコニコは何だったんですか?
武田記者 それは、余裕を見せてないと、ダメだと思うから——
藤井 ふぅん……
渡辺 だから、わざとニコニコ……
武田記者 わざとニコニコしてる。自分の思ったこと、んわぁ〜んてやっちゃったら、そのぅ、「小沢さん、余裕がなくなって追い込まれてる」と誰もが思いますから、そういう意味では、小沢さん……小沢さんは自民党幹事長までやった大狸ですからね、だから逆の表情をしてた。

「野党党首というくだらない座を争った争い」

与野党攻防の今後について:

武田記者 私は、洞爺湖サミットの前か後、解散がどっちになるか、総辞職がどっちになるかってのが、やはりひとつの分水嶺ですね。
藤井 うん。
武田記者 で、それはなぜかというと、洞爺湖サミットまでに解散なり総辞職に追い込めれば、これは、もう一回、小沢さんが勝つわけです、ね。
藤井 なるほど。
武田記者 ところが、洞爺湖をこえると——7月7日ですから——今度はオリンピックの間は誰も[聴き取れず]。で、9月は、今度は民主党の代表選がありますから——
藤井 あぁ、そうか。
武田記者 そこに向けて、反小沢と小沢の野党のですね——まぁ、私は、野党の、野党党首というくだらない座を争った争いが——
藤井 はははは。
武田記者 そんなところで血みどろになる必要ないのにと思いますが、それに向かって行きますから、その意味でも福田さんは、洞爺湖ごえに向けて今日勝負をかけたと——
藤井 なるほど。
武田記者 いうふうに見たほうが順当だと。

「BATTLE TALK RADIO アクセス」(TBSラジオ、2008年4月11日(金)22:00-23:45)

「昭恵さんが行って、「心配してます」って言伝るんだったら、自分は今やただの一介の議員なんだから行けばいいのに」

チベット問題についての国会の反応の鈍さについて:

武田記者 今日も議院会館すこし回ってその話聞いて来たんですけども、まぁ、支持者から有権者から電話が来ることは来るんですって。だけど、それ[チベット問題についての陳情や意見]は少なくて、圧倒的に、今どうしてくれって来るのは、今はもう、ガソリン——つまり、暫定税率でもなくて、後期高齢者医療制度。
麻木久仁子 「保険証どうしてくれる?」ってこと。
武田記者 「保険証どうしてくれるんだ?」と。[……]国会はご承知のようにガソリンで大混乱。そうなると、今そんなこと[チベットがらみの決議案の提出など]をしている余裕がない訳ですね、国会議院は。だから、なかなかチベット議連の動きも鈍いですし、えぇ、昨日、ダライ・ラマ法王が来てもですね、まぁ安倍[晋三・衆議院議員]さんもね、本人が行けばいいのに、なんで奥さんが行くんだか? 昭恵さんが行って、「心配してます」って言伝るんだったら、自分は今やただの一介の議員なんだから行けばいいのに。
麻木久仁子 「オレが行ったら大変なことになる」ってるところがちゃっかりしてる気がしましたけど。
武田記者 大変なことにはならないわけですけどもねぇ。

「公安とか解放軍に比べれば、外交部なんてのは、つまり中国外務省なんてのは下の下の役所なわけですよ」

チベット問題に関する中国の情報公開と中国外交部について:

われわれは、中国外務省のスポークスマンが言っていることが公式な発表で、それれから中国を類推するわけですけど、チベットの話は内政問題ですから、そうするとチベットを実際に、ほら、コントロールしてんのは、人民解放軍であり、中国の公安当局ですね。そういう公安とか解放軍に比べれば、外交部なんてのは、つまり中国外務省なんてのは下の下の役所なわけですよ。だから中国外務省は、公安、中国公安であるとか人民解放軍の意向にそって言わざるを得ない。 

「火消すとか下らないことやってないで[……、]日本の、その、保守思想を堕落させた、去年政権をほっぽり投げた安倍さんとこ行って講議しろってんでねぇ、先に」

聖火リレー妨害についての脱線話:

長野の聖火リレーの時にどういう措置をとるか。まぁ、こうなると、少し日本でも抗議行動が起きるのかなぁ、外国の人が来てじゃなくて、日本国内で起きるかもしれませんけど、あんな、まぁ、暴力行為、[聖火を]奪ったりとかって暴力行為だから、そういうことをするのは、日本の場合はどっちなのかなぁ。基本的には、いわゆるリベラルとか左翼よりは、右翼がやるんでしょ。だけど、私は、右翼の人がね、もしそういうことやるんだったら、「チベット人のため」とか言ってやるんだったら、そんなねぇ、火を取るとか、火消すとか下らないことやってないで——ちょっと脱線しますけど——日本の、その、保守思想を堕落させた、去年政権をほっぽり投げた安倍さんとこ行って抗議しろってんでねぇ、先に。そっちのほうが先だって。聖火の火なんか消す、どうでもいいことやるよりは。

* * *

○武田記者の画像

既にコアな武田記者ファンであればご存知かもしれないが、武田記者の画像が、意外なことに文化放送のサイトに載っている。

「文化放送報道部日記 「健司と宏枝 22センチのマイク」」という文化放送報道部のブログの2006年10月10日付けのエントリーで、安倍晋三首相(当時)の中国・韓国訪問の同行取材の韓国編で、取材中のスナップのひとつとして掲載されている。下記のページの3枚目の画像に注目:

文化放送報道部日記 「健司と宏枝 22センチのマイク」:
安倍とどこまでも(韓国篇)   =吹野=

* * *

TBSラジオのポッドキャスティングで聴く武田記者

TBSラジオのサーヴァー強化により、ポッドキャスティング用のコンテンツが聴きやすくなりました。TBSラジオのサーヴァー上の武田記者が登場したコンテンツをリスト・アップしてみました(2008年3月ぶんまで)。今回は「ストリーム」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)編です。

今回はかなりの量です。

全部聴いてると大変ですが、テーマをざっと一覧するだけでも、2006年7月以降の国会の主な動きがよくわかります。「あの出来事、そんな前だったっけ?」などといった感じで、結構愉しめます。Let's scroll it down!!

