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木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2007年12月13日(木)25:00-27:00)、木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(27:00-28:00)

木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(TBSラジオ、2007年12月13日(木)25:00-27:00)、木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(27:00-28:00)

最近、「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、木24:30-26:00)がよいという話をしたばかりだが、先週は木曜JUNK「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」(2007年12月13日(木)25:00-27:00)の冒頭でアンタッチャブル柴田英嗣が急性肝炎で入院したと聞いて、ついついそのまま聴いてしまった。

アンタッチャブル柴田が急性肝炎で入院(日刊スポーツ、2007年12月08日)

 アンタッチャブル柴田英嗣(32)が急性肝炎のため都内に入院し、6日深夜のラジオ番組で「ご心配かけてすみません」とファンにメッセージした。所属事務所によると、5日に「だるい」と体調不良を訴え、検査したところ6日に急性肝炎と診断され、都内の病院に入院した。TBSラジオ「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」に電話出演した柴田は、相方の山崎弘也(31)に「肝臓の何かの数値がすごいらしい。おれは元気だけど、体が悲鳴を上げている」と話した。

そして、聴取率調査週間(スペシャルウィーク)は山崎弘也ひとりでどのような番組になるのかと思い、今週も聴いてしまった。

今週は、番組冒頭で柴田が登場——という体で、弾丸ジャッキーの武田テキサスが柴田のモノマネで登場。正直言って、出だしで判ってしまったし、時どき関西弁のイントネイションが出てしまっていたりしたが、「柴田だよ、柴田! ブッチギリで柴田だよ!」など、いかにも柴田っぽいフレーズなどは愉しかった。

このまま2時間通すのかと思いきや、最初の10-20分程度でテキサスは退場。バナナマンが引き継いだ。バナナマンにリレーされてしばらくは笑い通しでとても面白かったのだが、番組の最初の40分を過ぎたころから明らかにダレ始め、「アイアイ」「水の精のモノマネ」など時どき面白いポイントはあったものの、聴いているのが苦痛になってきた。

テキサスが柴田のモノマネでいつも通りの放送を最後までやり通しても良かったのではないだろうか?

ダイヤルをいじって他局へ。

文化放送では「奥井亜紀の手紙」(文化放送、木25:30ー26:00)を放送していた。この人は、以前TOKYO FM で「まんたんMUSIC」(JFN、1994年-1997年3月、火、放送時間は失念)という番組をやっていた奥井亜紀だと思う、たぶん。奥井亜紀の「まんたんMUSIC」は何となくいい感じだったので当時よく聴いていた。歌声とトークのギャップが面白かった。番組内で曲が流れるのでアーティストなのは判ったが、奥井亜紀が誰なのか当時はよく知らなかった。もう少し高刺激な放送がその日の気分だったので、「奥井亜紀の手紙」からニッポン放送へ。

ニッポン放送では、言わずと知れた「ナインティナインのオールナイトニッポン」(ニッポン放送、木25:00-27:00)。出川哲郎、ほっしゃんなど、テレビの人気者がゲストに来ていた。テレビの人気者の登場に気分が萎えて、J-WAVEへ。

J-WAVEでは「山口隆のOH MY RADIO!」(J-WAVE、木24:30-26:00)が放送中。奥田民夫とトータス松本がゲスト。人によっては豪華と感じるかもしれないこの布陣も、私にとってはあまりワクワク感がない。テレビの歌番組が好きなひとにとっては愉しいのかもしれない。

結局、ダウンロードしておいたウェブラジオFMCのQIC vol.584(2007年12月9日(日)配信分)を聴くことに。今日聴いたなかでは、いちばん愉しめた。

聴取率調査週間(スペシャルウィーク)にテレビの人気者やメジャーなスターを登場させるやり方には、正直言ってガッカリさせられる。ラジオにはラジオ固有の面白味があると思っている私は、ラジオがラジオを捨てて聴取率を稼ぐやり方に失望する。ラジオはラジオなりの方法で証を立てるべきだと思う。

次の日の電車の中で、木曜日に録音しておいた木曜JUNK2「カンニング竹山 生はダメラジオ」(TBSラジオ、木27:00-28:00)を聴く。都内某所の河原からの生放送で、リスナーに代わって川に入って懺悔するという企画。最初は足だけ、徐々に全身、と「懺悔」がエスカレートしていく過程を竹山隆範自身が実況する内容で、ノンセンスさ、スケールの小ささ、ゲリラ性といい、非常にラジオ的で抜群の面白さだった。ニッポン放送とJ-WAVEは反省しなさい。

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