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A & G SUPER RADIO SHOW アニスパ!(文化放送、2008年3月1日(土)21:00-23:00)

「A & G SUPER RADIO SHOW アニスパ!」(文化放送、2008年3月1日(土)21:00-23:00)

「アニラジ」ぎらい

いわゆる「アニラジ」がきらいだ。

「アニラジ」とは、アニメとゲーム関連の内容を主とする、多くの場合は声優がパーソナリティを務める番組のこと(コレであってますか?)。いい歳した作り声の女が少女の体裁で呼び掛けてきたり、どこのどなたか存知あげない男が二枚目声で粉をかけてくる。基本的にアニメを見ず、ゲームは一切しない私には、残念ながら、アニラジには概して聴が所もない。

友だちにはオタクも結構いる。他方私は、心根は文化系でも、青春時代を通して体育会系の生活を貫いてきた(しかも武道)。

でもなぜかオタクの友だちは、オレにアニメや漫画の話をしたがった。聞いてくれそうな感じがするのかもしれない。友だちが貸してくれた士郎正宗『攻殻機動隊』(講談社、1991年)はなかなか面白かった。終盤、福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書、2007年)とも通じる面白さがあった。でも、永野 譲『ファイブ・スター物語』などはピンとこなかった(長いし)。必ず見ていたアニメは、夏休みにやる『ルパンIII世』のテレビ・スペシャルのみで、決まって毎年、手酷い裏切りに意気消沈させられている。まぁ、この程度です。

私のアニラジに対する気持ちを、大槻ケンヂが「みうらじゅんの「サブカルジェッター」〜2番目がいいんじゃない」(TBSラジオ、2007年11月10日(土)19:00-20:25)で、次のようにうまく言い当てた——

「知らねぇよ」って。声優の人たちがさぁ、ホントねぇ、声優が内輪の話してんですよ。

ラジオの感想・批評サイトをネットで捜すと、アニラジがらみのモノが多い。確かに、声で仕事をする声優とラジオとの親和性、アニメやゲームとネットとの親和性を考えると、これも道理かもしれない。

「アニスパ」ずき

そんななかでも聴いているアニラジがふたつだけある。そのひとつが「A & G SUPER RADIO SHOW アニスパ!」(文化放送、2008年3月1日(土)21:00-23:00)


 

もともとは文化放送のインターネットラジオBBQRでやっていた「浅野真澄・鷲崎健のスパラジ!」(BSQR489および文化放送インターネットラジオBBQR、2003年6月13日〜2003年9月19日、2004年1月9日 - 2004年3月19日、隔週(金)23:00 - 25:00)が、地上派に昇格したもの。「アニスパ!」は、『Quick Japan』63(太田出版、2005年)ラジオ特集号でも、名だたる番組に混じって紹介された。

この番組を聴いている理由は、鷲崎健浅野真澄のかけあい。とにかくふたりの息が合っていて、浅野の突飛でアナーキーな発言(これにより「荒鷲」と呼ばれることもある)と、鷲崎のツッコミとが、純粋に愉しい。良くも悪くも、聴いた後に何も残らない(褒めているつもり)。何も残らないので、ここで言及するチャンスがなかった。

文化放送の「A & G ゾーン」(アニメとゲーム関連の番組帯)の旗艦番組的位置付けであるにも関わらず、声優である浅野はアニメについてあまり詳しくないようだ。それが幸いしているのか、門外漢の私にも充分愉しめる。フリー・トークは、普通のトーク・ラジオとしても高い水準だと思う。ゲストも知らない人たちばかりだが、きっとふたりが面白くしてくれるだろうと思って信頼して聴ける。でも、聴いているうちに、多少はアニメとか声優のことがわかってきたといえばわかってきた。

鷲崎はPOAROというユニットで活動するミュージシャン。月曜UP'S(当時)「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ、月25:00-27:00)の「輝け! 紅白電波歌合戦」(1996年)で有名になったらしい。結局伊集院の話に戻ってきてしまった。

名もなきページ:伊集院光辞典−か

輝け!紅白電波歌合戦


鷲崎 健「娘よ」(2008年)
 

浅野は声優で、最近は「あさのますみ」のペン・ネームで、童話「ちいさなボタン、プッチ」で第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞を受賞したり、「花」でブレイクした奄美大島出身のシンガー中孝介のシングル「春」(2008年4月9日発売予定)に詞を提供したりと、文筆活動も行っている。