「ストリーム」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)

2006年7月

7/3(月)ニュースさかさメガネ『民主・小沢代表が中国訪問!中国と民主が「国民のあなた」にアピールしたいのはこれだ!』

2006年10月

10/3(火)ニュースさかさメガネ『安倍総理訪中決断…日本、中国、それぞれの思惑は?』

10/6(金)ニュースさかさメガネ『安倍総理のこの一週間あまりの論戦振り返り』

10/16(月)ニュースさかさメガネ 『北朝鮮包囲網のキープレーヤー・中国は何を考えているのか?』

10/25(水)ニュースさかさメガネ『結局金正日はどんな態度だったのか?中国発の情報が小出しになる理由』

10/26(木)ニュースさかさメガネ『安倍政権の教育改革が目指すものは何か?』をダウンロード

2006年11月

11/17(金)ニュースさかさメガネ『参議院で教育基本法改正案の審議が野党抜きでスタート!!いつまで続く異常事態!』

11/21(火)ニュースさかさメガネ『沖縄選が終わり急展開する復党問題。県政が国政に影響している事情は? 』

11/30(木)ニュースさかさメガネ『落選議員まで自民復党へ!自民一党支配はどんな幸せをもたらしてくれるのか?! 』

2006年12月

12/8(金)ニュースさかさメガネ『道路財源見直し策が閣議決定 』

2007年1月

1/9(火)ニュースさかさメガネ『山拓の北朝鮮訪問、本人は意気揚揚だけど、ホントはどうなっているの?』

1/10(水)ニュースさかさメガネ 『今イチよくわからない安倍内閣の外交方針って?』

1/15(月)ニュースさかさメガネ『日中首脳会談、「拉致解決に協力」「4月に来日」の真意は?』

2007年3月

3/9(金)ニュースさかさメガネ『中国全人代が開幕して5日、金融そして格差社会の政策はどうなっているのか?』

3/15(木)ニュースさかさメガネ『都知事選公示まであと1週間!立候補予定者達の争点を徹底検証!』

2007年4月

4/10(火)ニュースさかさメガネ『明日来日する温家宝。本当の目的って何?』

4/20(金)ニュースさかさメガネ『きょうは『自民党の領収書問題』について』

2007年5月

5/31(木)ニュースさかさメガネ『選挙はもう始まっている!年金をめぐる与野党の国会対決で野党は一矢報えるのか?』

2007年6月

6/15(金)ニュースさかさメガネ『国会の会期延長について』

6/21(木)ニュースさかさメガネ 『国会の会期延長が決定!』

6/29(金)ニュースさかさメガネ『いよいよ今夜、国会が大詰めの与野党攻防戦!今ひとつ盛り上がってないのはなぜだ?』

2007年7月

7/19(木)ニュースさかさメガネ 『ダンボール入り肉まんはねつ造だった!?』

7/30(月)ニュースさかさメガネ『“安倍続投会見”の読み方、見どころ』

2007年9月

9/12(水)ニュースさかさメガネ『安倍首相辞意表明について』

9/13(木)ニュースさかさメガネ 『“投げ出し辞任”安倍総理の後継選びはどうなる?』

9/14(金)ニュースさかさメガネ『“福田出馬表明”でなだれを打つ自民党』

9/24(月)ニュースさかさメガネ『“福田総裁”で自民VS民主はどうなる?』

2007年10月

10/5(金)ニュースさかさメガネ『風化してしまいそうなミャンマー情勢!世界の二枚舌がミャンマー民主化を阻んでいる、ってどういうことだ?!』

10/23(火)ニュースさかさメガネ『中国の実権って誰が握っているの?中国ウォッチャー武田記者が解説! 』

10/30(火)ニュースさかさメガネ『突然の首脳会談…福田総理と小沢代表は何を話し合った? 』

2007年11月

11/6(火)ニュースさかさメガネ『小沢さんを引き止めることで民主党を待っているシナリオとは?』

11/13(火)ニュースさかさメガネ『テロ新法案、今後の展望と見所を武田記者が分析!』

11/20(火)ニュースさかさメガネ『否定するほど疑惑が上がる、額賀大臣。この先どうなっていくの?』

11/29(木)ニュースさかさメガネ『守屋前次官逮捕で国会はどうなる?』

2007年12月

12/7(金)ニュースさかさメガネ『民主・小沢代表が中国を訪問。果たしてその意図は?』

12/18(火)ニュースさかさメガネ『福田内閣、年の瀬に訪中へ。なぜこのタイミングなの?』

12/28(金)ニュースさかさメガネ『福田総理の中国訪問について』

2008年1月

1/11(金)ニュースさかさメガネ『衆参「ねじれ」で57年振りの衆議院再可決』

1/21(月)ニュースさかさメガネ『臨時国会が終わったと思ったら、すぐに通常国会、これからの審議のポイントは?』

1/31(木)ニュースさかさメガネ『つなぎ法案取り下げで推理する今年一年の政治の動き!』

2008年2月

2/15(金)ニュースさかさメガネ『早期解散はあるのか?国会は今どうなっているのか?武田記者登場!』

2/28(木)ニュースさかさメガネ『今、国会では何が起こっているの?教えて武田記者!』

2008年3月

3/7(金)ニュースさかさメガネ『民主・社民の審議拒否が続く中、自民が民主を徹底批判!果たしてあなたはどっち派?』

3/13(木)ニュースさかさメガネ『平行線の日銀人事。そもそもなんで民主党は反対しているの?』

3/31(月)ニュースさかさメガネ『民主党は「倒閣シフト」・・・ 世論を味方につける方法はあるのか?』

● △ ■ ×

私は「アクセス」ぐらいしかチェックできないので、武田記者が登場していると思われるTBSラジオの他のワイド番組(「森本毅郎・スタンバイ!」「荒川強啓 デイ・キャッチ!」など)で「これは!」と思われる発言を聴いた方は、お手すきの際にでもこのエントリーのコメント欄で情報提供して下されば嬉しいです。例えば、「「デイ・キャッチ!」で○×について△□と言っていた」程度で構いません。

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大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送、2008年4月8日(火)13:00-15:30)の「大竹メインディシュ」に西川のりおがゲスト出演した。結構聴きモノかもしれない。

出だしは、テレビの深夜放送談義(というか想い出話)から始まり、やがて大阪のラジオ事情と称して浜村淳いじりが展開。映画の筋を全部喋ってしまう件(これは、ときどき「ストリーム」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)でもやっているようなので、東京のラジオ・リスナーも聴いたことがあるかもしれない)、「噛みそうになったら、同じ言葉を2回繰り返す」テクニック(?)、「阪急電車のボディみたいな」「下取り安いだろう」と予想される愛車の話、驚きのギャラ(「プロ野球選手のちょっとした高額年俸の給料に届くぐらい」)などが話題に上った。

他に、道上洋三・アベロク(安部憲幸)にも言及。道上については噂程度には知っているが、番組では山本モナは道上からアナウンサー研修を受けたと語っていた。アベロクについては全く知識のない私。西川によると「非常にラジオ向きでテレビ向きじゃない」「ホントあんたはラジオの人ですね」とのことで、火曜日のアシスタントの山本モナ(彼女は元朝日放送のアナウンサー)は「東京でアベロクさんの話を東京で聞くとは思わなかった」そう。

大阪出身の人であれば、私以上に愉しんで聴ける内容かもしれない。うらやましいゾ、大阪人。

他には、選挙時の西川きよし氏のキレっぷりを紹介したり、橋下徹大阪府知事を「たいしたことないと思いますね」とバッサリ斬ったりしていた。自民・公明の顔色うかがいで当選したにすぎない、「芸人と弁護士の違い」「東国原は芸人ですからね、あっこは芸人の技量が出てますね」など、彼の橋下評は、かなかの慧眼かなとも思った。確かに、橋下府知事には東国原宮崎県知事ほどの人間的な魅力はないなぁ、と私も思う。私の見立てでは、「お勉強のデキる杉村大蔵」程度の感じ。

ポッドキャストで聴けるが、公開期間は放送後一週間程度。下記からお早めに:

○大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインデッシュ」

  
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AM民放各局(東京圏)、春の改編リンク

○AM民放各局(東京圏)、春の改編リンク

TalkMasterに、録ったつもりのないナイター中継が録音されていた。「みうらじゅんの「サブカルジェッター」~2番目がいいんじゃない」(2007年10月6日(土)~2008年3月29日(土)19:00-20:25)のタイマー予約がそのままになったいたようだ。春だ。

春ということで、ネットで東京圏の民放各局の春の改編情報ページを調査。

とはいえ、今回の春改編は民放各局は、あまり大きな動きがない。また、基本的に18:00-22:00あたりが週6日ナイターになるわけなので、番組数も減る。

よって各局、改編特集ページにはそれほど力を入れていない。改編特集ページを設けいているのはTBSラジオのみ。他は、サイトのトップ・ページのバナーなどで新番組を告知する程度:

○TBSラジオ(954kHz)
 TBSラジオ 春の新番組スタート!
  http://www.tbs.co.jp/radio/2008in/ 
 タイムテーブル
  http://www.tbs.co.jp/radio/timetable/

○文化放送(1134kHz)
 改編特集ページは見当たらず。
  http://www.joqr.net/
 タイムテーブル
  http://www.joqr.co.jp/ttb/index.html

 [PDF]文化放送 2008年4月改編番組表
  http://www.joqr.net/cc-qr/dl_files/2008kaihenhyo.pdf

○ニッポン放送(1242kHz)
 改編特集ページは見当たらず。
  http://www.1242.com/
 タイムテーブル
  http://www.1242.com/timetable/

○ラジオ日本(1422kHz)
 改編特集ページは見当たらず。
 トピックス
  http://www.jorf.co.jp/TOPICS/index.php
 タイムテーブル
  http://www.jorf.co.jp/timetable/

コレではあまりにも寂しいので、NHKラジオ第1の改編情報もどうぞ。

この春、NHKラジオ第1は大改編を行ったそうだ。この春は、少しNHKを聴いてみようかと思ったり思わなかったり:

4月、ラジオが変わる! ミミとも。(NHKラジオ第1公式サイト)

個人的には「ジオドラマ・アーカイブス」(NHKラジオ第1、第4日曜23:15-24:00)が気になる。『NHKアーカイブス』所収の約4000本のラジオ・ドラマ中から名作ドラマを、制作当時のエピソードや時代背景を紹介しつつ当時のまま放送するとか。

ついでに、FMの改編情報については、下記ブログをご参照のほど。改編情報の木目細かさと情報量には驚嘆:

FMブログ「BLACKGARDEN」
FMブログBLACKGARDEN(予備)(改編情報専用)

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『954press』2008年4月号(TBSラジオ&コミュニケーションズ)

○『954press』2008年4月号(TBSラジオ&コミュニケーションズ)

TBSラジオの月刊広報誌『954press』2008年4月号(TBSラジオ&コミュニケーションズ)をゲット。ちなみに、フリー・マガジン。


表紙は爆笑問題と友近


巻頭インタヴューも爆笑問題と友近

表紙も入れて全16ページ:

表紙:爆笑問題&友近
pp.02-03:新番組『爆笑問題の日曜サンデー』インタビュー 爆笑問題&友近
pp.04-05:今年のプロ野球中継もエキサイトベースボールにおまかせ!!
 元木大介のコメントなど。
pp.06-07:TBSラジオ2008年「春」新番組がスタート!!
 新番組紹介。
pp.08-09:NEWS & EVENT INFO. 954発!
 TBSラジオ・モバイルキャンペーンガール、大島麻衣(AKB45)コメントなど。
p.10:TBSラジオ環境プロジェクト「今日よりちょっといい、明日を」
p.11:プレゼント情報など。
pp.12-13:Time Table
pp.14-15:BayStars Room
 村田修一選手(取材:白井京子954情報キャスター
裏表紙:村田修一選手