Masumi Asano web site 浅野真澄/あさのますみオフィシャルサイト

最近、浅野の荒鷲ぶりが後退しているのが残念だが、先日(2008年3月1日(土))のオープニング・トークが面白かったので、今回ブログで取り上げようと思った。まぁ、下ネタだけども:

浅野 私はいっぱい[結婚の]条件あるんですけど、タケちゃんは?
鷲崎 そうですよね。え〜、結婚? 結婚?
浅野 結婚願望はある?
鷲崎 そもそもそれがないんですよ。
浅野 はぁ〜。
鷲崎 そう! 
浅野 女子とさぁ——
鷲崎 おぉ。
浅野 ——あ、そうだよね、付き合ったことはあるよね。
ふたり はははは。 
鷲崎 そうだね。そうだね。
浅野 付き合ったことはあるよね。
鷲崎 付き合ったことはありますけどね。
浅野 あそっか。え? タケちゃん、付き合ったってさぁ、デートしたとかが付き合っただけじゃなくてさぁ、何ていうの——
鷲崎 うんうんうん。
浅野 それ以上のこともしたことある?
鷲崎 それ以上……あのぅ、——どこの話をしてる? 今、何の話したい? 今、何の話したい?
浅野 その話は、じゃぁ、やめて……。
鷲崎 はははは。
浅野 結婚の条件て、なぁに?
鷲崎 結婚の条件、わからん? そもそも結婚願望があんまりない——すっごいぶっちゃけた話していい?
浅野 うんうん。
鷲崎 すっごいぶっちゃけた、誰も別に愉しくない話ですけども、していい?
浅野 じゃぁ、やめて。
鷲崎 あのぅ、身の回りで——
浅野 やめて、タケちゃん。
鷲崎 身の回りの友だちで結婚してる人間が、こぞって離婚してるんですよね。
浅野 あぁ〜、そうなんだ?
鷲崎 仲良しの友だちとかがね、で、結婚してる人が、ワリと離婚率がですね——
浅野 はっは〜ん。
鷲崎 6割超えてるんですよね。
浅野 すご〜い。
鷲崎 すごいでしょ。
浅野 アメリカとトントンだね。
鷲崎 はははは。おまえの例はデカい。はははは。
浅野 はははは。
鷲崎 友だちの離婚率と、ハンバーガーの消費率がアメリカとトントン。はははは。
浅野 すっごい。
鷲崎 そうなんですよ。
浅野 あっそ。それ見ちゃうと、ちょっとアレだよね。
鷲崎 そうなんですよねぇ。
浅野 え? ちなみに、タケちゃんってどういう女の人が好きなの?
鷲崎 オレ?
浅野 うん。
鷲崎 あのぅ、前も言うたことあると思いますけども——
浅野 うんうんうん。
鷲崎 えぇと、僕のサービスを100%受け入れてくれる人。
浅野 サービス? 性的な?
鷲崎 あははははははは。あの、たとえばさぁ、家に帰って——
浅野 他に何だよ?
鷲崎 何で他にないねん、おまえ? 何でおまえ、男が女にするサービスは性的なヤツのみか、おまえ?
浅野 わかった、あるある。
鷲崎 あははははははは。だからだから——
浅野 わかったわかった、ありますあります。
鷲崎 ちがうちがう、その言い方、何て言うの、おまえに不利やていうのわかってる?
浅野 そうだね、私も今そう思った。
鷲崎 おまえにとって不利な発言やていうの、今わかって発言してる、今?
浅野 はははは。今、私なにも考えないで喋ってるだけだから。それで? サービスって何?
鷲崎 だからねぇ、たとえばふたりでいるときに、わ〜ってしゃべったりさぁ、なんかこう、なんかいろいろ、こう、笑かしたりするとするじゃない——
浅野 う〜ん。
鷲崎 そんなときに、「いいのよ、私といるときは」あのう「そんな頑張んなくて、普通に自然にしてくれて」——
浅野 うん。
鷲崎 ——て言われるとダメ。
ふたり はははははははは。
鷲崎 オレのサービスを100%受け入れて、「はっははは。タケちゃん、ナイス!」て言っといてほしい。
ふたり はははははははっは。
浅野 ねぇねぇねぇ。
鷲崎 なになに?
浅野 そういう関係になった後にさぁ、何ていうか、こうさぁ、色っぽい雰囲気になる?
鷲崎 そう……だよね。
浅野 うん。
鷲崎 何ていうのかなぁ——
浅野 なりづらくない?
鷲崎 だって、それって、オレの高田文夫が欲しいってことだもんねぇ?
ふたり ははははははははははは。
鷲崎 オレの高田文夫……高田文子ちゃんが——
浅野 はははは。
鷲崎 欲しいってことだから。
浅野 そう。
鷲崎 そうだね。まぁでも——
浅野 色っぽい雰囲気になりづらいよ。
鷲崎 高田文子も頑張ればイケるよ。
浅野 はははは。
鷲崎 頑張れば色っぽい雰囲気にもなる。
浅野 あぁ、ほんと?
鷲崎 ただ——
浅野 うん。
鷲崎 ベッドでもゲラゲラがほしい。
浅野 えぇ〜、ホントに?
鷲崎 マジマジマジ。
浅野 どんな? 「本物、コレ?」みたいな?
ふたり はははははははは。
鷲崎 ちょ待って、ちょ待って。おまえ、どんな——セックスしてんの?
浅野 いやいやいやいや。
鷲崎 直語[?]で、いま言うてもうたけど。楽屋バラしみたいで、ゴメンな。
浅野 何も考えないで喋ってるだけなんですけどぉ——
鷲崎 うんうん、何も——
浅野 「ゲラゲラ」って何?
鷲崎 何も考えんで喋んのはええけども、何も考えんとクエスチョンをされたら困る。答えるもん。あはははは。
浅野 あはははは、そっか。
鷲崎 そうだね、まぁ、ゲラゲラ、何ていう、ゲラゲラ——
浅野 ゲラゲラ……あ、そっか、「タケちゃん、コレできるぅ?」みたいな?
鷲崎 あはははははははははははははははは。
浅野 「できる、ねぇ? できる? できる?」みたいな。
鷲崎 あはははははははははははははははは。こういうことかなぁ。そういうこと……ゴメン、「ベッドでゲラゲラ」は言い過ぎた。
浅野 そうだよねぇ? ありえないよねぇ?
鷲崎 そうだねぇ。
浅野 はははは。
鷲崎 そうだねぇ。
浅野 そうだよねぇ。
鷲崎 ちょと、ちょと言い過ぎた。うぅん……。
浅野 ははは。まぁでも、タケちゃん、そこにのっかってほしいんだ?
鷲崎 そうだね。あのぅ、「いいのよ、自然にしてくれて」って言われると、なんか、どうしていいかわかんねぇ。
浅野 あぁ、ははは、なるほど〜。
鷲崎 どうやっていいかわかんねぇから、「うぅん……」てなる。
浅野 はははは。
鷲崎 「うぅん……」てなっちゃう。