配布場所は、都営地下鉄の15駅と東京近郊のイトーヨカドー90店舗。郵送を依頼して入手することもでき、今月から定期購読の申し込みも始まった。

私はたいてい、イトーヨーカドーでゲット。店によってまちまちだとは思うけれども、フリー・マガジンなどのラックに置いてある。

配布に関する情報をTBSラジオのサイトから下記の通り抜粋(最新情報はサイトで確認のこと):

 ○954press(TBSラジオ公式サイト)

■都営線(計15駅)
都営浅草線   東日本橋、泉岳寺、三田、浅草橋
都営三田線   巣鴨、水道橋、三田
都営新宿線   市ヶ谷、九段下、小川町、馬喰横山
都営大江戸線   青山一丁目、六本木、大門、上野御徒町

■イトーヨーカドー(計90店舗)
●東京都
亀有駅前店/高砂店/四つ木店/金町店/立石店/小岩店/葛西店/木場店/三ノ輪店/恋ヶ窪店/エスパ昭島店/綾瀬店/西新井店/千住店/竹の塚店/大森 店/国領店/滝山店/東久留米店/東村山店/八王子店/南大沢店/上板橋店/戸越店/大井町店/府中店/武蔵境店/赤羽店/曳舟店
●埼玉県
浦和店/大宮店/大宮宮原店/三郷店/加須店/久喜店/坂戸店/春日部店/上尾店/上福岡東店/川越店/川口駅前店/西川口店/新田店/草加店/東松山店/埼玉大井店/和光店/錦町店/蕨店
●神奈川県
伊勢原店/若葉台店/鶴ヶ峰店/洋光台店/桂台店/能見台店/上永谷店/上大岡店/綱島店/たまプラーザ店/立場店/鶴見店/横浜別所店/大船店/茅ヶ崎店/厚木店/溝ノ口店/川崎港町店/エスパ川崎店/橋本店/古淵店/相模原店/大和鶴間店/藤沢店/湘南台店
●千葉県
新浦安店/エスパ我孫子店/我孫子店/臼井店/新四街道店/市原店/姉崎店/津田沼店/東習志野店/五香店/八柱店/幕張店/蘇我店/柏店/八千代店/流山店

※数に限りがございますので、品切れの際はご了承ください。
※毒蝮三太夫のミュージックプレゼントの中継現場でも配布しております。

◆954pressは郵送でも手にはいる?◆

ご希望の方は郵送代として1部140円分の切手を同封し、郵送先を明記の上お申込みください。
※2部以上の場合は希望部数を明記の上、部数分の切手(2部140円、3~4部の場合は200円分)を同封してください。

【宛先】 〒107‐8066 TBSラジオ「954press」4月号 係

954press定期購読のお知らせ

このほど、TBSラジオの広報誌「954press」定期購読の受付を2008年4月より始めさせていただくこととなりました。定期購読をご希望の方は、郵送代として140円切手を6枚と、下記、申込書をプリントアウトし必要事項を記入の上、同封し、お申し込み下さい。

954PRESS定期購読申込書
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爆笑問題 日曜サンデー(TBSラジオ、2008年4月6日(日)13:00-17:00)

○「爆笑問題 日曜サンデー」(TBSラジオ、2008年4月6日(日)13:00-17:00)

ついに、「爆笑問題 日曜サンデー」(TBSラジオ、日13:00-17:00)が始まった。

率直な感想としては、結構おもしろかった。

全体のゆったりとした雰囲気や、ジングルの選曲などは、ちょっと「小堺一機のサタデーウィズ」(TBSラジオ、2000年4月8日(土)〜2006年9月30日(土)13:00-15:00)っぽいかなぁ。

太田光・田中裕ニ・友近と、3人いるせいか、オープニングのフリー・トークの輪郭がチョッとぼやけた感じもしなくはなかった。でも、日曜日のお昼だし、これが普通なのかもしれない。

構成は以下の通り(番組公式サイトによる);

13:00- ラジオ サンデージャポン
14:00- 27人の証言
15:00- サンデー・カラオケベスト10
15:15頃- 田中裕ニのサンデー競馬小僧
16:00- ここは赤坂応接間

「ラジオ サンデージャポン」は、ラジオ版の「サンデージャポン」(TBSテレビ、日10:00-11:30)とのこと。「サンデージャポン」を見ていないのでテレビと比べてどのくらい踏み込んだ話しているのか判らないが、私としてはもっと話を深めてほしかった。テレビとラジオのシナジー効果を狙っているのかな。

「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBSラジオ、2000年10月8日(日)〜2008年3月30日(日)13:00-17:00)で「ニュースの秘密基地」がなくなったのを残念に思っていたので、こういうコーナーがあるのはいいと思う。ニュースについての理解度は、伊集院よりも太田のほうが高いと思うので、太田の場合は「その話題をそう論じても意味がない」という類の分別が働いているように感じた。悪く言えば意外性はない。その代わりに理屈で押してくる伊集院の場合、結果的に変則アプローチになっていて面白い場合もあったので、どっちがいいとは言い切れない。

「27人の証言」は、ある人物などをテーマに、いろいろな人の証言を集めて、その実像に迫るという内容。このコーナーが、私としては一番面白かった。証言を集めてくる係として今回は丁半コロコロが登場。いずれBOOMERも出るのかな、と思ったらさっそく来週のお来し。浅草キッドは無理かなぁ、やっぱり。

このコーナーのタイトルは、太田が好きな、有吉佐和子『悪女について』(1978年)にちなんでいるそうだ。番組サイトによると、この小説は「スキャンダルにまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子について彼女に関わった27人の男女へのインタビューでその女性像を浮き彫りにしていく」という内容だそうで、未読だがこの小説にも興味が湧いて来た。