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コメント

初めまして、アニラジがらみのはなしが出てきたのでちょっとコメントしたいと思います(全然スパラジとやらとは関係ないけど汗)。僕は伊集院とアニラジを同時に聴視するタイプだった(過去形)のですが、文化放送がアニラジに本腰を入れてきたのは1990年代初頭だったと思います。それまでもポツポツ声優さんがパーソナリティをつとめる番組はあったと思うのですが、開局30(40?)周年記念と題してラジオドラマ「ガイアギア」が放送され、それ以降ラジオドラマ→ラジオアニメがいっぱい放送されるようになったと記憶しています。当初はラジオドラマ(アニメ)がメインでNHKFMのドラマみたいに30分まるまるドラマだったのが、そのうち出演声優がちょろっと顔出す程度に番組の進行役をやるようになり、そのうちドラマ部分とフリートーク部分が逆転して声優のフリートークがメインの番組が濫立ていったんですよね。
その頃には、すでに知名度のある声優を起用するのではなく番組にいって新人を売り出すなど新しい名前がいっぱい出てきて僕なんかは把握できなくなってしまって離れてしまったのですが・・・
それらを振り返って思うことは「確かに内輪ねたばっかだな」ということですw
自分がアニラジ村の住民だったころは、どうでもいいパーソナリティー同士の交友関係なんかの一つ一つがミソでしたからね
一旦、村を出てしまうともう何がなんだか分からないのでもう戻れませんが・・・

しかし電波歌のポアロさんがラジオで活躍なさっているとは・・・世の中って不思議!?

投稿: 痴豚さいこー | 2008年3月 8日 (土) 05時12分

投稿: | 2012年1月28日 (土) 19時34分

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