第1回のテーマは手塚治虫。ジュディ・オングの証言のなかで披露された、手塚の「漫画は終りに来ている」という見解は興味深かった。手塚の主張は、漫画は反逆のメッセージで、それは漫画がサブカルチャーだから可能だった。しかし、漫画がメジャーになって「文化」になってしまい、いまや反逆性が削ぎ落とされ、大衆の娯楽の役割を請け負わざるをえないという趣旨。

オングと手塚との対談は一度のみだそうなので(調べたところ、『新評』11月号(新評社、1978年))、この対談はおそらく『手塚治虫対談集 (1)』<手塚治虫漫画全集388巻>(講談社、1996年)に収録されているもののことだと思う。

「サンデー・カラオケベスト10」は可もなく不可もなし。コーナー・オープニングの太田と友近の寸劇は可笑しかった。

「田中裕ニのサンデー競馬小僧」では、中央競馬のメイン・レースを放送。競馬をやらない私にとっては正直言ってマントラを聴いているようだった。私が競馬を知らないというだけで、爆笑問題ふたりの予想や、レース前の実況アナウンサーとのやりとりなど、競馬ファンにはけっこう面白いのではないかと想像する。

今回は「産経大阪杯」(阪神競馬場)を中継。TBSラジオの競馬実況中継はおよそ10年ぶり、阪神競馬場からの生中継にいたっては昭和46〜7年以来で、桜花賞以外では史上初とか。ニッポン放送ラジオNIKKEIでは競馬中継をやっているが、確かにTBSラジオに競馬のイメージはない。中継の宮澤隆アナウンサーの言では「待ちに待って待って待って待って待たされて」「私も疲れましたよ、待っててもう、まもなく定年ですからねぇ」とか。宮澤アナは、けっこう面白い人だった。

「ここは赤坂応接間」は、ゲストとのトークのコーナーで、まぁ「秘密基地VIPルーム」的。ただ、クイズなどはない。第1回のゲストは「ミュージックプレゼント」(TBSラジオ、月〜金10:27-10:51頃、「大沢悠里のゆうゆうワイド」内)でおなじみ、毒蝮三太夫(元「少年俳優」。聴いた人には解る)。爆笑トークが約1時間つづき、本当に愉しかった。でも、あまりのよどみなさに、今では内容をなんにも想い出せない。

「ここは赤坂応接間」って、なんか語呂が悪い。

来週、田中は早速の休みだとか。裏番組(TOKYO DOME 内のジャイアンツ応援ミニFMのよう)への出演だそうで、「そっちが先に決まってたんだから。伊集院が辞めるなんていう前なんだから」とのこと:

Gfm FM86.3MHz TOKYO DOME EXCLUSIVE BROADCAST

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川口桜まつりin文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号、2008年4月4日(金)〜6(日))

川口桜まつりin文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号、2008年4月4日(金)〜6(日))

 

前回、文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号)に出かけた際、「川口桜まつり」(今年は2008年4月4日(金)〜6(日))のときに送信所構内が開放されることを知ったので、5日(土)に出かけてきた。

文化放送送信所(埼玉県川口市赤井3丁目9番16号)(当ブログ内)

ようこそ! 川口桜まつり(公式サイト)

今回は、散歩がてらに荒川沿いを散歩し、JR川口駅からバスで行くことに。途中でダイエー川口店に寄ったが、TBSラジオの月刊広報誌「954press」はなかった。まだ早かったかな?


JR川口駅東口からバスで「蓮沼」まで。片道230円。
バスに乗るのは久しぶり。こういうドリンク・ホルダーは修学旅行を想い出す。
送信所最寄の「蓮沼」バス停からチョッと路地を入ると——
 


送信所です。前回来たときは人っ子ひとりいなかったのに……。
ゲートの後ろに見えるポールが送信アンテナ。
見方を変えると、電波塔を信仰している村の祭のようにも見える。
 


構内。先週の日曜が満開だった。


左を見ると、どこかのどなたかのオン・ステージ。


さて問題、これは何でしょう?


正解はこちら。送信アンテナを固定する「ステー」の台座でした。
さっきのと比べると、かなりの世代交代ぶり。
 




送信所内の建物。
 


構内にもうひとつの門、その前には東南アジアの軍人のような警備員が。
 


門の奥の建物。送信所職員の詰所だと思われる。
今日は祭関係者の控え室になっているようだった。
 


送信所から振り向くと、結構きれいな桜並木だが——
 


やや葉桜ぎみ。
 

川口桜まつりは2008年4月6日(日)もやってます。

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赤坂 Sacas坂 STUDIO(TBSラジオ + akasaka Sacas、3月20日(木)〜4月6日(日))

○赤坂 Sacas坂 STUDIO(TBSラジオ + akasaka Sacas、3月20日(木)〜4月6日(日))

実際のところどの程度話題になっているのかわからないakasaka Sacas に、TBSラジオの特設スタジオ「赤坂Sacas坂STUDIO」が3月20日(木)〜4月6日(日)の期間限定で設置されている。

ちなみに、水曜JUNK2「エレ片のコント太郎」(TBSラジオ、2008年3月27日(水)27:00-28:00)では、「ほっ建て小屋」「akasaka Sacas のなかで、一番ちゃちい施設」「一番お金のかかってない」「壊す気まんまんの感じ」と茶化されていた。

実を言うと私は、3月22日(土)の「サタデー大人天国!宮川賢のパカパカ行進曲!!」(TBSラジオ、土15:00-16:55)を聴きに行こうと思ったが用事でダメだった。

2008年3月31日(月)に帰りの電車の中でラジオを聴いていると、「こちら山中デスクです」(TBSラジオ、月20:00-22:00)の公開放送をやっているとのこと。ラジオ馬鹿としては、4月6日(日)に撤去されるまでに一度は赤坂Sacas坂STUDIOを見ておこうと思っていたので、これを好機ととらえ、思い切ってちょっと寄り道してみた。


遠くに見えるのがスタジオ。手前の左側の柱はTBSストアのもの。


20〜25人ぐらいのギャラリーが集まっていた。
リスナーが、
ギャラリーに公開放送についてメールで質問する企画が進行中。
360°モンキーズのモノマネには間に合わなかった。残念。


見上げるとビッグハット。
数時間後にはあの下で押切もえと原口あきまさが右往左往。


視線を下ろすと,再びスタジオ。
前のほうに陣取って,携帯電話で
終始ムーヴィー撮影している人も数人。
よって、私はあまりスタジオに近づけなかった。
デジタル時代も良いのか悪いのか。


放送中の山中秀樹&久保田智子アナ。
テレビで見る印象通りのおふたりでした。
手前に稲穂のように垂れている影は、ギャラリーの声を拾うマイク。


久保田アナ。
髪で表情が
あまりわかりませんでした。残念。

15分ぐらいの短い見学の後、帰路へ。赤坂って、交通の便が今ひとつ中途半端。

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伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年3月30日(日)13:00-17:00)

○「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBSラジオ、2008年3月30日(日)13:00-17:00)

 

「伊集院光 日曜日の秘密基地」終了

「伊集院光 日曜日の秘密基地」(TBSラジオ、日13:00-17:00)が、2008年3月30日(日)をもって終了した。

最後の月は第5週目があるので、ひょっとしたら最後のアシスタントは竹内香苗アナかなとも思ったが、外山惠理アナだった。外山アナは外山アナで感じがいいので、愉しく聴けた。当の外山アナは、嬉しいと前置きしつつも。「今日はアシスタントがいちばん肩身せまい感じ」とも語っていた。

先に総括して言えば、最終回の放送を聴き終わって、不思議なほど何の感慨もなかった。

この日は、前半が「インタビュー天国と地獄 これが最後のお蔵出しスペシャル」、後半は「ヒミツキッチの穴」という構成で、番組の7割程度が「インタビュー天国と地獄」の蔵出しスペシャルだった。過去の対戦で負けた側のプレゼンテイションがもう一度行われる敗者復活戦という感じ。一度すでに聴いたことのあるプレゼンを何時間も聴くことになるわけで、私は聴きながら途中でダレてしまった。

「ヒミツキッチの穴」も中途半端な感じで終り、ラストにスタジオに登場したレギュラーのアシスタントの面々もそれほどフィーチャーされず、10年続いた番組がついに終わるという趣はなく、中途半端なカット・アウトという感じ。伊集院の照れもあるのだろうけれど、もうちょっともったいぶって欲しかった気もする。

爆笑問題、「秘密基地」終了を語る

ところで、後続番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ、日13:00-17:00)を担当する爆笑問題が、2008年3月27日(火)の火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ、火13:00-17:00)でこの件についてようやく語った:

太田 忙しくなるなぁ。
田中 ハハハハハハ。
太田 いやぁ、ホントに。
田中 忙しくなりますよ。
太田 日曜日、「サンジャポ」[「サンデー・ジャポン」TBSテレビ、日9:54-11:30]やって、それで、みんなに言われましたけど、「馬鹿じゃないか?」って言うんだけどねぇ、しょうがない、伊集院が辞めたいって言うんだからしょうがない。
田中 ハハハハハハ。
太田 あいつがさぁ、いい加減に放り出しやがって、ほら、さぁ——
田中 放り出したって、まぁ、ね。
太田 ね、受けざるを得ないでしょ、伊集院だから。ね。このあいだ伊集院と……メシ食ったとき、チョッと……またさぁ、「よく引き受けましたねぇ」なんつって言うからさぁ、「冗談じゃないよ」なんて言ってたんだけど、本当は、もうオレは、あのう、その話を聞いた時に「やる!」って——
田中 ハハハハハハ。
太田 ふたつ返事で引き受けたこの男!
田中 ハハハハハハ。ふたつ返事でね。
太田 何にも……いや、もちろん「やりますよ!」
田中 「やりますよ!」って
太田 「伊集院、辞めんの? あぁ、じゃぁ、僕やりますよ」
田中 即答ですよ。
太田 即答で。
田中 即答ですよね。
太田 一応なんか「困ったなぁ」みたいなフリは伊集院にはしたけどね。「冗談じゃないよ。お前が辞めるからだろ」
太田・田中 「しょうがなくて」
太田 「請け負ってんだよ」って言ったんだけど、ホントはもう、その、前に言われた時に「あ、やります」
田中 ハハハハハハ。
太田 「全然構わない」と。
田中 ハハハハハハ。
太田 「全くOKです」って、ね。えぇ。
田中 えぇ。
太田 何でしょうね?
田中 何でしょうね?
太田 んん。
田中 んん、だから日曜日の生放送が、要は「サンジャポ」と、ね……からずっとですから。えぇ、5時間半ぐらいね。
太田 ブーブぐらいに……の感じですね、僕ら。ブーブぐらいの感じですね。
田中 ブーブぐらいの感じ?
太田 TBSにいる感じがね。
田中 ていう感じが。
太田 ていう感じが、ブーブぐらの感じで。
田中 あぁ、そうですか。ブーブぐらの感じでね。

ふたりで繰り返した「何でしょうね?」という言葉の行間に、伊集院と爆笑問題の同志愛を勝手に感じたり感じなかったり。

伊集院光、「秘密基地」終了を語る

また、伊集院自身も、月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、2008年3月31日(月)13:00-17:00)で初めて、「秘密基地」終了について語った:

ネット[局]で聴いてたりとか、まぁまぁそのぅ……いう人とはあんま関係ないっちゃ関係ない話なんですけど。まぁ、TBSでもう一本日曜日に番組をやってて、で、それが10年やった区切りで昨日最終回になったんですけど。

面白いなぁと思ったのはね、なんかこう、タイムラグみたいなこと。

オレ自体は、その番組を辞めようか辞めまいか迷ってた時とかはすごい一生懸命迷ってるし、「よし、辞める」って決めた時にはすごい勇気もいるじゃんか。それと、ましてや事務所とTBSに「辞めます」って言いに行く時に、既にオレの中では終わってるっちゃ終わってるわけ、気持ちは。もちろん、最後までキチンとやろうってのは残ってるし、日々一日一日の番組に関しては、一週一週の番組に関してはまた別だけど。だから、「最終回だ」みたいなことに関する感傷とか、それからあと、そのぅ……想いみたいもののピークは「辞めます」つった所にあるわけ。だけど周りの人はそうじゃないじゃんか。

で、ちょっと「面白いなぁ」って思ったのは、なんかそのう……変な話、「最終回だけど、どうなの?」とかって周りの人に言われた時は、オレ自体は淡々としてるわけ。「もう腹はくくったんで」ていう感じになってんだけど、なんかその、変に、だから、第三者的な感じで最終回を迎えてたりしてるんだけど。番組始まる前に、TBSの安住[紳一郎]アナが、わざわざ自分の番組[「安住紳一郎の日曜天国」TBSラジオ、日10:00-12:00]終って、すぐ帰らないで、残って、スタジオに来てくれて、ほいで、あのぅ、「ホントにお疲れ様でした」みたいな感じになってんのよ。

で、聞くと、割と僕が日曜日にやってた番組を聴いたり聴かなかったりしてくれてたらしい。で、ある程度の想い入れをもっててくれたらしいんだけど、ちょっと感極まった感じになってて。あ、なんか、ちょっと、だからそこに対してオレは割と第三者的になっちゃってるから、なんかこう、「あぁ、こんな感じにひとの番組に対して熱くなってくれたりする人なんだぁ」みたいな感じで見てたんだけど。

で、その後チョっと思ったのが、こっち変に冷静だから、最後に安住君が半分冗談、冗談を入れたユーモアのある挨拶なんだろうね、半分、こう本気みたいなので、「僕が、もしTBSですごい偉くなって権力をもったら、絶対に条件を整えて伊集院さんをまたお迎えしますんで番組やって下さい」みたいなこと言うわけ。「あ、はい、ありがとう」つって、すーって帰って行って、で、周りの人はみんな「いい人だね」つってんだけど、オレの中では、「え? オレ、条件で辞めてないけど」ていう。フフフフフ。

だから、真面目な人だから、もう、そう思ってんだろう。伊集院さんのことだから、伊集院さんのことだから、カネに汚い伊集院さんのことだから、たぶん5千円、1万円の賃上げを要求して辞めたと思ってんだろうね。ねぇ、あのう、フフフフフ、G.G.伊集院のことだから、おそらく、相当これ、自費キャンプも辞さないみたいなことになってって、それでやってんだろうなってのが、もうオレ、なんかそれがすごいさぁ、「面白い」は語弊があるんだけど、「あぁ、そう思われてんだ」みたいな。勢い、勢いよくそんなね、わざわざ、忙しい人だからあの人も、わざわざ来てもらった勢いにみんな押されちゃってるわけ。押されちゃってんだけど、そん中で、なんか、ひとりポカ〜ンとしながら、「あぁ、やっぱりオレ、周りから「またトラブってんだ」って思われてんだなぁ」と思って。何度も言うようだけど、全然トラブってないから。条件とかそういうので、もめてないから。

参考:○安住紳一郎の”にち10日記”(2008年3月2日(日))(「安住紳一郎の日曜天国」の放送後記)

この後、31日の「馬鹿力」は、同時間帯に放送されていたTBSテレビのビンゴ・ゲーム番組のサーヴァー・トラブルいじりや、ハウステンボス旅行の話など、ここ最近では出色の面白さだった。

「秘密基地」に話を戻すと、伊集院は「事務所とTBSに「辞めます」って言いに行く時に、既にオレの中では終わってるっちゃ終わってるわけ」と語った。他方、リスナーである私は、番組終了宣言以降は、どこか消化試合の気分が否めないまま聴いていた——番組自体は普段のクオリティーを保っていたかもしれないけれども、少なくともコチラの気分はそうだった。他のリスナーはどうだったのだろうか?

とはいえ、この番組がなければ、日曜の昼ワイドなんて聴くこともなかっただろうから、この番組から影響を受けたといえば受けたのは間違いない。

でも、あっけなかったなぁ。

※当ブログ内の「伊集院光 日曜日の秘密基地」についてのエントリー:

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年6月24日(日))

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年7月28日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年8月4日(日)13:00-17:00)

世界陸上開幕! 伊集院光 日曜日の秘密基地 2番手が世陸を面白くするスペシャル!(TBSラジオ、2007年8月26日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年9月9日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年9月16日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地 お店の不思議徹底解明スペシャル(TBSラジオ、2007年10月21日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年11月25日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年1月6日(日)13:00-17:00)

追加:伊集院光 日曜日の秘密基地 お店の不思議徹底解明スペシャル(TBSラジオ、2007年10月21日(日)13:00-17:00)

伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)130:0-17:00)

追加:伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)130:0-17:00)

大竹まこと ゴールデンラジオ!(文化放送、2008年2月25日(月)13:00-15:30)

リンク:伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2008年2月24日(日)13:00-17:00)

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ、2008年3月1日(土)21:30-23:30)

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TBSラジオ「ストリーム」[編]『コラムの花道——2007傑作選』(アスペクト、2008年)

○TBSラジオ「ストリーム」[編]『コラムの花道——2007傑作選』(アスペクト、2008年)

※若干加筆しました。2008年4月5日(土)

TBSラジオ「ストリーム」[編]『コラムの花道——2007傑作選』(アスペクト、2008年)がついに出た。というか、出ていた。日曜日に池袋を巡回中(?)、久びさに寄ったLIBROで思わず購入(LIBROって、品揃えは面白いけど建物の構造がヘンで買いものしにくいので、長らく足が遠のいていた)。

この本についてご存知のない方のためにザッと説明すると、TBSラジオの「ストリーム」(月〜金、13:00-15:30)で、日替わりコラムニストが自分で選んだ話題について縦横に語る「コラムの花道」を、いいトコ取りして書籍化したもの。これに加えて、「愛聴者コラム」と題して、石野卓球、しまおまほ、林操、水道橋博士が寄稿している。

実を言うと,私は町山智浩(火曜日担当)の回のみをポッドキャスティングで聴いているので、ほかの曜日はほとんど聴いたことがない。したがって、新鮮な気持ちで愉しんで読むことが出来た。ちなみに、私が町山を知ったのもこのポッドキャストがきっかけだったりする。

なお、「ストリーム」はTBSラジオで最もポッドキャスティングのアーカイヴが充実していて、今回の本に掲載されたラジオ・コラムを過去に遡って改めて聴くことが出来る:

<掲載コラム一覧>
リンクを貼っておきました。

みうらじゅん 2007年のマイブームはカマドウマ&磯自慢で決まり!?

吉田豪 角川春樹インタビュー「オレがチンギス・ハーンだ!」

みうらじゅん 勝手に映画批評 映画版『愛ルケ』を映画徹底分析!

吉田豪 なにゆえ吉田豪は菜食主義者になったか?

大槻ケンヂ ムー脳を活性化させモーケレ・ムベンベを追え!

阿曽山大噴火 前代未聞! マジック実演裁判in東京地裁

町山智浩 アメリカの巨大掲示板「クレイグスリスト」

勝谷誠彦 43年ぶりに実施された全国学力・学習状況調査

豊崎由美 渡辺淳一のベストセラー! 『鈍感力』をメッタ斬り!

いとうせいこう ディズニーリゾートは植物なしには語れない!

町山智宏 パリス・ヒルトン追っかけリポート裏話

阿曽山大噴火 東京簡易裁判所で最もキャラが立つ岩垂裁判長

勝谷誠彦 「ストリーム」には出演拒否!? 安倍晋三は「饒舌な貧乏神」

勝谷誠彦 柏崎刈羽原発火災 「偽装国家」を暴く

町山智浩 闘いは終わらない!? ザ・シンプソンズvsFOXグループ

辛酸なめ子 なめとも潜入取材 ちょっと怪しい大人向けバー

吉田豪 本物のヒールはどっちだ!? 亀田一家&エリカ様問題を総括!

勝谷誠彦 ロッキード事件に似ている守屋前事官の防衛利権問題

辛酸なめ子 ヨガの体験取材はちょいエロ&スピリチュアル!?

石原壮一郎 月刊「大人気ない発言」10月号 そんなに悪い!? 赤福問題

勝谷誠彦 イエローペーパーに踊らされるな! 小沢代表、プッツン辞意表明の分析

生島淳 長島、室伏、横峰、亀田…スポーツ選手の親離れと子離れ

町山智浩 ビリー牧師の過激パフォーマンス 買い物狂社会アメリカの不買運動

町山智浩 オークランドは危険な街!? 近所のパン屋が殺人組織だった!

辛酸なめ子 なめとも潜入取材 若い男のエキスが吸える萌えスポット

<掲載本数>
堀井憲一郎風。

5本:町山、勝谷

3本:吉田、辛酸

2本:みうら、阿曽山

1本:大槻、豊崎、いとう、石原、生島

最初に、目次を初めとして勝谷誠彦のコラムに出てくる「守屋前官」は「守屋前官」では?

さて、個人的に琴線に触れたのは大槻ケンヂの「ムー脳」とみうらじゅんの「磯フラボン」という用語。単純にウケた。

次に、放送と異なり註釈がついているのも面白い。町山智浩×勝谷誠彦戦争は、彼らが編集者だった20年前に遡るのだということも載っていた。「「自由にモノが言えない政治体制が大嫌い」というスタンスはたいへん近いと思うのだが……。」という編者のコメントも添えられている(p.140)。

再三このブログでも言ったが、私は町山寄り。しかし、勝谷が安倍晋三前首相を評した「饒舌な貧乏神」という表現には思わず笑ってしまった(pp.140-150)。林操が「愛聴者コラム」で指摘するように(pp.162-164)、東京電力柏崎刈羽原発火災について、マスコミが大人の事情で日に日に沈黙していくなか吠え続ける勝谷の姿勢は評価できる(別の意味では、彼の言論がゲットー化され、ガス抜きになっているという危惧もしている)。とはいえ、勝谷が「秘密基地VIPルーム」(『伊集院光 日曜日の秘密基地』TBSラジオ、2007年11月25日(日)13:00-17:00)に出演したときにも感じたが、私は思想的には彼とは遠いなぁ。

○伊集院光 日曜日の秘密基地(TBSラジオ、2007年11月25日(日)13:00-17:00)

他には、「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(TBSラジオ、土21:30-23:30)でもおなじみの、しまおまほが「ラジオ警察」となったきっかけが「コラムの花道」だったこともわかった(pp.114-117)。

巻末の「2007年「コラムの花道」全記録」(pp.296-301)では、放送された全ての回のコラムニストとテーマを一覧することができる。この「全記録」があると、改めて聴きたいときに番組サイトで探しやすい。とても便利。

この「全記録」が毎年手に入るとありがたいので、続刊を希望。そのためにも、皆さんでこの本を買いましょう。「ストリーム」プロデューサー三条毅史のブログによると

この企画がうまく行ったら(=すなわちちゃんと売れたら)来年以降も年鑑っぽく出したいし、「コラムの花道・お蔵出し」などと称して2004〜06年の傑作もまとめてみたいものです。

2007-12-26 - ラジオプロデューサーのお仕事

とのことなので、期待できそう。

最後に、本の帯に出ている小西克哉・松本ともこの写真は、チョっと感慨深い。小西のヒゲには白いものが混じり、マッピーは梶芽衣子みたいになってるし。

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